佐久間裕美子のレビュー一覧
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マリファナの歴史と知識を知るための本。
アメリカでマリファナが合法化されるまでのこと。解禁・合法化されてからのこと。そして、経済が大きく動いたマリファナ・バブル。
日本とアメリカでは、マリファナに対するイメージが全然違う。
本当にマリファナは、危険ドラッグ=悪なのか?
マリファナは「麻薬」なのか「奇跡の薬」なのか。
現在では、エイズ・緑内障・MS(多発性硬化症)・ガン、アルツハイマー病、パーキンソン病、てんかん、関節リュウマチ、統合失調症、PTSD、双極性障害、トレットシンドローム、糖尿病などの疾患に効果があると発表されている。
私的には、日本で、お酒とタバコが良くて、マリファナがダメとされる明確的な理由がちょっと分からなくて納得いかない。
ドラッグと薬は、表裏一体で、正しく使えば薬にもなりうるし、間違えば毒となる。
日本で風邪薬や咳止めを悪用している人が多いか?と言えば、ほとんどいないし。
医薬品として表の世界で販売すれば、裏の世界で出回ることもないのだし、ちゃんと管理できるのでは?とも思う。
結局は、各々で自分の適正量を守れるか。
お酒と一緒なのではないかと思う。 -
Posted by ブクログ
ニューヨーク在住の日本人女性ジャーナリストによる女性の生き方に視点をおいたエッセイ。著者の周りの素敵な女性たちについて書いてある。「素敵」と簡単に前述してしまったけど、優雅で素敵というわけじゃない。紹介されている多くの人がもがき、闘い、苦しみ、それでも自分らしく生きようとしている素敵さを感じることができる。
色眼鏡かもしれないけど、やっぱり日本の一般的な女性たちとは違うなと思う。それは、著者が題材になるだけど女傑を集めたからだろうか。いや、むしろそれよりもニューヨークがそういう街でそういう女性たちがわりかしそこかしこにいるのではないかしらん。
以前、著者のブログを読んでいた時期があって、そのときは男性誌に多く寄稿しているライターという印象だったし女らしさを廃している印象があったので、女性に焦点を当てているこの本はちょっと意外な感じだった。そのことは著者もエピローグなどで触れている。トムボーイの自分がこんな本を書くとは、って。でも、そういう立場じゃないと女性の生き方をクリティック(といっても批判一辺倒でなく客観的って感じかなぁ)に見ることできないだろうから、やはり書くべき人が書くべきテーマで書いた一冊。 -
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テロリストの息子という名のとおり、アメリカでテロを実行した父を持つザック・エブラヒムによる本。TEDがベースにあるためか、シンプルであっさりと読めてしまうが、彼の信念や目指す世界が感じられてとても良かった。
印象に残った言葉を引用する。
『争いを解決するために非暴力を示すことは 、受動的であることを意味しない 。被害者意識に甘んじたり 、侵略者の猛威を受け入れたりすることを意味しない 。必ずしも戦いを諦めるわけでもない 。その代わり 、敵対者をちゃんと人間と見なし 、彼らのニ ーズや恐怖を認識して共有し 、報復ではなく 、和解に向けて働きかけること 。』 -
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題名につられて読んでみた。
この本の著者は、1990年に起きたアメリカ本土で初めて人の命を奪った最初のジハーディストで、1993年に世界貿易センターの一度目の爆破事件の計画を立てる手伝いを服役中に行った。
当時7歳だった著者の半生が書かれている。
そして、時間が経過して著者が調べたりして、なぜ父親がこのような事件を起こしたのか?という事と自分の父と一緒に銃の打ちっぱなしに行ったことなどの思い出とリンクして話を進めている。
そもそも父親も、最初からジハーディストではなかった。
しかし色々な身の上の不幸な事故や事件、そしてその事件の結果受けた体制の差別的な扱い(イスラム教への偏見)などが重なり徐々に変わってしまったようだ。
ただやはり、彼の父親が行ったことは許される事ではない。
子供の視点で考えると、事件を起こしたらその家族も巻き込まれてしまう事は日本でもアメリカでも同じだという事。実際著者は小さいときその名前であの父親の子供という事で常にいじめられていたらしい。そして自分の運命を呪ったらしい。
またこの事件のような宗教上の対立から起きた事件では
事件を起こした方が社会的に悪いと報道だけを見ていると思ってしまうが同じ宗派や思想の人からは熱烈に支持され、寄付金などが入ってくること。
普通ならそんな不幸に落ちたら、同じ道か、違う道でもギャングなどになってしまうような気がするが、そのような道に進まずにいることは素晴らしく強い人だと思った。 -
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アメリカもついに人口の中心値が40をこえてきた。すなわち中年化していく。次の世代にどうしようか?を考える人が大半をしめてくる。そして金融危機などをへて、新しい消費層が台頭。それについて整理した本。
金融危機をきっかけに「生きる」ということをあらためて考え直した人が増加。
かつてのパンクやヒッピーといったかつてのカウンターカルチャーの旗手たちとの違いは、主流と共存しながら、自分の商売や表現を通じて自己の価値観を主張していること。
こういう層をヒップ(hip)」「ヒップスター(hipster)」と命名。
無駄を出さない、責任ある食べ方」
たとえばうちでは、牛をまるごと1頭購入します。無駄がないように各店舗のシェフで肉を分け、残った皮で靴やバッグを作ります」 肉は食べる、しかしどうせ食べるのであれば、責任を持って無駄なくすべてを利用する。それがアンドリューの提唱する食べ物との付き合い方です。
ブルックリンの文化復興運動
ベンダー(売り手)の多くが少量生産の作り手で、出店希望者が跡を絶たないことからオーガニックの食材や調理の工程にこだわったベンダーが多数集まっています。
ブルックリンに食のアルティザン(職人)文化
locavore(ローカヴォア)」という言葉を耳にします。自分が暮らす地域(理想的には半径100マイル=
ニューヨーク市で急激に増えている屋上農園
CSAは「食の定期購買」とでも言えばいいのでしょうか。プログラムに参加して、毎週、毎月と決まった額を前払いすると、定期的に農家や牧場から新鮮な食材が届きます。農場から運ばれる食材は指定のピックアップ場所に届きますが、その場所は、コミュニティ精神の強いオーガニック系のカフェやグルメ食材店であることが多い
にいい食料を作ること、栄養を考えること、未来の世代のために土地を大切にすること、旬のものを食べること。こういった価値基準は、何も私のオリジナルでも、新しい考え方でもありません。ファストフード文化には、せいぜい60~80年くらいの歴史しかない。
我々が生きているこの経済は『充分ではない』という考え方に特徴づけられている」
パタゴニア」は感謝祭になると「Dont Buy This Jacket」の広告を出し続けてきまし -
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自画自賛に終始する書きっぷりが鼻持ちならなくてあまりいい印象を持っていないこのシリーズだけれど、この本はその色合いがやや薄く(まったくないとは言えない)、興味深い内容だったのでそれなりにおもしろく読んだ。
現象としては、リーマンショックがもたらした経済的損失が価値観にまで影響を及ぼして、ウォール街の外で雨後の筍のごとく「小さい経済」が生じ始めている、ということらしい。
そういう流れが、食やファッションやいろんなところで起こっているよーという本。
一方で、そのムーブメントの流れの中で売られている割高な商品は、高額なファッションブランドの服を買うことや、高いレストランで食事をとることと本質的には変わっていないことにも気づかされる。
地産地消とか、無駄をなくすとか、理念はすばらしいのかもしれないけれど、ものを売る・買うという視点で考えると、実は何も進歩していない。「地産地消」「無駄をなくす」「自然に優しい」といった情報を付加価値にして割高でも買う理由を買い手に提供する。売り手は、原価コストや輸送費が低く抑えられるので利益率が向上する。
ビジネスとしては、リーマンショック前と何も変わっていない。
マーケティング手法が変わっただけのこと。
このシリーズには、物事を多面的に捉える視点が決定的に欠けている。 -
Posted by ブクログ
最近よく聞く、ポートランド中心の西海岸の文化と、その背景について分かりやすく解説。米国ではサブプライム危機を背景に、価値観の変化が起きた。消費一辺倒の文化に抵抗し、現代のITなどもうまく取り入れつつ、自分らしく等身大の生き方を追求する「ヒップスター」文化。その最初の啓発メッセージを発信したのが、パタゴニア社のイヴォン社長だったというから納得。
いま、日本に起ころうとしていること、これからの社会作りで関わっていきたいことがまさに書かれていたから読めて良かった。アメリカの文化シフトが20年後に日本に訪れる、という説もあながち間違いじゃないのかもしれないな、と。