佐久間裕美子のレビュー一覧
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世の中が、限られた少数の人々にとってどんどん便利になる中、その代償として賃金格差や環境破壊が急速に進んでいることを改めて思い知らされた。消費者の1人としてできること、「買うものを選ぶ」ということをすぐに実践するとともに、オーガニックやサステイナビリティという言葉が、単なるマーケティングのツールとして使われていないかまで、しっかりと見る必要があると感じた。パンデミックによって顕在化した問題に向き合い、人類が大事な学びを得るきっかけとなるパンデミック期間にできるように、ステークホルダーの1人として責任を持って行動したいと思わせてくれる本だった。
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Posted by ブクログ
ネタバレ「食べ物が安かったら誰かがどこかで損をしている」と言われてどう感じるでしょうか?
もしかすると、「別に自分は損してないしどうでもいい」と感じる人が居るかも知れません。また、「可哀想だとは思うけど、それが資本主義なんだから仕方ない」と感じる人も居るかもしれません。でも、その損をしている人が自分の身近に居る人だったらどう感じますか??
…みたいな説教くさい話は一切書いてなくて、ただただ、「お金があれば誰でも手に入れられるようなものを持つことはちょっとダサいよね」「そんなストイックにはやれないけど、テクノロジー革命の恩恵はしっかり受けつつ無理の無い範囲で自分らしさを見つけていきたいよね」「全部の持ち物をそうする事は難しいかも知れないけど、作り手の思いが伝わるものってやっぱり良いよね」みたいな感じの、アメリカ人の変わりつつある価値観について書かれた本。
やっぱりお金が無い時は価格の安いものに目がいってしまいがちだしそれはそれで仕方ないと思います。そして多分、僕自身もオーガニックやフェアトレード系の商品しか置いていないお店でしか買い物しないとかそういった極端な事はする気も無いです^^;。世の中を変えてやるとかそういった大それた事は考えていませんし、ひょっとするとただの自己満足なのかもしれませんが、無理の無い範囲で自分の身の回りの小さなところから自分がちょっと良いなと感じる行動をしていきたいと思いました☆また、それが目的になってしまうとおかしな事になりそうですが、そうする事で結果的に自分と同じ価値観を持った人たちが少しずつ自分の周りに増えていくとより良いな♪ -
Posted by ブクログ
アメリカでは少しずつ、「パーパスドリブン」な企業、長期的な持続性を重視する考え方が浸透しつつあるという内容があったが、日本では少なくとも自分の見える範囲ではこのような企業はかなり少ないような気がするが、アメリカの動きに倣ってこれから増えてくるのだろうか?
最後の章の、自分の生活の中でのサステイナビリティというところでは、サステイナブルのタグが付いている商品が本当にそうとは限らない、また、マーケティングに利用しているだけかもしれない。こんな時代に何を買えばいいのかわからない。そのジレンマに対する筆者の答えは、一つ一つの取引を考えながら行うこと、と言うのは納得した。 -
Posted by ブクログ
現職の大統領が狂信的な支持者をそそのかして議事堂になだれ込ませ、それをパーティーミュージックが流れる場所から画面越しに眺める。暴徒たちの浮かれた調子が闇を際立たせてちっとも現実味がない。こんなことが起きるのは、せいぜいゴッサムシティくらいのものだと思っていた。
よく映画のクライマックスで、正義の鉄槌を喰らった悪党が断末魔の叫びとともに化けの皮を剥がし、醜い獣の姿をさらしてのたうち回るシーンがある。対岸の大騒動はもとより、今まで通りの嘘やごまかしでは太刀打ちできないウイルスの猛攻に、あっけなく無能さをさらすこの国の舵取り役の醜態も、政治の世界が正気を取り戻す過程なのだと信じたい。
年末の一冊には佐久間裕美子さんの本を選んだ。歪んだ現実に踏み潰されることなく芽生えている新しい価値観や、見据えるべき心地良い生活にスッと焦点が合う。いくら待ってもこの世界線にバットマンは現れない。未来は、私たち(We)が何を選ぶかで決まっていくのだ。