佐久間裕美子のレビュー一覧

  • ヒップな生活革命 ideaink 〈アイデアインク〉

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    ネタバレ

    「食べ物が安かったら誰かがどこかで損をしている」と言われてどう感じるでしょうか?

    もしかすると、「別に自分は損してないしどうでもいい」と感じる人が居るかも知れません。また、「可哀想だとは思うけど、それが資本主義なんだから仕方ない」と感じる人も居るかもしれません。でも、その損をしている人が自分の身近に居る人だったらどう感じますか??

    …みたいな説教くさい話は一切書いてなくて、ただただ、「お金があれば誰でも手に入れられるようなものを持つことはちょっとダサいよね」「そんなストイックにはやれないけど、テクノロジー革命の恩恵はしっかり受けつつ無理の無い範囲で自分らしさを見つけていきたいよね」「全部の

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    2021年03月13日
  • Weの市民革命

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    アメリカでは少しずつ、「パーパスドリブン」な企業、長期的な持続性を重視する考え方が浸透しつつあるという内容があったが、日本では少なくとも自分の見える範囲ではこのような企業はかなり少ないような気がするが、アメリカの動きに倣ってこれから増えてくるのだろうか?

    最後の章の、自分の生活の中でのサステイナビリティというところでは、サステイナブルのタグが付いている商品が本当にそうとは限らない、また、マーケティングに利用しているだけかもしれない。こんな時代に何を買えばいいのかわからない。そのジレンマに対する筆者の答えは、一つ一つの取引を考えながら行うこと、と言うのは納得した。

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    2021年03月06日
  • ヒップな生活革命 ideaink 〈アイデアインク〉

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    自分の手の届く範囲で自分にしか作れないものを作ること、そうすることで自分の居場所を作ること。何かをコピーしたり、揺るぎない大きな物語を信じるのではない在り方。一人一人がこうした在り方を持っていくことは、分散的で民主的な社会につながりそう。実際につくるまでのハードルを下げることが大事に思える

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    2021年02月17日
  • Weの市民革命

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    まさに時代が動いているのだと実感させられる。本書の目次にある、『消費はアクティビズムになった』『コロナが前進させた社会のシフト』『自分ごとのサステイナビリティ』は、日々何となく感じていた変化を筆者独自の切り口で、わかりやすく紹介してくれている。最後に、筆者がこう述べている。『革命は起きるものではない。私たちが起こすものなのだ』
    山口周さんの著書ビジネスの未来の最後のくだりとリンクしていると感じた。

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    2021年02月13日
  • Weの市民革命

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    現職の大統領が狂信的な支持者をそそのかして議事堂になだれ込ませ、それをパーティーミュージックが流れる場所から画面越しに眺める。暴徒たちの浮かれた調子が闇を際立たせてちっとも現実味がない。こんなことが起きるのは、せいぜいゴッサムシティくらいのものだと思っていた。

    よく映画のクライマックスで、正義の鉄槌を喰らった悪党が断末魔の叫びとともに化けの皮を剥がし、醜い獣の姿をさらしてのたうち回るシーンがある。対岸の大騒動はもとより、今まで通りの嘘やごまかしでは太刀打ちできないウイルスの猛攻に、あっけなく無能さをさらすこの国の舵取り役の醜態も、政治の世界が正気を取

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    2021年01月11日
  • Weの市民革命

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    佐久間裕美子氏の価値観や宣言に触れて、こんにちは未来で言ってた散り散りのはなしがまとまって理解できた感じで、非常に良かった。アメリカの事を知る、という目的も十分で、ただそれ以上に、どういう観点で物事を捉えているのか・気になったことをある程度ちゃんと調べて自分の中での位置付けを定めること、のような、生き方っぽいのが知れて良かった。
    当たり前だが、さすが文筆家という感じで、硬さと緩さが適度な文体で、一気読みできた。

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    2020年12月27日
  • 真面目にマリファナの話をしよう

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    大変勉強になった。
    普段意識してないからかもだが、海外の情報はなかなか追えておらず、大麻=麻薬=ダメ、絶対という三段論法でずっとニュースを見てきた。
    日本もどれくらいか遅れて追いつく日が来るのかも。

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    2020年11月29日
  • 真面目にマリファナの話をしよう

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    日本にいると全くわからない、アメリカのマリファナ事情がよくわかる。アメリカでの大麻解禁がここまで進んでいることに単純に驚いた。この本では単なる海外事情というだけでなく、その背景の歴史が丁寧にまとめられている。
    解禁の背景にはには経済、哲学、政治、差別、人権、正義などなど、色んな要素が絡み合っていて、それを知るだけでもアメリカ社会を垣間見ることが出来た。

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    2020年09月27日
  • ピンヒールははかない

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    ニューヨークに住んで、やりたいことやって、自由に生きる。幸せ、だけじゃない現実。強く生きる女性の過去、悩み、妬み、傷。たくさんの葛藤と仲間の存在。この先、何を選んでも、自分らしく生きていける方法がきっとある。

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    2020年08月16日
  • 真面目にマリファナの話をしよう

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    最近CBD(麻に含まれる化学物質の一つで主に医療用として使われているもの)に興味があり本書を購入。本書は主に医療マリファナについてのアメリカでの歴史~その効能までを網羅したノンフィクション。マリファナの歴史の部分はかなり詳細で、規制&解禁を巡って時の大統領やミュージシャンまで影響力の高い人々が絡む経緯がドラマチックで面白い。 最近はドン・キホーテでもCBDを売っていたりと、合法なCBDや医療大麻は日本でも広まる(解禁される)ことが予想されるので、これら情報は常にキャッチアップしていきたいと思った。

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    2020年03月28日
  • 真面目にマリファナの話をしよう

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    何が本当なのかわからん
    が、悪い面でしかイメージに無かった僕には別の視点を与えてくれたかな
    医療目的なとことかね

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    2020年03月20日
  • 真面目にマリファナの話をしよう

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    違法であるはずのマリファナ接種が、プライバシーの侵害という名目で合衆国憲法下で無罪になる。あげくは緑内障やエイズに効果があると医学的にも肯定化されてしまう。一方、州財政の打ち出の小づちに見えたのか、各州合法化へ舵を切る。これがアメリカという国。たしかに大麻の医学的効果は米国だけでなく、世界で見直されてきている。しかし必ずあるはずの負の面が語られないのが気持ち悪い。まるでカジノがなし崩し的に合法化されていくかのごとく。

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    2020年01月27日
  • ピンヒールははかない

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    女性ならではのしがらみとか生きづらさを感じている人におすすめしたい本。女性だからこそ、自分の人生の舵取りを自分でできる方が幸せだなって思う。

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    2019年09月16日
  • 真面目にマリファナの話をしよう

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    合法化の波でまさかのマリファナバブルが起きているアメリカの真面目なルポ。禁止されているために起きている事、解禁したら起きた事、そもそもなんで禁止されたのかなど、是非を考えるために知るべき事が真面目に書いてあります。個人的にはお天道様の下で売れば切実な医療での需要にも応えられるし、悪い人は商売あがったりだよねと普通に思う。娯楽用だってお酒を飲むようなものじゃない?‬という感じ。

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    2019年09月15日
  • ピンヒールははかない

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    作者と、登場する女性たちがかっこよくて、共感するところも多く、一気に読んだ。
    離婚の理由のgrow apartという言葉は、うなずけた。
    心に残る言葉がいくつもあったけれど、少々読みづらい文体もあった。

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    2018年12月02日
  • ピンヒールははかない

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    結婚しなくてもいいかな、と思える本と渡された一冊。
    ふむ、まあたしかに。
    いろんな形、いろんな生き方があって、
    その都度悩んで、前を向いて、救われて。
    男性女性と区別するのもどうかと思いつつ、
    女性って生き物は
    話をしながら癒されていく生き物なのだなあと
    近ごろしみじみ思う。

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    2018年08月05日
  • ピンヒールははかない

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    ネタバレ

    佐久間氏のお母様の「選んだ道が最善の道よ」という言葉に尽きる気がします。どんな人生のどんな選択も価値があるはず。

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    2018年06月16日
  • ピンヒールははかない

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    佐久間さんの「ヒップな生活革命」でブルックリン等に起こっている新しいライフスタイルに、とてもポジティブな息吹を感じて楽しく読ませてもらった。
    新著は、ちょっと違った切り口の作品。
    佐久間さんが、ニューヨークに約20年生活する中で、自分や自分の友人達、とくに逞しく生きる女性達について綴ったエッセイ。
    自分のヒストリーを曝け出すことを意識しているのではないかと思ったが、特にトランプ時代における女性像、逞しく生きる女性像とは、飾ることの対極にあるものなのだろう。
    「ヒップな生活革命」を読んで、日本で活かせることが沢山あるのではないかと思ったが、この本を読んでも同じことを感じた。
    ニューヨークの方が生

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    2017年09月03日
  • ヒップな生活革命 ideaink 〈アイデアインク〉

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    ブルックリンに行くと、今まで経験したことのない、新しい息吹のようなものを感じる。本著は、その漠とした雰囲気を「ヒップな生活革命」として明らかにしてくれた。
    著者は、長くアメリカに滞在し、現在、ブルックリンの住む。その実体験、インタビュー等を通じた現場の生の情報から、変わりゆくアメリカ人の意識、そしてそこから生まれる新しい生活スタイルを「ヒップな生活革命」と名付けた。
    ここで、著者は「新しいアメリカ人」を定義している。
    一言で表現するのは難しいのだが、社会の歯車になることを嫌い、生活の充実感を重視し、人との繋がり、コミュニティを大切する。衣食住については、オリジナリティを大切にし、大量生産商品を

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    2016年10月11日
  • ヒップな生活革命 ideaink 〈アイデアインク〉

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    発行から結構たっているので、今更な話題もあったけど、まだまだ知らないネタもありつつ、、これからの生き方に参考になればと。

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    2016年07月20日