佐久間裕美子のレビュー一覧
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ネタバレ50代の佐久間さんの等身大が、(良い意味での)かっこ悪さが、迷いが、そして時々吹っ切れた感も、様々な感情が書かれている。
私より少し年上の佐久間さんの体験や消化した思いは、自分のまさに今とタイミング的に合うところが多くて共感するのだ。
「ピンヒールははかない」で書かれていた「幸せ」の話がとても好きだった。
この本の中にも「ピンヒールは、、、」を書いた時のことが度々出てくるのだけど、その頃から気持ちも考え方も生活も変化があったのだということが伝わってくる。
私もあの時にあの本を読んでいたから、きっととても響いたのだろうと思う。
そしていまこの年齢でこの本を読んでよかった。
この本を読んだのはたまたまなんだけど、体のこと、誰かの死と向き合うこと、女であること、人間関係のこと、心の変化のこと。
何も正解はなくて、ノウハウ的なことも一切ないけど、ただただ、いろんなことが変化して、自分も変わっていくし、迷ったり、苦しんだり、自分の知らなかった自分の感情にであったりもするのだ。50を過ぎても。
でも歳を重ねて楽になっていく感じは伝わってきた。
今日もよく生きた、と思えるなら、それで良いのだと思う。
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Posted by ブクログ
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春なのと、年齢的なこともあって
最近は頑張ってピンヒールを履いている。
だからタイトルとおしゃれな表紙に惹かれて読んでみた。
想像通り、バリキャリ女性がニューヨークで暮らすエッセイ。しかも翻訳者だから、文の組み立てがお見事です。
比べるのは失礼だけど、ブレイディみかこさんを思い出す文体で、好きだなぁ。
「コミットするシングル生活」がいまの自分には、響いた。くっついたり、離れたりを繰り返して5年も一緒にいてくれた彼とお別れしたことのが理由かな。「シングル=不幸」ではないって、言い切れる女と女と女たち。
タフに生きている女性たちを読み進めて行くと、
弱さや孤独を受け入れつつ、しなやかに前を向いているわたしの友人たちを思いだしました。
みんな、生きてる。
ちなみにタイトルは
I don’t wear pumps.(時間は短く、やりたいことはいくらでもある。だから自分の足を減速させるヒールは履かない、の意)から。
でもTバックははくんやろ?って、ほりよしこさんの帯も最高。
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ミレニアルやジェネレーションZ世代を中心としたアメリカの市民運動を紹介。「私が」から「私たちが」に変化することでより強くなれる、ということなのでしょう。企業も積極的に発言することで市民からの支持を得たり拒否されたりするわけで、分断の進むアメリカでその立ち位置は難しそうですね。SNSに影響され右寄りの意見が多い日本の若者達と比べるとかなり空気感は違うようです。
消費活動がある意味積極的な社会発言になる、ということでしょうが、そもそもその消費は必要なのか?、単に企業のプロパガンダに踊らされているだけではないのか?、など疑問を感じたところもちらほら。 -
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犯罪加害者の家族に向けられる差別的な視線や、それを避けるために繰り返される引っ越しなど、「犯人」その人だけでなくその配偶者や両親・子どもにも多大な影響があります。
とりわけ、その犯罪が「テロ」であればなおさらです。
著者の父親は、アメリカ史上初のイスラム過激派による暗殺テロの実行犯である他、その後の爆破テロにもかかわったとして、終身刑を宣告されているアラブ生まれの男。
彼がどのような経験をしてイスラム過激派の思想に共鳴していったのか、またそれによって家族がどのように壊れていったのか、そしてまたその息子である著者がどのような経緯で非暴力と平和を訴えるようになったのか、赤裸々に描かれています。
日記体で読者に語り掛けるように言葉が選ばれているので中学生でも読みやすいと思います。
「過激派として他者に非寛容な態度を取り、テロ攻撃に踏み込む」というイスラム教のステレオタイプは間違いであることや、どれほど悲惨な状況におかれていたとしても怒り(テロ行為)という手段で自らの主張を表現しようとすることは許されないということをひしひしと感じさせてくれる一冊です。 -
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マリファナ?大麻?
幻覚とか見ちゃう系のやつ??知らんけど。
…って程度の認識しかない私が通りますよ。
かの自由の国、アメリカでも違法とされていたマリファナが、なぜ、どうやって合法化の流れに乗ったか、なぜ危険ドラッグとして、厳しい取り締まりの対象になっていたのか、著者の取材を時系列で追う形でまとめられていました。
面白かったかと言われれば…?うーん、別にそんなに愉快な本ではない。でも、興味深い内容ではありました。
最終的な感想は、違法にしたり合法化したり、忙しいなぁ、政治家は勝手やで、かな(笑)
とりあえず、ネットの聞きかじりで「大麻はさぁ、覚醒剤とかとは違うし。ある意味酒よりも安全な嗜好品なんだよ?」とか言ってる、皆とは違う俺カッコイイ民は10回読んだほうが良いです。
ちなみに私は、これを読んでも嗜好品としての合法化が是とは思わなかったです。ただ、医療用としての利用研究は進むと良いな。 -
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ネタバレ国外で大量生産・国内で大量消費の社会から、身近なところで作られたものを買う社会へと変わっていくアメリカが紹介されていました。
地産地消は直売所あるし、旬のものを食べることも日本はやってたので目新しい所ではありません。この本が10年前くらいの出版だし。。ファーマーズマーケットとなると横文字だけれど、直売所というと途端に道の駅に。
でも、服飾やカルチャーも地産地消(?)というのはアメリカからのムーブメントなのだなと思いました。今でこそminneやBASEみたいなのあるし、ZINEも増えたけれど。
でもなんかこう…この企業理念が素晴らしい、に時折息が詰まる感じがしました。ビジネスなので成功しなければならないけれど、目が行き届いて誠実に作れる範囲で始めたはずのブランドが「このムーブメントがきてる!」みたいに系列店増やしていったりするのも(???)と。資本主義の難しいところです。経営者やクリエイター側に立ったことが無いのでこういう感想になってしまうけれど、この立場な人たちが読まれたらまた違う感想になるのでしょう。
「企業理念に賛同するから買う」もNot for Meだなと思います。商品の宣伝はしないといけないけど、そのものが良かったり気に入ったりしたら、企業理念をアピールしなくても買われる気がします。「このへんのこれ美味しいから商品にして販売・流通させる事にした。美味しいから食べてみて!!」はアリ。美味しいはつよいです。
あるムーブメントをそのまま取り込まずに、背景などを知ってから…というのを改めて気を付けたいです。そのまま取り込むと表面だけのものになって廃れるのが早いので。 -
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アメリカ、特にニューヨークにおける社会の変化、ミレニアル世代の考え方などが理解できる本。
ミレニアル世代は世代別購買力で年間6千億ドルと高い購買力を持つ。その後に続くZ世代と合わせ共通するのは圧倒的にリベラルでプログレッシブな価値観。人権尊重、姓のアイデンティティが流動的で、格差是正、福祉や環境問題において政府がより役割を担うべきと考えている。
ギクワーク経済で恩恵を受けて所得を増やしたのは、副業タイプだった。独立の夢を買った人々は正社員並みの忙しさでまた保証なしの搾取される構図になった。
BLMが大きく異なっていたのは、白人の活動参加率が非常に高かったこと、白人が黒人のために立ち上がった
購買の仕方には力がある