佐久間裕美子のレビュー一覧

  • ピンヒールははかない

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    著者の周りにいる強くたくましく生きる女性の話。
    いろんな生き方があると思うけど、違う文化圏なのでいまいち感情移入できずに流し読みして終了。

    覚えておきたいフレーズ。
    「選んだ道が最善の道よ」別の道を選んでいたら...考えがちな悩みですが、その別の道を選んでいたらどうなっていたか、という仮説に対する答えは永遠に謎。自分の選んだ道をベストにしていくしかない。

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    2024年03月25日
  • ピンヒールははかない

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    自分の生き方が間違いではなかったと、不安になってしまうから、誰かに承認してほしい。けれど、自分の選んだ道が正解かは誰にもわからない、自分自身が選んだ道を正解にしていくのだ、という強い意志を感じるエッセイでした。
    生きていると多かれ少なかれ感じる、女性であることの辱めに関してや、シングルのままでいいのか、結婚した後も子どもを産むか否かの選択・・・。その一つ一つの選択は、本人やパートナーが決めていくしかない。でもそれを少しでもより良いものにしたいと考えるからこそ、人は悩むのだと思う。色々な人の考え方に触れられて良かった。

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    2023年11月13日
  • Weの市民革命

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    若い人の政治的な関心は消費行動に現れている。自分勝手ではなく、持続可能な地球、差別などに対する主張を示す。
    企業は株主のためだけではなく、ステークスホルダーが広がり、サスティナブルや民主的などが問われている。つまりそれが消費行動の要因となる。
    企業の存在意義は利益を出すことだけではなく、目的の達成を目指す。従業員もその目的を共有すると生産性は向上し離職率も下がる。社会の中で明確な存在意義をもつ企業が成功する。コロナはよりこれを促進させた。

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    2023年07月29日
  • ヒップな生活革命 ideaink 〈アイデアインク〉

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    ネタバレ

    国外で大量生産・国内で大量消費の社会から、身近なところで作られたものを買う社会へと変わっていくアメリカが紹介されていました。
    地産地消は直売所あるし、旬のものを食べることも日本はやってたので目新しい所ではありません。この本が10年前くらいの出版だし。。ファーマーズマーケットとなると横文字だけれど、直売所というと途端に道の駅に。
    でも、服飾やカルチャーも地産地消(?)というのはアメリカからのムーブメントなのだなと思いました。今でこそminneやBASEみたいなのあるし、ZINEも増えたけれど。
    でもなんかこう…この企業理念が素晴らしい、に時折息が詰まる感じがしました。ビジネスなので成功しなければ

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    2023年03月06日
  • Weの市民革命

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    アメリカがなんとなく好きなので、コロナ前~コロナを経ての状況、時代のムーブメントがよくわかり勉強になった。

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    2023年02月14日
  • Weの市民革命

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    一つひとつの消費行動が主義主張になりうる
    その製品がどのようにつくられているかに関心を持ち、正しいものに投資する

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    2023年01月26日
  • Weの市民革命

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    アメリカ、特にニューヨークにおける社会の変化、ミレニアル世代の考え方などが理解できる本。

    ミレニアル世代は世代別購買力で年間6千億ドルと高い購買力を持つ。その後に続くZ世代と合わせ共通するのは圧倒的にリベラルでプログレッシブな価値観。人権尊重、姓のアイデンティティが流動的で、格差是正、福祉や環境問題において政府がより役割を担うべきと考えている。

    ギクワーク経済で恩恵を受けて所得を増やしたのは、副業タイプだった。独立の夢を買った人々は正社員並みの忙しさでまた保証なしの搾取される構図になった。

    BLMが大きく異なっていたのは、白人の活動参加率が非常に高かったこと、白人が黒人のために立ち上がっ

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    2021年08月06日
  • 真面目にマリファナの話をしよう

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    アメリカ各州でマリファナが合法化、非犯罪化になるまでの歴史が詳しく書かれており、また、マリファナ自体についても事細かく説明されているため、マリファナやその周りの出来事に関しての理解が深まった。

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    2020年09月29日
  • ピンヒールははかない

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    ニューヨークに憧れている。
    作者がニューヨークで感じる、そして触れ合ってる女性たちに関するエッセイ。
    政治的な話もあるし、私にはピンとこない点も多々あるが、
    それが日本を飛び出し、他国で奮闘してるって事なんだろうな~
    私は日本でぬるま湯に浸かり過ぎてるんだろうな、って感じました。

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    2020年02月15日
  • 真面目にマリファナの話をしよう

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    カンナビスの事、全く知らなかった。
    中毒性のあるものは、社会の悪とされるべきだが、相対的かつ科学的な評価も必要。
    スマホゲームに熱中している情けない大人を見る度に、これならカンナビスを嗜好する方が許されるべき事と思う。次の投資先になるアイテムだ。なお、山田賢司には失笑。

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    2019年11月07日
  • 真面目にマリファナの話をしよう

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    マリファナの歴史と知識を知るための本。
    アメリカでマリファナが合法化されるまでのこと。解禁・合法化されてからのこと。そして、経済が大きく動いたマリファナ・バブル。

    日本とアメリカでは、マリファナに対するイメージが全然違う。
    本当にマリファナは、危険ドラッグ=悪なのか?
    マリファナは「麻薬」なのか「奇跡の薬」なのか。

    現在では、エイズ・緑内障・MS(多発性硬化症)・ガン、アルツハイマー病、パーキンソン病、てんかん、関節リュウマチ、統合失調症、PTSD、双極性障害、トレットシンドローム、糖尿病などの疾患に効果があると発表されている。

    私的には、日本で、お酒とタバコが良くて、マリファナがダメと

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    2019年09月24日
  • 真面目にマリファナの話をしよう

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    これ一冊で概要体系的にまとまってます! というような親切な本ではないが、難しい内容でもないし丁寧だと思う。導入の一冊として満足。誤字とか筆の荒らさによるミスリードがある感じは気になる。
    日本ではほとんど争点も体系もわからないので、ひとつの本としてまとめて読めるのはとても良い。
    犯罪であった背景、薬効や可能性、非犯罪化の過程にある民主主義や各種運動などは示唆に富むと感じた。

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    2019年09月18日
  • ピンヒールははかない

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    自らニューヨークにて仕事して生活して、日本にはないカルチャーに触れてこられた著者の女性ならではな生き方エピソード。
    狭くて窮屈な昨今の日本との違いが露わになってて、なるほど面白い、世界は広い=日本のちっぽけさを感じた。
    ニューヨーク、死ぬまでに行かなくては。

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    2019年08月11日
  • ピンヒールははかない

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    ニューヨーク在住の日本人女性ジャーナリストによる女性の生き方に視点をおいたエッセイ。著者の周りの素敵な女性たちについて書いてある。「素敵」と簡単に前述してしまったけど、優雅で素敵というわけじゃない。紹介されている多くの人がもがき、闘い、苦しみ、それでも自分らしく生きようとしている素敵さを感じることができる。
    色眼鏡かもしれないけど、やっぱり日本の一般的な女性たちとは違うなと思う。それは、著者が題材になるだけど女傑を集めたからだろうか。いや、むしろそれよりもニューヨークがそういう街でそういう女性たちがわりかしそこかしこにいるのではないかしらん。
    以前、著者のブログを読んでいた時期があって、そのと

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    2019年02月17日
  • ヒップな生活革命 ideaink 〈アイデアインク〉

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    “ヒップ”とはヒップスター、つまり大量生産・大量消費を良しとせず、衣食住に独自の価値観を持ちながらも、デジタルの恩恵を受けているクリエイティブな人々のこと。
    ポートランド、ブルックリン、デトロイトなどの地域で、彼らヒップスターによる新しい生き方が提唱されるアメリカの実例をもとに、これからの日本人の生き方を考えさせられる。

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    2017年02月24日
  • テロリストの息子(TEDブックス)

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    1990年11月5日。メイル・カハネ暗殺事件の容疑者(後に有罪判決)エル・サイード・ノサイルの息子が幼少期から1999年7月までの体験を書いたもの。

    2001年9月11日のアメリカ同時多発テロ事件には、少しだけ触れている。

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    2016年07月17日
  • テロリストの息子(TEDブックス)

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    テロリストの息子という名のとおり、アメリカでテロを実行した父を持つザック・エブラヒムによる本。TEDがベースにあるためか、シンプルであっさりと読めてしまうが、彼の信念や目指す世界が感じられてとても良かった。

    印象に残った言葉を引用する。

    『争いを解決するために非暴力を示すことは 、受動的であることを意味しない 。被害者意識に甘んじたり 、侵略者の猛威を受け入れたりすることを意味しない 。必ずしも戦いを諦めるわけでもない 。その代わり 、敵対者をちゃんと人間と見なし 、彼らのニ ーズや恐怖を認識して共有し 、報復ではなく 、和解に向けて働きかけること 。』

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    2016年05月18日
  • テロリストの息子(TEDブックス)

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    題名につられて読んでみた。

    この本の著者は、1990年に起きたアメリカ本土で初めて人の命を奪った最初のジハーディストで、1993年に世界貿易センターの一度目の爆破事件の計画を立てる手伝いを服役中に行った。

    当時7歳だった著者の半生が書かれている。
    そして、時間が経過して著者が調べたりして、なぜ父親がこのような事件を起こしたのか?という事と自分の父と一緒に銃の打ちっぱなしに行ったことなどの思い出とリンクして話を進めている。

    そもそも父親も、最初からジハーディストではなかった。
    しかし色々な身の上の不幸な事故や事件、そしてその事件の結果受けた体制の差別的な扱い(イスラム教への偏見)などが重な

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    2016年03月31日
  • テロリストの息子(TEDブックス)

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    TED Talkとあわせて読むといいです。実母の「人を憎むのは、うんざり」に心打たれます。差別、偏見や憎しみは、悲惨な結果と悪循環しか生みません。

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    2015年12月30日
  • ヒップな生活革命 ideaink 〈アイデアインク〉

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    ・新しいアメリカ人のスペック=ヒップな人の定義
    └自分でいいもの・悪いものを取捨選択できる人、新しい技術をうまく取り入れている人

    ・コーヒー文化に見る「サードウェーブ」
    └クオリティの改善と生産環境への配慮、労働者への配慮

    ・元からあるものをアジャストして再び見直す

    <まとめ>
    他のムーブメントのストーリーを理解、共感、咀嚼して自分がいる場所でしかできないことを創作すること。

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    2015年05月10日