長沢栄治の作品一覧
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「長沢栄治」の「うつりゆく家族」「エジプト革命」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
平凡社新書 622
エジプト革命
アラブ世界変動の行方
著:長沢 栄治
難書 けっこう読むのが大変だった。何回か目を通しました。
用語が統一されていなかったり、大きなテーマでの区分ではなく、総花的な解説であったり、時代を行ったり来たりで大変でした。
巻末にある年表に書き込みをしながら、イベントをおった。
しかも、エジプトというか、中東に絡むいくつかのプロットがあって、一筋縄では、理解が追い付かないのである。
当時の首相、大統領
エジプトの国政
干渉してくる大国(特に、アメリカの場合はその大統領
イスラエルと、イスラム周辺国の情勢、影響
①オーラビ革命以前 (~ 1881)
Posted by ブクログ
アラビア語では運動を表す語がいくつかあり、サウラが「指導され、合意された特定の目的を目指す広範囲で激しい運動であり、馴染みのあるインティファーダは「時間的にも空間的にも制限されたサウラ」であると定義される。しかも、パレスチナの人々がインティファーダと自分たちの活動を称したのは、中東の独裁者が起こしたクーデターをサウラと名乗っていたことへの反発から来ているというのは面白かった。
エジプトの革命では、「腐敗」と「抑圧」が2本の柱となって、起こったとしているが、今の日本では「抑圧」はあまり感じられないが、「腐敗」は相当程度に進んでいると思うのは私だけだろうか。目立ってメディアが報道しようとしないだ
Posted by ブクログ
職場の本屋の平積みからタイトルで購入。
アラブの革命は注意していたいから。
長沢先生は、東大の教授でこのご専門らしく、アラビア語も堪能。アラビア語のうんちくも多く、また、アラビア語でたぶんかかれた現地の文献の引用も多い。
しかし、今のエジプトの現状を知ろうとしたら、やはり、関係者の現場でのインタビューではないか。
その意味では、ちょっと、分析があまいような気がする。根拠がまったくないが、読後の印象。
(1)若者、民衆の立場を高く評価しているが、もしかしたら、軍部がムバラクを見限っただけで、軍部が中心なのは何もかわっていないのではないか。
(2)ムスリム同胞団やイスラム主義者が