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三田さんの謎
いくつになっても世を照らし続ける謎多き大女優として、得られたもの、決意したこととは? 「お金がぜんぜん貯まらない」「息子より孫がかわいい」「買い物は即断即決」…… ちょっと変わっているけれど、どこか笑えて、思わず共感してしまう、三田さんの舞台裏。 謎01 70歳をすぎてとたんに忙しくなった謎 謎02 夜ふかししてもお肌ツルツルの謎 謎03 声がいつまでも若いままという謎 謎04 メールより電話の方が気持ちが伝わる謎 謎05 大女優なのに台本を書き写す謎 謎06 冷蔵庫の中を食べきってもたらない謎 謎07 「家政婦の三田さん」がSMAPと共演した謎 謎08 高額納税者なのにお金がぜんぜん貯まらない謎 謎09 「毒マグロ貴婦人」の着ぐるみがなぜか我が家にという謎 謎10 ドキドキハラハラに強い謎 ……ほか -
ミ・ファミリア
悲しいのに笑い、泣きながら踊ったベネズエラの日々――ベネズエラ人彫刻家の夫、その家族、激動する南米の政治と文化の違いに翻弄された日々。そして……。ベネズエラの庶民を迫力あるエピソードで描いた、楽しくてちょっぴり悲しい物語。(以下、解説より)陽気な音楽とともに歌い踊るラテンアメリカの人びとは、このような社会を生きているのである。忘我のダンスの胸中には、絶望と紙一重の思いが秘められているのかもしれない。あえて断言するなら、ラテンアメリカの人びとは「陽気で、明るい」のではない。彼ら・彼女らは、「陽気に、明るく」生きているのだ。その陽気さも明るさも、悲しみや苦しみと表裏一体なのである。苦境のどん底にあっても踊り明かして鬱憤を晴らし、家族の失態をジョークのネタにして解毒し、自分の不遇を笑い飛ばして明日の活力を生み出す……そうした人びとの姿を活写した本書は、ラテンアメリカの文化・社会・政治に関する出色のエスノグラフィ(民族誌)にもなっている。 -
信じた道がいつか本当の道になるように
「誰にでもできるけど、誰もやろうとしないこと。俺はそんなことに挑戦しようと思った」と徒歩日本一周の動機を語る著者は、同級生が就職していくなか、某年4月1日のエイプリルフールの日に、東京ディズニーランドから徒歩日本一周の旅に出た。数々のハプニングにもめげず、ひたすら歩き続けながら、721日かけて本州、北海道、九州、沖縄、四国の沿岸を踏破する。途中、通常では考えられないトラブルを持ち前の明るさとユーモアで乗り越え、人の温かさや冷たさなどを経験しながら、著者は人間的に大きく成長していく。笑えるエピソードも満載で、年齢関係なく楽しめる読後感さわやかな一冊。大仁田厚さんが「俺が断念したことを彼はやり遂げた」と、熱烈な推薦文を寄せている。 -
柔軟な人生計画術 絵本からAIまで
変化を恐れるな。人生は何度でも描き直せる。 生成AIの登場で雇用市場は激変し、転職・起業が当たり前の時代が到来した。 人生計画は一度立てたら終わりではない。変化に応じて柔軟に刷新し続けることが、可能性を最大限に発揮する鍵となる。 本書では、マンダラチャートから最新AI活用法まで、各年代の人生計画術を解説。 さらに複数回の転職体験を振り返り、実際にAIを使って立てた人生計画の実例も公開。 理論と経験が融合した、新時代の人生指南書。 -
砂漠のわが家
ガゼル、ラクダ、イヌ、ハト、ウマ、ネコ、ウサギ、ウシ、ヤギ、ヒツジ、ニワトリ、オット…… ぜーんぶ、うちの家族なんです。 UAE(アラブ首長国連邦)人の夫と結婚して、UAEに移り住んだ日本人の著者。 砂漠の家で新婚生活を始めた二人は、「気ままに生活したいし、動物を飼うのはやめよう」と約束します。 ところがそれから10年、気付けば11種約200匹の動物に囲まれていたのです! 本書ではUAEの広大な砂漠を背景にした、アルケトビ家の動物たちの愛らしい写真を掲載。 巻末のエッセイでは、それぞれの動物たちとの出会いに触れ、また日本人にとってなじみの薄いUAEでの生活の一端を紹介しています。 アラブの砂漠で200匹の動物たちが、のんびり気ままに、ゆるゆる暮らす様子が楽しい、ほっこり癒されフォトエッセイ。 -
かげろうの日記遺文
原点『蜻蛉日記』の中に僅か数十行しか記述はされていない町の小路の女〈冴野〉は、学問も名もない下賤の女ながら己れのすべてを男に与えて消え失せた、妖しい女であった。室生犀星は『日記』の書き手紫苑の上以上にこの女を愛し、犀星自身の消息を知らぬ生母ハルの身の上に重ねて物語り、限りない女性思慕の小説とした。川端康成をして、当時、“言語表現の妖魔”と迄言わしめた野間文芸賞受賞の名篇。 (※本書は1992/10/1に発売し、2022/3/10に電子化をいたしました) -
きれはし
2018年8月27日、私はとんでもなく金がなかった。 はっきり言って、6円しかなかった。――「まる子」より ★はじめての小説『黙って喋って』で島清恋愛文学賞受賞し、 文章力には定評のある著者の、 下積み時代の日々の「きれはし」をまとめたエッセイ集、文庫化!★ 小銭になるかもと望みをかけネットで日記を書きだした日。 ナンパを期待したコリドー街を8往復したのち、 「あだ名はポン、職場ではロンと呼ばれる」 と名乗って始まった28歳のときの恋愛。 芸人を辞めた彼女たちについて。 ようやく自分への褒美に香水を買えたときのこと……。 どこか可笑しくて、なぜか優しくて、ときどき切ない――。 下積みの日々を、独特でどこか可笑しみもある筆致で綴った、 著者初のエッセイ集! 【目次】 文庫版によせて はじめに まる子 宇宙 方言 タイムリープ 岐阜営業 コリドー サマージャム 彼女たちについて バイト ドンキのジーパン 電子書籍 春はスピッツ お客 2020 香水 チェックリスト おわりに 文庫版あとがき 解説・つる(太陽の小町) -
ハイライトには残せないけど、生きていた日
他の人と比べて落ち込んでしまうみんなに。 なにをやっても上手くいかないと思ってしまうみんなに。 そして、いつもひとりで頑張っているみんなに。 なにもしない日があってもいい。 でも、そんな日でも自分と向き合って、自分の人生を生きることだけはやめたくない。 不安や悩みを受け入れて、「自分」を生きるヒントになる、優しくて強い言葉たち。 〇「いいね」にとらわれる必要なんてない 〇「自分らしさ」を見つけて、自分史上いちばん可愛くなる方法 〇ひとり時間は、自分の心を育てるための準備期間 〇自分の行動、感情の主導権は、いつだって自分で握る 〇自分を大切にするとは、孤独を乗り越えて自分と向き合うこと 〇ちゃんと生きるっていうと重いけど、一度きりの人生、記憶に残る瞬間を過ごしたい。 目次 第1章 ほとんどは「そうじゃない日」だから -完璧じゃない自分を好きでいるために 第2章 人間関係は意外とあいまい -他の人との向き合い方 第3章 私だけの「ひとり時間」と「セルフケア」 -心を軽くするヒント 第4章 一度きりの人生、あなたはどう生きる? -将来のこと 第5章 いつも頑張ってるから、大丈夫 -自分との旅を楽しもう -
誰かのルールで、美しくならない。
「美しさに、正解なんてない。」 誰かの”正しさ”や”常識”に縛られて、自分を見失いそうになる時代に、 Zutti Mattiaは、自分だけの「美しさ」を信じて生きてきた。 2歳で両親が離婚。母と兄はうつ病を患い、「自分がしっかりしなきゃ」と奮い立った幼少期。 いじめを受け、”周囲となじめない自分”に疑問を抱いていた小学生の頃―― 祖母の「ダサい服を着てたら何も変わらない」という言葉が、Zuttiを”おしゃれ”へと導いた。 9歳のある日、青のマジックでくちびるを塗った。 その瞬間、自分の中に眠っていた何かが目覚めた。 ファッションやメイクは、心を立て直し、自分を肯定し、自分を表現するための”武器”だった。 SNS総フォロワー173万人超。 唯一無二のビジュアルと、ポジティブで”ありのまま”な発信で支持されるZuttiが、初めて明かす”心の履歴書”。 本書には、葛藤と再生の物語、ジェンダー、美しさへの哲学、SNSとの向き合い方、 そしてフォロワーにも語ってこなかった”本音”が詰まっている。 「”美のかたち”は人の数だけある。だから、自分が”なりたい自分”を信じていい。」 読むたびに、自分の”好き”を信じたくなる。 『誰かのルールで、美しくならない。』― ”自分のまま”で生きていくための、強くてやさしいエッセイ。 -
人生のレシピ 百歳人生の愉(たの)しみ方
ついにシリーズ最終巻! 自分の体だから自分で判断すればいい。それが私の養生です。 最終巻のテーマは「老いのたのしみ」。人生百年時代の後半生をどう生きるか――そのヒントを示す目的で始まった本シリーズの核となったのは「我流の養生法を試しながら年をとる」、その一言につきた。「養生を遊ぶ。それは、老いの孤独をたのしみへと変換する一つの方法論ではないでしょうか」。92歳になった「生き方の先輩」五木寛之が「人生の総決算」と位置づけるシリーズの完結編。球界一の読書家・栗山英樹氏との特別対談『五木寛之×栗山英樹 「対話」の力』と同時発売! 【内容】 第1章 人生の後半をいかに楽しむか 第2章 シフトダウンして生きる 第3章 「自分の適温」で暮らす 第4章 無理をしないで無理をする 第5章 楽しみながら――それが私の養生法 第6章 自己流養生法の見つけ方 -
人生のレシピ 日々の歓びの見つけ方
〈よろこび上手〉こそ、苦しい世に生きていく知恵です。 今回のテーマは「趣味・娯楽・嗜好」。「毎日がとてもしんどく感じられたころのこと。一日に一回、どんなことがあってもよろこぶ。そう決心しました」と語る五木さん。引き揚げ時に口ずさんだというセンチメンタルな昔の歌から、極貧生活に活力を与えたロシア民謡や和製シャンソン、作詞家・原作者として携わった歌謡界と映画界、さらには知る人ぞ知る、無類の犬好きの側面まで、日々生きていく糧になったという趣味・娯楽の思い出の数々を披歴する。91歳になった「生き方の先輩」が贈る人気シリーズ、第9弾! 【内容】 第1章 昭和歌謡の天才たち 第2章 国境を越える「音楽」 第3章 「ロシア民謡」と日本人 第4章 映画原作者のひそかな願い 第5章 新時代の映画監督たち 第6章 私とペットとの関係 -
人生のレシピ 異国文化の楽しみ方・味わい方
異国の歴史や伝統に触れる。それは、知らない自分との出会いです。 今回のテーマは「異国文化」。居場所を定めないデラシネ人生を送るなかで見聞きした、さまざまな土地の景観や音楽が、自分の人生を彩り豊かなものにしたと語る五木さん。「晩年を過ごすのはスウェーデンかフィンランドか、やっぱりラテン系の国でのんびり過ごすのもいいな。そんなことを思っているこのごろです」。91歳になった「生き方の先輩」が贈る、人生百年時代を豊かにする必読ガイド、第8弾! 【内容】 第1章 才能を引き寄せるパリ――フランス 第2章 成熟した大人の国――スペイン、ポルトガル 第3章 個人が行動に責任を持つ国――イタリア 第4章 自由に生きるために――ギリシャ 第5章 北欧三か国の思い出――フィンランド、スウェーデン、ノルウェー 第6章 それぞれの個性が際立つ南米の国――チリ、ブラジル、アルゼンチン -
スパイスハンターの世界カレー紀行
※この電子書籍は固定レイアウト型で配信されております。固定レイアウト型は文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 スパイスカレーのプロフェッショナルが、世界各国を旅して出会った究極のカレー&スパイス料理を語り尽くす。 インドのフィッシュカレーで人生観を覆され、 ラオスではナマズの卵で作るショッキングピンクのカレーに舌鼓。 マレーシアのインド人街で「苔」が決め手のカレーに唸り、 フランスでは幻のミックススパイス「忘れられた宝」とご対面。 22カ国の探訪記と33の本格レシピを収録したフォトエッセイ。 ※フォトグラファーとしても活躍する著者によるカラー写真を豊富に掲載。 -
人生のレシピ 本を友とする生き方
行き当たりばったりの好奇心で、あらゆるジャンルの本を読む――それが私の読書です。 今回のテーマは「本」。小説はもちろん、歴史、エッセイ、音楽、車、鍼灸に関するものなどなど、少年時代から続けてきた「ごった煮読書」が、作家としての自身の仕事ぶりを形成したと語る五木さん。「読書をすれば優れた人間になるわけではないし、ましてや努力や義務で読むものではありません。本は、私のよき友であり、おもしろいから読むのです」。91歳になった「生き方の先輩」が贈る、人生百年時代を豊かにする必読ガイド、第7弾! 【内容】 第1章 ごった煮読書のすすめ 第2章 古典の読み方、楽しみ方 第3章 活字文化は消えてしまうのか 第4章 作家として「書く」ということ 第5章 忘れえぬ三人の作家――松本清張、司馬遼太郎、井上ひさし 第6章 本を友としてさびしさを癒す -
こう考えると、うまくいく。~脳化社会の歩き方~
“現代社会を快適に生きる答え”は、20年以上年前に出ていた! 「脳の世紀」といわれる21世紀社会の正しい生き方とは? 20年以上に行われた養老孟司氏の講演録だが、 それは現代を予見している内容であった! 本書は、20年以上も前に行われた養老孟司氏の講演録をまとめたもの。 「意識は、なぜあるのか?」「 人間は死んだら『モノ』なのか?『ヒト』なのか?」「人間は『人工身体』と『自然身体』の二つのからだを持っている」「 人工(脳)と自然(身体)との釣り合いこそ重要である」「 人間は、意識だけでできているわけではない」「『男』と『女』という言葉ができたとき、性の連続が断ち切られた」「人間は、自分ができることの説明ができない」「 子どもを育てるとは『手入れ』をすること」「『ああすれば、こうなる』だけになった現代社会」という9講演を収録している。 -
人生のレシピ 新しい自分の見つけ方
千所千泊。そうして私は自分の知らない自分を見つけてきた。 今回のテーマは「旅と人生」。日本各地の見知らぬ土地を訪れ、そこで泊まることを志しているという作家・五木寛之。なぜ旅に出かけるのか? 旅に出ると発見がある。自分の目で見て、足で歩き、人々と触れあい、その肉声に学ぶことで、その土地の陰影が生じて旅の面白さが増す。それを味わい、反芻することで、新しい自分を知ることができる。そして、今や「百年人生」と言われる人間の寿命そのものが長い旅でもある。90歳の「生き方の先輩」が贈る人気シリーズ。第6弾! 第1章 日本の旅が示唆してくれるもの 第2章 食の体験を思い返しながら 第3章 人と芸能――山形と秋田の旅 第4章 風景と伝承――鳥取と島根の旅 第5章 宗教と文化――大阪の旅 第6章 「心の武器」が人生を豊かにする -
今日も嫁を口説こうか
「パートナーにモテてますか?」男女の愛を問いかける大型芸人エッセイ 発売後TVや各方面で話題になった、夫婦の愛を問いかけるアルコ&ピース平子祐希によるエッセイ。ここだけの特典エピソードが加筆され待望の文庫化。 お笑い史上最も妻を愛する男として認められつつある芸人、平子祐希。 バラエティ番組やラジオで妻・真由美について語ることも多く、そこで語られる愛は“おそらく異常だけれどどこか芯を喰っている”ことで有名である。 笑ってはいるけれど平子の妻のように愛されたら、ちょっと嬉しいかもしれない。 本書の中でも平子は静かに吠える。 「家事なんてデートみたいなもの」「ケンカは、好みの異性のカタログの見せ合い」「伝える言葉はダサけりゃダサいほどいい」「前戯こそが本番、セックスは後戯だ」。 国内屈指、愛のインフルエンサー平子による、初の著書にて超愛大作品がここに。 すべての男女関係において、相手への意識が変わる本の体験を。 それは妻・真由美とはじめてハグをしたときの、一言から幕を開ける。 「私たち、もともとひとつだったんじゃない?」 -
人生のレシピ 幸せになる聞き方・話し方
自分が知らなかった自分を知る。対話は私にとって最高の授業だと思っています。 今回のテーマは「対話」について。作家・五木寛之が、文字を読むこと、書くことよりも大切にしているのが、人の話を聞くこと、そして人に語ること。ブッダも孔子もソクラテスもイエス・キリストもみな肉声で語りかけ、人々はその言葉を聞いて覚えたのであり、文字は二次的なもの、つまり、人の口から語られた言葉を記録するための道具にすぎないという。「対話とは、新しいことの発見であり、自分自身への問いかけでもある」。90歳の「生き方の先輩」が贈る、人気シリーズ。第5弾! 【主な内容】 第1章 対話の中に発見がある 第2章 面授の歓びを求めて 第3章 対談とはアートのようなもの 第4章 忘れがたい人々との思い出 第5章 真剣勝負こそが対談の魅力 -
人生のレシピ 疲れた心の癒し方
思い出は〈心の資産〉です。存分に活用することをおすすめします 一か所にとどまることのない「移動の人生」を送ってきたという五木寛之さん。今回は、敗戦後の朝鮮半島からの引き揚げをはじめ、海外渡航自由化直後に敢行したシベリア鉄道の旅など、自身の強烈な体験を打ち明けながら、老いの時間を楽しむための「回想法」について語る。よい思い出であれば「あのときは幸せだったな」と郷愁に浸れるし、悪い思い出でも「あのときと比べたらまだましだ」と開き直ることができる。「思い出は、高齢者の特権ともいえる〈心の資産〉です」。90歳の「生き方の先輩」が贈る、人気シリーズ。第4弾! 【内容】 第1章 私の「移動の人生」について 第2章 食べることが、生きることだった 第3章 映画は人生の1ページ 第4章 三つの「想」のすすめ 第5章 思い出を慈しむこと -
ほろ酔い行進曲 <放浪編>
「自分で歩かなければ、死ぬことになるよ!」――気丈な母親に励まされて、2歳8ヶ月のとこちゃんは必死に歩いた。昭和18年、中国ハルビンで生まれた著者が、終戦直後の混乱のなかを、肉親たちと日本に引き揚げるまでと、その後の京都での生活を描く感動の自伝! “ほろ酔い”シリーズ三部作の最終編。 ●『放浪編』を書き終えて、やっと、私自身を、語り終えた安らぎがあります。『恋愛編』を読んで長い手紙をくれた10代の人たち、『結婚編』を読んでコンサートに来てくれた同世代の人たち、この『放浪編』は私の父や母の世代へ、それから「戦争を知らない子供たち」にもとどけたいと思います。失うものすべてを失っても、さっそうと生きて来た大人たちへの心からの賛歌をこめて……。(中略)私の胸の底にたまった地下室を掃除して、さっぱりと軽やかに生きていけそうです。これからはもう語るよりも歌います。どこかでこの本に巡り逢ったら、今度は歌を聞きに来てください。そしてあなたのお手紙もお待ちしています。 加藤登紀子 (「あとがき」」より) -
自分づくり~新装版~
悲しみも苦しみも人生にムダなものは一つもない――。愛とは? 真の友情とは? 病とは? 死とは?遠藤周作が「人間の生きる道」を語り尽くす。 (「はじめに」より) この本をぼくは自らの人生に満足している人に読んでもらおうとは思わない。毎日の生活に充足感を持っている人に読んでもらおうとも思わない。 たとえば、毎日が充たされぬ人、自分に劣等感を持っている人、友だちのいない人、さむい下宿で孤独な人、そういう人に読んでもらいたいのだ。 ほんの少しだけでも生きる智慧をふきこむことができたら、と思うからだ。◇◇◇ 生誕100年記念 新装版 ◇◇◇ -
新書 撓まず 屈せず 挫折を力に変える方程式
壁にぶち当たっている全ての人に読んでほしい ──黒田博樹 監督就任にあたって書き下ろした「あとがき」収録! 広島東洋カープの新監督に、球団OBでリーグ3連覇にも貢献した新井貴浩氏が就任する。 かつてのカープ黄金期を支えた新井監督は、チームをどのように立て直していくのか。 本書は、氏が選手生活での苦難を乗り越えた経験をもとに綴った自己啓発本となっており、見出しを読むだけでも、心に刺さる格言となっています。 苦難に打ち克つための具体的なメソッドを多く含んだ本書は、カープファンのみならず、日々様々なフィールドで戦う全ての人を勇気づけることでしょう。 監督就任にあたって書き下ろした「あとがき」他、加筆修正を加えて、待望の新書化! ■本書の内容 苦難に打ち克つための人生哲学が凝縮された一冊! ◎「やらされた」ことからも得られるものは絶対にある ◎“もう”ダメだではなく“まだ”ダメだ ◎トライを続ける限り、負けではない ◎叱るのではなく見せることで気づかせる ◎視野を広げることが成長を後押しする ◎自利よりも、利他 ◎監督就任にあたってetc. -
人生のレシピ 健やかな体の作り方
大切なのは、体が発する声に耳を傾けることです! 高齢者だけでなく、現代日本人にとって切実な悩みとされる「経済(カネ)」「孤独」「健康」の3K。今回は、その中から「健康」を取り上げる。「病とは治すものではなく治めるもの」「体が発する声に全神経を集中する」「体によいから食べるのではなく、体が欲しているから食べる」などなど。70年以上も医者にかからず、健康を維持してきた著者が、独自に行っている養生法とは――。90歳になった「生き方の先輩」 が贈る、人生後半を快活に生きる道案内。第3弾! 第1章 人生百年時代の「健康」を考える 第2章 養生という道楽 第3章 涙と悲しみの効用 第4章 現代人の食養生 第5章 私の体験的健康法 -
人生のレシピ 孤独を越える生き方
孤独は人生を豊かにします。ひとりぼっちを嘆く必要はありません。 長引くコロナ禍のもと、「孤独」の問題があらためて注目されている。とくに独り暮らしの高齢者は孤立感を強めると危惧されている。しかし、孤独は孤立ではない。孤独=寂しいと否定的にとらえることをやめて、人が思索を深め、豊かな感情を醸成するための必要な時間と考えてみてはどうだろうか。ひとりの時間が増えたことに不安を抱える人たちへ、90歳になった「生き方の先輩」が贈る、人生後半を快活に生きる道案内。第2弾! 第1章 「孤独」と「孤立」について 第2章 孤独を友として生きる 第3章 クールに距離を置きながら 第4章 絶望の底の底で光を見る 第5章 見えない力が支えてくれている 第6章 私たちには「物語」が必要だ *電子書籍版本文には画像の収録はございません。あらかじめご了承ください。 -
イギリスの霧の中へ 心霊体験紀行
――霧の向こうに浮かぶ、英国のもうひとつの貌―― ●人間はいつでも得体の知れないものを抱え込んでいる この本を「スピリチュアリズム」の入門書として読んで下さってもいいし、これらのエッセイが最初に連載された『心霊研究』の発行元である日本心霊科学協会では、そういうふうに見ているようである。 あるいは、この本を、十九世紀末から二十世紀初頭にかけて、産業革命の機械と石炭の歴史の背後に脱落した部分を補う数ページとして読んで下さってもいい。人間はいつでも得体の知れないものを抱え込んで、それを無視したり、軽蔑したりしながら、その力にひきずり廻されているという姿が浮んでくるかもしれない。 また、この本を、ちょっと変った現代英国の旅行記として読むことも出来るだろう。(「文庫の前書き」より) -
人生のレシピ 人生百年時代の歩き方
『生きるヒント』から30年、五木寛之による令和の新シリーズ、刊行開始! 私たちは、誰もが百歳以上生きるかもしれない時代を生きている。そうであるならば、人生を二回生きるイメージを大切に、 それぞれ新しい生き方に切り替えてみてはどうだろうか――。90歳になった作家が、いま一番に伝えたいこととは何か。「私はむしろ、書くことよりも、対話することのほうが、表現者本来の姿ではないかと思います」。”生き方の先輩”五木寛之が、長年出演を続ける「ラジオ深夜便」の語りを再現して贈る、後半生を快活に過ごす極上の道案内。 第1章 人生のギアチェンジとは 第2章 何をもって「幸せ」と感じるか 第3章 話すことの大切さを思う 第4章 生きているだけでも意味がある 第5章 老後の「生き方」と「逝き方」 *電子書籍版本文には写真(全3点)を収録していません。あらかじめご了承ください。 -
もう一度、歩きだすために 大人の流儀11
累計220万部を突破した大ベストセラー「大人の流儀」シリーズの第11弾、『もう一度、歩きだすために』がいよいよ発売となります。 著者の伊集院静氏はくも膜下出血を患い、一時は生死の境を彷徨いました。 「もしこのまま目が覚めなかったら……」 そんな不安が頭をよぎり、眠れない夜を過ごすこともありました。 それでも、伊集院氏は帰ってきました。再び筆をとった氏が見たのは、コロナ禍に苦しみながらも、懸命に生きる人々の姿でした。 大切な人を失ったあなたへ、生きることに絶望してしまったあなたへ、そしてコロナ禍に苦しむすべての人へ。 「それでも人には、再び立ち上がる力がある」 二十歳で弟、三十五歳で妻・夏目雅子との死別を体験してきた作家は語りかけます。 伊集院氏の言葉がきっと、先行きの見えない世の中を歩んでいく際の道標になるはずです。 -
旅する神々
五つの名を持つ大国主神の変幻自在な旅、浦島太郎のモデルとなった山幸彦の海神の宮訪問、吉備津神の温羅退治遠征、天照大御神の「永遠の宮所」を探し求める倭姫命の国覓ぎの旅、民俗行事にみえる仮面・仮装の神々の来訪――神は常在せず、古来、人びとの延長線上にあった。『古事記』をはじめ神話や行事に息づく奔放で多情多様な「旅する神」の姿に、日本独自の神々と人びとの関係をさぐり、原信仰を浮かび上がらせる。 「日本は、ついぞ宗教統制をさほどに大事とせず、多神教が共存を是としてきた。おもしろい、というしかない。そこでの神々も多様な性格があるが、それも絶対的ではない。時どきに変化もあり習合もあり、それがおもしろい。ということは、神々と人びとの自在な関係がおもしろい――」(「第一章」より) 序章 呼べば応える日本の神々 第一章 大国主神の旅 第二章 山幸彦の旅 第三章 吉備津彦の旅 第四章 倭姫命の旅 第五章 倭建命の旅 終章 招かれざる神々の来訪 -
地方選 無風王国の「変人」を追う
『無敗の男』で政治家と永田町を描き尽くしたライターが全国7町村の首長選の現場、土地の風土、そこに映る「にんげん」の本質までを描き出す―― マグロと原発の町、「飛び地」の村、60年も無投票が続く島…… “選挙を旅する”異色ノンフィクション。 コンビニ店員、国際派テレビマン、サーファー漁師、発明家は、 【再選率84.2%】の壁になぜ挑んだのか? 「改革幻想に囚われ、国政政党の合従連衡に明け暮れた平成政治とは異なる令和の政治がこれから始まるとするならば、その主人公は地べたの暮らしに疎くなった永田町の住民ではなく、土の香りがする地方の首長の中から生まれるであろう」(「プロローグ」より) 愛なき“勝ち組の政治”を打ち破るのは、田舎の荒野でもがく「変わり者」だ! 【目次】*小見出しは一部 プロローグ コロナ以後の「ニュースの主人公」 2020年は地方政治再評価の出発点 「安倍一強」が逆なでした地方のプライド 第1章 えふりこぎ(青森県大間町長選) 原発マネーが漁師町を変えた 「選挙は親戚の数で決まる」 第2章 コンビニ店員の逆襲(北海道中札内村長選) 毎日の接客が選挙運動になった 最後は鈴木宗男が持っていった 第3章 風にとまどう神代の小島(大分県姫島村長選) 竹下登が駆け寄ってくる 61年ぶりの選挙は島を変えた 第4章 ドンの5日間戦争(愛媛県松野町長選) 「老人ホームに入れなくなるよ」 第5章 国道ファースト主義(和歌山県北山村長選) 村民の9割が二階俊博を支持 第6章 仏頂面と波乗り男(北海道えりも町長選) 「私が東京と話をつけようか」 第7章 嘘つきと呼ばれて(佐賀県上峰町長選) 「原口一博」という後ろ盾 エピローグ 英雄探しよりも「機能する変人」の発掘を -
文庫 死にたい夜にかぎって
ドラマ化決定の話題作がついに文庫化。 愛が欲しくて愛に振り回された男の実話小説。 忘れたくない失恋(かこ)がある。 「君の笑った顔、虫の裏側に似てるよね。カナブンとかの裏側みたい」―― 憧れのクラスメイトに指摘された少年は、その日を境にうまく笑えなくなった。 “悲劇のようで喜劇な人生”を切なくもユーモア溢れる筆致で綴る作家・爪切男のデビュー作。 出会い系サイトに生きる車椅子の女、カルト宗教を信仰する女、新宿で唾を売る女etc. 幼くして母に捨てられた少年は、さまざまな女性たちとの出会いを通じ、少しずつ笑顔を取り戻 していく。 文庫には、アイナ・ジ・エンド(BiSH)による解説「死にたい夜を超えていく」を特別収録。 ドラマは2020年初春に放送予定。 <本文より> 私の笑顔は虫の裏側に似ている。 学校で一番可愛い女の子が言っていたのだから間違いない。 生まれてすぐに母親に捨てられ、母乳の出ない祖母のおっぱいを吸って育った。 初恋の女の子は自転車泥棒で、初体験の相手は車椅子の女性だった。 初めて出来た彼女は変な宗教を信仰しているヤリマンで、とにかくエロかった。 そして今、震度四強で揺れる大地の上で人生最愛の女にフラれている最中だ。 部屋の窓から鋭角に差し込む朝の光を浴びた彼女が、ヤジロベエのようにゆらゆらと揺れている 。 -
可動域を広げよ
長い人生何をして過ごしますか? 日がな一日家でごろごろするか、 次々とやりたいことが見つかるかは、 あなたの心掛け次第。 好きなものを書き出してみる。 得意分野をじわり広げる。 偶然の出会いを見逃さない--。 痛(いた)気持ちいいを楽しむ、 人生100年時代の生き方・学び方。 ○人生100年時代と言うけれど、増えた可処分時間をどう過ごすかで明暗がわかれてしまう。 日がなテレビとごろ寝で過ごすか、次々とやりたいことが生まれ、挑戦をし続けられるかは、 ひとえにその人がどこまで柔軟でいられるかに関わってくる。 本書は「可動域」をキーワードに、人生100年時代の生き方、学び方を伝授するもの。 ○人というのは放っておくと心身とも固くなっていく。 赤ちゃんは基本的に柔らかく、可動域も広い。そして何にでも興味を示す。 それが、だんだん年齢を重ね、青年期を経て、人生半ばをすぎると、 身体とともにいろいろなものが固くなる。 交際範囲は狭まり、行動パターンや発想も型どおりになり、最終的に死を迎える。 ○赤ちゃんや青年時代のような、柔軟な心と行動を取り戻すには、 まず身体から動かしていくのがいい。 息を吐いて身体を緩ませる。「痛気持ちいい」ぐらいまで関節を広げてその実感を味わう。 ○身体のウオーミングアップをしたところで、可動域を広げるには二つの方法がある。 一つは自分の得意領域から始め、少しずつ広げる、 偶然を逃さず「離島」に飛び移って、新しいことに挑戦する、である。 ○さらに、可動域が広がる読書術や、病気やケガ、異動や失職などの逆境を、 可動域を広げるチャンスにする法、 可動域を加速度的に広げることに成功した達人たちの事例も紹介。 -
豊かさ幻想 戦後日本が目指したもの
「幸福な暮らし」とは何だろう。昭和どころか平成すらも終わろうとしている今、戦後の占領期の、「開発すれば、大規模なイベントをすれば、遮二無二働けば豊かになる」という考え方が再び頭をもたげているようにも思われる。アメリカ博覧会、国土開発プロジェクト、公害などの歴史をひもとくことで、開発、発展、生産性という言葉が、日本において豊かさや幸福とどのように結びつけられてきたのか、その来歴を考え、現代への警笛を鳴らす。 序 章 「豊かさ」の夢 第二章 アメリカ的な豊かさと展示される事物―空間の地政学 第三章 国土開発、産業化と豊かさへの確信―空間の文化・政治・経済学 第四章 道路開発と豊かさへの幻想―国土空間のネットワーク化と物質化 第五章 性と生―家族計画と身体空間への介入 第六章 物質的豊かさと収奪される身体空間 第七章 港都四日市の輝ける未来と公害―イデオロギー装置としての風景 第八章 豊かさという幻想の虚構性(から目覚める) 終 章 「昭和」を終わらせる力に抗して -
終生 知的生活の方法~生涯、現役のままでいるために~
亡くなる前日まで現役であり続けた知の巨人の遺言。「老い」に逆らって生きていくことは可能である。 はじめに――妻・迪子からみた渡部昇一の知的生活 <抜粋> 「口より実行」。渡部昇一の知的生活のコツといえば、この一言に尽きるのではないでしょうか。たとえば健康法。主人は真向法という柔軟体操と、英語の原書を音読する発声を日課にしていましたが、毎日厳密にやるのではなく、「できない日があっても構わない」くらいの調子でやっていました。「これとこれはきっちりやる」と決めてしまうと、できなかったときにイヤになってプツンとやめてしまう。だから二、三日やらなくても気にしない。そのほうが、「しばらくやっていないなあ」と気軽に戻って来られる。いい加減にやったほうが長続きすると言うんです。 子供たちに対しても、理詰めで接することはありませんでした。学校の成績が悪くても気にしませんし、忘れ物をしても叱りません。 子供が忘れ物をするのは普通のこと。子供の頃の成績が人生を決めるわけじゃない。そう言って、テストで悪い点を取っても担任に何を言われても、涼しい顔をしていました。 長男が音楽の道に進もうしたときも、「好きなことをすればいい」と背中を押してやっていました。 音楽家のような不安定な仕事に就くのを反対される親御さんもいますが、主人は「うまくいかなかったら、トラックの運転手でもなんでもすればいい。今の日本では食いっぱぐれて死ぬようなことはない。やりたいようにやりなさい」と。子供の将来も、あれこれ言うより実行することを重視していたのだと思います。 主人は最後、自宅で亡くなりました。病院に通うのを嫌ったので、お医者様に来ていただいていました。我慢できないほどの痛みがあったようですが、痛み止めのモルヒネは最小限に抑えていました。モルヒネを使うと頭が朦朧としてしまい、時間もわからなくなるし、何も考えられなくなってしまう。不覚なことはしたくない。責任の取れない言動はしたくない。そう考えていたからです。 少しでも痛みが和らげばと、私と娘が主人のふくらはぎをさすっているとき、主人は「俺は世界一幸せな男だ。家族にこんなにしてもらって本当にありがたい」と何度も言っていました。 家族に感謝の言葉を伝えることも、主人らしい「口より実行」だったのかもしれません。 渡部迪子 ※本書は二〇〇四年五月、大和書房より刊行された『老年の豊かさについて』を加筆修正し、大幅に改訂したものです。 -
浄土思想入門 古代インドから現代日本まで
「念仏を称えれば、死後には阿弥陀仏の本願力に乗じて、善人も悪人も平等に西方の極楽浄土に往生すると説く浄土教。死を直視する教えはどのように変容してきたのか。インドで誕生したブッダの教えが、その後中国から日本に伝わり、法然により大きく展開された。結節点である法然を軸に浄土教の教えに迫りつつ、死を隠蔽し、科学の知を万能視して自我の肥大化が進行する、苦悩に満ちた現代社会を強かに生き抜くヒントを提供する。 序 章 現代社会における浄土教の意義 第一章 インド仏教史 第二章 浄土教の誕生 第三章 インドと中国における浄土教の解釈 第四章 鎌倉時代までの日本仏教 第五章 法然の浄土教 第六章 親鸞の浄土教 第七章 一遍の浄土教 第八章 近代以降の浄土教 終 章 浄土教が浄土教であるために -
有信館剣道(神道無念流)の歴史と文化
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 戦前の民間剣道場、有信館(神道無念流)から生まれた剣豪の一人、昭和の武蔵とも異名された中倉範士九段は、戦前から戦後にかけて剣道界では抜群の強さと実績を誇った。 戦後、剣道が競技スポーツとして力とスピードに頼る傾向に変わっていく中で、70-80代の高齢になっても、全日本チャンピオンクラスを圧倒しつづけた。 しかしながら、そうした中倉清の剣道は、有信館剣道から輩出された他の有力な剣豪と同様、強さを誇りながらも剣道界では異色といわれ続け、かつ現代剣道では主流になり得ていない。その強さと異色の源泉を、有信館を創建した幕末、明治の剣豪根岸信五郎、最後の武芸者と称される中山博道にも求め、自由闊達な有信館の身心技法の特徴を抽出。併せて力とスピードに傾斜しているといわれている現代剣道との違いを可能なかぎり浮かび上がらせている。 -
伊織さんと彼女
※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 女の子が「彼氏にされた~い」と憧れる行動をしてくれるのはなんと彼女のほう――!! 「私との毎日に飽きることなんてないよ」という彼女との日々は(彼女からの)壁ドン、顎クイ、誕生日にサプライズで沖縄旅行をプレゼント!など男前すぎるものばかり! 史上最高にイケメンな彼女を前に…「もう彼氏の座は彼女に譲ります!!!!!」と宣言しちゃう伊織(@iorisanv)と彼女の胸キュン!な日常をテキストとイラストでたっぷりお届け! とっておきの10編を超える書き下ろしエピソードも収録!! -
ウルトラマンになった男
ウルトラマンのスーツアクター初の回想録! 古谷敏氏は初代ウルトラマンのスーツアクターとして以後数十年にわたるウルトラマンシリーズのアクションの原型を作り上げました。本書はその円谷プロの特撮現場における1年間の苦労と知られざるエピソードを生々しく描いた初めての回想録です。 最初の撮影でスペシウム光線のポーズが決まるまでの一部始終、ややあの少し猫背のポーズの由来。また、ウルトラセブン・アマギ隊員役から、イベント会社の設立に至る経緯など、当事者本人の心の動きが時間の経過とともに詳述されている点、当事者本人しか持っていない、かつ本人しか許可を取れない新発見の写真の掲載、などの点で、ファン垂涎の書籍です。円谷プロダクションの全面協力をいただきました。 構成/第1章 ウルトラマンへの道、第2章 過酷な撮影現場、第3章 ウルトラセブン~独立、最終章 四十年後。 -
本の読み方 スロー・リーディングの実践
※本書は、過去にPHP研究所より配信されていた『本の読み方 スロー・リーディングの実践』と同一内容です。既にご購入済みの方は、重複購入にご注意ください。 本はどう読んだらいいのか? 速読は本当に効果があるのか? 闇雲に活字を追うだけの貧しい読書から、深く感じる豊かな読書へ。 『マチネの終わりに』の平野啓一郎が、自身も実践している、 「速読コンプレックス」から解放される、差がつく読書術を大公開。 「スロー・リーディング」でも、必要な本は十分に読めるし、 少なくとも、生きていく上で使える本が増えることは確かであり、 それは思考や会話に着実に反映される。 決して、私に特別な能力ではない。 ただ、本書で書いたようなことに気をつけながら、 ゆっくり読めば、誰でも自ずとそうなるのである。(中略) 読書は何よりも楽しみであり、慌てることはないのである。 (「文庫版に寄せて」より) 情報が氾濫している現代社会だからこそ、著者は「スロー・リーディング」を提唱する。 「量」より「質」を重視した読書経験は、5年後、10年後にも役立つ教養を授け、 人生を豊かにしてくれるだろう。 夏目漱石、森鷗外、フランツ・カフカ、川端康成、三島由紀夫など 不朽の名作から自作の『葬送』まで――。 深く理解することが可能になる、知的で実践的な読み方を紹介する。 新書版を加筆・修正し再編集。 ・「速読コンプレックス」からの解放 ・「量」の読書から「質」の読書へ ・なぜ小説は速読できないのか ・5年後、10年後のための読書 ・小説には様々なノイズがある ・書き手の視点で読んでみる (本書より) ・文庫版に寄せて ・序――本はどう読めばいいのか? ・第1部 量から質への転換を――スロー・リーディング 基礎編 ・第2部 魅力的な「誤読」のすすめ――スロー・リーディング テクニック編 ・第3部 古今のテクストを読む――スロー・リーディング 実践篇 夏目漱石『こころ』 森鷗外『高瀬舟』 カフカ『橋』 三島由紀夫『金閣寺』 川端康成『伊豆の踊子』 金原ひとみ『蛇にピアス』 平野啓一郎『葬送』 フーコー『性の歴史I 知への意思』 ・おわりに -
この国の「壁」
月刊『潮』で大反響の長期連載を待望の単行本化! 『鎌田式「スクワット」と「かかと落とし」』(集英社)『認知症にならない29の習慣』(朝日出版社)『鎌田式ズボラ筋トレ』(エクスナレッジ)など、 近年ベストセラー連発の医師・作家の鎌田實氏が贈る! 人口減少、コロナ、孤独、死……日本社会を覆う「壁」の突破法! 序章 この国の壁の突破法――「人口減少」がもたらす未来を回避する 第1章 「未来を閉じる壁」を打ち崩すイノベーション 第2章 「いろんな生き方」を実践する「壁壊し名人」 第3章 生と死の境界線にある「壁」を崩して 第4章 今までどおりの「壁」も壊し命を土俵際で守る 第5章 人口減少という「壁」に負けない地域力 第6章 心のまわりにある「壁」を壊すアートの力 -
牧子、還暦過ぎてチューボーに入る
15 年前、重篤な病に倒れ臨死体験までした著者が、食生活全般を見直し、 自らおうちごはんを作るようになるまでを描いた同名単行本を文庫化──! 生きることは、食べること───。 エンディングノートより、レシピノートを書こう! 2008 年暮れ、雪の舞う岩手県盛岡市で、急性の動脈疾患と心臓病に襲われ、 13 時間に及ぶ緊急手術を終えて、意識不明の状態が2 週間も続き、 「死ぬのが普通という重篤な状況だった」という内館牧子さん。 その後、奇跡的に生還し、医師からは日頃の食生活の大切さを噛んで含めるように諭されたという。 “食は命” と知った内館さんの食生活は一変! それまでの外食・美食三昧の日々から、自ら包丁を握り、だしをひき、ベランダで野菜やハーブを育て、おうちごはんを楽しむ毎日を送るように──。 そんな経験をもとに本書に紡がれた「体が喜ぶおうちごはんのありがたさ」 「病気を寄せつけない食べ方」等の内容は、 家庭料理の大切さや、食に対する考え方を見つめ直すきっかけとなるに違いありません。 巻末には「ばあば」こと料理研究家の鈴木登紀子さんとの対談を掲載し、 文庫版だけの特別企画として、NHK『きょうの料理』や『一汁一菜でよいという提案』の著書でおなじみの 料理研究家・土井善晴氏との対談も収録!! 【本書内容】 第一章 “食は命”と知る 「一本の点滴より一口のスプーン」 身にしみた「医食同源」 今、改めて「食べることは生きること」 「外ごはん愛」の女たち おいしく豊かな水だし生活 牧子、還暦過ぎて油を考える 第二章 一回でも多く、楽しく食べたい 独りごはんに慣れるコツ 野菜はベランダで摘み、テーブルへ 残り物を「お洒落めし」に変身させよう 和食器の「見立て」にハマる あんみつは和風スイーツ? ごはん党も脱帽! 今どきのパン事情 節分に鬼もあきれるこの裏技 第三章 おいしさを増幅する“懐かしさ” これまでの人生で、一番おいしかったもの 「男の料理」は非日常 初がつお 食べた時から初夏が始まる 泣けるほどおいしい飲み物があった お弁当、詰めるはおかずか愛情か? 神は家族の膳に宿る 第四章 料理嫌いの“おすすめレシピ” おいしくなる「ほんのひと手間」 ピンチを救った魔法の小びん 健気(けなげ)な母がよみがえる昭和の献立 春だけの宝石を味わい尽くす 飲める人にも飲めない人にも、おいしい秋 「能書き」は鍋の隠し味 第五章 “元気で長生き”のために、何食べる? 「重い女」脱出法とは? ―前編― 「重い女」脱出法とは? ―後編― シニアよ、やっぱり肉食を ただ一生懸命に作り続ける 対談1 料理研究家 鈴木登紀子さん 対談2 料理研究家 土井善晴さん -
私の好きな孤独
詩人であり、絵本や随筆の傑作も多い長田弘氏。1999年6月に刊行され、2013年5月に新装版が刊行されたエッセー集『私の好きな孤独』、待望の文庫化!! 「孤独」はいまは、むしろのぞましくないもののようにとらえられやすい。けれども、本来はもっとずっと生き生きと積極的な意味だった。 「たった一軒のカフェに親しむだけで、知らなかった街が、ふいにどれほど、 じぶんに親しい街に変わってゆくことか。朝の清潔な孤独を味わえる街の 店に座っていると、そのことが浸みるようにわかってくる」 ( 本書収録「朝のカフェ」より) 音楽、珈琲、旅、酒、読書──。 孤独を慈しみ味わうために必要な「小道具」たちをモチーフに、いまなお多くの人に愛されつづける「言葉の魔術師」が詩的魅惑を豊かにたたえながら紡ぎ出し指南する、「孤独」との明るく前向きな付き合い方。
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