哲学・宗教・心理作品一覧
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 本邦では本格的研究が少ない、カント『自然科学の形而上学的原理』をテキストとし、カントの自然科学論と批判哲学との関係を論じる。同書が『純粋理性批判』の応用編にとどまらない固有の意義をもつことを論証した上で、カントの力学論の問題点をニュートン力学との対比を通じて検討、同書と『批判』との関係を様々な角度から検証し、『批判』が同書のうちに提示されている動力学的自然哲学と調和しそれを支える新たな存在論を確立することを企図していたという事態を明らかにする。カントの批判哲学的思考方法が、現代もなお十分な有効性をもちうることを訴えた研究。 【目次より】 序章 『自然科学の形而上学的原理』という著作 一 自然科学と形而上学 二 『原理』の成立状況 三 「自然科学の形而上学的原理」という表題 四 『原理』序文の内容 五 『原理』本論の内容 第一章 数学的自然科学の形而上学的基礎づけの問題 一 『原理』の課題 二 物質の経験的概念について 三 『原理』と近代自然科学との関係 第二章 純粋自然科学と経験的自然科学のあいだ 『自然科学の形而上学的原理』から『オープス・ポストゥムム』へ 一 純粋自然科学とは何か 二 「動力学に対する総注」の意義 三 『オープス・ポストゥムム』の課題 四 カントにおける熱素の概念 第三章 カントにおける実在性と客観的実在性 一 実在性とは何か 二 客観的実在性とは何か 三 実在性としての力 四 物体の運動と実在性としての力 第四章 カントの力学論における力、慣性、質量概念の再検討 一 『原理』の力学章に見られるカントの力概念 二 『活力測定考』におけるカントの力概念 三 『プリンキピア』における力と慣性 四 『自然モナド論』および『運動と静止』に見られる力と慣性 五 ニュートンの質量概念 六 『原理』力学章におけるカントの質量概念 第五章 カントの運動経験の理論 一 現象学の課題 二 運動学のレベルにおける運動の規定 三 動力学のレベルにおける運動の規定 四 力学のレベルにおける運動の規定 第六章 カントの動力学的空間論 一 『批判』の感性論における空間論 二 批判期前におけるカントの空間論 三 ニュートンの運動論 vs カントの運動論 四 運動の規定と絶対空間 第七章 自然科学と自然哲学 一 自然科学の認識批判的な基礎づけとしての自然形而上学 二 物質の運動経験の構成原理としての運動学と力学 三 動力学的自然哲学と批判哲学的存在論 第八章 カントの動力学論と現象的存在論 一 カントの動力学論の基本特徴 二 カントの動力学論と空間論 三 動力学的自然哲学と現象的存在論 四 空間の超越論的観念性と動力学論 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 犬竹 正幸 1952年生まれ。拓殖大学政経学部教授。京都大学文学部哲学科卒業、同大学院文学研究科博士課程単位取得。ドイツ・マールブルク大学にて在外研究。 著書に、『カントの批判哲学と自然科学』『カント全集 12巻』『カント全集 別巻』(共著)『哲学と人間観』などがある。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 3つの批判の書『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』が書かれる前に、大哲学者はどのような問いにどう答えていたのか? 【目次より】 序 目次 近世哲学におけるIntellectusについて カント批判期前の哲学 序論 一 合理論的形而上学、処女作(一七四七年)、及び一七五〇年代(独断論期) 二 経験論的形而上学(一七六〇年代経験論期) 三 批判的形而上学(一七七〇年) 結論 カントの先験的統覚 カントの弁証論 カントの歴史哲学 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 高橋 昭二 1927-1984年。ドイツ哲学研究者。京都大学文学部哲学科卒業。 著書『カントの弁証論』『若きヘーゲルにおける媒介の思想(上)』『カントとヘーゲル』『哲学の諸問題』など、訳書に、エルンスト・カッシーラー『カントの生涯と学説』(共監修)などがある。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 観念とその構造化である表象の認識源泉を求めて、『判断力批判』の立場に立ちながら、心の根本能力と言われる構想力へ至る道を示した意欲作。 【目次より】 凡例 序論 表象の哲学 第一節 表象の道 1) 近代の世界像としての表象 2) 近代の終焉としての表象 第二節 超越論的真理 第三節 『判断力批判』の構図 第四節 「表象」の哲学的展望 第一章 自己と世界 第一節 神と自己へいたる道 第二節 判断の実存的構造 第三節 超越論的場所論 第四節 現象の世界 第二章 純粋理性の体系 第一節 『判断力批判』「第一序論」における哲学体系の理念 第二節 圏域(Gebiet) 現象界と叡知界 第三節 領野(Feld) 理念的世界 第四節 地盤(Boden) 経験的世界 第三章 美の形而上学 第一節 形而上学の内的可能性としての美 第二節 美の超越論的解明 1) 第一契機 質からの美の解明 2) 第二契機 量からの美の解明 3) 第三契機 関係からの美の解明 4) 第四契機 様相からの美の解明 第四章 芸術美と天才 第一節 自然美と芸術美 第二節 芸術作品 第三節 技術と制作 第四節 天才あるいは「主観のうちなる自然」 第五章 構想力の問題 第一節 人間存在と構想力 第二節 超越論的構想力における綜合と超越 1) 直観における覚知の綜合について 2) 構想力における再生の綜合について 3) 概念における再認の綜合について 第三節 図式から形像へ 第四節 形の論理 第六章 見るということ 第一節 見ることと触れること 第二節 眼と手 第三節 遠近法の思想 第四節 見えるものと見えないもの 第七章 表象と世界 第一節 表象の表象性 1) 「存在するとは知覚されること」 バークリの場合 2) 表象の根本性向 ハイデッガーの解釈 第二節 個物の世界性 1) 現実世界の構造 2) モナドの表象性 3) 表現的世界 西田哲学の場合 第三節 表象の立場 結びにかえて あとがき 注 参考文献表 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 細谷 昌志 1943年生まれ。哲学者、大阪大学名誉教授。大阪外国語大学外国語学部ペルシア語科卒業。京都大学大学院宗教学専攻博士課程(文学博士)。 著書に、『文化の深淵としての宗教 宗教的作用論序説』『カント表象と構想力』『田辺哲学と京都学派 認識と生』『根源的構想力の論理』など。
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-この生は生きるに値するか。 世界は人間にとって意味ある生を保証するか。 美と崇高、あるいは世界の目的論的理解をめぐる『判断力批判』の考察は、生の目的、および世界の存在の意味をめぐる真率なる思考に貫かれている。テクストの隠されたモチーフをも跡づけつつ碩学がよみがえらせる、鮮烈なる「カント」! [目次] まえがき 第1章 美とは目的なき合目的性である――自然は惜しみなく美を与える 第2章 美しいものは倫理の象徴である――美への賛嘆は宗教性をふくんでいる 第3章 哲学の領域とその区分について――自然と自由あるいは道徳法則 第4章 反省的判断力と第三批判の課題――美と自然と目的とをつなぐもの 第5章 崇高とは無限のあらわれである――隠れた神は自然のなかで顕現する 第6章 演繹の問題と経験を超えるもの――趣味判断の演繹と趣味のアンチノミー 第7章 芸術とは「天才」の技術である――芸術と自然をつなぐものはなにか 第8章 音楽とは一箇の「災厄」である――芸術の区分と、第三批判の人間学的側面 第9章 「自然の目的」と「自然目的」――自然の外的合目的性と内的合目的性 第10章 目的論的判断力のアンチノミー――反省的判断力の機能と限界について 第11章 「究極的目的」と倫理的世界像――世界はなぜこのように存在するのか 第12章 美と目的と、倫理とのはざまで――自然神学の断念と反復をめぐって あとがきにかえて――文献案内をかねつつ (*本書の原本は2017年に講談社より刊行されたものです。)
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3.0カント哲学の専門家であり、闘う哲学者と言われる著者の日々、ひたすら思考する。 「私が存在するとはいかなることなのか」「善悪とは何であるのか」「私は死後どうなるのか」と自らに問う。 デカルトの「これらの問いをまったく発しない人は稀であろう。では、それにもかかわらず、なぜほとんどの私は思惟する、よって私は存在する」という命題に疑問を持ち、『純粋理性批判』などのカントの著作をもとに答えを見つけようとする。 問い続けることは苦しみだが、それが哲学することだという。 「このすべてを認めた上で、それでも問い続ける人がいる。 その内の多くは、岩のような問いをほんの僅かでも自力で熔解していくことが無性に楽しいからである。 究極的真理には達しなくとも、真理に一ミリメートルでも近づくことが他の何にも換えがたい喜びだからである。」という言葉に、哲学者としての著者の実像がある。
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-1982年(昭和57年)に大蔵出版から刊行されたもの。復刊シリーズ「ひろさちや仏教名作選1~3」と並ぶ、これも名著復刊といっていい。『観音経』は、「諸経の王」と呼ばれる『法華経』の一部『妙法蓮華経』の第二十五品(第二十五章)、「観世音菩薩普門品」をとりだして独立させたもの。釈尊が、観音さまの名前のゆえんを説明し、観音さまがわれわれ衆生をそのさまざまな苦難から救ってくださり、また衆生救済の方便のために観音さまが三十三の変化身をとられることを解き明かしている経典。『般若心経』と並んで広く親しまれている『観音経』が、筆者の手にかかると見ごとに現代に生き返り、無類の面白さと深い真理の世界を見せる。新鮮な発想とやさしい文体で、『観音経』理解のための絶好の入門書とも言えましょう。
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5.0観音像はいかに平和を象徴する存在として広く認識されるようになったのか。近代以降に美術概念の影響を受け制作されるようになった観音像は、寺院や墓地のように従来から仏像が設置されてきた空間だけではなく、公園などの公共空間にもモニュメントとして建立された。戦前から戦時期には興亜や戦死者慰霊の観音像が多く建立され、大東亜共栄圏を象徴するモニュメントという時代性も背負うことになった。 戦後、戦争死者の慰霊や地域の復興などを目的に、観音像は平和を象徴するモニュメントに姿を変えていき、ランドマークとなる巨大な観音像も作られていった。また、平和観音の寄贈活動、硫黄島やレイテ島に建立されたマリア観音など、ほかの尊格の仏像とは異なるユニークな活動もみられるようになった。 戦争や社会状況、人々の信仰や思いを背景に時代ごとに性格を変えながらも、平和の象徴として共通認識されることでモニュメントとして独自の発展を遂げた観音像の近・現代史を描き出す。
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4.0日本人が知らない 性悪説の教科書 秦の始皇帝が、著者に会えたら「死んでもいい」と感動して天下統一に用いた思想「韓非子」。 中国哲学史研究の泰斗による読みやすい訳文と豊富な解説、名著復刊。 『韓非子』は悪に対して面と向かう。悪を事実として認め、その悪を逆手(さかて)にとって法で組み伏せようとする。戦闘的である。さらには悪の上手(うわて)を行き、こちらも権謀術数(術策)を弄(ろう)せよという。権謀術数――これ自身、悪ではないか。つまり、『韓非子』は悪に対して悪をもって立ち向かおうとするのである。悪には法を、あるいは悪(術)を――それは、悪の論理とでも言うべきであろう。 ——加地伸行〈『韓非子』とは何か〉より抜粋 乱世に読んでおきたい 悪の論理 90編 悪には法を、あるいは悪(術)を ◉しらみの悟り◉伯楽(はくらく)の教え◉あらぬ疑い◉君主のありかた◉扁鵲(へんじゃく)のみたて◉大器晩成◉刑罰の用い方◉外面に騙されるな◉儒家(じゅか)・墨家(ぼくか)の偽り◉待ちぼうけ―守株(しゅしゅ)◉統御術の重要性◉国を食う五匹の蠹(むし)◉矛楯(むじゅん)◉利で人を動かす◉罪は重く◉亡国の兆(きざ)し◉沈黙する者にも責任を◉改革の必要性◉悪評の臣こそ君主の利益となる◉使いこなせない者とは◉職務怠慢と越権行為と◉亡国の君とは◉人を信ずれば、人に制せられる◉君主への意見の出しかた◉間男された上、犬の糞(くそ)を浴びせかけられた男◉狡兎(こうと)尽くれば良犬烹(に)らる◉犯罪防止法 矛盾、守株、余桃罪などの出所になった逸話が満載 【主な目次】 序 韓非子 『韓非子』とは何か 加地伸行 他、韓非伝、中国における『韓非子』、日本における『韓非子』など豊富な解説
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-鋭い人間洞察が時を超えて突き刺さる、不滅の君主論! 人間は利のために動く。君臣の間に愛はない。 徹底した現実主義的人間観に基づく実践的君主論にして、春秋戦国の乱世下に法家が磨き上げた統治思想の極致。 「矛盾」「守株」など秀逸な譬えを交える軽妙さ、 理想的統治を語る峻厳さ、 儒家への鋭い批判、 そして不合理な現実政治への悲憤― 抑揚に富んだ語り口を生き生きと伝える碩学の名訳で、全文を読む。 【本書「解説」より】 人間性一般についての洞察の鋭さ、権力の場における人間関係の分析の綿密さ、独裁国家という枠内でではあるが、君主の心術探究の深刻さ、という点ではいずれも韓非のほうがマキャベリより一段と精彩があり、ルネサンス期のマキャベリと比べても、不思議に古くないのである。韓非の眼がその時の瑣々たる政治現象をつきぬけて、人間の本質に迫っている故であろう。 【本書の内容】 [第一巻] 初見秦/存韓/難言/愛臣/主道 [第二巻] 有度/二柄/揚権/八姦 [第三巻] 十過 [第四巻] 孤憤/説難/和氏/姦劫弑臣 [第五巻] 亡徴/三守/備内/南面/飾邪 [第六巻] 解老 [第七巻] 喩老/説林上 [第八巻] 説林下/観行/安危/守道/用人/功名/大体 [第九巻] 内儲説上七術 [第十巻] 内儲説下六微 [第十一巻] 外儲説左上 [第十二巻] 外儲説左下 [第十三巻] 外儲説右上 [第十四巻] 外儲説右下 [第十五巻] 難一/難二 [第十六巻] 難三/難四 [第十七巻] 難勢/問弁/問田/定法/説疑/詭使 [第十八巻] 六反/八説/八経 [第十九巻] 五蠹/顕学 [第二十巻] 忠孝/人主/飭令/心度/制分 解説・年表・地図 *本書は1969年に筑摩選書として、1996年にちくま学芸文庫より刊行された『韓非子』(上下巻)を原本とするものです。
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-地球環境問題、テロや地域紛争、反社会的な事件、経済危機、企業破綻……。東西冷戦が終わり、「希望の二一世紀」を迎えるはずだった世界と日本は、期待に反して、いくつもの大きなトラブルに見舞われました。そのような状況において、地球全体、あるいは国家として企業としてどう対処すべきか。また一人ひとりの考え方や行動をどのように変化させ、問題解決を図っていくか。人類の叡智が問われるようになります。そこで1990年代半ばから2000年代にかけて、日本を代表する経営者である京セラ名誉会長の稲盛和夫氏と、当代随一の知識人である哲学者の梅原猛氏(2019年1月逝去)に、現代文明の在り方について、継続的に対論を行って頂きました。そこから問題解決へのヒントを、深くわかりやすく、日本人に提案して参りました。本書は、お二人の叡智の結晶である3冊の対論書籍、『哲学への回帰』(1995年9月発刊)、『新しい哲学を語る』(2003年1月発刊)、『人類を救う哲学』(2009年1月発刊)を集大成したものです。各書籍は発刊後、それぞれの時代、社会にインパクトを与え、多くの読者の支持を得た名著になります。ただ残念ながら、3冊の書籍で訴えてきた「地球環境問題の解決」「倫理観の高い資本主義の創造」「“働く意義”の再構築」「一神教的世界観から多神教的世界観への転換」「日本人の道徳心の復興」などの諸問題は、いまだ解決に至っておりません。そしていまこの時においても、人類社会には地球規模での大きな変化が日々発生し、解決すべき問題が山積して、われわれのもとに押し寄せてきています。そこであらためて、迷走する現代社会に対して、はっきりとした道筋を提示することが重要であろうと考え、『完本・哲学への回帰』の発刊を進めました。“希望と幸福に満ちた”世界、日本の再構築に向け、読者の皆様には、ぜひ再びお二人の叡智からヒントを得て頂ければ幸いです。
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-漢文・古文の知識が必要な仏典を独学で読むのはほぼ不可能に等しい。しかし日本を代表する大作家・佐藤春夫はその筆力により、一人で経典を理解し、味わうことのできる訳を用意した。『観無量寿経』は『無量寿経』、『阿弥陀経』とともに「三部経」と称される浄土仏教の根本経典。仏や仏のいる世界を「観る」方法を説くとともに、自分の力ではいかんともしがたい人生を俯瞰し、切り抜ける方法を教えてくれる。経典の主人公はわが子アジャセに命狙われる古代インドの王妃イダイケ。なぜこのような悲劇が起こるのか説明を迫るイダイケに、シャカは因・縁・果の物語を説く。 文庫解説 阿満利麿
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4.02023年5月にがんと診断され、 長期のがん治療を余儀なくされることを公表した廣橋猛医師。 がんの緩和ケア医療を専門とし、 医師として患者に正面から向き合ってきたが、 いざ自身ががん患者になると戸惑うことが多くあったという。 ●医師&患者 両視点から解説! がん患者とその家族んに知ってもらいたい がんの真実と誤解 本書は、 自身の体験を踏まえて、医者と患者の2つの視点から がん患者やその家族ががんと付き合っていくために必要な知識を解説していく。 がんと診断される人は年間100万人(2019年国立がん研究センター)で、 がんで亡くなる人は約38万人。 年間の死亡総数に対して26.5%を占める時代である。 患者とその家族が「穏やかに」「快適に」過ごすためには病気とどう向き合えばいいのか。 本書を読むことで、一般に知られていないがん治療の「真実」と「誤解」が理解できるようになる。 ■目次 ●1 見る世界が変わった ・なにげない日常から突然に人生は変わる ・最悪の事態を想定して自分の死を意識する ほか ●2 緩和ケア医ががん治療をはじめる ・龍角散のど飴とガリガリ君アイスはがん患者におすすめ ・薬の飲み忘れを防止するためにできること ほか ●3 がんになってわかった7つのこと ・がん情報サービスの正しい情報が身を助けてくれる ・がん患者の身体には「体力温存療法」が有効 ほか ●4 診療時&早期からがんと緩和ケアを同時に行う ・がん治療と医療用麻薬で快適な生活を送る人もいる ・診断時&早期からの緩和ケアが必要 ほか ●5 がんの種類別! 緩和ケア医師が教えるつらさを和らげるための知識 ●6 終末期としての緩和ケアをよく知る ●7 事例から見る4人のがん治療 ■著者 廣橋猛(ひろはし・たけし) 永寿総合病院がん診療支援・緩和ケアセンター長、緩和ケア病棟長。 2005年、東海大学医学部卒。 三井記念病院内科などで研修後、 09年、緩和ケア医を志し、亀田総合病院疼痛・緩和ケア科、三井記念病院緩和ケア科に勤務。 14年から現職。 病棟、在宅と二つの場で切れ目なく緩和医療を実践する「二刀流」緩和ケア医として、 これまで3000人以上の患者の死に関わる。 2023年に甲状腺がんに罹患していることが判明し、現在は闘病しながら緩和ケア医としての活動を行う。 著書に『がんばらないで生きる がんになった緩和ケア医が伝える「40歳からの健康の考え方」』(KADOKAWA) 『素敵なご臨終 後悔しない、大切な人の送りかた』(PHP研究所)がある。
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4.6アメリカの日常にはびこる黒人差別は決して根絶されず再燃する.ピューリツァー賞受賞・黒人女性作家が自らの体験をもとに,差別の底に潜む,白人,バラモン,アーリア人の「優越」を保持するカースト制のメカニズムを探る.アメリカの民主主義を蝕むカーストの恐るべき悪とは.世界的ベストセラー,待望の邦訳.
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3.7長年に渡り大好評の公式版から主要部分を集約した文庫エッセンシャル版 歴史的ベストセラー『人を動かす』『道は開ける』の著者として知られるカーネギーの輝かしいキャリアは、話し方教室の講師をつとめたことからはじまる。長年にわたる経験を土台に、カーネギーは深い人間洞察に根ざした独自のスピーチ術を編み出し、授業や講演の現場で磨いていった。話す前の心構えから、テーマの選び方、準備、始め方、終わり方まで、人の心をつかみ、自信を持って人前で話すためのノウハウを懇切に手ほどきする。1926年の初版刊行以来、改訂が施されてきた現行の公式版である『新装版 カーネギー話し方入門』から本編12章を収載した。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 “政治神学”“友と敵”“決断”“例外状況”“代表”。本書は、カール・シュミットの政治思想の特質を、彼の諸著作の徹底的な検証や他のカトリック知識人との比較考察を通して明らかにしたものである。近代合理主義・個人主義をプロテスタンティズムの産物と見做し、カトリシズムの教会論や終末論に依拠して痛烈に批判しつつも、遂に世俗化の犠牲となり、超越の契機を失い、ナショナリズムそしてナチズムと妥協していくシュミットの思考のプロセスが、克明かつ鮮やかに描き出される。 【目次より】 序 第一章 初期シュミットの終末論 シュミットの歴史観 シュミットの人間観 シュミット教会論 シュミット国家論 第二章 ドノソ・コルテスの政治神学 ドノソ・コルテスの生涯 歴史観 人間観 教会論 政治神学 ドノソの政治思想 第三章 シュミットの政治神学の展開 カール・シュミットとドノソ・コルテス シュミットのドノソ継承 独裁論 自由主義批判 カトリック自然法論とシュミット ドノソとシュミットの相違点 第四章 シュミットの教会論 ヴァイマール期におけるカトリシズムの教会論 シュミットの教会論 シュミットの教会論に対する賛美 シュミットの教会論に対する批判 代表原理の衰退 第五章 ドイツ・カトリシズムにおける二つの道 カール・シュミットとフーゴ・バル 表現主義をめぐるシュミットとバル カトリシズムをめぐるシュミットとバル ナショナリズムと国家主義をめぐるシュミットとバルの対立 バルの禁欲的カトリシズム シュミットのバル評価 第六章 カトリシズムと世俗化 カール・シュミットとヴァルデマール・グゥリアン 決断主義と反自由主義 「世俗化されたカトリシズム」批判 ファシズムに対する態度 第三帝国におけるグゥリアンのシュミット批判 第七章 シュミットと政治的カトリシズム カトリシズム・ナショナリズム・国家 保守的カトリシズム ナショナリズム 国家主義 シュミットと中央党との対立 第八章 カトリシズムとナチズム K・エッシュヴァイラー、H・バリオン、W・グゥリアンの選択 K・エッシュヴァイラー H・バリオン W・グゥリアン 第九章 二つの終末論 カール・シュミットとエーリック・ペーターゾン E・ペーターゾンの生涯 シュミットとペーターゾンの思想的関係 ライヒ・イデオロギー ペーターゾンの政治神学批判 ペーターゾンの終末論の展開 政治神学をめぐるシュミットとペーターゾン 第十章 シュミットの反ユダヤ主義 シュミットの反ユダヤ主義の展開カトリシズムと反ユダヤ主義 おわりに シュミットの生涯と著作 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 古賀 敬太 1952年生まれ。政治学者。大阪国際大学現代社会学部教授。早稲田大学大学院政治学研究科修士課程を経て、京都大学大学院法学研究科修了。専門は、政治思想、とくにカール・シュミットの研究。 著書に、『ヴァイマール自由主義の悲劇』『カール・シュミットとカトリシズム』『近代政治思想における自由の伝統 ルターからミルまで』『シュミット・ルネッサンス』『激動するヨーロッパ』(共著)など、 訳書に、H・クヴァーリチュ『カール・シュミットの立場と概念』カール・シュミット『カール・シュミット時事論文集』ロバート・P・エリクセン『第三帝国と宗教』シャンタル・ムフ編『カール・シュミットの挑戦』などがある。
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4.0新型コロナ、東日本大震災、放射能汚染…… ガイアのバイオリズムは何を暗示しているのか 未曾有の危機に直面する日本、世界は これからどこへ向かうのか-- 日本列島135度ラインが 地球の新たな起点であることを告げるガイアの法則 その新しい担い手となる日本人が 今、乗り越えなければならない課題とは何か!? 東日本大震災をその1年前に予測し、 新型コロナの発生周期も解読してきた著者が 最新/特別情報(第8章を追加)とともに贈る 警鐘と覚醒への未来ヴィジョン、 待望の新装復刻バージョン第二弾-- 驚異のロングセラー『ガイアの法則』の続編であり、 話題沸騰のベストセラー『0フォース』の姉妹版 との併読を推奨する書、遂に発刊なる! 宇宙のバイオリズムは語る-- 「この広大なるスケールの交代地点、 特殊なエネルギーを発する脈動点、 東経135度に貫かれた日本とそこに住まう日本人は 新たな世界文明の舵取り役を担うことになる。 その未来姿は、現代人の想像をはるかに超える世界となるだろう」 そして、この宇宙的流動の大転換時には、 「この節目ライン上(女性性極線)で大地の変動が起こる時、 生命は潜在的に大地のリズムに強く動かされることになる」と。 これは、人類/生命が、新たな文明へ移行する過渡期に 様々なマイナス現象に晒されることを示唆する それはウイルス感染や地震等の顕現事象に留まらない。 「強く動かされること」の言葉には、 日本人が、これから世界の真なる貢献者となるために クリアしなければならない課題も包含暗示されている-- それは、巧妙なる情報操作/マインドコントロール、 /大衆洗脳支配への警告である。 その壁に阻まれ、日本は天命期に至ることができないでいる。 旧文明勢力の洗脳支配は、 テレビや新聞よりも身近なところに潜んでいる。 洗脳支配は各人の人生を確実に蝕み、 日本社会を、身動きのとれない鋳型に封じ込めている。 かくして日本人の大半はコントロール下に入っており、 様々な情報を入手しているから大丈夫と思っている人々ほど、 実は最も深く洗脳されている実態を著者は論破する。 未だ明るみに出たことのない彼らの洗脳手法。 そのことごとくを暴く第8章を含む本書の出版は、 135度文明への最大の壁を撃破する第一歩となるだろう。
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-「外見」「しぐさ」「表情」「話し方」だけで、人の性格やタイプはここまで丸裸(まるはだか)になる! ・笑顔に隠された本音を見破るには? ・視線の動かし方からも性格は見抜ける ・服装や小物の「色タイプ」に性格傾向は表れる ・顔の左半分は本音、右半分はよそゆきの表情が出る 建前に隠された相手の本音を見抜くための技法が満載!
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4.0============================================================== 外国人って、日本語のどんなところが気になるの? カナダ出身の外資系社長が気になって仕方ない「不思議すぎる日本語」! ============================================================== ある時は現役ビジネスパーソンで世界的IT企業・レノボの日本法人社長、 またある時は『土佐日記』を愛する日本語マニア。 日本の古典文学を専攻し、一時は日本語研究者になることも考えていたという著者が 外国人目線で見た、不思議な日本語を紹介します。 □緑色なのに「青信号」と言うのはなぜ? 青信号なのに、今度は「緑のおばさん」!? □「サバを読む」って、サバのどこを読むの? □価値のあるチケットは「一枚」、価値がなくなると「一片」……なんて繊細な言語なんだ! □「紅白歌合戦」だけど「赤」組って、オープニングから矛盾してる! □『 』←これはテトリスか? 本書では著者が15年以上にわたって書きためてきた秘蔵の日本語メモの中から、 日本人でも知らない言葉の語源を紹介したものや 著者の母語である英語との違いについて書かれたものを選りすぐって紹介します。 外国人目線で見た日本語へのツッコミや、 「“茶色”はお茶の色だから、greenでしょ?」といった勘違いにクスッと笑いながら、 日本語の雑学が楽しく身につきます。
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-社会学者・開沼博氏が創価学会の現場に足を運び、 各地で人間に寄り添うネットワークを築く学会の原動力を探求! 【はじめに】 【序章】 なぜいま創価学会なのか 【第1章】 困難への向き合い方 【第2章】 内に閉じているようで外に開かれた世界 【第3章】 不条理と対峙する「祈り」 【第4章】 折伏――「内を固めて、外へ出る」実践 【第5章】 創価・想像の共同体――答えなき問いに向き合い続ける力 【第6章】 負の歴史を捉えなおし使命に生きる 【第7章】 科学と信仰 【第8章】 誰にも開かれた実践で誰でも変革の主体者に 【終章】 創価学会研究を振り返って 【特別付録】 対談 佐藤優×開沼博
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-ブルーノ、パスカル、ライプニッツ、ヘーゲルらの思考を準備したルネサンス普遍人の主著。形而上学、神学、自然学の知を総動員して展開される神論、宇宙論、キリスト論。解説=八巻和彦
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5.0コロナが露わにした堕落した学者の姿 学者は真理の探究を捨てた。カネの出し手に都合の良い論文を書くことが正義なのか。 コロナの起源を一貫して追究してきた著者が人工ウイルス研究の闇に迫る! * ●欧米では研究所起源説が主流に ●学会で聞いた学者たちの本音 ●武漢研究所の最初の三人の感染者 ●一流学術誌に掲載された疑惑の論文 ●機能獲得研究は生物兵器開発を目的とする ●頻繁に起きる研究所からのウイルス流出 ●生物学の常識から外れていったワクチン推進政策 ●ワクチンを巡る医療産業複合体の闇 ●真理より自分の損得を優先する学者たち ●なぜエリートは弱者をバカにするのか ●全体像に興味がない日本の学者 ●日本で内部告発をすると冷遇される ●正義で動く人は金で動く人にはかなわない ●「陰謀論者」というレッテル貼りで終わらせない
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-医療現場、原子力発電所等、一つ間違えば大きな事故が生じうる組織において、学習はどのようになされるか――。失敗を含む「日常的実験」の繰り返しこそ、現場での学習の資源である。本書では、このリスクを伴う試行錯誤を許す空間を「学習の実験的領域」と呼び、法的・経済的諸条件に影響され、組織ごと、状況ごとに変動するその不安定なありようを明らかにする。フィールドワークや豊富な民族誌的資料をもとに、学習を社会科学のテーマとして扱い、状況的学習論といった従来の理論モデルを超える新たな枠組みを示した。事故と安全、科学技術、組織といった具体的文脈のもとでの学習を考える、数々の概念装置を与える書。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 日本国憲法をはじめ世界中で保障される基本的人権.今日われわれは,なぜそれを絶対的に且つ無条件に尊重すべきかという根拠を合理的に説明することができない.本書は,啓蒙時代以降自らを絶対化しオールマイティーとなった理性が,信仰を失ったことで現在どのように懐疑主義にむしばまれ、弱体化してしまったかを,自然法論の歴史を例証に説得的に描きだす.学問と信仰の相違点と共通点を明らかにする必要をとき,両者補い合ってこそ人間は真に豊かな知恵を授けられると語る,ユーモアにあふれた明快な講演. 【目次より】 「長崎純心レクチャーズ」について 片岡千鶴子 序言 稲垣良典 目次 第一日 学問の発展と理性 はじめに 言葉遣いと専門用語について 理性とは何か、その働き 理性の邪道 いかにして私たちはものを自然に認識するか いかにして学問は発展するか ディコトミーの四種類 各専門分野の方法論のディコトミー 研究されるもののディコトミー――その一、人間とペルソナ 学問の課題になったペルソナ概念の成立 法と道徳というディコトミー 存在と当為、現実と価値 その他、学問の内容に関するディコトミー 法的・社会的制度に関するディコトミーの増加 学問の可能性と限界 第二日 自然法論の歴史における理性と信仰の役割 はじめに 西洋文化における自然法論の登場 自然法(論)の第一段階の「神聖化」 自然法(論)の第二段階の「神聖化」(キリスト教化) 中世神学者とローマ法学者の自然法の異なる理解 理性と信仰を区別したスコラ学者の自然法の捉え方 自然法論の世俗化の最初の徴候 ホッブズの世俗化されていない思想とその自然法(論) カントの「自然法」イコール「理性法」 理性による「聖」と「俗」の融合(ヘーゲル) 現在の理性の衰弱とその原因 世俗化と理性の衰弱の結果 自然法論は生き残るか 第三日 学問と信仰と人間 はじめに 学問の他に知恵もある 二種類の知識 信仰とは何か 信仰、信頼、信念 信仰と宗教 西洋の法律と法学の内容となったキリスト教的な要素 宗教を対象にする学問 宗教哲学という学問 弁神論と神学 「哲学的信仰」もあるか 日本人の「宗教なしの信仰」 信仰と学問に共通する点 学問に対する信仰の相違点と利点 注 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 ヨンパルト,ホセ 1930~2012年。スペイン出身。法哲学者、カトリック司祭。上智大学名誉教授。 ボン大学法学博士号取得。専門は、自然法。 著書に、『法と道徳』(共著)『法哲学入門』『法の歴史性』『法と道徳』(共著)『人民主権思想の原点とその展開』(共著)『カトリックとプロテスタント 』『刑法の七不思議』『人間の尊厳と国家の権力』『法哲学案内』『日本国憲法哲学』『教会法とは何だろうか』『学問と信仰』『道徳的・法的責任の三つの条件』『正義の感覚・理論・実現』『知恵・ユーモア・愛』『人間の尊厳と生命倫理・生命法』『死刑』『法哲学で学んだこと』など多数。
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-近代日本が誇る啓蒙思想家・福澤諭吉の代表作として名高い『学問のすすめ』ですが、本書はその現代語訳と今学ぶべきことを解説したものです。ユニークな比喩を用いながら、しがらみだらけの封建主義時代の終わりと、国民一人ひとりが独立の志をもって主体的に生きていかねばならない新時代の意味を説いた福澤。また本書のあちこちで福澤は時勢の大切さを語っています。『学問のすすめ』もまた、この時勢と合致し、空前の大ヒット作となりました。1872年(明治5年)に初版が出版され、それから4年9ヶ月後に完結。福澤自身の算出によれば、累計340万部、当時の日本人の10人に1人が『学問のすすめ』を読みました。そのメッセージは今日においても新鮮であり、多くの人を魅了し続けています。当時の時代状況を想像しながら、現代に置き換えて読んでみても、様々な気づきを得ることのできる一冊です。 【「JMAM出版」で検索すると、日本能率協会マネジメントセンター ホームページから「試し読み」ができます】 【本書の目次】 まえがき 第1部 名著『学問のすすめ』とは 1 『学問のすすめ』の時代背景 2 なぜ不朽の名作となったか 3 福澤諭吉の生涯 第2部 現代日本語訳で読む『学問のすすめ』 合本『学問のすすめ』について 初 編 天は人の上に人をつくらず、人の下に人をつくらず 第2編 政府と民は対等である 第3編 自分たちの領地を守る気概 第4編 官尊民卑を改めよ 第5編 「ミドルクラス」が文明を先導する 第6編 法とは何か 第7編 使命とは何か 第8編 男女、親子は平等である 第9編 若人よ、この世に生きた証を残せ 第10編 学生よ、ハングリーであれ 第11編 専制は不正をもたらす 第12編 見識の磨き方 第13編 ねたみという病 第14編 事業を成功させる秘訣 第15編 西洋を妄信してよいか 第16編 金に支配されてはならない 第17編 人望を獲得するための秘訣 第3部 福澤精神から学ぶべきこと 1 対立を恐れないこと 2 人をねたまない 3 学び続ける姿勢 4 独立するということ
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4.0--------------- 推薦:野坂祐子氏(大阪大学教授、『ガスライティングという支配』訳者) 「わたしがおかしい…?」 いいえ、おかしいのはあなたをコントロールする相手の言動です。 情緒的コントロールから逃れる第一歩は、ガスライティング(心理的操作)に気づくこと。 本書で描かれる豊富なエピソードに覚えがあれば、支配の鎖を断ち切るのは今。 自分とつながる7つのステップと共に進みましょう。 --------------- ◎他人の言葉や態度によって、自分の感情や記憶、感覚までもが揺らぎ、「自分が悪いのかもしれない」と思い込まされてしまう――そんな操作的な心理的虐待が「ガスライティング」です。 本書は、心理学博士でありトラウマケアの臨床経験も豊富なセラピストの著者が、そのメカニズムを丁寧に解き明かし、支配的な関係から抜け出し、自己肯定感や信頼、そして健全な人間関係を取り戻すための実践的なステップを示した回復のためのガイドとなります。 DBT(弁証法的行動療法)、EMDR(眼球運動による脱感作法)、ACT(アクセプタンス&コミットメント・セラピー)など、科学的根拠に基づいた心理療法を用い、読者が少しずつ自分の感情に触れなおし、境界線を引き、再び「自分の感覚」を信じられるようになるまでを、段階的に導いていきます。恋人や家族、職場、さらには宗教や政治的な場面における支配関係まで、多様な事例とともに書かれた本書は、言葉にしづらい混乱や孤立感に悩まされてきた人にとって、「自分を取り戻す」ための力強い支えとなるでしょう。
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4.3
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-現在,世界では年間約百万人が自殺で亡くなっており,日本においても毎日80人近くの人が自ら命を絶っている厳しい現実がある。特に,若い世代(10代後半から39歳)においては自殺が死因のトップという深刻な状況がみられるとともに,いじめ,不登校・ひきこもり,非行といった学校問題と結びついた子どもの自殺の実態が注目されている。また数多く存在する,自死遺族・遺児やハイリスクな子どもへの対応は喫緊の課題である。 本書は,二十年余りにわたって学校教育の現場で教師・スクールカウンセラーとして自殺予防教育に関わってきた著者による,子どもの自殺リスクとアセスメント・危機介入についての「新しい自殺予防プログラム」をまとめたものである。 著者は数多くの詳細なデータを駆使し,自殺に関する基礎知識を整理したうえで,米国やオーストラリアにおける自殺予防教育を参照し,「教師を対象とした自殺予防プログラム」「子どもを対象とした自殺予防プログラム」の二つを本書で提示する。さらに後半では,学校現場における自殺リスクへの対応の実際を事例に沿って解説している。
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5.0
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-宗教に特別な関心をもっていない標準的な日本人に読んでもらうために本書を書いた(佐藤優) 新書では2冊に分かれていた新約聖書27巻の文書を、すべて収録した電子書籍オリジナル。 【目次】 <新約聖書1> ・はじめての新約聖書-序文にかえて ・イエスは常識を覆す-「マタイによる福音書」案内 ○マタイによる福音書 ・「神の国」はどこにある-「マルコによる福音書」案内 ○マルコによる福音書 ・「復活」とは死人の甦り-「ルカによる福音書」案内 ○ルカによる福音書 ・「永遠の命」を得るには-「ヨハネによる福音書」案内 ○ヨハネによる福音書 ・非キリスト教徒にとっての聖書-私の聖書論1 <新約聖書2> ・教祖イエスと開祖パウロの物語-序文にかえて ・反知性主義の宗教としてのキリスト教-「使徒言行録」案内 ○使徒言行録 ・「わたしの肉には、善が住んでいない」-「書簡集」案内 ○書簡集 ・二つの怪物、それは国家-「ヨハネの黙示録」案内 ○ヨハネの黙示録 ・わたしは如何にしてキリスト教徒になったか-私の聖書論2 ・もっとキリスト教を知りたい人のために-あとがき
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-この2冊を読んで、思い通りの人生を手に入れましょう!■不安が希望に変わる! 「ゼロ・リセット」マジック:あなたのエネルギーを「ゼロ・ポイント」に戻せば、現実は自然とすべてがうまくいくようになります。■「心地よさセンサー」を磨けば人生は必ずうまくいく!:感じていることは後に現実になります。日々、心地よくいれば、心地よい現実がやってくるのです。 ※本作品は『不安が希望に変わる! 「ゼロ・リセット」マジック』『「心地よさセンサー」を磨けば人生は必ずうまくいく!』全2巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
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-ビジネスパーソンの必須教養「哲学」「社会学」「宗教学」「西洋美術史」「国際政治学」が一冊でまとめて学べます。仕事ができるビジネスパーソンの教養として、これらを語れるようでなければ世界で通用しません。スティーブ・ジョブス、ビル・ゲイツ、ピーター・ティールなど成功するビジネスマンは皆、リベラル・アーツの素養を身につけています。パーティーに招かれたときの初対面の相手との会話や、取引先との会話でも役立つ一冊。さあ、言葉からにじみ出る教養を身につけましょう。 ※本作品は『大学4年間の哲学が10時間でざっと学べる』(貫 成人・著)、『大学4年間の社会学が10時間でざっと学べる』(出口 剛司・著)、『大学4年間の宗教学が10時間でざっと学べる』(島薗 進・著)、『大学4年間の西洋美術史が10時間でざっと学べる』(池上 英洋・著)、『大学4年間の国際政治学が10時間でざっと学べる』(小原 雅博・著)の合本版です。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 *本書は2014年1月に刊行した『ワルい心理学』(小社)と2014年7月に刊行した『ズルい心理学』(小社)を 電子書籍として合本としたものになります。 【人の心の9割は誰でもカンタンに分かる!】 他人の「心」を自由に操るための必殺ワザは存在する! 職場や学校など、誰もが自分の置かれた立場の中で、ストレスや欲求不満を感じています。 そんなとき、あなたのなかの悪魔は「他人の心や行動をうまく操れることができれば…」と耳元でささやくこともあるでしょう。 実はこうした「禁断の願望」を密かにかなえてくれるのが心理学です。 本書では、科学的に「心のしくみ」を解き明かす心理学を使って、身近な人間関係を自分の望み通りに進めるための 「ちょいワル」なテクニックを解説しました。あなた自身の出世や人心掌握、恋愛成就など、様々なシーンで応用できるはずです。 ぜひ自分のモノにして、人生のブラッシュアップにお役立てください。 渋谷 昌三/監修 1946年、神奈川県生まれ。 学習院大学文学部を経て東京都立大学大学院博士課程修了。心理学専攻。文学博士。 現在は目白大学教授。 主な著書に『心理操作ができる本』『心理おもしろ実験ノート』(三笠書房)、『心理学雑学事典』(日本実業出版社)、『面白いほどよくわかる!心理学の本』『心理学がイッキにわかる本』(西東社)、『人を動かす心理学』( ダイヤモンド社)などがある。
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-ガブリエル・タルドの「欲望と信念にもとづく富の理論」を丁寧に読み解く。「社交性の花を咲かせよ!」 労働の喜びとは何か? それは、共にあり、共に作業すること、社交性が花を咲かせることである。そのためには、余暇の増大と、無数のアソシアシオンの群生が不可欠なのである。ガブリエル・タルドの主著『経済心理学』を、「欲望と信念にもとづく富の理論=統治術」というタルドのテーマにそって、丁寧に読み解いていく。「社交性の花を咲かせよ!」——その現代的な意味が、本書を読むことで明らかになるであろう。 【目次】 序 章 本書の目的 第1章 夢見る個人と社会の法則 第2章 政治経済学を裏返す 第3章 信念と欲望の経済的役割 第4章 労働と余暇の循環 第5章 貨幣と資本の循環 第6章 心理的対立と価格 第7章 闘争、競争、律動 第8章 発明と所有——経済的適応 第9章 交換の体制からアソシアシオンの体制へ 終 章 タルドの社会学と経済心理学 【著者】 中倉智徳 1980年生。専門は社会学、社会思想史。立命館大学大学院先端総合学術研究科一貫制博士課程修了(博士・学術)。現在、千葉商科大学人間社会学部教員。論文に、「発明の力能——ポストフォーディズムにおけるガブリエル・タルド」(現代思想2007年7月号所収、青土社)など。翻訳に、マウリツィオ・ラッツァラート著『出来事のポリティクス——知‐政治と新たな協働』(村澤真保呂との共訳、2008年、洛北出版)など。
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3.3私たちは、日々、腹の立つ出来事に直面します。しかし、この「怒り」の感情は、実に厄介なものです。怒りをそのままストレートに相手にぶつけてばかりいては、相手を逆ギレさせたり、人から避けられてしまいます。一方、怒りをこらえてがまんばかりしていると、ストレスを抱え込むことになり、イヤな目に遭う生活を改善させることができません。では、あなたはどうしたらいいのでしょうか? まず、怒りの感情自体を上手に自分の側で処理してしまう方法があれば簡単です。もうひとつは、相手に嫌悪感が一切発生しない上手な言い方で、あなたの言い分を伝えられれば大丈夫です。本書のテーマは、この「上手な怒り感情の処理法」と「怒りの伝え方」です。パフォーマンス学、心理学の立場から、あなたが毎日直面している怒りのタネに対して、科学的で、かつ必ず実行できる具体的な方法をわかりやすく説き明かしていきます。
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-「人」を生かして「己」も高める、経営の成功術を紹介! 「『我武者羅』――後先を考えないで強引に突き進むこと。しかし、ただ全力で走るだけではなく、考えられるリスクを抽出し、そのリスクをヘッジする、またそのリスクをカバーして決して歩みを止めることなく態勢を整えながら、前に前に進むこと。それが、本書タイトル『我武者羅』に込めた真意である」(「はじめに」より)。40歳を過ぎて無職になった著者が、2年間の膨大な読書を経てたどり着いた知見をもとに、経営コンサルタントとして再スタート。ひと月に一度の「経営・経済塾」を開き、塾生に伝えつづけた、「人」も「会社」も成長させる経営の極意とは? 「経営」とは、「利益」とは、「成長」とは、「信念」とは……。「人」とつながり、「感性」を広げる新・経営術の指南書!
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4.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「迷惑かけちゃいけない」「一番にならなきゃ」「あなたのためだよ」 こんな言葉に振り回されていませんか? 1万人以上を救った著者が教える 自分らしく、ラクに生きるためのアドバイス ■「呪いの言葉」に気づくことからはじめよう 「失敗したらダメだ」と自分を追い込んだり、「わたしのせいだ…」と自分を否定したり、「やればできる!」と周りからはげまされたり…。 これらの言葉は、もしかしたらあなたにとって「呪いの言葉」になっているかもしれません。「呪いの言葉」とは、身動きができなくなるほど自分を縛りつけてしまう考えのこと。本書では、どんな言葉が「呪いの言葉」になり得るのかをたくさんの例を用いながら紹介します。 ■「呪いの言葉」の処方箋 「呪いの言葉」に気づくと、呪いを消さなきゃと躍起になる人もいるかもしれません。でも「呪いの言葉」は無理に消さなくてもいいのです。本書では呪いを自覚し、その言葉とうまくつきあっていく手法をわかりやすく紹介しています。
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4.1その膨大な講和の中から、憲法にかかわる部分をまとめた『自由インドのためのガンジー的憲法案』が、60年前のインドで刊行されていた。しかし、建国の父とまで謳われた聖人の憲法案は、今日に至るまで黙殺されたままである。それは一体なぜなのか? その謎を解く鍵は、産業資本主義の生産方式とライフスタイル、および国民国家の存立根拠とは相容れない幻の憲法案を、もう一度精査することにある。日本国憲法第9条とはまったく異質なその戦争放棄思想は、金融資本主義が壊滅しつつある現在、異様なリアリティをもって我々に迫ってくる!【目次】はじめに/第一章 最大のタブー/第二章 幻の憲法論の全貌/第三章 起こったことと、起こらなかったこと/補論 ガンジー思想の可能性/おわりに
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4.4ガンディーには、今の世の中が見えていたのか?――不屈の精神と、非暴力という知略でインドを独立に導いたマハトマ・ガンディー。実はガンディーには、困難にある人を言葉の力で鼓舞する、したたかな“言葉の人”としての顔、さらに、人間性のない科学や利益第一の暮らしに異議を唱えた、近代文明のラディカルな批判者としての顔があった。その言葉は、まるで今の日本の状況を予見していたかのごとく、力強く、奥深く、私たちの胸に迫ってくる。今こそ、半世紀以上の時を超えて語りかける導きの言葉に、耳を澄まそう。ガンディーが残した珠玉の言葉、170編。
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3.0「君よ、君自身であれ!」 スティーブ・ジョブズにも影響を与え「世界を変えた」偉大なリーダーの魂を揺さぶる名言集。 一人ひとりがリーダーになるべき時代だからこそ、非暴力でインドを独立に導いた偉人の言葉が勇気を与えてくれる。 「清貧の聖者」「非暴力の提唱者」といったイメージが大きい ガンディーだが、数億人のインド人の先頭に立ち、インドを独立させた強力なリーダーシップの持ち主であり、その生き方で世界に影響を与える人でもあった。 本書はガンディーの残した名言から、あるときは厳しく、あるときは優しく、私たちの背中を押してくれる言葉を精選した。 マイ・ライフ・イズ・マイ・メッセージ(My life is my message)。 わが人生そのものがメッセージだ。 穏やかなやり方でも、君は世界を揺るがすことができる。 やることなすこと、すべてうまくいかないことがある。 それでも大丈夫!君が君自身であるのなら。 反対に、たとえ外面的にすべてがうまくいっているように見えても、 すべてよしというわけにはいかないのだ。君が君自身でなくなっているのなら。 行動だ。行動の成果ではない。それが重要だ。 正しいことをすることだ。それは自分の力にはないかもしれない。 自分の持ち時間にはないかもしれない。いかなる結果も生まないかもしれない。 だがそれは、正しいことを止めていいとは意味しない。 自分の行動からいかなる結果が生まれるか知ることも絶対にないだろう。 だが、なにもしなければ、結果も生まれないのだ。
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5.0心の免疫力アップが、がん寿命を左右する!日本ではまだ珍しい精神腫瘍科(がん患者専門の精神科)の医師である、聖路加国際病院の保坂隆先生に、コピーライターであり、2014年にステージ4の乳がんを告知された、今渕恵子さんが、自らの体験をもとに心のケアの必要性とそのメソッドをインタビュー。 がん患者の7割の心をラクにする2つの基本、「がんは高血圧や糖尿病と同じ慢性疾患のひとつにすぎない」 「日本人の2人に1人はがんになる時代。でもがんで死ぬのは10人に3人」をはじめ、「肉体的な痛みは99.9%コントロールできる」「がんは第2の人生の始まり」など、目から鱗の事実をQ&A方式でわかりやすく解説していく。がん患者の心がV字回復し、免疫力が上がるメソッドのすべてを初めて公開!
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5.0
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-がんを前向きに考えれば、違う世界が見える。 今や2人に1人が罹ると言われるがん。かつてのように「不治の病」ではなく、早期発見すれば完全寛解するものも多い。本書は数多あるがん治療体験記だけではなく、いかにがんという病をポジティブに考えていくという趣旨だ。著者は2度のがん闘病を経験した直木賞作家で、自らの体験から得た「哲学」といってもいい。 がんをただ恐れるのではなく、「がんという病を抱えたもう一人の友人を見つけた」と考えて、あらゆることをその「友人」と相談しながらやりたいことができる。そう考えれば「がんは人を成長させる」し、新たな目覚めのチャンスを得たともいえる。 人生喜怒哀楽、いろいろある。その人生を実人生とだけ考えてしまうと愛憎が入り交じったものになるし、苦悩さえ残る。著者にしても良いばかりの人生だけではなく、実の兄が事務所の金や印税を使い込み、借金漬けにされてしまったこともあった。でも、夢だと思えば、苦しみでさえ夢だから、残るのは楽しい夢の感覚しかないという。そう、人生を夢だと思えば何も恐れることはない。諦めるのではない。「がんになった。さあ生きよう!」と前向きに病と闘えばいいのだ。
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4.2最後の1秒まで幸福は追求できる その真実をつづった遺稿を特別収載。 最期の時間でたどり着いた「人生の最終原理」とは―― 筆者は2022年の夏に食道癌が見つかった。 本書は、癌の各局面にあっての考え方や意思決定の記録である。 お金よりも大事なことにどうやって気づくか、 限られた時間をいかに生きるか――。 遺稿「癌の記・裏日記」も特別収載。 【本書の内容】 第1章 癌患者と投資初心者は似ている ステージIII、「真面目な癌患者になろう」 情報を、拾うか、捨てるか 上機嫌な癌患者でありたい 第2章 がん保険はやっぱり要らなかった 治療にかかったお金はいくら? 「不安に対処する」ための保険は賢くない 加入していい保険の条件 第3章 癌になって分かった、どうでもいいことと大切なこと 悩ましい頭髪の問題 わが物欲生活と身辺整理 再発、意識する持ち時間 癌患者には親切にしないで 第4章 山崎式・終活のセオリー6箇条 最晩年の住まいと介護を考える お金を守る超合理的相続対策 「墓なし・坊主なし」のわが家の弔いルール 第5章 お金より大事なものにどうやって気づくか 〝善意の愉快犯〞として生ききる お金は「増やし方」より「使い方」こそ大切だ 「幸福」を決めるたった一つの要素 「お金より大事なもの」にどうやって気づくか 最終章 癌の記・裏日記 【著者プロフィール】 山崎元(やまざき・はじめ) 経済評論家。専門は資産運用。1958 年北海道生まれ。東京大学経済学部卒業後、三菱商事に入社。野村投信、住友信託、メリルリンチ証券、楽天証券など12 回の転職経験を持つ。連載記事やテレビ出演多数。著書に『全面改訂 第3版 ほったらかし投資術』(水瀬ケンイチとの共著、朝日新書)、『超改訂版 難しいことはわかりませんが、お金の増やし方を教えてください!』(大橋弘祐との共著、文響社)、『経済評論家の父から息子への手紙――お金と人生と幸せについて』(Gakken)など。2024 年逝去。
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4.3「がん」の告知は、ある日突然やってくる。その時、心の中でどんなことが起こるのか。「心の危機」をどうやって乗り越えればいいのか。本書は、ある日突然ステージ4のがんであると診断され、当事者としてがんと向き合うことになった現役の臨床心理士が、自らの体験と心理カウンセリングの技法を駆使して、がんになっても前向きに生きる気持ちを失わない方法をわかりやすく解説する。患者の立場になった著者がまず思ったことは、「自分はすぐに死ぬのではないか、という恐怖に対する応急手当が必要」ということである。「どんな小さな情報でもいい、今の心の苦しみから抜け出せるヒントが欲しい」「ひと時の間でも安らぎを得たい」――告知後のがん患者の本当のニーズに応えるために、心の危機を脱する「一人カウンセリング」のやり方や、気持ちの切り替えに役立つちょっとした行動をアドバイスする。本人と家族の立場から、がん患者の心をサポートする本。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 本書は、ガンのヘンリクス(d.1293)の思想をはじめてわが国に紹介し、同時に、哲学史上にこれまでほとんど看過されてきた一時期に光を当てつつ、1980年代以降欧米で急速に進展してきたこの分野の先行研究を踏まえながら、ヘンリクスにおける「照明の形而上学」の構造を、認識論と存在論の統一的視点から解釈しようとするものである。 【目次】 まえがき 序章 ガンのヘンリクスとは、誰なのか 第一節 序論 第二節 ヘンリクスの経歴と著作 第三節 ヘンリクスの思想傾向 第四節 結論 第一章 認識論における照明の位置 第一節 序論 第二節 認識のメカニズム 第三節 知の構造と照明の位置 第四節 初期認識論の意図 第五節 結論 第二章 知の確実性と照明 第一節 序論 第二節 ヘンリクスの議論 第三節 スコトゥスの照明説批判 第四節 結論 第三章 照明説の思想発展 第一節 序論 第二節 初期の説明方式 『定期討論のスンマ』第一項 第三節 後期の説明方式 『任意討論集』第九巻第一五問 第四節 ヘンリクスの照明説の根本にある思想 第五節 結論 第四章 本質・存在・〈もの〉 第一節 序論 第二節 〈存在〉をあらわす語彙の曖昧さ 第三節 なぜ、ガンのヘンリクスの存在論なのか 第四節 本質・存在・〈もの〉 第五節 結論 第五章 本質と存在の志向的区別 第一節 序論 第二節 実在的区別 エギディウス・ロマヌス 第三節 志向的区別 ガンのヘンリクス 第四節 同一性 フォンテーヌのゴドフロワ 第五節 結論 第六章 照明の形而上学 第一節 序論 第二節 照明説の思想発展とその問題点 第三節 ア・プリオリな神認識 第四節 〈本質〉のリアリズム的解釈 第五節 結論 註 文献表 加藤 雅人 1955年生まれ。 哲学者。関西大学外国語学部教授。京都大学文学部哲学科卒業、同大学大学院修士課程修了、同博士後期課程修了。専門は、西洋中世の言語哲学。 著書に、『ガンのヘンリクスの哲学』『意味を生み出す記号システム 情報哲学試論』『哲学すること 存在の真理への覚醒』(共著)『中世哲学を学ぶ人のために』(共編著)など、 訳書に、『後期中世の哲学 1150-1350 ジョン・マレンボン』などがある。
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3.0誰にでも、何もかもがうまくいかなくて、眠れない夜がある。他人と比べて卑屈になってしまう、仕事で大きなミスをした、人間関係が最悪の状態……。そんな落ち込んだ気分のときには、本書を開いてみてほしい。★20%のムダが、人生を広げる。★頭の固い上司は、自分を磨く磨き砂。★提案には、まず「いいね」と答えよう。★成功しても納得できない人生より、失敗しても納得できる人生を送ろう。★払いすぎた分だけ、金運は強くなる。★次の問題が起こり続ける人は、レベルアップしている。などの力強い言葉が、きっと明日へ向かう元気を与えてくれるはずだ。希望の光が見えてくる一冊。
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5.0
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4.1がんばっているのに上手くいかなくて、自己嫌悪に陥ったり、イライラすることは多いもの。そんなとき、無理してがんばり続けなければならないと思い込んでいないだろうか? けれど、それにこだわり続けていると、ずっとつらい思いを引きずっていくことになる。自分ができることとできないことを見極め、できないことには執着しないという考えを持つことは、生きていくうえで案外大切なものである。生きていれば、苦しみや悲しみ、怒りや悔しさを感じることがある。それにとらわれてしまうのは、心のバランスを崩すような考え方をしているから。本書では、千日回峯行を2度満行した「現代の生き仏」が、厳しい行を通して学んだ、幸せに生きるための物の考え方を説く。どんなときでも自分を信じ、心の余裕を持って過ごすことができるようになるヒントが詰まった一冊。
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3.8□他人の目が気になる □うまくいかないことがあると自分を責めてしまう □頼ることが苦手 □外で気を遣いすぎて家に帰ると力尽きてしまう □「一人反省会」を開催して落ち込む □頑張ることが当たり前 1つでも当てはまったら、 あなたは「頑張りすぎちゃうお仕事女子」かもしれません。 フォロワー数6万人超! インスタで話題の心理カウンセラーが贈る、 頑張りすぎちゃうあなたが 毎日をラクに、しあわせに生きるための考え方のヒント集! ■心が救われるお仕事女子、急増中です!! 「毎日、仕事を辞めたいと思っていたつらいときに救われました」(30代) 「読む前の私とはまるで別人で、今、すごく心が軽いです」(10代) 「涙があふれ出ました。こんなにも無理をしていたんだと気づけました」(30代) 「心が軽くなりました。前に進むきっかけをありがとうございます」(20代) ■目次 ・ワクワクアイデアの使い方 ・Part1 仕事 ~自分らしく働く~ ・Part2 人間関係 ~心地よい関係を築く~ ・Part3 心のこと ~「あなたが」あなたを大切にする~ ・Part4 自分のこと ~「私」をすきになる~ ・Part5 恋愛 ~毎日を彩る~ ・Part6 夢と理想 ~あなたが望む未来を叶える~ ■著者 服部結子(はっとり・ゆいこ) お仕事女子ストレスケアカウンセラー。メンタル心理カウンセラー、 上級心理カウンセラー、幼稚園教諭第二種免許、保育士、社会福祉士の資格を持つ。 お仕事女子の自己肯定感を上げ、毎日をラクにするカウンセリングを行う。 自身の思いに共感するInstagramのフォロワー数は1年半で6万人超。 自己肯定感が低く、自信がない思春期~社会人を過ごす。新卒から入社3ヶ月で適応障害になり、カウンセリングを受ける。 適応障害が完治してからも、人間関係・恋愛・仕事・家族関係は軒並みうまくいかず、生きづらさを抱えていた。 そんな毎日を送る中で、自己肯定感の低い自分に嫌気がさし、「本当はもっとしあわせになりたい!」と、 試行錯誤しながら自力で自己肯定感の低さを克服。 そして「同じように生きづらさを抱え、仕事に悩む人たちのサポートがしたい」という思いから、 カウンセラーになろうと決意し、起業する。 カウンセリングを受けた人からは、「ラクに生きられるようになった」「毎日がすごく楽しい!」 「他人を気にしなくなった」「救われた」と喜びの声が毎日届いている。
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3.5何もかもうまくいかない、“一生懸命”がカラ回りしている……そう感じることはありませんか? 「あれもこれも」と焦ったり、何をやるにも理由を必要としたり、つい人に突っかかってしまっていませんか? それは「心の息ぎれ」です。本書は、ゆっくりと人生を楽しむのが苦手な人のための心理学。休んでいると不安になる原因を解き明かし、心をすり減らす生き方を変える方法が見つかります。つねに緊張している“タイプA”的性格や、疲れていても休めない執着性格の言動とその解説の中に、悩みを解消するポイントがあります。「認めてほしいという心の叫びに耳を傾ける」「100%ではなく0.1%から変えてみる」「自分のある人は、楽しいこと・嬉しいことを知っている」「能力以上に認められることは本当に幸せか」などをヒントに、心の姿勢を見つめ直しましょう。忙しすぎて自分を見失う前に読んで欲しい一冊。
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-さっと読めるミニ書籍です(文章量15,000文字以上 20,000文字未満(20分で読めるシリーズ)) 【書籍説明】 「頑張って」という言葉は時に凶器になる。例えばうつ状態に陥っている人に安易に頑張れという言葉をかけてしまうと、病状が悪化してしまう恐れがある。 自分で頑張りたいと思っていても頑張れない人にとっては、励ましが苦痛にしかならないのだ。 今は社会的にも家庭的にも様々なストレスが転がっている時代だ。会社に通う時は混雑する通勤電車に揺られて行かなくてはならなかったりする。 更にリモートワークが増えてきているので、家庭では主婦(主夫)の仕事が増える。 子どもがはしゃいだりして賑やかなものではあるのだが、慣れてない人は仕事の邪魔だと感じるかも知れない。 そういうことを言われると子育てしている方はもの凄いストレスがかかるのである。 独り暮らしの人もストレスに悩まされる。リモートワークで一人きりの仕事をしている時も、何故かサボっているような気がしたりするのだ。 だからこその精神疾患なのだが、本人はもっと頑張らないと、とより負荷を掛けてしまったりする。 そんな時にもっと頑張れという言葉をかけられると、病状が悪化しやすい。 そうならないために、ストレスをいかに散らすか、また頑張らないためにはどうすればいいかを書いてみたいと思う。 【目次】 「頑張れ」は猛毒 説明を求めない親切 家庭を支える主婦の図 手抜きが勝負 キャパシティと断る勇気 リモートワークの難しさ プレゼント強制イベント 血の繋がりはいい加減 力を抜こう 『できない』の差 言葉の意味の違いと俯瞰
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4.0つい「完璧」を求めてしまう性格に、苦しんでいませんか? 誰の心にも潜む完璧主義は、あなたの短所ではなく、仕事や生活の成功をもたらす、もっとも優れた性質なのです。 「完璧主義者」は誉め言葉、それとも嫌なレッテル? ハーバード大学医学大学院の臨床心理学者が、つい“がんばりすぎてしまう”完璧主義には「健全なもの」と「不健全なもの」があることを明らかにし、自分自身に対する理解を深めて不健全な習慣を変える方法をお教えします。 「はじめに」より 完璧主義に関するセルフヘルプの本の多くは、次のような提案をします。「あなたの基準はどう考えても高すぎます。自分を痛めつけるのはやめなさい」。「失敗しても気にしないようにしましょう。失敗は誰にでもあるのですから」。だからどうしろというのでしょうか? 私がお勧めするのは完璧主義のうまくいっている部分を把握して……それを強化することです。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 人生最後の日まで幸せでいたい! 健康で長生きし(ぴんぴん)寝込まず楽に大往生(ころり)したいと願う、元気なシニア層の方々にお使いいただける開運スポットガイドです。行けば願いが叶う、ご利益・ご神徳の“ぴんころ”神社・仏閣・パワースポットを全国から厳選して紹介します。お守り・お札カタログ、祝詞集、開運・大祓詞の解説付き。 ◆ぽっくり・ぼけ封じ 立石寺(山形県) 開山堂(東京都) 明徳寺(静岡県) 嫁いらず観音(岡山県) 釈迦院(熊本県)など ◆がん封じ 唐泉寺(東京都) 上行寺(神奈川県) ガン封じ寺(愛知県) 長源寺(京都府) 如意輪寺(福岡県)など ◆ハッピースポット 榛名神社(群馬県) 三峯神社(埼玉県) 馬橋稲荷神社(東京都) 大神神社(奈良県) 波上宮(沖縄県)など 著者 山口都代子 九州博多生まれ。仏教系の学園で6年間学び、大学時代は民俗学に浸り、ご利益やパワースポットを求めて全国を旅する。コピーライターとして活動しながら寺社巡りを重ねている。
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