韓非の一覧
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ユーザーレビュー
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第四冊は「難勢 第四十」から「制分 第五十五」までを収録。「五蠧 第四十九」、「顕学 第五十」は読み応えあり。「あとがき」を読むと、このこの『韓非子』全四冊は、岩波文庫の『荘子』の仕事が終わってから十年をかけたとのこと。
Posted by ブクログ
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引き続き、法による統治の大事さを説いている。特に後半部分は、賞と罰について説いている。
但し、統治の方法、例えば賞と罰は臣下と役割分担せず君主自らが与えないといけない、とか、法に基づいて与えなければならない、とか。
あと、孔子や管仲など、過去の偉人を批判しているのも面白い。荀子を尊んでいるのも面
...続きを読む白い。
Posted by ブクログ
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そもそも、良い馬をつけたけんこな車を、五十里ごとに1つずつ配置し、それを中程度の普通の御者に任せたなら、できるだけ速く、できるだけ遠くにゆくということも、達成できるわけである(なにも飛び抜けたものが必要なわけではない)
事実とは思わないことでも、十人が言うとあるいはと疑い、百人が言うとそうかもしれ
...続きを読むないと思い、千人になるとかたく信じこんでしまう
古い時代では、男でも耕作をしなかった。草木の実があって食物は十分だったからである。(中略)ところが、今、一人の人に五人の子供がいるのは多いとはいえないが、その子どもたちがまたご人ずつの子供を生むとなると、祖父が生きているうちに25人の孫ができることになる。こうして人間の数は増えて財貨は乏しくなり、汗を流して精一杯働きながら生活は貧しくなってきた。だから人々は争うのである(人口論。。。!!)
事は時代に従って変わり、対策はそのことに合わせて立てるべきである。
お上の利益と臣下の利益の違い
公然と古代の聖王を根拠にしたりするのは詐欺である(わかりようがないのだから)
お上が金持ちから税を徴収して、それを貧乏なものに施すとすれば、これは努力して倹約に勤めているものから奪い取って、贅沢をして怠けているものに与えるということになるのだ
その人物を実際に官職につけてみて、その仕事ぶりを検討したなら、普通の凡人でもその人物が愚か者か智者かを見分けるのに迷うことはない
法術をわきまえた君主は、偶然にしか現れないような善を追い求めないで、必然的な結果の出る方法を行うのである
そもそも民の本性は、労働を嫌って安楽を好むものである
悪事はどんな小さいことでも見落とさないというのは、密告と連坐の決まりによってそうなるのである
Posted by ブクログ
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古代の聖王の仁義の徳を語っても、それで国を正すことができないのは、これはやはりそれで遊ぶことはできても、実際には国を治めることのできないものだからである
賢明な君主は、相手が自分に背かないことを頼みとはせず、相手がそむけないような自分であることを頼みとする。相手が自分を騙さないことを頼みとはせず、
...続きを読む相手が騙せないような自分であることを頼みとする
上君のともにおるは皆その師なり、中は皆その友なり、下はことごとくその使なり
そもそも烏を馴らすには、その下羽を切り取ってしまう。下羽を切り取ると、必ず人に頼って餌を食べることになるから、どうしても人になれない訳にはいかない
君主は外国を手本にしようとするものだが、外国の事情が正しく伝えられなければ事は成功しない。君主は古代を手本にしようとするものだが、学者の説明が適切でなければ名誉は上がらない
お前の身に利益を得たいと思ったら、まずお前の主君が利益を得るようにすることだ
Posted by ブクログ
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第三冊は「外儲説林左上 第三十二」から「難 四 第三十九」を収録。様々な説話が集められているので、楽しめる。
Posted by ブクログ
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