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Posted by ブクログ 2022年09月21日
第3巻でも引き続き現実主義に立って、理想論ではなく現実の統治とはいかなるものかを説いている。
前半の説話集では、宋襄の仁や矛盾などの説話が語られている。宋襄の仁は、まさに孔子が理想とする仁の発想が、リアルな政治の現実では役に立たないことも多いことを示している。また、全体として、完全無欠ではない君主...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年11月11日
引き続き、法による統治の大事さを説いている。特に後半部分は、賞と罰について説いている。
但し、統治の方法、例えば賞と罰は臣下と役割分担せず君主自らが与えないといけない、とか、法に基づいて与えなければならない、とか。
あと、孔子や管仲など、過去の偉人を批判しているのも面白い。荀子を尊んでいるのも面...続きを読む
Posted by ブクログ 2012年11月16日
古代の聖王の仁義の徳を語っても、それで国を正すことができないのは、これはやはりそれで遊ぶことはできても、実際には国を治めることのできないものだからである
賢明な君主は、相手が自分に背かないことを頼みとはせず、相手がそむけないような自分であることを頼みとする。相手が自分を騙さないことを頼みとはせず、...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年08月08日
韓非子第三冊。矛盾・良薬口に苦しは本書に収録されている。
第二冊に書いたように、信賞必罰・上下関係の絶対がくどいくらいに書かれている。正直、やりすぎだと感じるような一節も目に付く。たとえば、秦が飢饉になった時に、臣下が民のために五つの御苑の野草や野菜・橡の実や棗・栗を開放するように進言したのに対し、...続きを読む
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