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Posted by ブクログ 2022年02月05日
カント3冊目。「純粋理性批判」の手引書として後にカントにより執筆された「プロレゴーメナ」の解説書。迷宮入りしている私には渡りに船で、意気揚々と読み始めてみなしたが、期待に反して(思った通りとも言えるが)難解なまんま。でも、カントが目指した形而上学の在り方への啓蒙的な、理性への徹底的なまでの批判が情熱...続きを読む
Posted by ブクログ 2021年05月17日
イマヌエル・カントが『純粋理性批判』の手引書として執筆した『プロレゴーメナ』の体系的な解説書。カントは同書で、「ア・プリオリな総合的判断がいかにして可能か」という、この総合的判断を可能にする条件を問う課題に対して、純粋数学と純粋自然科学がすでに存在しているという事実から出発し、それらの学問が成り立つ...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年03月05日
『プロレゴーメナ』を読解した1冊。
オビには「哲学の最高傑作が自分で読めるようになる」とあり、期待は高かったが、その期待以上の内容でとても満足。
いろいろな読み方はあるとおもう。カント以降の思想を無視して読むことは難しいとおもう。それでも(なるべく)ストレートにただ『プロレゴーメナ』を読んでいく...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年02月28日
『プロレゴーメナ』の議論をたどりながら、カントの認識論の中心問題について解説している本です。
『プロレゴーメナ』は、『純粋理性批判』を刊行したあと、無理解にさらされたカントが、みずからの意図をあらためて説明しなおした著作であり、批判哲学の意味がより明瞭に語られているという点では、カント自身によるカ...続きを読む
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