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Posted by ブクログ 2024年02月11日
自分に向かって「自己の完全性」と「他人の幸福」を追求しているだろうかと問う。
自分の中で1番しっくりきた。
大学生どころか、素人の大人の入門としても大変ありがたい本だと思った。分かりやすい。「分かる」という意味につけても、「分ける」ことができるという話はそういうことかと膝を叩いてしまった。
高校...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年08月03日
カントの哲学を通して、自分で考えることの勇気とそこに開かれる展望を説く。
岩波ジュニア新書だが、大人が読んでも骨太で、かつ、批判3部作や『永遠平和のために』などの概要やつながりについてたいへんわかりやすい。
人間として善く生きるために「自己の完全性」と「他人の幸福」をめざすべきというカントの考え方は...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年11月17日
御子柴善之(1961年~)氏は、早大第一文学部卒、同大大学院博士後期課程満期退学。ボン大学留学等を経て、早大文学学術院教授。専門は、カント哲学を中心とする西洋近現代哲学。
イマヌエル・カント(1724~1804年)は、プロイセンのケーニヒスベルク(現ロシアのカリーニングラード)に生まれた、近代哲学の...続きを読む
Posted by ブクログ 2022年03月16日
カントの倫理に関する考え、その結論に至る純粋理性批判からの論理の流れが大体理解できました。
読んでる最中にロシアの戦争がはじまり、現状と重ね合わせながら読み進めました。
自分の行動が普遍的なものであり得るかを常に問い続けるべし、というのがカントが個々人に向けて示した道徳的に生きるための指針でした。...続きを読む
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