自分で考える勇気 カント哲学入門

自分で考える勇気 カント哲学入門

946円 (税込)

4pt

カントは,「善く生き」,その結果「幸福」になる「最高善」と,政治的最高善としての「世界平和」が,どうしたら実現できるか生涯考え続けました.『純粋理性批判』『実践理性批判』『判断力批判』『永遠平和のために』を一緒に読み,自分にとっての幸せとは何か,考えてみよう.「自分で考える」ことは,大人への道なのです.

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自分で考える勇気 カント哲学入門 のユーザーレビュー

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    Posted by ブクログ 2024年02月11日

    自分に向かって「自己の完全性」と「他人の幸福」を追求しているだろうかと問う。
    自分の中で1番しっくりきた。

    大学生どころか、素人の大人の入門としても大変ありがたい本だと思った。分かりやすい。「分かる」という意味につけても、「分ける」ことができるという話はそういうことかと膝を叩いてしまった。

    高校...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年11月29日

    著者の名前が独特なので覚えていられるであろう。カントに関する本で最もわかりやすい本である。岩波ジュニア新書ではあるが、大学生向けの本として十分に読むに堪える本である。あるいはカントを読んで自分の考えを整理するためにもいいと思われる。小川のおすすめ本である。

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    Posted by ブクログ 2022年08月03日

    カントの哲学を通して、自分で考えることの勇気とそこに開かれる展望を説く。
    岩波ジュニア新書だが、大人が読んでも骨太で、かつ、批判3部作や『永遠平和のために』などの概要やつながりについてたいへんわかりやすい。
    人間として善く生きるために「自己の完全性」と「他人の幸福」をめざすべきというカントの考え方は...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2020年11月17日

    御子柴善之(1961年~)氏は、早大第一文学部卒、同大大学院博士後期課程満期退学。ボン大学留学等を経て、早大文学学術院教授。専門は、カント哲学を中心とする西洋近現代哲学。
    イマヌエル・カント(1724~1804年)は、プロイセンのケーニヒスベルク(現ロシアのカリーニングラード)に生まれた、近代哲学の...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年09月22日

    高校生にも勧められる。かなり力業だ。高校倫理とかを勉強するうえで、カントは避けて通れない山の1つなので、こういう本があるのはとてもいいことですよね。

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    Posted by ブクログ 2019年01月22日

    カントの入門書としても、自律的な(自分で考える)人間になる勇気を読者がもてるよう鼓舞してくれる書としても、優れた本である。

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    Posted by ブクログ 2016年08月09日

    カント哲学の入門書として良い。平坦な言葉で分かり易く、難しいと言われて恐れていたカントだったが、身近に感じることができた。

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    Posted by ブクログ 2016年03月17日

    原理と倫理を組み合わせて考える視点が、ジュニア新書らしい。また、新たなカントを見る視点が得られた。読書案内、年表もありがたい。

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    Posted by ブクログ 2022年07月06日

    カントがどんなところに生まれ、環境や歴史、そして著者の背景や生活から始まるこの書。

    哲学とは「考える」そのものなんだと説いている。
    指示待ち、教えられたことだけ、そんな言葉が聞こえる現代。
    考えて照らし合わせ行動する実証する、カントの哲学から何かヒントがありそうだ。

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    Posted by ブクログ 2022年03月16日

    カントの倫理に関する考え、その結論に至る純粋理性批判からの論理の流れが大体理解できました。
    読んでる最中にロシアの戦争がはじまり、現状と重ね合わせながら読み進めました。

    自分の行動が普遍的なものであり得るかを常に問い続けるべし、というのがカントが個々人に向けて示した道徳的に生きるための指針でした。...続きを読む

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