作品一覧

  • 感じて、ゆるす仏教
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    自らを追い詰める修行時代を経て、「感じてゆるす」境地にたどり着いた禅僧、藤田一照氏。その意味とは? 他者と関わることで見えたこととは? 気鋭の著述家が聞き役となり、その本質と魅力を探っていく。 【章立て】 第一章 「感じて、ゆるす」の誕生論 第二章 「感じて、ゆるす」の方法論 第三章 「感じて、ゆるす」の人生論
  • 悟らなくたって、いいじゃないか 普通の人のための仏教・瞑想入門
    4.2
    ブッダは、人生の「苦」から抜け出すには、出家して修行、すなわち瞑想を実践することで、煩悩を解脱した「悟り」に至らなくてはならないと説いた。 では出家したくないのはもちろん、欲望を捨てたくない、悟りも目指したくない「普通の人」は、「苦」から逃れられないのか? 「普通の人」の生活にブッダの教えはどう役立つのか? 瞑想をすると何が変わるのか? タイで三十年近く出家生活を送る日本人僧侶と気鋭の仏教研究者が、スリリングな対話を通して「実践する仏教」の本質に迫る。
  • 仏教思想のゼロポイント―「悟り」とは何か―
    4.4
    1巻1,760円 (税込)
    ブッダの直弟子たちは次々と「悟り」に到達したのに、どうして現代日本の仏教徒は真剣に修行しても「悟れない」のか。そもそも、ブッダの言う「解脱・涅槃」とは何か。なぜブッダは「悟った」後もこの世で生き続けたのか。仏教の始点にして最大の難問である「悟り」の謎を解明し、日本人の仏教観を書き換える決定的論考。

ユーザーレビュー

  • 仏教思想のゼロポイント―「悟り」とは何か―

    Posted by ブクログ

    日本の仏教っていろいろあるけど、そもそもブッダは何を語ってたんだ?という疑問からスッタニパータとかに目を通したりしたけど今ひとつ整理できずにいた。この本はそんな悩みを解決してくれた。
    端的にいうと、労働と生殖を放棄し、現象を観察して執著の対象から厭離し離貪して、それで渇愛を滅尽すれば寂滅為楽の境地に至れるというもの。
    いろいろある宗派は、覚者たちの物語の世界への対応の仕方の違いで、本来性と現実性の関係のとり方の差異によるもの。
    他にもブッダの教説と仏教のあらゆる教説について理解する上でかなりありがたい本。

    0
    2026年06月24日
  • 仏教思想のゼロポイント―「悟り」とは何か―

    Posted by ブクログ

    良い読書体験だった。「理路整然」とか「筋道が立っている」とはこういうことを言うのだろう。術語には意味が分からなかったり馴染みが薄いものも多いが、説明は頭に入ってくる。

    本書の主張は、ゴータマ・ブッダがたどり着いた解脱ないし涅槃が(無為無相という意味で)仏教思想のゼロポイントであり、その後の仏教に多様性が生じたのは、それぞれの覚者がそことの距離や態度をどのようにとるかという選択の結果である、というもの。

    では涅槃とは何か。それが理解できない。
    というか、説明されて理解できるものではない。本を一読しただけの浅い理解の中に回収してしまえるものではない。
    日常の延長にあるものではなく、何か決定的な

    0
    2025年12月19日
  • 仏教思想のゼロポイント―「悟り」とは何か―

    Posted by ブクログ

    素晴らしい。明らかに経典から読み取れる内容をかみ砕いて伝えてくれている。
    加えて、魚川さんのスタンスが、あらゆる流派を、それは探求ゆえに違いとして包含しようとしていて、その上で、ここだけは原始仏教の言っていることと違う!としている。

    0
    2025年08月15日
  • 仏教思想のゼロポイント―「悟り」とは何か―

    Posted by ブクログ

    面白い。一般の読者目線で、非常に平易かつ分かりやすく書かれている。よく陥りがちな疑問にもしっかりと回答されている。一気に読み切った

    0
    2025年07月08日
  • 仏教思想のゼロポイント―「悟り」とは何か―

    Posted by ブクログ

    2024.10.5〜 再読中。少しずつ追記していきます。

    【はじめに】
    「それだよ私の知りたかったことは!よくぞ書いてくれました!」と興奮させてくれる。もうここからぐっと引き込まれる。曖昧に濁そうとしない文章は気持ちが良いほど明瞭でわかりやすく、「愛してる…」となる。本書は仏教を「わかる」ための本であり、そのために①ゴータマ・ブッダの言う解脱・涅槃(仏教の目的・本質)とは何か、②彼は「悟った」後、なぜ死ななかったのかが明らかにされていく。

    【第一章】
    本書は、仏教を「人間として正しく生きる道」なんて陳腐なワードで説明することをまずはっきりと否定している点において信頼できる。むしろ労働や生殖

    0
    2024年11月26日

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