悟らなくたって、いいじゃないか 普通の人のための仏教・瞑想入門

悟らなくたって、いいじゃないか 普通の人のための仏教・瞑想入門

ブッダは、人生の「苦」から抜け出すには、出家して修行、すなわち瞑想を実践することで、煩悩を解脱した「悟り」に至らなくてはならないと説いた。
では出家したくないのはもちろん、欲望を捨てたくない、悟りも目指したくない「普通の人」は、「苦」から逃れられないのか? 「普通の人」の生活にブッダの教えはどう役立つのか? 瞑想をすると何が変わるのか?
タイで三十年近く出家生活を送る日本人僧侶と気鋭の仏教研究者が、スリリングな対話を通して「実践する仏教」の本質に迫る。

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悟らなくたって、いいじゃないか 普通の人のための仏教・瞑想入門 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2021年11月21日

    仏教瞑想がどういうものか、普通の人の生活でどう活かすことができるのか、付き合い方を知ることのできる本。
    瞑想にも多様性があり、目的と方法が多様であり、自分に合う合わないもあるとのこと。唯一の真実があるから、自分をその瞑想合わせなくてはならないと考えるのではなく、自分の目的、適した方法を考えて、合わな...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年03月11日

    仏教にはずっと興味があるが、スマナサーラ長老がメジャーになってから風通しが良くなった。最近は西洋風に加工したマインドフルネスも流行ってる。魚川祐司さんのアプローチがとても現代的。ミャンマーとタイの違いも興味深く。僕はタイ風の仏教アプローチが気に入りました。

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    購入済み

    実存を震わせるという仏教瞑想

    2022年09月29日

    悩みを抱えた人たちの相談を長年引き受け、解決へと導いているタイ仏教僧プラユキ・ナラテボー師(日本人)の対談本。
    仏教とその瞑想による強烈な効能について深く語る。
    対談形式なのでわかりやすく、プラユキ氏の人となりも大変柔らかで安心して読める。
    特に注目なのはプラユキ式の瞑想法というのが、目...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年06月13日

    ヨガやスピリチュアル界隈でも同様に散見される「あるある」について、よく分析されており、ヴィパッサナー瞑想合宿に参加したり、マインドフルネス・ブームを傍から眺めつつ抱いていた、なんとも表しがたい違和感の正体を掴むヒントが詰まっていた。プラユキ先生のチャート表は非常に良く出来ている。

    瞑想の世界にも「...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年04月03日

    魚川祐司 と プラユキナラテボー の対談本。テーマは 「悟りを目指さない」実践する仏教の地図。智慧、慈悲、自由について 普通の人向けに整理している

    智慧は 多様的な思想を前提に いい面を自分に取り入れ、悪い面を 他の思想で補う 自己修正型の概念だと思った

    仏教的な自由 と 一般的な自由は意味が違...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年02月09日

    プラユキ・ナラテボー師は良いね。魚川祐司だけだと、なんだか、慈悲がないカンジがするんだけど、そこにナラテボー師がいると、やさしさがあって、ホッとする。

    p43
    現在アメリカを中心に流行っているマインドフルネスの源流を作った草分け的な存在の1人がジャック・コーンフィールド。
    彼はマサチューセッツでI...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年11月24日

    気鋭の仏教関係者二氏による対談集。

    瞑想をメインに書かれているので、日常的に瞑想されている方には新たな発見があるかもしれない。特に「瞑想中はいいんだけど、終わってからとか、仕事中にほとんど活かせていない」といった習熟者には向いていると思う。また瞑想したことのない方にとっては、最新のアプローチで書か...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2016年11月06日

    副題の通り、仏教徒になるつもりはないけれど、仏教や瞑想によって開かれる境地に興味があるという人を対象にした仏教および瞑想の入門書である。

    「悟り」というのは唯一のものではない
    各々の瞑想法には目的の違いがある
    瞑想をすれば人格が良くなるとは限らない
    自由というのは思いのままに振舞うことではない
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年12月21日

    タイトルに「入門」とあるが、結構難しい本だった。特に魚川氏の発言は、長いうえに用語も要旨も分かりにくいため、さらっと読むのではなく、しっかり立ち止まって咀嚼する必要があった。

    対談本ではあるが、魚川氏がリードする立場だったためか、氏の長々とした話を受けて、プラユキ師が自身の見解を端的に述べるという...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2018年09月17日

     「悟り」と「瞑想」を中心に、とても実際的なヒントを頂きました。「気づきの目」の図に、腑に落ちる納得感を得ました。「瞑想」といえば、若者向きのスタンスを感ずるのですが、私には無理?でも、”修行”といった堅苦しさは、随分と減り、多くの書物が出版されているのは、喜ばしい。

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