私はとにかく不安を感じやすく、いつも最悪なシナリオを想像したり「これがダメだったら人生終わりだ」まで思い込んでしまうためこの本を読んでみました。
読んでみた限り、私みたいな人にはお勧めな本だと思います。
お坊さんが書いた本ということもあり、とても寄り添った感じで書いてくれてありました。
個人的に
...続きを読む砂利の入ってる濁っているコップのたとえがすごくわかりやすかったです。
どんなに濁っているコップでも、放置しておけば下に砂がたまりクリアになる。
感情も一緒で、今は濁っている状態だからモヤモヤしているが、静かに待っていればいつか元のクリアな状態になる。
これが頭の片隅にあるだけでだいぶ違うと思います。
私は過去を気にしすぎというか、過去に失敗したからまた失敗してしまうと思い込んでしまうところもあるのですが、はっきり過去は関係ないと書いてくれてるところもよかったです。
そして人間関係についてもかかれていたのもよかったです。地球が始まってから長い時間の中でたまたま出会った人との限られた時間、尊い時間にしたほうがいいと書かれていて確かにと思いました。
自分が精神的に大変な時に、ものすごく苦手になってしまう友人がいて、その都度距離を置いていたのですが、少し考え方を変えられそうです。