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新薬・通称《火の鳥》を服用すると、60歳前後で老化の進行がほぼストップし、ガンから認知症まで、あらゆる疾病が治癒する。この画期的な薬の出現以降、人々の価値観、人生観は徐々に変化しつつあった。生きるも死ぬも自由選択の時代に入り、かつて人生最大の悲劇だった「死」は、しだいに悪役の座を降りつつあった。また同時に、世界経済は混乱を来し、人口爆発と、それに伴う食糧危機を危惧する声が、国際社会で日増しに高まっていた。 天才的な頭脳を持つジョン・グッドスピードは悩んでいた。愛する人が死に向かう時、《火の鳥》を飲ませて命を救えばよいのだろうか。果たしてその行為は正しいのだろうか。生きるとは何なのか。死ぬとは何なのか。そして人生の意味とは……。 永遠の命を手に入れた人類と変容する社会を描く。電子オリジナルの長編SF小説。 ●鈴木剛介(すずき・ごうすけ) 1969年、東京都生まれ。上智大学文学部哲学科卒。外資系広告代理店、築地魚河岸、特別養護老人ホーム介護員、カナダの乗馬クラブの馬糞掃除人などを経て、専業作家に。著書に、『THE ANSWER』『自殺同盟軍』『真理男』(角川書店)、『デブになってしまった男の話』(求龍堂)、『人はなぜ生きるのか、答えよ!』(河出書房新社)、『涙の天使にさよならを』(アドレナライズ)など。
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入社5年目のSE・花は、異動先のアプリケーション開発部でとあるプロジェクトのリーダーを任される。 日本の未来を大きく変える「全自動化システム」の実現に向け、奮闘する花たちの行く手を阻むものとは――。 大手SIerの社員がチームで執筆するプロジェクト型小説企画。第4弾となる本作は、「製造業のIT」をテーマにしました。 工場へのIT導入によって製造業の現場、日本のものづくりの未来はどう変わるのか。 現場を知る社員たちならではの視点を盛り込みながらリアルに描いた一冊です。 この小説を通じて、一般の方には分かりにくいITの世界、そしてSEという仕事の一端に触れていただければと思います。
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こちらの小説は既にkindleから出版している『氷結された古の記憶』の1~2巻までを一冊にまとめ、少しお求めやすくしたものになっています。 古学者である佐藤美咲と中川雄二のふたりが、青森県郊外で縄文時代の集落跡の発掘調査を行っていると、偶然、地中から金赤色をした不思議な金属板が見つかる。その金属板には、楔形文字に似た未知の文字と、更には高層ビルを思わせる絵が刻まれていた。佐藤美咲と中川雄二のふたりは、自分たちが発見した金属板に興味を覚え、独自の調査を重ねる。そのうちにある可能性が浮上する。それは、金属板は失われた文明、アトランティス文明と何か関りがあるものなのではないかというものであった。ふたりは金属板の更なる真相を探ろうと動き出すのだが、ときを同じくして、ふたりを闇へと葬り去るべく動き出した組織が存在した。彼等は失われた文明の叡智引き継ぐ者たちの末裔であり―――果たしてふたりの運命は!? そして金属板に秘められた真実とは!?
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こらちは既にkindleから出版している『漂着、魔法世界』の一巻から三巻までを一冊にまとめ、お求めやすくしたものになっています。 西暦二千百ニ年。人類は、遂にタイムトラベルの技術を現実のものとしていた。人類はそのテクノロジーを利用することによって、様々な時代へ観光旅行へ出かけるようになっていたが、そのなかでも特に人気の時代となっていたのが、恐竜が生息している白亜紀の時代であった。 小学五年生の磯山慶は、夏休みを利用して家族と共に白亜紀の時代へ旅行に出かけることになる。 だが、その道中、慶の乗っていたタイムシップは思わぬトラブルに見舞われ、本来目的地としていた時代とは全く違う、未知の時代へ不時着してしまうことになる。 彼らはその未知の時代からどうにかもとの世界へ戻ろうするのだったが、しかし、タイムシップは動力系統に致命的なダメージを負ってしまっており、もとの時代へ戻ることはほぼ絶望的であることが明らかになる。唯一の希望は、救難信号を受信した、未来の人類が救助に来てくれることであったが、しかし、なかなか救助はやってこない。 と、そんなとき、彼らは偶然、自分達がいる世界には、ある不思議な物理法則が存在していることに気が付くことになる。それは一見すると、魔法のようにも思える物理現象であったがーーー。 果たして、何故そのような未知の物理法則が存在しているのか? そして磯山家が辿り着いた時代は一体いつの時代なのか!? 襲い来る巨大な昆虫型異生物と、異世界文明。
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こてこての関西弁を喋り、外見だけは十代の少女そのもののスミレは、ソロバン片手に銀河との交易のため、大阪は万博記念公園跡地の宇宙港を飛び立った。今回は新たな異星種族と連れ立って。デビュー短編「What We Want」につづくシリーズ第2作。第3回創元SF短編賞優秀賞を「プロメテウスの晩餐」で受賞した著者が贈る宇宙SF短編。※本電子書籍は、『宙を数える 書き下ろし時間SFアンソロジー』(創元SF文庫 2019年10月31日初版発行)に収録の「平林君と魚の裔」のみを電子書籍化したものです。『宙を数える 書き下ろし時間SFアンソロジー』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。
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古代から継承される遺伝子の発現で、21世紀に暮らす雷貴は「龍」の心体を露わにされる。そして目覚めた龍とその遺伝子を転用し、人間文明の略奪を狙うカルト集団との闘いが始まり、日常は崩壊していく。次々に発現する獣たち「完全体」が加わり雷貴と、特異部位(コード)を持っていた親愛なる“ひと”、幼馴染の知子は、陰謀渦巻く破滅的事件へ陥れられる。果たして体が“ビースト”になろうと愛は普遍なのか? 古代の遺伝情報が示す生命の秘密とは? 戦いの末、雷貴たちが出会う未知の世界の姿は——。科学的な知見とロマンスが交錯する新感覚SFエンタテインメント、登場。あなたの眠れる遺伝子が目覚め、獣“ビースト”になる——。
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自然現象のように“怪獣が降ってくる”現象が頻発するようになった日本。人々の間では出現した怪獣を持ち上げる競技が流行していた。プロの選手は管理された怪獣を用いる公式競技やショウリフティングで活躍し、そうでない者は街中に降りてきた個体を保護局が来る前に持ち上げる“野良プレイ”を楽しんでいた。しかし、怪獣たちがどこから来るのか、何のためにやってくるのかはいまだ解明されていない。第1回創元SF短編賞佳作・林芙美子賞受賞作家が贈る“怪獣”SF。※本電子書籍は、『Genesis 一万年の午後』(東京創元社 2018年12月21日初版発行)に収録の「ビースト・ストランディング」のみを電子書籍化したものです。『Genesis 一万年の午後』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。
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時は2036年、日本ではAIと結婚できる新法が施行されていた。 京都在住の31歳サラリーマン・摘木健一は、性交渉機能搭載の美少女AIを購入し、彼女を「ぴぷる」と名付けて結婚することにした。 しかし、なぜか結婚初夜に夜の営みを拒絶されてしまう。 開発元に問い合わせた摘木を待ち受けていたのは、ぴぷるを開発した26歳の女性研究者・深山楓だった。 「ニューラルハードウェアによる学習が始まっているので設定の変更はできない」と冷静に説明する深山は、ある驚きの提案をしてきて……!? 作者は『ニーチェが京都にやってきて17歳の私に哲学のこと教えてくれた。』で第五回京都本大賞受賞の原田まりる。 イラストは『あの花』『君の名は。』のキャラクターデザインを手がけた田中将賀。 オリジナルWEBドラマの朗読に『進撃の巨人』エレン・イェーガー役の梶裕貴、『ドメスティックな彼女』で主演の藤井夏生役に抜擢された八代拓。 人工知能監修に東京大学大学院特任准教授の松尾豊。 AIの存在が一般化した近未来の京都を舞台に、 そこに生きる人間の価値観の変容を徹底的に掘り下げた、 超豪華布陣でお届けする「哲学×AI」のエンタメSF小説! 【電子特典:田中将賀描き下ろし! 主要キャラクターフルカラーイラスト付き】
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EXPO’70の前に書かれた“予言の書”。 ――たしかに万国博は政府や大企業のいうとおり景気を刺激し、新技術を生みだすことだろう。 しかし、それが何だというのだ?それが本当の人間のためなのか?―― 1970年の大阪万博に引き続き、1987年3月15日、愛知県で東海道万国博が開かれようとしていた。科学技術の粋を集めたエキスポは、莫大な資金が動くだけに企業間の争いも激しい。財閥系大企業はもちろん、非財閥系やプランニング会社などをが、しのぎを削っていた。 そんななか、財閥系の企業が密かに養成した産業将校たちが暗躍を始める。彼らの真の目的は何か。果たして東海道万国博は成功するのか……。 70年の大阪万博開催前に書かれた“予言の書”ともいえる長編SF経済小説。
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自身の体験も織り交ぜながら描く並行世界。 SF作家の〈ぼく〉が、収録のため放送局のエレベーターに乗り込むと、降りた先にあったのは、スタジオではなく、かつて〈ぼく〉が一般社員として勤めていた会社だった。しかもいつの間にか〈ぼく〉が資材部次長になっており、亡くなったはずの同級生が生きていて――。 その後も2ヵ月ごとに、第一工場総務課長、フリーライター、大地震で焼け出された人間と〈ぼく〉の肩書や状況は目まぐるしく変わっていき、「ぼくはひょっとするとこの世界では、自分のおさまるべき場を、発見出来ないで終るかも知れない」と思うようになる。 眉村卓が、自身の体験も織り交ぜながら描くパラレルワールドの世界。「もしあのとき違う選択をしていたら……」という誰もが思い描く空想世界を見事にまとめた名作。
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スマホに支配された現代に通じる近未来物語。 娯楽も、ニュースも、労働も、そして食事までもコンピュータシステム「イミジェックス」よって提供されている第八都市。イミジェックスから絶えずもたらされる情報に身を任せていれば、人々は幸せに人生を送ることができる――と思わされていた。 イミジェックスによる洗脳は非常に効果的で、そこに存在しないものを“ある”と思わせたり、不都合な存在は見えないようにすることさえ可能にしていた。しかし、偶然にもイミジェックスのしがらみから逃れたラグ・サートは、コンピュータに支配される暮らしからの脱却を目指す革命団の一員と出会い、仲間に加わる決心をする。 打倒するべきはイミジェックスだけではなく、じつはその背後に“虫”の存在があった。ラグたちは限られたリソースのなかで、“虫”とイミジェックスを倒すすべを探っていく――。 あたかもスマホに支配されてしまったかのような現代とオーバーラップする、眉村卓、渾身の長篇。
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現代社会の矛盾を鋭く衝く傑作SF超短篇集。 「ぼくが書きたかったのは、ショートショートという形式のなかに、“組織化された社会の一員としての個人”というものを、どう浮かび上がらせるかということだった」(あとがきより) 万博会場のある国のブースで、うまい話に乗せられてしまう「特訓」、時代に乗っていた男が、時代の変化を読み切れず没落してしまう「有望な職業」、ほとんどの人間が、ものごとの判断をコンピュータにゆだねてしまった時代を揶揄する「ヘルメット」、倹約のため昼食には毎日カレーを食べていた実直なサラリーマンが、昇進したがために味わった悲劇を描く「ミスター・カレー」、そして、この世のものとは思えない妙な客が乗車してきたのに、誰も関心を払わない表題作「C席の客」――。 著者があとがきで記したように、SFという形式に仮託して、現代人の思考力低下、都会の冷たさ、管理社会の恐ろしさなどをあぶりだした名篇。
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初期の珠玉作を収録した著者初の短篇集。 自分のアイデアを提供するだけで立派な地位と高い報酬を得ることができる職業・アイデアマン。しかし〈ぼく〉は評価が悪く、失業すれすれのところにいた。最後となるかもしれない仕事、水星での駐在をうまくこなさなければならない。そんなところに、作業ロボットの失踪事件が発生。その原因を探るべく現地に赴いた〈ぼく〉は、恐るべきものを発見する――。 第1回空想科学小説コンテスト(現ハヤカワ・SFコンテスト)で佳作に輝いた「下級アイデアマン」のほか、人口不足解消のために人工合成蛋白質でつくられた“ロボット”の悲劇を描いた表題作「準B級市民」など、初期に書かれた20作品を収録した著者初の短篇・ショートショート集。
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宇宙人が記録した、壮大な地球全史。 墜落したUFOに残された「金属棒」に記録されていたのは、約7000年間にわたって地球を観察し続けた宇宙人の手記だった――。 第三次調査隊に属していた手記の著者は、前任者の報告も含めて生物の歴史――生命の誕生、動植物の発生、霊長類の進化――についてまとめている。とくに現生人類が地球を席巻した任期中は、その器質的、社会的変化を詳しく報告。文明、文化の発展について、独自の視点で分析してきた。なかでも、とくに気になったのは、地球人の「攻撃性」だった。 [ヒトは「武器」と「しかけ」と「狡知」によって、「必要以上」に大型動物を殺す事をおぼえた。] [「必要以上の」そして「分不相応の」大量殺戮に昻奮し、昻揚しているヒトの顔には、血に酔っぱらい、なぶり殺しを楽しんでいる悪魔のようないやらしさがあらわれていた。] と同時に、人類は「巨大帝国文明原理」ブロックと自由主義陣営との争いの真っただ中にある、というのだ。 はたして、この宇宙人の地球観は当を得ているのか――。 歴史への造詣を存分に生かした、作者ならではの骨太SF。
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地球を侵略せんとする邪神クトゥルーと、それを迎え撃つ地球古来の神々。人類も巻き込んで今、壮絶な戦いがはじまる! 〈溶ける……溶けてしまう〉――ごく平凡な大学生・伊吹涼は連夜にわたって、からだがどろどろと溶けてゆこうとする悪夢にさいなまれていた。同じ夢にうなされる複数の人々、そしてその夢を操るあやしい女。「目覚めよ、古の者の裔よ」と囁く声と、謎の画家・葛城繁が残した奇怪な絵に導かれて彼らが集った時、古き者、クトゥルーの神々との、凄絶な戦いの火蓋が切って落とされた。左翼あがりのルポライター・安西雄介とその弟・竜二の助力を得て、不本意ながらも涼はその戦いに巻き込まれていくのだった。 合本版だけの付録として、永井豪がイラストを担当した『魔界水滸伝1~20』単行本初版書影写真、イメージアルバム『SOUND NOVEL 魔界水滸伝』のジャケット写真、ライナーノーツなど。 栗本薫が圧倒的な筆力で現代日本にクトゥルー神話を甦らせた超伝奇シリーズ全20巻のすべてがここにある! ※この作品はカラー画像が含まれます。
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現代社会に警鐘を鳴らす著者初の長編SF。 「当社は現代科学の及ぶ範囲の事なら何でも致します。契約が成立しさえすれば、その日からあなたはやり直しの権利を持つのです。今すぐドリーム保険に入りましょう!」 合理主義一辺倒の会社に嫌気がさし、恋人も失ったシロタは、その胡散臭い広告の文句に全財産を賭けることにした。だが、それはエリダヌ人が仕掛けた罠で、彼は人体実験の対象にされてしまう。高度な科学力に圧倒されるシロタだが、やがてエリダヌ星も地球も滅亡の瀬戸際にいることを知り……。 豊かな精神性よりも、合理性や効率、利益を求める現代社会に疑問符を突き付ける、著者初の長編SF。
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二人が迷い込んだ謎に満ちた世界には、驚きの事実とかけがえのない人々との出会いが待っていた ~生きるとは、幸せとは何かを問う、大自然を舞台にしたSF冒険物語~ 大学生の和輝と瑠璃香はニュージーランドへ向かっていたが、突如乱気流に巻き込まれ見知らぬ地に不時着する。そこは、荒寥とした大地と山々が広がる凍える世界だった。助けを求めて山を下った二人は、奇妙な家に住む不愛想な老人と出会う。二人はその老人から驚くべき事実を告げられる。 文明から取り残されたその村を救うため、二人は残されていた謎の言葉を頼りに、緑の森に包まれた神秘の巨大塚を探す旅に出る。やがてその塚の存在は、村を越えて世界の未来を左右する問題へ発展していく。二人は村人と共に困難に立ち向かう中で、自分たちの居場所を見い出していく。 二人は村を、世界を救うことができるのか? そして、どこで誰と生きていくのか?
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男子高校生4人組VS宇宙人!? 超能力と『和』の心で宇宙人の侵略を阻止せよ! 両親ともに超能力を持つ家に生まれた山本開(かい)は、守護霊や植物の精霊と会話ができる不思議な男の子。ある日見た夢をきっかけに、使命を果たすため、超能力を育成する特別な高校に入学する。仲間との青春、成長、巻き起こる事件たち。果たして、謎の夢が示すのは――!?
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インタープリタとは、顧客の心から抽出した記憶データを“翻訳”し、他者に理解可能なよう立体的に再構築する技能者である。今回、若き女性インタープリタ・珊瑚が受けた仕事は前例のないものだった。“潜行”する先は、彼女自身の会社の社長。しかも先立って送り込まれたインタープリタは、3人たてつづけに社長の記憶の中で正体不明の存在に襲撃され、病院送りとなっていた。社長の記憶世界で何が起こっているのか。豊かな情緒性と卓越した娯楽性を評価され、応募総数461作から大森望・日下三蔵・瀬名秀明が選出した期待の新人作品。第5回創元SF短編賞受賞作(高島雄哉「ランドスケープと夏の定理」と同時受賞)。*本電子書籍は、『さよならの儀式 年刊日本SF傑作選』(2014年6月初版発行)に掲載の「風牙」を電子書籍化したものです。同名の書籍(『風牙』 創元日本SF叢書版 2018年10月初版発行)の電子書籍版ではございませんので、ご注意ください。
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西暦2198年。社会のあらゆる実権は女が握っていた。女はたくましく、男はおしとやかに。男は結婚して家庭に入り、家族に尽くすのが義務とされる。そして25歳をすぎても結婚しない男は「ハズレ者」と呼ばれて世間からつまはじきにされ、まともな職にはつけず、水商売などに従事して生きるしかない……。22世紀末、女尊男卑の世界で激しく燃え上がった“男性解放運動”の結末を描く。長篇SF小説。電子版あとがきを追加収録。 ●村田基(むらた・もとい) 1950年、京都市生まれ。名古屋大学文学部中退。出版社勤務ののち、1986年に「SFマガジン」に短編「山の家」を発表して作家デビュー。主にホラー、SFを執筆。
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殺したのは自分自身? 気が変になりそうだろ? AI家電の自殺疑惑、非実在の隣人を殺したと主張する被告人・・・ 次々に発生する起こりえない事件。 日本SF界の巨匠が描く、地続きの未来の「真実」とは。 想像する力を侮ってはならない。 〈読者は現実と妄想は区別できるという常識を揺さぶられ、今いる現実はリアルなのか、実は妄想なのかを考えてしまうのではないか。(略) 本書は、人間の想像力がいかに強い力を持っているかから始まる。それは、人間が想像したテクノロジーが次々と現実に作られていることからも分かるが、想像力が切り開いてきた科学技術の発達が、恩寵なのか、災厄なのか判然としないケースもある。本書は人類の未来を明るく照らすために、想像力をどのように使うべきかも示しているのである〉――末國善己(解説より) 知能家電管理士である「ぼく」の仕事は、家電製品たちの仲を取り持つこと。 きょうトースターが死んだ。 自殺かもしれない。 困り果てた「ぼく」と、友人で生来の自由人・太田林林蔵の前に現れたのは、角の生えた愛らしい兎。 それは〈フォマルハウトの使い〉だという。 日本SF界の巨匠が放つ想像力迸る野心作。
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インフルエンザワクチンが死の原因とされた症例数がゼロ? そんな馬鹿な。ワクチンが人類にとって有益なものであるということに異論はないが、副作用が全くないと評価されているのはおかしい。副作用はどんな薬にでも、どんな医療行為でもありうることだからだ。厚労省の方針に意図的な偏り、不公正、不誠実を感じた桐内製薬副作用解析室の古閑志保梨は、調査を開始する。そして同時期、このインフルエンザワクチンに別の視線を向ける人物がいた。やがて物語は殺人事件に発展して…。 美貌の副作用解析医・古閑志保梨が活躍する本格医療サスペンス小説。シリーズ通算8作目が、電子オリジナル作品として登場! ●霧村悠康(きりむら・ゆうこう) 大阪大学医学部卒業。大阪大学微生物病研究所附属病院、大阪大学医学部附属病院で腫瘍外科の臨床医として活躍しながら、腫瘍免疫学、生命科学に関する基礎研究論文を数多く発表。現在、大手製薬会社メディカルアドヴァイザー兼勤務医。
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今の時代、不潔に耐えられないということは、それだけで落伍者です。集団生活になじめず、結婚生活もできません。もちろん国際的に活躍する人間になるなど到底不可能です。しかし、正しい育児を行なえば、子どもが不潔をいやがるひ弱な子になるということは決してありません。あなたの子どもが不潔を少しでもいやがるそぶりを見せたら、それはあなたの態度に原因があるのです。まず「きたない」「ばっちい」という言葉を禁句にしてください。(「不潔革命」より) 衛生観念が逆転した世界を描いた表題作の他、皮肉の利いたSF世界が拡がる短篇集。 *性教育の時間 *ネットワークの民話 *博覧会がやってきた *不潔革命 *最後の戦争 *楽しい家庭教育 *創作者 ●村田基(むらた・もとい) 1950年、京都市生まれ。名古屋大学文学部中退。出版社勤務ののち、1986年に「SFマガジン」に短編「山の家」を発表して作家デビュー。主にホラー、SFを執筆。
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沢山の命が、最後だけ、ほんの一瞬だけ、光ってから散っていくみたいだった――戦闘機を駆り、空に生き、地上での濁った生よりも輝くものを知っている「僕」たちの物語。転換の第四弾!
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レモン・トロツキー。輝く美貌の下に冷たい闘志を秘めたその青年は、暴政を極める銀河帝国打倒をめざす革命結社〈狂茶党〉の若きテロリスト。いま、レモンに党議長〈赤の女王〉直々の司令が下る――強大な星間武器商ギルド、ギャラクサームの理事〈冬〉を暗殺せよ。謎の人物〈冬〉を求め、一人エリクサー星に潜入したレモンを待ちうけるものは……。帝国に巣くう様々な勢力の織りなす陰謀と罠、特高警察や軍警の苛烈な追求、さらには党内部の軋轢にさらされつつ、苛酷な任務を遂行する若きテロリスト、レモンの姿を華麗な筆致で描く力作長篇!
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人間に代わって〈夜種〉と呼ばれるヴァンパイアたちがこの世の覇者となった時代。絶滅寸前まで数の減った人間たちは希少種として崇められ、〈王族〉の身分を与えられ大切に保護されていた。ある日、街を牛耳るギャングの幹部である夜種の青年のもとに、雲の上の存在であるはずの人間の少女が飛び込んでくる。『眠り王子と幻書の乙女』の著者が挑むダークファンタジイ。※本電子書籍は、『Genesis 一万年の午後』(東京創元社 2018年12月21日初版発行)に収録の「ブラッド・ナイト・ノワール」のみを電子書籍化したものです。『Genesis 一万年の午後』全ての電子書籍版ではございませんのでご注意ください。
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これは、少女という生物〈クリーチャー〉についての物語 中世ドイツ、近未来のシンガポール、そして現代日本。3つの世界を行き来する少女の正体とは? 桜庭一樹の初期傑作長篇 1627年、魔女狩りの嵐が吹き荒れるドイツ・レンスで10歳の少女マリーは、〈アンチ・キリスト〉と遭遇する。 2022年、近未来のシンガポールで、青年のディッキーは、かつて絶滅したはずの〈少女〉という生物(クリーチャー)と出会う。 そして、2007年、鹿児島。私は、青い空の下にいた――。 三つの空を見た、ある少女にまつわる物語。 解説・佐々木敦
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夏休みを利用して、家族と共に母親の実家がある宮崎県の日南市を訪れていた野上彰は、 ふと気がつくと、見知らぬ世界、パラレルワールドへと移動していた。 その世界は、化け物か、もしくは魔物とかしか言いようがない生物が蠢く世界であった。その世界は、過去にアメリカ軍が行った異次元の扉を開く実験によって、化け物が存在する世界へと変貌してしまったという。また異次元の扉が開いたことで、物理法則に変化が生じ、魔法のような力を使用することができるようになっていた……。 一方、超常現象を主に取扱う雑誌社のライターをしている遠山美咲は、 宮崎県の日南市で発生した少年の失踪事件に興味を覚えて、 宮崎県の日南市を訪れる。 また彼女が少年の失踪事件に興味を覚えたのは、 彼女の双子の姉が、過去に、少年と同じように宮崎県の日南市で行くへ不明になってしまっていたからでもあった。 彼女はもしかすると、宮崎県の日南市には 異世界へ通じる入り口のようなものが存在しているのではないかと推測していた。そして宮崎県の日南市で取材を開始した遠山美咲は、そこで信じられない事件に巻き込まれて行くことになるのだったが……。こちにらは既にKindleで発売している『BROKEN WORLD』の1巻から2巻までを一冊にまとめたものになっています。
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取引所コインパーチェスから数百億もの仮想通貨が流出する事件が発生、元CEOでリードプログラマーの倉石クニオが消息を絶つ。時を同じくしてブロックチェーンを用いた最新スマホゲームを巡って、インフルエンサー、ゲームクリエイター、ブロガー、アイドル、証券マン、政治家……などネットユーザー達のさまざまな思惑と運命が連鎖し、事態は日本中を巻き込んだ未曾有の危機へと突入していく――。 本作品は2018年にウェブ小説として発表された「ブロックチェーン・ゲーム」を大幅に加筆・修正し、実際に起きたIT事件を解説するコラムも加えた平成最後を飾る沢しおんの最新作です。平成が生んだネット文化とサイバー社会像を描いたビジネス小説の世界をぜひお楽しみください。
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22世紀、12兆円を建造に費やした女性型女性サイズ姫騎士型の超小型宇宙戦艦(BN-X)「シファリアス(シファ)」の冒険の物語。 背中から翼をはやし剣を振るい艦砲やミサイルを空中に自在に取り出し、自身のそれに耐えうるシールドをもつ彼女の弱点は「こころ」。強いAIと超科学の美しく凜々しい戦艦が再び進空する! 「プリンセスプラスティック」シリーズ。 ・ガーディアンサマー 少年ヒロトの出会った白いワンピースの美しい女性は姫騎士戦艦だった! 日本の新首都・新淡路市を舞台に夏のボーイミーツガールが始まる。 ・ルナティックルミナリー 民主中国の大統領が仕掛けた関税戦争でシファの休日の月旅行が台無しに。かわって対峙する羽目になるのは中国の誇る戦闘ドローン。姫騎士戦艦シファと最新鋭ドローンの激突、と思われたが……。 ・ハザードハンター ロシアの誇る攻撃ティルトローター機のエースがシファと戦うことに。シファの強力な装備にティルトローター攻撃機の120ミリ砲が火を吹く! ・ホーリーホープ アフリカ奥地での宗教対立に派遣された国連PKOが窮地に。救出にあたるシファがその対立の謎に挑む。そしてシファの活躍は伝説から神話へ。
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近未来/パラレルワールドの地球を舞台に、一人の女性が自分の夢を見定め一歩踏み出していく成長物語。大事な人との別れ、自らの夢、働くこと……すべての生きとし生けるものに対する人生賛歌。この世界で生きていくための「ほんとうのこと」とは。宇宙の美しさとそこでの営み、すべての命に感謝したくなる、唯一無二の物語。
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かつてはロボット研究が生み出した最先端機種として、期待を集めていた人型ロボット〈ピイ・シリーズ〉。しかし、現在ではその役割を終え、絵を描くだけの無用の〈残存種(レリクト)〉と呼ばれ、各地を放浪していた。恋人との仲に悩む女性、周囲にとけ込めない中年男性、人生を踏み外しかけた青年――ピイと出会った人々は、姿だけを人と同じくするロボットの瞳に何を見いだすのか。感情を持たないピイ、その傍に寄り添う歳をとらない少女。かれらとの対話を通して揺らぐ人々のこころを柔らかに描き出す、すぐそこの未来の、希望と祈りに満ちたSF連作短編集。/解説=三村美衣
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近未来SF格闘スポーツ「リカプト」のプロリーグ新加入を果たした彼らが目指すものは…? 頑丈なプロテクターに身を包んだ男たちが、ふた手に分かれ、それぞれに得意の武器を使ってひとつの人形を奪い合うゲーム「リカプト」。それは、汚染した地球で、障壁に囲まれて暮らす人々の間で随一の人気を誇るスポーツであった。ここにひとりの男が新チームを結成した。勝ち進む、寄せ集め軍団。だが、彼らが掴みとろうとしたものは、単なる人形(プリンセス)ではなかった。 ●牧野修(まきの・おさむ) 大阪府出身。1992年『王の眠る丘』で作家デビュー。1999年『スイート・リトル・ベイビー』で第6回日本ホラー小説大賞長編賞佳作。2002年『傀儡后』で第23回日本SF大賞受賞。著書は『死んだ女は歩かない1~3』『冥福 日々のオバケ』『私の本気をあなたは馬鹿というかもね』『月世界小説』など多数。
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アキバから、宇宙へ。「科学の歌姫」で「最後のアイドル」、そして「人類の恩人」であり「世界の変革者」――これまでの常識を覆した新エンジン「ピアノ・ドライブ」を発明した、結城ぴあのの物語。人気アイドル・グループ「ジャンキッシュ」のメンバーである結城ぴあのには、もう一つの顔があった。秋葉原電気街の“お姫様”。電子部品を買い漁る彼女は、自宅のガレージで一人実験を繰り返していたが、その目的は「宇宙へ行くこと」であった。バラエティ番組のレギュラー・コーナーをきっかけに注目を集め、抜群の歌唱力を兼ね備えていたぴあのは、ジャンキッシュから卒業。“メカぴあの”との対決などを経て、トップ・アイドルへの階段を駆け上がっていく一方で、宇宙への夢を実現すべく、ぴあのは実験を繰り返すのだが……。超科学、人工知能、拡張現実、スーパーフレア……山本弘ワールド全開の感動SF長編。
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ハネネズミを殺したのは誰なんだ。石狩川上流の渓谷、神居古潭に長年繁殖してきたが、遂に絶滅したハネネズミ。その最後の種の生存と死のドラマを観察した二人の医学者の記録と論文が残された……。人類の滅亡のメタファーを幻の小動物に託した卓抜な発想を、科学論文形式の中に透明な叙情性のある文体で表現したSFミステリ。 第110回芥川龍之介賞候補、第16回野間文芸新人賞候補となった「平成3年5月2日,後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士,並びに,」(本来は無題作品)、その続編「新化」のオリジナル版(単行本版)、後年になって大幅の修正が施された「新化 Part1/Part2」(文庫版)の全バージョンを併録。さらに、電子版あとがきを収録した完全版。 ※本書は著者の意向により本文横書きで制作されています。 *平成3年5月2日,後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士,並びに, *新化 *新化 Part1 *新化 Part2 ●石黒達昌(いしぐろ・たつあき) 作家、医師。1961年北海道生まれ。東京大学医学部卒業。「最終上映」で第8回海燕新人文学賞を受賞してデビュー。純文学誌を中心に数多くの中短篇を発表する。「平成3年5月2日,後天性免疫不全症候群にて急逝された明寺伸彦博士,並びに,」「真夜中の方へ」「目を閉じるまでの短かい間」で三度の芥川龍之介賞候補になる。また、「人喰い病」「希望ホヤ」で星雲賞日本短篇部門参考候補になるなど、SFファンからの支持も厚い。
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小説・文芸3.51巻858円 (税込)JR尼崎駅で通勤電車を待っていたカメラマンの植戸は電車脱線の報せを受ける。その後、ホームで見かけた高校生が事故の取材現場にも現れて……(「加速してゆく」青崎有吾)。私は悪を倒すため、正義のために、彼のブログに殺害予告を書き込み続ける(「他人の不幸は蜜の味」貫井徳郎)。 平成に起きた、印象的な事件や出来事をテーマに9人の注目作家が紡ぐ衝撃のミステリ。今を手探りで生きる私たちの心に刺さる、珠玉の競作集!
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宇宙の彼方から来る、地球の生命を死滅させるほどの放射線。 人類を救う計画の裏には、国家を超える何かが動いていた――。そのとき、人は何を選ぶのか。 巨大実験施設「カミネカンデ」。 地下深くまで及ぶ施設内部で超新星爆発の瞬間を迎えた主人公は、降り注ぐ放射線、急激な寒冷化という地球存亡の危機をいかに乗り越えるかを模索する中で、その名がまことしやかに語り継がれる組織、「ゾルタクスゼイアン」の全容を知ることとなる。 科学、古代文明の謎が複雑に絡み合う物語は、やがて人の欲望を超えた壮大なテーマを語り始める。
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・ネメシスの傭兵 超富裕層狩りを始めた異能の犯人を追う刑事二人。立ちはだかったのは「未来」。犯人の圧倒的な能力に比してあまりにも無力な現在人の刑事は未来からの犯人を追い詰めることができるのか。 ・シャットダウン 真空崩壊による世界の終わりという未曾有の事態に立ち向かう未来の人類。 ・ペイシェント 超小型戦闘機の活躍。敵はペイシェントを占領しつつある超高速自己複製戦闘体イクリール。増殖する敵に火力で勝つことはできるのか。 ・さよなら、私の戦争 戦闘ヘリパイロットの迎えたAI軍事革命。冷酷な戦場で彼は生き残れるか。 ・ジャムフォース ロシア・コラ半島超深度掘削孔から出現した超生命体ディスピアによって追い詰められた人類。唯一の活路は、物語を書くこと。 ・方程式を壊すもの 惑星ウォードンへ血清運搬中の宇宙巡洋艦で[冷たい方程式]状態が発生。あまりにも稀な危機の打開に出動したのは……。 以上のSF戦記中短編を収録。
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巨大獣が眠りから覚めた時、都市はパニックに! 海面下八千メートルの深い闇で、二億年の眠りにつく生命体があった。現代人の欲望はその海底に放射能廃棄物を沈め、「彼」に巨大な目覚めを呼びおこしてしまう。人類への復讐を誓う「彼」は、地を震わせ大気を裂いて、列島に襲いかかった! 人も大地も食いつくされる! 文明社会への警鐘、長編パニックの傑作が「電子版あとがき」を追加収録して、ついに復刊! ●友成純一(ともなり・じゅんいち) 1954年福岡生まれ。1976年、早稲田大学在学中に「透明人間の定理リラダンについて」が幻影城新人評論部門に入選。映画評などでも活躍したのち、1985年「肉の儀式」で小説家デビュー。官能的でバイオレントな作風が注目を浴びる。以後、スプラッター小説のパイオニアとしてだけでなく、SF、ホラー、怪獣小説などでも鬼才ぶりを発揮し、多くの著作を発表。またロンドン関連の著書も多い。現在はバリ島在住。