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生物化学兵器を積んだ小型機が、真冬のアルプス山中に墜落。感染後5時間でハツカネズミの98%を死滅させる新種の細菌は、雪解けと共に各地で猛威を振るう。世界人口はわずか1万人にまで減ってしまい――
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Posted by ブクログ
50年も前に書かれたとは思えない、コロナ感染を経験した今でも生々しく感じられる先見性に敬服する。果たして、感染率、致死率がコロナより悪化する変異体が出てきた時に、世界的な人の移動の速度、量が50年前とは比較にならないぐらい増加している現代社会では、隔離できる地域はないように思える。対応できるのだろう...続きを読むか?宇宙で自給自足できる環境が作れるようになれば、人類としてのリスクは分散できるのか?
この本を手に入れたのは今から3年前のコロナ禍だった。ずっと「読まなきゃな」と思いながら、ずっと積読にしていた。今年の3月末ごろに読み始めたが、一気読みしてしまった。 率直な感想は、小松左京、天才か?に尽きる。 細かな設定は本作で詳しく説明されるが、大まかに言えば「バイオハザードのち世界崩壊」。し...続きを読むかし、この物語はもちろんそれに留まらない。未知のウィルスから生き残った人たちの苦悩が希望的観測なしに描かれている。 文明も文化も失われた地球上で、もっとも矮小な生き物となった人類は、誕生の時と同じく、幾重もの奇跡と偶然のお陰で、復活の日を迎える。 小松左京、天才か?
この時期にだからこそ、もう一度手に触れるべき作品。 小松左京は未来を予言していたのか、そう思わせるほど、緻密な調査によって固められた科学的根拠で説明されるこの世界が、レンズとなって現実世界を映し出してるかもしれない。
ウイルスにより次々と地球上の人類が死んでいく様子がものすごくインパクトあった。コロナ禍が始まった時に真っ先に思い浮かべた作品。
映画も大好きで何度も観ています。 小説はさらに現実味を帯び、東西冷戦の時期でもありましたから、本当にこんなことが起きたらどうなってしまうんだろうと怖くなりました。 当時、ノストラダムスの大予言も流行っていましたし。(まったく関連する内容ではないですけど) 全て人災と言え、人類滅亡してしまいそうになる...続きを読むのですが、それでも未来があると信じて生きていくことはすごいと言わざるを得ません。 私なら絶望してしまいそうです。
現状と重ねてみると、30年以上も前に書かれたものだとは思えないリアルさだった。 命に関わる異常事態に陥っても、国家とか軍事とか、訳わからないものに支配されてしまう人間は、やっぱり何よりも怖いものだと思った。 タイトルで、きっと大円団なのだろうとは予想できたけど、最後の最後まで二転三転して非常に楽しめ...続きを読むた。
ちらっと読み始めたら止まらなくて1日で一気に読んだ。某国が開発したウィルス兵器が盗み出され、偶然の事故から世界に拡散してしまう。人々はただの風邪だと思い込んでいるが、感染はあっという間に拡大し、死亡率も急速に高まって、医療は崩壊、行政・防衛・産業機能も破綻し、ライフラインは途切れ、人々は街中や職場、...続きを読む自宅で次々と死んでいく。最終的に南極にいた科学者や調査員など約1万人(このうち女性は12人!)を残し、人類はほぼ死滅する。南極に残された人々は、人間の愚かさを悟り、ようやく一致団結して復活の日を待つのだが、そこにも「人類の愚かさの極み」が襲いかかろうとする、、、。本来人を救うべき医療技術が人類を破滅に追いやり、兵器が奇跡を起こすという皮肉。生物兵器に関する科学的知識、国や責任者の隠蔽体質、他国を出し抜こうという欺瞞など、空想小説とは言えないほどのリアルさ。まさに「今」読むにふさわしい一冊。
コロナ禍の今読むと、現実世界と混同してしまうよで怖くなる。 でも結局一番恐るべきなのは私たち人間。同じ人類というちっぽけな存在ということを忘れて、もっとちっぽけな集団に分かれて争っている人間。是非各国首脳に読んでいただきたいけど、読んだところで一朝一夕には解決できないほど問題が山積みなんだろうな。 ...続きを読む 哲学が科学の道筋を示すべきだって言う部分は引き込まれた。映画でどんな熱演がされてるんだろうと楽しみに観たのに全く省かれていたので残念。
人間は結局、人間の愚かさに振り回されるんだな、としみじみ感じた。 読んでいくうちに一気に引き込まれていった。面白い。 エンターテイメントとして、楽しんで読める濃厚な作品だと思う。
現在のコロナ禍を1960年代に予言したかのような内容に驚くばかりです。この本をきっかけにもっとSF小説を読みたくなりました。
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