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Posted by ブクログ
主人公のライターは、オルタマシン=とても出来のよい未成年型のセクサロイドとのコミュニケーションやセックスを通じて、”彼”を”愛する”ようになるが…という、現代的な感覚で忌避感の強いペドフィリアをモチーフにとった考えさせられる本。
主人公は未来の人だが、愛と性が一体化している2000年代的な考え方の人。
お金を払えば、他者の肉体を自由にしてよいのか?という問いにはなんとなくNOと思う人が多そうだ。では、愛があればセックスしていいよね?という主人公的な考え方もどうなのかなと思わせる、かえって愛の方が乱暴ではないでしょうか。
なお、作中でオルタマシンの売春会社を運営する社長が語る過去の経緯の部分で『昔は性的な部分が強調された絵だけで批判された』とあるのだが、ゾーニングの問題とか、主に女性だけが物体化しているのが問題なんだよ!と主人公に代わってツッコミたくなった。
Posted by ブクログ
AIとVRとロボット技術が発達したら、そりゃ性風俗産業に流用転用することも考えるよなぁ…って世界の物語。
他の山本作品(プロジェクトピアノなど)とも世界観を共有しているあたり、辻村っぽいというかMCUっぽく、こういう物語のつながりは好き。
最先端技術の性風俗転用は善か悪か?という部分を論じているところは好き。
どんでん返しの黒マカロンの理屈「私が不快だから、世の道徳観とか人の意見はどうでもいい」あたりの議論も大いに考えさせられて良かった。
ただ、やっぱり俺はセクサロイドには、欲情(あくまで自慰的な)するかも知れんけど恋愛感情は持てないなぁ。と再確認できた。
価値観の多様化、それを認めることって難しいけど、必要なスキルだなぁと、それも再確認できた。
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小説・文芸
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