無料マンガ・ラノベなど、豊富なラインナップで201万冊以上配信中!
【第42回 星雲賞受賞作品】米国同時多発テロも、あの大地震も、犠牲者はゼロ!? 2001年9月11日、24世紀から「ガーディアン」と名乗るアンドロイドたちがやってきた。圧倒的な技術力を備えた彼らは、世界中の軍事基地を瞬く間に制圧し、歴史を変えていく。しかし彼らの目的は、人類の征服ではなく、「人を不幸から守ること」だった――。ガーディアンのもたらした情報によって、本来の歴史で起こった自然災害、テロ、戦争、大事故などが防げるようになった一方、未来の自分からのメッセージに翻弄され、人生が大きく変わってしまう人も多くいた……。主人公は、45歳のSF作家。10歳年下の妻と5歳の娘とともに幸せに暮らしていたが、事件翌日、美少女アンドロイド「カイラ211」の訪問を受け、AQ(知り合い)に選ばれたことを知る。未来の自分からのメッセージと作品データを、カイラから受け取る主人公。それは、彼の人生に大きな波紋を起こしていく。衝撃と感動の歴史改変小説。
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。
Posted by ブクログ
ふんぎゃあ。
なるべく読み終わった直後に感想を書くことにしている。その興奮なんかを冷まさずに書く為に。
ふんぎゃあ。
ああもう。
本当は五つ星なんて連発したくない。
これも読んでる途中まで、「よくできている。物凄く良くできている。でも、これじゃ四つだな」と思っていた。
いやもう。
ラストの章。
間違いなく五つな訳で。もっと星ないの。
神様ありがとう。
全然いると思ってないけど、ありがとう。
『アイの物語』を手に取らせてくれたことと、新刊のこの本に気づかせてくれたこと。
作中、『アイ〜』にて、人と云う存在に絶望している的な気持ちが込められているって云う下りがある訳ですが、でもね、やっぱり作者は人が、人を、信じたいんですよ。
人は、そりゃもうビックリしちゃうくらい愚かで、非論理的で、間抜けで、残酷なんだけど、でもさ、人が人を愛してやらなければ、誰がこの孤独な存在を認めてあげられるの?と。
云っているようにしか思えない。
あなたとわたし。
決して同一にはなれない。
でも、なれないからこそ意味が、意義があるんだよね、って云う。
生涯ベストに間違いなくランクインしました。
Posted by ブクログ
03年の作品「神は沈黙せず」を読んだ記憶が
蘇ってきた。相当面白く読んだ記憶が。
それ以降作者の他の作品を一切読んでなかったですが
自分の好きな作家さんなのかもしれません。
一般的に分かりにくくて敬遠されがちなSFですが
凄く丁寧に、伝えるんだという熱と意思がヒシヒシと
感じられる凄く人間味のある文章と、このSFド直球な
内容のギャップが堪らなく面白いです。
もう今年も4月になっていてビックリですが、個人的な
2010年のベスト3当確でしょうねー。
作家さんの人柄、そしてアィデア、ストーリー展開、
台詞まわし...とても自分の好みです。
丁寧に書かれてるのでSF苦手〜って方でも充分
楽しめます。何よりストーリーが秀逸でSF的な部分も
分からなかったら、勝手に頭が分かろうと働く筈...?
相変わらず仕事に殺されるような糞のような日々ですが
こういった作品に少しでも浸れる時間が、まだあるのは
壊れずに済む...救いです。
いやー。面白かったぁ。
Posted by 読むコレ
03年の作品「神は沈黙せず」を読んだ記憶が
蘇ってきた。相当面白く読んだ記憶が。
それ以降作者の他の作品を一切読んでなかったですが
自分の好きな作家さんなのかもしれません。
一般的に分かりにくくて敬遠されがちなSFですが
凄く丁寧に、伝えるんだという熱と意思がヒシヒシと
感じられる凄く人間味のある文章と、このSFド直球な
内容のギャップが堪らなく面白いです。
もう今年も4月になっていてビックリですが、個人的な
2010年のベスト3当確でしょうねー。
作家さんの人柄、そしてアィデア、ストーリー展開、
台詞まわし...とても自分の好みです。
丁寧に書かれてるのでSF苦手〜って方でも充分
楽しめます。何よりストーリーが秀逸でSF的な部分も
分からなかったら、勝手に頭が分かろうと働く筈...?
相変わらず仕事に殺されるような糞のような日々ですが
こういった作品に少しでも浸れる時間が、まだあるのは
壊れずに済む...救いです。
いやー。面白かったぁ。
Posted by ブクログ
面白いねん。
山本さんの本はどれも(大体)面白くて好きなんだけど、どれも物凄く痛い。
同人仲間の本を読んでるみたいな。
読者のことを考えてないわけではないし読みやすいのだけど、とことん作者の頭の中から出て来てない感じがするのかもしれない。
どこまでも現実感が無いからか、どこまでも「作者」を見せられるからか。あー、原作者が自分の映画に、それもせりふ付で出てるのを見るような感じか。
この本は、まさに本人やその周辺の人たちが出てくるのだが、出て来なくても同じ。
条件設定した上で、その条件から派生するものをストーリー展開しているだけの作品。
だけど面白いよ。
Posted by ブクログ
2001年9月11日、突如上空に現れた球体は、瞬く間に全世界の軍事力を無力化した。
ガーディアンと自称する彼らは未来からやってきたアンドロイドであった。
彼らの目的は、世界征服ではなく、人を不幸から守ることらしい。
彼らのおかげであの米国同時多発テロは起こらなかった!
彼らのもたらした情報によって、本来の歴史で起こった自然災害、テロ、戦争、大事故などが防げるようになった一方で、未来の自分からのメッセージに翻弄され、人生が大きく変わってしまう人も多くいた。
主人公のSF小説家山本弘も突然の非現実的な出来事と未来の自分からのメッセージに翻弄されていく・・・
私小説というだけあって自伝的要素も多く含んだ小説となっています。
過去の自分自身を主人公にしてそこから歴史改変ものの物語を作るっていう発想が面白いですね。
こういう自伝もありですね!!
自己オマージュ作品とういう単語が思い浮かびましたw
純粋にSF小説として読むよりも、山本弘の自伝として読んだ方が面白いように思います。
SF小説としても十二分に面白ですけど。
是非とも『アイの物語』を読んでから読んでもらいたい!!
『アイの物語』とはまた違ったアンドロイド像が見られて面白いですよ。
「作家にとって最高の作品は自分の作品だ。だってそれは、自分好みの題材を、自分好みの手法で調理し、自分好みに味つけしたものだからだ。まさに僕のためのオーダーメイド料理だ。美味しくないわけがない。」
しかし、山本作品のアンドロイドの微妙に人間と異なる描写は巧みですね。
わずかな違いでしかないんだけど、そこに違和感を感じ、それが逆に怖い。
結局人間とアンドロイドは互いに理解しあえない、そしてそれが当てはまるのは何も人間とアンドロイドだけではない・・・
※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。