国内ミステリーの検索結果
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ホロボの神 泡坂妻夫拾遺集
\\祝//泡坂妻夫氏デビュー50周年記念刊行 読むべき泡坂作品を探している新たなファンにとって、恰好の入門篇 ――新保博久氏(解説より) クルーザーで遭難し、見知らぬ島に漂流した三人の男。 幸運にも調査に来ていた亜愛一郎と名乗る男に遭遇する。 亜と植物学者・中里教授のキャンプに同居することになった三人は 現地のホロボ族と親しくなる。 だが酋長の妻が病死、酋長も妻の遺体と祠に籠もったまま出てこないという。 さらに中里の拳銃が何者かに盗まれ……。 単行本刊行時に大幅改稿された表題作の「幻影城」掲載バージョンをはじめ、文庫未収録作を集約。 著者デビュー50周年記念刊行。 -
ホワイト・パウダー
次々に変死を遂げる入院患者……彼らの爪の奥からは白い粉末が発見された 東京の臨海厚生病院で諸角製薬の重役・重光晃三が突然死する。その遺体の爪の奥深くから白い粉末が発見される。だがこれはカフダールと呼ばれる咳止めの薬だった。同じ頃、臨海厚生病院の美人薬剤師・水月美樹子はフノメールという下剤をカフダールに改竄した大量の処方箋の存在に気がつく。誰かがカフダールを外部に横流ししている? 何のために? そして入院患者の死との関係は? 二つの事件の裏側に組織的犯罪の匂いを嗅ぎとった美樹子は、院内を調べ始めた直後、何者かに襲われる……。長編医療ミステリ。 ●米山公啓(よねやま・きみひろ) 医学博士・脳神経内科医。聖マリアンナ医科大学内科助教授を退職後、東京・あきる野市の米山医院で診療を続けながら、脳の活性化、認知症予防、老人医療などをテーマに著作・講演活動を行っている。著作は300冊以上に及ぶ。趣味は独学のピアノ演奏、油絵やイラストを描くことで、イラストは自身のエッセイとともに雑誌などにも掲載されている。 -
本格ミステリ戯作三昧
本格ミステリのさまざまな作家やテーマに贋作と評論で鋭く切り込んだ 異色のハイブリッド・ミステリ集!! 本書では、本格ミステリのさまざまな作家やテーマに、贋作と評論の二方向から切り込んでみました。本書に収められた贋作は、すべて“評論的な贋作”、つまり、作家や作品に対する考察を小説の形で表現したものなので、切り込むことができたわけです。そして、カップリングされている評論は、その贋作を生み出す基となった論か、贋作を書くことによって深まったり生まれ変わったりした論をまとめたものです。 それでは、贋作と評論を両輪にして、本格ミステリをめぐる冒険を楽しんでください。 -
本格ミステリ漫画ゼミ
個性的な名探偵や謎解きをビジュアルで描く本格ミステリ漫画は、多くのミステリ作家やファンを育ててきた。その歴史を概観し、魅力的な作家と作品を紹介することが本書の目的である。 乱歩作品、ホームズ、ルパンなどのコミカライズから、『金田一少年の事件簿』『名探偵コナン』『Q.E.D.証明終了』『スパイラル~推理の絆~』『DEATH NOTE』などオリジナルまで。ミステリ漫画はこんなにも面白い! 『Webミステリーズ!』に連載されたコラムを大幅に加筆・改稿。本格ミステリ大賞受賞の書評家が贈る、ミステリ漫画史を辿る史上初のブックガイド! -
香港警察東京分室
アクション&頭脳戦の警察群像エンタメ! 香港国家安全維持法成立以降、日本に流入する犯罪者は増加傾向にある。国際犯罪に対応すべく日本と中国の警察が協力する――インターポールを仲介役として締結された「継続的捜査協力に関する覚書」のもと警視庁に新設されたのが「特殊共助係」である。だが警察内部では各署の厄介者を集め香港側の接待役をさせる窓際的部署と噂され、「香港警察東京分室」と揶揄されていた。メンバーは日本側の水越真希枝警視ら5名、香港側のグレアム・ウォン警司ら5名である。 初の共助事案は香港でデモを扇動、多数の死者を出した上、助手を殺害し日本に逃亡したキャサリン・ユー元教授を捜索し確保すること。彼女の足跡を追い密輸業者のアジトに潜入すると、そこへ香港系の犯罪グループ・黒指安が襲撃してきた。対立組織との抗争に巻き込まれつつもユー元教授の捜索を進める分室メンバー。やがて新たな謎が湧き上がる。なぜ穏健派のユー教授はデモを起こしたのか、彼女の周囲で目撃された謎の男とは。疑問は分室設立に隠された真実を手繰り寄せる。そこには思いもよらぬ国家の謀略があった――。 リアルな社会情勢を背景に、警察官の矜持と信念を描きだす。第169回直木賞ノミネート作。 ※この作品は過去に単行本として配信されていた『香港警察東京分室』 の文庫版となります。 -
香港・マカオ休日殺人事件
〈さくら山岳会〉の会員が次々と変死……東京とマカオをつなぐ符号とは!? フリーライターの水晶寺が婚約者・金剛緑らとともに参加した香港・マカオ旅行中、同行の真珠輝久が殺された。真珠は、直前に起きた2件の遭難事故、変死事件の被害者らと同じ〈さくら山岳会〉の会員。しかも、真珠の殺害現場は変死事件と同酷似したホテルの密室だった。被害者らと親交のあった緑の兄・強は、姿なき殺人者の影に怯えるが、その過去には衝撃の事実が……。本格長篇推理。 ●斎藤 栄(さいとう・さかえ) 1933年、東京都生まれ。東京大学法学部卒業。公務員生活を経て、1966年『殺人の棋譜』で江戸川乱歩賞受賞。以後、巧みなストーリーテラーとして推理小説界の第一線で活躍する。 -
ホームズ連盟
「ホームズへ最上質のオマージュ」――本格ミステリ作家・有栖川有栖さん もう“名探偵"なんていらない!? 相棒ワトスンが、ホームズを手玉に取ったアイリーンが、快刀乱麻の大活躍! ワトスンは憂鬱だった。原因はホームズが死んだこと。妻の病気。メイドは役立たず。配管の不調で、鉛管工を呼ぶが、なかなか直らない。しかも、どうやら家に誰かが侵入しているらしいのだ。 もしや、これまでの事件記録を盗もうというのか? 過去を消したい人物は多いだろうが……(「ケンジントン診療所の怪」)。 あの名探偵の脇役たちが大活躍! 夢のミステリー・ファイル!! -
ホーンテッド・ホテル
家業である本屋の廃業を機に、探偵事務所に就職することになった「カメ」こと亀尾駿馬。彼には物を「置き換える」超能力があった。初仕事を何とか解決に導いた駿馬と古屋敷探偵事務所の愉快な面々の元に舞い込んできた新たな事件は、老舗ホテルに現れた「未来からやってきた幽霊」の調査だって!? 新米探偵・駿馬が挑む奇想天外な事件の結末とは――? 【おことわり】電子書籍版には、紙版に収録されている口絵・挿絵は収録されていません。イラストは表紙のみの収録となります。ご了承ください。 -
忘却のパズル
かつて整形外科医だったジェニファーは、現在アルツハイマー病を患っている。そんな彼女に殺人容疑がかけられてしまう。殺されたのはジェニファーの親友である女性で、なぜか死体の右手は4本の指が切断されていた。手を専門としていたジェニファーは重要参考人として事情聴取を受けるが、病気のせいで記憶が曖昧になっており、体調次第では親友のことさえ思い出せない。彼女の記憶や独白、ノートの文章、介護人や子供たちの伝言など、パズルのピースのように断片的な記述が描き出す驚愕の真相とは。記憶を失っていく語り手が紡ぐ衝撃のミステリ!/解説=吉野仁 -
冒険小説論 近代ヒーロー像一〇〇年の変遷
スティーヴンスン『宝島』から始まり『水滸伝』を経由して滝沢馬琴『南総里見八犬伝』、そして戦後――英雄なき時代の先に繚乱する冒険小説のオデッセイアへ。洋の東西さえ越えて、著者は膨大な小説と文献を文字通り縦横無尽に渉猟する。ただ一心に、面白い小説を追い求めて。百年の文学史のなかで切り開かれた豊饒なる小説世界、その山嶺を闊達な筆致で踏破する一大評論。大衆文学研究に里程標を刻み、第四十七回日本推理作家協会賞を受賞した名著。この一冊をして、文学史に「冒険小説」は永遠に刻まれる。/【目次】1/近代ヒーローの誕生/ドイルと騎士道小説/大観光時代/荒野に立つヒーロー/ハックルベリーの旅/西部辺境の男たち/十九世紀イギリス補遺/芥溜(ごみため)のパリ/デュマの剣豪小説/科学の冒険/愛国主義者ルパン/『紅はこべ』と『スカラムーシュ』/騎士道の消滅/スパイ・ヒーロー、登場/不安と疑惑の時代/クリスティーの冒険/ジョン・カーターとターザン/無人島の少年たち/海の男ホーンブロワー/マクリーンの戦後/イギリス海洋小説補遺/不信のヒーロー/フランスのスパイ活劇/ジョバンニと暗黒小説/スピレインの亡霊/自警団ヒーロー、ボラン/スペンサーの饒舌/悪党パーカーの栄光/ライアルの場合/七〇年代の壁/現代の秘境/キャリスンとカイル/ヒギンズの陥穽/工作員の冒険/謀略小説の時代/ラドラムとカッスラー/フランシスの復活/2/『水滸伝』の世界/ふたつの『水滸伝』/3/『南総里見八犬伝』の世界/政治小説の時代/黒岩涙香の翻案小説/巖谷小波の少年小説/武侠の冒険/立川文庫と講談/「新講談」の時代/「少年倶楽部」の時代/高垣眸の海/密林のヒーロー/軍事冒険小説の行方/日本伝奇小説の系譜/国枝史郎と講談/伝奇小説の黄金時代/昭和十年代の壁/『宮本武蔵』への道/『赤い影法師』の衝撃/講談『柳生武芸帳』/風太郎忍法帖におけるロマネスク/伝奇小説の伝統/隆慶一郎が残したもの/ヒーローの善意/机龍之助の皮肉/丹下左膳の場合/長谷川伸と流れ者ヒーロー/眠狂四郎の剣/海のロマン/大藪春彦の意味/八〇年代のオデッセイア/夢枕獏の彼方/あとがき/文庫本のためのあとがき/解説=霜月蒼/人名一覧/書名・作品名一覧 -
傍聴者
彼女は女神か、悪魔か? 大好評「〇〇者」シリーズ なぜ、こんな女に? 彼女は女神なのか、悪魔なのか――。 結婚が決まっていた親友の死に疑問を抱き、ライターの池尻淳之介は真相を探り始めた。 “婚約者”牧村花音は、複数の交際相手を騙し、練炭自殺に見せかけて殺害したとして、起訴されている。そして迎えた初公判の日、傍聴席で被告を真剣に見つめる四人の女がいた。 平凡な容姿の彼女になぜ男たちは騙されたのか。そして彼女はなぜここまで人々の注目を集めるのか。 事件の全貌が見えた時、いつしか舞台は暗転し――。 実際にあった事件に材をとった、大好評「〇〇者」シリーズ。 折原作品の真骨頂とも言える、鮮やかなトリックが炸裂する! 文庫解説・高橋ユキ ※この電子書籍は2020年11月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
謀略と欲望の伊勢志摩妖鬼
推理作家・吉本紀子の元に、突然の招待状が届いた。真珠宝飾品の販売を全国展開しているミホコ真珠の社長・原田美穂子から、伊勢志摩の高級ホテルへの滞在を呼びかけられたのだ。長年の捜査パートナーである上島透警部が昇進して警視になった今、紀子の特任捜査官の資格は取り上げられ、さらに小説本来の仕事が先細りしている現状では、刺激的でありがたい申し出だった。とはいえ、世の中に甘い話などあるわけがない。いささかの厄介物が待ち構えていることは察しがつく。どんな相談を持ちかけられるやら。そう警戒していたのだが、まさかホテルに到着したその夜に、凄惨な殺人事件が起きるとは……。 美貌の推理作家・吉本紀子が活躍する人気ミステリシリーズ。完全書き下ろしの電子オリジナル作品。 ●石川真介(いしかわ・しんすけ) 1953年、福井県鯖江市生まれ。東京大学法学部卒。トヨタ自動車に40年間勤務。1991年に『不連続線』で第2回鮎川哲也賞を受賞。推理作家・吉本紀子を主人公にして、錯綜したストーリーと堅牢な構成、女性の数奇な運命と斬新な社会テーマ、丹念な現地取材に基づくローカル描写とグルメ、そして奇抜なアリバイ崩しの長編旅情ミステリーを得意にしている。『女と愛とミステリー』(テレビ東京)、『木曜ミステリー』(テレビ朝日)でドラマ化。福井ふるさと大使。鯖江市ふるさと大使。日本推理作家協会会員。 -
亡霊の柩
毒婦の涙か、それとも聖女の涙か――。 依頼は単なる人探しだった。すぐに解決すると思い込んでいた依頼だった。しかし、事態は急転直下、槙野の忌まわしい過去へと繋がり、迷宮の如き様相を呈し始める。 「卒園者を探していただきたいんです。名前は五十嵐靖男」 児童養護施設の園長から依頼を受けた探偵・槙野康平は、五十嵐が昨年結婚し、今夏に亡くっていることを調べ上げる。しかし、五十嵐の妻に会いに行った園長が何故か罵声を浴びせられて門前払いされたことから、槙野は園長から新たな依頼を受けて五十嵐が失踪した理由と死因を調べ始めるのだった。そして突き止めた予期せぬ結果に警察の介入が必要と結論し、警視庁捜査一課の東條有紀に情報提供するのだが――。 -
僕が殺した人と僕を殺した人
夏休みが終わる2日前。13歳だったぼくたちの人生は、大きく狂いはじめた。 1984年の台湾と2015年のアメリカを舞台に、数奇な運命に弄ばれた少年たちを描く、青春ミステリーの金字塔! 2015年冬、アメリカを震撼させた連続殺人鬼〈サックマン〉が逮捕された。 彼の弁護を担当することになった国際弁護士の「わたし」は、30年前に台湾で過ごした少年時代を思い出していた。 当時、13歳だった「わたし」は〈サックマン〉のことを確かに知っていたのだ――。 台湾を舞台に贈る青春ミステリの金字塔。 織田作之助賞、渡辺淳一賞、読売文学賞小説賞をトリプル受賞! 解説・小川洋子 ※この電子書籍は2017年5月に文藝春秋より刊行された単行本の文庫版を底本としています。 -
僕と彼女の嘘つきなアルバム
可瀬理玖は自分の住む町に生きにくさ、息苦しさを感じ、〈ここではないどこか〉に行きたいと思っていた。 上京できれば大学はどこでもよかったのだが、せっかくならと大好きな写真家・渡引クロエが通っていた大学を選んだ。 クロエが立ち上げたという創作サークル「猫を探す人の会」に入り、クロエの人生を追体験することにする。 サークルは見つけたものの、廃部寸前の少人数サークルで活動はほぼゼロ……。 気を落としていると、写真を撮った相手と写真を通して会話ができるという不思議な力を持つ女の子・渡引真白と出会う。 理玖はクロエとそっくりな顔をした真白を見て驚く。なんと娘だったのだ。 真白がサークル「猫を探す人の会」に入ったのは、一度も会ったことのない父を探すためで、 その手がかりがサークル内にあると確信しているという。 理玖は真白の父親探しを手伝うことにしたが、そこにはとある事件が絡んでいて……。 青春恋愛キャンパスミステリー! -
僕の探偵
宗介とは半年前、街で偶然再会した。学生時代の友人で、ひとから見下されるような仕事をしている僕とは違い、将来を嘱望された秀才だ。その彼が勤めていた大手コンサルタントを辞めて、行くあてもないと言う。仕方なく一晩だけ泊めるつもりが、その後も居着いて、今ではうちの居候。普段は暢気にヨガの修行をして過ごしている。そんな彼は、僕が仕事で遭遇した事件を持ち帰ると、瞬く間に解決していく探偵へと姿を変えるのだ。だけど、僕は知っている。宗介自身が誰より深い悩みを抱えていることを……。暗い過去を持つふたりの青年が、五つの事件を通して経験していく出会いと別れ。爽やかな余韻を残す連作短編集。/解説=千街晶之 -
ぼくの手を借りたい。
生霊から想い出まで、つかめます。 昆明館(こんめいかん)大学の名物サークル「心霊現象研究ゼミナール」、略して「心研ゼミ」に所属する大学生・岬健吾(みさきけんご)の右手にはある特殊能力があった。 それは、過去に手を伸ばしたり、霊など実体のないものをつかんで具現化させてしまう力だった。 顧問の後藤田(ごとうだ)教授は健吾の特殊能力を見込み、同じく霊と話せる力を持つ女子学生・西脇由香(にしわきゆか)とコンビを組ませ、怪奇事件の解決にあたらせる。 触ると家族の記憶を失くしてしまう桜の木、飛び降り自殺を繰り返す霊、病棟に現れる少女の死神……事件の裏に隠された切なすぎる真相を追いながら、健吾はその右手で彷徨える魂を救おうとする。 だいじょうぶ、この手をつかんで――涙ホロリとくるハートフルホラーミステリ!