国内文学作品一覧

  • 平家物語
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    1巻1,980円 (税込)
    平安末期、皇位争いにからんで台頭した武家の源平の争いは1159年の平治の乱で平清盛の勝利に帰した。平氏は以後絶大な権勢を誇り、皇室と姻戚関係をむすび、高倉天皇、安徳天皇を擁してその栄華はめざましいものがあったが、清盛の死後、内乱は拡大し、1185年の壇ノ浦の合戦で義経に敗れて滅亡した。平家物語はこの平氏の栄華と没落を豊富なエピソードを交えて活写した戦記物語の傑作。翻訳者尾崎氏は幼少のころから平家琵琶に親しみ、この作品は「物語的内容の深さにおいて古今無類の国民的叙事詩である」と述べ、「誰にもわかるような物語を組み立てることを念頭に翻訳した」と記している。簡潔で韻律を重視した「平家」最良の訳書である。
  • 匂いと香りの文学誌
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    1巻1,980円 (税込)
    茂木健一郎推薦!「古今東西の名作という素材を匂いや香りというスパイスを通してアレンジし、提供する著者の技量は卓越している」。文学の香りを読む! 五感のうちでも、最も記憶と結びつきやすいと云われる嗅覚。 『失われた時を求めて』に代表されるように、その感覚を表現した文学作品は数多くある。「におわないこと」が重視され嗅覚を使う機会の減った現代だからこそ、香り立つ文章の楽しみ方を伝授する。 ブックガイドとしても楽しめる一冊。
  • 銀の匙
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 安野光雅が描く、自らの幼少期の思い出と、少年の目でとらえた美しい世界。 漱石が絶賛した日本文学の不朽の名作が、心に残る情景とともによみがえる。 「本だけは子どものころの続きだった。はるかむかしのことになった今でも、 おもいだすのはきのうのことではなく、少年時代のことである。」――安野光雅 古い茶箪笥の抽匣から銀の匙を見つけたことから始まる、伯母の愛情に包まれて過ごした 幼少期の日々を綴った自伝的作品。 安野光雅によって情感豊かに描きだされた子どもの内面世界は、誰しもの心にある郷愁、 幼き日のさまざまな感情を思い起こさせる。 作:中 勘助 1885年、東京に生まれる。小説家、詩人。東京大学国文学科卒業。夏目漱石に師事。 漱石の推薦で『銀の匙』を『東京朝日新聞』に連載。主な著作に小説『提婆達多』『犬』、詩集に『琅玕』『飛鳥』などがある。 絵:安野光雅 1926年、島根県津和野町に生まれる。BIB金のリンゴ賞(チェコスロバキア)、国際アンデルセン賞などを受賞。 1988年紫綬褒章、2008年菊池寛賞、他を受賞。2012年、文化功労者に選ばれる。 主な著作に「『旅の絵本』シリーズ(全9巻)」(福音館書店)、『本を読む』(山川出版社)、 『小さな家のローラ』(小社刊)などがある。 2001年、津和野町に「安野光雅美術館」、2017年、京丹後市の和久傳ノ森に「森の中の家 安野光雅館」が開館。
  • 「舞姫」の主人公をバンカラとアフリカ人がボコボコにする最高の小説の世界が明治に存在したので20万字くらいかけて紹介する本
    3.9
    1巻1,980円 (税込)
    文学史&エンタメ史の未確認混沌時代(ミッシング・ピース)! 「東海道中膝栗毛」の弥次喜多が宇宙を旅行する、「舞姫」の主人公がボコボコにされる、身長・肩幅・奥行きが同じ「豆腐豪傑」が秀吉を怒らせる――明治・大正時代、夏目漱石や森鴎外を人気で圧倒し、大衆に熱烈に支持された小説世界が存在した。 本書では、現代では忘れられた〈明治娯楽物語〉の規格外の魅力と、現代エンタメに与えた影響、そして、ウソを嫌い、リアルを愛する明治人が、一度は捨てたフィクションをフィクションとして楽しむ術(すべ)をどのようにして取り戻したのか、その一部始終を明らかにする。 朝日新聞とスタジオジブリも注目する、インターネット出身の在野研究者が贈る、ネオ・文学案内。

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  • この百年の小説 人生と文学と
    -
    西欧文学に100年以上遅れて出発し、そのエッセンスを学びながら追いかけてきた日本の近代文学。明治期の誕生以降、発展を続けているその歴史を、漱石、鴎外、露伴、谷崎、芥川、川端、三島、大江、石原らの代表的な作品を取りあげながら概観し、青春、恋愛、少年、心理、老年、歴史等々、「人生と文学」の断面から照射した、壮大かつ心揺さぶる精神のドラマ。博覧強記の小説家が遺した名著。
  • 娯楽としての炎上 ポスト・トゥルース時代のミステリ
    -
    1巻1,980円 (税込)
    現代日本のミステリは、民主主義とネット・ファシズムの狭間で引き裂かれながら、新しい社会のあり方、人間のあり方、倫理のあり方、論理のあり方を模索している。読者の欲望と社会のあり方とが骨絡みになったジャンルであるからこそ、ミステリがそのジャンルそのものによって価値を持つ状況になっている。 本書は現代ミステリからポスト・トゥルース時代を理解し、ポスト・トゥルース時代から現代ミステリを理解する。一挙両得な新たな試みの批評書である。 現実の政治的状況とも共有する問いに既に先駆的に挑み続けてきたジャンルがある。現代日本のミステリである。 「論理」が通じない相手、「嘘」が蔓延し人が操られ疑心暗鬼になる状況、そもそも「真相」が存在しない事件、「事実」が客観的に実在しない世界……などなどを、この十年以上、ミステリは描き続けてきた。「ポスト・トゥルース」という言葉が流行する前から、作家たちは状況を言語化し結晶化してきたし、それに対する対応・対抗の方法も模索してきた。 本書が論じたいのは、それらの作品である。

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  • 古事記
    4.2
    日本最古の文学作品を作家・池澤夏樹が新訳。原文の力のある文体を生かしたストレートで斬新な訳が特徴。画期的な池澤古事記の誕生! 【新訳にあたって】 なにしろ日本で最初の文学作品だから、書いた人も勝手がわからない。ごちゃごちゃまぜこぜの中に、ものすごくチャーミングな神々やら英雄やら美女が次から次へと登場する。 もとの混乱した感じをどこまで残すか、その上でどうやって読みやすい今の日本語に移すか、翻訳は楽しい苦労だった。(池澤) 解題=三浦佑之 解説=池澤夏樹 月報=内田樹、京極夏彦
  • 新注古事談
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 歴史の秘話や意外なこぼれ話を収めた、鎌倉時代成立の短篇物語集を全文収録。慶應義塾大学図書館蔵本を底本とし、平仮名まじりに書き下し。岩波新日本古典文学大系本とは異なる慶應本独特の訓みを積極的に紹介。主な登場人物には歴代天皇をはじめ、聖徳太子・弘法大師、藤原兼家・道長・伊周・道綱、小野小町・清少納言、信西入道・西行法師、仏師定朝・囲碁の名人碁聖法師など-付録として、主要参考文献・人名索引・類話一覧を収録。
  • 能因本枕草子 上
    -
    1~2巻1,980~2,349円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 枕草子の本文四系統(三巻本・能因本・前田本・堺本)のうちの一つ、江戸期以後、一番流布された善本、能因本の現存唯一の書。三条西伯爵家に古くから伝えられた由緒正しい本で、昭和二十四年に学習院大学へゆずられた。
  • 落窪物語(一) 斑山文庫旧蔵
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 高野辰之博士旧蔵の古写本全四冊を精密に影印。書写年代は近世最初期の慶長元和頃かと推される。古雅な書体にして能筆。部分、古態を保持する本文は研究上重要。また、本作品は独立した継子いじめ物語の現存最古のものとして中古物語の演習教材として好適。
  • 藤原定家全歌集
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 一首でも多く定家の歌を集めることに傾注した書。各首、現在もっとも信用できる諸本を底本に厳密に翻刻した。他本との異同、誤脱等を傍記し、注記、解説を付載。近年発見された歌切、草稿等も網羅した本書から、定家の推敲過程や歌の成立事情等も窺える。講読、演習に好適。
  • 短歌学入門
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 短歌の成立と革新をテーマに、『万葉集』の短歌成立から正岡子規の短歌革新へと至る歴史を探る。
  • 平安物語の動画的表現と役柄語
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 和文語・漢文訓読語などの、文体(位相)差にとどまってしまっている平安時代語研究の現状に風穴を開ける。
  • 柳沢吉保と江戸の夢 元禄ルネッサンスの開幕
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 五代将軍綱吉の側用人、吉保を軸に江戸文化がみえてくる。フィールドワークと膨大な史料を読み解いた悉皆調査ではじめて捉えた等身大の吉保像。
  • 疎開・空襲・愛 母の遺した書簡集
    -
    1巻1,980円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国文学者・松尾聰の妻、八洲子が保管してきた、大戦中に交わされた、七十九通の書簡。苛酷な生活と死の恐怖が庶民の生活現場から克明に語られる。
  • 源氏物語は読めているのか 末世における皇統の血の堅持と女人往生
    -
    1~2巻1,980~4,180円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 はたして源氏物語は本当に雅びで華やかな世界なのであろうか…先入観に捉われずにすなおに読めば、それは現代を生きる私たちの"いま"と重なる孤独な人々の世界であった。
  • 三田村鳶魚全集〈第1巻〉
    -
    1~28巻1,980~3,855円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 公方様の話 大名生活の内秘
  • 荷風のリヨン : 『ふらんす物語』を歩く
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    本書は資料的な裏付けに基づき、著者自身が一年かけて、実際にリヨンの町を歩きまわり、『ふらんす物語』と同じ百年前の、荷風が散策した当時の町を捜し求め、検証した記録である。

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  • 星亨とその時代 1
    -
    1~2巻1,980~2,530円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 星亨は苦学してイギリスに留学,帰国して自由党に入り政党政治の基をつくったが,凶刃に倒れた。その高弟が,談話や新聞雑誌記事,書簡などから明らかにする,時代の風雲と若き日の星亨。第1巻は,出生から留学をへて,明治17年に入獄するまで。

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  • でもくらてぃあ 【小田実全集】
    -
    1巻1,980円 (税込)
    「難死の思想」、「法人資本主義」、「殺すな」、「異質の価値の共生」、「人間は殺されてはならない」などの言葉は、「近代天皇制国家」から「近代民主主義国家」へと移行した戦後日本の思想的座標軸を示す概念でもある。本書は、1992~94年の米国滞在中から阪神大震災直後まで書きつがれた「される」側の人間のあり様、意志に基本をおいた「される」側の思想書。今、「殺す」文明のかたちが世界にはびこる中、著者の「非暴力・平和主義」の原理を再考する必要がある。
  • 和歌で愛しむ日本の秋冬
    -
    1巻1,936円 (税込)
    織姫星と彦星の年に一度の逢瀬。道を見失うほど生い茂る萩の下露。時雨によって染められる木々の紅葉。三たびまで色を変えて咲く白菊。景色に一面の銀世界をもたらす雪。風の気配に秋を知り、初霜に冬を体感してきた日本人が、長年にわたって和歌に詠みつづけてきた秋冬の彩りを、自らの体験を懐かしみつつ味わい深く語る。
  • 和歌で感じる日本の春夏
    -
    1巻1,936円 (税込)
    若い女性が袂にしのばせた梅の花の香。業平や西行が深く愛した桜。待ちつづけていても鳴いてくれないほととぎすの声。暗闇にほのかな光をともす蛍。初霞に春の到来を予感し、新緑とともに衣を更えてきた日本人が、いにしえから折にふれ愛しつづけてきた春夏の風情を、王朝時代から幕末までのさまざまな和歌を通じて楽しむ。
  • 伊勢物語の江戸 : 古典イメージの受容と創造
    -
    1巻1,936円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 王朝文学のなかでも名高い『伊勢物語』芥川の段。江戸時代、この物語はどのように読まれ、生まれ変わったのだろうか。機知あふれる享受と創造の様相を、さまざまな文芸ジャンルにさぐる。

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  • ベストセラー全史【近代篇】
    -
    1巻1,925円 (税込)
    明治・大正期、そして昭和戦前・戦中期のベストセラー本を全て紹介。福澤諭吉『西洋事情』やスマイルズ『西国立志編』に始まる近代日本のベストセラーの歩みは、明治期に出版社‐取次‐小売の体制が整い、大正期に再販制が導入されると、昭和初年には円本ブームという革命的変化を迎えるが、やがて戦争と出版統制で停滞を余儀なくされていく。出版界の発展と、個々の本が売れた時代の背景をあまさず描く、壮大な日本文化史。
  • 大衆文学論
    -
    白井喬二、菊池寛らを論じ、先行する大衆文学論を詳細に考察した第一部「大衆文学の理論」。吉川英治、山本周五郎、松本清張らの、作家と作品を論じた第二部「作家の年輪」。時代小説の挿画、落語、浪曲など、大衆文化・芸能を掘り下げた第三部「大衆文学の周辺」。独自の視点で大衆文学を検証し、芸術性偏重の従来の文学観に新たな文学論を提示した画期的評論集。芸術選奨受賞作。
  • ファウスト(上) ――森鴎外全集11(上)
    -
    1~2巻1,925円 (税込)
    世界の文学史上に燦然と輝く文豪ゲーテが生涯の大部分を費やして完成させた一大ドラマトゥルギー。この畢竟の大作を青年期よりゲーテに親しんできた鴎外が、その円熟期において成しえた浪漫的香気漂う典雅な訳文でおくる。各巻に膨大な詳註を付す。本巻には『薦むる詞』から、個人の愛と苦悩を主題とする『悲壮劇の第一部』までを収める。
  • 明治文学史
    -
    1巻1,925円 (税込)
    開国から二度の戦争を経て、世界の強国へと激しく変動した明治という時代。その歴史と文学の流れを、鋭利な分析と透徹した理解力を持って論証する。西洋の大きな影響のもとに出発しながら、いつしか独自の様式を獲得するにいたった近代日本文学の特異性が明快に描き出される。卓抜した批評家の本領を示す労作。
  • 紀の川 未生流 格花作品集
    -
    1巻1,925円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 コンピュータグラフィックを駆使した究極の写真集。
  • 伊達本古今和歌集 藤原定家筆
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国宝である定家自筆、伊達本の全容を影印した貴重なもの。古来、古今集の影響力は甚大であると称され、日本人の自然観、人生観にまで及んでいる。本書の講読は文学理解に止まらず、国語、風土理解他、多角的な意義を合せもつ。
  • 椿説弓張月 前編
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    1巻1,922円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「南総里見八犬伝」に並ぶ曲亭馬琴の代表作。前編六冊を初版本から精密なアミ版による影印本として公刊。ダイナミックな北斎の挿画が見開き状態で紙面一杯に繰り広げられる。
  • 小野小町追跡 「小町集」による小町説話の研究 新装版
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小町の虚像と実像にはじめてカケハシを架けた名著決定版。
  • あなたの代わりに読みました 政治から文学まで、意識高めの150冊
    3.8
    1巻1,899円 (税込)
    10年間、あなたの代わりに読んできました。政治家本から文学まで、話題書150冊の「肝の1文」を並べてみたら、いまの日本に至るまでの進歩、退歩、あし踏みが見えてくる。「週刊朝日」連載の「今週の名言奇言」を再編集・再構成した一冊。
  • ドーダの人、森鴎外 踊る明治文学史
    5.0
    1巻1,899円 (税込)
    東大で独逸語を学び、ドイツに留学したのちには軍医の傍ら、小説家としても名をはせた森鴎外。彼には西欧人コンプレックスから生まれた「ドーダ」がある、と著者は説く。偉大な文学者の過剰な自意識に迫る画期的な文学評論。
  • 日本の近代詩を読む
    -
    明治から昭和へ、近代日本社会と新しい日本語が成立する端境期に生まれた近代詩を、日本を代表する詩人・高橋睦郎が選詩・解説する。
  • 高濱虚子 並に周囲の作者達
    4.0
    文学青年でありながら、家庭の事情でやむを得ず東大医学部へ入学した秋櫻子。在学中に出会った高濱虚子の文章に感銘を受け、自らも作句を始めた秋櫻子は、虚子に師事し、「ホトトギス」の中心的同人になりながらも、やがて虚子の客観写生を旨とした「花鳥諷詠」俳句に反発を感じていく。虚子との出会いと決別までを、山根東洋城、原石鼎、山口誓子、高野素十らとの交流や実作への批評とともに描く、歴史的名著。
  • 大江健三郎賞8年の軌跡 「文学の言葉」を恢復させる
    4.0
    「情報テクノロジーの支配する社会で、もっとも痩せているのが「文学の言葉」です。私は永く「文学の言葉」で生きてきました。いまも注意深く見れば創られている、力にみちた「文学の言葉」を、知的な共通の場所へ推し立てたいのです」大江健三郎――2007年から8年間にわたり大江健三郎一人によって選考された「大江健三郎賞」の全選考過程と受賞理由、および受賞者との対談を収録した、完全保存版!
  • 黒い古典 日本人が必要とした悪の力
    3.0
    1巻1,870円 (税込)
    明るく、美しく生きる……そんな理想とは程遠い毎日。死や老いの恐怖、憎い奴への恨みつらみ、失恋、金欠、家族との不仲、はたまた仕事の失敗、SNS炎上――。個人的不安と混迷の世情がからみあい、現代はまさに末法の世、「底つき」の時代です。本書はそんな「今」を生きるためによむ、「黒い古典」の提案。呪詛に見出すこの世の希望、ドス黒い感情の言語化にかくれた賢さ、後ろ向きマインドの安らぎ、人の生死よりも銭優先のパワフル魂……。神々の時代から江戸の世まで、「悪」寄りの名ゼリフが放つネガティブパワーをひもとくことで現代人のつらさに満ちた人生を軽くする、新・逆説の古典エッセイの誕生です。
  • 楽園
    -
    1巻1,870円 (税込)
    これは前進か後退か? 幼い子供を抱えながら、日々の生活に疲弊する男。思い描く理想の人生と現実の狭間でもがき、ある決断を下そうとするが― 夫婦とは、家族とは何かを問う傑作小説。 「ことばとvol.7」掲載の「不服」に、書き下ろし作品「楽園」「パールライトタワー天王寺」を収録した、話題作『学歴狂の詩』の佐川恭一による最新小説! 蓄積した時間の厚みだけが二人をつなぎとめ、しかしそれは真に重要なものではない。確かにともに過ごした時間は、消え去ることのない絶対的なものかもしれない。だがそれだけだ。たんなる事実としてそれはあり、それに束縛されるかどうかは、これも信仰の問題にすぎない。 (『楽園』本文より) 【目次】 不服 楽園 パールライトタワー天王寺 【著者】 佐川恭一 滋賀県生まれ。京都大学文学部卒業。著書に『舞踏会』『シン・サークルクラッシャー麻紀』『アドルムコ会全史』『就活闘争 20XX』などがある。
  • 文豪の憂鬱な癖(へき)
    3.7
    1巻1,870円 (税込)
    『文豪ストレイドッグス(文スト)』の原作者・朝霧カフカ監修! 破滅願望、借金癖、薬物中毒、メンヘラ、少女趣味、不倫癖、酒乱、超甘党、重度の潔癖症、超短気――。 あなたは知っていますか? 日本の文学史に燦然と輝く文豪たちが、じつは驚くべき“癖(へき)"に囚われていたことを。 芥川龍之介や太宰治の目を疑うような破滅的な行動、夏目漱石や森鴎外の常軌を逸した食への偏執、川端康成や石川啄木の型破りな借金や金遣い、谷崎潤一郎や田山花袋の変態的な性癖など、35人の文豪がとり憑かれた衝撃の嗜好・性向・こだわり・性分を徹底的に深掘りします。 彼らの人間味あふれる“こじらせ"エピソードを読めば、きっとあなたも彼らの新たな魅力に気づくはず! [目次] 【第1章】破滅や衝動の癖(へき) 生きるべきか「死ぬべきか」……生涯の大問題 -------------------------------------- 芥川龍之介 「唯ぼんやりした不安」 狂気に囚われることに怯え自死を選んだ不世出の天才 太宰 治 「死にたがり」の意気地なし 人を恐れ、死を恐れ、そして愛を恐れて人間失格 有島武郎 最期は人妻と縊死心中 追いこまれた理想主義者の愛のカタチ 坂口安吾 “堕落"に憧れた革命児 破天荒にも見える生き方は敏感と繊細の裏返し 【第2章】嗜好や偏愛の癖(へき) 選ばれし者たちがハマった奇妙なこだわり -------------------------------------- 夏目漱石 ジャムを舐めすぎてドクターストップ? 吾輩は“超超超甘党"である 森 鴎外 ドイツで衛生学を学び潔癖症をこじらせて悪食に 饅頭茶漬けを好んだ文豪 志賀直哉 生涯の転居数は20回以上 居住地を作品に昇華した小説の神様の引越し癖 江戸川乱歩 エロ・グロ・ナンセンスとフェティシズムに彩られた 探偵小説の草分け 檀 一雄 原稿なんてそっちのけ? 頭の中は料理・料理・料理 火宅の人は“料理人" 安部公房 ワープロをいち早く導入 最新テクノロジーを偏愛しノーベル賞に近かった男 澁澤龍彦 サドを広めた博覧強記な文学者の 純粋無垢なガラクタ蒐集 【第3章】依存や中毒の癖(へき) ワラにもすがる思いに呑まれて泥沼に -------------------------------------- 中原中也 度を越した“ダル絡み" 酔うとケンカをふっかける酒に溺れた天才詩人 石川啄木 近代短歌のパイオニアは無類の女好きで借金魔 川端康成 ギョロッとした目で威圧し ためらいなく借金しまくるノーベル文学賞作家 梶井基次郎 檸檬を置いた文学青年の繊細なイメージとは対照的 野蛮でがさつな酒乱 直木三十五 大衆文学の評価を高めたが 行き当たりばったりで借金まみれの濫費ヤロウ 【第4章】恋愛や性欲の癖(へき) プラトニックからフィジカルまで恋の呪縛 -------------------------------------- 谷崎潤一郎 文体を巧みに操る耽美派は 女性に踏まれたがるドMな足フェチ 国木田独歩 武蔵野の林を愛した自然主義文学の先駆者は 重度のメンヘラ気質 田山花袋 “蒲団"の匂いを嗅いだ? 少女趣味でストーカーで髪の匂いフェチな妄想家 岡本かの子 年下男子からモテモテ「一妻多夫」の女人ぼさつ 織田作之助 二股上等!! 浪速のモテ男に同居する クズなたらしこみと一途さ 与謝野晶子 嫉妬の炎に身を焦がす情熱の歌人はダメ夫フェチ 永井荷風 付き合った女性の経歴や花街に通い詰めた日乗を 事細かに書き留めた女好き 樋口一葉 24歳の若さで逝った“こじらせ女子"の初恋が 「奇跡の14カ月」として結実 島崎藤村 恋愛対象は生涯ずっと20代 姪まで妊娠させた写実派作家の恋愛暴露癖 宇野千代 規格外れの楽観主義者 天真爛漫な恋愛体質で百歳近い生涯を生き抜く 【第5章】気質や性向の癖(へき) “偏執"の深淵を覗き続けたからこその習性 -------------------------------------- 三島由紀夫 仮面の下には劣等感? 筋肉フェチで美を追求 尾崎紅葉 親分肌で多くの弟子を育成 日本初の文豪は超短気な江戸っ子気質 泉 鏡花 日本酒は煮立たせて飲む 幻想文学の大家は胃弱で度が過ぎる潔癖症 菊池 寛 文藝春秋の創業者は 天性のお人好しでお金をばらまくおごり魔 折口信夫 極度の潔癖症に女性恐怖症、異常な量の食料備蓄…… “マレビト"の執着と執念 夢野久作 怪奇幻想小説の奇才が抱く父親への強い愛着と依存 宮沢賢治 作品には最愛の妹の影 禁欲・独身主義の天才童話作家はシスコン? 北原白秋 思い込んだら一直線 誌上で周囲にケンカを売る“激情癖"の詩人 中島 敦 謹厳で繊細な作風とは真逆 短編の名手の放蕩人生と主体性のない“流され癖"
  • 文士が、好きだ―っ!!
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    紹介された文士にめろめろです! 人生でこんなに文士が魅力的に見えたことない! ──三宅香帆 縦横無尽に駆け抜ける自由な文体、笑っちゃうくらい熱い口調! 坂上さんの文士愛に呑み込まれ、楽しく酔わされました☆ 個性豊かな文士の面々に、新たな気持ちで出会えます。(豆知識も増えます)。 ──大島真寿美 井伏鱒二は“かわいい系”、室生犀星は“乙女子”、堀辰雄は”実は骨太”、そして神西清の知られざる“やさしさ”––! 読めば文士たちが綺羅星のごとく光り出す、前人未到の文学案内☆★☆ 「わたしが日々胸をときめかせているところの「文士」とは、つまりは剣一本で勝負する剣士のように、「文の腕一本で勝負している!」感が、その生きざまからも作品からも、バッシンバッシンに伝わってくるようなひとたちのことでございます!」──「はじめに」より *装丁:小川恵子 *装画:伊野孝行
  • [実践]小説教室 伝える、揺さぶる基本メソッド
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    若竹千佐子、石井遊佳、高山羽根子、高瀬隼子……芥川賞作家ほか、受賞作家が続々誕生の最も予約の取れない小説講座の全て。作家になりたい人必読! 高山羽根子氏の特別寄稿収録の新装版。 父亡き後いちばん的確でありがたいのが根本さんの評です。この通りにすれば必ず小説家になれます。 ――吉本ばなな
  • 30日de源氏物語
    4.2
    1巻1,870円 (税込)
    ◤ 1日10分から始める『源氏物語』入門の決定版!◢ 『なぜ働いていると本が読めなくなるのか』が話題の人気作家にして文学オタクの著者が、最古の傑作長編を読むコツをお教えします。 大河ドラマに、源氏物語に、平安時代に興味を持ったら、まずはこの1冊! ディープな平安世界をキャッチーにひもとく、誰でもすらすら、ポップで楽しい新感覚・古典案内。 ********** 《紫式部がしかけた、千年の謎を解け!》  ★紫式部はなぜ源氏物語を書いたのか。  ★考察につぐ考察……千年続く難問を解くカギとは?  ★巧みな伏線はどうすれば読み解ける?  ★今と違いすぎる平安時代の人々の頭の中!  ★物語に盛り込まれた実際あったゴシップネタ。 あらすじはもちろん、物語を深く味わうコツ、政治・社会背景から、秘められた意味までを1冊に! **********  ◉ 六条御息所の生霊な日々  ◉ 明石入道の欲望道  ◉ 若い子に煙たがられる源氏おじ…  ◉好きな人の代わりに飼い猫を  ◉仏道を求めた末に、恋  ◉誠実だから添い寝だけ  ◉出家で、デトックス  ◉雅な貴族のマッチングアプリ  ◉物の怪と悪口になると筆が乗る  ◉想いが高まり過ぎて和歌 読みどころがわかれば、古典はこんなに面白い! 本当にはじめての源氏物語。 ********** 【目次】 ★はじめに [1日目]人物がわかれば物語がわかる [2日目]恋愛は三角関係でよむ [3日目]人は身分が9割? [4日目]平安の恋は恋にあらず [5日目]実際あったゴシップネタも物語に [6日目]平安時代と令和の恋愛はちょっと似ている [7日目]和歌を見ればキャラがわかる [8日目]紫式部の筆力が冴える描写 [9日目]貴族社会のうわさ拡大速度はSNS並み [10日目]怨霊は男の罪悪感 [11日目]「結婚=幸せ」幻想をほどく [12日目]人物のキャラはぶれない [13日目]一途な人は幸せに [14日目]自己肯定感も関係性のカギ [15日目]女性の運命に容赦なし…… [16日目]人物の呼び方から、千年前の読者が見える [17日目]デリカシーの感覚はだいたい今と同じ [18日目]イケメンがモテないとき [19日目]光源氏は爺さん/婆さんキラー [20日目]文化系男子と運動部男子の勝敗 [21日目]源氏の親切に下心 [22日目]物語の急展開に要注意! [23日目]インスタ映えする、恋の始まり [24日目]手に入らない理想のエンドレス・ループ [25日目]恋愛は何のためにあったのか [26日目]女性は悪い男が好きなのか問題 [27日目]友達でいたい女子と恋人になりたい男子問題 [28日目]みんな大好き! ふつうの女の子ハーレム [29日目]愛の陰にコンプレックスあり [30日目]正しさから離れて読む ★おわりに **********
  • なぜスナフキンは旅をし、ミイは他人を気にせず、ムーミン一家は水辺を好むのか
    3.7
    1巻1,870円 (税込)
    発達障害の観点から小説版ムーミン・シリーズを読み解いた、全く新しいムーミン評論! 登場するキャラクターはみな自分勝手で、てんでバラバラなのに、ムーミン谷ではみんなが仲よく暮らしているのはなぜなのか。はみだしている人たちのために書かれたというムーミン・シリーズの新たな魅力を見いだし、ムーミン谷のように、誰もが住みよい世界をつくるヒントに満ちた1冊。作品の奥深さ、トーベ・ヤンソンの才能の素晴らしさがより多面的にわかる。
  • フルトラッキング・プリンセサイザ
    -
    1巻1,870円 (税込)
    選考会で激賞された第5回ことばと新人賞受賞作「フルトラッキング・プリンセサイザ」ほか、一年後をつづった「メンブレン・プロンプタ」、うつヰの学生時代を描いた「チェンジインボイス」を収録。 VRにAI、最新のテクノロジーを題材としながら、読後には人肌のような温みが残る。 読者はきっと、作中人物たちに対して抱く自分の優しさに驚くだろう。それは視点やナラティブがつくり出す仮想現実的な効果であり、それこそが作者が小説に持ち込んだテクノロジーなのだ。(滝口悠生) 情報と身体、科学と物語がますます複雑に交差し、いま「感覚の大気」が変動している。行方がわからないその変動を、この小説家は、現時点で生け捕りにしているかのようだ。(千葉雅也) 映像や3DCGを扱う制作プロダクションに勤めるうつヰの一日は長い。今夜バスタオルで体を拭くのを忘れないようメモするアプリケーションには何が最適か。部長の言うユーキューは「有給」なのか「有休」なのか?仕事を終えると「プリンセサイザ」にログインする。京王線沿線の各駅に配置された王女たちと、仮想空間システムを渡り歩けるソーシャルVRの中で交流するのだ。選考会で激賞された第5回ことばと新人賞受賞作「フルトラッキング・プリンセサイザ」ほか、一年後をつづった「メンブレン・プロンプタ」、うつヰの学生時代を描いた「チェンジインボイス」を収録。 【目次】 もくじ フルトラッキング・プリンセサイザ チェンジインボイス メンブレン・プロンプタ 【著者】 池谷和浩 1979年6月生まれ。栃木県立宇都宮高等学校卒。筑波大学日本語・日本文化学類卒。東京都在住、会社員。現職はデジタルハリウッド株式会社の執行役員として大学事業を統括。「フルトラッキング・プリンセサイザ」で第5回ことばと新人賞を受賞。
  • カルチャーセンター
    -
    1巻1,870円 (税込)
    「どうかな? これは何だろう? 小説なのかな?」 松波太郎はそこにいた。カルチャーセンターで共に過ごしたニシハラくんの未発表小説『万華鏡』が収録され、作家や編集者たちから寄せられたコメントに、松波太郎の説明責任までもが生じてくる文章と空白の連なり……松波太郎は、ニシハラくんに語りかける。「どうかな? これは何だろう? 小説なのかな?」 松浦理英子さん推薦! 「小説を書きたいという欲望に憑かれていた若くほろ苦い日々を、哀惜をこめて振り返る松波太郎は本物の作家である」 【目次】 【著者】 松波太郎 1982年三重県生まれ。文學界新人賞、野間文芸新人賞受賞。著書に『よもぎ学園高等学校蹴球部』、『LIFE』、『ホモサピエンスの瞬間』、『月刊「小説」』、『自由小説集』、近著に『本を気持ちよく読めるからだになるための本』。
  • うま――馬に乗ってこの世の外へ――
    5.0
    今年3月、テレビ番組「開運!なんでも鑑定団」で本物と鑑定され大反響を呼んだ、井上ひさしの未発表戯曲。没後12年にして最新作! 佐々木喜善が収集した伝承・昔話をまとめた『聴耳草紙』の一編「馬喰八十八」をベースに大胆な創意を盛り込んだ作品だ。舞台は「羽前の国、小松郷」。現在の山形県川西町、井上ひさしの出身地。時は「156…年」。病気の老婆を連れて、馬一頭と村にやってきた太郎。村の有力者・横暴な松左エ門は、この馬が黄金のくそをすると聞き、太郎から無理矢理買い上げる。しかし黄金を出さないため馬は殺されてしまう。その後、太郎は巧みなうそを重ねて、松左エ門をはじめとする村人からまきあげ大金を手にしながら、ついに復讐を果たす。太郎の悪漢ぶりが痛快なピカレスク物語。 第一稿、昭和34年6月21日。没後12年にして、井上戯曲ファン垂涎の最新作!
  • 物語 万華鏡
    -
    1巻1,870円 (税込)
    さまざまな苦難・屈折に喘ぐ人間が、 「愛」によって再生するプロセスを文芸作品をテキストとして解説する。 テキストとして取り上げる作品は、下記の通り。 ・カーソン・マッカラーズ『木 石 雲』 ・サマセット・モーム『雨』 ・山本周五郎『さぶ』 ・ヘンリー・ロングフェロー『エヴァンジェリン』 ・ジョージ・エリオット『サイラス・マーナ―』など。 ハイネ、ウルマン、中原中也ほか、世界の名詩についても鑑賞する。 ■目次 ●第一部 カーソン・マッカラーズの「木 石 雲」 ・第一章 カーソン・マッカラーズの作品の特徴 ・第二章 「木 石 雲」の詳しいあらすじ ・第三章 「木 石 雲」の分析ー年老いた男の「愛の科学」ー ・第四章 スコット・ペックの愛の定義 ほか ●第二部 山本周五郎の『さぶ』 ・第一章 山本周五郎の文字の特徴 ・第二章 『さぶ』の詳しいあらすじ ・第三章 『さぶ』の分析 ・第四章 栄二と鰻の蒲焼き ほか ●第三部 ヘンリー・ロングフェローの『エヴァンジェリン』 ・第一章 ロングフェローとホーソーン ・第二章 『エヴァンジェリン』の詳しいあらすじ ・第三章 駆け足で辿るカナダの歴史 ・第四章 アカディアンの強制追放の現実 ほか ●第四部 詩は恵み ・第一章 詩は想像力の賜 ・第二章 詩は言葉で紡ぐ音楽・絵画 ・第三章 詩的表現 ・第四章  ほか ●第五部 ジョージ・エリオットの『サイラス・マーナ―』 ・第一章 『サイラス・マーナ―』の詳しいあらすじ ・第二章 『サイラス・マーナ―』の分析 ・第三章 ジョージ・エリオットの人と作品 ほか ■著者 佐藤義隆(サトウヨシタカ) 1948年、父光儀、母タツの次男として、長崎県大村市に生まれる。 南山大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程修了。 元岐阜女子大学文化創造学部教授 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  • 物語を歩く 「押絵と旅する男」他
    -
    1巻1,870円 (税込)
    江戸川乱歩の「押絵と旅する男」から 【取り憑かれた人間】をテーマとして抽出、 江戸川乱歩、松本清張、正岡子規作品を読み解く。 物語・俳句が伝えるものと、 生命をかけてそれを生み出す人間の心理に迫る。 引用するテキスト、題材は以下の通り。 「押絵と旅する男」(江戸川乱歩)、 「段碑」「石の骨」「真贋の森」(松本清張)、 浦上玉堂の芸術、松尾芭蕉、正岡子規の俳句と生涯。 多岐にわたる作品、関係者の物語を縦横無尽に巡り、 比較文学の醍醐味を味わう。 人は一途に何かを追い求め、命を燃焼させて、この世を去っていく。 江戸川乱歩、松本清張、松尾芭蕉、正岡子規らの 作品・人生を通して見る、取り憑かれた人間の悲哀と幸福。 ■目次 プロローグ 「押絵と旅する男」 ・「押絵と旅する男」の詳しいあらすじ ・「押絵と旅する男」の分析 第1部 松本清張の短編小説から ・「断碑」 ・第一章 「断碑」の詳しあらすじ ・第ニ章 藤森栄一と『二粒の籾』 ・第三章 「断碑」の分析 ・第四章 森本六爾と妻ミツギの軌跡 ・「石の骨」 ・第一章 「石の骨」の詳しいあらすじ ・第ニ章 「石の骨」の分析 ・第三章 『旧石器の狩人』 ・「真贋の森」 ・第一章 「真贋の森」の詳しいあらすじ ・第ニ章 「真贋の森」の分析 第2部 浦上玉堂 第3部 芭蕉物語 第4部 正岡子規の世界 エピローグ 俳句あれこれ ■著者 佐藤義隆(サトウヨシタカ) 1948年、父光儀、母タツの次男として、長崎県大村市に生まれる。 南山大学大学院文学研究科英文学専攻博士課程修了。 元岐阜女子大学文化創造学部教授 (本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
  • 作家と楽しむ古典 松尾芭蕉/おくのほそ道 与謝蕪村 小林一茶 近現代俳句 近現代詩
    -
    芭蕉・蕪村・一茶、そして近現代詩・俳句へ――。数々の名句・名詩の魅力や読み解き方、歴史を、第一線の作家と俳人がやさしく深く講義する最良の詩歌入門。人気シリーズ第5弾。
  • たった一人の反乱
    3.8
    出向を拒否して通産省をとび出し、民間会社に就職した馬淵英介は、若いモデルと再婚する。殺人の刑期を終えた妻の祖母が同居し始めたことから、新家庭はとめどなく奇妙な方向へ傾き、ついに周囲の登場人物がそれぞれ勝手な「反乱」を企てるに到る。――現代的な都会の風俗を背景に、市民社会と個人の関係を知的ユーモアたっぷりに描いた、現代の名作。谷崎潤一郎賞受賞作。
  • 和泉式部集(正集) 水府明徳会彰考館文庫蔵
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 和泉式部の源泉的家集として、歌人和泉式部の人と文学を知る上に、最も重要な歌集をハイライト版にて精密に影印。全歌に通し番号を付け、利用し易いように配慮。各冊末に付した解説では、底本と榊原本・松平本との異同を中心に綿密に検討、彰考館本の重要性を検証する。
  • 校注文机談
    -
    1巻1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鎌倉時代の芸能者、文机房隆円作本を菊亭本(伝隆円自筆)、伏見宮本(伝世尊寺行俊筆)を底本として翻刻。校異や読解上必要な注解、参考文献等を頭注に示した。系図・摂関家小伝・補注・中国古楽器解説等を付載。琵琶伝授の事ほか、平安末~鎌倉の芸道の実態が窺える。
  • 翁と媼の源氏物語
    -
    1巻1,870円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 神の姿が投影された、翁と媼の役割とは-神の世界から人の世界へと流れ込む信仰・思想から、源氏物語に隠された"系譜"と"構造"を鮮やかに描き出す。
  • 紫式部日記
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 おのが内部に「暗闇」をもつ紫女の言説を犀利に読み解く。現代語訳対照・解説・改訂本文一覧・和歌各句索引付き。
  • 宮廷に生きる 天皇と女房と
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「お宮仕え」を幼時から体験した著者による、中古・中世女流文学の魅力溢れる講演集。
  • 江戸文化再考 これからの近代を創るために
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 泰平の世、三百年をかけて文化を成熟させた江戸時代。歪み、行き詰まる現代社会が成熟するためのヒントがそこにある。社会・思想・書物・絵画-従来の近代主義的な評価にとらわれず、江戸に即して眺めることで、「江戸の本当の姿」を理解する。江戸文学研究の泰斗による講演会を収録。
  • とりかへばや、男と女
    4.3
    1巻1,870円 (税込)
    性が入れ替わった男女を描いた異色の王朝文学『とりかへばや物語』。かつて「淫猥」と評された物語には、「性の境界」をめぐる深いテーマが隠されていた。男らしさと女らしさ、自我とエロス、性変換と両性具有――深層心理学の立場からジェンダーと性愛の謎を解き明かすスリリングな評論。河合隼雄が遺した名著、選書版で登場。
  • 謎とき『悪霊』
    4.3
    1巻1,870円 (税込)
    現代において「救い」はあり得るか? 究極の「悪」とは何か? そして、「神」の正体とは?……。「スタヴローギンの告白」3つの異稿を読み解くことで、これまで語られることのなかった、人間性の本質を問う試みが見えてくる。『罪と罰』『カラマーゾフ』『白痴』の「謎とき」シリーズから20年、亀山版「謎とき」の登場!

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  • 日本教育史 1
    -
    1~2巻1,870~1,980円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 『古事類苑』の編集長が,その膨大な資料と該博な学識をもって叙述した広義の日本教育史。日本人とその文化が形成される過程を過去の文献にさぐり,実証的に裏づける。第1巻は,第一●・総説,神代から慶長4年(1599)にいたる第二?五●を収める。

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  • 少女架刑・透明標本 吉村昭自選初期短篇集(全)
    -
    1巻1,848円 (税込)
    『戦艦武蔵』以前の吉村文学の中核をなす自選短篇集。太宰治賞受賞作「星への旅」、 三島由紀夫が激賞した「死体」、芥川賞候補作「鉄橋」「透明標本」など、一九五二年から六六年までの十四編を収める。〈巻末エッセイ〉「遠い道程」。〈解説〉荒川洋治 ■目次 死体/青い骨/さよと僕たち/鉄橋/服喪の夏/少女架刑/星と葬礼/墓地の賑い/透明標本/電気機関車/背中の鉄道/煉瓦塀/キトク/星への旅/〈巻末エッセイ〉遠い道程
  • 百年の短歌(新潮選書)
    -
    1巻1,815円 (税込)
    森鴎外、樋口一葉、柳田國男、斎藤茂吉、中島敦、塚本邦雄、岡井隆、河野裕子、俵万智、穂村弘……。子規の短歌革新から始まり、前衛短歌運動、口語短歌などの広がりを見せながら、短歌は日々の暮らしと密着した詩型であり続けた。105首の名歌を懇切に鑑賞することにより、作歌へのヒントが学べるユニークな短歌入門書。
  • 見えない世界を視る:近代日本における〈非リアリズム小説〉
    -
    1巻1,815円 (税込)
    言語では表現し得ない世界を、言語によって表現する――。芥川龍之介、川端康成、村上春樹、川上弘美らが描く〈非リアリズム小説〉をもとに、〈読むこと〉を考える。 「言語や感覚では捉えられないものが世界には存在すると考え、それを表現しようとした作家や作品、〔中略〕例えば、日本を代表する文豪である、森鷗外や夏目漱石にもそうした要素は見られ、特に、芥川龍之介・川端康成・三島由紀夫などがこれにあたる。また現代の作家では、村上春樹・村田喜代子・川上弘美なども、この系譜に連なる作家であると言えよう。 これらの作家は、〔中略〕目の前にある現象や事物の背後に、感覚では捉えられない世界があることを認識の基盤としている。私たちの感覚では捉えられない世界、言語では表現できない世界の存在を、疑わないのだ」(本書「序章」から) )
  • 近代日本文学と聖書 (下) 太宰治―愛と死の深層 太宰文学に福音の光を照射する!
    -
    1巻1,815円 (税込)
    太宰の愛と真相を明かす画期的なクリスチャン文芸評論第三弾 太宰文学に福音の光を照射する! 聖書を愛読し、精通していた太宰はほとんどキリスト者であったが、真の救いに至らずに滅びの心中に向かった。太宰の愛と真相を明かす画期的なクリスチャン文芸評論第三弾! 【目次】 はじめに プロローグ 第三部 太宰治❘愛と死の深層 一 太宰治と聖書 二 太宰文学の海外での高い評価 三 太宰文学の卓越性 四 恍惚と不安と二つ 五 信仰の詩 六 太宰治の信仰 七 死なうと思つてゐた 八 太宰とコミュニズム 九 死への誘い(形而上の気質) 十 愛と死 十一 男の愛と女の愛 十ニ ❘愛 原体験 十三 太宰治とキリスト 十四 太宰の滅亡 十五 現代人は愛しうるか 註 あとがき 【著者】 奥山実 1932年福島県郡山市に生まれ、県立安積高等学校卒業。1953年日本基督教団阿漕教会にて受洗。関西大学経済学部卒業。2年間のサラリーマン生活の後、献身。1961年神戸改革派神学校卒業。京都福音自由教会牧師。八尾福音自由教会を開拓。1966年宣教師としてインドネシアに渡る。1974年病に倒れ、帰国。1975年片柳福音自由教会牧師。1986年宣教師訓練センター所長となり、現在に至る。著書に「もう一つの人生』(新生運動)『悪霊を追い出せ!』『世界宣教と教会』『日本のリバイバルを求めて』がある。
  • 新版 雨月物語 全訳注
    4.0
    上田秋成が遺した、江戸中期を代表する怪異小説集。安永5年(1776)刊、5巻9編。執念は彼岸と此岸を越え、死者との対話を繰り広げる。それは夢幻か、現実か――。現代語訳に語注、考釈も加えた決定版。
  • 謎ときガルシア=マルケス
    4.0
    1巻1,815円 (税込)
    生まれ育ったカリブ海の日常生活に潜む底抜けなユーモアのセンスを手がかりに、ラテンアメリカ文学の魅力を『ドン・キホーテ』のスペイン語文学、さらにはコロンブスの“冒険心”まで溯って縦横無尽に解読。数々のマルケス作品を翻訳した著者が、ありきたりの作家論・作品論にとどまらず、世界的文豪の発想力の原点を解き明かす。※新潮選書に掲載の写真は、電子版には収録しておりません。
  • 都市空間のなかの文学
    -
    二葉亭四迷「浮き雲」と言えば「近代的自我の発見を告知した作品」というのが常識だったときに著者が用いた方法は、二階の下宿(主人公内海文三は二階に下宿している)という住まいの空間を解読する事で作品を逆照射するというもの。実体としてとらえられてきた人間の自我を空間とことばの網の目によって決定されている関係性としてとらえ、ベンヤミン、バルトからフーコーまで現象学や記号論の成果を縦横に駆使して日本近代文学の流れを都市のコンテクストに即してたどる壮大な試み。
  • 宮沢賢治物語
    -
    1巻1,815円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「雨ニモマケズ 風ニモマケズ……」この詩は大トランクの袖ポケットに入った手帳の中から死後、発見された。詩人、童話作家、宗教者、農業技術者……孤高の詩魂と熱情に生き、安住を拒否し、意志に殉じた賢治37年の生涯を描く。

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  • 携帯遺産
    4.1
    1巻1,799円 (税込)
    小雨降る4月の晩、作家・舟倉按は知己の編集者から『文学的自叙傳』の執筆を依頼される。実家の焼失、父の失踪、震災。巡る記憶の果て、その「マイ・ブック」はloueを語りうるのか? たくらみと愛にあふれる、芥川賞受賞第1作!
  • 源氏物語のこころ
    3.0
    1巻1,799円 (税込)
    精神科医で小説家が見つけた紫式部の「ネガティブ・ケイパビリティ」とは……。登場人物のおびただしい心表現こそが名作の基本にある。全54帖の大要、主な女君25人の心、源氏の三角関係、特徴的な別れと喪失、心の不安とすれ違い……。新視点による恰好の入門書。
  • 漱石と鉄道
    4.0
    「あぶない、あぶない、気をつけねばあぶない」。『三四郎』『草枕』で繰り返される鉄道にまつわるこのフレーズは、漱石の近代への危機感にあふれている。作品に登場する鉄道風景を路線ごとに訪ねる。路線図のほか、藪野健氏の情緒あふれる挿絵を多数収録。
  • 失われた近代を求めて(上)
    4.0
    1~2巻1,799円 (税込)
    「言文一致体」という日本語文体誕生の秘密と日本で独自の展開を遂げた「自然主義」。橋本治がはじめて近代日本文学の作品群と向き合いながら、新しい言葉を獲得していく書き手たちのドラマを、小説家の視線と身体性から鮮やかに描き、「近代」の組み立て直しを試みる本格評論。
  • 小泉セツ
    -
    1巻1,782円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 話題の朝ドラ「ばけばけ」のヒロイン・小泉セツ。八雲の妻として、再話文学の語り手として、夫と歩んだ生涯と夫妻の魂の往還を繙く。
  • プロレタリア文学セレクション
    4.0
    「文字という重労働」「紙は製本されずに世界に散らばる」「女性にとって革命とはなにか」の3テーマで構成、珠玉の25作品。
  • 空吹く風/暗黒天使と小悪魔/愛と憎しみの傷に 田中英光デカダン作品集
    3.0
    太宰治をして「この荒れ果てた竹藪の中にはかぐや姫がいる」と言わしめた「空吹く風」、戦後の混乱の中で春をひさぐ女たちに真実の愛を夢想する「暗黒天使と小悪魔」、運命の女との愛欲の果てに傷害事件に至る顛末を描いた「愛と憎しみの傷に」。共産党の活動など生きる意味への絶望ゆえか女に溺れ、薬と酒で破滅へと突き進んでいく自らの姿を見据え、人間の本性を浮き彫りにする小説集。
  • 雲は天才である
    -
    詩や短歌では叙情味あふれる作品で天性の才能を発揮し、矛盾に満ちた明治という時代への鋭い考察も相俟って今もなお熱烈な読者を持つ石川啄木が心血を注いだ小説。故郷・渋民村の高等小学教の教員時代に書き出され、青年たちの鬱屈と貧しき者、弱き者の心に共振していく初期短篇三作と、唯一新聞に連載された中篇を収録し、短い生涯を駆け抜けた啄木文学の可能性を提示する。
  • 勝手な夢を押しつける親を憎む優等生と、東大は無理とバカにされた学年ビリが、現役合格した話
    完結
    4.4
    全1巻1,760円 (税込)
    【実話をもとに描いた物語】 ミリオンセラー『ビリギャル』 最新作がついに登場! 「どうせ無理」なんて オトナの大嘘だ “ビリギャル塾”に集まった4人の高校生。 親の期待を押しつけられる優等生の希栄、 「東大なんて無理」とバカにされる翔太、 集中力が続かない健太、心を閉ざした美咲。 彼らを導くのは、生徒の可能性を引き出す教師・坪田先生。 それぞれが、「どうせ無理」とささやく“オトナ”と闘っていた。 そんなとき、白血病と闘う少年・悠斗が現れる。 「勉強してるときだけ、僕は“患者”じゃなく“受験生”でいられる」 その言葉が、みんなの心を動かしていく。 “信じる力”が人生を変える、希望の物語。 【内容】 第1章 私が志望校に受かる確率は何%ありますか? 第2章 なんで、勉強しなくちゃいけないの? 第3章 受験と恋愛の必勝法は同じ 第4章 親の言う通りにするべきなの? 第5章 「どうせ無理」を投げ捨てろ 第6章 合格発表と、勉強した意味
  • ふつうに働けないからさ、好きなことして生きています。
    -
    1巻1,760円 (税込)
    手元には三百円しかなかった。それでも、今度こそ自分が心底望む生き方がしたかった。 「ふつうに働けない」と弱り果てているあなたが、好きなことで生きていくための100の心得(tips)。ZINE/自主制作本ブームの立役者、商業出版デビュー作。 【目次】 はじめに 年表 序章 1 ただ休みたい 2 最高の職場で元気を取り戻す 3 所持金三百円でも 第1章 仕事の話 4 アトリエ風戸のスタート 5 自転車の補助輪を外す 6 行動はとことん休んでから 7 好き嫌いを活かす 8 弱さを細かく見る 9 やりたいことの見つけ方 10 自由業に向く人・向かない人 11 できることではなく、好きなことを 12 やりたいことをひとつに絞らなくていい 13 いびつな形の三色パン 14 好きの精度を上げる練習 15 私のアイデアは枯れない泉 16 パッチワーク思考 17 不満をアイデアで解決する 18 初期衝動 19 実験魂 20 なぞるのは嫌い 21 時代遅れでも 22 イラスト仕事 23 「もったいない」から生まれた作品 24 どんな届き方が嬉しいか 25 自己満足ありき 26 販売してもらえるありがたみ 27 私が本屋を助ける 28 結果なんて存在しない 29 望みと方法を切り離す 30 一度ダメでもあきらめない 31 くやしい? 32 SNSは自分好みのタイプだけ 33 名刺は必要ない 34 本棚の向こうと繋がる 35 人に頼る 36 つまずきの後に新しい物語が始まる 37 「ある」ものに目を向ける 38 波打ち際のワークショップ 39 やってみて気づく 他 【著者】 平城さやか ふつうに働けなくなり、2017年から「アトリエ風戸」として活動をスタート。「心を満たして元気にしてくれるもの」として、ハーブティー、イラスト雑貨、ZINEなどを制作している。2023年に『わたしのすきな ふつうの本屋が閉店』を刊行。好きな食べ物はお米。
  • 教養としての名作怪談 日本書紀から小泉八雲まで
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    日本書紀、日本霊異記、源氏物語、太平記から明治大正の名作文芸など、気鋭の怪談研究家が古典籍や名作文学の「怖い話」を厳選し、その恐怖の歴史的、文学的系譜を解説する。本書を通じて、日本の「こわい」を知るべし!
  • 私が本からもらったもの 翻訳者の読書論
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    あなたが本からもらったものは何ですか? 「光文社古典新訳文庫」創刊編集長の駒井稔を聞き手に、8人の翻訳者が語る本にまつわる数々の思い出。 「WATERRAS BOOK FES」の「翻訳者×駒井稔による台本のないラジオ」待望の書籍化! 「最も原始的なタイムマシン、あるいは書物の危険な匂い」(貝澤哉)と「本箱の家」(永田千奈)、2つのエッセイも収録。 本は人生最高の贈り物である。読書のおもしろさを語り尽くした一冊。(書肆侃侃房) 【目次】 はじめに 駒井稔 第1夜 鈴木芳子(ドイツ文学) 第2夜 貝澤哉(ロシア文学) 第3夜 永田千奈(フランス文学) 第4夜 木村政則(英米文学) 第5夜 土屋京子(英米文学) 第6夜 高遠弘美(フランス文学) 第7夜 酒寄進一(ドイツ文学) 第8夜 蜂飼耳(日本文学) あとがき 駒井稔 【著者】 駒井稔 1956年横浜生まれ。慶應義塾大学文学部卒。1979年光文社入社。広告部勤務 を経て、1981年「週刊宝石」創刊に参加。ニュースから連載物まで、さまざまなジャンルの記事を担当する。1997年に翻訳編集部に異動。2004年に編集長。2年の準備期間を経て2006年9月に古典新訳文庫を創刊。10年にわたり編集長を務めた。 著書に『いま、息をしている言葉で。──「光文社古典新訳文庫」誕生秘話』(而立書房)、編著に『文学こそ最高の教養である』(光文社新書)がある。現在、ひとり出版社「合同会社駒井組」代表。 鈴木芳子 1987年早稲田大学大学院文学研究科修士課程修了。ドイツ文学者・翻訳家。『ベビュカン』にて独日翻訳賞マックス・ダウテンダイ・フェーダー・東京ドイツ文化センター賞受賞。訳書にショーペンハウアー『読書について』『幸福について』、フォイヒトヴァンガー『宮廷画家ゴヤ』、ヒュルゼンベック編著『ダダ大全』、ローゼンクランツ『醜の美学』ほか多数。 貝澤哉 1963 年東京生まれ。早稲田大学大学院ロシア文学専攻博士課程単位取得退学。早稲田大学文学学術院教授。著書に『引き裂かれた祝祭 バフチン・ナボコフ・ロシア文化』(論創社、2008 年)、共編著『再考ロシア・フォルマリズム 言語・メディア・知覚』(せりか書房、2012年)。翻訳に、ゴロムシトク『全体主義芸術』(水声社、2007 年)、ナボコフ『カメラ・オブスクーラ』『絶望』『偉業』(光文社古典新訳文庫、2011、2013、2016 年)など。 永田千奈 1967 年東京生まれ。フランス語翻訳者。訳書にシュペルヴィエル『海に住む少女』、ラファイエット夫人『クレーヴの奥方』(光文社古典新訳文庫)、ロマン・ガリ『凧』(共和国)など。 木村政則 英米文学翻訳家。著書に『20 世紀末イギリス小説──アポカリプスに向かって』(彩流社)。訳書にミュリエル・スパーク『バン、バン! はい死んだ』『ブロディ先生の青春』『あなたの自伝、お書きします』(河出書房新社)、サマセット・モーム『マウントドレイゴ卿/パーティの前に』、D・H・ロレンス『チャタレー夫人の恋人』、ラドヤード・キプリング『キム』(光文社古典新訳文庫)、クリストファー・イシャウッド『いかさま師ノリス』(白水社)など。 土屋京子 翻訳家。1956年生まれ。東京大学教養学部卒。訳書に『ワイルド・スワン』(ユン・チアン)、『EQ~こころの知能指数』(ゴールマン)、『トム・ソーヤーの冒険』『ハックルベリー・フィンの冒険』(トウェイン)、『ナルニア国物語』全7巻(C・S・ルイス)、『仔鹿物語』(ローリングズ)、『秘密の花園』『小公子』『小公女』(バーネット)、『あしながおじさん』(ウェブスター)、『部屋』(ドナヒュー)ほか多数。 高遠弘美 1952年3月、長野県生まれ。現在明治大学商学部・大学院教養デザイン研究科教授。著書に『物語 パリの歴史』(講談社新書)『七世竹本住大夫』(講談社)『乳いろの花の庭から』(ふらんす堂)他、翻訳に『珍説愚説辞典』(国書刊行会)ロミ『完全版 突飛なるものの歴史』(平凡社)レアージュ『完訳 Oの物語』(学習研究社)プルースト『失われた時を求めて』(光文社古典新訳文庫、全14巻予定。個人全訳中)、最新刊にF・ピション『プルーストへの扉』(白水社)があるほか著作多数を数える。 酒寄進一 1958 年生まれ。ドイツ文学翻訳家。和光大学教授。2021 年、コルドンの〈ベルリン〉3 部作で日本子どもの本研究会第5回作品賞特別賞受賞。主な訳書にヘッセ『デーミアン』、ヴェデキント『春のめざめ ―子どもたちの悲劇』、ブレヒト『アルトゥロ・ウイの興隆/コーカサスの白墨の輪』、 シーラッハ『犯罪』『罪悪』『刑罰』『コリーニ事件』、ザルテン『バンビ 森に生きる』、フィツェック『乗客ナンバー23の消失』、ゼーターラー『キオスク』ほか多数。 蜂飼耳 1974 年神奈川県生まれ。詩人。立教大学文学部教授。詩集に『食うものは食われる夜』『顔をあらう水』『現代詩文庫 蜂飼耳詩集』など。文集に『孔雀の羽の目がみてる』『空を引き寄せる石』『秘密のおこない』『空席日誌』『おいしそうな草』など。書評集に『朝毎読』、絵本に『うきわねこ』(絵/牧野千穂)など、童話集に『のろのろひつじとせかせかひつじ』など。古典文学の現代語訳に『虫めづる姫君 堤中納言物語』『方丈記』がある。
  • 猫うた 千年の物語
    4.3
    1巻1,760円 (税込)
    猫はかわいい。猫好きの血は平安から現代まで受け継がれてきました。しかし猫ラブな貴族も和歌に猫を詠むのはNGだった? そんな猫和歌誕生のきっかけはあの名文学×武家歌人のアヴァンギャルド精神……! 連歌はなぜ猫を定番に詠むのか? 江戸期、恋する猫の出現から魚好きでものぐさ、時にアンニュイな猫を描く名句・名詩とは? そして文明開化、妖しい魅力の猫にたどり着くまで……! 「猫うた」の千年語りが日本の詩歌をひもときます。
  • 枕草子 上下合本版
    -
    1巻1,760円 (税込)
    平安中期、一条天皇の中宮定子に仕えた清少納言が、宮中での日々を才気煥発な筆で綴った傑作随筆集。エッセイスト酒井順子によるエスプリの効いた現代語訳で甦る。 ※本電子書籍は、「枕草子 上・下」の合本版です。
  • 書く人はここで躓く! 作家が明かす小説の「作り方」
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    小説は「書き方」ではなく「作り方」が重要だ! 「ファーストシーンは後に書け」「描写と情報の違い」「題名の付け方」など、芥川賞作家・村田沙耶香さんも推薦の実践的小説教室。新装版。
  • 源氏物語 紫の結び 一
    3.8
    1~7巻1,760円 (税込)
    死んだ母に似ているという、父の新しい妃に対する思慕。山里で源氏は、その妃の面影を持つ少女を垣間みます。紫の上との出会いでした。
  • 今日もレストランの灯りに
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    「大袈裟ではなく人生が楽しくなってきている」 医療記者、50歳を目の前にして 接客のアルバイトを始める。 ちょっぴり個性的なシェフと 素敵な常連さんに囲まれて いつの間にかここは、私の居場所になっていた―― 【内容説明】 医療の専門記者として、25年間働いてきた、一人呑みが大好きな“私”。 メディアの経営悪化に、新型コロナウイルス感染症の影響も追い打ちをかけ このまま医療記者を続けていけるのか、不安を感じていたある日、 ガキ大将のような風貌のシェフに声を掛けられ、あっという間にイタリアンレストランの接客アルバイトをすることに! 人生の後半戦にふと現れた、素敵な居場所。 職人肌で、常連さんと話すのが大好きなシェフ、 一回りも二回りも年下のアルバイトの仲間たち、 そして素敵な常連さんに囲まれ、泣いて笑って得たものは。 今とても寂しいあなたにも、心にぽっと灯りが点るかもしれない とある街のレストランをめぐる、15のエッセイ。 「きっと全国にはだれにとってもこんな大切なお店があるのだろう。それぞれの場所で今日もそれぞれの愛しいドラマが生まれている。 そんなことを想像すると、この世の中捨てたもんじゃないなと私は心が温かくなるのだ。」(本文より) 【目次】 【目次】 まえがき Chapter1 医療記者、イタリアンレストランでバイトを始める Chapter2 常連さんは店のファミリー Chapter3 休めない、帰れないシェフ Chapter4 最後のディナーで謎のお客さんが教えてくれたこと Chapter5 キノコ採りの名人、伊藤さんのこと Chapter6 「思い切って跳んでみると楽しいよ」 Chapter7 シェフのこだわり すべてはお客さんに喜んでもらうために Chapter8 お客様は神様ですか? Chapter9 常連の林さんとALSの妻、利恵子さんのこと Chapter10 バイト仲間の卒業写真 Chapter11 シェフが「I LOVE YOU」を捧げる人 Chapter12 叱られても、へこたれない方法は? Chapter13 酒とパスタの日々 Chapter14 若返る店、愛しい居場所 Chapter15 シェフインタビュー あとがき
  • 定本 日本近代文学の起源
    4.3
    明治20年代文学における「近代」「文学」「作家」「自己」「表現」という近代文学の装置それ自体を豊かな構想力で再吟味した論考.文学が成立して思考の枠組みになる過程を精神史として描いた.「西洋の文学批評に根源的な衝撃を与えるだろう」(F.ジェイムソン)と評価された古典的名著を全面的に改稿した決定版.

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  • マンガでわかる愛と謀略の源氏物語:華麗なる平安恋物語の舞台裏
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 マンガだから初心者でも読みやすい! マンガなのにマニアックだから中・上級者も楽しめる! 初めての切り口で堪能する『源氏物語』 『源氏物語』=マルチな才能のイケメン光源氏の恋愛遍歴、というイメージを持つ人が多いと思います。 もちろん、それも正解ですが、実は結構政治的だったり、恋以外の要素が複雑に絡み合った重層的なストーリーでもあります。 本書では、ラブストーリーという観点だけでなく、政治的、文化的な側面にも等しくスポットを当てて、マンガ仕立てで源氏物語を紹介した1冊です。 また、ワンフレーズの原文から物語の背景を紹介したり、和歌に込められた意味など、コラム的な読み物も満載! 初めて『源氏物語』に触れる人、あらすじは知っているけれどもう少し深く知りたい人、ラブ要素だけでは飽き足らない人などなど、あらゆる人に楽しんでいただける、新しい『源氏物語』手引書です。
  • 月面文字翻刻一例
    -
    1巻1,760円 (税込)
    いま最も注目される歌人・作家、川野芽生、待望の初掌編集。 誰もが探していたのに見つからなかったお話たちが、こうして本に育っていたのをみつけたのは、あなた。──円城塔 第65回現代歌人協会賞を受賞した歌集『Lilith』など、そのみずみずしい才能でいま最も注目される歌人・作家、川野芽生。 『無垢なる花たちのためのユートピア』以前の初期作品を中心に、「ねむらない樹」川野芽生特集で話題となった「蟲科病院」、書き下ろしの「天屍節」など全51編を収録した待望の初掌編集。 【目次】 Ⅰ 月面文字翻刻一例 月面文字翻刻一例 月の鱗粉 水死 月の夜に 闇の夜に 廃世 月よりもやすらかに 闇の夜に貴方は やわらかい兄 遠き庭より Ⅱ 眠られぬ夜と昼のための物語 不寝番 みどりの狼 陽宮 シメール、帰還兵 上陸 鳥と男と 棲まうもの 塔 黄金の鬣 火とカサンドラ Ⅲ 本盗人 本盗人 花兵 水墓 多情 砂の両手 ものがたりたちの森 女の子たちは工場を出て 薔薇の治世とその再来 いつかゆく水辺へ 星々の沈黙 やまなみ 雑草のように 楽園より 人形遣い 水宴 Ⅳ 桜前線異状なし ごっこ遊び 雑踏の中で 抽斗 砂味 雨の降る場所 柘榴石の夜に 夢のなかで 夏より夏 夏の雨降る 昼の交錯 眠りの地上階 逃亡 さよなら鳥たち 桜前線異状なし Ⅴ 蟲科病院 天屍節 蟲科病院 【著者】 川野芽生 1991年神奈川県生まれ。東京大学大学院総合文化研究科在籍中。2017年、「海神虜囚抄」(間際眠子名義)で第3回創元ファンタジイ新人賞の最終候補に選出される。2018年、「Lilith」30首で第29回歌壇賞を受賞し、2020年に第一歌集『Lilith』(書肆侃侃房)を上梓。同書は2021年に第65回現代歌人協会賞を受賞。2022年、短篇集『無垢なる花たちのためのユートピア』(東京創元社)を刊行した。
  • 源氏物語 解剖図鑑
    4.3
    姫君はネコで殿方はイヌで…… これ一冊で源氏物語のあらすじと 平安人の暮らしとキモチがマルわかり 『源氏物語』全54帖を徹底解剖! 物語の全体像を分かりやすく解説するのはもちろんのこと、 当時の皇族・貴族の暮らし、風習、文化、信仰などについても 詳しく紹介しています。 物語の中では熾烈な権力闘争が繰り広げられており、 当時の社会情勢と比較しつつ歴史も学べるようになっています。 誌面では各帖の代表的な絵巻などをイラスト化し、 その魅力も紹介しています。 これを読めばその後の日本美術に影響を与えた場面やアイテム、 表現方法などもばっちり分かります。 『源氏物語』を描いた源氏絵は、江戸時代には皇女・女三の宮が 遊女に見立てられるなど、 元絵からギャップがあるほど面白いとされてきました。 本書でも人気イラストレーターの伊藤ハムスターさんによって、 登場人物を擬猫化・擬犬化してユーモラスに描いていただきました。 令和時代の源氏絵として、こちらも必見です。

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  • タイム・スリップ芥川賞―――「文学って、なんのため?」と思う人のための日本文学入門
    3.9
    1巻1,760円 (税込)
    小説を読まずにわかる日本文学入門。 芥川賞は、「戦後日本人の歴史」そのものだった。 前代未聞の「文学エンターテインメント」!! たとえばマーケティングや経営戦略の入門書に、「とにかく原典を読んでください」というものは少ないでしょう。しかし、「文学の入門書」だけは「とにかく読みましょう」というものが多い。そりゃそうです。文学は、読まないとわからない。体験しないとわからない。でも、それが文学好きと文学嫌いとの断絶を助長している側面があるのではないでしょうか。 本書は、1冊も小説を読んだことのない少年が、文学好きな科学者と一緒にタイム・マシンに乗って、歴代芥川賞受賞作家に会いに行く設定のストーリー形式で進みます。 主人公は、作品が生まれる瞬間や作者のその後に「実際に立ち会い」、文学への理解を深めていきます。そして、芥川賞とその時代背景にある日本の高度経済成長、民主主義、政治の変遷、都市と辺境、日米関係、ポップカルチャーやインターネットの台頭などを同時に振り返ります。 文学の意義やおもしろさ、日本の戦後史と芥川賞の関係、そして「人間と文学」の関係まで明らかにする「教養としてのエンタメ文学」です。
  • されく魂 わが石牟礼道子抄
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    共にされく(漂浪く)魂をもつ作家が、石牟礼のはみ出し溢れ出し、時に飛び去る類い稀な言葉の数々を追って奇跡の作品群に迫る。敬愛してやまない作家に真摯に対峙した渾身の論考集大成。
  • たいせつな気づき 新型コロナウイルスをのりこえた未来の物語
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 コロナウイルスの世界的大流行をきっかけとして発信されたのち、世界中で6千万回以上再生され20を超える言語に翻訳された、ポストコロナに希望を見出す励ましの物語。新たな暮らしに適応し、古い慣習を捨て、本当に大切なことは何なのかについて深く考えはじめた世界中の何百万もの人々の想いが、不思議な魅力をもって増幅されている。より公正で思いやりにあふれ、愛のある持続可能な世界を夢見る、あらゆる読者のための物語。
  • ジャニ研!Twenty Twenty ジャニーズ研究部
    -
    SMAP解散、嵐活動休止宣言、ネット進出、そしてジャニー喜多川死去……激動の時代を迎えたジャニーズ事務所が生みだした偉業の歴史、文化、社会への影響を徹底考察!デビュー、コンサート、音楽、タイアップ、ミュージカル……平成・令和J年表付き
  • 赤塚不二夫 伝 天才バカボンと三人の母
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    【内容紹介】 強い、弱い、きれい、汚い……、 すべての存在をあるがままに 命がけで肯定した天才と その天才を生み育てた「母」の物語 3人の「かあちゃん」が大好きだった 赤塚不二夫のすべて 天才・赤塚不二夫。赤塚は、無防備な幼児だった。 3人の『母』がそれを理解し、補い、支え、天才を育てた。 実母、りよは、十歳の長男(赤塚)を筆頭に4人の子どもを連れ、満州から1人、引き揚げてきた。 漫画と接する機会を与え、漫画家を志した赤塚を応援した。 最初の妻、登茂子は、アシスタントとして、妻として、出世作『おそ松くん』を共に描き、 プロとしての漫画家・赤塚不二夫を育てた。 そして二番目の妻・真知子は、アルコール依存症になり、がんも患うなど、 どん底に落ちた赤塚を世話女房として復活させ、その命をつないだ。 3人の「母」を通して描く、知られざる赤塚不二夫の物語。
  • にほんのお福分け歳時記
    4.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 ※この商品は固定レイアウトで作成されております。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 「初詣のお賽銭は5円か45円が吉」「2月2日のお灸は効果が何倍にもなる」――四季の歳時にちなんだ福が満載。日々の暮らしが、楽しく豊かになる1冊です。 ◇「初詣のお賽銭は、5円が45円が吉」「2月2日のお灸は、効果が何倍にもなる」 「桃の節句にはまぐりを食べると福が来る」などなど、 四季の歳時にちなんだ福の呼び込み方を、1月から12月まで月ごとにご紹介。 ◇代表的な歳時はもちろんのこと、「七夕の願い事は、草木のしずくを加えた墨汁で書く」 「十五夜の晩は、月を眺めながらさといもを食べる」、 「手袋を買うなら、12月7日大雪の日」といった、意外な作法も満載です。 ◇日本人なら誰でも納得の“幸せを引き寄せる実用書”。 日々の暮らしを楽しく豊かにし、話の種にもなる1冊です。 ◇広田先生のすてきなイラストととともに、日本の四季と歳時をゆっくりと味わってください。 広田 千悦子:作家。逗子在住。にほんの歳時記・四季や暮らしなどをテーマに 新聞や雑誌でイラスト・コラムを執筆・連載。 うつわ、水彩、ことば、書などの展覧会を各地で開く。 著書に『願いがかなう小さな神様にほんのお守り』(徳間書店)、 『おうちで楽しみにほんの習慣』(技術評論社。17刷8万部)など多数。 近著に『英語で伝える和のおみやげ事典』(講談社)、 『ほんとうの和の話』(文藝春秋)。現在、小学館『edu』で連載中。
  • 忘れられたベストセラー作家
    3.8
    1巻1,760円 (税込)
    文学史に名を刻む、森鴎外、夏目漱石、志賀直哉、芥川龍之介、川端康成、…… しかし、そんな「文豪」よりも遙かに「愛されていた作家」たちがいる! 菊池幽芳『己が罪』、『乳姉妹』 / 矢野龍渓『経国美談』、『浮城物語』 / 菊亭香水『惨風悲話 世路日記』 / 東海散士『佳人之奇遇』 / 村上浪六『当世五人男』 / 村井弦斎「道楽」シリーズ / 徳冨蘆花『不如帰』 / 桜井忠温『肉弾 旅順実戦記』 / 半井桃水『胡沙吹く風』 / 渡辺霞亭『渦巻』 / 柳川春葉『生さぬ仲』 / 木下尚江『良人の自白』 / 田口掬汀『伯爵夫人』 / 小杉天外『魔風恋風』 / 小栗風葉『青春』 / 島田清次郎『地上』 / 江馬修『受難者』、『山の民』 / 倉田百三『出家とその弟子』 / 奥野他見男『学士様なら娘をやろうか』 / 白井喬二『富士に立つ影』 / 直木三十五『南国太平記』 / 尾崎士郎『人生劇場』 / 小島政二郎『人妻椿』 / 島木健作『生活の探求』 / 豊田正子『綴方教室』 / 火野葦平「兵隊」三部作 / 小川正子『小島の春』 / 大迫倫子『娘時代』 / 岩田豊雄『海軍』 / 石坂洋次郎『青い山脈』 / 田村泰次郎『肉体の門』 / 富島健夫『おさな妻』 / 原田康子『挽歌』 / 源氏鶏太『三等重役』 / 柴田翔『されどわれらが日々――』 / 森村桂『天国にいちばん近い島』  ……など 彼らはどうやって人気作家となり、なぜ「忘れられて」しまったのか? 明治から昭和までの人気作家たちの悲哀に迫る、もう一つの文学史。
  • 漱石漫談
    4.3
    『こころ』はBL?『坊っちゃん』は童貞小説?邪道に見せて王道を行き、微笑みながらガチで斬り合う「文芸漫談」の真髄発揮。『吾輩は猫である』『三四郎』他を読み解く漱石入門書。
  • 漱石激読
    -
    漱石生誕150年。こんな読み方があったのか!漱石研究をリードしてきた名コンビが読めば、漱石文学の読みの可能性はまだまだ泉のように湧いてくる。
  • 時代小説で読む!北海道の幕末・維新【HOPPAライブラリー】
    -
    1巻1,760円 (税込)
    自らの足元に目を向けはじめた北海道の読者へ向けた、「時代小説を読みながら、北海道の幕末・維新を知る」ことができるブックガイドが誕生。歴史ファンに人気の高い、北海道の幕末・維新期を舞台にした時代小説を、北海道出身作家の作品を中心に幅広くピックアップ。物語を愉しみながら、歴史的経緯や時代背景を知ることができる、新しいスタイルのブックガイドです。読む、愉しむ、わかる、北海道の歴史!

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  • 水府明徳会彰考館蔵無名草子
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 建久物語の書名をもつ善本、水府明徳会彰考館蔵本を精密に影印。小山田与清による朱の書入、識語も原色そのままに復元した。内容は、現在最古の物語評論として意義深いもの。別冊解説に無名草子の概観、成立年代と作者、内容組織、諸本、底本を詳述。講読、演習に絶好。
  • 御所本十訓抄(上) 宮内庁書陵部蔵
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 宮内庁書陵部蔵、上中下三巻三冊をハイライト版にて精密に影印。本文は漢字、片仮名交りで表記。いわゆる妙覚寺本系統の第二類に属する善本で、三巻揃った片仮名本としては唯一の貴重な完本である。巻末に、朱書一覧並びに諸本の系統を詳述した解説を付す。演習等に好適。

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