小澤實の作品一覧
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「小澤實」の「近現代詩歌」「近現代俳句」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
「芭蕉の風景(下)」(小澤 實)を読んだ。
(芭蕉忌に間に合った)
芭蕉の吟行をなぞり、芭蕉と同じ土地で句を詠み続けた俳人小澤實のライフワーク。
いよいよ舞台が奥の細道から芭蕉最後の旅まで。
お気に入りを一句だけ引く
しら露もこぼさぬ萩のうねり哉 芭蕉
著者の詠んだ中からも一句
秋日和みづくさ水の意に添ひぬ 實
ところで、
暑き日を海にいれたり最上川 芭蕉
という句の、暑き日は「熱き太陽」のことだとずっとイメージしていたのだけれど、「暑かった一日」を海に流し込むという捉え方もあるとは目から鱗である。
さらにこの、
蚤虱馬の尿(ばり)する枕もと 芭蕉
は、私が高校
Posted by ブクログ
「芭蕉の風景(上)」(小澤 實)を読んだ。
芭蕉の吟行をなぞり、芭蕉と同じ土地で句を詠み続けた俳人小澤實のライフワークだそうだ。
いやこれは並々ならぬ力作だな。
ともすると急ぎ流れてしまいがちなのをグッと踏みとどまって芭蕉の句の深さを噛みしめる。
しかしまあ俳句の世界は、ありとあらゆる古典への造詣の深さを駆使してこそなところをがあるのをあらためて思い知らされる。
本歌取りとかはその最たるものだが。
そういったものを含めて噛み砕いて説明してくれてあるのが嬉しい。
これは本当に名著だと思う。
お気に入りを一句引く
ほとゝぎす消行方や島一つ 芭蕉
著者の詠んだ中からも一句
ひろふ