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文学青年でありながら、家庭の事情でやむを得ず東大医学部へ入学した秋櫻子。在学中に出会った高濱虚子の文章に感銘を受け、自らも作句を始めた秋櫻子は、虚子に師事し、「ホトトギス」の中心的同人になりながらも、やがて虚子の客観写生を旨とした「花鳥諷詠」俳句に反発を感じていく。虚子との出会いと決別までを、山根東洋城、原石鼎、山口誓子、高野素十らとの交流や実作への批評とともに描く、歴史的名著。
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Posted by ブクログ 2019年04月07日
自伝・小説として詠めば面白い。 俳句研究の資料としても一級品であるが、秋尾敏の指摘の通り、水原秋櫻子の眼鏡を解していることを忘れてはならない。 復刻版を頂いたので感想をもって謝辞とする。
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