国内文学作品一覧

  • 明治文学の潮流
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【 目次 】・覚書 ―序に代えて― ・言文一致 ・二葉亭主人随想 ・藤村覚書 ・植村正久・内村鑑三・巌本善治 ・明治三十年代の青年小説家 ・一葉雑記 ・川上眉山の最後 ・小説文体の推移 ・「おもかげ」 ・「野辺のゆきき」 ・和歌の革新 ・胎動期を回想して (※本書は1983/4/1に発売し、2021/12/30に電子化をいたしました)
  • 現代日本語における複合動詞の組み合わせ 日本語教育の観点から
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 今の日本語教育はそれに対して有効な手法を持ち得ていない。自身が習得に苦労した経験から、日本語母語話者が見過ごしがちな問題に着目し、構造を徹底分析。将来の指導法確立へ向けた基礎研究。
  • 村上春樹と物語の条件 『ノルウェイの森』から『ねじまき鳥クロニクル』へ
    4.0
    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 村上春樹の主要作品のなかから『ノルウェイの森』と『ねじまき鳥クロニクル』を取り上げ、二つの物語の内に私たちが生きている現実世界の痕跡を読み取っていく。「記憶」「他者」「身体」という共通の主題がそれぞれの物語をいかに起動・展開させているのかをたどりながら、恐怖に満ちたこの世界を生き延びるためのスタイルを模索する。

    試し読み

    フォロー
  • 小林秀雄論 : 精神史としての批評の究極
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 文芸評論家として確立した小林を、単に批評するのではなく、その思考の根底にあるものを冷静に分析。著者の慧眼で、類例をみない小林秀雄論を展開した渾身の一冊。
  • 百花園 第一号
    -
    1~240巻3,300円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 明治の頃、名人による落語・講談を忠実に再現した速記本は、ある種の大衆文学として人気を博していました。そんな速記本の中で最も支持されていたのが「百花園」でした。本シリーズは、明治22(1889)年5月から明治33(1900)年11月に刊行された落語・講談速記本「百花園」(金蘭社刊)を完全復刻したものです。大衆芸能史研究家で神田神保町の古書店「いにしえ文庫」店主である岡田則夫氏所蔵の全240号を1ページずつ写真撮影してデジタル化しました。現在では入手困難な「百花園」を、手元で読むことができます。高画質なので、文字やルビを拡大して見ることも可能です。明治時代の舌耕文芸の全貌が見渡せ、当時の風俗や話し言葉を知るための資料としても貴重です。(古書を元に制作した電子書籍ですので、その状態により一部読みにくい箇所がございます。予めご了承くださいますようお願いいたします。)

    試し読み

    フォロー
  • 江戸近郊道しるべ
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 文化・文政から天保期のころ,19世紀前半の江戸は九段に住む清水徳川家の老臣村尾嘉陵が,勤めの合間に近郊の花や寺社をたずねた日帰りハイクの記録。いまは高層ビルと排気ガスにみちた東京の自然と人情が美しい。

    試し読み

    フォロー
  • 吉利支丹文学集 1
    -
    1~2巻3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 16世紀後半に宣教師たちの影響下に花開いたキリシタン文学。その深さとひろがりを示す3編「どちりなきりしたん」「イソポのハブラス」「こんてむつすむん地」を,懇切な解説・注釈とともにおくる。第1巻は,全体の解説と「こんてむつすむん地」。

    試し読み

    フォロー
  • 広益俗説弁
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 一般の通説・伝説を,和漢の書を引用して検討・批判した江戸時代の啓蒙の書。合理的な実証主義と批判精神が新鮮で,当時のベストセラーとなった。今は失われた奇想天外な俗説も楽しい。

    試し読み

    フォロー
  • 詩経国風
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 「詩三百,思い邪(よこしま)なし」とは孔子の言葉だが,この中国最古の古典詩集を体系的な古代学の視野から,いにしえ人の歌謡として素直にとらえなおした斬新な口語訳と注釈。

    試し読み

    フォロー
  • 中国の布教と迫害
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 キリスト教の弾圧が一段と強化された18世紀初めに中国本土に潜入したイエズス会士が,信者の信仰心を鼓舞しつつ,数多くの新たな信者を獲得し,やがて当局に見破られ殉教していく劇的な報告集。

    試し読み

    フォロー
  • 幕末の宮廷
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 元一条家の臣で博覧強記の述者が語る,孝明天皇時代の禁裏の生活。大正11年に宮内省図書寮から僅少部数のみ発行された宮廷関係資料の待望久しい公刊。「維新前の宮廷生活」,同「補遺」も併録。

    試し読み

    フォロー
  • 日本神話伝説の研究 1
    -
    1~2巻3,300~3,520円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 日本神話に初めて比較神話学的方法による研究の鍬を入れた高木敏雄の業績は,今なお研究者に多くの示唆を与えている。同名の旧著を増補再編して高木神話学の全貌を明らかにする。第1巻は,概論的な論文,個別神話の研究などを収める。巻末に解説を付す。

    試し読み

    フォロー
  • 山島民譚集
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 著者生前出版の『河童駒引』『馬蹄石』に加え,没後 『初稿草案』 として公刊された4編を収録。さらに,その後発見された草稿「第七 長者栄華」から「第十四 衢の神」まで8編を増補。

    試し読み

    フォロー
  • 昔夢会筆記
    5.0
    1巻3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 最後の将軍徳川慶喜は,毀誉褒貶にかこまれてその実体が捉えがたい。本書は私家版として25部だけひそかに刷られ,以後公刊されることのなかった稀覯本。読書人垂涎の書である。

    試し読み

    フォロー
  • 中国の医学と技術
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 清代の中国を訪れたイエズス会宣教師にとって,任地の技術水準はきわめて高かった。胎動する西欧近代と比較しながら,彼らは中国を正当に評価していった。本書は,漢方医学を中心とした東西文化交流の貴重な報告である。

    試し読み

    フォロー
  • 生命のおしえ
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 冬至の朝,黒住宗忠は,陽光を●んで大悟し,神と我との不二一体を感得した。宗忠はその後,生き神として幕末の社会不安に動揺する人びとに,光明と希望を与えつづける。

    試し読み

    フォロー
  • 加波山事件
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 自由民権運動の激化した明治17年秋,急進的な自由党員は,藩閥専制政府を倒そうと茨城県加波山に挙兵する。本書は,稀覯本となっていた『加波山事件』に校注を付して覆刻したもの。

    試し読み

    フォロー
  • 後は昔の記
    -
    1巻3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 明治期の外交官林董が,幕末から明治にかけての政治,外交,世相の表裏を洒脱な文章で記した「後は昔の記」と,発禁のためこれまで未公開だった「回顧録」「日英同盟の真相」を併せて収録する。

    試し読み

    フォロー
  • 久米正雄伝 微苦笑の人
    3.0
    1巻3,190円 (税込)
    文壇の紳士録に必ず載るような存在でありながら、今日ほとんどかえりみられることがなくなった作家、久米正雄。なぜそうなったのか。その人生と作品分析をとおし、明治大正昭和の、日本における純文学と大衆文学、私小説と通俗小説の成立と相克を描く。
  • 歌枕 歌ことば辞典 増訂版
    -
    1巻3,190円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 古典和歌に使われる言葉、約830語を見出し語としてとりあげ、実際の用例にそって解説した辞典。配列は、旧仮名遣いによる五十音順。付録として、引用歌作者略伝、引用歌書略解題、名所歌枕一覧、歌語(歌枕)索引、引用歌初句索引がある。
  • 共古随筆
    -
    1巻3,190円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 最後の幕臣にして牧師,そして日本民族学の草創期を飾りながら,忘れられた先駆者である山中共古。その自由な目と耳がとらえて記録した明治・大正期の東京など各地の信仰と習俗。自筆の図版多数を収める。

    試し読み

    フォロー
  • 源威集
    -
    1巻3,190円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 八幡神から足利氏にいたる「源氏の威」の系譜。南北朝期の末に,足利政権成立の正当性を主張するために著された。従来,歴史学では顧みられることの少なかった軍記物を,注釈によって虚実を見きわめつつ読みなおす。

    試し読み

    フォロー
  • 隋唐帝国五代史
    -
    1巻3,190円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 魏晋南北朝400年の混乱に終止符を打ち,ふたたび中国に統一帝国をもたらした隋。その基本政策をうけつぎ世界帝国に発展させた唐。政治史を軸に総合通史をめざす岡崎史学の精華。

    試し読み

    フォロー
  • 清朝史通論
    -
    1巻3,190円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 清朝250年を,思想・文化を中心に明快かつ大胆な史観によって通観する,わが国東洋史学の泰斗による清朝史研究の名著。清朝滅亡前夜に,その後の中国の姿を透視した「清朝衰亡論」を併録。

    試し読み

    フォロー
  • 唾玉集
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 幸田露伴,森鴎外ら明治の文豪から,行司,芸者,網頭,刑事など市井の庶民にいたるまで,名インタヴュアー伊原青々園,後藤宙外が自在に聞きだす文学談,芸談,苦心談のかずかず。

    試し読み

    フォロー
  • 中国の食譜
    -
    1巻3,190円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 山海の珍味をつかって料理の世界に君臨する中華料理。熊掌や駱駝,鵞鳥,鼈(すっぽん)などの食材,餃子や麺類,燻製などの調理法を詳述する。食文化の精華,中華料理の究極のレシピここに登場!

    試し読み

    フォロー
  • 墨子
    -
    1巻3,190円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 紀元前5世紀,春秋戦国時代の中国を生きぬいた遊説の士,墨子。家族愛を中心に説く儒家と対立して無差別な人間愛を説き(兼愛説),侵略戦争を否定し,弱肉強食の現実を救うため非攻説を唱えた思想家の“今日的”構想を示す。

    試し読み

    フォロー
  • 祭

    -
    1巻3,190円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 政治思想史を研究する著者は,庶民の生の政治意識を社会学的にとらえるため日本各地の祭のフィールドワークに着手した。祭に結集された人びとの想像力が形づくる宇宙の復元をこころみた,第二次世界大戦下の労作。

    試し読み

    フォロー
  • 南方熊楠文集 1
    -
    1~2巻3,190円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 草創期の日本民俗学の先達,南方熊楠の英文をふくめた論考ほか,随筆,書簡文の代表的なものを精選した。『十二支考』(215-)とあわせて,南方の広範な業績のエッセンスを知ることができる。第1巻は,「履歴書」「南方二書」のほか,大正3年までの作品。

    試し読み

    フォロー
  • 論語徴 1
    -
    1~2巻3,190~3,520円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 秦・漢以前の古文辞に対する確固たる自信から孔子の言論を読みとく,論語の注釈のなかでもっとも論争的な注釈書。卓抜した孔子論を展開するとともに,徂徠自身の思想も開陳する。第1巻は,学而,為政,里仁,公冶長,雍也,述而,泰伯。

    試し読み

    フォロー
  • 明治東京逸聞史 1
    -
    1~2巻3,190~3,520円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 明治の激動期に底流していた庶民の笑いとペーソス。書誌研究の第一人者が,新聞・雑誌・文芸作品などの資料を博捜してその実相を捉えた本書は,明治庶民生活史の粋といえる。年表的に編まれた本書の第1巻は,明治元年(1868)から明治32年(1899)まで。

    試し読み

    フォロー
  • 日本お伽集 1
    -
    1~2巻3,190円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 「日本固有のお伽噺を今のうちに完全に整理してこれを永久に後世に伝えよう」という抱負のもとに,鴎外森林太郎,松村武雄,鈴木三重吉らが,日本の昔話を集成した児童文学の名作集。日本神話,日本伝説,日本童話各上下巻を集成。第1巻は,そのうち神話全編と伝説6編。瀬田貞二の解説を付す。

    試し読み

    フォロー
  • 庭訓往来
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 『庭訓往来』は中世から近世にかけて,わが国の初等教科書として武士や庶民の子弟の間に広く普及した。本書は経覚筆本を底本とし,古来の著名な古注本を引用しながら,詳細な注解を施したもの。

    試し読み

    フォロー
  • 中国・朝鮮論
    -
    1巻3,190円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 民本主義の理論的旗手,吉野作造の論文から,知られることの少ない中国問題や朝鮮問題に関する発言を選んで編集。両民族と友好のあった彼の卓見は,読者につよく訴えかける。

    試し読み

    フォロー
  • 剽窃の文学史 : オリジナリティの近代
    -
    1巻3,168円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いつの時代も、書く行為には剽窃の問題がつきまとう。では剽窃かどうかを判断するオリジナリティの概念は、いつ、いかにして生まれたのか。明治時代に世間を騒がせた剽窃事件を丹念に追いながら、オリジナリティ誕生の過程を跡づける。

    試し読み

    フォロー
  • 歌の王と風流の宮 : 万葉の表現空間
    -
    1巻3,168円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 天平の恋と遊行。古代の政治的・宗教的言説や、舞や音楽などをもふくむ多様な同時代の表現のなかで、『万葉集』はどのように読むことが可能か。古代の歌の生成を、さまざまな表現の重層的広がりのなかでとらえなおす。

    試し読み

    フォロー
  • 現代語訳 南総里見八犬伝 合本版
    -
    わが国の伝奇小説中の「白眉」と称される江戸読本の代表作を、やはり伝奇小説家として名高い白井喬二が最も読みやすい名訳で忠実に再現した名著。長大な原文でしか入手できない名作を読める、現代語訳上下巻の合本版。 ※本電子書籍は、「現代語訳 南総里見八犬伝 上・下」の合本版です。
  • 中野重治と朝鮮問題 連帯の神話を超えて
    -
    1巻3,080円 (税込)
    戦前にはプロレタリア文学運動に身を投じ、共産党員や政治家としても活躍した作家・中野重治。中野の著作は、天皇制との闘争や転向など、共産主義運動との関連で批評されてきたが、中野が敗戦後から晩年まで取り組んだ朝鮮問題の実態や全体像は語られてこなかった。 中野が書いた戦後のテクストにおける朝鮮や在日朝鮮人の言説を丹念に読み込み、安保闘争や浅間山荘事件、東西冷戦などの社会的な事件・状況を踏まえながら、彼の朝鮮認識の変容と実像を明らかにする。 植民地主義やナショナリズム、転向、親日/反日、民族的連帯など、朝鮮や在日朝鮮人をめぐる諸問題に誠実に向き合い、それまでにない連帯のありようを模索した中野の思想的・政治的な実践が示す可能性を浮かび上がらせる。
  • 澤井繁男 小説・評論集
    -
    1巻3,080円 (税込)
    イタリア・ルネサンス研究者として知られる著者による短・中編小説と文芸批評から言語学よる論考まで含めた評論からなる文芸作品集
  • 上方落語『東の旅』通し口演 伊勢参宮神賑
    -
    1巻3,080円 (税込)
    上方落語「旅ネタ」ジャンルの代表作、完全復刻。 著者自身による解説と貴重な資料を収載。 太平の世となった江戸時代に、「一生に一度はお伊勢さま」と言われるほど大流行したお伊勢参りを題材にした大河落語。大坂から見て伊勢は東にあるため、通称『東の旅』としても知られる。 喜六と清八というウマの合う二人の若者が大坂から奈良を通り伊勢神宮に参拝し、鈴鹿峠を越えて近江・京都をまわり大坂へ戻るまでの道中を描く。 『伊勢参宮神賑』は旅の道すがらに巻き起こるそれぞれが独立した噺の総称で、全編を通して口演されることは約百年以上なかった。時代を追うごとに演じられなくなり消滅してしまった噺もあるため、全体の三分の二ほどしか残っておらず、伊勢参りネタにもかかわらず伊勢神宮に参拝する場面が欠落していた。それを落語に関する資料・文献の収集家としても知られる著者が綿密なリサーチのうえ復元し、一部創作を加えて全二十二席によみがえらせた。 上方落語の陽気さ賑やかさをお供に、「七度狐」で狐に化かされ、「うんつく酒」では弁口達者で危機を切り抜け、「宮巡り」で伊勢神宮を参拝及び観光し、宿屋で騒動を繰り広げる。当時の風情や風俗を感じられる落語読本。 ――これからは、この二十二席が『東の旅』の典拠となるだろう。 民俗学者・旅の文化研究所所長 神崎宣武 ※本書は『上方落語『東の旅』通し口演 伊勢参宮神賑』(2014年10月、青蛙房)を加筆修正したものです。
  • 近現代作家集 III
    4.0
    明治から現代までの作家の名品を、作品の時代背景順に収める『近現代作家集』。III巻には日本文学の未来を切り拓く18篇を集成。内田百間、村上春樹、津島佑子、筒井康隆など。 昭和から平成、「3・11」、そして宇宙へ。 日本文学の未来を切り拓く名品18篇 解説=池澤夏樹 月報=池澤春菜・山本貴光
  • 石牟礼道子
    4.6
    『苦海浄土』で知られる、戦後日本文学における最重要作家。ふるさと水俣で過ごした幼少時の甘い記憶が豊かに綴られる。「椿の海の記」他、エッセイ「タデ子の記」、詩などを収録。 月報=多和田葉子/小野正嗣
  • 日野啓三/開高健
    4.5
    ヴェトナム戦争を起点に、世界の「向う側」と人間の「闇」を探った二人の作家。日野「向う側」や「Living Zero」からの抄録、開高「輝ける闇」など多面的な作品群を収録。 解説 池澤夏樹 年譜 千野帽子 月報 奥泉光 角幡唯介
  • 吉田健一
    4.0
    「ある本が読めるか、読めないかを決めるのに一番確かな方法は、その本が繰り返して読めるかどうか験(ため)して見ることである」──本を読み、文学に親しむ喜びを様々な視点から語りつくす長篇評論「文学の楽しみ」、ヨーロッパという文明が十八世紀に完成し、人間の自由を重んじるその精神が再生したのが十九世紀末だとする記念碑的著作「ヨオロッパの世紀末」の他、酒を愛する男が灘の技師と出会って体験する不思議な一夜を描く小説「酒宴」、若くして別れた母への思いを綴った「母について」、市井の旨(うま)い店と料理をめぐるエッセー「食い倒れの都、大阪」など傑作19篇を厳選。 解説=池澤夏樹 解題=島内裕子 月報=松浦寿輝・柴崎友香
  • 里見とん伝 「馬鹿正直」の人生
    -
    1巻3,080円 (税込)
    嘘いつわりが嫌いで、文士仲間から重症の正直病患者といわれ、世渡りが下手だった里見とん。明治・大正・昭和の文学界を悠然と歩み去った大作家初の本格的評伝。作品総覧、人物索引付。 よく、漱石や志賀直哉について、作品以前に人格を褒め称える人がいる。しかし私は、とんこそ、人格において褒め称えられる人だと思うに至った。何人もの女を愛したなどということは、とんの人格にとっての枝葉末節である。馬鹿正直というのが、とんの最も尊い人格である。とんの素行、書いたもの、いずれをとっても、徒党を組んだり、仲間のために嘘をついて作を褒めたり、卑怯な論陣を張ったりしたことはない。(本書「トンよ、トン――あとがき」より)
  • 志賀直哉の方法
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 小説の神様・志賀の作品たちはいかなる方法に支えられてきたか。その表現の具体的様相を草稿・未定稿の検討を含め、従来にない緻密な作品分析に基づき深層を詳らかにする、意欲的な評論集。
  • 冒険 淫風 怪異 東アジア古典小説の世界
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 二十一世紀、再びアジアの時代が到来した。欧米の近現代を最終地点に描かれてきた文化・文明史を、本書では、アジアに軸足をシフトして考える。大交流時代の十六、七世紀、日本・朝鮮・中国・ベトナム…、各国の文学は繋がっていた。それは、この時代に吹いた新しい風、"冒険""淫風""怪異"というテーマで、である。
  • 田村泰次郎の戦争文学 中国山西省での従軍体験から
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 泰次郎の戦争小説に貫かれた反戦テーマの真実。「田村泰次郎文庫」9000点を調査、小説の舞台となった中国山西省、河南省、河北省を実際に訪問、戦争体験者のインタビューを行った、フィールドワークに裏打ちされた渾身の書。
  • 千載集前後
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 藤原俊成編、七番目の勅撰集『千載集』をどう読み解くのか。著者蔵『千載集』関係資料を、一部に略解題を付し、影印とともに収録。
  • 原文&現代語訳 鬼神論・鬼神新論
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 江戸時代、鬼神(霊魂)の世界への理論的追求を試みた奇書二冊の現代語訳。
  • 金子光晴 〈戦争〉と〈生〉の詩学
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 金子光晴は、時代背景と密接に絡み合いながら、「反戦・抵抗」の詩人、ある時は自由な個人主義者として、またニヒリズム・エロチシズムを鍵にして、近年では「家族愛」の詩人としてと、様々に読まれてきたが、本書は立ち止まり、その文学的営為を改めて整理・点検する。
  • 接続する中也
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中也詩をテクストとして従来の作家論から切断する、あるいは非文学的領域と接続させる。中也詩とそれをめぐる様々な事象との接続、切断とを繰り返し「文」学の内包する自己矛盾、あるいは「文学」学ともいうべき「文学」そのものへの切開を試みる。中也詩を通して「文学」の内部にまで接続の触手をのばしていく。
  • 作者のいる風景
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 明晰な論理と緻密な読解によって、源氏物語の研究に優れた業績を遺した著者の遺文集。源氏物語の成立・構想論、作品論を中心に、更級日記、万葉集、新古今集などについての単行本未収録の論文を集成した。
  • 森敦論
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 月山と放浪を愛し生死一如を追求した森文学を考察する初めての作品論。親友・井上磁雨氏に聞く貴重な証言の初公開。
  • 古代の読み方 神話と声/文字
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ヤマトタケルはテクストに翻弄されていきなければならなかった──。『古事記』のテクストには、どのようにでも読めるような仕掛けがいたるところに張り巡らされている。その解析から新たな「読み」を提示する。
  • 松尾聰遺稿集 中古語「ふびんなり」の語意
    -
    1~3巻3,080~4,180円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 中古語「ふびんなり」の語意;語意・語義;諸本解説・諸本との出会い;研究余滴;書評
  • スポーツする文学 1920-30年代の文化詩学
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 大正から昭和初期、モダニズムと大衆文化の時代-。新聞や雑誌、ラジオ、レコードなどのメディアを介して、文学とスポーツはそれぞれの最前線で交錯した。レトリックと身体が衝突し、神話とアスリートが握手をかわす“文学とスポーツのアリーナ”を物語や表象などから多面的に分析する。現代に続くスポーツをめぐる文化の配置図のルーツは、ここにこそある。

    試し読み

    フォロー
  • 「死の美学化」に抗する 『平家物語』の語り方
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 七百年の時空を超えて『平家物語』は、死を美学化するものとして享受されてきた。能や歌舞伎、国語教科書の教材、小説・マンガと形を変えながら-。その固定的な視点・読み方を脱構築して、「常識」を打ち破るものの見方を得る題材としての『平家物語』の可能性を示す。

    試し読み

    フォロー
  • 阿部昭の〈時間〉
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 「父と子」を主要テーマにした阿部昭。父と彼を貫く共通項は「昭和」という時代の子たるを逃れられない事実──一つの戦争をめぐる時代の光と影。阿部昭の文学を「内なる時間」「過去」の発見のドラマとして跡づける、阿部昭論の逸品。

    試し読み

    フォロー
  • 泉鏡花
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 鏡花アンソロジーとして編纂され、小説のすべては、石川県を舞台としている。『義血侠血』、『照葉狂言』、『龍潭譚』、『名媛記』、『海の鳴る時』など、全23編を収録。

    試し読み

    フォロー
  • 囲碁発陽論
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 いわくつきの難解さで知られる『囲碁発陽論』(別名,不断桜)に長年とり組んだ藤沢秀行が,その成果をまとめた労作。刊行以来二百数十年間の各種異説をまとめて「決定版」とした。

    試し読み

    フォロー
  • 御ふみ
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 浄土真宗中興の祖といわれる蓮如上人の代表的教義書。比叡山僧徒の攻撃をのがれて各地を転々としながら,上人は阿弥陀如来への信仰を説きつづけた。教説の精髄を平易なことばでつづった遺文。

    試し読み

    フォロー
  • 閑板書国巡礼記
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 第二次世界大戦下の時流にのる「官版」を排し,「時代離れのした忙中の閑談」を謳う「閑板」を掲げて,書物・雑誌の迷宮を縦横に駆けめぐる。“明治物の書痴三尊の第一”といわれる斎藤昌三の代表作。

    試し読み

    フォロー
  • 桂太郎自伝
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 長州閥嫡流の軍人・政治家として生き,日英同盟・日露戦争・韓国併合を主導した桂は,ニコっと笑ってポンと相手の肩をたたくところから“ニコポン宰相”とよばれた。半生の叙述から,明治政界と人間桂の姿が浮かびあがる。

    試し読み

    フォロー
  • 島根のすさみ
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 幕末に俊英な官吏として活躍し,『長崎日記』『下田日記』(124)などの著者としても有名な川路聖謨。彼が佐渡奉行に任じられて江戸を発ち佐渡へいたる道中,さらに任地での生活,江戸へ戻るまでのようすをつづったおよそ1年間の記録。

    試し読み

    フォロー
  • 西域文明史概論・西域文化史
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 フランスのP.ペリオとならんで世界的な西域史学者として知られた著者が,東西交渉史と中央アジアの歴史文化を豊富な図版資料を駆使して一般向けに記述した稀覯書の復刊。

    試し読み

    フォロー
  • 太平楽府他
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 狂詩とは,漢詩の体裁を備え,きちんと韻を踏み平仄も正しいけれど,卑俗な題材に俗語を駆使して滑ケイを楽しむもの。傑作狂詩集『太平楽府』 『太平新曲』 『半可山人詩鈔』 の3冊を抄録。

    試し読み

    フォロー
  • 中国民衆叛乱史 1
    -
    1~4巻3,080~3,520円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 中国2000余年の歴史の真の主役は誰だったのか? 興亡をくり返す政府にひきかえ,自分たちの世界をみずからの手で築こうとした民衆●乱こそ,中国の歴史を動かす原動力だった。第1巻は,秦から唐,陳勝・呉広の乱から黄巣の乱まで。

    試し読み

    フォロー
  • 東韃地方紀行他
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 文化5年(1808)から翌年にかけて,北カラフトと大陸黒竜江沿岸を探検した間宮林蔵が,同僚村上貞助に語った北辺の地の地誌と民俗。村上が挿絵を加えてまとめた「北夷分界余話」「東韃地方紀行」の翻刻と関係資料を収める。

    試し読み

    フォロー
  • 文芸東西南北
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 古今東西の文献を博捜し,ユニークな視点から明治・大正文学史を考証的に研究した“最後の文士”木村毅の代表作。泉鏡花,島崎藤村らの大家から,今や忘れ去られた小説家まで。

    試し読み

    フォロー
  • 本草綱目啓蒙 1
    -
    1~4巻3,080~3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 江戸後期の日本を代表する本草家,小野蘭山の主著。明の李時珍の『本草綱目』をもとに動植鉱物の種を論じた本書は,医薬・園芸・食料・伝説・文化交流など,人類の豊かないとなみの知恵も教えてくれる。第1巻は,巻一から巻十二。木村陽二郎の解説を付す。

    試し読み

    フォロー
  • 都風俗化粧伝
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 美しくありたいという女心は,いつの世にも変わらない。本書は美人になるための実用絵入り百科ともいうべき,江戸後期のファッション・ブック。ニキビ・ソバカスの手入れ,紅白粉のつけ方,髪型,かぶり物,等々。

    試し読み

    フォロー
  • 杜詩講義 1
    -
    1~4巻3,080~3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 今日なお愛誦される詩聖,杜甫。その名詩のなかでもとりわけ芳醇な香りのする260首余りを,明治詩壇の重鎮・槐南が卓越した詩才と識見をもとに講述,読者に杜詩の醍醐味を教えてくれる。第1巻は,五言律詩と七言律詩。

    試し読み

    フォロー
  • 良寛歌集
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 万葉風ともいわれる自在な歌によって多くの人に親しまれる僧良寛。「良寛の歌は,人間即歌である」__歌人・吉野秀雄が敬愛する良寛の歌境を解説し,その歌心・考証力のすべてをあげて1267首に校註を加えた古典的名著の復刊。

    試し読み

    フォロー
  • 魯庵随筆読書放浪
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 読書は,享楽,怠け者の怠け仕事。功利派からは渋面され,経世家からは軽蔑されても,好きに徹するのがいちばん。読書と銀座を愛した魯庵が細やかに語る明治・大正期の東京物語。

    試し読み

    フォロー
  • 楽郊紀聞 1
    -
    1~2巻3,080~3,520円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 幕末の対馬藩士が,上は殿様から下は小商人までの逸話を初め,怪談・奇聞,藩内各郷の地誌,江戸・京坂から朝鮮の話題まで,生涯に聞き集めた2000条を全13巻に書きとどめた貴重な随筆集。第1巻は,巻一から巻七まで。

    試し読み

    フォロー
  • モンゴル秘史 1
    -
    1~3巻3,080~3,520円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 チンギス・カンの生涯の記録で,東洋史上屈指の古典『元朝秘史』のモンゴル語原典からの新訳。高い文学性と史料性にとむ本文に,●珂通世の『成吉思汗実録』ほか東西の研究を結集し注解を付した。第1巻は巻四まで。チンギス・カン初期時代を描く。

    試し読み

    フォロー
  • 元曲五種
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 伝統演劇の白眉として中国民衆の間に生きつづけた元曲のなかから秀作5編を選び,歌舞伎作者として名高い池田大伍が,その豊富な舞台経験を生かしながら翻訳・解説したもの。

    試し読み

    フォロー
  • 耳袋 1
    -
    1~2巻3,080~3,410円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 江戸中期の奉行職を歴任した著者が,その見聞を書き留めた随筆集。幕政の内実をはじめ,上下都鄙にわたる世態・風俗や民俗的伝承から犯罪まで,1000箇条におよぶ記述は当時を知るまたとない読物である。第1巻は,巻一から巻五まで。巻末に解題を付す。

    試し読み

    フォロー
  • 風土記
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 王土のすベてを一望のもとに見渡して祝福しようと撰進された『風土記』は,王者の儀礼である国見の伝統のなかで受けつがれ,開花した。生活共同体の神話と結びついた民衆生活の説話の宝庫。

    試し読み

    フォロー
  • 日本の茶書 1
    -
    1~2巻3,080~3,410円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 はじめ薬として飲まれた茶は,やがてその風味を愛されて文人の間に流行し,「わび」文化の主役として彼らの思惟をふかめた。その多様な展開のあとを,諸文献によって再構成する。第1巻は,『喫茶養生記』『喫茶往来』『山上宗二記』『分類草人木』『古田織部伝書』『南方録(覚書)』を収録。巻頭に「茶書の歴史」(林屋)を付す。

    試し読み

    フォロー
  • 日本児童遊戯集
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 今は失われた遊戯と唄のかずかず。炊飯の煙ながれる露地に,むさくるしい藁家の井戸端に,これほどまで豊かに遊びつつ,われわれの父祖は成長した。明治34年に博文館が全国の報告文を集成した好編。

    試し読み

    フォロー
  • 中国の茶書
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 『茶経』『茶録』『大観茶論』など,中国の代表的な茶書10種を翻訳し,詳細な注を付したもの。「茶」に関する基本書として,また日本の「茶道」の源泉を示すものとして,研究上欠かすことのできない史料。

    試し読み

    フォロー
  • 中国古代寓話集
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 中国古代戦国の世に,百家争鳴といわれる自由奔放な思想の展開があった。『荘子』『列子』『戦国策』『呂氏春秋』などの諸書にちりばめられた説話から,古代寓話の精髄を選りすぐる。

    試し読み

    フォロー
  • 神道集
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 神々の本地説話を中心に,庶民の信仰を集めた熊野・二所・北野・諏訪・三島・赤城・葦刈などの神社縁起。安居院唱導教団が採集したもので,本迹思想にもとづく神仏説話が語られる。現代語訳。

    試し読み

    フォロー
  • 山東民話集
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 原著者の董均倫と江源は,解放後の中国でもっとも系統的に漢族民話を採集整理した。過渡期に生きる農民の姿を描いた小編から,『聊斎志異』の流れをくむ狐女房や花の仙人まで,佳編38話を収録。

    試し読み

    フォロー
  • 三十三年の夢
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 大将豪傑を夢みて志をえず,中国革命運動に飛び込んで,孫文,黄興らと奮闘し,夢ことごとく破れた白浪庵滔天が身をもって描いた数奇な半生記。精密な校注・研究を加えた決定版。

    試し読み

    フォロー
  • 醒睡笑
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 落語の祖といわれる策伝和尚の笑話の集大成。8巻1000余話を収録。わが国滑稽文学中の巨編で,説話研究上の好資料でもある。本書は,その難解さゆえに久しく埋もれていた古典の初の現代語訳。

    試し読み

    フォロー
  • 子育ての書 1
    -
    1~3巻3,080~3,300円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 子供をいかに育てるか? 次の世代にどのような希望を託し何を求めるか? 日本人の著述のなかから子育てに関する見解を集成し,日本の育児思想の源流をさぐる。第1巻は,家訓,儒教書,女子教訓書などから子育て論を引く。巻頭に山住の解説「子育てと子育ての書」を付す。

    試し読み

    フォロー
  • 義和団民話集
    -
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 義和団運動の歴史的意義は,それにまつわる民話を知ることで再認識される。登場する主人公たちには,『水滸伝』の英雄たちのように,挫折した運動に寄せる農民たちの限りない夢と悲しみが仮託されている。

    試し読み

    フォロー
  • おんな二代の記
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 明治初期に女学生生活を送った母の千世。大正期から昭和期の婦人運動・社会主義運動の指導者として,夫山川均とともに幅ひろい活動をした菊栄。新しい時代を手さぐりで生きた母娘2代の記録。

    試し読み

    フォロー
  • 秋山記行・夜職草
    -
    1巻3,080円 (税込)
    ※本シリーズに使用している原版データは時間が経過している作品が多いため、一部不鮮明な箇所がある可能性がございます。ご了承下さい。 『北越雪譜』の著者鈴木牧之の信越秋山郷探訪記は,江戸後期の地方文化が生んだ民俗学的文献の傑作として,菅江真澄の紀行文と双璧をなす。異色の自叙伝「夜職草」と「苗場山記行」を併載する。

    試し読み

    フォロー
  • 続燕石十種〈第1巻〉
    -
    1~3巻3,075~3,193円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 画証録/式亭雑記/釣客伝/過眼録他
  • ストーリーの解剖学
    4.0
    ディズニー、ピクサー、ソニー・ピクチャーズ…全世界で2万人が学んだ人気講座、待望の翻訳! “映画界のベスト・スクリプトドクター”が明かす全く新しいストーリー創作術! 海外では広く認知されている、“脚本のお医者さん=スクリプトドクター”。その中で最も尊敬を集めるジョン・トゥルービーによる、待望の創作講座! 本書では脚本にかぎらず、小説にも応用できるストーリーの組み立て方を指南。 脚本の伝統的な構造である「三幕構成」を進化させ、より緻密にプロットとキャラクターを組み立てるためのハウツーが凝縮されている。 また、物語構造について、網羅的・徹底的に解剖。観客の感情を最初から最後まで揺さぶりつづけるような、ドラマ性の強いストーリーづくりを目指す人にとって必読の脚本術となっている。
  • 江戸詩歌の空間
    -
    1巻2,992円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 虫・蛍・いけ花など、自然を生活に取り込み、楽しむ術を発達させた江戸時代の人々は、どのような詩歌を残したのか。絵画とのイメージの交響や新鮮な題材など、江戸詩歌の多彩な世界を描く。

    試し読み

    フォロー
  • 日本小説技術史
    4.0
    1巻2,992円 (税込)
    小説を、個人的な思い込みや既成の風評にしたがって読むのではなく、書かれた文章を徹底的に読み込んだ上で、作家の無意識の領域にまで想像力を馳せていく著者が、馬琴から逍遥、紅葉、二葉亭、鴎外、一葉、藤村、漱石、秋声、芥川、谷崎、横光、尾崎翠たちの代表作を、「技術」の視点から論じた、日本文芸評論の記念碑的大作。

    試し読み

    フォロー
  • 紫林残照
    -
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国文学研究の現状から王朝文学・源氏物語にわたり広範囲に論述。
  • 新世代ミステリ作家探訪~旋風編~
    4.0
    無尽蔵の興味関心に突き動かされ、野心的に活動の枠を拡げる書評家・若林踏。トークライブで向き合う気鋭の作家たち――浅倉秋成、五十嵐律人、櫻田智也、日部星花、今村昌弘、紺野天龍、白井智之、坂上泉、井上真偽、潮谷験。語られるのは、ミステリとの出会い、小説家への道程、そして、創作哲学。だが、新世代特有の回答が未知の場所に誘う。予測不能な展開の連続に白熱する語らい。ミステリと読書の愉しみがもっと加速する。
  • 宮沢賢治/中島敦
    4.7
    病床で綴られた連作詩「疾中」や「ポラーノの広場」「ひかりの素足」など宮沢の18篇と、「環礁」「李陵・司馬遷」など中島の7篇を収録。周縁から文学の核心に迫った二人の世界。 月報=夢枕獏、古川日出男
  • 谷崎潤一郎
    4.3
    室町時代の瀬戸内海、宝物をめぐって海賊や遊女、幻術使いたちが縦横無尽に躍動する幻の長篇エンタテインメント活劇「乱菊物語」。「妹背山婦女庭訓」「義経千本桜」「葛の葉」などの浄瑠璃や和歌と、母恋いを巧みに織り交ぜて綴る吉野探訪記「吉野葛」。女性への思慕を夢幻能の構図を用いて描く「蘆刈」。王朝文学に材を取った奇譚「小野篁妹に恋する事」、異国情緒に彩られる「西湖の月」、エッセイ「厠のいろいろ」を収録。巨人が紡いだ豊饒幻妖な物語たち。 解説=池澤夏樹 年譜=千葉俊二 月報=桐野夏生・皆川博子

最近チェックした本