櫻田智也の作品一覧
「櫻田智也」の「失われた貌」「紙魚の手帖」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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小説・文芸
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Posted by ブクログ
主なミステリー賞を総なめにした作品なので、読む前からハードルが高めでしたが、期待以上の満足感を得ることができました。
山奥で身元不明の遺体が見つかり、そこに過去の記憶が絡んでくる構図で、設定としての引きはかなり強く感じました。
ただ読み進めるほどに、事件の謎そのものよりも、人が何かを失ったときに抱える感情や執着のほうがじわじわと前に出てきます。
捜査は地道で、少しずつ真相に近づいていく流れは好みですが、人によっては渋く感じるかもしれません。
それでも、伏線が最後に繋がる感触と、読み終えた後にタイトルの意味がじんわり染みてくる感じは見事で、しっかり後を引く一冊でした。
Posted by ブクログ
ある山奥で不法投棄がなされた際に死体が発見された。
顔は潰され、歯は抜かれ、両手首はきり落とされ、髪の毛まで切られていた。
警察で被害者の身元を追う中、生活安全課に小学生の小沼 隼斗がやって来る。そして、死体は「自分のお父さんかもしれない」と言う。父親である小沼 憲は十年前に失踪し、失踪宣告を受けていた。
しかし、血液型の不一致から別人であることを告げる。
その後、新たな殺人事件の発生し、そこから死体の身元も判明する。
身元不明死体の事件を追う中で、多くの人や物事が関わってくる。それらが余すことなく、伏線となりどんでん返しの元となる。過去の何気ない会話の一片まで。
殺人を犯した者。子どもの
Posted by ブクログ
櫻田智也さん、リベンジ!
『失われた貌』に はまれなかった私。
何かひっかかりがあり_:(´ཀ`」 ∠):
ブク友さん達のレビューなど拝見しまして
本作『蝉かえる』がどうやら良いらしいと。
表紙もなんかいい感じ!ということでチャレンジ!
短編連作5編、昆虫好きのエリ沢泉くんのお話。(エリが変換できず魚編に入と書きます)
いやぁ、良かったです。
1話50ページなのに、話の軸がしっかりされているせいか、物足りなさ感がない。狭い範囲を深く描いている感じ、没入感がすばらしい。
長閑な場所に自分もいるかのよう。
泉くんが毎話でてくるけれどメインでないのも
飽きずに読めるところでしょうか。
ほんと