蝉かえる

蝉かえる

小説・文芸
799円 (税込)

3pt

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全国各地を旅する昆虫好きの心優しい青年・エリ沢泉。彼が解く事件の真相は、いつだって人間の悲しみや愛おしさを秘めていた――。16年前、災害ボランティアの青年が目撃したのは、行方不明の少女の幽霊だったのか? エリ沢が意外な真相を語る「蝉かえる」。交差点での交通事故と団地で起きた負傷事件のつながりを解き明かす、第73回日本推理作家協会賞候補作「コマチグモ」など5編を収録。注目の若手実力派・ミステリーズ!新人賞作家が贈る、第74回日本推理作家協会賞と第21回本格ミステリ大賞を受賞した、ミステリ連作短編集第2弾。/【目次】蝉かえる/コマチグモ/彼方の甲虫/ホタル計画/サブサハラの蠅/単行本版あとがき/文庫版あとがき/解説=法月綸太郎

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蝉かえる のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    櫻田智也さん、リベンジ!
    『失われた貌』に はまれなかった私。
    何かひっかかりがあり_:(´ཀ`」 ∠):
    ブク友さん達のレビューなど拝見しまして
    本作『蝉かえる』がどうやら良いらしいと。
    表紙もなんかいい感じ!ということでチャレンジ!

    短編連作5編、昆虫好きのエリ沢泉くんのお話。(エリが変換できず魚編に入と書きます)

    いやぁ、良かったです。
    1話50ページなのに、話の軸がしっかりされているせいか、物足りなさ感がない。狭い範囲を深く描いている感じ、没入感がすばらしい。
    長閑な場所に自分もいるかのよう。

    泉くんが毎話でてくるけれどメインでないのも
    飽きずに読めるところでしょうか。

    ほんと5作すべて良いなんて珍しい短編集です。
    どうやら『サーチライトと誘蛾灯』というシリーズが前作としてあるようなので必読ですね。

    友達がいないと豪語する泉くん。
    たしかに昆虫好きを極めすぎて、
    1人でいることも多かったことでしょう。
    でもあなたのまわりには、ステキな人がいる
    ことがしっかり描かれていましたよ。
    羨ましいくらいに♪

    0
    2026年04月17日

    Posted by ブクログ

    昆虫好きの優しい青年・魞沢泉(えりさわ・せん)シリーズ第二弾。
    相変わらずとぼけた泉のキャラと、周囲の登場人物との軽妙なやりとりがたのしめる。

    前作同様、連作ミステリー短編だが、ミステリー感が強かった前作に比べ、今作はハートフル要素が強い印象。
    前作とつながりのある話や、泉の過去がわかる話など、バラエティに富んだ構成で、前作以上にしんみり心に響いてきた。

    次作も絶対読もう。

    どうでもいいけど…
    タイトル「蝉かえる」って、てっきり蝉と蛙のことだと思って、「どっちも苦手だなぁ」とか思ってたけど、全然違った。。(笑)

    0
    2026年03月01日

    Posted by ブクログ

    短編集で読みやすい。すべてシリーズに同じ人物(主人公)がいる事に読みながら気づいていくが、主人公の存在感が、脇役なのか主人公なのか絶妙な感じが良い

    0
    2026年02月25日

    Posted by ブクログ

    いやー、これは好みの作品。
    短編だけどホントどれも人間ドラマもあり一つもハズレなし。
    さすが推協賞作品。

    0
    2026年01月10日

    Posted by ブクログ

    これは良かった!
    胸を締め付けられるようなしっとりとした話が多い。
    主人公がメインではない、でも主人公の人となりを知ることができる作品群
    これは良かったな

    0
    2025年10月23日

    Posted by ブクログ

    どこか空とぼけた昆虫好きの青年・魞沢泉を主人公とする連作短編ミステリーシリーズ第2弾。

    1冊目と比べて、キャラクターも馴染んでいて、
    どの話も自然と入ってくる。

    各短編が1冊目の各話と対応関係になっていて、
    ミステリー的にも味わい深い仕上がり。

    ここからのさらなるシリーズの広がりも楽しみになる。

    0
    2026年06月20日

    Posted by ブクログ

    櫻田智也の短編集第二弾。素人探偵魞沢泉が全編で活躍する。解説にもあったが、前作と比べると、魞沢泉の出身やキャラクターが紹介され、親近感が増した感じだ。特に後半3編の書き下ろしは、魞沢泉が単なる探偵役に留まらず、物語に深く関わる重要な登場人物に昇格している。今後の続編が楽しみだ。

    0
    2026年04月27日

    Posted by ブクログ

    えり沢泉シリーズの二作目になる連絡短編集。
    今作も泉の飄々とした語り口に心を持っていかれました。彼の謎解きは悲しさの中に誰かを救ってる様に思う。救われていて欲しい。
    「蝉かえる」「ホタル計画」が特に良かった。

    0
    2026年04月02日

    Posted by ブクログ

    魞沢くんシリーズ第2弾です!

    この作品の前に2026年このミステリーがすごい1位で本屋大賞ノミネート作の『失われた貌』を読みましたが、そちらは苦手でした。
    でもこちらの話しは相性がいいのかサラサラ読めるし、本当に沁みる話しです!

    著者があとがきに書いているように、前作で探偵という記号として登場していた魞沢くんに、人間味を与え、事件の当事者に近い存在として描くのが目標。

    前作で登場した、丸江ちゃんがペンションを開き、そこに招待されたり、大学時代の寮の仲間に空港であったり。

    魞沢くんちゃんと友達がいたんだ!と嬉しくなります(*≧∀≦*)

    前作もとぼけてて、空気の読めない魞沢くんが探偵をするお話はほっこりではなく、しんみりとする話だと書きましたが、今回もしんみりとして、心が温かくなる読後感がいい物語でした。

    0
    2026年02月12日

    Posted by ブクログ

    読みおわってから、読む順番違ったことに気づいた。
    やはりサーチライトと誘蛾灯から読むべき?

    このため主人公が誰かも知らずフツーの短編集だと思って読んだための驚きも加わり、伏線回収が鮮やかに決まっていった。
    主人公の薄い儚げなキャラとは逆に、実は夫々の物語には熱がある。

    0
    2026年02月02日

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