櫻田智也のレビュー一覧

  • 失われた貌

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    ネタバレ

    どんでん返しがメインかと言われるとちょっとインパクトに欠けるので違うんじゃないかなと思うけど、伏線の回収は本当に美しくて見事!読んでいてとてもスッキリしました。
    登場人物のユーモアのあるトークがすごく好きです。「彼の心には届かないみたいで」に対しての「あの胸板の厚さですからね」は痺れました。こんなことをさらっと言える人間になりたい。

    刑事の葛藤、警察を題材にする物語にはつきものですが、刑事の数だけ答えがあるので面白いなぁとつくづく思います。

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    2026年05月15日
  • 失われた貌

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    ネタバレ

    評判通り、この作品は良かったです
    サブタイトルの「Lost Identity」が効いてます

    最初、主人公はちょっと嫌な奴かと思いましたが、読み進めると人間味あふれる人物でした
    相棒や同期、上司なども魅力的です
    それぞれの人物が、悪い面も良い面も見せるといった模様

    著者は初の長編のようですが、他の作品も読んでみたいですね

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    2026年05月14日
  • 失われた貌

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    読み応えのある警察小説だった。所轄間の牽制、部下や上司との駆け引きと連携、警察官としての正義とそれを貫くことへの葛藤。

    などなど、捜査の現場にどっぷりと浸かったような読書体験でした。幾重にも張り巡らされたトリックに翻弄されっぱなし

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    2026年05月12日
  • 失われた貌

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    ネタバレ

    事実が明らかになるにつれ、苛立ちが募りました。
    不倫するやつらは皆自分のことしか考えてないんだよな。本当に。

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    2026年05月11日
  • 失われた貌

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    題名から狂気なお話かと思ったけど、親心なお話でした。不倫調査で「愛の数だけ口座がいる」のフレーズが面白かったです。意識高い系の弁護士が良かったです。

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    2026年05月10日
  • 失われた貌

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    本屋大賞にノミネートされていたため手に取りました!
    他の本屋大賞ノミネート作品と比較すると、主人公は警察である視点であり、警察の捜査の流れやDNA鑑定についてなども解説があり、普段ミステリーを読まない自分にも読みやすい作品だと感じました!
    中盤まで違和感がありつつ読み進めていき、終盤に怒涛の伏線回収があり爽快感がありました!

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    2026年05月10日
  • 失われた貌

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    ああ、もうちょっと頭を捻ったらこの謎が解けそう〜としばらく考えても何も浮かばず、そうだったんかと日野が謎を解き明かすたびに悔しかった。子供を想う親の気持ち、哀しいね、不器用だね。みんなそんなに正解がすぐわかるわけじゃないし正しく生きられるわけでもない。

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    2026年05月10日
  • 失われた貌

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    面白かった〜一気読み!
     犯罪モノって、ドラマだと寝ちゃうけど、本なら一気読みしちゃうんだよな〜
     あと、ギネスビール呑みたくなるから覚悟するよろし。

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    2026年05月09日
  • 失われた貌

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    エンタメ要素満載の刑事ものミステリー
    事件の全貌が見えてくるにつれ点と点が繋がってく感じとかテンポ感が爽快
    映像化したら面白そう
    日野さん=堺雅人さんor西島秀俊さん、入江さん=伊藤沙莉ちゃん、羽幌さん=鈴木亮平さんあたりでどうですか
    弁護士さんは北村一輝さんとかで

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    2026年05月04日
  • 蝉かえる

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    櫻田智也さん、リベンジ!
    『失われた貌』に はまれなかった私。
    何かひっかかりがあり_:(´ཀ`」 ∠):
    ブク友さん達のレビューなど拝見しまして
    本作『蝉かえる』がどうやら良いらしいと。
    表紙もなんかいい感じ!ということでチャレンジ!

    短編連作5編、昆虫好きのエリ沢泉くんのお話。(エリが変換できず魚編に入と書きます)

    いやぁ、良かったです。
    1話50ページなのに、話の軸がしっかりされているせいか、物足りなさ感がない。狭い範囲を深く描いている感じ、没入感がすばらしい。
    長閑な場所に自分もいるかのよう。

    泉くんが毎話でてくるけれどメインでないのも
    飽きずに読めるところでしょうか。

    ほんと

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    2026年04月17日
  • 失われた貌

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    読み応えのあるストーリーでした。
    ちりばめられた伏線、読んでいてもそれがどう繋がっていくのかがまったく想像出来なくて、いや、それ以前にこれが伏線だったのかもわからなかったものも多く、読み進めていって初めて気づかされる事の方が多かった。
    一見、関係なさそうな事柄から、よく手繰り寄せられられるものだと、感心してばかりでした。
    かなり、練り込まれたストーリーだと思いました。

    登場人物が多く、戻って読み返す時もあったけど後半に差し掛かる頃には区別がつくようになり、読むスピードが上がりました。

    そして、主人公が何より家族を大切に思っていることを感じる記述も多く、残酷な事件の合間に暖かい風を吹かせてい

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    2026年05月06日
  • 蝉かえる

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    昆虫好きの優しい青年・魞沢泉(えりさわ・せん)シリーズ第二弾。
    相変わらずとぼけた泉のキャラと、周囲の登場人物との軽妙なやりとりがたのしめる。

    前作同様、連作ミステリー短編だが、ミステリー感が強かった前作に比べ、今作はハートフル要素が強い印象。
    前作とつながりのある話や、泉の過去がわかる話など、バラエティに富んだ構成で、前作以上にしんみり心に響いてきた。

    次作も絶対読もう。

    どうでもいいけど…
    タイトル「蝉かえる」って、てっきり蝉と蛙のことだと思って、「どっちも苦手だなぁ」とか思ってたけど、全然違った。。(笑)

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    2026年03月01日
  • 蝉かえる

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    短編集で読みやすい。すべてシリーズに同じ人物(主人公)がいる事に読みながら気づいていくが、主人公の存在感が、脇役なのか主人公なのか絶妙な感じが良い

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    2026年02月25日
  • 六色の蛹

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    短編が一つの物語になっている、ミステリー。伏線回収が素晴らしい。このシリーズ、まだまだ読みたいです。魞澤さんは鋭くミステリーを解決するけど、なんとなく暖かい、大好きなキャラクターです。

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    2026年02月17日
  • サーチライトと誘蛾灯

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    ネタバレ

    「サーチライトと誘蛾灯」
    「ホバリング・バタフライ」
    「ナナフシの夜」
    「火事と標本」
    「アドベントの繭」


    ホームレスを強制退去させた公園の治安を守るため、ボランティアで見回り隊が結成された。ある夜、見回り中の吉森は、公園にいた奇妙な来訪者たちを追いだす。ところが翌朝、そのうちのひとりが死体で発見された! 事件が気になる吉森に、公園で出会った昆虫オタクのとぼけた青年・魞沢泉が真相を解き明かす。
    吉森と魞沢のテンポ良い(そしてすれ違いまくっている)会話が楽しくて引き込まれました。魞沢のナイス天然キャラがいい味出してる!

    ・ホバリング・バタフライ
    高原を訪れた瀬能丸江は森の中で虫取り網を振り

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    2026年02月08日
  • 六色の蛹

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    ネタバレ

    虫好きの心優しい青年 魞沢泉シリーズ第三弾。
    行く先々で事件に遭遇する彼は、謎を解き明かすとともに、事件関係者の心の痛みに寄り添うのだった……。
    ハンターたちが狩りをしていた山で起きた、銃撃事件の謎を探る「白が揺れた」。

    花屋の店主との会話から、一年前に季節外れのポインセチアを欲しがった少女の真意を読み解く「赤の追憶」。

    埋蔵文化財センター宛に届いた、工事現場から不穏な埋蔵物が出たという連絡がきっかけで、過去の捏造騒動の真実を暴く「黒いレプリカ」。

    ピアニストの遺品から、一枚だけ消えた楽譜の行方を推理する「青い音」。

    魞沢の師匠だった、へぼ取り名人が亡くなった。『白が揺れた』の後日談で

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    2026年02月08日
  • 六色の蛹

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    良い

    タイトルの「蛹」には作者の櫻田智也さんが自身を重ねたような色合い
    本作の次作『失われた貌』で国内ミステリーランキング三冠と見事に羽化しましたね

    ちょっと一回整理しよう
    コスパだタイパだと現代人はすぐに次から次へと気移りしてしまうが、時には立ち止まりじっくりと考えてみることも必要だと思う
    そして実際に考えてほしい

    わい、今ものすごいうまいこと言わなかった?言ったよね?蛹に掛けてさ、ミステリーランキング三冠を羽化に例えて
    実際痺れたよね

    はい、主人公の魞沢泉君がどんどん人間になっていく
    なんていうすかご〜く描写力が上がっていってるのが分かる
    なんかカクカク動いてたのが、滑らかになる感

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    2026年01月14日
  • 蝉かえる

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    いやー、これは好みの作品。
    短編だけどホントどれも人間ドラマもあり一つもハズレなし。
    さすが推協賞作品。

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    2026年01月10日
  • 六色の蛹

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    このシリーズ、すごく好きです。
    本作は泣ける話が多かったと思います。
    特に短編の「赤の追憶」が、ベタな展開ですが一番良かったです。
    今の時点で病に冒されていなくとも、限りある人生、一日一日を大切に生きていきたいと思わせてくれるお話でした。

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    2025年11月23日
  • 六色の蛹

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     櫻田智也さんの「魞沢泉」シリーズ3作目(2024年作)は、あとがきにも書かれているように、前作で『連作のひとつの区切り』となったことから『心機一転』した新たな部分と、更に切れ味の増したミステリの素晴らしさが合わさった正統進化版と感じたものの、櫻田さん自身は色々と悩まれた執筆だったようで、それは『物語の自由度を高めようとするほど、不思議と作者は不自由になっていくようだ』や、いつになくネガティブで弱気な、本書の魞沢自身とも呼応しているように感じられた。

     そうした中で今作は、それぞれに違う色をタイトルに付けたコンセプト連作集という試みに加え、更に本のタイトルが収録作のそれと被らないオリジナルの

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    2025年11月20日