櫻田智也のレビュー一覧

  • サーチライトと誘蛾灯

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    初の長編「失われた貌」が注目されている
    櫻田智也さんの短編集。

    雑誌掲載の3編+文庫書き下ろし2編の
    計5編を収録。

    読み始めは正直拍子抜け。
    会話劇は上滑りして感じるし、
    謎解きは“常識”という
    人間の認識を極端に狭める偏見さえ取り払えば
    すぐに真相にたどり着ける浅いもの。

    ここからどう注目作にたどりつくのかわからなかった。

    けれど書き下ろしの2編が秀逸。
    間に何があったのかわからないけれど、
    一気に筆力も上がっていて、長編も俄然楽しみになりました。

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    2026年03月24日
  • 六色の蛹

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    88
    前々作、前作よりワンランク上の作品集
    全編良かったが
    白が揺れた、赤の追憶が特に◯
    赤の追憶に関しては歴代短編ベスト10に入るぐらいの出来。

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    2026年03月01日
  • 六色の蛹

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    魞沢泉シリーズ第3弾です!

    こちらは2025年このミステリーがすごいの5位にランクインした作品です。

    今年は本屋大賞ノミネート作とこのミス10位を2年か3年くらい遡って読みたいなぁという事で読んでみてます。
    こちらの話はシリーズだったので前作2冊も読んでみて、好きなシリーズとなりました。

    毎回、ぼーっとしてて空気の読めない感じの魞沢くんは、観察力、洞察力が鋭い安楽椅子探偵です!

    そしてこのシリーズは人間模様がしんみりで暖かいけど切なくなるお話しです。

    今回はしんみり度合いが前にも増して強いと思いましたが、最後の話で救われました╰(*´︶`*)╯♡

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    2026年03月01日
  • サーチライトと誘蛾灯

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    虫好きのとぼけた青年探偵、魞沢泉がたまたま遭遇した事件を、その雰囲気からは想像できない論理的な考察で解決していく短編集。いくつかの伏線をパズルに嵌め込むように回収して、結末は予想のさらに上に辿り着く。陰惨な事件であっても、語り口が柔らかいためか、暗い気持ちにはさせられず、読後にはスッキリ感がある。

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    2026年02月18日
  • サーチライトと誘蛾灯

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    「失われた貌」を読んでから気になってた著者さんの短編ミステリー集。
    話の端々にミステリーの魔術師として知られる泡坂妻夫リスペクトが見える作風で、どこかとぼけた主人公と、各話に出てくる登場人物達のテンポのいい掛け合いが面白かった。
    犯人の動機やトリックも、予想出来るものと出来ないもののバランスがよくて、ミステリーの短編は単調になりやすいところがネックだがそこが上手く補われていた印象。

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    2026年02月18日
  • 失われた貌

    購入済み

    王道ミステリ

    点と点が繋がっていく王道ミステリ!
    圧巻のトリックで魅せるどんでん返し、感情が交差する切ないラスト。必読です!

    #切ない #深い #ドキドキハラハラ

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    2026年02月17日
  • 蝉かえる

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    ネタバレ

    『失われた貌』がとても面白く、特に個性的なキャラクターたちが良かったので他の作品も読もう!と思い、何度かSNSでおすすめするのを見かけたから読んでみた。良い短編連作集って大好きー。『ホタル計画』にあったように、地道に歩いて歩いていくかんじのお話ですごくよかった。特に『彼方の甲虫』が好きだった。ラストで実際に国に行っていたのも……(泣)
    そしてやっぱりキャラクター性がめちゃくちゃ好きだ……。魞沢泉くんが作品によっていろんな位置で出てくるのが面白くて、視点も一貫して泉じゃないのもいい。知的好奇心もくすぐられるというか、知らなかったことを小説を通して知れるのが嬉しい。
    シリーズもの2作目だったけど単

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    2026年02月16日
  • サーチライトと誘蛾灯

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    「火事と標本」がいい。意外性があり、論理的にも辿り着けるようになっている。昆虫が違和感なく機能しているのが見事。

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    2026年02月15日
  • サーチライトと誘蛾灯

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    第10回「このミス」第1位『失われた貌』の櫻田智也さんのデビュー作。
    昆虫オタクのとぼけた青年・魞沢泉(えりさわ・せん)が、周りで起こる事件を軽やかに解き明かしていく。
    軽妙なセリフの掛け合いや、ユーモアの利いた文体など、全体的にテンポがよく読みやすい。
    決して名探偵然とした感じではないのに、ふとしたヒントや違和感から、いつの間にか真相に辿り着いてしまう魞沢のキャラクターに、読むほどに愛着を感じてくる。
    話も、どこか切なさを感じるものが多く、読み終えた後はどちらかというとしんみりした気分になる。
    (それがまた心地よさなのだが)
    奇抜さや派手さがあるわけではないが、秀作。

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    2026年02月14日
  • 蝉かえる

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    魞沢くんシリーズ第2弾です!

    この作品の前に2026年このミステリーがすごい1位で本屋大賞ノミネート作の『失われた貌』を読みましたが、そちらは苦手でした。
    でもこちらの話しは相性がいいのかサラサラ読めるし、本当に沁みる話しです!

    著者があとがきに書いているように、前作で探偵という記号として登場していた魞沢くんに、人間味を与え、事件の当事者に近い存在として描くのが目標。

    前作で登場した、丸江ちゃんがペンションを開き、そこに招待されたり、大学時代の寮の仲間に空港であったり。

    魞沢くんちゃんと友達がいたんだ!と嬉しくなります(*≧∀≦*)

    前作もとぼけてて、空気の読めない魞沢くんが探偵をす

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    2026年02月12日
  • 失われた貌

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    まるで2時間半程の映画を観ている気分で読み進めた。ぜひ映像で観たいと思った。
    登場人物がみんないい意味で人間臭くて、そこがいい。
    警察の横の繋がりや、上下関係、年功序列、実情は知らないけれども、それがあたかも本物かのようにそこにあった。
    いわゆる推理で真相に迫る系ではなく、もどかしさを感じながらも足で捜査していく感じも楽しめた。

    読んでいる中で、家族に焦点があたるとき、ふと思ったことは
    親は子に対して責任があるのは勿論のこと、逆に、子は親に対して責任があるのか。
    わたし自身は、親ありきの子ではなく、子には個で居て欲しいと思うタイプだから、少しモヤモヤジクジクしてしまった。

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    2026年03月31日
  • 蝉かえる

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    読みおわってから、読む順番違ったことに気づいた。
    やはりサーチライトと誘蛾灯から読むべき?

    このため主人公が誰かも知らずフツーの短編集だと思って読んだための驚きも加わり、伏線回収が鮮やかに決まっていった。
    主人公の薄い儚げなキャラとは逆に、実は夫々の物語には熱がある。

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    2026年02月02日
  • 蝉かえる

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    事件の裏に潜む人間の業を、昆虫好きの魞沢というフィルターを通して見つめる物語。
    魞沢の、人や虫に向ける眼差しの優しさが読み進めるほどに深く胸に染み渡る。

    彼自身の過去と友情の軌跡が静かに重なり合う終盤の展開は鮮やかで、噛み締めるような味わいがありました。

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    2026年01月31日
  • 蝉かえる

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    面白かったです。昨年「失われた貌」を読み、気になる作家さんでしたので評判の良い本作を手にしてみました。個人的には「失われた貌」より面白かったです。5話の短編集で様々起きる出来事は全てが虫にまつわるお話でなかなかこういう感じのは読んだことがなく新鮮さもあり、勉強にもなりました。展開としては派手さはないが地味すぎるわけでもなく、魞沢くんのキャラクターの良さが引き立ついい塩梅の作りになっています。前作を読んでないので初めましての魞沢くんでしたが、読み進めていくうちに親近感も湧き、なんとなく可愛らしさもあり良いキャラクターだなと。とても読みやすかったですし、良い作品だと思いました。

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    2026年02月01日
  • サーチライトと誘蛾灯

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    櫻田智也さんの作品初読みです。
    2026年初作家、6人目です!

    櫻田智也さんの『失われた貌』がこのミステリーがすごい2026の1位でした。
    2025年の5位にも『六色の蛹』が入っていて、そのシリーズの第1弾になります。

    初読み作家さんでしたが、私には読みやすい作家さんでした。

    こちらのシリーズの主人公魞沢(エリサワ)は昆虫が大好きでいろんな所に出没する青年。
    家もあるし無職ではないと言っていますが、いろいろ謎多き青年です。

    とぼけてて、どこかズレているけど憎めない感じ。
    短編だし、先が気になって一気読みという感じではないですが、面白くサクサク読めます!

    そしてどの話しも謎を魞沢が解い

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    2026年01月22日
  • 六色の蛹

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    今回も各話名作ぞろいです。
    後半で登場人物が繋がっていたと分かるのも(その繋がり方も)おこがましい言い方ですが見事でした。

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    2026年01月09日
  • 蝉かえる

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    どの話も真相が切なすぎる。
    探偵役がほんわりとした人柄の魞沢くんだから中和されてるけど、そうでなかったらとんでもないです。
    と言っても後味が悪くない、むしろしみじみとした余韻を残してくれるのは櫻田さんの手腕なんでしょうね。

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    2026年01月09日
  • 蝉かえる

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    昆虫がテーマの短編集。
    大賞作との事で。主人公が昆虫マニアの捉えどころのない男性。最初は主人公には思えなかった笑

    この、エリ沢が昆虫を求めて遠征する先々で、事件に巻き込まれていく。エリ沢の独特の視点・切り口が読み終えた後に、中心人物たり得ると納得させてくれる。

    少し仄暗かったり、少しほろりときたり。エンタメではないけれど、読後感の良い一冊。

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    2026年01月08日
  • サーチライトと誘蛾灯

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    『失われた貌』もとても良かったので短編集も購入。ユーモアと叙情的な部分とが不思議と並び立っていてよき。言われてみると確かに泡坂妻夫の短編っぽさ。

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    2026年01月07日
  • 蝉かえる

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    昆虫好きの青年が、旅先で出会った不思議を解決する連作ミステリ。各章で虫をモチーフにした物語になっている。
    魞沢くんの優しさが光る。
    事件解決というより、気づきを与えるような謎ときがいい。

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    2025年12月13日