【感想・ネタバレ】失われた貌のレビュー

あらすじ

山奥で、顔を潰され、歯を抜かれ、手首から先を切り落とされた死体が発見された。事件報道後、警察署に小学生が訪れ、死体は「自分のお父さんかもしれない」と言う。彼の父親は十年前に失踪し、失踪宣告を受けていた。無関係に見えた出来事が絡み合い、現在と過去を飲み込んで、事件は思いがけない方向へ膨らみ始める。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

一言メモ、大どんでん返しのせつなミステリー
わたしのイメージ配役、
日野…まつしげさん 好きだから
入江…まつもとほのかさん
日野妻…よしだようさん

タイトルの、失われた“カオ”の漢字が、なぜ“顔”ではないのか、“貌”である意味とは…と、ずっと引っかかりながら読み進める。
中盤、なかなか内容が複雑になってきて、読むスピードが出ず。終盤で、顔そのものがつぶされた事件という意味だけではない、“貌”の意味するところが、やっと見えてくる。すごいストーリー。

登場人物を一人一人際立っていて、人となりも読み取れるような書き方をされていて、一人一人のキャラクターが面白い。

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

主人公日野の家族との関わりが、実にリアルで温かい。共働き夫婦のやりとり、中学生の娘とのやりとり。ちょっと言い方きついけど、お互いを思っていることが伝わってくる。

伏線回収やどんでん返し…が見事であると、帯やら書評にはあるけれど、確かにそうだけれど、家族のやりとりが好きな作品だった。
バーのシーン、取り調べ、部下の入江とのシーン等の言葉のやりとりがよいのかもしれない。くすりと笑ってしまうところが随所に散りばめられていた。

再読したら、気づいていなかった伏線に気づくこともできそうで、数年後の再読が楽しみでもある作品。

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2026年01月31日

Posted by ブクログ

警察小説はやはり好みではない。
ただ、これに関しては非常に上手くできていると思う。一歩一歩進んでいく感じは好感がもてる。

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2026年01月28日

Posted by ブクログ

妻がどこかで情報を入手して、この小説面白そう、というので入手した本。
私には全く情報がなかったので、タイトルだけでは何の本だかわからなかった。
まあしかし、顔が失われた、というのは、会期サスペンスか、
はたまたタイトルはある種のメタファーで、人権問題を取り上げるのか、、
わからぬまま読み始める。
うしょっぱなから死体が出てくる。顔のない死体。タイトルか。殺人だ。
これをちょっとアウトロー的な、でも中学生の女の子のお父さんでもある刑事が
この事件を追う。
どんどん登場人物が増えてきて、どんどん事件が膨らんで、、、
300ページ弱の小説を一日半、3時間強で読む私は振り返りはしない。
あれ?これ、誰だっけ、と思いながらも読み進めてればわかるだろうと、
勢いで読む。
もう少し一人一人の描写が多ければ印象に残るのだろうが、
300ページではそんなにページを割けないのだろう。
種明かしのところも正直頭の中がこんがらがったが、最後何とかついていく。
この筋立てはたぶんよくできてる。面白い。
しかしそれ以上にこの小説の主人公がいい感じだ。
裏テーマに親子が会ったことは間違いない。

2026年の国内ミステリー1位だったんだ。。。

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2026年01月30日

Posted by ブクログ

皆さんのレビューにも書かれている通り伏線の回収が素晴らしい、最後の展開は予想ができたけれどもそれを加味しても綿密に練られた作品。私の理解力の問題、何回か行ったり来たりして、「ナルホド!」という感じ、併読せずイッキ読み推奨です。

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2026年01月30日

Posted by ブクログ

王道のミステリーでした。
本の半分以降、伏せカードがどんどんめくれていく感覚で事実が明らかになり、一気に読めました。
少年のその後が気になるところ。

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2026年01月30日

Posted by ブクログ

2025年の「このミス」「文春」「ミステリが読みたい」の3冠を獲得した話題作。書籍の帯では伊坂幸太郎、恩田陸、米澤穂信が絶賛している。
正直言って主人公の日野にあまり特徴がないのが個人的にはイマイチだったが、確かに警察ミステリとしては抜群の出来だと思う。本格派のような説明チックな文章や奇抜なトリックではなく、地道な捜査で得た情報を元に筋読みを重ねて真実に辿り着くという正統な「警察捜査ミステリ」だ。久しぶりにちゃんとした警察モノを読んだなぁという満足度は高い。伏線の張り方も秀逸で、何気なく読んだ地方誌の事件記事が本線に繋がったり、まさかの占いラッキーアイテムの話までもきちんと回収したりで、物語としての完成度も高い。最後のどんでん返しと共に「失われた貌」というタイトルが読み始めの時とは違った意味になる作り方も素晴らしい。
この作品がシリーズ化するかどうかは分からないが、作者の櫻田智也には今後の活躍を期待したい。

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

師匠に勧められて読みました!本格的ミステリーということで伏線もあり、面白なったです!ただ、人物関係を相関図にしないと頭に入ってこないのは、年齢四歳なのか…

あとは主人公の刑事の人間味溢れる描写がもっとあれば…って思っちゃったけど、それも含めて素晴らしい作品ですね(^o^)

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

血液型の話が出た時に、両親どちらかの血液型からはこの子供の血液型は生まれないという展開や、顔や指紋がないということは、入れ替わったりしているのかな、と少し先が読めてしまうところがあったものの、だからこそ登場人物と一緒に推理している気がして、すらすらとあっという間に面白く読めた。

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

ううむ…
容疑者xの献身を思い浮かべる作品でした。

8割読んで、会話シーンに息継ぎが少ないため、誰が喋っているか分かりにくいなあと。また、そこまで盛り上がりがなかったので、なんでストーリーで絶賛されているのかそっちの方が事件より謎でした。

が、後半でやられました。
というか、この設定ならもっと辻晴一をもっと登場させたらよかったのになと。その方がインパクトがあったのに。

とはいえ、事件の真相と細かい伏線回収がよかったです。

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

途中からグイグイと読むスピードが上がった。
時系列でスルーしたパーツを組み合わせて行ったら
と、違う絵が浮かび上がってきたような感じが、どんでん返しとか単純な伏線回収と違って新鮮だった。

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

面白かった!
みんな怪しいし、ヒントというか伏線めっちゃあるぽいなぁと思いながら読んだ

日野と入江があそこで気づく時、自分も一緒にハッ!!となったのが気持ちが良かった

分かりやすいと言われそうなストーリーだけどそれが面白かった
ちゃんと全て解決されるから好きだった


王道のミステリーとの事だったけど、ミステリーってなんだっけ?とはなった

刑事ものという感じ

刑事ものって、難しい単語多いし漢字多いし、序盤全然入ってこないくらいには人物も多くて頭が疲れた!



この作者さんの蝉かえるシリーズがずっと積読してある
こんな面白くて読みやすい文書く人なら蝉シリーズも早く読まなきゃと思った

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

確かに、予想外の方向に転がって行ったよね。
細かいとこまで読んで、ほほぅ?ってなりました。
動機は陳腐やけど、そんなもんじゃない?犯罪を犯す理由って。その時誰のことを思い浮かべたのか?

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2026年01月20日

Posted by ブクログ

J県媛上市の山中で男性の死体が発見された。顔を潰され、歯は抜き取られるなど、身元を隠蔽されていた。媛上署捜査係長の日野刑事は捜査を担当することになる。同じ頃、隣接する駒根市でもアパートのオーナーが殺され、部屋の住人が姿を消す事件が発生。不審者による子供への声掛け事案や行方不明になった父親を探す少年。日野の周りで起こる一見無関係な出来事が、やがて繋がりを見せ始めて…

刑事が主人公だが、刑事というよりは直感を元に単独行動する探偵ぽさもあるし、娘に対する親父としての不器用さを見せるなど人間臭さも感じる。
警察小説を装った本格ミステリであり、バーのマスターとのやりとりなど、ハードボイルドのエッセンスも垣間見える。
クローズドな世界よりもオープンな世界での「リアルベースな本格」を狙った結果、このようなジャンルミックスな作品に仕上がったのだろう。
色んな事件が並行して展開するモジュラー形式を取りつつ、点と点が最後に一本の線に収斂するプロットは気持ち良い。
人物造形もプロットも全体的に完成度の高い作品だと思うが、帯の文句は煽りすぎに感じる。「どんでん返し」も「伏線回収」ももちろんあるんだけど、驚愕したり膝を打つ程のインパクトは無かった。「どんでん返し」に期待し過ぎると肩透かしをくらうかも。「伏線回収」はもう少し解説してくれた方が理解しやすい。
「顔のない死体」という古典的なテーマに、意表を突いた筋を見い出している点は評価に値する。ダブルミーニングなタイトルも良いが装丁デザインは謎。

週刊文春ミステリーベスト10 1位
このミステリーがすごい! 1位
本格ミステリ・ベスト10 3位
キノベス! 7位
ミステリが読みたい! 1位
リアルサウンド認定国内ミステリーベスト10 6位

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2026年01月20日

Posted by ブクログ

小さな事件が多くの人を巻き込み、捜査する刑事たちに影を落とす。
人は1人では生きていけない。
ストーリー展開とキャラクターがよく書けており、なんでもない様な事柄が事件に絡みつき、最後、あっ、思いもつかなかった展開になったのに驚き。どんでん返しはあるのは分かっていたが、これは思いも寄らなかった。
改めて、ミステリーって、事件を追うだけじゃなく、犯人の生き様、そして刑事の生き様を見せてくれる。
2026/01/17 4冊目

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2026年01月17日

匿名

購入済み

気になり続ける展開

ショッキングな事件からシュールな人間模様まで
一筋縄ではいかない内容でどんどん読み進めれます。分かりやすくもあり、複雑でもある話しです。

#ドキドキハラハラ

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2025年11月26日

Posted by ブクログ

読み応えのある一冊だった。
救いなのは、日野も羽幌も子どものことを守ろうと第一に考えていたところ。
けれど、何でだろう…?
しっかり読んでいたはずなのに、思い返そうとするとどんな話だったっけ?となってしまう…。

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

未来屋小説大賞入賞作品と言う事で読みました。
300ページ弱の作品なので、普段なら数日で読めるのですが、こちらはなぜだかなかなか読み進められず。

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

序盤から中盤は内容が入ってこず、読む手が進まなかった。
しかし、後半の伏線回収は素晴らしかった。
最後の展開が予想できた点が、残念だったが
点と点が繋がっていく高揚感を楽しめる作品だった。

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2026年02月01日

Posted by ブクログ

話題作だったので、さっそく。
確かに秘められた真相や散りばめられた伏線には感心させられたが、様々な人間模様も魅力の一部だなと思う。少々まわりくどい言い回しが気になったが、人間味あふれる描写が印象的。
個人的には日野と羽幌との絡みが好きで、派手さこそないが両者の駆け引きが心に残る。
シリーズ化するのであれば読み進めたいと思う。

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2026年01月28日

Posted by ブクログ

読みやすさ◯、ストーリーのテンポ◯
サクサク読み進められた。
だけど期待するほどの内容ではなかったかな?
もっと想像がつかないような展開になるかと思っていたけど、途中で話が読めてしまった。
そうなるように話を進めているのかもしれないが、『事件は思いがけない方向へ膨らみ始める』という謳い文句に期待してしまっていた。

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2026年01月28日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このミス1位という前評判を知ってから読んだ為、少々期待しすぎてしまったかもしれない。
プロット、伏線回収、警察内部のリアルな描写、など確かに読み応えのある作品ではある。ただ、少々地味にも感じられたかな。
キャラクターも魅力的ではあるが、もっと掘り下げてくれたら愛着が湧くのになあと思った。
顛末は単なる本格推理の範疇には収まらず、感情に訴える辺り東野圭吾の某作品(ネタバレになるので伏せます)を思い起こさせた。

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2026年01月27日

Posted by ブクログ

3.3

凄い面白いわけでは無い。
無関係と思われる人物と死体が徐々に繋がっていき、人間関係が浮き彫りになっていく感じは良い。

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2026年01月27日

Posted by ブクログ

たたみかける伏線回収に、思わず声が出てニヤつく。

“貌(かお)“のない死体は誰なのか?
誰であって欲しいのか。
何を守って、何が救えたんだろう。

刑事ものではあるけど
日野の人間らしさに笑い、共感し、肩を叩きたくなる。いい男じゃん。

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

事件にかかわる人物や、情報量の多さ、ところどころに、ん?と引っかかりがあって、序盤はけっこう読むのに手こずったが、話が進むにつれ加速度的に面白くなった
終盤、怒涛の伏線回収が始まり、引っかかりの正体がわかるところは気持ちよかった(もう一度読み返すこと数回あった)
櫻田智也さん初の長編で刑事もの
日野と入江のバディ感、アセロラ紅茶とアサイーボール好きな剣菱弁護士のキャラがいいのでシリーズ化あれば、また読みたい
昆虫好きの魞沢泉くんシリーズもお待ちしています!
星は4に近い3

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2026年01月26日

Posted by ブクログ

話題になってて期待値が高かったせいか、すごく面白いというよりは普通に面白かった。
えー!っていうよりあぁーって感じ。
登場人物のどっちが喋ってるかわからない時があって、読みづらかった。
人間関係の配置の上手いミステリーって感じでそこは好き。話の流れもいい感じ。
もしシリーズものになるなら次も読みたい

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2026年01月25日

Posted by ブクログ

ネタバレ

このミス3冠ということで本作を手に取ってみた。

結果的には顔が潰され身元不明な遺体とのすり替えトリックだった。

被害者の辻 晴一は不倫され、挙げ句の果てに妻の不倫相手に殺されて、すり替えされて妻も奪われるという最悪に可哀想だなと思った。

羽幌とか剣菱といった珍しい苗字が多かったのが逆に覚えづらかった。慣れたらすぐ覚えれたが、、

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2026年01月24日

Posted by ブクログ

読みやすいし、エンタメとしては良かったと思いつつ、ミステリーが好きな人なら予想ができてしまうかも?という展開なのと、男の人から見た女性心理だなぁと思ってしまったところがあり、星3つですが、ドラマか映画になりそう。

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2026年01月23日

Posted by ブクログ

人物関係が複雑で最初のほうに関係者一覧みたいなものがあればすんなり入っていけたと思う。
顔が潰されたことから、何となく予感はしていたものの、伏線を回収していくのは流石だった。
この作者の第二弾はどんなものになるのだろう。期待を抱かせる新しい作者が現れた。

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2026年01月21日

Posted by ブクログ

こんなことって、あっていいの?っていう終わり方だったな。
途中、読んでて「◯◯さんて誰だっけ?」
って!なってた

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2026年01月21日

Posted by ブクログ

ストーリーからしっかり考察させてくる。
警察小説だけど、あまり硬くなく、操作パートはやや探偵っぽくもあるが、キャラクターが濃すぎないので邪魔しない。
内容がしっかり人間ドラマなのも、ストーリーが薄くならなくてとても良かった。よくできたミステリで、このミス1位に納得。
バーのマスター、いいなぁ。好きだ

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2026年01月18日

ari

ネタバレ 購入済み

平均的

主人公は家庭と部下に悩む中年刑事。
死体の顔が潰れたので当然入れ替わる。
色々あったけど最後は人情でふわっとした締め。

ごくごく平均的な警察小説。

しかし御大層な絶賛のせいで期待値が高くなってしまってがっかり感が強い。
知らない作家の小説なんてなにもなければ手に取らないので、まんまとやられた気分
内容が地味なので余計にそう思う。


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2026年01月13日

匿名

購入済み

期待をしすぎた

新しさや驚きは無く、全体的に凡庸で、これがなぜ高評価なのかと。
ハードボイルドによくあるバーのシーンが取ってつけたようで、むずむずしました。
他の部分がスカスカなのに、そこだけハードボイルドごっこをしてもなぁ。
別の海外作品(警察小説)と同時に読んだのですが、表現方法の豊かさ、
心情の掘り下げ、キャラクターの魅力、没入できる世界観において、
この作品はどれも足りない気がしました。

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2025年09月30日

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