【感想・ネタバレ】失われた貌のレビュー

あらすじ

山奥で、顔を潰され、歯を抜かれ、手首から先を切り落とされた死体が発見された。事件報道後、警察署に小学生が訪れ、死体は「自分のお父さんかもしれない」と言う。彼の父親は十年前に失踪し、失踪宣告を受けていた。無関係に見えた出来事が絡み合い、現在と過去を飲み込んで、事件は思いがけない方向へ膨らみ始める。

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感情タグBEST3

Posted by ブクログ

顔をつぶされ、歯も抜かれ、手首も切り取られた身元不明の死体が人気のない山中で見つかるという事件が発生。失踪中の父親ではないかと警察に訪ねてきた少年もいたが、血液型から別人とわかる。捜査は難航すると思われたが、別に発生した殺人事件から、悪徳探偵をしていた男だと身元が判明する。主人公たちの捜査から、事件は思わぬの方向に動き始め…
主人公は、年頃の娘を持ち、同期には出世で負け、部下から突き上げを食らう、まさに中年の中間管理職刑事。感情移入するにはもってこいだ。
どんでん返しはそこまで面食らうことはなかったが、そのことによって、すべてのエピソードが集約し、無駄にならなくなるところが気持ちいい。
少年の未来に幸多きことを願う。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

最初、感情のまま怒ったり、的外れな推理を行う刑事が主人公かとあまり読む気になれなかったが、謎が解けていく後半から俄然面白くなった。
怒りっぽいのもその人の一面ではあるけど、犯人を追う信念も間違いなくあるのが伝わってくるから、家族仲も良いのだろう

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2025年11月29日

Posted by ブクログ

 顔を潰された身元不明の死体から様々な事件を経て予想外の真相に着地する本格ミステリー×警察小説で、バラバラだった出来事が終盤に向けて全て繋がっていく過程や主要人物の刑事・日野の葛藤、警察の捜査だけでなく被害者、加害者、その家族が抱える問題がしっかり描写されていて最後まで読み応えのある作品に仕上がっていた。

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2025年11月27日

Posted by ブクログ

最初から最後まで読みやすく、面白かった。
結果的に面白くても導入部が説明的だったり難解だったりする小説も多い中、ずっと前のめりで読むことができた。
あらすじで紹介されている「自分の父ではないか」と名乗り出る少年の登場シーンが思ってたより遅く、「こんなに読んでか!」とは思ったけど。
色々な伏線も全て回収されているし、人との関係性についても、主となる犯罪の部分だけでなく、きめ細やかに設定されているし、リアルな世界でのあり方も考えさせられた。

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

本屋さんにいったら「渾身のおすすめ!!」って書店のコピーを見て買った1冊。面白いストーリー展開でした。主人公日野と部下の入江のコンビの会話も面白い、ここの焦点を当ててもドラマにしても面白そう。

伏線回収がすごいって帯に書かれているために、一見関係ないような話にも敏感に読んでしまって、ラストに驚くほどの感動が湧かない、その点が残念

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2025年11月22日

Posted by ブクログ

面白かった。
貌を潰されて遺棄された死体が見つかった。
身元に繋がる手立ての無いなかで日野と入江刑事が、如何にして事件を解決していくか…。
一つの事件が連鎖的に過去の事件を掘り起こし、過去の事件が現時点の事件の解決の糸口となる。
遅々として進まぬように見えた物語の運びが、とある事から綻びが広がるように事件の真相に迫る。
読み応えがあり、よく練られた小説だった。

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2025年11月17日

Posted by ブクログ

身元をわからなくするかのように損壊された遺体が見つかった。その直後、その遺体が自分の父親かもしれないという少年が現れる。彼の父親は失踪宣告により法的には死亡しているものの、彼はそのことに納得できていなかった。結果、判明した遺体の身元は彼の父親ではなかったものの、徐々に意外な繋がりが見えてくる。伏線だらけでとっても楽しい警察ミステリです。
とにかく伏線の多彩さに目を瞠りました。無関係に思えたあれやこれやが全て伏線。すべてが繋がった時に一気に謎が解きほぐされていく、これこそがミステリの愉しみなのだな、と実感できる一作です。ちなみに、事件には関係ないけれど、ラッキーフードの伏線にもくすりとしちゃいました。あれにはほっこり。
捜査をするものの信念としての物語も良いです。いったい誰のために真相を明らかにするべきなのか、というのはちょっと考えてしまいます。これは解き明かすべき謎だったのか。解かないままのほうが良かったのではないか、とちらりと思う部分もあるのですが。しかしやはり、向き合うべきことをなおざりにするのは真の解決とは言えないかな。

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

面白かった。

警察小説。
某テレビドラマで、キャリアとノンキャリアの違いは知っていたが、この物語ではまた別の警察の中での対立というか争いみたいなのが描かれていた。

担当部署、地域、上下関係、事件解決までの推理が他の警察小説より描かれていた様に思う。

当たり前だが、警察官でも星占いやラッキーフードを信じたりするところが、人間味があり好感が持てた。

またこの二人での物語、事件解決を読みたいと思う。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

洗練されたミステリ小説

顔、指紋、歯も潰された遺体が発見された
主人公の日野が同期や部下とのウィットに富んだやりとりと経験や実力に裏付けされた捜査能力で事件の真相に迫っていく

前評判は知っていたし
恐ろしいタイトルもあって満を辞して読んだが期待を裏切らなかった

うっとりとミステリーを堪能できた
他作も読みたいと思えた作品

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2025年11月29日

Posted by ブクログ

ネタバレ

そろそろ帯での異常な煽りはやめるべきだと思う。

私の好きな作家さんが帯で絶賛していて、「いや、でも帯で煽られて期待しすぎるのは良くない」と思いながらも、やっぱり少しは期待しちゃって、また「なーんだ」となる悪循環。
帯の煽りさえなければ「全部繋がって、伏線回収すごいな」と少しは思えただろうに、煽られ過ぎて「伏線回収したけど、どんでん返しどこ?」という気分。
確かに「あーそうなのか」と思った部分はあったけど、どんでん返しというより捜査をしていくうちにだんだん分かったっていう感じでしかない。

それに不倫からの殺人、子を守るという自分勝手な気持ちで子を傷つけて等々、共感できる登場人物がいなかったな。

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2025年11月27日

Posted by ブクログ

普通の能力の人間が普通に捜査して、からまった事件の犯人を暴いていく話。自分も主人公の日野と同じように考えながら話を追えるのでとても面白かった。よく作り込まれていて、なるほど!そうきたか!だからそういう行動をとったのか!とどんどん読み進められた。主人公の警察官日野雪彦と、その部下の入江文乃が仕事に一生懸命取り組み、犯人の思惑を突き止めようとする様子がとても良い。朝のテレビの占いや血液型のよもやま話、新聞の投書といった細かいネタから真相に迫っていくのも話を練られた感じが増してよかった。タイトルから多分犯人はこういうことになるんだろうなぁとわからせているのに、しっかり読ませてくれた。これ、英語のタイトルの方がネタバレ感ありますね。
同僚との人間関係など書かれているところも面白かったが、もう少しキャラクターが立っているか、人間ドラマを書かれているものが好みなので、★4評価。でも、かなり5寄りの面白さでした。
殺人がかなりグロいことになっているので中学生以上。基本は高校くらいから。読みやすいのでミステリー入門の一冊に良い。

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2025年11月26日

匿名

購入済み

気になり続ける展開

ショッキングな事件からシュールな人間模様まで
一筋縄ではいかない内容でどんどん読み進めれます。分かりやすくもあり、複雑でもある話しです。

#ドキドキハラハラ

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2025年11月26日

Posted by ブクログ

全体で300ページ弱で、かつ物語の中だとたった1週間しか経っていないのですが、読み終えるのにやけに時間がかかりました。

文章構成も特に複雑ではないと思うのですが、私があまりこのような警察捜査小説(?)に慣れていないせいなのか、この300ページに様々な要素を凝縮して書き上げられる著者の筆力のせいなのか。。。

物語自体はちょっと盛り上がるまでが長かった感はありますが、純粋に面白かったです。

それにしてもこの帯の文句はもう悪意があると思ってしまうくらい良くないと思います。ここまで煽るとどんなに良い本も台無しになってしまいます。

世の中にはたくさん魅力的な帯文もあるのに、編集者の方々は反省してほしい!

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「ストロベリーナイト」シリーズが好きな自分としては、顔の分からない死体が発見されたっていうだけで、テンションが上がる。行方不明の父親の話とどう繋がっていくのかなーと思ってたら、なるほど。顔はその人である一番の証拠だよねー。

しかし、最初に見つかった死体が顔を潰されていた理由が弱い気がする。少しでも身元が分かるのを遅らせたかったっていうだけで、あまり関係なかったよね?バーのマスターとのやりとりが好き

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

「魞沢泉シリーズ」のどこか牧歌的な雰囲気とは全く趣を異にする息詰まる警察ミステリ。

顔を徹底的に潰され、手首も切り落とされ、歯も全て抜かれた遺体が山中で発見されるという事件を発端とし、児童への不審者の声掛け事案、行方不明の夫の失踪宣告、アパートオーナーの遺体発見と事件は複雑さを増していく。
小さなエピソードや些細な内容も無駄な描写が一切なく、後々それらが重要なピースとして生きてくる。そして、それらが上手くはまって事件の絵図が出来上がっていく快感。面白くて一気読みでした。

何一つ手掛かりを見逃すまいと心して読んだので、“どんでん返し”は想像どおり。
なんだか上司にも部下にも同期にも強く出られず人当たりのいい日野にはちょっとヤキモキするけど、刑事のできることに真摯に向き合おうとする態度には好感しかない。
これは是非シリーズ化してほしい。

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2025年11月21日

Posted by ブクログ

ネタバレ

山奥で顔を潰され、歯を抜かれ、手首から先を切り落とされた死体が発見される。不審者に対する対策が不十分と言う投書が新聞に投稿された直後の事件。失踪宣告を受けた父親が被害者ではないかと小学生が訪ねてきた。同じ頃、ある夫婦の間で起きた刺殺事件。

殺人事件、不審者、過去の事件、被害者の面倒を見ていたNPOなどなど色んな事件や事柄が繋がり真相が明らかになる感じがとても上手い。一晩で一気に読んでしまった。寝不足…。ただ帯に「どんでん返し」ってあると、期待値も上がるし、終盤になると残りのページを見ながら色々考えてしまって純粋に楽しめなくなるのがちょっと残念。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

初読み作家さん。読み応えがあって、ちゃんと伏線がバラついているミステリーなので久しぶりに頭を使う読書でした。キャラクターも個性的。

犯人たちの犯行動機だけはわかっても同情できない。

"子どもを犯罪者の子にしたくない"って実際に殺しちゃってからじゃ、事実隠してても同じだよね?本当に子どもを思うなら、籍を抜いてから、どうぞ出頭してくださいと言うと思う。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

顔が潰され、手首が切られた遺体がある山奥で発見された。
その事件を知った小学生の隼斗は「ぼくのお父さんかもしれない」と警察にやってくる。彼の父親は約10年前に失踪し、失踪宣告を受けていたのだ。そして、また新たな殺人事件が発生し…。

話題になっていた本だったので、手に取った。

作者の櫻田さんは初読みの作家さんで文章に読み慣れていないためか、読み始めはなかなか進まず、いろいろな事件が繋がり始めたら、エンジンがかかり面白く読むことができた。

隼斗くんがめちゃくちゃ健気でいい子だった。羽幌警部に幸あれだね。

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2025年11月17日

Posted by ブクログ

まことさんの本棚から選びました*( ᵕ̤ᴗᵕ̤ )*

帯に、
本物の伏線回収と、どんでん返しをお見せしましょう!
と書いてあり、もう絶対大好きなのでヤツじゃん!


山奥で発見された顔を潰され、歯を抜かれ、両手首を切断された死体。

こう言う感じ、こういうのがいいですよね。
何かあるな!?顔を潰される!?
どんな風に犯人と繋がるんだろ?ってドキドキ♪

少年・隼斗が「十年前に失踪した父かもしれない」と警察に訪れる。

あれ?これってひょっとしたら、死体がAだと思ってたらBだったってヤツかな?と色々考えられるポイントがたくさんでワクワクo(^o^)o

この本に出てくる刑事さんは、刑事というより、探偵っぽかったです∩^ω^∩
調べるというより、推理力の凄い方(^o^)

伏線も、伊坂幸太郎先生程ではないものの、あ、これは!と思うスッキリ感は感じられました(^^)


最初から期待に膨れ上がってしまい、言ってみると過剰に期待しすぎてしまったヤツです^^;

ストーリーは悪くないし、どうなるんだろ?どうなるんだろ?というドキドキは止まらなかったのですが、意外とラストがあっけないのかなぁ?という感じがしてしまいましたので、お星様は四つでm(_ _)m



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今日は、月に一度の有休です♪
大好きなパンやさんに行くために、木曜日を休みにしたのですが、どうしてもエアコンと換気扇のお掃除をプロに頼みたく。。
泣く泣くパンは諦め。
(人気のパン屋さんなので、焼き上がり時間に合わせて来店しないと、ほぼ売り切れなのです。゚(゚´ω`゚)゚。)


土日は大体旅行やらお医者さんの予定で埋まってしまうのですよね( ;∀;)
もっと休みが欲しい。。。


今エアコンをお掃除してくれていますが、さすがプロですねぇ。
黒いお水がエアコンから流れてきます(^◇^;)
こんなに汚れていたの!?ってびっくりしました。

数年に一度はプロにやってもらうのも良いですね♪
今年は大掃除が少し楽できるかも♪(∩ˊᵕˋ∩)・*

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2025年11月13日

Posted by ブクログ

王様のブランチで紹介されていて、『伏線回収』『どんでん返し』と言われたら、そりゃ読みますよ。

山奥で、顔を潰され、歯を抜かれ、手首から先を切り落とされた身元不明の変死体が発見された。翌日、隣市で発生した殺人事件の容疑者の特徴と、変死体の特徴が合致し、身元が判明したことから事件解決に向かうと思われたが…

警察小説として、しっかりとシリアスに描かれていながらも、登場人物がそれぞれ魅力的。主人公・日野と部下の入江との軽妙なやり取りが雰囲気を和ませる。『祥子』の件は笑った。

関係ないと思われていた大小様々なことが複雑に絡み合い、これも伏線だったの?と思わせることまで綺麗に回収され、驚きを超えて気持ちがいい。

印象に残ったフレーズ。
“できるのは事実を調べ、突きつけ、事件に関わった人たちを、そこに向き合わせることだけだった。そうして向き合った先にこそ小さな光があるのだと、言じることだけだった。”

逃げずに向き合うことの大切さ、その先には必ず希望があるはずというエールをもらった気がする。

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2025年11月12日

Posted by ブクログ

「かける」
色々な意味の掛け算かな。面白い。
伏線回収も、引っ掛けも見事にくらいました。
何も考えずに読む方が楽しいかも。

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2025年11月10日

Posted by ブクログ

装丁やタイトルからもっとホラー要素やスペンスタッチの作品かと思っていたが、「顔が叩き潰され人相の判別ができない、両腕とも手首から先が切断されて欠損」した遺体の謎に挑む導入部ではあるが、緻密な伏線が張り巡らされたちょっとハードボイルドでバディモノの要素もある本格ミステリー。
作者がインタビューで「警察小説の形でハードボイルドを気取ってみたかった」と語っているように決してタフガイとは云えない主人公が警察組織の官僚的駆け引きもそこそこに(そこがテーマではない)向き合った先にある光のために事件の真相に迫る物語。
はじめはデスクの整理もできない頼りなく見えた主人公が有能な部下と(バディものとしても面白い)、切れ味鋭い推理力を発揮して、信念を曲げない姿も魅力的だった。
フェアなミスリードでアッと云わされる展開、まさか同期をからかう新聞記事の読み上げや子供の作文まで…

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2025年11月03日

Posted by ブクログ

ネタバレ

帯で「本物の伏線回収とどんでん返しをお見せしましょう」とかってめちゃくちゃ煽ってたけど、伏線回収はいいとしても、この小説のキモはどんでん返しではなく、2人の刑事(日野と羽幌)の、正義とは何かを巡る意見のぶつかり合いや、家族の在り方の話だと思う。

そもそも「どんでん返し」に対する私のイメージは、今まで組み上げてきた話の筋が、あるひとつの事実が明かされることによってひっくり返っちゃうような展開なんだけど、この話はどちらかと言うと、Lサイズの絆創膏をゆっくり剥がしていって想像以上にエグい傷を見せるような展開だと思う。

だからまぁ、帯の煽りがいまいち過ぎてそこはちょっとなーと思ったけど、内容はめちゃくちゃ面白かった。バーのマスターはカッコいいし、入江ちゃんは癒しだった。あと会話多めの文章だったけど、テンポも良くて読みやすかったです。

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2025年11月30日

Posted by ブクログ

ネタバレ

「恋ってそういうものなのよ」か。「そういう」にも色々あるでしょ。相思陥ってるとにには互いにForeverを信じて疑わないんだよ。いずれにせよ子どものためも何も殺人の隠蔽は無茶だ。小説でしか成立しない動機だぞ。取り返しのつかない過ちを犯した親が、我が子の行く末をおもんばかって罪を重ねる。さもありなんと思わせようったってそうはいかない。この愚か者が。悪事を正当化する盾に子どもを使うなんて許されない。懸命に同情を誘おうとする仕立てに対し、無性にイラついちまった。隼人が一層可哀想で、杏子になんか任せられるもんか。

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2025年11月26日

Posted by ブクログ

帯の推薦文が凄過ぎて期待しすぎてしまったかも。
大小さまざまな事件が最後繋がるんだけど幾つも事件あるので登場人物が多くて最初はつまらないと思ってしまうとこもあり。半分過ぎてからはどんどん読み進められます

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2025年11月23日

Posted by ブクログ

ネタバレ

帯の名だたる先生方の評価に気を惹かれて手に取った本作。解決編では、驚きの連続で読む手が止まらないほど面白かった!

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2025年11月21日

Posted by ブクログ

読み終わって思い返せば、あそこから既に伏線だったのか。と太い1本の話になっていて読み応えがありました。
警察ものは普段あまり読まないのでこの話の度合いが図れないですが、個人的にはシリーズで出てきてもいいんじゃないかと思います。
バーのマスターとその後も付き合いがあったりとか笑
どんでん返しが起きた時、私も同時に推理力を働かせて(?)真相にたどり着いた時はスッキリしました!
意外と全体的には王道なトリックでもあるかなぁと感じたので奇抜さを求めすぎると系統が合わないかもしれません。

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2025年11月20日

Posted by ブクログ

ネタバレ

珍しく読むのに時間がかかった…!!!
多分私に向いていないだけで、内容自体はしっかり面白いんだと思う。
なんだろう…文章一字一句に重要な情報が含まれていて、集中力が試されると言うか
前半8割本当になかなか進まず、睡魔に襲われてしまった…。
警察モノというか、行政とか支援制度とかそういう地に足ついたものが苦手なんだろうな…(笑)
あと、登場人物が多い割にそれぞれの描写があまりされていなくて、頭の中の映像がぼやけまくっていた。

主人公家族が一番ほほえましくてよかったな…



最後はいろんなものがきれいに回収されていた。とりあえず最後まで読んでよかったかな。







以下ネタバレ











1個つっこむとしたら、いくら痩せてもどっちの写真も手に入れてたら似てるなってならないか?ってところかな…
いや、まあ盲点だったんだろうけど

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2025年11月16日

Posted by ブクログ

ネタバレ

貌のわからない死体は誰なのか。
過去の失踪事件との関係は?

ミステリは無駄がないので、真相にも気づきやすい。

主人公や周りのキャラが立っていないわけではないのだが、なんだか読みづらかった。
魞沢くんシリーズのほうが好み。

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2025年11月14日

Posted by ブクログ

ちょっと期待が大きかったかなぁという気も若干する。
帯の感じとかちょっと猟奇的でもある死体の発見からの事件の全容を考えると地味というか、なんかコンパクトだなという印象。
そこがリアルで良いのかもだけど。
とはいえ伏線とかうまくて、なるほど!という感じ。
ただ誰が話してるのかちょっと分かりにくかった。

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2025年11月12日

Posted by ブクログ

ネタバレ

顔が無く指も歯もない死体が上がる。
第一発見者が疑われたり、元囚人の元探偵が殺されたり、その第一発見者がUSBをウィスキーの中に隠してたり、同じように元探偵はキープのボトルにUSBを隠してたり。

死体は10年前に失踪したシングルマザーの旦那だと思ったら、むしろ犯人がそうで死体はその旦那の愛人の旦那だって、なりすまして生きてたり。

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2025年11月02日

匿名

購入済み

期待をしすぎた

新しさや驚きは無く、全体的に凡庸で、これがなぜ高評価なのかと。
ハードボイルドによくあるバーのシーンが取ってつけたようで、むずむずしました。
他の部分がスカスカなのに、そこだけハードボイルドごっこをしてもなぁ。
別の海外作品(警察小説)と同時に読んだのですが、表現方法の豊かさ、
心情の掘り下げ、キャラクターの魅力、没入できる世界観において、
この作品はどれも足りない気がしました。

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2025年09月30日

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