小説の検索結果

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  • 夜盗
    3.0
    高級住宅街にある外国人宅で、窃盗事件が発生した。定年を間近に控えた刑事・柏田は、以前手がけた未解決事件との関連を疑う。柏田には、残りの人生をともに過ごしたいと願う女性がいた。かつて孤児院で兄妹のように暮らし、いま養護施設を営むマリアだった。柏田のプロポーズに、マリアは思いがけないことを告げる。時を超えてふたりが結ばれるとき、明かされる哀しい秘密。大人のための恋愛小説。
  • おさかな棺
    3.3
    迷走と妄想の迷探偵・紅門福助の元に奇天烈な依頼が飛び込んできた。依頼人の別れた夫が、セーラー服を着たまま、車に轢かれたというのだ。紅門は調査の過程で、予備校講師・柏葉に話を聞く。しかしその夜、柏葉は首が切断された死体として発見される。容疑者はリストラされた元講師。果たして“首切り”の復讐のため、柏葉の「お頭」を切断したのか?(第一話・春「顔面神経痛のタイ」) タイ、ウナギ、サンマ、アンコウと四季折々の旬の魚を題材に、4本の本格ミステリが味わえ、全編が一本の線につながる仕掛けになっている連作短編集。
  • 兼好凶状秘帖 徒然草殺しの硯
    -
    崩壊寸前の鎌倉幕府と朝廷との対立が続く混乱の時代を、強烈な個性で生きぬく吉田兼好。そして兼好が綴りつづける『徒然草』は、彼の仕える邦良親王への帝王学の書だった――。無常迅速、定めない世を、兼好は尊治(たかはる)、のちの後醍醐帝暗殺というひそかなたくらみの実現をめざして生きた。女に欲望を放ち、智謀を尽くし、殺人技を駆使してみずからの求めるところをめざす。稀代のマキャベリスト兼好の壮年期をとらえ、絢爛と展開する人生ゲームを描いた、野望に満ちたピカレスク・ロマン!
  • 荒廃の夏
    -
    米軍士官の死体処理に従事させられた日本人医師とその家族、港湾労働者、日共党員、朝鮮人グループ等を配して、日本の「戦後」に突き刺さるとげとしての朝鮮戦争を、「戦後」の血の滲み、したたりにおいて描く。前衛的手法を駆使して多面的に展開して、著者の作品の一つの系列の頂点にたつ代表的な秀作である。
  • 源氏物語私見
    4.0
    半生の情熱を傾け「源氏物語」全五十四帖の完訳をなし遂げた著者が、訳業のかたわらに書き留めた源氏への愛とその魅力を収める「源氏物語」体験の全貌。空蝉に作者・紫式部の自画像を読み取り、宇治十帖に独自の評価を述べるなど、著者ならではの着眼で問題を提起し、さらに、人間の生きざまの哀しさ、宿命の不可思議さを綴る。「源氏物語」への理解と興味をいっそう深める随想集。
  • 加田伶太郎全集
    3.0
    福永武彦が加田伶太郎のペンネームで発表した「完全犯罪」「幽霊事件」「温室事件」「失踪事件」「電話事件」「眠りの誘惑」「湖畔事件」「赤い靴」の傑作探偵小説8編に、随筆「素人探偵誕生記」を併せ収めた異色の一巻。文化大学古典文学科の助教授で、自ら安楽椅子探偵を以て任ずる伊丹英典氏は、ワトソン役の研究室助手久木進君を伴い、お得意の分析力・想像力・論理力を駆使して、あわや迷宮入りかと思われた難事件・怪事件を颯爽と解決する。
  • 世界でいちばん熱い島
    -
    街も人も変わりつづける東京から、逃れるように渡ってきた南の島。そこは昔のままの〈楽園〉ではなかった。副大統領の暗殺、秘密警察とゲリラの暗闘、うさん臭い日本人の来島……。一触即発の危機的状況のなか、外部との連絡は断たれた。だが、皮肉にもこのとき、理想の女性とふたりだけの、濃密で純粋な愛の時間が訪れる。南海の小国を舞台に展開するサスペンスフル・ストーリー。
  • 紳士同盟ふたたび(新潮文庫)
    -
    あのコン・ゲーム集団〈紳士同盟〉が帰ってきた! 暴力や殺人で金を奪おうとするのは、もう古い。今の世の中、頭脳こそ、腕力や凶器以上の武器なのだ。被害者に被害にあっていると思わせない機智と品格を備えた犯罪、それがコン・ゲームだ。今度の目標は二億三千万円、東京・NYを股にかけ、大胆かつ緻密なトリックをしかけるが……。スマートでユーモラスなコン・ゲーム小説。
  • 挑戦
    -
    傷ついた戦友自身の依頼により、その戦友の命を断った――消したくても消えることのない、重く暗い記憶。かくて主人公・伊崎は、戦争によって生の流れを中断されてしまった自分の存在に、それでも意味を見つけようと模索する。やがて国際資本の厳しい経済封鎖であえぐ“石油問題”の打開に己れの活路をも見出した彼は、狂気の沙汰と言うべきイラン原油買付けに命を賭けて挑む……。
  • 夢判断
    4.0
    人間は夢の中で将来起きることを予見できるだろうか? 赤い色の夢を見ると、その夢が必ず実現されるという青年の話「夢判断」。毎週届く奇怪な殺人依頼の手紙と毒入りコーラ事件との不気味な結びつきを暗示する「あの人をころして」。プロの結婚詐欺師にコロリと欺かれたかに見えた自称ハイミスの意外な正体とその復讐「蜜の匂い」。現代人の深層心理を揺さぶる恐怖と笑いの14編。
  • 孤独の果てで犬が教えてくれた大切なこと
    値引きあり
    3.8
    1巻660円 (税込)
    本書はいきなり10万部を突破した瀧森古都のデビュー作 『悲しみの底で猫が教えてくれた大切なこと』の続編であり、 犬にまつわる感動体験を通じて、登場人物が「生きるとは?」「家族とは?」など 人生を深く哲学し、成長していく涙なしには読めない感動小説。
  • 審判の日
    3.0
    神の再臨はキリスト教のもっとも聖なる約束。いまこそ再臨が実現しなければ信仰は失われてしまう。科学は今や創世から終末まで、神なしのストーリーを作りつつあるのに、宗教が何もしないではすまない――。キリスト研究者の間で囁かれてきた「背徳の説」をクローン技術で蘇らせ、「復活」と「新たな神の死」をスリリングに描き、全人類的スケールで宗教と科学を鮮やかに融合させる先駆的長篇小説。1997年5月20日、終末の日、2000年前の“聖なる約束”は果たされるのか。宗教と科学を鮮やかに融合させた衝撃的近未来小説。全人類的スケールと意表をつく着想、興奮を誘う超一級のエンターテインメント!
  • チェーンレター
    3.3
    「これは棒の手紙です。この手紙をあなたのところで止めると必ず棒が訪れます。二日以内に同じ文面の手紙を……」。水原千絵は妹から奇妙な「不幸の手紙」を受け取った。それが恐怖の始まりだった。千絵は同じ文面の手紙を妹と別の四人に送ったが、手紙を止めた者が棒で撲殺されてしまう。そしてまた彼女のもとに同じ文面の手紙が届く。過去の「不幸」が形を変えて増殖し、繰り返し恐怖を運んでくる。戦慄の連鎖は果たして止められるのか?
  • 総長への道 前篇
    5.0
    1~2巻682~726円 (税込)
    激動の昭和初期。急速に発達する資本主義の波にのまれ、やくざは一介の暴力団と化しつつあった。そのなかにあって前田一家の代貸・不動は、昔ながらの仁義を貫き通す男のなかの男として名をあげていた。「あんな男になりてえなあ…」。不動にあこがれる造酒屋の若旦那・信次郎は、ひとりの博徒を殺し、極道の世界に足を踏み入れるが…。「男とは何か」を問う、任侠小説の白眉!
  • 梨の花
    -
    「歌のわかれ」「むらぎも」と並ぶ著者の主な自伝小説のひとつ。孤独で、はにかみやで、非社交的な少年・良平を主人公に小学1年から中学1年までの若き日の自己をふりかえる。福井の農村に過ごす少年の感受性、少年の行動を大人の思考を意識的に抑えてつづる。それでいて鮮度を失わない日本文学の特異作。
  • 廃市・飛ぶ男
    3.8
    誇り高い姉と、快活な妹。いま、この二人の女性の前に横たわっているのは、一人の青年の棺。美しい姉妹に愛されていながら、彼はなぜ死なねばならなかったのか……? 夏雲砕ける水郷に茜の蜻蛉の舞い立つとき、ひとの心をよぎる孤独と悔恨の影を、清冽な抒情に写した秀作「廃市」。ほかに「飛ぶ男」「樹」「風花」「退屈な少年」「影の部分」「未来都市」「夜の寂しい顔」の7編を併録。
  • パニック・裸の王様
    4.0
    1巻693円 (税込)
    とつじょ大繁殖して野に街にあふれでたネズミの大群がまき起す大恐慌を描く「パニック」。打算と偽善と虚栄に満ちた社会でほとんど圧殺されかかっている幼い生命の救出を描く芥川賞受賞作「裸の王様」。ほかに「巨人と玩具」「流亡記」。工業社会において人間の自律性をすべて咬み砕きつつ進む巨大なメカニズムが内蔵する物理的エネルギーのものすごさを、恐れと驚嘆と感動とで語る。
  • いしゃ先生
    4.1
    「頼む、三年間だけお前の人生を私にくれ」――昭和10年、村長である父に懇願され、24歳で故郷の無医村の医師となった志田周子。しかし女性や近代医療に対する偏見は根強く、村人からは拒絶されてしまう。雪深き冬、襲いくる戦火、そして東京にいる想い人との恋――過酷な運命にも負けず、僻地医療の先駆けとなった実在の女医を描いた、涙と感動の長編小説。映画「いしゃ先生」の原作本。

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  • 海市
    4.3
    妻のある画家・渋太吉は、旅先の伊豆南端の海村で蜃気楼のように現われた若い女性を愛しはじめる。渋はかつて一緒に死ぬ約束をした女性を裏切り、現在の妻とは離婚寸前の状況にある。やがて伊豆で逢った女性は親友の妻・安見子であることが判明するが、渋の安見子への思慕はやみがたく肉体関係を続ける。恋愛のいくつかの相を捉えて、頽廃と絶望の時代における愛の運命を追求する。
  • 風土
    3.0
    関東大震災と第二次大戦の勃発という二つの運命的な9月1日にはさまれた16年間を背景に、画家の桂と、彼が片時も忘れ得なかった昔の恋人・三枝夫人とのゆき違った愛の行方を追う。日本という特殊な風土に育った芸術家の愛と生の悲劇を主題に、世界史の動乱のさ中で芸術家が味わねばならなかった苦悩を描き、人生の深淵にせまる野心作。10年を費やし、著者の文学的出発をなす長編。
  • 紳士同盟(新潮文庫)
    5.0
    いんちき臭くなければ生きていけない! 思わぬ運命の転変にめぐりあい、莫大な金を必要としたとき、四人はそう悟った。目標は二億円――素人の彼らは老詐欺師のコーチを受け、知恵を傾け、トリックを仕掛け、あの手この手で金をせしめる……。奇妙な男女四人組が、人間の欲望や心理の隙、意識の空白につけこむスマートで爽快、ユーモラスな本格的コン・ゲーム小説。
  • 僕らのごはんは明日で待ってる
    4.1
    兄の死以来、人が死ぬ小説ばかりを読んで過ごす亮太。けれど高校最後の体育祭をきっかけに付き合い始めた天真爛漫な小春と過ごすうち、亮太の時間が動きはじめる。やがて家族となった二人。毎日一緒に美味しいごはんを食べ、幸せな未来を思い描いた矢先、小春の身に異変が。「神様は乗り越えられる試練しか与えない」亮太は小春を励ますが……。
  • トム・ソーヤーの冒険
    4.1
    ポリー伯母さんに塀塗りを言いつけられたわんぱく小僧のトム・ソーヤー。転んでもタダでは起きぬ彼のこと、いかにも意味ありげに塀を塗ってみせれば皆がぼくにもやらせてとやってきて、林檎も凧もせしめてしまう。ある夜親友のハックと墓場に忍び込んだら……殺人事件を目撃! さて彼らは──。時に社会に皮肉な視線を投げかけつつ、少年時代をいきいきと描く名作を名翻訳家が新訳。
  • 死の島(上)
    4.3
    1~2巻770円 (税込)
    冬の朝、薄気味の悪い夢からさめた相馬鼎は創作ノートを繰りながら机の上に掛けられた絵を眺める。彼は300日前に展覧会場でみたその「島」という作品にひきつけられ、作者の萌木素子を尋ねる。暗い蔭をたたえた被爆者の彼女は、あどけなく美しい年上の相見綾子と二人で住んでいる。相馬が勤務先の出版社について間もなく、広島の病院から二人が心中したという報せをうける……。
  • 亀裂
    5.0
    “現代”の象徴ともみられる、重く混沌とした“亀裂の世界”にその身を横たえようとしながら、にもかかわらず、決して“亀裂それ自体”にはなりえない青年作家・都築明を中心に、“亀裂の世界”に棲む人々――若い拳闘家・神島、女優・泉井涼子、少年テロリスト、右翼ボス・高倉、殺し屋・浅井といった面々の愛欲、権勢欲、物欲、殺人などを描き出して、挑戦にみちた問題作。
  • ムーン・ドラゴンの謀略 ロビン・モナーク 上
    -
    アメリカ・中国・インドで脅威の同時多発テロ発生か!?謎の組織に誘拐された閣僚を救い出し、テロを未然に食い止めろ! この究極ミッションを遂行できるのは、この男ただ一人! 米大統領が頼ったのは、元CIAの大泥棒ロビン・モナーク―― ロビン・モナーク――元CIA工作員、現在の職業……泥棒。彼に大統領直々の「強奪依頼」が下される。それは拉致された“大国の要人”救出作戦だった。 モナークは生き抜くための18のルールを駆使して、かつての仲間たちと究極のミッションに挑む! 〈あらすじ〉南シナ海を航海中のタンカー〈ニアメ号〉が何者かに襲われ、極秘会談中だったアメリカ合衆国国務長官アグネス・ロートンと中国・インドの外相二人が拉致される。事件の首謀者ラメランは〈予言者の息子〉と名乗り、外相らの身代金と政治犯の釈放を要求。期限まであと5日――大統領ロバート・サンドは周囲の反対を押し切り、元CIAきってのエージェント、ロビン・モナークをロートン救出の任務に抜擢する。モナークはバーネットらチームを召集する一方、中国・インドの工作員、ソン・ローアとバッシュと行動を共にすることになる。同じ頃、香港の犯罪組織〈シン・トゥン〉のボス、ムーン・ドラゴンは密かにモナークの動きを封じようとしていた……。フィリピン、ヴェトナム、タイ、マレーシア、香港、インドネアシア――アジアを股にかけ、モナークの活躍が始まる! ◎ロビン・モナークとは何者? ロビン・モナーク――幼くして孤児になり、ブエノスアイレス最悪のスラムで生き抜くために、盗みの達人となった。 ある争いで瀕死の重傷を負ってから生き方を変え、やがてCIAでもトップクラスの工作員に成長、不法侵入が伴う作戦には欠かせない存在となる。だが、自らがリーダーを務めるチームと共に、ある作戦を遂行しているさなか、突然職務を放棄して、同僚への説明もないまま雲隠れしてしまう。かつては兵士であり工作員でもあったモナークは、再び泥棒稼業に舞い戻り、大金持ちを標的に盗みを働いていた……。 〈泥棒の掟〉であり、「生き抜くための18のルール」を駆使して――
  • 去りゆく者への祈り
    3.6
    北関東で細々と探偵業を営む元刑事・古城辰郎。彼は消息を絶った熊坂茂を捜すため、新宿へと向かった。古城はやがて茂が中国マフィアに拉致されたことを知り、茂を軟禁した組織の若きボス・李秀龍(リー・シウロン)と会う。李は古城に組織に潜入している警察のS(スパイ)を捜し出すことを条件に、茂を解放すると持ちかけるが……。古城はSの正体を暴けるか?中国闇組織の驚愕の実態と警察組織の暗闘を活写した、迫真のシリーズ第2弾。
  • 亡国前夜
    3.0
    世界同時不況下の日本で、若者による通り魔事件が頻発しだした。フリーターの金子将太は魔手から若い女性を救うが、二人は名乗ることもできず別れる。犯行は財界人テロへと激化。背後には絶望した若者を糾合する新興宗教政党の動きがあった。将太が救った中国人女性が、また食いつめ来日した米中の男たちが帯びる任務とは? 国家存亡の事態が迫りくる! 憂国のクライシス・ノベル。
  • ファウスト(一)
    4.1
    1~2巻781~990円 (税込)
    世界の根源を究めようとする超人的欲求をいだいて、ファウストは町へ出る。理想と現実との乖離に悩む彼の前に、悪魔メフィストーフェレスが出現、この世で面白い目をみせるかわりに、死んだら魂を貰いたい、と申出る。強い意志と努力を信じる彼は契約を結び、若返りの秘薬を飲まされて、少女グレートヒェンに恋をするが――前後六十年の歳月をかけて完成された大作の第一部。
  • 部長漂流
    3.0
    バブル崩壊後、大型プロジェクトが打ち切られ、出世コースからも外れた不動産会社部長の森田は、早期退職制度に応募して再起に賭けていた。独立して、30年間やってきたこの不動産業界で、もう一旗揚げるのだ! ところが退職の夜、妻子が失踪し、起業資金も消えた。自分の身に、いったい何が起こったのか? サラリーマンにとって、家族とは、仕事とは何なのか。家族の絆を問い直し、自分を見つめ直してゆく、再生の物語。
  • 赤と黒(上)
    4.0
    1~2巻825~1,155円 (税込)
    製材小屋のせがれとして生れ、父や兄から絶えず虐待され、暗い日々を送るジュリヤン・ソレル。彼は華奢な体つきとデリケートな美貌の持主だが、不屈の強靱な意志を内に秘め、町を支配するブルジョアに対する激しい憎悪の念に燃えていた。僧侶になって出世しようという野心を抱いていたジュリヤンは、たまたま町長レーナル家の家庭教師になり、純真な夫人を誘惑してしまう……。
  • 天涯の蒼
    3.2
    北関東の地方都市で起きた風俗嬢殺し。事件担当の県警捜査一課警部補・古城辰郎は、無実の男を自殺に追い込み、警察から放逐された。家族とは別居、細々と探偵稼業を始めて2ヵ月、彼の許に真犯人は地元暴力団という話が舞い込む。独自の調査を始めた古城は、自分が上層部に嵌められたのではという疑念を抱く…。県警と暴力団の驚愕の癒着の実態とは。そして風俗嬢殺しの真相とは。元刑事の寄辺なき闘いを描破した探偵小説。
  • 川柳解体新書
    -
    1巻880円 (税込)
    川柳は「川柳のこころ」によって表現された17音の定型詩。 その川柳の作品の生成に至る16の“まなざし”を通して腑分けし、川柳とは何かを浮き彫りにすることで作句能力の向上をはかる、まったく新しいタイプの川柳書。 川柳の上級者、中級者はもちろん、川柳のイロハを知る方であれば川柳の入門書としても読め、あなたの作句と鑑賞力を根底からジャンプアップさせる好著。
  • 川柳句集 余白
    -
    1巻880円 (税込)
    奥深い川柳を作る作家として、大阪を中心に活動する著者の秀句集。 同書は川柳総合雑誌「川柳マガジン」の入選句を中心に収録。 起・承・転に分けた3章は、著者の歩んできた歴史を、そして最後の結の章は、希望の「余白」に繋がっていく。 《さあ春だいろんな切符買ってみる》 《満面の笑みは語らぬ疵だらけ》 《真っ白を見るとイタズラしたくなる》 《即答を迫るとするり青い鳥》 《左でも右でも軍手しなやかに》 《笑ったら負けだと関節を外す》
  • 川柳句集 目覚まし時計
    -
    1巻880円 (税込)
    赤裸々な「私」をさらけだす、十七音の魂の記録。 豊橋番傘川柳会会長として活躍する著者が、激動の人生を乗り越えて、たどり着いた境地を詠む。なにげない日常を一本のエッセイに変える川柳の力を実感できる、四千余句から厳選した待望の第二句集。 《家に居るはずの夫と駅で会う》 《ぺこぺこの鍋が未だに捨てられぬ》 《砂山のトンネルで手をつないだ日》 《次の世も女で君に貢がせる》 《夫とは違う願いを流れ星》 《恋人が出来たと母からのメール》 《ネクタイはどう結ぶのと聞く娘》 《財布よく忘れる友だなと気付く》 《拗ねてる間に苺大福消えていた》 《背中見たままじゃ追われぬサバイバル》
  • 新装版 マジックミラー
    3.6
    琵琶湖に近い余呉(よご)湖畔で女性の死体が発見された。殺害時刻に彼女の夫は博多、双子の弟は酒田にいてアリバイは完璧。しかし兄弟を疑う被害者の妹は推理作家の空知とともに探偵に調査を依頼する。そして謎めく第二の殺人が……。犯人が作り出した驚愕のトリックとは?有栖川作品の原点ともいえる傑作長編。
  • 卑弥呼
    4.2
    ガラス張りの午後の喫茶店でも爽やかに口にしたくなる、大らかで明るい呼び名を女性のアソコに。そんなキャンペーンを企画したのは、低迷気味月刊男性誌の編集部員ユウコ、猫みたいにいい女。BFのカオルがまた、申し分なくいい男。でもこの二人には、一つだけ難点がある。どうしても出来ないのだ、アレが……。おかしくて切なく、卑猥にして気高きビルドゥングス・ラヴ・コメディ。
  • 新しい天体
    1.0
    1巻990円 (税込)
    予算の残りを食いつぶすために生れた《景気調査官》。彼の役目は文字通り各地の食物を試食し、景気に関する“実感的レポート”を作製することにある。銀座のたこ焼きをふり出しに、知床半島から鹿児島まで、あり余る“取材費”にものを言わせて、主人公はただひたすら食いまくる……。官僚主義への痛烈な諷刺を軸に、一瞬にして消え去る美味の本質を見事に捉えた異色の食味小説。
  • 化石の森
    -
    現代という“化石の森”をさすらう主人公は、予期せざる危機に追い込まれる。ショッキングな結末が、そこにこめられている寓意の恐ろしさが、いっそう深い衝撃性をもって読者の胸に伝わってくる。劇薬《メディアチオン》による完全殺人、母親に対する嫌悪、荒廃した性愛、関わりのない他人への自己破滅的な献身。救い難い矛盾に引き裂かれた医学生・緋本治夫の戦慄の行動を通して、現代人の内部に暗く鬱積した怒りを白日のもとにさらし、他者とは何か、人間の存在とは何かを追求した、渾身の書下ろし長編。芸術選奨文部大臣賞。
  • ウォーレスの人魚
    4.4
    1巻1,012円 (税込)
    ダーウィンと同じく〈進化論〉を唱えたイギリスの博物学者ウォーレスは、『香港人魚録』という奇書を残して1913年この世を去る。2012年、セントマリア島を訪ねた雑誌記者のビリーは、海難事故で人魚に遭遇する。マリア一号と名付けられたその人魚は、ジェシーという娘に発情してしまう。2015年、沖縄の海で遭難した大学生が、海底にいたにも拘わらず、3ヵ月後無事生還する。人間はかつて海に住んでいたとする壮大な説を追って、様々な人間達の欲求が渦巻く。進化論を駆使し、今まで読んだことのない人魚伝説を圧倒的なストーリー・テリングで描く渾身作。
  • リツ子 その愛・その死
    5.0
    1巻1,045円 (税込)
    敗戦のあとさき、惑乱と混濁と窮乏の時代状況下、最愛の妻リツ子が結核に倒れた。あどけない息子を抱え、看護、食料調達、借銭、医者探しに奔走する夫。救いを求める魂の叫びも病魔には届かず、リツ子はしだいに衰弱の度を深めてゆく……。全てをむしりとられ、全てをなげうって懸命に生の再建を目指す夫婦の姿を通し、裸形の魂の美しくも凄絶な昇天を捉えた昭和文学の記念碑的長編。
  • いちろ少年忌譚
    3.0
    八十上学園の高校生・佐々木いちろは放課後にコックリさんをしていたが、気づけば学校に閉じ込められてしまう。ブリッジ女、人体標本、異次元の鏡……学園に伝わる七不思議が、いちろに襲いかかる! ニコニコ動画で話題の、恐怖の大人気フリーゲームを小説化。
  • 二都物語
    4.3
    フランスの暴政を嫌って渡英した亡命貴族のチャールズ・ダーネイ、人生に絶望した放蕩無頼の弁護士シドニー・カートン。二人の青年はともに、無実の罪で長年バスティーユに投獄されていたマネット医師の娘ルーシーに思いを寄せる。折りしも、パリでは革命の炎が燃え上がろうとしていた。時代の荒波に翻弄される三人の運命やいかに? 壮大な歴史ロマン、永遠の名作を新訳で贈る。
  • 食卓のない家
    4.0
    1巻1,386円 (税込)
    鬼童子信之は、過激派の同志虐殺と〈八ケ岳山荘事件〉に連座して獄中にいる長男・乙彦に面会することも、進んで弁護士をつけることもしない。信之は、息子には息子の、自分には自分の生き方があるという信念を貫き、職を辞すこともなく、マスコミの取材も拒否した。そのため、彼と家族への世間の指弾は一層厳しさを増す。連合赤軍事件を潜在的テーマに、家族とは何かを問う長編。
  • 鬱屈精神科医、占いにすがる
    3.9
    1巻1,408円 (税込)
    心の医者にとって救済とは? 「わたし」を救ったという「透明な裁縫箱」が数十年をかけて結晶化し、本という姿になって今ここに現れた。 私小説にして哲学書、文学にいざなう力に満ちた、豊かな本だ。 小池昌代(詩人・作家) 精神科医は還暦を迎えて危機を迎えていた。無力感と苛立ちとよるべなさに打ちひしがれる。しかし、同業にかかるわけにもいかない。それならいっそ街の占い師にかかってみようと思い立つ。はたして占いは役に立つのか。幾人もの占い師にあたっていって、やがて見えてきたもの……。人間が“救済”されるとはいったいどういうことなのか。私小説的に綴られる精神科医の痛切なる心の叫び。
  • 司馬遼太郎短篇全集 第一巻
    3.7
    1~12巻1,833~2,444円 (税込)
    司馬文学に新しい光をあてる豊かな短篇小説の世界。全十二巻 司馬文学の大長篇という大山脈を眺めわたす豊かな短篇という峠の数々を発表順に編纂。第一巻は未刊行十八篇を含む二十一篇を収録
  • 夢の砦
    -
    1巻1,870円 (税込)
    辰夫が編集する「パズラー」は成功をおさめ、編集室には同世代の才能ある人達が集まってくるようになった。そのうえ、目の上のコブだった“ゴム仮面”は会社を首になり、新しい雑誌の企画も持ち上がって、まさに順風満帆の辰夫だったが……。1960年代前半、オリンピック直前の東京を舞台に、あふれる野心とエネルギーを抱えた青年の姿を描いて、時代の空気を鮮かにとらえた長編。
  • お近くの奇譚 ~カタリベと、現代民話と謎解き茶話会~
    3.5
    「──ねえ、こんな話を知ってる?」 この町では、古風な黒電話がそこかしこに置かれている。そんな黒電話の向こうには、『カタリベ』と呼ばれる黒いフードを被った謎の人物がいた。 噂話の怪異。 それが『本当のこと』になるこの町で、『カタリベ』の黒い糸に導かれた少年と少女は、今日も奇妙な謎解きに挑む。 それは、『噂の語り替え』のために開かれる、すこし不思議なお茶会。 郷土を愛する皆様、この噂話を紐解くときは、お茶請けに甘いものをお忘れなく。
  • 辻征夫詩集
    3.7
    やさしくて、茫洋として、卑下もせず、自慢もしない――。実際に生きているリアリティーを話し言葉を巧みに使って書かれた素直なことばが、混沌とした重層的な時空間をうみ出す、現代抒情詩の第一人者辻征夫(1939-2000)のエッセンス。全作品から70篇を精選し、自筆年譜を収録した。(対談・解説=谷川俊太郎)

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  • 村上春樹は、むずかしい
    4.2
    はたして村上文学は、大衆的な人気に支えられる文学にとどまるものなのか。文学的達成があるとすれば、その真価とはなにか――。「わかりにくい」村上春樹、「むずかしい」村上春樹、誰にも理解されていない村上春樹の文学像について、全作品を詳細に読み解いてきた著者ならではの視座から、その核心を提示する。

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  • 17音の青春 2016 五七五で綴る高校生のメッセージ
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    第18回全国高校生俳句大賞結果発表! 宇多喜代子、大串章、金子兜太、長谷川櫂、復本一郎、黛まどから俳壇を牽引する俳人が、熱い議論を闘わせた選考座談会を完全収録。鋭い感性の力作が350句! *本書にある募集要項は、2016年9月5日(必着)締め切りです。あらかじめご了承ください。
  • 九月の恋と出会うまで
    3.8
    「男はみんな奇跡を起こしたいと思ってる。好きになった女の人のために」―‐ある日北村志織は、自室の壁の穴から“一年後の今日”を生きているという人物の声を聞いた。「平野です」その人物は、同じマンションに住む男性だという。半信半疑ながら、平野に言われた通りに行動する志織。平野にはある目的があった――「書店員が選んだもう一度読みたい恋愛文庫第1位」に輝いた、時空を超えた奇跡のラブストーリー。
  • 洋食屋じゃぽんの料理帖 ソップからはじまるフル・コウス
    3.0
    料理屋「津ざき」の見習い・柚子は、形見の店を取り戻すべく、そして亡き兄のような料理人になるべく日々奮闘中。しかし流行の西洋料理を作るよう言いつけられて……。洋食嫌いの柚子が考えた美味しい料理とは!?
  • グランドフィナーレ
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    ヨーロッパ映画祭4冠!  話題映画をアカデミー賞監督が自ら小説化! カンヌ映画祭で話題となり、ヨーロッパ映画祭4冠を達成した、パオロ・ソレンティーノ監督/マイケル・ケイン主演映画を監督自身が小説化! 映画は新宿・バルト9他にて2016年4月16日公開。
  • 悪魔の手は白い 上
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    最初は虫の知らせだった。あらゆるものが奇妙に見え、胸騒ぎを引き起こす……やがてトーキル牧師は、妻の行方が分からないことに気づいた。ほどなく、妻カーアンの死体が近くの川から発見される。その体を、三発の銃弾が貫いていた。だが、トーキルも、事件を担当する女性刑事のティーアも、まったく見当がつかなかった。カーアンは他人と付きあわず、ほとんど出歩くことも無かったはずなのに、なぜ? デンマークのコンビ作家が世界に向けて放つサイコ・スリラーの新風
  • キャッチ=22〔新版〕 上
    4.4
    第二次世界大戦末期。中部イタリアのピアノーサ島にあるアメリカ空軍基地に所属するヨッサリアン大尉の願いはただ一つ、生き延びることだ。仮病を使って入院したり、狂気を装って戦闘任務の遂行不能を訴えたり、なんとかして出撃を免れようとする。しかしそのたびに巧妙な仕組みをもつ恐るべき軍規、キャッチ=22に阻まれるのだった。強烈なブラック・ユーモアで、戦争の狂気や現代社会の不条理を鋭く風刺する傑作小説。
  • 夏に凍える舟
    3.9
    エーランド島に美しい夏がやってきた。島でリゾートを経営する富裕なクロス一族の末っ子ヨーナスは、海辺で過ごす二年ぶりの夏に心躍らせていた。しかしある夜、ボートでひとり海にこぎだした彼の目の前に、幽霊船が現われる。やっとのことで陸に戻ったヨーナスは、元船長イェルロフのボートハウスの扉をたたく。少年から話を聞いたイェルロフは、不吉な予感を覚える……。一方その少し前に、復讐を誓うある男が島に帰りついていた。記憶と思いを丹念に描き上げた、エーランド島四部作をしめくくる傑作ミステリ!
  • いまどうしてる? 恋してます。
    4.2
    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 深町なか×ぺんたぶ。140文字(Twitter)の恋コトバと画。近づけそうで近づけない、ふたりの距離、縮めます。by 深町&ぺんたぶ  48万フォロワーの人気イラストレーター深町なかとTwitter上で恋愛ツイートが話題のネット作家ぺんたぶ(代表作/「腐女子彼女。」)のコラボレーション! イラスト総点数40点。
  • ウィンター家の少女
    3.8
    ウィンター邸で男が殺された。男は保釈中の殺人犯で、裁縫用の鋏で胸を刺されていた。屋敷にいたのは70歳の老婦人と、小柄な聖書マニアの姪だけ。どちらかが侵入者を正当防衛で殺したのか? だが老婦人ネッダは58年前、この屋敷で9人の人間が殺された“ウィンター邸の大虐殺”以来行方不明になっていた女性だった。ネッダは当時12歳。果たして彼女が事件の犯人だったのか? 今までいったいどこにいたのか? 今回の事件との関わりは? 謎が謎を呼ぶ迷宮のような事件に、完璧な美貌の天才ハッカー、ニューヨーク市警のマロリーが挑む。/解説=若林踏
  • モッキンバードの娘たち
    3.5
    わたしが母親になるまでの旅は、母を埋葬した日にはじまった――。本物の魔術を使うことができ、自由奔放に生きた母。わたしはそんな彼女に反発し、大学を出て三十歳になる今まで、まったく違う堅実な人生を歩んできた。だが母が亡くなったとき、奇妙な力を持つ六人の〈乗り手〉が降りてくる彼女の能力を、むりやり受け継がされてしまう。素質のあった妹ではなく、能力など望まない自分になぜ? わたしは母が〈乗り手〉たちをしまっていた、シフォローブの扉を開ける……。母娘、姉妹、家族の絆を深く伝える、世界幻想文学大賞候補作。
  • 男の貌 夢枕獏短編アンソロジー
    値引きあり
    -
    1巻110円 (税込)
    プロレス、鮎釣り、そして棋士。それらの王道を歩めなかった男たちはどのような顔をして道を歩くのか。 さまざまな感情を押し隠した男たちの横顔を描く短編小説アンソロジー。 【目次】 真剣勝負・シュート(『仕事師たちの哀歌』より) 暗烏(『鮎師』より) 拳屋・ナックルビジネス(『仕事師たちの哀歌』より) 銀狼(『風果つる街』より) 夕映(『鮎師』より) 私怨(『餓狼伝I』第二章より) 浮熊(『風果つる街』より) 解説 大倉貴之 初出データ 【著者プロフィール】 1951年、神奈川県小田原市生まれ。77年に作家デビュー後、“キマイラ・吼”“魔獣狩り”“闇狩り師”“陰陽師”シリーズ等人気作品を発表し、今日に至る。 89年『上弦の月を喰べる獅子』で、第10回日本SF大賞を、98年『神々の山嶺』で第11回柴田錬三郎賞を受賞。日本SF作家クラブ会員
  • レ・ミゼラブル
    値引きあり
    -
    若い時分にやむをえぬ事情で盗みを働いたジャン・ヴァルジャンは牢獄で長年の刑期を務める。 40歳を過ぎて出所した彼は、とある司教との出会いを境に心を改め、まったく新しい人生を歩み始める。 薄幸の美女ファンテーヌを救えなかった彼は、ファンテーヌの娘コゼットと出会い――。 フランス近代文学の最高傑作と名高いヴィクトル・ユゴーの長編小説を美しいイラストで電子書籍化。 ●表紙イラストについて● 2015年 夏の代々木アニメーション学院 学内イラストコンクール 携帯小説表紙イラスト部門で 最優秀賞を受賞した応募作品を、ゴマブックスがタイアップし表紙に採用しました。 【著者プロフィール】 ヴィクトル・ユーゴー 1802年 フランス東部のブザンソン生まれ。ロマン派の詩人・作家として成功し、政治家としても活躍。 1885年パリにて死去。
  • 蜘蛛の糸
    値引きあり
    4.0
    1巻110円 (税込)
    悪行の限りを尽くしたカンダタは死後、地獄に堕とされる。 しかし生前のたった1つの善行をみとめたお釈迦様は、極楽から地獄に向けて蜘蛛の糸をたらす。 その糸を登ればカンダタは地獄を抜け、極楽浄土に辿りつくことができるのだが――。 芥川龍之介の有名な短編小説を美しいイラストで電子書籍化。 ●表紙イラストについて● 2015年 夏の代々木アニメーション学院 学内イラストコンクール 携帯小説表紙イラスト部門で 最優秀賞を受賞した応募作品を、ゴマブックスがタイアップし表紙に採用しました。 【著者プロフィール】 芥川 龍之介(あくたがわ りゅうのすけ) 1892年 東京都生まれ。東京帝国大学在学中に、菊池寛・久米正雄らと同人誌『新思潮』を刊行。その後、海軍機関学校の教職を経て大阪毎日新聞社に入社。多くの短編小説を発表する。 1927年 自殺にて死去。
  • 注文の多い料理店
    値引きあり
    -
    1巻110円 (税込)
    森に迷い込んだ青年たちがようやく見つけた「西洋料理店 山猫軒」。 そこでは客に対して次々と不可解な注文がつきつけられる。 従順に従う青年たちだったが、ついに――。 宮沢 賢治の有名な短編小説を美しいイラストで電子書籍化。 ●表紙イラストについて● 2015年 夏の代々木アニメーション学院 学内イラストコンクール 携帯小説表紙イラスト部門で 最優秀賞を受賞した応募作品を、ゴマブックスがタイアップし表紙に採用しました。 【著者プロフィール】 宮沢 賢治(みやざわ けんじ) 1896年 岩手県生まれ。盛岡高等農林学校(現・岩手大学農学部)に首席で進学し、稗貫農学校(のちに花巻農学校、現・花巻農業高等学校)教師や砕石工場技師などを経験。自然と郷土を愛する精神をうかがわせる詩的かつ叙情性の高い作品を多数、執筆。 1933年 肺炎により死去。
  • 戦飯
    値引きあり
    3.0
    うま~い飯が、史実を変える? 期待の隠し玉新人が贈る戦国×飯×エンタメ登場! ――超高身長・2メートル近い恵体を誇る管理栄養士・緒方直哉は悩んでいた。妹の結婚式を彩るウェディングケーキを兄自ら考案することになったのは良いものの、ちっとも納得のいくアイディアが浮かばない――巨体に似合わぬちまちまとした作業にせっせと熱を注いでいるうちに自宅のキッチンで転倒。気が付けばそこは……戦国時代の伊達藩だった!? 宴の最中に突然天井から降ってきた直哉の巨体は伊達政宗公に直撃。当然ながら刺客の類と疑われ、命を取られるギリギリの状態に追い込まれた直哉は、思わずはったりをかましてみる……「俺の料理で、伊達藩を強くしてみます!!」 自身の天下取りを信じてやまない独眼竜・伊達政宗をはじめ、冷静沈着・知将の片倉小十郎、超絶無口ですぐ切りかかる伊達成実、ぶっきらぼうでオカネ大好き・くの一の霞とともに疾風怒涛の飯三昧!! 「俺、結婚式、でれんの……?」
  • 十津川警部 トリアージ 生死を分けた石見銀山
    値引きあり
    2.5
    「十津川警部に告ぐ。十億円を支払え。さもなければ、石見銀山は爆破され、世界遺産の一つが消える」。犯人からの声明に当惑する十津川。しかし、かつて事件現場で十津川が下した治療順位判断(トリアージ)が原因で、足を切断した被害者が、石見銀山の傍に住んでいることが判明。因縁を感じる十津川。名警部の捜査が始まる!
  • 刑事魂
    値引きあり
    4.0
    南平班の菅原警部補が雑木林で惨殺された。胸に刻まれた十字形は挑発かそれとも見せしめか。上司にも同僚にも知らせず、菅原は1人、なにを追っていたのか。仲間の無念を晴らすべく、捜査1課の猛者たちが総力戦を挑む。たった1枚の地図を手がかりに犯人を追い詰めてゆく南部平蔵班の刑事魂が光る!!
  • 短篇小説集・皆殺しの刑
    -
    1巻330円 (税込)
    人間のダークな陰の部分や、異様で異常な非現実を、エロティックシーンと恐怖と不気味さを織り交ぜながら、親子・恋愛・友情などの感情をからめたエロティックモダンホラー短篇小説集 五篇集録。 一・【皆殺しの刑】 二・【隠れ家の宝物】 三・【最悪の恋人】 四・【沈む赤いスカート】 五・【監禁中毒】
  • 欲情
    値引きあり
    -
    「自由な性にこそ男女の平等がある」と考える信夫は、妻の真奈美、女友達の早紀と、情熱とセックスを共有する喜びを夢想していた。だが、旅先のポルトガルで真奈美は漁師と運命的に惹かれ合い、夫の元を去る。性に貪欲に生き始めた真奈美と、残された信夫と早紀。人生と快楽に翻弄される男女を描く恋愛小説。
  • おれ、力士になる
    値引きあり
    3.0
    父さんは早くに亡くなった。女手ひとつで自分と弟を育ててくれている母さんに、早く楽をさせてあげたい――。そんな想いを抱く少年が、裸一貫で勝負する道を選ぶ。数百年前から脈々と続く角界のしきたり、師匠や兄弟子たちの温かな人情。純粋無垢な少年の眼を通して相撲の世界を爽やかに描いた青春小説。
  • ユーラシアの双子 上
    値引きあり
    4.0
    1~2巻371円 (税込)
    50歳で会社を早期退職し、シベリア鉄道に乗りユーラシア大陸を横断する旅にでた男・石井。二人娘のうち長女は五年前自ら命を絶ち、三年前に妻とは離婚した。旅で石井は過去として過ぎ去ってしまった半生を振り返り、孤独と対峙していた。石井は偶然、自殺を決意し同じルートを先行して旅する若い女性・エリカの存在を知る。石井の西への旅は続く。
  • 未明の闘争(上)
    値引きあり
    -
    1~2巻407円 (税込)
    池袋の「ビックリガードの五叉路」で、私は一週間前に死んだ篠島が歩いていた。彼の告別式で久しぶりに再会した高校の同級生のアキちゃんが、ブンとピルルという猫たちと暮らす家に、妻が不在の夜に突然訪ねてくる。さらにはお隣の三池さんの娘さんも加わって終わらないおしゃべりに、思いは時空を超える。
  • アフリカの蹄
    値引きあり
    4.0
    絶滅したはずの天然痘を使って黒人社会を滅亡させようとする非人間的な白人支配層に立ち向かう若き日本人医師。留学先の南アフリカで直面した驚くべき黒人差別に怒り、貧しき人々を救うため正義の闘いに命をかける。証拠品の国外持ち出しは成功するか!? 黒人差別に怒る日本人医師を描く冒険小説!
  • 凄すぎる怪談
    -
    1巻495円 (税込)
    人知れず現代をさまよう「何か」、人知れずいま起こっている「何か」  庄司さんは、転倒したとき、あらぬ方向に捻られた首が……正確にはその首の付属物である眼であるが……ほんの数瞬、本来の限界をわずかに超えて後方を見ることになった。あの、左斜め後ろを。本来ならば、絶対に見えるはずのない角度……視界のわずかな外を、だ。いつもなら、視界の端をよぎるだけの影。その主が…………いた。怪談の名手が日本全国から収集した、本当にあった恐怖実話譚。 ●さたなきあ 雑誌『幻想文学』他にて作家・レビュアーとして活動し、アマゾンのレビュウコーナーにも出没。作品集『怪異譚輯・墓地物語』やアンソロジー『幻獣小説集・夢見る妖虫たち』を手がけ、『あなたの隣の怪談集』『魑魅の館』(KKベストセラーズ)など怪談本を多数発表。呪いや祟りなど従来の怪談に必須だった要素をあえて避けた、いわば「純粋怪談」を全国各地で収集する一方、都市に潜み棲む虚無性と人に潜み棲む暗部を怪異譚として表現する手法を模索する。
  • 魑魅の館
    -
    1巻495円 (税込)
    妖異の原因も不明ならば、意味すら見当たらない……けれども…… 『あそこだけは、ヤバイんだ。業界では有名でね。あそこだけは、やめておけってね』……その話題にさしかかったとき。それまで明るかった表情が一変し、「ヤバイ」「ヤバイ」という単語が、連呼された。駅員、清掃員、カメラマン、老人、なんの変哲もない、ごく普通の人たちの日常の風景を描きながら、それがジワリジワリと壊れていく。その様をつぶさに記録した、珠玉の怪談集。 ●さたなきあ 雑誌『幻想文学』他にて作家・レビュアーとして活動し、アマゾンのレビュウコーナーにも出没。作品集『怪異譚輯・墓地物語』やアンソロジー『幻獣小説集・夢見る妖虫たち』を手がけ、『あなたの隣の怪談集』『魑魅の館』(KKベストセラーズ)など怪談本を多数発表。呪いや祟りなど従来の怪談に必須だった要素をあえて避けた、いわば「純粋怪談」を全国各地で収集する一方、都市に潜み棲む虚無性と人に潜み棲む暗部を怪異譚として表現する手法を模索する。
  • 超怖いほんとうの話
    -
    1巻495円 (税込)
    それに遭えばもう逃れられない! 単純、だが、だからこそ恐ろしい……!  異界は特別な場所にあるのではない。日常と日常のつなぎ目のようなところでひっそりと待ちかまえているのだ。だからこんなにも怖いのである。不思議としかいいようのない出来事、日常の小さな綻びのような恐怖の中で、誰かに見つめられている気配、何かがまとわりつく感触。そこには「何か」がいる。人知れず現代をさまよう「何か」。……あらためて言うまでもないが、本書に収録されたのはすべて実話である。 ●さたなきあ 雑誌『幻想文学』他にて作家・レビュアーとして活動し、アマゾンのレビュウコーナーにも出没。作品集『怪異譚輯・墓地物語』やアンソロジー『幻獣小説集・夢見る妖虫たち』を手がけ、『あなたの隣の怪談集』『魑魅の館』(KKベストセラーズ)など怪談本を多数発表。呪いや祟りなど従来の怪談に必須だった要素をあえて避けた、いわば「純粋怪談」を全国各地で収集する一方、都市に潜み棲む虚無性と人に潜み棲む暗部を怪異譚として表現する手法を模索する。
  • とてつもなく怖い話
    -
    1巻495円 (税込)
    アナタが知らない世界から届いた、震えが止まらない実話集  何かの気配が部屋中に満ちていた。上天気が続く明るい部屋。しかし……。(振り返ってはいけない)(後ろを見てはいけない)彼女の意識が、そう訴えていた。けれども、彼女は振り返っていた。そうせずにはいられなかった。……そこに、「何か」が、いた。人知れず現代をさまよう「何か」とは……? 平凡な日常が、そうして頭のなかの心棒というべきものが、徐々に、しかし確実にコワレてゆく。そう。アナタも。アナタも。アナタもアナタもアナタもアナタも……!! ●さたなきあ 雑誌『幻想文学』他にて作家・レビュアーとして活動し、アマゾンのレビュウコーナーにも出没。作品集『怪異譚輯・墓地物語』やアンソロジー『幻獣小説集・夢見る妖虫たち』を手がけ、『あなたの隣の怪談集』『魑魅の館』(KKベストセラーズ)など怪談本を多数発表。呪いや祟りなど従来の怪談に必須だった要素をあえて避けた、いわば「純粋怪談」を全国各地で収集する一方、都市に潜み棲む虚無性と人に潜み棲む暗部を怪異譚として表現する手法を模索する。
  • あなたの隣の怪談集
    -
    1巻495円 (税込)
    日常生活に潜み、ふとしたことで顔を覗かせる「何か」……身近で起こった震える話  そこはちょうど、明かりの陰になっていた。先輩の姿が、もうろうとしているように見える。暗闇に溶けこむように、じんわりと、人影がたたずんで……。「先輩、ですよね。い、いやだなあ。冗談、やめてくださいよ」……返事は、ない。桂川君の背中に、つう、と冷たい汗が流れ落ちた。目の前にいるのは、本当に先輩なのだろうか。もし、そうでないとしたら……。本書は、あなたの隣にいるかもしれない得体の知れない「何か」の物語である。 ●さたなきあ 雑誌『幻想文学』他にて作家・レビュアーとして活動し、アマゾンのレビュウコーナーにも出没。作品集『怪異譚輯・墓地物語』やアンソロジー『幻獣小説集・夢見る妖虫たち』を手がけ、『あなたの隣の怪談集』『魑魅の館』(KKベストセラーズ)など怪談本を多数発表。呪いや祟りなど従来の怪談に必須だった要素をあえて避けた、いわば「純粋怪談」を全国各地で収集する一方、都市に潜み棲む虚無性と人に潜み棲む暗部を怪異譚として表現する手法を模索する。
  • 現代怪奇妖異譚
    -
    1巻495円 (税込)
    異界への扉は、あなたの隣に開かれている  私たちの日常は薄紙一枚で異界と接している。非常階段に、住宅街に、白昼の雑踏に、エレベーターに、異界への入口は都市の片すみにぽっかりと開いている。ひとりでに動き出すパソコン。夜な夜な誰もいないはずの階下でする足音。地下街に現われた不気味な犬……。著者の周囲の人々に本当に起こった、妖しくも不思議な話の数々。 ●さたなきあ 雑誌『幻想文学』他にて作家・レビュアーとして活動し、アマゾンのレビュウコーナーにも出没。作品集『怪異譚輯・墓地物語』やアンソロジー『幻獣小説集・夢見る妖虫たち』を手がけ、『あなたの隣の怪談集』『魑魅の館』(KKベストセラーズ)など怪談本を多数発表。呪いや祟りなど従来の怪談に必須だった要素をあえて避けた、いわば「純粋怪談」を全国各地で収集する一方、都市に潜み棲む虚無性と人に潜み棲む暗部を怪異譚として表現する手法を模索する。
  • 神蝕地帯
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    1巻495円 (税込)
    “赤い魔女”と凶獣の死闘の先に、全ての謎が明かされる!  札幌市郊外の学園都市が謎の爆発を起こし、瀬田寒原野に犬頭状の陥没が現れてから半年余り。今は立入り禁止となっているその周辺で、またも怪事件が発生していた。オカルトライター兼占い師の稲村虹子は、その事件の霊査を依頼され、札幌へ向かうが、彼女を待ち受けていたのは、黒魔術によって三たび目覚め、札幌に向かって首をのばす巨大な犬の顎であった。忌まわしき凶獣は甦るのか!?  本格オカルト・ホラーの傑作が、電子で復刊! ●朝松 健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、妖怪と人間との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いた〈ちゃらぽこ〉ほかの妖怪時代コメディなどを発表している。
  • 屍食回廊
    -
    1巻495円 (税込)
    醜悪な屍食鬼がはびこるなか、陸上自衛隊内部に巣くう恐るべき陰謀が…!  共時通信記者の田外竜介は、旧日本軍の高射砲を発掘する元砲兵隊長を取材中に、壕内で、若い男女の射殺死体を発見した。それは、浜辺で連続失踪している男女のものだった。さらに内部には、黒い毛に覆われた屍食鬼(グール)の姿が…。一方、次々と現れる屍食鬼を黙々と始末する自衛官。そして、陸上自衛隊内部の“民族遺産監理室”で極秘裏に進められる恐るべき陰謀とは!?  本格オカルト・ホラーの傑作が、ノベルス刊行時の表紙・挿し絵(天野喜孝)を纏い、電子で復刊! ●朝松 健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、妖怪と人間との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いた〈ちゃらぽこ〉ほかの妖怪時代コメディなどを発表している。
  • 天外魔艦
    -
    1巻495円 (税込)
    撃沈された護衛艦が玄界灘で再び浮上した! 呪われた艦体を震わせて…  東シナ海などで次々と目撃される幽霊船。それは、異形の艦体を震わせて北上しているという。かつて自衛隊演習の標的となって撃沈された護衛艦“あきつき-44”が再び浮上したのか!? 共時通信記者の田外竜介は、幽霊軍艦の取材を進めるうち、自衛隊内部の恐るべき『SSB計画』と、陸上自衛隊“民族遺産監理室”の存在を知るが…。  本格オカルト・ホラーの傑作が、ノベルス刊行時の表紙・挿し絵(天野喜孝)を纏い、電子で復刊! ●朝松 健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、妖怪と人間との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いた〈ちゃらぽこ〉ほかの妖怪時代コメディなどを発表している。
  • 凶獣幻野
    -
    1巻495円 (税込)
    鮮血とともに魔獣が目覚める! 呪われし地より再び…  札幌郊外の瀬田寒原野に建設された学園都市で、建設大臣の犬塚が不審な死を遂げた。共時通信記者の田外竜介は、事件を追って北海道へ乗り込むが、犬塚の死体は獣に喰われた様だという。さらに翌日、学園都市を縄張りにする暴力団が謎の黒犬に襲われ、惨殺されてしまう。次々と周囲で不可解な事件が起きるなか、田外は学園都市に秘められた謎を追い始めるが…。  本格オカルト・ホラーの傑作が、ノベルス刊行時の表紙・挿し絵(天野喜孝)を纏い、電子で復刊! ●朝松 健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、妖怪と人間との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いた〈ちゃらぽこ〉ほかの妖怪時代コメディなどを発表している。
  • 魔犬召喚
    -
    1巻495円 (税込)
    凄惨な悪夢とともに伝説の黒犬獣が蘇る!  札幌郊外の大学で悪夢のような事件が続いて発生した。合格発表を見に来ていた受験生と父兄の列に大型トラックが突っ込み、多数の死傷者を出し、学生が化学実験中に爆発事故に巻き込まれて死亡したのだ。さらに、警備のガードマンが、謎の黒い犬に下半身を食いちぎられる凄惨な事件が…。魔術にとらわれた学園を救うべく、オカルト・ライターの村松と神波は事件の解明に乗り出すが…。  本格オカルト・ホラーの傑作が、ノベルス刊行時の表紙・挿し絵(末弥純)を纏い、電子で復刊! ●朝松 健(あさまつ・けん) 1956年札幌生まれ。東洋大学卒。出版社勤務を経て、1986年『魔教の幻影』でデビュー。ホラー、伝奇など、幅広い執筆活動を続けている。2006年『東山殿御庭』が第58回推理作家協会賞短編部門の候補となる。近年は室町時代に材をとった幻想怪奇小説〈室町ゴシック〉、一休宗純を主人公とした〈一休シリーズ〉、妖怪と人間との心温まる交流をユーモアたっぷりに描いた〈ちゃらぽこ〉ほかの妖怪時代コメディなどを発表している。
  • 虐讐
    -
    1巻495円 (税込)
    背中に般若の刺青を入れ、復讐の鬼と化した女の地獄道!  職場結婚した警察官の夫と四歳の息子をなにものかに惨殺された大城直美。はかどらぬ警察の捜査に業を煮やした直美は、復讐の私刑執行人になることを決意、背中に般若と二匹の毒蛇、乳房にシーサーの彫物を入れる。警察内部に協力者を得た彼女は、その美貌と肉体を使って、一人また一人と凄惨な復讐を遂げてゆく。しかし、待ち受けていたのは意外な結末だった…。長篇バイオレンス・サスペンス小説。 ●龍一京(りゅう・いっきょう) 1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。
  • 重犯
    4.0
    1巻495円 (税込)
    轢き逃げ、覚醒剤、暴力団……荒んだ街を整復師・東希子が駆ける!  柔道整復師の寺一東希子は、スピード違反を取締中の白バイ警官が轢き逃げされた現場を目撃した。しかも、逃走した車の助手席には五年前、同じように轢き逃げで殉職した片山の娘・清花が乗っていた。不安を隠せぬまま東希子は警察の捜査に加わり…。長篇サスペンス小説。 ●龍一京(りゅう・いっきょう) 1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。
  • 新宿東警察署事件ファイル(1) 極刑
    -
    1~2巻495円 (税込)
    司法の名の下で蹂躙された被害者家族、そして彼らの怒りが呼ぶ連続殺人!  早朝の新宿歌舞伎町で、都議会議員がマンションの十二階から吊され、遠隔操作で爆殺された。被害者が所有していた多額の資産から、容疑は議員の妻と秘書に向けられた。ところが、同じ歌舞伎町でロシア製のトカレフを使った射殺事件が発生。議員が外国人ショークラブのオーナーだったことも判明し、捜査線上にロシアン・マフィアが浮上する。  迫真の長篇警察小説、「新宿東警察署事件ファイル」第1弾。 ●龍一京(りゅう・いっきょう) 1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。
  • 破戒殺人
    -
    1巻495円 (税込)
    警視庁捜査一課が殺人事件を追ううちに、悪徳医師の正体が次第に明らかになっていく  六本木のマンションで情事の最中の男女が何者かに襲われた。顔に硫酸をかけられ、男は腹部を滅多刺しにされていた。被害者は産婦人科を経営する院長とその愛人。警視庁捜査一課は怨恨の線で捜査を開始、医師を巡る異常な人間関係と不自然な金の流れに迫る。だが、その矢先起こった放火による第二の殺人現場から、女性の頭蓋骨が発見され、捜査を阻む新たな壁が…。規律に生きるべき医師たちの崩壊した倫理を抉る長篇警察小説。 ●龍一京(りゅう・いっきょう) 1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。
  • 狂った正義
    -
    1巻495円 (税込)
    法が裁かないのならば、俺が裁く! 暗い過去を持つ警察官は、独自の捜査で犯人を追いつめ、次々と殺害していくが…  いつだって、弱いものが割りを食うのだ。被害者を守るべき法律にしたところで、結局加害者を守り、被害者は泣き寝入りせざるを得ない。被害者の悔しさ、怨みをいったい誰が晴らしてくれるのか。法律に正義がないなら、自分が裁くしかない…。娘を強姦の上殺害された警察官・富樫は、警察という組織を隠れ蓑にして、独り密かに、弱いものの代わりに犯罪者を抹殺していく。だが、時効でのうのうとしている娘を殺した犯人はいったいどこに? 定年を間近に迎えた富樫はその戦いをエスカレートさせていくが、ついに警察の知るところとなる。逃亡しながらの必死の追跡行は…。正義とは何かを問う、著者渾身のハード・サスペンス小説。 ●龍一京(りゅう・いっきょう) 1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。
  • 掟破り
    -
    1巻495円 (税込)
    理不尽な犯行に娘の復讐を誓い、犯人を追い始める刑事の執念!  娘が記憶障害!? 自宅で娘が襲われ、一命は取りとめたものの、記憶がなくなってしまう。しかも、なぜか警官の制服も、一緒に盗まれてしまう。どうして自分の娘が? そして、犯人の目的は? 警視庁中野警察署地域課の司大介警部補は、その理不尽な犯行に娘の復讐を誓い、犯人を追い始める。浮かび上がる犯人の一人が、死体で発見される。さらに、もう一人の犯人も、同じ手口で殺されて…。復讐の鬼と化した司の追跡劇を描く、長篇サスペンス小説。 ●龍一京(りゅう・いっきょう) 1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。
  • 誘拐
    -
    1巻495円 (税込)
    幼児誘拐事件が多発する中、背後に子どもを人身売買する国際的な犯罪組織が浮かび上がり…  警視庁本部捜査一課にある行方不明者特別捜査班、通称「セクションCME(コム)」では、失踪・誘拐された幼児のさまざまなデータを基に成長後の姿をコンピュータで再現、その発見に役立てようとしている。都内で発生した幼児誘拐事件を追ううちに、過去数年間に金品の要求のない誘拐・失踪事件が多発していることが分かる。その背後に見え隠れする人身売買組織。さらに、白骨化した女たちの遺体と、喉首を切られた男の死体が発見され、凶悪な連続殺人に発展する。捜査の妨害のために刑事たちを襲う闇の組織と警察の壮絶な戦い、その行方は…? ●龍一京(りゅう・いっきょう) 1941年大分県生まれ。元兵庫県警察、司法警察官として主に公安を担当する。退職後、コンサルタント業等を経て、作家に転身。著者の実体験をふんだんに織り込んだ、リアルな刑事の実態を描く警察小説を得意とする。『偽装捜査』(光文社文庫)、『鬼刑事(デカ)謀殺痕』(祥伝社文庫)など著書多数。
  • 人肌ショコラリキュール
    3.7
    今の彼の将吾は元カレと違って自分勝手ではないし、セックスも優しくて、料理が上手。でも将吾と付き合ったのは、元カレと顔が似ているから……(「あなたモドキ」)/四年間セックスなし。いまやヴァイブレータが友達の私、浩未、33歳……。(「ヴォルフガング」)など、リアルな女の性と心を描いてきた著者による、「わかるわかる」満載、ドキドキ満載、美しくリアルなエロチカ短編集。甘くて苦い大人の恋。
  • 草のかんむり
    3.0
    カエルにされてしまった僕の哀しい愛の物語。曽祖父のうらみでカエルに変身してしまった僕は、やさしい麦子に助けられた。でもグリム童話みたいに素敵な王子様になれるだろうか? 群像新人文学賞受賞作品。
  • フラゴナールの娘
    -
    1巻550円 (税込)
    ――恋と犯罪のマリアージュ、賞玩するは安楽椅子探偵――表題作と姉妹編を収録した恋愛ミステリ中編集。「フラゴナールの娘」大学教授の家に届いた院生の手記。彼は口説き落とした女性の企みに巻き込まれ……。「さえずり」レコーダーに向かって語られる美女の過去。山奥の寄宿舎に集った雛鳥たちの囀り、とは。
  • 十津川警部 金沢・絢爛たる殺人
    4.0
    都内のビル屋上で、加賀宝生流の能衣装に女面をつけた男の死体が見つかった。被害者の死ぬ前の舞いを見たと思われる南米の大統領も、金沢に関係しているらしい。事件の手がかりを求めて十津川警部は現地へ向かうが、謎は深まるばかり……。歴史ある古都で巻き起こる絢爛たる事件に、十津川はどう挑むのか。
  • 志信さんと僕の謎解きペットショップ
    4.0
    NOと言えない大学生 × 引きこもりの毒舌大富豪! ちぐはぐな二人が動物(ペット)の事件に挑む、心癒されるミステリー!【あらすじ】ペットショップのお人好しな店員・泉陽斗は、大富豪・桐山家のペットの世話係になる。だが、その引きこもり当主・志信は冷徹で人間が大嫌い。ある日、店の金魚が数十匹、何者かに殺される事件が発生する。動物をこよなく愛する志信は泉と共に犯人捜しに乗り出すのだった。猫、犬、果てはイグアナまで、様々な可愛い動物たちが登場! ちぐはぐな二人が人間とペットにまつわる事件と絆に迫る、心癒されるミステリー!
  • 震災列島
    値引きあり
    3.5
    名古屋で地質会社を営む明石真人は、東海・東南海地震の連続発生を予測。地震による大津波を利用して、娘の仇を討つべく復讐計画を練り上げる。そして数ヵ月後、ついに東海地震が発生。浜岡原発の炉心融解(メルトダウン)を目前に、復讐劇の幕が開く。最新の研究データに基づく大災害小説。そのとき、人は、生き様を問われる。
  • 悲運の皇子と若き天才の死
    -
    雑誌編集者・長谷見(はせみ)明は、実家の屋根裏で、祖父・伸幸の遺した絵を発見。そこには、飛鳥時代、罠にかけられ、十九歳の若さで死んだ有間皇子(ありまのみこ)が描かれていた。そして若き天才画家と呼ばれていた伸幸も、太平洋戦争末期、理不尽な召集を受け、二十五歳で戦死。謎を探る明だったが……。十津川警部、驚愕の結末!
  • 権現の踊り子
    3.9
    権現市へ買い物に出かけたところ、うら寂しい祭りの主催者に見込まれ、「権現躑躅(つつじ)踊り」のリハーサルに立ち会う。踊りは拙劣。もはや恥辱。辟易する男の顛末を描いて川端康成文学賞を受賞した表題作や、理不尽な御老公が市中を混乱に陥れる、"水戸黄門"の町田バージョン「逆水戸」など、著者初の短編集。
  • 怪談・呪い神
    -
    “呪い”シリーズ書き下ろし最新刊! 話題沸騰!「呪い面」の後日談も収録。怨念、祟り、神隠し、妖怪…。異界へと通じる扉はあなたのすぐ横で口を開けている――。 【内容紹介】徳島のある通りを深夜、黒い影が横切り…「通るもの」。東日本大震災の直後、前方から歩いてきた女の顔には…「牛女、東北に現る」。自衛隊のある基地に深夜響きわたる足音の正体は…「自衛隊の娯楽室」。心霊スポット・犬鳴峠に向かった人気力士の身に異変が…「力士と林檎と犬鳴峠」。怨霊、英霊、先祖の霊…あらゆる霊が蠢く恐怖譚全47編を、不思議研究の第一人者・山口敏太郎が厳選! 日常のすぐ横にある異界にようこそ。

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