ハッピーの検索結果

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  • 一夜の絆 ドクターと見る夢 I
    ベスはいまだに自分のとった行動が信じられなかった。男性についてはとりわけ慎重なはずの彼女が、金曜の夜、出会ったばかりの男性とベッドをともにしてしまったのだ。緑の瞳が印象的なゲイブは、ベスを優しく包みこみ、ときに激しく、繰り返し愛してくれた。ベスも、一夜限りの相手に奔放に応えた。ところが翌週、ベスの働く病院に現れた新任の外科医は、なんと週末の夜の情事の相手、ゲイブだった!ベスはうろたえながらも、心を決めた。あの夜のことは胸に封じこめ、彼とはあくまで医師と看護師として冷静につき合っていこう、と。だが、そんなベスの決心を、予想外の出来事が粉々に打ち砕いた。
  • プルメリアに誓う恋
    法科大学院を修了したばかりのシェルビーは育ての親とも言える叔母ケイにつき添ってハワイを訪れた。叔母の十五年にわたる文通相手ダンに会うためだった。ダンはいい人のようで、叔母ともいい雰囲気だ。彼に紹介された、共同経営者のピートもすてきな男性で、休暇が楽しく過ごせそうだと、シェルビーは胸をときめかせた。ただし、一つだけ気になることがある。ダンもピートも、何か隠している様子なのだ。いったい何があるのかしら?日がたつにつれ、シェルビーの不安は募っていった。
  • 初恋の紳士 初めて出会う恋
    ミーガンはこの道を足繁く通ったことを思い出していた。かつて、初恋の相手クリスチャンを思って心を躍らせた道のりだ。「きみが十八歳になったら婚約しよう」七年前、そう約束した彼は、突然ロンドンで絶世の美女と結婚した。そのあと妻を事故で失い、インドに渡っていたが、ミーガンの姪の後見人として、再び彼女の前に姿を現した。彼は姪を屋敷に引き取るにあたり、ミーガンもお目付け役としてしばらく一緒に滞在するよう請うてきたのだ。クリスチャンの屋敷に向かう馬車に揺られながら、ミーガンは未だ癒えぬ傷心を隠しとおす決意を新たにした。■“初恋の物語”――今まで知らなかった喜び、そして痛み。愛に目覚めたばかりのヒロインが紡ぐ、ナイーブな初恋の物語。
  • 海と月とプレイボーイ
    豪華クルーズ会社〈ファルコンクルーズ〉の乗務員ジェナは、ある日船上で、社長のニック・ファルコにダンスに誘われる。二人はすぐさま惹かれ合い、甘い日々をともにするが、ニックはジェナが自社の社員だとは気づいていないらしくジェナもまた、身分を明かすタイミングを逃したままでいた。だがついに社員であることがばれ、ジェナは次の停留所で無理やり船から降ろされ、解雇を言い渡される。おなかにニックの子供がいるとわかったのは、その後のことだった。あれから一年以上たったいま、ジェナはニックに会うために客としてクルーズ船に乗り込んでいた――ある計画を胸に秘め。
  • プリンセス・レッスン 愛の国モーガンアイル I
    八年前にモーガンアイル国の王子フィリップと婚約して以来、ハンナは彼の妻になるべく花嫁修業にいそしんできた。週末に友人と遊びにも行かず、数々のレッスンをただ受ける日々。でも、ハンナは少しもつらくはなかった。定められた縁談とはいえ、ひと目会った瞬間フィリップに恋をし、彼の隣にいられる日を待ち焦がれてきたからだ。そして、ついにモーガンアイルに移り住む日が訪れた。不安を感じていたハンナも、国民の温かい歓迎に胸をなでおろす。大丈夫、この美しい国で幸せに暮らしていけるわ……そんな淡い期待を打ち砕いたのは、夫となるフィリップだった。◆ヨーロッパの小国モーガンアイルを舞台にした三部作〈愛の国モーガンアイル〉が今月よりスタートします。王族ならではの高貴なロイヤル・ロマンスを、どうぞお楽しみください。◆
  • 億万長者からの招待
    「おなかにいるのは、僕の弟の子供だそうだね」マックス・デルーカのぶしつけな問いかけに、リリーは顔をしかめた。確かにリリーは、マックスの弟トニーの子を宿している。トニーとはかつてつき合っていたが、価値観が違いすぎたために別れ、事故で彼が急死したあと妊娠が発覚したのだ。一定額を支払うから、弟の相続財産など求めないように――そうマックスに告げられ、リリーはかっとなって彼を追い返した。なんて傲慢でいやな人だろう! もう二度と会いたくないわ。そんな願いもむなしく、後日、マックスは再びリリーの家にやってきた。今度は、耳を疑うような提案をたずさえて。◆人気作家リアン・バンクスの久しぶりの新作です。激しくも心温まるラブストーリーをご堪能ください。来月には関連作として、本編に登場したアレックスとマロリーの物語をお届けします。◆
  • 冷たいハネムーン
    インテリアデザイナーとして前途洋々のはずだったマロリーは恋人スティーヴにだまされ、会社のお金をすべて持ち逃げされた。残ったのは多額の借金と愛犬チャーリーだけ。その借金を肩代わりして彼女を救ったのが今の夫トールだ。交換条件として結婚を求められ、しかたなく応じたマロリーは建設会社を経営する彼の客をもてなす女主人役を務めてきた。恋人を忘れられないまま、形だけの夫婦生活を続けていたある日、トールが突然スコットランド高地にある荒れ果てた古城を相続し、会社も家も売ってそこに移り住むと言いだした。またしてもマロリーに選択の余地はなく、新たな生活が始まった。◆日本でも多くの読者に愛されているジェシカ・ハート。今年度RNA(英ロマンス作家協会)が贈るロマンス小説の賞で栄誉あるファイナリストに輝いた彼女の新作をお届けいたします。◆
  • 報われぬ愛を胸に 王家をめぐる恋 II
    グレイスはニューヨークの会社で個人秘書として働いている。彼女の上司はアミール、中東の国ゾーラの第三王子だ。プレイボーイ・プリンスの異名をとるアミールは、最近もタブロイド紙をにぎわしたばかり。憂慮した父、国王から、隣国のプリンセスとの結婚を命じられた。ところが相手が昔の恋人と駆け落ちしたため、話は流れる。アミールをひそかに愛しているグレイスがほっとしたのも束の間、ある日アミールは彼女に告げた。「僕に妻を見つけてほしい」有能な個人秘書の彼女に、花嫁候補のリストをつくれというのだ。そんなつらい仕事はできない!グレイスは限りなく悲しかった。
  • 幼さと戸惑いと テキサスの恋
    小さな町ジェイコブズビルの本屋で働くサラは、客のひとりジャレッド・キャメロンに心惹かれていた。ジャレッドは町に越してきたばかりで、その素性を知る者はいない。他人とは打ち解けないタイプのようだが、サラには幾分心を開き、二人の距離は日増しに近づいていった。そんなある日、近所でバーベキューパーティが催された。サラはジャレッドに家まで送り届けてもらうことになり、一度のキスで火がついて、思いがけず愛を交わしてしまう。それはサラが夢見ていた甘いひとときなどではなく、ひどく残酷なものだった。
  • スペインの風に吹かれて
    ヨーロッパツアーのガイドとして働くジリアンは、休暇をとってスペインのラ・マンチャ地方をドライブしていた。偶然通りかかったオリーブ農園に魅せられツアーのコースに組み入れられないか考えていたせいだろう、対向車をよけきれずに衝突事故を起こし、重傷を負ってしまう。そんな彼女を救い出し、病院へと搬送してくれたのが、対向車を運転していたハンサムなスペイン人男性、レミだった。レミはあのオリーブ農園の経営者にして、トレド伯爵家の末裔。けなげに痛みに耐えるジリアンを気遣い、彼女を自分の館に連れ帰る。ジリアンは戸惑いながらも、彼に惹かれる自分を抑えられなかった。★数々の受賞歴を誇る人気作家レベッカ・ウィンターズがスペインを舞台にやさしい愛の物語を描きました。オリーブの木を揺らす風のように、ひそやかで静かな愛がまっすぐ心に響いてくる一冊です。
  • 子爵の誘惑
    領主のヘルフォード子爵は結婚の必要に迫られていた。過去に恋人に裏切られたせいで、もはや愛など信じてはいない。家柄が良く財産があり、貞淑な美人なら誰でもかまわない!彼はある伯爵令嬢を選び、田舎の屋敷で求婚する手筈を整えた。やや捨て鉢な気持ちで、猛スピードで馬車を駆っていた彼は、領地に入ったところで村の若い女を危うく轢きかけてしまう。道に倒れた女は顔を上げ、美しい瞳で彼を鋭くにらみつけた。その瞬間、恋はしないと誓った子爵がふたたび恋に落ちた。プロポーズを待つ花嫁候補が、今にも到着する直前のこと……。
  • プリンセスの誘惑 王家をめぐる恋 I
    マルワーン国のプリンセスであるリーナは、身分を隠してアメリカでの学生生活を楽しんでいた。そこにはこれまで得られなかった自由があり、彼女は恋も経験した。相手は経営学を学ぶセバスチャンという名の大学院生。二人は学内のカヤック講習旅行に参加し、急速に親しくなっていった。しかしある日、実は彼がリーナのボディガードだったことがわかる。裏切られた思いのリーナは、彼と別れた。心はひどく傷ついていた。そして八年後。意に染まない結婚話から逃れて失踪した彼女を、とうとう見つけだした調査員がいた。彼こそはリーナが二度と会いたくなかった男性、セバスチャンだった。★中東の架空の国々のプリンセス・プリンスを主人公に繰り広げられる二部作をお楽しみください。来月はゾーラ国第三王子アミールの物語を刊行。どうぞお見逃しなく。★
  • 別れは愛の証
    エイミーは夫マルコに会うため、彼の住む町に戻ってきた。それは、新婚半年で彼女が家を出て以来二年ぶりの再会であり、離婚を切り出し、同意してもらうための再会でもあった。滞在は短ければ短いほどいい――鋭いマルコのことだから、長く一緒にいたら、嘘がばれてしまうだろう。エイミーは彼の同意を得たら、すぐに立ち去るつもりだった。ところがマルコは離婚を受け入れず、彼女を帰すまいとした。どんな女性をも虜にしてきたイタリア男のプライドのせいね。理由はそれだけよ。そうでしょう?愛はないはずだもの。それならなぜ、彼は熱いまなざしで怒ったように私を見ているの?★情熱的な作風で人気のサラ・モーガンが新たな愛の物語をお届けします。夢を奪われた女性が下した、愛すればこその切ない決断。でもそこには誤算があって……。奇跡の結末にご期待ください。★
  • 闇に眠る騎士
    シャーンは明るく活動的な半面、よく小さな失態を演じていた。そんな妹が自分の立身出世の妨げになると考えた兄によって、彼女は1週間後に修道院に送られることになっていた。最後の自由を楽しもうと、城を抜け出して森を散策中、突然、荒ぶる猛獣がシャーンに襲いかかってきた――次の瞬間、閃光のように矢がかすめ飛んだかと思うと猛獣がどっと倒れ、彼女の前に眼帯をした隻眼の騎士が現れた。その圧倒的な存在感と鋭い視線にシャーンは震え上がるが、騎士は問答無用で彼女を抱え上げ、どこへともなく歩きだした。
  • オフィスの秘密
    RJ・メイトランドは人生最大の窮地に陥っていた。富も名声も手に入れたかに思われた彼が妊娠した恋人を無責任にも見捨てたと疑われたのだ。幸い疑いは晴れたものの一度傷ついた評判はなかなか回復しそうにない。家庭的だということをアピールするのがいちばんだと考えたRJは秘書のダナに便宜結婚を提案した。上品でお堅い彼女なら妻役にぴったりだろう。すべてうまくいくと思えた計画だった。ダナが結婚の条件を切り出すまでは。★NYタイムズのベストセラー作家ローリー・フォスターの登場です。ホットかつ歯切れのよい作風で読者の熱い支持を集める人気作家のひさびさの新作をお楽しみください。★
  • 砂漠は魔法に満ちて
    あの人が私を捜しだし、会いに来てくれた!オアシスのほとりでの再会にサマンサは有頂天になった。数カ月前、アラブ三国の合同地形調査に参加するため、はるばるイギリスからやってきたサマンサは、ホテルの廊下で男性と衝突し、弾みで熱い抱擁を交わした。以来、彼の面影が心から離れなかった。それがいま、ようやく……。だが、男性は厳しい表情を見せて立ち去ってしまう。キャンプに帰ってその理由がわかった。サマンサを虜にしたのは、調査の主宰者の一人だったのだ。その名はビアハム・ハカール、英明の誉れ高きダーラーンの国王。
  • 大富豪の醜聞
    シャンタルはうっとりと舞踏会の夜を思い返した。ハンサムな男性に声をかけられ、情熱的なタンゴを踊って……。だがシャンタルは他人のチケットを使って忍び込んでいた身。嘘が暴かれそうになって逃げ帰るしかなかった。その男性がギリシアの大富豪アンゲロスだと知ってからは、いっそう自分がみじめになった。おとぎばなしは終わったのだ。だから目の前で車が急停車し、彼が現れたときには驚いた。それもひどく怒って。私を違う誰かと勘違いしているみたいに。ああ、きっとチケットの本当の持ち主と間違えているんだわ。ふいに彼女の唇に、アンゲロスの怒りのこもった唇が重ねられた!★パリとギリシアを舞台に描かれる、貧しいウエイトレスと大富豪の運命の恋の物語。無垢な恋人を過去の呪縛から解き放とうと、冷酷だったはずの億万長者が見せる深い愛に心打たれる一作です。★
  • 熱い復讐
    エリーズは夫の葬儀のさなか、くずおれそうになるのをこらえていた。夫はエリーズを脅迫までして結婚へ持ち込んだものの、散財と浮気を繰り返したあげくに亡くなった。ローマに彼が購入したアパートメントを売却しなければ、明日からの生活にも困窮するだろう。途方に暮れるエリーズに、意外な人物が助けを申し出た。夫の雇い主で大企業の経営者ヴィンチェンテだ。危険な光を放つ彼の瞳に魅せられたように、エリーズはローマへ一緒に行くことを承諾してしまう。★ルーシー・ゴードンがハーレクイン・ロマンスに初登場!めくるめく復讐劇を力強い筆致で描きます。★
  • 愛と悲しみの丘
    ルイーザがギリシアの美しい小島を訪れたのは、わずか二歳で世を去った息子ニコスの墓参りのためだった。十七歳の夏、彼女はこの島で大富豪の御曹司と恋に落ち、ニコスを身ごもって結婚したが、それは息子の死とともに悲劇的な結末を迎えた。つらい記憶を振り払い、フェリーから降り立ったルイーザは、ひとりの男性の姿を認め、愕然とした。どうして、タイにいるはずのアンドレアスがここにいるの?五年前に別居して以来、一度も会わなかった夫との再会。彼女の心は愛と憎しみに引き裂かれた。★ギリシア人の夫との結婚生活で心に深い傷を負ったヒロイン。五年間の空白ののち、彼らは思いがけないかたちで再会しますが……。情熱の作家ミシェル・リードが放つ久々の新作です!★
  • ラベンダーは危険な香り
    名門ロリマー家の後継者ケイドはメイン州沿岸の小島を訪れた。行方不明だった養父の孫娘がそこで暮らしているとの情報を得たのだ。しかしケイドは、その女性は孫娘になりすました詐欺師と踏んでいた。養父の莫大な財産をねらっているに違いない。一方、テスは突然現れた見知らぬ男に恐怖を覚えた。死んだと聞かされていた祖父のデルは生きていると告げられ、一緒にデルに会いに行こうなどと勝手なことを言われても……。心を見透かすような鋭いまなざし、強烈なセックスアピール。あらゆる意味で私の平穏をかき乱すけれど、そんな彼には屈しない。
  • ふさわしき妻は
    戦功をあげ祖国へ戻ったシンジンは、ふっと諦めの溜息をついた。父は領地の存続もあやういほど莫大な借金を遺して亡くなり、初恋の人セアラは本当に愛する人を見つけ、結婚してしまった。自分に残された選択肢は、裕福な妻を迎えて家を救うこと……。すると当のセアラが彼の苦境を聞きおよび、お節介をしてきた。彼に花嫁候補を紹介できる、顔の広いレディと引き合わせたのだ。その女性とは、高飛車で口の減らないクラリサ・ボーモント。いくら美人とはいえ、社交界によくいる軽薄なタイプに違いない。妻にはぜひ慎ましい女性を選ぼう――まさに彼女とは正反対の!
  • 禁じられた言葉
    情熱的な夫ジャンフランコに愛されていないとわかっていてもデヴラはいまの暮らしに満足しているつもりだった。少なくとも夫はわたしを求めているし、愛人になることを拒んだわたしを妻にしたくらいだから。ただ、子供が欲しいという願いはずっと胸にしまいこんでいた。病気が原因で妊娠は望めない体になっていたものの、愛する男性の子供を産む夢はあきらめきれない。そんなとき、妊娠する可能性はゼロではないと医師から告げられ、デヴラは希望を抱いた。ところが、それを打ち砕いたのは夫だった。子供はつくらない。ジャンフランコは冷ややかに言い放った。
  • 愛された不思議
    彼はなぜ、ここがわかったの?スペインの隠れ家に現れた夫を見て、エミリーは愕然とした。身重の彼女を疎んじ、秘書と一夜を過ごした夫に愛想を尽かし、ロンドンの家を出てから一年余りが過ぎていた。「僕はすでに目的を果たしたよ」エミリーがはっとして夫の車を見やると、そこに息子の姿が。「子供と離れたくないなら、僕についてくるんだ」半ばさらわれるようにして彼女が連れていかれたのは、フランスのロワール渓谷にある古城だった。夫は私と息子を幽閉するつもりなのだろうか。
  • セカンド・ウエディング
    その日、災難は朝からシェリーの身に降り注いだ。まず出社するなり、五年間勤めた会社をいきなりやめさせられ、呆然と帰宅していたところ、今度は車の玉突き事故に巻き込まれたのだ。激痛に見舞われてシェリーは意識を失い、次に目覚めたときは病院の白いベッドの上に横たわっていた。体にチューブがつながれ、麻酔のせいか頭がぼうっとする。そして隣には、思いも寄らぬ人物が付き添っていた。元夫のグレッグだ。彼に会うのは離婚して以来、実に二年ぶりだ。どうしてグレッグがいるの?彼はここで何をしているの?うろたえるシェリーに彼は言った。しばらく僕がきみの面倒を見る、と。★人気作家アネット・ブロードリックの久しぶりの新作をお贈りします。知らぬ間に読み手をストーリーに引きこむ筆力は健在。心あたたまるロマンスをご堪能ください。★
  • 白ワインは罪の味
    ブルック・ギャリソンはバーのカウンターに座り、白ワインを口にした。二十八歳にして初めてアルコールに手を出したのには訳がある。先ほど亡き父の遺言状が公開され、父に隠し子がいたとわかったのだ。大好きだった父が、長いあいだ家族を裏切っていたなんて……。心の痛みを麻痺させようとワインをグラス半分ほど飲み終えたとき、ブルックの目にジョーダン・ジェフリーズの姿が飛びこんだ。ジョーダンはギャリソン家とは長らく敵対関係にある男だ。会うたびに彼に魅力を感じつつも、縁のない相手と胸に言い聞かせてきた。でも、今夜はいいんじゃない?一族の問題など忘れたって。ブルックはワインの力を借りて、大胆にも彼に声をかけた。それがとんでもない事態を引き起こすことになろうとは思わずに。★六カ月にわたりお届けした〈マイアミで愛して〉も最終話。ラストを飾るのは双子の片割れブルックと、ギャリソン家の敵ジョーダンの物語です。二人の想いは一族間の溝を越えられるのでしょうか。★
  • 砂漠にひそむ罠
    派遣社員のモーガン・フィールディングは、ジャマルバード国のシークがゴールドコーストに滞在する間、その母親の話し相手を務めている。ある日、いつものように話に花を咲かせていると、王者の風格を漂わせたシーク・タージク本人が現れた。どうやら予定を早めて明日帰国することにしたらしく、タージクは、君も一緒に来ないかとモーガンに誘いかける。突然すぎる提案にうろたえつつも、好奇心に負け、モーガンは彼らとともにジャマルバードへ向かった。だが宮殿に着いたとたん、タージクは皆の前で信じがたい宣言をした。「ミス・フィールディングは僕と婚約して、我が国の王妃となる」★本作は11月刊「ボスと愛人契約」に登場したティーガンの双子の姉、モーガンの物語です。異国の地を訪れた彼女は、突然、危険なオーラを放つシークに結婚を強要されて……。★
  • 口づけの行方 テキサスの恋
    アイヴィは物心ついたときから、自分勝手な姉に振りまわされてきた。美しい長女だけを溺愛していた亡き父が、遺産のすべてを姉に遺したため、今では経済的にも苦しい日々を強いられている。そんなアイヴィの心の拠りどころは、親友のメリーだ。ある日、メリーの家に泊まったアイヴィは、真夜中のバスルームでメリーの兄スチュアートと鉢合わせてしまう。アイヴィは彼が苦手だった。そばにいるとどうも落ち着かなくなる。しかも彼は、アイヴィが姉と同じく奔放で遊び好きだと思いこみ、辛辣な態度で接してくるのだ。だが、その夜のスチュアートはいつもと少し違った。不可解なまなざしを向けてきたかと思うと、突然、アイヴィにキスをした。★人気ミニシリーズ〈テキサスの恋〉の最新作をお届けいたします。初めての恋心に揺れるヒロインですが、彼の態度は冷たくて……。おなじみのジェイコブズビルの面々も多数登場いたします!★
  • 祝福なき結婚
    「二十五歳の誕生日までに結婚しなければ、私の屋敷はおまえに相続させない」祖父に言い渡され、ハリエットは動転した。この世で何よりも大切なものを失いたくない。思いあまって新聞広告で夫を募集したものの、みじめな失敗に終わる。そんな折、ハリエットは貧乏画家のローンと出会った。個展を開くための資金援助と引き替えに彼にかりそめの夫になってもらってはどうかしら?だが、向こう見ずな思いつきがとんでもない代償を払う羽目に。
  • きらめきの一夜
    ミリーはロンドン出身の駆けだしの画家。オーストラリアの画廊に作品を置いてもらえることになり、メルボルンでウエイトレスをしながら絵が売れるのを待っていた。だが反応のないまま三カ月が過ぎ、明日、帰国の日を迎える。仕事を終えて画廊の前にたたずみ、感傷的な気分に浸っていると、突然、男性の声が響いた。「どれが君の絵だ?」声の主はレストランの客だったレヴァンデル・コロフスキー。王族のような存在として知られる若きロシア人大富豪だ。彼はひどく真剣な目でミリーの絵を見つめてから、夜はまだ終わらないというように彼女の腕を取った……。
  • 王妃への階段 熱きシークたち I
    まさか!中東のアメリカンスクールで教えているジェスリンは、校長が案内してきた客を見て愕然とした。別れた恋人で、今や国王となったシャリフが立っていたのだ。「夏休みの間、ぼくの子供たちの家庭教師になってくれ」旅行を予定していたジェスリンはにべもなく断る。ところが直後、彼女の教え子が罪を犯し、事態は一変した。「旅行をあきらめたら、あなたの力で生徒を救ってくれる?」「その代わり、夏の終わりまでしっかり働いてもらうぞ」彼女を見つめるシャリフの瞳には危険な炎が宿っていた。★中東の架空の国を舞台に、期待の作家ジェイン・ポーターが綴る二部作〈熱きシークたち〉をお楽しみください。第一話の本作はシークとイギリス人女性が繰り広げる愛と憎しみのドラマです!★
  • 心のシンフォニー
    王位継承者の選定に苦慮するニローリ王室から次期国王就任という異例の打診を受けたアダム・ライダーは六歳の息子ジェレミーを連れてニローリへやってきた。経営する映画制作会社が買収の危機にさらされている今、王位につくことは会社を守る資金を手に入れる最後のチャンスだ。だが亡き皇太子の婚外子という立場が障害となり、交渉は難航する。そんな中、彼はピアノ教師のエレナと出会う。問題児のジェレミーの心をたちまちつかんだ彼女の様子を見て、アダムは決意した。エレナに息子の面倒をみてもらおう。あわよくば、僕の情熱に関しても。
  • 哀しい嘘
    エミリーはデート相手が麻薬の密売に関わっていることを知り、警察に駆け込んだ。すると、その情報は予想もしなかった作戦へと進展した。捜査官が彼女の兄に扮して麻薬取り引きの現場に潜り込むというのだ。しかも今から二週間、当の捜査官と同居しなければならない、と。うちにはベッドルームが一つしかないのに……。エミリーは不安を覚えつつも協力することにしたが、兄役の人物を見た瞬間、頭が真っ白になった――それは、7年前、まだ18歳だった彼女の身も心も奪ったすえ容赦なく切り捨てた男、ジム・キーガンだったのだ。
  • 愛と裏切りの航路
    大富豪の一人娘テイトは、過去に二度誘拐された経験から、心に深い傷を負っていた。セラピストによる継続治療は確実に効果を上げていたが、完治までには至っていない。だが24時間厳重な警備の下でおびえて暮らす生活には、テイト自身、限界を感じ始めていた。20代の大半を、このまま恋もせずに生きていくつもり?焦るケイトの思いを察してか、セラピストは意外な提案をしてきた。偽装誘拐を体験し、それを自力で乗りきることで恐怖を克服できるというのだ。恐ろしさですくみそうになったが、テイトは意を決して依頼した。結末がどうなるかも知らずに。★大人気作家ジョー・リーが描くのは、大富豪の一人娘とボディガードとのロマンス。海上のクルーザーに閉じこめられた二人を待ち受けているものは?どうぞご期待ください。★
  • 悲しい初恋
    シャーロットはトスカーナのワイナリーで働いていたとき、リカルドと知り合い、初めての恋に落ちた。すべてを捧げ、二人の甘い将来を夢見ていた。リカルドの実家を訪ねて、彼が名家の御曹子であり、一夏の情事を楽しんでいただけだと知るまでは。あのときのリカルドの冷たさを思い出すと今でも胸がうずく。それから八年。不動産会社で働くシャーロットは、物件を見たいという客に会いに行く。「これは驚いた」待っていたのは、忘れもしないリカルドだった!平然とした彼の声を聞き、シャーロットは気を失った。
  • 遥かなる心
    我が子をこの手で抱けるかもしれない──やむを得ず手放した息子との再会を前にして、モリーは高まる期待を必死に抑えつけた。そもそも息子の養母は私の顔も見たくないはずなのに、なぜ招いたのだろう……。邸宅を訪れると、養母は不治の病に冒されており、思いがけず温かく迎えてくれる。だが養母の親しい友人、キーガン・マッケトリックはかつて一度会っただけのモリーを見るや否や、今すぐ町から出ていけと言い放った。彼女が息子を奪い返そうとしていると決めつけて。頭ごなしに侮辱され、モリーは激しい怒りに身を震わせた。
  • パンドラの海
    ギリシアの海運王ザック・キュリアコスは、はるかニュージーランドでついに理想の花嫁を見つけた。巧みなウィットと上品な美しさを兼ね備え、幼いころから厳格な寄宿学校で育てられたパンドラこそ、一族に伝わる結婚の条件を満たす女性だ。愛するザックの花嫁となったパンドラはまだ知らない、キュリアコス家の花嫁がヴァージンでなければならないことを。そしてザックも知らなかった、パンドラの過去の一夜のことを。結婚初夜が明け、二人の秘密が明らかになる……。★来月は、ザックのいとこでエーゲ海のリゾート王であるアンジェロが登場。三年前、自分を裏切った恋人を追放したアンジェロ。裏切ったのは彼のほうだと誤解する元恋人の双子の妹が、復讐のため彼のホテルを訪れます。★
  • 百万ユーロの愛人 モンテカルロの誘惑 I
    友人の結婚式の準備を手伝うため、ステイシーは一カ月の休暇を取り、美しき小国モナコへとやってきた。そこで新郎側の招待客、フランコ・コンスタンティーヌと出会う。世界的に有名なチョコレート会社の経営者で、とびきりのハンサムだ。フランコは、セクシーで派手な美女たちには見向きもせず、なぜかステイシーに興味を示し、ディナーに誘ってきた。戸惑いつつも誘いに応じたステイシーだが、その席で、彼はとんでもないことを言い出す。百万ユーロ払うから、モナコにいるあいだ恋人になってほしいというのだ。ただし、愛や将来の約束はいっさいなしという条件で。★きらびやかなミニシリーズ〈モンテカルロの誘惑〉が今月よりスタートします。世界有数の美しい地を舞台に繰り広げられる、億万長者との恋。来月は、同じく花嫁付き添い人としてモナコを訪れているマデリンのロマンスをお届けいたします。★
  • うたかたの輪舞曲
    天涯孤独の暮らし、ゆえなき投獄……。母国イギリスで辛酸をなめたクレアは、亡母のつてで、とある公爵家の別荘での仕事を得てアメリカへ渡った。きらびやかな社交界に圧倒される彼女だったが、容姿が似ていることから人々に当の公爵夫人だと思い込まれていることに気づく。情熱とは無縁の生き方をしてきた私が恋多き女性に間違われるなんて。その瞬間、クレアの心に、ある案がひらめいた。このまま公爵夫人の名を借りて、社交界随一の魅力的な男性とひと夏の熱い恋に身を焦がすのだ――華やかで激しくもはかない花火のように。
  • 誇り高き血
    インディアン・ロックに越してきたばかりのエコーは、隣人の孫娘の誕生パーティーに招待されて、ためらいをおぼえた。子供たちの父親──ランス・マッケトリックは、エコーが町に着いて早々ちょっとした諍いをした相手なのだ。とびきりハンサムなことを差し引いても、彼の印象は最悪だ。だが妻を亡くしてから仕事三昧のランスは、今夜も出張で顔を見せないとわかった。安心したエコーがパーティーを楽しみ始めたとたん、空にヘリコプターが現れ、ランスが駆けつけた。そして輝くような笑みを浮かべ、まっすぐ彼女に向かってきた。
  • 近すぎて見えなくて 男たちの約束
    転職先の新人研修を受けるため、ケンダルはタホへと車を走らせていた。五年間勤務したバートン社を辞めたのは、つい二週間前のこと。よりキャリアに繋がる仕事がしたいと思い、ボスであるマシアス・バートンに辞職を願いでたのだ。彼なら私の気持ちを理解してくれるはず――そんな期待も虚しく、ケンダルは裏切り者と罵られ、十分ほどで社を追い出されてしまった。あのときのマシアスの冷淡な顔を思いだすたび、胸が痛む。でも、元ボスのことは忘れ、新しい生活に集中しなくては。ケンダルはそう自分に言い聞かせた。まさかマシアスが追いかけてきているとは、夢にも思わずに。★〈男たちの約束〉第五話です。亡き友人のロッジでそれぞれ一カ月暮らすことになった六人。来月はついに最終話、最後の滞在者となったジャックの物語をお届けします。筆をとるのは人気作家スーザン・マレリーです。どうぞお見逃しなく!★
  • 運命の日曜日
    新しい職場で働き始めたばかりのグレースは、仕事のために訪れた海辺の別荘で、ボスのダニーと一夜をともにする。理想の男性を見つけたと思ったのもつかの間、それは長く苦しい闘いの始まりだった。別荘での一夜のあと、一週間の出張に出ていた彼は、戻ってくるなりグレースに別れを告げたのだ。気持ちの整理がつかないまま彼女はなんとか現実を受け入れようとするが、そんなとき、おなかにダニーの子を宿していることに気づく。
  • 美しき義賊
    ピユーリタン清教徒革命を経て王政復古がなった一六六五年、イギリス。ヨークシャーの街道筋には、金持ちばかりを狙う辻強盗が出没した。奪った金品は、重税にあえぐ貧しい人々に分け与える。この辻強盗をつかまえるため、王はラトリッジ男爵を派遣した。華やかなロンドンから、ヨークシャーの片田舎へ。さぞ退屈な日常かと思ったが、そんなことはなかった。滞在先の館の女主人ミス・フェアファックスは、清楚で厳格。宮廷の貴婦人たちを見慣れた男爵の目には、とても新鮮に映った。仕事を終えて帰るまでに、お楽しみがあってもいいな男爵にとって、それはいつもの恋愛ゲームの続きだった……。

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  • 名誉の問題
    これは男の名誉の問題だ。たとえ不釣り合いな相手であろうと――。ナポレオンとの戦から帰国したヴィンセント・カールトン卿は、親友にして戦友ジャックの妹との結婚を決意した。戦場で死を目前にしながら、ジャックは仲間五人に約束させた。~ぼくが死んだら、このなかの誰かに妹カシーの夫になってほしい~五人は藁くじを引き、ヴィンセントが当たりくじを引いた。カシーとはまだ彼女が少女だったころ、一度だけ会ったことがある。美女に育ったとは思えないが、生き生きした瞳は忘れられない。彼女に事情を明かさず、結婚にこぎつけることが肝心だ。彼は入念に計画を立てて、カシーを田舎の館に招いた。

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  • 再会にご用心
    五年前に別居して以来初めて、夫のデメトリが訪ねてきた。ゆえあって再婚するので、正式に離婚したいという。夫の浮気を許せずに家を出たジェーンだが、まだ彼を愛している。彼女はパニックに陥り、慰めようとした夫と愛を交わしてしまう。衝撃の再会から数週間後、妊娠が判明した。だが、再婚を考えている彼に言えるはずもない。悲嘆にくれているとき、デメトリから電話があった。「死に瀕した父が君に会いたがっている。ギリシアへ来てくれ」迷い抜いたすえにジェーンは承諾し、旅立った。いとしいデメトリと、彼の再婚相手が待つ島へ。
  • 終わらない恋 リヌッチ家より愛をこめて
    イギリスでテレビ番組を制作しているデラは、新たに取りかかる世界の史跡探訪シリーズの案内役として、イタリアの若き考古学者カルロに目をつけた。業績はあるし、とびきりの笑顔がいかにもテレビ向きだ。デラはさっそくポンペイで遺跡調査をしている彼に会いに行く。そして、発掘現場で偶然でくわしたカルロと互いに一目惚れした。もっとも、七歳年下の彼がいつか離れていくのはわかりきっている。デラはつかの間の恋愛ごっこを楽しむつもりだった。ところが、カルロのほうは真剣そのものだったのだ。やがてデラの軽い気持ちを知ったとき、彼は……。★リタ賞に二度輝いた人気作家ルーシー・ゴードンのミニシリーズ〈リヌッチ家より愛をこめて〉を久々にお届け!本作を皮切りに三カ月連続刊行いたします。イタリアの名家に育った六人兄弟の恋愛模様をお楽しみください。★
  • ボスは独身貴族
    カーリーンは家政婦の職を求め、大牧場主の家で面接を受ける。雇い主のウィンは若くして富豪となり、しかも容姿端麗ときたら、どんな女性もほうってはおかないだろうと考えていると、彼女の心を見透かしたかのように、ウィンが警告した――妻の座につくのが目的なら今すぐ帰ったほうがいい、と。ところが、翌日から働くことになったカーリーンは、ウィンの誘いをかけるような執拗な視線にとまどう。結婚には関心がないけれど、一夜の関係は望むというのね!怒ったカーリーンが辞職を申し出ると、ウィンは言った。「一夜の関係と結婚のあいだにはたくさんの領域があるんだよ」★ハーレクイン・ロマンスで大活躍のルーシー・モンローが、アフロディーテに初登場!本作は昨年11月に刊行された「遠まわりの初恋」(RX~7)の関連作品です。★
  • 伝説の恋人
    ギリシアの世界的な海運会社で派遣社員として働くマディは、若き敏腕経営者であるジャニス・ペトラコスに憧れをいだいてきた。九年前、マディの妹が白血病を患ったときに見舞ってくれたジャニス。そのときの感謝の気持ちは、今や恋心にまで発展していた。ある日、役員会議にコーヒーを出すよう上司に命じられた彼女は、緊張のあまり、会議が台なしになるほどの失態を演じてしまう。夕刻、謝罪しようと社長室に入ると、ジャニスは着替え中だった。うろたえて部屋を出ようとするところを引き止められ、巧みな愛撫に導かれて、マディはその場で彼に抱かれた。衝撃の事実を知ったのは、身も心も彼のものになったあとだった。★ハーレクイン・ロマンスはおかげさまで2300号を迎えました。これまでの皆さまのご愛読に心から感謝いたします。記念号として、皆さまにもっとも愛されている作家のひとりであるリン・グレアムの最新作をお届けいたします。ご堪能ください。★
  • 嘘と愛の間で 秘密の扉が開くとき I
    ベルは朝のテレビ番組の人気司会者として活躍中。そのうえ私生活では億万長者の妻となれば、人々の羨望の的だった。なのに、ベルはいつもむなしさを感じていた。私は本当の自分を巧妙に隠し、作られた人生を演じているだけ。夫のアイヴォにさえ、真実を話すことができずにいる。そもそも、彼との結婚生活に感情の入り込む余地などなかった。二人の結婚は、互いに望むもの――生活の保障とベッドの相手を手に入れるための取り引きにすぎなかったのだから。今さら愛が欲しいなどとどうして言えるだろう?だからベルは自分にできる唯一のこと――別れを切り出した。★ヒマラヤで親友となった三人の女性の物語を連続刊行いたします。過酷な地で誰にも言えなかった秘密を分かち合った三人は、帰国後、それぞれに新たな人生の一歩を踏み出す決意を固めて……。来月はバーバラ・ハネイがシモーネの物語をお届けします。乞うご期待!★
  • 無垢な誘惑
    火事で自宅兼工房を焼け出された骨董品修復士のエミリーは、亡き祖父の顧客だった裕福な老人に呼ばれ、彼の家に工房を造ったので住み込みで働いてほしいと言われる。厚意はありがたいけれど迷惑はかけられないと思い、断るすべを考えていたとき、庭にヘリコプターが着陸した。颯爽と降り立ったスーツ姿の男性に、彼女は既視感を覚えた――二年前、よんどころない事情で潜り込んだ怪しげなパーティで、不埒な男に襲われそうになっていたところを救ってくれた男性だ!老人から甥のイーサンと紹介され、エミリーは胸を高鳴らせた。だが彼は冷たい目で、老人をたぶらかす愛人だと彼女を責め立てた。★序盤、ゴージャスで押しの強いヒーローがヒロインに冷徹な態度をとるシーンは、このあとどのようにラブストーリーが展開するのか思わず不安になるほど。ハーレクイン・ロマンスやイマージュで活躍するスーザン・ネーピアならではのドラマティックな物語。★
  • 赤いばらは君に
    ロンドンの花屋で働くユーレィリアは、縁あって結びついた三人家族の生活を支える、大黒柱だ。ある日、とても趣味のいい大柄な男性が店に現れ、彼の婚約者に花束を届けるよう注文した。すてきな男性だが、態度はひどく不機嫌で高慢だ。花を贈るのは喧嘩の謝罪らしいが、うまくいくだろうか?案の定、届けた花束を彼の婚約者は、ユーレィリアに叩き返した。同じことが何度かあり、ついに婚約者は高価な蘭を足で踏みにじった。その女性が腹立ちまぎれに、花屋のオーナーにあらぬことを告げ口し、とうとうユーレィリアは解雇されてしまった。しかたなく、わびしい雨のなか、必死で職探しをするユーレィリアを、そっと見ていたのは、花を注文した男性ヴァン・リンセンだった。
  • 冷酷な求婚
    セバスチャンはオーストラリアでも指折りの大富豪。彼の恋人の座を狙う女性はごまんといる。そんななか、セバスチャンの屋敷で家政婦として働くエミリーは、彼が快適な生活を送れるよう心を砕くことで十分満足していた。そう、自分が彼に恋をしていることを思い知るまでは。でも、私が求めているのは彼のようなプレイボーイじゃない。結婚して平穏な家庭を築いてくれる誠実な男性よ。このままこの家で働きつづければ、私は不幸になる。辞表を出したエミリーにセバスチャンは言った。「夫と子供が欲しいなら、僕がかなえてやる。結婚しよう」★人気作家ミランダ・リーの身上はテンポの良さ。この作品も軽快なストーリー展開で皆さまの期待を裏切りません。お楽しみください。★
  • 魅入られた美女
    グレースは培ってきたすべてを失いかけていた。大富豪ラファエルが会社への投資を引きあげるというのだ。そんなことになったら、大勢の従業員が路頭に迷う。グレースは、十分だけの面談の約束を取りつけ、彼が住むジャングルのロッジへと飛んだ。しかし何を言っても、ラファエルはまるで態度を変えず、彼女への侮蔑を隠そうともしない。追いつめられたグレースは、泊まっていけという彼の言葉に飛びついた――何が待ち受けているのかも知らずに。★無邪気なグレースにラファエルが仕掛けた罠とは?熱き楽園を舞台に展開する、切なく激しい恋を人気作家サラ・モーガンが巧みに描きます。★
  • 罪なプロポーズ 都合のいい結婚
    シャーリーンには、どうしても許せない男性がいた。十年前、両親を亡くした彼女を見捨てた元恋人のブランドだ。彼に結婚を断られたために、シャーリーンは裁判に敗れ、幼い妹シシーの監護権は冷酷な叔母夫婦に奪われてしまった。そして妹は今や、身勝手で反抗的な娘に成長している。ある朝、仕事に出かけようとしたシャーリーンは、ソファに赤ん坊が寝かされているのを見つけて驚愕した。置き手紙によると、シシーがひそかに産んだ子らしい。だが、シャーリーンの目は手紙の一節に釘づけになっていた。“この子の父親はブランドよ”★十年間、憎み続けたブランドと再び運命的な再会を果たすシャーリーン。二人の恋のゆくえは?★
  • 奪われた祝福の夜
    結婚式を間近に控え、シャーロットは実家へと車を走らせていた。いまだ相手の男性を花婿として認めようとせず、財産目当てだと反対する両親と兄を今日こそ説得するつもりだった。ところが家に着くと、兄の友人だという男性ダミアンを紹介される。ダミアンはゴージャスで自信にあふれた、まさに億万長者の代表。婚約者とは正反対の男性に、シャーロットはいらだちをつのらせた。それに、彼はなぜ謎めいた熱いまなざしで私を見つめているの?あの視線がほのめかしているものは、いったい何?これから先、彼がどんなゲームを始めようとしているのか、シャーロットは胸騒ぎを覚え、どうしようもない不安に襲われた。★シャーロットをひと目見たとたんに運命の相手だと直感したダミアン。実力派作家エマ・ダーシーが渾身の力をこめて描く〈ひと目惚れ〉の恋のゆくえをお楽しみいただける一編です。★
  • 身代わり婚約者
    ★国王がさだめた結婚に抜け道を探す二人。出し抜くつもりが出会いがしらに恋をして…。★時は十六世紀。泣く子も黙る偉大な国王ヘンリー八世から、会ったこともない二人の男女が結婚を命じられた。花婿となるのはサー・ブランドン・キャヴェンディッシュ――王の側近で、華やかな宮廷でも一、二を争う伊達男だ。婚礼の儀は三週間後と決められ、ついに遊び人のブランドンも身動きのとれない状況に陥った。しかも花嫁は大年増の魔女だという。彼は今後の対策を練るために親友を替え玉に仕立てあげ、自分は介添え役になりすまして、花嫁の住む城におもむいた。

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  • 薔薇の冠
    ★修道院育ちのジネヴラは破産寸前の実家へ連れ戻された夜、若き領主に求婚された。運命は、世間知らずの彼女が想像もつかない方向へ動き出していた…。★十四世紀、ヨーロッパがペストや飢饉、戦争に苦しんでいたころ、イングランド王国のヨーク近隣にある、とある修道院では、預けられた多くの少女が清らかな毎日を送っていた。ジネヴラも、五歳のときから十二年間そこにいる。しかし、平和な日々はふいに終わりを告げた。身なりの立派な男性客を見かけたその日、院長から、ここを出て家に帰るようにと言われたのだ。やむなく兄の家に身を寄せてほどなく、その男性が訪ねてきた。彼は領主で、ジネヴラを妻に望んでいるという。横柄で失礼な人。だが領主の所望を拒むことは許されない。

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  • 誇り高き戦士
    ウェールズ辺境の森で、キャトリンは盗賊に襲われた。少数の護衛を連れて幼なじみの居城へ向かう道程だった。偶然通りかかった騎士ニコラスは助けに入ったものの、盗賊の反撃に遭って傷を負う。キャトリンも背中に3本の矢を受け、いまや虫の息だ。生死の境をさまよう彼女を洞穴に運び、懸命に介抱するうちに、ニコラスはキャトリンの過去を知ることになる。彼女がひとりきりで胸の奥に秘め続けてきた、あまりにも悲しい秘密を……。
  • 運命の訪れ 王宮への招待
    妹が父親のわからない息子を出産後すぐに亡くなってから十二年。ダレルは妹の遺児フィリップを父親に会わせてやりたい一心でついにその男性を捜し当てた――ヴァレダー州国の国王アレックスを。アメリカの一市民であるダレルが会えるわけもない相手だったが、アレックスが妹のもとに残した指輪が証拠となり、対面がかなった。フィリップの写真をひと目見て我が子と認めた彼から城に招待され、ともに過ごすうちにダレルはアレックスに惹かれている自分に気づく。かつて妹が恋した男性、そして王でもある彼に思いを寄せるなんて。しかも彼はまもなく別の女性との結婚式を控えているというのに。ダレルの心は揺れるばかりだった。★ハーレクイン・イマージュの人気作家たちが毎月お届けしている〈王宮への招待〉も、ご好評のうちに四話目を迎えました。今月は数々の受賞歴を誇るレベッカ・ウインターズがヨーロッパの小国を舞台に、国王とアメリカ人女性の恋を描きます。★
  • 罪深き結婚
    ガブリエラは義理の兄ルーファスに恋をしていた――母がルーファスの父と再婚したその日から。だが、彼はそんなガブリエラの心を踏みにじり、金目当ての誘惑はやめろと冷たく言い放った。以来ガブリエラは彼を憎み続けてきた。六年後、ルーファスの父が亡くなり、意外な遺言が明らかになる。ガブリエラとルーファスが遺産を相続するためには、二人が夫婦となり、半年間一緒に暮らす必要があるのだ。憎悪をたぎらせたルーファスのプロポーズに、ガブリエラはイエスと答えるしかなかった。★すべての感情を互いに封印したはずの契約結婚。ところが挙式後すぐにその関係は崩れ去り……。愛しながらも口に出せない花嫁の切なさを、C.モーティマーが見事に描きます。★
  • シチリアの花嫁
    シチリアへ向かう飛行機の中、チェシーは震えていた。大丈夫よ、私はもう半年前の私じゃない。逃げ回るのはやめて、本当の自由を手に入れる。そのために戻ってきたのだから。決意を新たに空港に降り立ち、チェシーは迎えの車に乗りこんだ。だが、後部座席には誰かが座っている。目を向けなくても誰なのかはわかった。ロッコ・カステラーニ。億万長者の人でなし。そして、結婚式当日にチェシーが捨てた夫だった。
  • 砂漠の掟 夜ごとのシーク
    外交官の娘、ソレルは中東の国ハラスタンで育てられた。両親が早世したあとも、故国イギリスには戻らず、シークの補佐官マリクを後見人として、王宮で暮らしてきた。マリクのもとで過ごすうち、彼への尊敬の念は恋へと変わった。ところが、マリクはソレルを妹のようにしか思っていない。マリクが私の気持ちに応えてくれることは決してないだろう。苦しさに耐えかねたソレルは帰国する決意を固めた。自由な国で人並みに恋もしたいとマリクに言うと、彼はまるで嫉妬に駆られたように、憤然と切り返した。「それなら、まず私が手ほどきをしてやろう」★人気上昇中シャロン・ケンドリックによる、エキゾチックな三部作〈砂漠の掟〉も最終話。いよいよマリクの素顔が明らかにされます。★
  • 孤独を脱ぎ捨てて
    ★“シングルの誓い”をたてるのは簡単。ただし、運命の男性が現れる前ならば。★知能指数は抜群、恋愛能力はゼロ。人づき合いもまるでだめ。それが私、ドクター・ニコール・マン。仕事に人生を捧げる女。だから愛なんかいらないわ。今も、これからもずっと。アパートメントに現れた設計技師のタイはたしかに魅力的だけど。彼は透き通った青い瞳の奥に、誰も知らない秘密を隠している。そして孤独を愛している。私とまったく同じように。日に焼けたたくましい胸も、くらくらするような笑顔も、決して手には入らないけれど、夢の中なら私のものにできる……。裸のままでベッドにもぐりこみ、翌朝すてきな夢から目覚めると、寝室に本物のタイが立っていた。「朝は苦手なようだね」
  • 十二時の鐘が鳴るまで
    リジーはニューヨークのホテルで働くコンシェルジュ。そのホテルにヨーロッパの小国ベロリアの王室一家がやってきた。王子コンラッドの主催する慈善舞踏会がこの街で開かれるのだ。プレイボーイとして名高い王子だが、その魅力は本物だった。ハンサムな王子を狙う女性は数多く、目下ある女優が彼とのスキャンダルをもくろんでいた。王子との仲を取りざたされれば、話題の人になれるからだ。彼としては、自分ではなく慈善活動にマスコミの関心を集めたい。そこで考えたのが一般人を恋人に仕立てて醜聞を回避し、なおかつ舞踏会にマスコミの目を向けることだった。恋人役に白羽の矢が立ったのは、なんとリジーだった!
  • 涙のアニバーサリー ベラ・ルチアが結ぶ恋
    君も一族の人間なのだから、レストランの立て直しに力を貸してほしい。新たに事業の責任者となったマックスにそう頼まれ、ルイーズの心は揺れていた。PRコンサルタントとしては店の再建におおいに貢献できるだろう。だが、この仕事を引き受けることは、四六時中マックスのそばで過ごすことを意味する。二人はこれまで、できる限り接触を避けてきた。顔を合わせれば言い争いが始まり、最後には大喧嘩になるからだ。そして、ルイーズはだれよりもよく知っていた、その理由がお互いに対する激しい情熱と欲望であることを。★フィナーレを飾るのは、実力派作家リズ・フィールディング。バレンタインのこの時季にふさわしい一編をお届けします!★
  • 熱いバレンタイン
    クリスタとジャックは幼なじみ。同じ会社で再会してからというもの、一緒にランチをとりながら仲良く話すのが日課になっている。ある日彼に深刻な面持ちで相談を持ちかけられた。聞けば、ジャックが女性名で執筆した小説の刊行が決まり、打ち合わせのためにニューヨークへ来るよう招かれたため、クリスタに作家のふりをして、一緒に来てほしいというのだ。快諾したクリスタだったが、彼の原稿を読み進めるうち、不思議なおののきとともに不安を覚え始めた。こんなセクシーな物を書く人と、同じ部屋で過ごせるのかしら?
  • 情熱の烙印
    ゲイブ・デュモンといえば、このあたりで知らぬ者はいない。魅力的な大富豪で、広大な牧場を所有している権力者だ。デュモン家の隣に住むジェスは、その彼に結婚を申し込まれた。正確には、ゲイブに借金を肩代わりしてもらう代わりに、彼の跡継ぎを産むという契約つきの結婚を。亡き両親が大事に守ってきた土地まで差し押さえられたいま、ゲイブに助けを求めるほかなく、ジェスは彼の提案を受け入れた。愛が入り込まない結婚生活は、かえって安全だと胸に言い聞かせて。だが、見せかけの夫婦としての暮らしが始まるや、ジェスは自分の考えがいかに安易だったか思い知った。
  • 愛と復讐の誓い
    ジェシカは帰宅途中、背中を撃たれて倒れている男性を見つけた。突然自分の人生に現れた男性のことが気になって、彼女は見ず知らずの彼の看病を続ける。やがて意識を取り戻した彼はローリーと名乗ったが、記憶喪失なのか、理解しがたい言動を繰り返した。それでも、言い知れぬ親近感を覚えたジェシカは、病院から逃げ出したローリーを引き止め、彼を自分の家に泊めたいと提案した。ローリーが瞳に不信感を浮かべると、本気だと示したくて、ジェシカは思わず口づけをした。
  • アマルフィの花嫁
    レジーナは祖母のもとを訪ねるため、イタリアの美しき街、アマルフィにやってきた。そこで彼女は、ニコ・ロマーノと出会う。類まれな風貌と黒髪がなんともすてきな男性だ。真面目で堅物すぎると家族にも心配されているレジーナだが、会ってすぐニコに心を奪われ、彼のことをよく知りもしないうちに、身を捧げてしまう。だが数日後、悲しい事実がレジーナを襲った。実はニコは、有名な公爵だったのだ。そして彼には、家同士で決められた婚約者がいた。
  • 赤い誘惑
    私の本がベストセラーリストの一位になった!シドニーは夢がかなってうれしいはずなのに、なぜかむなしさを感じていた。ともに人生を歩む男性がいないせいかもしれない。彼女はかつての恋人アダムとよりを戻すことにした。気鋭の建築家だった彼に惹かれていたのに、~結婚~をほのめかされて逃げ出してしまったのだ。今なら彼を受け入れる心の準備ができている。しかし、アダムと再会したシドニーは愕然とした。私のことを覚えていないって、どういうこと?★さまざまなジャンルから厳選した作品をお届けするハーレクイン・スポットライト・プラス。ホットでセクシーなロマンスなら、ジュリー・E・リートがお勧めです。かわいい悪女の冒険をお楽しみください。★
  • 愛したくないのに
    モデルのソルカはパーティである男性の視線に気づいて身震いした。ロマン・ド・ヴァロア! 八年前、彼女はあらぬ嫌疑をかけられ、ドラッグ漬けだと業界の実力者ロマンに手ひどく糾弾されてファッション界からも追放された。仕方なく故郷に戻り、出直して、やっと再スタートができたのだ。私の人生をめちゃくちゃにした彼の顔など二度と見たくないのに。ソルカは逃げるようにしてパーティ会場をあとにしたが、後日、彼から有力キャンペーンのモデルに起用したいと言われて驚く。私からすべてを奪っておきながら、彼は何を企んでいるの?訝るソルカは彼の次の言葉を聞いて全身が凍りついた。「君を僕のものにしてみたくなった」
  • 幸せを演じて
    新進気鋭の女優クロエは、華やかな舞台の裏で孤独を抱えていた。ステージママとして有名な彼女の母親は、娘よりもお金を愛し、脚本家の夫はクロエに関心すらなく、秘書との情事に忙しい。ある日、パーティ会場で夫の浮気相手から暴言を受け、突然クロエの中で何かが音をたてて崩れた。だがその瞬間、力強い手が彼女を支えた。プロデューサーのマックスだ。彼はクロエを介抱しつつ、見事な早技で問題の処理にあたると、当面の間、クロエの生活を援助したいと申し出た。業界でも有名なプレイボーイの彼が、なぜ私にそこまで?クロエは疑問を感じながらも、わき上がる甘い興奮を抑えきれなかった。■大人気作家エマ・ダーシーの最新作です! 支配的な母親や薄情な夫の呪縛に苦しめられているクロエ。そんな彼女に救いの手を差し延べてきたマックスは、真の勇敢な“白騎士”なのでしょうか?
  • 非情なウエディング 予期せぬ結婚 II
    あなたの身代わりとなって、ロシア人と結婚しろというの?」双子の妹アレクサの頼みに、アリッサは仰天した。しかも、相手は石油長者のセルゲイ・アントーノヴィッチだ。彼が期間限定の結婚相手を求めていると知ってアレクサが高学歴の姉の名を使って応募したところ、面接試験を通り、すでに多額の契約金も受け取ったらしい。だが、妊娠中だから、アリッサに代役を頼みたいというのだ。「これで、お母さんは家や店を手放さなくてすむわ」母を助けるためにもうお金を使ったと聞き、アリッサは観念した。妹が交わした契約に恐るべき条項があるとも知らずに。■突然、契約結婚をすることになったアリッサとセルゲイ。互いの事情を知るにつれ、理解は深まっていきますが……。
  • 星降るカンパニア
    没落した名家の令嬢ジュリアは、今は生活のために働いている。めでたく妹の婚約が決まり、結婚式を楽しみにしていたとき、その妹が旅行先のナポリのカジノで大金をすってしまった。ジュリアが助けに駆けつけると、一人の男が待ち構えている。まさか! カジノの経営者はローム・デマリオ――ジュリアたちが裕福だったころの使用人の息子だ。かつて、幼いジュリアがロームにいじめられて泣きだしたとき、怒った祖母は、理不尽にもロームの母親を解雇した。きっと彼はわたしのことを恨んでいるに違いない。案の定、ロームは鋭く告げた。借金の形にぼくと寝るんだ、と。
  • 嘘はロマンスの始まり 空翔る一族 III
    ホテルの廊下を進んでくるトレントの姿を目にした瞬間、思いがけぬ再会にペイジの足取りは鈍り、背筋にいやな汗が流れた。一年前、従業員のペイジは仕事で滞在中のトレントと出会い、誘われるまま、彼のスイートルームに行くという過ちを犯したのだ。甘美とは程遠く、惨めな思いだけが残ったひととき――あの夜に与えられた屈辱はいまも忘れていないが、それでも礼儀を貫こうと、ペイジはぎこちなく挨拶した。あろうことか一方のトレントは彼女の顔すら覚えておらず、ペイジはさらに傷つき、これ以上はかかわるまいと心に決める。後日、トレントが態度を変えてデートに誘ってくるまでは。■名家ハイタワー家の確執と絆を描く三部作〈空翔る一族〉もついに最終話。前作で異母妹をいじめていた、長男トレントの物語です。仕事で訪れた先で、突然見知らぬ女性に声をかけられた彼は……。
  • 愛する人の知らない顔 華麗なる紳士たち:悩める富豪 V
    両親亡きあと過保護な兄に大切に育てられ、アリシアは二十六歳まで、男性経験もなく過ごしてきた。そんなアリシアにもようやく、デートを重ねる相手が現れる。彼の名はリック・ジョーンズ。出会って間もないため詳しい素性はわからず、友人に聞いても誰も彼のことを知らないけれど、とてもハンサムで裕福で思いやりがある、最高の男性だ。純潔を捧げるなら、相手はリックしかいないわ――いつしかアリシアはそう夢見るようになった。リックがある嘘をついていることなど、もちろん知らずに。■〈華麗なる紳士たち:悩める富豪〉五話目の本作は、これまでヒーローたちと敵対してきたアレックスの妹、アリシアの登場です。来月お届けする最終話は、アレックスの物語。描くのは人気ベテラン作家のデイ・ラクレアです。ご期待ください!
  • シトラスは略奪の香り 空翔る一族 I
    ある日ニコールのオフィスに、ライアン・パトリックと名乗る男が現れた。漆黒の髪に整った顔立ち――思わず目を奪われたニコールだが、彼の話を聞くうちに顔から血の気が引いていった。ライアンによれば、二人は同じ不妊治療院に通っていて、その病院で手違いが起きたらしく、いまニコールが身ごもっているのはライアンの子だというのだ。不妊に悩む姉夫婦のために一大決心で代理母を引き受けたのに、義兄ではなく、赤の他人の子供を妊娠してしまうなんて……。呆然とするニコールに、ライアンは冷たく言い放った。生まれてくる子供は僕のものだ、誰にも渡さない、と。■人気上昇中の作家エミリー・ローズが、確執に揺れる富豪一族を描く3部作〈空翔る一族〉をお届けします。まず登場するのは末娘ニコール。自身の人生を犠牲にしてまで育ててくれた姉への恩返しに、姉夫婦の代理母になろうと決めたのですが……。
  • 虹色の誘惑
    太めでシャイでまじめな女子校教師のソフィーがあるパーティで女友達に恥をかかされているところへ、白馬に乗った王子様のようにゴージャスな男性が現れた。彼はソフィーとダンスを踊り、バルコニーへといざなった。だが会話が進むうち、彼は愛を信じない離婚弁護士で、妻の条件リストを満たす従順な女性を求めていることがわかる。いくらさえない私でも、こんな身勝手な男性はごめんだわ!逃げ帰ろうとしたソフィーを彼は引き止めてエスコートし、室内に戻るやいなや、たくましい腕のなかに抱き上げた。そしてなんの前触れもなく足を止め、深く完璧なキスをした。
  • 赤い砂漠の契り 愛と裏切りの大地 上
    町を支配する大牧場の後継者、キャル。貧しい羊毛刈り職人の娘、サラ。幼なじみの二人は思春期を迎え、愛し合うようになった。だが、キャルの祖母であるルースが二人の仲を引き裂いた。孫息子には良家の令嬢こそがふさわしいからと。サラはルースの援助を受けて町を出て、医師を目指すことになった。それから十五年後、母の急死により、サラは町に帰ってきた。サラの帰郷を知り、キャルは固い決意を胸に、彼女のもとへ赴いた。祖母が画策したとはいえ、二人の別れがあまりにも唐突だったからだ。キャルは今こそ、その謎を解き明かすつもりだった。■オーストラリアを舞台に、壮大な物語の世界へと誘ってくれる作家、マーガレット・ウェイ。今月は彼女の長編を上下巻で一挙にお届けします。本作は好評だった三部作〈愛と裏切りの大地〉の続編ともなっています。下巻とあわせてお楽しみください。
  • 記憶のいたずら
    フレイアとフィンはともに救急医療科の医師。二人の兄と姉の結婚で身内同士となり、今は同じ病院で働いている。最近、元気がない様子のフレイアをフィンは心配していた。折しもフレイアの母親の病が発覚し、手術が必要になったのでフィンは彼女を食事に誘った。すると驚くべき事実を打ち明けられた。なんと妊娠しているというのだ。病気の母にはとても言い出せないと悩むフレイアを助けたくて、彼は決断した。「結婚しよう。ぼくが君のおなかの子の父親になるよ」フレイアは呆然とした。まさか……フィンは覚えていないの?
  • 優しいジェラシー
    「うちの敷地から出ていって、二度と足を踏み入れるな」新しく地主となったタイ・アラダイスの言葉に、フィンの怒りはおさまらなかった。なんていやな男。いくら従姉妹が彼の弟のアッシュの恋心をもてあそんだからといって、わたしまで侮辱するなんて。フィンはタイの言葉などおかまいなしに、借地とはいえ、亡くした父と長く過ごした懐かしい農場を訪れた。林の中を歩くうちに池の岸辺にたどり着き、そのとき悲鳴が響いた。池の奥の暗がりで、誰かが溺れて助けを求めている――アッシュだ!フィンは服を脱ぎ捨てて飛び込んだ。なんとか彼を岸まで引きあげたが、その直後、彼女は弟を捜しに来たタイとでくわす羽目になった。びしょ濡れの乱れた下着姿のまま……。■久々にイマージュの人気作家、ジェシカ・スティールの作品をお贈りします。一見近寄りがたいヒーローの秘めた恋を描いた、ファン待望の最新作をどうぞお見逃しなく。
  • モンテカルロの愛人
    家族に暴力を振るう冷酷な継父トムが亡くなり、マギーはひそかに安堵していた。これでようやく母親と二人、穏やかな毎日を送ることができる、と。ところが顧問弁護士からとんでもない事実を聞かされ、マギーはショックで呆然となった。財産はおろか、実父と過ごした思い出の家まですべて、実業家ケイレブに奪い取られたというのだ。彼は私に復讐するつもりなの?やはり……半年前のあの出来事を忘れていなかったのだ。ほどなくして、マギーの手元に愛人契約書が届けられた。
  • 裏切りのゆくえ
    ミリーは自宅のベッドルームで夫レアンドロの帰りを待ちわびていた。ギリシア人銀行家のレアンドロとは熱烈な恋に落ちて結婚したが、すぐに私の姉と浮気しているのを目にしてしまった。そのまま家を飛び出し、一年がたつ今になって姉が事故死したと知り、残された赤ん坊の甥を引き取ろうと意を決してやってきたのだ。今でも愛しているレアンドロと姉の間にできた子を引き取るのは、本当はとても複雑な気持ちだけれど……。人の気配がして、ドアに目をやったミリーははっとした。半裸の夫の厚い胸板に目が釘づけになり、頭がぼうっとする。だが、その腕に抱えられているのは、やはり半裸の女性だった。
  • ヴェネツィアの情事
    ヘレナはモデルとして名をはせたが、虚構の世界に嫌気がさし、引退して親友だった初老のイタリア人アントニオと結婚した。結婚生活は穏やかだったが、ある日夫が突然の発作で亡くなる――ヴェネツィアにある有名なガラス工房を遺して。工房は経営状態もよくないようだが、亡き夫の唯一の遺産を守るため、ヘレナは単身ヴェネツィアに向かった。サルヴァトーレは亡き父の従弟アントニオが亡くなり、遺された工房の経営を元モデルの妻が引き継ぐと知って愕然とした。歴史ある工房は、ずっと喉から手が出るほど欲しかったものだ。美しいだけが取り柄の欲得ずくの女に渡しはしない。彼は心に誓った。
  • 砂漠に誓う愛
    タマラは、クワシール王国の皇太子カリクから仕事を依頼された。クワシールの祭典で、至宝アザム・サファイアのネックレスのモデルをしてほしいというのだ。じつは七年前、タマラはカリクからプロポーズを受けたが、彼からの愛を感じられずに断っていた。それでも彼への思いを断ち切れずにいたタマラは、決着をつけるため、依頼を受けることに決めた。祭典当日、サファイアを身につけた彼女をアクシデントが襲う。何者かに拉致されそうになったのだ。間一髪のところをカリクに救われたタマラは、彼に誘われるまま砂漠の洞窟へ向かった。■シャロン・ケンドリックに師事した新作家、サブリナ・フィリップスが描く砂漠の国の熱いロマンスをお届けします! タマラの秘められた思いは、カリクへ伝わるのでしょうか?
  • あの夜に戻れたら
    世界中で一番会いたくなかった男性が、いま目の前にいる。モンテベラッテのプリンセス、マリエッタは顔を背けた。ヤニス・マーキデス――辣腕の金融アドバイザーだ。彼に恋をしていたマリエッタは、十六歳のとき、彼の誕生日に純潔を捧げようと彼の寝室に忍びこんだ。だが思わぬ拒絶に遭い、マリエッタはひどく打ちのめされた。それから十三年の月日が経ち、彼女は兄の結婚式で彼と再会、披露宴で二人は付添人の義務としてダンスを踊ることになったのだ。「今夜、僕と愛し合い過去を水に流そう」耳元でヤニスにそうささやかれ、マリエッタの心は揺れ動いた。■1月5日刊『伝説の国のプリンセス』の関連作です。前作のヒーローの妹、マリエッタが初恋の人ヤニスと再会。失われた13年の日々を、二人はどう埋め合わせていくのでしょうか?
  • 誘惑はギリシアで
    ローラは幼い息子を抱え、貧しいながらも妹と二人でパン屋を営み生計を立てていた。ところがある日、ラジオのニュースで聞き覚えのある男の名前を聞いた瞬間、ローラの人生は一変する。コンスタンチン・カランティノス? ギリシアでも指折りの大富豪、そして……私の息子の父親。その彼が私たち親子を尻目に、別の女性と結婚するというの?いてもたってもいられなくなったローラは、カランティノス家のパーティーにウエイトレスとして入りこんだ。だが八年ぶりに会った彼は、ローラに冷たい一瞥をくれただけだった。
  • 忘れられた花嫁
    キャシーが経理を担当する会社が大富豪に買収されることになり、その就任パーティで新オーナーを見て、彼女は気を失いそうになった。六年前、情熱的な一夜をともにして結婚も誓ったのに、そのまま私の前から姿を消してしまったサンドロ!ひどい仕打ちを受けた私は、その後妊娠に気づいて愕然としたが、誰にも頼ることなく一人で双子を産んで、懸命に育ててきた。妊娠がわかったときに一度だけ電話をしたけれど、拒絶されたあの絶望感は今でも昨日のことのように覚えている。呆然とする彼女の前に立ったサンドロは、驚くような言葉を口にした。「僕たちは以前、どこかで会ったことがあるかな?」■むごい別れ方をされたサンドロと再会し、憎しみと今でも残る愛情のあいだで揺れるキャシー。二人の行く末ははたして?大人気の作家ミシェル・リードが情熱的に描きます。
  • 禁じられたキス
    ある日、意地悪な同僚が本社の求人に応募したと知り、キムの中で対抗心が頭をもたげた。経営者ブレイズ・ウェストの秘書という、夢のような仕事だ。書類審査を通り、社長面接に臨んだキムは、ブレイズの野性的な男らしさに衝撃を受けた。オフィスにいるより、鰐と格闘するほうがふさわしいくらい……。かねてより身長が高すぎるのを気にしていたキムの目に、とびきり大柄の彼は最高に魅力的な男性に見えた。だが、願いかなって採用されたものの、新しいボスは愛や結婚に価値を認めない男性だった。
  • シークとの千一夜 ダイヤモンドの迷宮 II
    砂漠の国カリスタで、エレニは夕日が沈む地平線を眺めていた。いつもは横暴な父親も、今日はひどく上機嫌だった。これから高貴な身分の客人が来て、夜を過ごすからだ。エレニが酔った父親のたわごとだろうと思っていると、美しい馬を駆って、たくましい男性が突如彼女の前に現れた。プリンス・カリクは、みすぼらしいあばら家を見まわした。ぜひとも欲しいものがなければ、こんな場所には来なかったのに。だが彼は、飲み物を差し出すエレニの目を見てひどく驚いた。カリスタの伝説にうたわれる緑の目を持つ女が実在しているとは。プレイボーイとして名高い彼の心は、いつになく揺さぶられた。■人気作家シャロン・ケンドリックが描く〈ダイヤモンドの迷宮〉第2話をお届けします! 身分違いの恋に落ちたエレニとプリンス・カリク。二人を引き裂こうとする力はあまりにも強大で……。
  • 追憶は甘く切なく
    伯父から引き継いだ会社を売却したヴェリティは、再出発を図ろうとロンドンから故郷の町へと引っ越した。ところが帰郷初日、彼女の運転する車に、ローラースケートを履いた少女がぶつかってきて、病院に連れていく羽目に陥る。その少女の素性を知って、ヴェリティは愕然とした。彼女を捨てて別の女性と結婚したサイラスの娘だったのだ。もう関わりたくないと願った矢先、彼が訪ねてくる。「君は変わったな。BMWの最高級車で町中を飛ばすとは!」その罵声が、信じられない再会の始まりだった。■ベテラン作家ペニー・ジョーダンの読み応え満点の再会物語をお届けいたします。ヒーローとヒロインのすれ違う心と愛ゆえの苦悩が鮮やかな筆致で描かれています。どうぞお見逃しなく。
  • ラッキーをつかまえろ 危険を愛する男たち IX
    米海軍特殊部隊SEALの将校ルークは、基地のそばで起きた連続レイプ事件の特別捜査班に加わるために警察に赴いた。無責任な記者の中にはSEAL隊員を疑う者までいる。苛立ちを抑えて部屋に入ると、一人の女性がにらんできた。例の記者シドだ。事件の目撃者とはいえ、彼女がチームに入るなんて冗談じゃない。ルークはシドを捜査から遠ざけるために誘惑することを思いつく。だが甘い言葉をささやいて唇を奪ったとたん、予期せぬ情熱が体を駆け抜けた。気楽な恋を楽しむ彼にとって、堅物のシドは好みではないはずだったが……。
  • リヴィエラの憂鬱
    「どういうつもり?」巧みに外に連れ出して、突然キスをしかけてくるなんて。しかも人がいる前で、二人の親密さを見せつけるように。ローラは、昨日会ったばかりのラウルの真意がわからなかった。彼の兄のギーに久しぶりに会い、招かれた地中海を望む邸宅。だが彼女を迎えたのは、不機嫌なラウルのまなざしだった。まるでローラが、男を惑わす危険な女だとでも言いたげな。私はただギーの妻の話し相手に、旅の途中で立ち寄っただけなのに。それに離婚調停中の身には、ほかの男性との恋など考えられない。私の背後には、夫の放った追っ手が今にも迫っているのだから……。■物語の舞台はフランスの高級保養地リヴィエラ。抗いきれない恋の行方を、イマージュの人気作家レベッカ・ウインターズが、ドラマティックに描きます。鮮やかな印象を残す南仏の風景も必見です!
  • プリンスと見た夢 ダイヤモンドの迷宮 III
    十七歳のホリーは一世一代の恋をした。相手は二十歳のアリスト王国の王子、アンドレアス。オーストラリアの牧場生活を体験するためにやってきた彼は、今まで知らなかった魅力的な大人の世界をホリーに教えてくれた。けれど夢のような半年が過ぎ、王子が去ったとき、彼女は一人、みじめな現実に取り残された。それから十年後のある日、ホリーはいきなり四人の男に拉致された。かつての情事が暴露するのを恐れた王子の仕業らしい。やがて王国に到着した彼女を待っていたのはさらなる驚きだった。なんと醜聞を封じるために王子との結婚準備が進められていたのだ!■ハーレクイン・ロマンスでスタートした作家競作8部作〈ダイヤモンドの迷宮〉の第3話を今月はイマージュからお届けします!突然の再会を果たしたホリーとアンドレアスの恋の行方は?
  • 青い鳥が逃げても 恋にアクセス III
    ダーニはコンピューターの前でため息をついた。この半年間、彼女は理想とは言えない仕事をしていた。調査のために他社のデートサイトの会員になりすましていたが、友達を作っただけで誰の誘いにも応じず、デートはしていない。今の仕事に罪悪感があり、結婚や男性を望んでいないからだ。なのにある日、デートを申し込んできた相手にときめいてしまう。彼の名はブライス。写真やメールからその誠実さが伝わってくる。実際に会ってみても知的で礼儀正しく、ダーニは急速に惹かれた。だがダーニはそのときまだ知らなかった。ブライスこそ、彼女をスパイと疑い、自ら調査に乗り出したサイトの代表とは……。■ブラインドデート・ブライド・ドットコムの会員になり、調査を続けてきたダーニ。一度もデートをしようとしない彼女を疑い、正体を探ろうとするブライス。サイトのチャット仲間も加わり、にぎやかな結末を迎えるミニシリーズ最終話をお楽しみください。
  • 湖畔に咲く愛
    過去の失恋のせいで恋愛に臆病になっているダニーは、自分を目立たなくしてベビーシッターの仕事に身を捧げていた。今面倒を見ている子供たちの両親が休暇旅行に出かけることになり、ダニーは子供たちと一緒にジョシュア・コールのもとに身を寄せた。ジョシュアは子供たちの叔父に当たる人物で、大人向けの高級リゾート開発会社の最高経営責任者(CEO)だ。そして、プレイボーイとしても世間に名をとどろかせている。彼の豪華なコンドミニアムに泊まることになり、ダニーは彼の魅力に負けまいと決意した。ところが、彼女はジョシュアの真の姿を目にしてしまい……。
  • 星に守られて
    かつて領主の邸宅だった自宅を利用し、セリーンが始めた朝食付きの宿は、ようやく軌道に乗りつつあった。ところがある日、宿泊中の老紳士が脳卒中で倒れてしまう。彼は苦しげな声で、甥で医師のオリヴァーを呼んでくれと頼んだ。やってきたオリヴァーは有能で、信頼できそうな男性だったが、セリーンはどうしても心を開けないでいた。彼女はすでに老紳士夫妻の息子、ニッキーと恋に落ち、彼から、オリヴァーはとにかく我慢のならない男だと聞かされていたからだ。だが強引に結婚を迫るニッキーに、セリーンは不信を抱くようになる。そしてみんなが宿を去る日、オリヴァーは彼女に衝撃の事実を告げた。■イマージュで長く愛されてきたロマンスの名手、ベティ・ニールズ。よき時代の息吹を伝える、なつかしい作品をどうぞご堪能ください。
  • ひと月の恋人
    ミランダはナイトン社で派遣社員として働きはじめた。ナイトン社の会長兼社長のレイフはプレイボーイとして有名で、“結婚相手としてもっとも理想的なイギリス人男性”と言われている。だから、なんなの?一介の派遣社員がそんな大物と出会えるチャンスなどあるわけがない。ところが、そのチャンスはやってきた。しかも、レイフはミランダを抜擢して、彼が主催する舞踏会の企画を担当するよう言ってきたのだ。その舞踏会の目的を聞いて、ミランダは動揺した。レイフの花嫁候補を見つけるための舞踏会なのだ。■ベテラン作家ジェシカ・ハートが心躍るシンデレラ物語を描きました。自分の容姿に自信の持てない地味なヒロインが、王子様のような男性と出会います。彼女にガラスの靴は用意されているのでしょうか?
  • 唇にマティーニ
    経営コンサルタントのナタリーは、出張で訪れたカリフォルニアのリゾートでジョニーと出会った。地元では有名なバーテンダーで、女性たちのあいだでは“セクシー・ジョニー”なんて噂されている。海とサーフィンを愛し、もちろん女性も大好きな彼は、町ではめずらしいスーツ姿のナタリーに興味を引かれたらしく、“外見はクールだが、内側は金の泡が弾けるシャンパンのよう”などとさらりと彼女を見透かした。そんな人は初めてだった。ナタリーは、彼に惹かれる気持ちに抗おうとする、いつもの冷静な自分を忘れることにした――いまだけは。■ナンシー・ウォレンの名作が誕生しました! 正反対のふたりの恋、そしてジョニーの友人たちの、切なく激しい恋も同時に堪能できる、一冊にふたつのロマンスが詰まった作品を存分にお楽しみください。
  • 灰色のシンデレラ
    派遣ハウスキーパーとして働くイザベルのもとに、さる億万長者から依頼が舞い込んだ。彼はどうしてもイザベルを雇いたいと指名し、イザベルが休暇を取る予定と知ると、倍の給与まで提示してくる。いぶかりつつも、イザベルは待遇の良さに惹かれて依頼を受け、勤務初日、落ち着かない気分で問題のクライアントを迎えた。彼の名はクリスティアーノ・ベロン――大企業の社長で、魅力的すぎる風貌が危険な雰囲気をかもしだしている。灰色の制服をまとった体に、クリスティアーノの熱い視線が這い、イザベルは身じろぎもできずにただ息をのんだ。■ブロンウィン・ジェイムスンの新作は、億万長者と派遣ハウスキーパーのロマンス。どうしてもとヒロインを指名してきた億万長者ですが、彼には何やらひそかな目的がありそうで……。巧みなストーリー展開に、最後まで目が離せない一作です。
  • 王にこの身を捧げ さまよえる王冠 III
    地中海の国カスタルディーニはいま、存亡の危機に瀕しており、国王が病に伏してなお、皇太子の座は空いたままだ。だがついに次期国王候補が評議会により選ばれ、それがフェルッチオだと知り、王女クラリッサは愕然とする。フェルッチオはカスタルディーニと縁深い海運王で、六年前からクラリッサに言い寄ってきている。その目的が王家との繋がりを得ることとわかっていたため、クラリッサは彼に心惹かれつつも、誘いを断り続けてきたのだ。きっとフェルッチオは二つ返事で王位を受けるだろう……そんなクラリッサの予想に反し、彼は条件を提示してくる。クラリッサが身を捧げるのであれば、王になってもいいと。■地中海の国を舞台にした三部作〈さまよえる王冠〉最終話をお届けします。六年間袖にしつづけた相手に、身を差し出すことになったクラリッサ。もつれた運命の行く末は?

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