アツい作品一覧

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  • 君主論 新版
    3.9
    「人はただ結果だけで見てしまう」 「加害行為は、一気にやってしまわなくてはいけない」 「愛されるより恐れられるほうが、はるかに安全である」等の文言で 目的のために手段を選ばない権謀術数の書とレッテルを貼られ、 「マキアヴェリズム」という言葉を生んだ古典的名著の、隠された真髄。
  • 忍法双頭の鷲
    3.3
    延宝八年、徳川四代将軍家綱の死去と同時に、後継者をめぐって劇的な政変が起きた。新将軍には、若年寄堀田筑前守が擁立する綱吉が就任、それまで権勢を誇っていた大老酒井雅楽頭(うたのかみ)は失脚した。そして、それに伴い、公儀隠密の要職にあった伊賀組が解任され、替って根来(ねごろ)衆が登用されたのである。主命を受けた若き二人の根来忍者、秦漣四郎と吹矢城助は、隠密として初仕事に勇躍、江戸を後にした。だが、彼らの行く手には、復讐の怨念に燃える伊賀忍者たちの執拗な妨害が……。
  • 倍賞千恵子の現場
    4.1
    『男はつらいよ』シリーズ、『下町の太陽』『幸福の黄色いハンカチ』『遙かなる山の呼び声』『駅 STATION』など数々の名作に出演してきた著者が、「現場」で出会った素敵な人びととのエピソードから、著者自身の生き方、演じ方、歌い方までを語り尽します。すっと立っているだけで人間的な美しさを感じさせる名優たち。考えに考え抜いて作品に生命を吹き込む名監督たち。こだわりの仕事で映画を豊かなものにする凄腕スタッフたち……。人情味あふれる逸話の数々から、人間として大切な生き方の「道しるべ」が見えてくる、珠玉の一冊。 ◆第1章 寅さんと渥美さんと私 ●渥美清さんとの特別な瞬間 ●初共演ではスカートをまくしあげて…… ●この映画は永遠のラブロマンス――ほか ◆第2章 本番、よーいスタート! ●もっと何かある、まだ違う何かがある ●1台のカメラで1ショットずつ撮り重ねる ●山田組スタッフの底力――ほか ◆第3章 北海道、そして健さん ●スーパースターのオーラ ●居酒屋のセットで桐子になれた ●高倉健さんの魅力――ほか ◆第4章 普通を演じる ●さくらになあれ ●台本はびっしり書き込んで捨ててしまう ●笠智衆さんの人間としての美しさ――ほか ◆第5章 人生というステージ ●「違う、違う。もっと色気を出して!」 ●歌は語るように、セリフは歌うように ●人との出会いで人は変わる――ほか

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  • 漏洩~素行調査官~
    3.7
    1巻880円 (税込)
    株のインサイダー取引事件を捜査していたベテラン刑事・戸田が、突然の解任辞令を受け退職に追い込まれた。疑惑をかけられたまま病に倒れた戸田。彼を慕う元部下の沢井は、事件の背後に暗躍する警察上層部の黒い人脈に気づく。「警察の中の警察」監察チームの3人は、孤立無援の沢井を助け、私腹を肥やし続ける巨悪へと斬り込んでゆく。大ヒットシリーズ第3弾!
  • ビッグブラザーを撃て!
    4.1
    1巻880円 (税込)
    一人の会社員が巨大組織の陰謀に立ち向かう! ソフト開発会社社員・石黒悠太は、目の前で変死を遂げた友人から、1枚のディスクを託された。中には、スーパーコンピュータを駆使しても解読に50年はかかる、世界最強の暗号ソフトが。国際的謀略組織〈ビッグブラザー〉の魔手が、悠太と家族に迫る――。 圧倒的なリアリティ! 冒険小説界の大器、衝撃の処女長編!(『『暗号』(阿由葉稜名義)』改題)
  • 大人の恐竜図鑑
    4.2
    三畳紀、ジュラ紀、白亜紀の恐竜時代。温暖な気候のもと海も空も陸上も恐竜が制覇。哺乳類の祖先などは捕食者たちから、ただ逃げ回るしかなかった。もちろん恐竜同士も喰うか喰われるかの弱肉強食。白亜紀後期に最強の肉食恐竜であったティラノサウルスでも、トリケラトプスの角に突かれれば命を落とした。石頭のパキケファロサウルスも頭突き攻撃で怪我をした。人気恐竜の生態や進化、近年発掘された画期的な化石や地層、絶滅の真相など、最新研究の成果を大迫力のイラストで再現する大人のための図鑑!
  • 真実の魔術師
    3.8
    魔術師実習生のシオニーはもうすぐ最終試験を受ける予定。そんなとき、彼女の命を狙った邪悪な魔術師が脱獄したと知らされる……。
  • 変わろう。 壁を乗り越えるためのメッセージ
    4.0
    自分のことを謙虚に受け止めることができれば、自分の足りないことや間違っていることに気が付くことができます。逆に謙虚さを失い、自分が成功したと思って満足してしまえば、それ以上の進歩はありません。成長を止めてしまうのは、結局、自分なのだと思います。私は様々な壁にぶつかり、もがきながらそれらを乗り越えて成長してきました。一生懸命に取り組んでいれば、その時々で進むべき道を示してくれる人との出会いがあると信じています。千葉ロッテマリーンズの選手たちも変わることを恐れず前に進んでいってほしいと願っています。(本文より) 第1章 引退の日 第2章 監督就任 第3章 王会長とギーエン監督の教え 第4章 壁の乗り越え方 第5章 メジャーから持ち帰ったこと 第6章 新生マリーンズの進む道
  • ゴールをぶっ壊せ - 夢の向こう側までたどり着く技術
    3.7
    16歳でデビューしたバンドは4年で解散。天国から一転、堕ちた地獄から、ノーギャラライブや15年に亘るアルバイト生活を経て、今頂に立つ、アニソン界のパイオニア・影山ヒロノブ。苦難の先で出会った「聖闘士神話~ソルジャー・ドリーム~」「CHA-LA HEAD-CHA-LA」、アニソンレジェンドたち、そしてJAM Project。なぜ諦めなかったのか? なぜファンは、そして世界は彼を愛するのか? だからもっと熱くなれ! その手で夢をつかみとれ!
  • 好きか、嫌いか、大好きか。 で、どうする?
    3.5
    人生に迷いがなくなる、夏木マリ的「決断のメソッド」とは?カッコよく、自分らしく生きるための思考法を解説。
  • 佐竹義宣 秀吉が頼り、家康が怖れた北関東の義将
    3.5
    「鬼佐竹」「坂東太郎」と諸国に怖れられた父・義重を超えて、一族悲願の“常陸の旗頭”となった佐竹義宣――。その所領は、常陸一国54万石余、旗下を入れれば80万石余にもおよび、兵に換算すれば2万人以上を出陣させられる強大な勢力である。豊臣政権下では、関東に移封された徳川家康の“目付役”を担うなど、絶頂期を迎えた。佐竹一族の繁栄を助けた石田三成に恩義を感じる義宣は、秀吉亡きあと、天下取りの野望に向かって横暴をきわめる家康に不信感を抱く。さらには福島正則など武断派による襲撃から、三成の窮地を救った義宣は、日に日に憤りの念を強めていった。そして三成の挙兵を聞き、小山から引き返そうとする家康に、義宣は佐竹氏得意の“追い討ち”をかけようと計るのだが……。時代の流れに抗い、敵将である家康をして「今の世に義宣ほど律儀なものは見たことがない」とも言わしめた、北関東の若き義将の生涯を描く!
  • 身体が生み出すクリエイティブ
    3.5
    お笑い芸人はなぜ面白い一言を言えるか? 彼ら自身も言語化できないように、お笑いは暗黙の身体知である。プロから一般人まで、人はふとクリエイティブなことをやってのける。そのメカニズムは未解明だが、身体とことばを上手に共存させて発想することが、クリエイティブの源である。日常生活において、体感にしかと向き合って着眼と解釈を行い、なんでも試してみるマインドを持つことが、いまよりもクリエイティブになる秘訣である。それは現在のAIにはまだとても難しいことである。
  • ツバメの谷 (上)
    5.0
    『ツバメ号とアマゾン号』の冒険から一年、ウォーカー家の4人きょうだいは、ふたたび湖で帆船を走らせますが、ツバメ号が突風にあおられ、暗礁にぶつかって沈んでしまいます。船を失った探険家たちは、新たにみつけた「ツバメの谷」でキャンプをすることに。アマゾン海賊姉妹とともに、夏休みの冒険に乗り出します。

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  • 保育士という生き方
    4.7
    「ぼくは だれよりも ぼくがすき」といえる子どもに 「わたしは だれよりも わたしがすき」といえる子どもに すべての子どもたちが、丸ごとの自分を受け止め、自分自身を愛せるように・・・・・ 40年にわたって「保育士」として子どもに向き合い続けた著者が語る、保育士人生と保育論。 保育士をめざす方、現役保育士さん、元・保育士さん、幼子を持つお母さんお父さん。「子ども」とふれあう、すべての人へ 保育崩壊?? 日本に必須の社会インフラとなった「保育」だが、待機児童問題、保育士不足、園建設反対など、現場は今、揺れに揺れている。 そんななかで、肝心な「子ども」の存在が置き去りにはされていないだろうか。目の前の子どもは、たった一度しかない「人生の土台」となる大切な時間を生きている。 40年にわたって、保育士として、園長として、子どもの代弁者・伴走者であり続けた著者が、仕事への情熱と葛藤、そしてすべての子どもたちへの想いを綴る。
  • 知らないではすまされない自衛隊の本当の実力
    3.5
    2017年に入り、北朝鮮はミサイル実験を繰り返し、「日本に対しての攻撃もあり得る」と挑発的発言を続けています。 もし本当に攻撃してきたら日本はどうなるのか? 私たちは有事の際、どう守られるのか? 今だからこそ知るべき、防衛の要“自衛隊”について池上彰さんが徹底解説。海上自衛隊八戸航空基地と航空自衛隊小松基地への現地取材をリポート。知られざる自衛隊の実力が見えてきます。 さらに、ミサイル発射から到達までの時間と言われている“10分00秒”。この緊迫の10分間を池上さんが完全シミュレーション。 本書で「10分間とはどんな時間か?」を疑似体験します。 (「池上彰緊急スペシャル!」HPより、一部引用) 今こそ知っておきたい 「日本を守る自衛隊」の実力 今、日本を取り巻く国際情勢は、北朝鮮のミサイル問題など、とても安心できる状態ではありません。そんな今だからこそ、多くの人たちに知っておいてほしいテーマがあります。それが「日本を守る自衛隊」です。あなたは自衛隊のことをどれだけ知っているでしょうか。知らないではすまされない自衛隊について、基礎の基礎から解説します。
  • 「藪の中」の死体
    3.3
    法医学の第一人者、元東京都監察医務院院長を務めた上野正彦さんが古今東西の名作に書かれた事件に迫る。 芥川龍之介『藪の中』では武士は誰にどのようにして殺害されたのか、谷崎潤一郎『鍵』で性交死ははたしてなぜ起きたのか、ポーの『マリー・ロジェエの怪事件』では、マリーは水死なのか……。 また戦後日本の事件史に特筆される二つの事件、青酸カリによる強盗大量殺人事件「帝銀事件」と旧国鉄総裁の轢死事件も残された資料から、アームチェア・ディテクティブよろしく、事件の様々な可能性を探る。 そのほか、森村誠一『精神分析殺人事件』と横溝正史『犬神家の一族』も取り上げている。 豊富な経験に裏付けられた斬新な検証と想像力が、物語の興味を一層深くしてくれる。
  • 1日3分! ジムに行かずにマイナス5kg! 自宅筋トレ続ける技術
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 まずは1日3分。ヒザを地べたにつけた楽~な腕立てを5回から。3秒で下ろして3秒で上げて…。「続ける」ことを念頭に、漫画と写真で貴方のレベルに合わせて、懇切丁寧に筋トレ法を伝授。楽になってきたら、次のステップも紹介。その繰り返しで、必ずアナタの残念ボディが引き締まります!! 腕立て10回できますか? 迷わずイエスと言えればいいけれど、ちょっとでも「できないかも」と思った貴方は本書を読むべし! へっぴり腰でも10回がきつければ、膝を付けて負荷をう~んと減らしてまず5回! 出来るようになったら10回、15回! 次はもう少し膝を延ばして5回10回15回! レベルに合わせて筋トレ出来るのが本書の特徴です。 さらに、出張や疲れでつい休んだ時の対処法も、マンガと文章でフォローしてくれるから、気づけばあらら長続き! 初心者から始めて中級者まで。体力低下が怖い。階段で息切れ。異性の視線が辛い。全ての悩みがクリアになります! 本書で「自宅筋トレ」、始める&続けましょう!!
  • 煉と虎徹
    4.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 テレビで話題沸騰!Twitter7万人超。ヴィジュアル系バンドマンが助けた赤ちゃん猫の成長記録。生後3日の奇跡の出会いから、献身的な子猫育ての様子をかわいい写真とともに紹介!
  • 武器を磨け 弱者の戦略教科書『キングダム』
    4.0
    “知的サバイバルの達人”佐藤優が、戦国時代の中国を描いた累計3000万部突破の大ヒット漫画『キングダム』を題材に、現代人が「残酷な世の中を生き抜くための術」を伝授する。
  • 日本人だけが知らない世界から尊敬される日本人
    3.6
    技術力や、協調力、道徳心、丁寧なおもてなしなどで、世界から称賛されることの多い日本人。 その国民性の美徳を表す言葉には、「実るほど、首を垂れる稲穂かな」「能ある鷹は爪を隠す」など、様々なものがあります。 そんな「美しい日本」を体現する、「代表的日本人」とは? 日本人だけが知らない、世界から評価されて止まない「代表的日本人」を紹介し、 日本人・日本という国を再発見する!
  • 人生は70歳からが一番面白い
    4.5
    故・赤瀬川原平さんは、60歳当時の著作で「老人力」という概念を世に放った。 老人力とは、もの忘れのような老化減少を、むしろ「老人力がついてきた」とプラス思考へ変えた発想だった。 『ふつうは歳をとったとか、モーロクしたとか、あいつもだいぶボケたとかいうんだけど、 そういう言葉の代りに、「あいつもかなり老人力がついてきたな」というふうにいうのである。 そうすると何だか、歳をとることに積極性が出てきてなかなかいい』と。 2017年9月で70歳になった著者。 いまは人生80年時代といわれるが、これからは人生100年時代に突入。 人間は医学的に120歳まで生きられるともいわれている。 これまでは65歳以上を高齢者としてきたが、先ごろ日本老年学会などが65~74歳は、 高齢者への準備段階という意味で「准高齢者」と呼ぶように提言した。 そこで、70歳を迎えたものの、 いつまでも現役バリバリで、ハツラツとして若々しい著者が、 弘兼流・上機嫌の作法を説く。
  • アンジャッシュ渡部の 大人のための「いい店」選び方の極意
    3.5
    芸能界最強のアテンド王、アンジャッシュ渡部が教える いい店の見つけ方、いい店でひいきされる店の使い方とは? 「うまい店」と「いい店」は違う。 「いい店」とは「味」「値段」「サービス」「予約の取りやすさ」 そして誰かを誘うときのキャッチコピーがある「キャッチ度」が 高い店をいう。 いい店を知っていれば、デートでも友人とでもよいコミュニケーションが図れるが、 実はいい店を知っているということは、ビジネスの上でも大きな武器になる。 食はえこひいきの文化。 すべての客にまったく同じものが提供されることはない。 店にひいきされる客が、よりうまいものを食べられるのだ。 そうであるなら店にひいきされる「いい客」とはどんな客か。 どんな風に店を使えば、店に愛され、よりうまいものを食べられるのか。 年間500軒を食べ歩く最強のグルメ王渡部建が、 これについて、おすすめの「いい店」の紹介も行いながら はじめて新書で書き下す。
  • 明治維新で変わらなかった日本の核心
    4.0
    「日本は明治維新で近代化を果たし、それまでとは一変したと一般的には思われています。しかし、よくよく見ていくと、どうもその見方は表層的なものにも思えてくる。むしろ、江戸時代以前、というよりは古代から連綿と深層を流れてきた『核心』ともいうべき組織原理や権威構造、行動原理などがいまも色濃く影響を及ぼしているのではないか」(猪瀬直樹「はじめに」より) 「いま、読者諸氏に申しあげたい。日本が変化しないときは、時代ごとの死んだ歴史を読んでいても命に別状はない。だが、いま日本人は、これまでの構造が一夜にして変わってしまう世の中に生きている。このようなときは、『通史的思考』をなさねば変化のなかを生きてはゆけない」(磯田道史「おわりに」より) 明治以降、なぜ日本は近代化に成功したのか。それは明治維新で日本が変わったのではなく、成功の要因がすでに江戸時代までの歴史の中で形づくられていたからだ。日本には、古代から変わらない「国の核心」がある。古来、培ってきた組織原理や行動原理、権威に対する考え方などが、今なお日本人に大きな影響を与えている。その「日本的原理」の長所と短所を知らねば、この国で成功をつかむことは難しいし、いかなる変革も望めない。では、「この国の秘密」とは何か?――平安時代から江戸時代まで「通史的思考」で読み解き、日本のあり方に迫る、白熱討論。 【目次】より●第1章 日本の組織原理と権威構造の源泉――古代をたずねる ●第2章 「新しい公」の再編成――鎌倉、室町、戦国のダイナミズム ●第3章 江戸武家社会の組織と個人――サラリーマン根性の始まり ●第4章 二六〇年の泰平を維持した社会システム――「転封」や「ジャンケン国家」の智恵 ●第5章 江戸に花咲いた近代的経済――進んだ経済政策と百姓たちの企業家精神

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  • ニッポン定食散歩
    3.7
    祝!定食食べ歩きガイドエッセイシリーズ10周年!! 生姜焼き、エビフライ、マーボー豆腐、焼魚、コロッケ、とんかつ、オムライス… “定食マエストロ” 今柊二がさすらい見つけた 心身にガツンとパワーをくれるメニューの数々を“定食評論家”今柊二氏がご案内します。 (内容紹介) “定食マエストロ”今柊二の食べ歩きガイドシリーズ第一弾『定食ニッポン』が刊行されてから丸十年。今回再びステキな定食求めて山手線1周定食巡りの旅に出発!! 10年経って変わるもの変わらないもの、地元客で溢れる昔ながらの定食屋やサラリーマンたちがどんどん吸い込まれていく中華屋、おかみさんの温かい人柄が人気の食堂、何度でも通いたい洋食屋…心もお腹もきっと満足できるオススメの名店をご案内します。
  • 「心に余裕がある人」になる自分の磨き方 - 一流の勝負師に学び、いつも平常心を保つ -
    3.6
    38万部突破の大ベストセラー『スラムダンク勝利学』の著者が、結果を残すための感情コントロール術を大公開。 集中力がない、アイデアがわかない、すぐにテンパってしまう……あなたに「心の余裕」がないのは、脳の使い方が間違っているからです!! 話題のスポーツドクターが、宮本武蔵、またトップアスリートをはじめとした各界の勝負師たちの脳を徹底解説。 ビジネス、スポーツ、勉強で結果を残し、負けない人生を歩むための“メントレ書”の決定版!!
  • ヒトラーの試写室
    4.3
    1935年、20歳の柴田彰は活動写真の俳優を夢見るが、大工の父親は猛反対し勘当されてしまった。家を飛び出しオーディションを受けるが箸にも棒にもかからずあえなく挫折。だが、人手不足だった日独合作映画「新しき土」の特殊撮影助手の仕事にありつく。主任の円谷英二の情熱に触れるうち彰も仕事にのめり込み映画は見事に完成。ベルリンにも運ばれ、映画で人心の掌握と扇動を狙っていたナチス宣伝大臣ゲッベルスの心に刻み込まれる。日本は41年、ついに太平洋戦争に突入。軍部の要請から戦意高揚をねらった映画「ハワイ・マレー海戦」が製作されることになり彰も特殊撮影で参加。この作品もベルリンに運ばれ、丁度イギリスの権威を失墜させる為に映画「タイタニック」を製作したが、どうしてもクライマックスの沈没シーンが上手く撮影できないことを悩んでいたゲッベルスが目をつけ、彰がドイツに招聘されることになる。環境の違いから撮影は苦戦。日本に残した妻子を想う柴田だったが、ベルリンは戦火に……。意外すぎる歴史秘話に基づく、一気読みと感動必至の傑作エンタメ小説。
  • 遙かなる円環都市 上
    3.5
    大西洋の海底で発見された巨大な“リング” それが与えるのは叡智か、それとも破滅なのか 謎を解く鍵を握るのはイルカ! カリブ海で原子力潜水艦が奇妙な音をキャッチしたことが始まりだった。 その直後、潜水艦の計器に異常が発生した。機材の確認などで原因が突き止められなかったため、海軍調査官クレイは最新の探査機での海域の調査を開始するが、探査機は制御不能となり海底へと沈んでしまう。 手詰まりになったクレイは、マイアミ水族館の海洋生物研究者たちに協力を要請する。それはイルカによる調査を試すためだった。研究者たちはイルカの言語を解析し、意思疎通することに成功していたのだ。いまやこの調査の鍵はイルカたちが握っていた。 一方、制御不能となる前の探査機から送られてきた映像を分析していたチームはありえないものを発見する。そこに映っていたのは、高速で回転する巨大な“リング”だった。
  • 片倉小十郎景綱 伊達政宗を奥州の覇者にした補佐役
    3.6
    伊達政宗が「梵天丸」と称した幼少時代から“傅役”として養育係に抜擢され、己の生涯のすべてを若き主君の成長に捧げた片倉小十郎景綱――。幼い政宗が疱瘡によって病み、飛び出た自分の右眼を抉り出すよう命じたとき、それに応じたのも景綱であった。これ以来、政宗の失った右眼となることを誓った景綱は、主君を支える軍師として、また一人の武将として政宗の奥州制覇に向けた戦場に立つ。人取橋の合戦や窪田の戦い、摺上原の戦い、小田原参陣、朝鮮出兵、関ヶ原合戦といった伊達家の歴代の決戦場において、景綱は常に政宗の側にあって知勇を駆使し、「独眼竜のいるところ、必ず片倉小十郎の姿あり」と周囲に恐れられた。政宗が奥州の覇者となった後は更に固い絆で結ばれ、天下人である秀吉や家康の引き抜きも頑として拒んだ。その姿は“忠臣の鑑”として謳われた。政宗を奥州一の大名に飛躍させた戦国随一の補佐役を描く長編力作!
  • 箱根山
    3.8
    箱根の山は天下の嶮か、ケンカのケンか?──足刈にある二軒の老舗旅館、玉屋と若松屋は先祖代々の犬猿の仲だ。だが若松屋の娘、明日子と玉屋の若番頭、乙夫は反発しながらも内心惹かれあっていた。いがみあう旅館、勃発する跡継ぎ問題、親から紹介された見合い相手、旅館の経営不振と大事故、乗り込んでくる都会の大資本……二人の恋の行方と箱根の未来はどうなる?
  • 葉桜の季節に君を想うということ
    3.9
    ミステリー文学賞&年末ランキング4冠! 本格ミステリーの新時代を告げた記念碑的傑作! かつては探偵事務所で働き、いまは「何でもやってやろう屋」を自称して気ままな生活を送る「俺」成瀬将虎。 ある日、高校の後輩のキヨシの頼みで、彼が密かに惚れている久高愛子の祖父の不審死と、高額で布団や健康食品を売りつける蓬莱倶楽部の調査を引き受ける。 そして同日、駅のホームで飛び込み自殺しようとした女・麻宮さくらを助けたことで、運命の歯車が回り始める――。 蓬莱倶楽部の悪徳商法を調査する将虎の軽妙なハードボイルド探偵の活躍を楽しむあなたに、ラストで襲い掛かる大どんでん返し!? 日本推理作家協会賞、本格ミステリ大賞ダブル受賞&「このミステリーがすごい!」「本格ミステリベスト10」で第1位! 中居正広さんほか、たくさんの著名人も激賞! 二度読み必至の究極の徹夜本です。
  • ヤマケイ文庫 山小屋ごはん
    4.2
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 山小屋で提供される食事に焦点をあてた『山小屋ごはん』(08年山と溪谷社刊)の文庫化。 食事を提供する人たちの思いや物語を丹念に紡いだ文章と、若者に人気の写真から切り取った作品が魅力。鈴木ともこさんの推薦文もおたのしみ。 <内容紹介> 霧ヶ峰「鷲が峰ひゅって」 特製インドカリー 西六甲「清水茶屋」 自家製ドーナツ 志賀高原「横手山頂ヒュッテ」 きのこ雲スープ 「高峰温泉」限定 手打ちそば 奥武蔵「奥村茶屋」 ジンギスカン 御在所岳「御在所山ノ家」 おにぎりとはやしライス 立山「みくりが池温泉」 げんげの唐揚げ 鳳凰三山「青木鉱泉」 くずきり 御岳山「山楽荘」 御師料理 北八ヶ岳「しらびそ小屋」 薪ストーブトースト 那須「三斗小屋温泉」 大黒屋の夕食 陣馬・高尾「清水茶屋」 けんちん汁・けんちんうどん 丹沢「鍋割山荘」 鍋焼うどん 上高地「嘉門次小屋」 イワナ骨酒 上高地「徳澤園」 ラーメン 北八ヶ岳「黒百合ヒュッテ」 手前味噌 大菩薩「丸川荘」 とろろごはん 北アルプス「仙人池ヒュッテ」 夕食
  • 大貧帳
    4.0
    無心者や押売りが悪態をついて、これだけの構えに二円や三円の金がないと云う筈はないなどと云い出すと、蔭で聞いていても可笑しくなる。そう云う俗物にはそんな気がするかも知れないが、無いとなったら洗った様になくなる(本文より)。質屋、借金、原稿料……飄然としたなかに笑いが滲みでる。お金にまつわる三八篇。 目次 夏の鼻風邪 俸給 質屋 秋宵鬼哭 百鬼園旧套 風燭記 炉前散語 御時勢 売り喰い 志道山人夜話 金の縁 砂利場大将 錬金術 書物の差押 胸算用 揚足取り 布哇の弗 鬼苑道話 雑木林 百円札 二銭紀 他生の縁 濡れ衣 大晦日 歳末無題 吸い殻 払い残り 年頭の債鬼 迎春の辞 大人片伝 続のんびりした話 無恒債者無恒心 百鬼園新装 黄牛 可可貧の記 貪凍の記 櫛風沐雨 高利貸に就いて 鬼の冥福
  • プロ野球のお金と契約
    4.7
    年俸5億3000万円から月給10万円台までメジャー51勝の男が14球団で味わった夢と現実 メジャーリーグ、日本のプロ野球、マイナーリーグ、日米の独立リーグなど、あらゆるステージを経験した著者だからわかる、メディアが「夢」と表現するプロ野球の現実を、「お金と契約」という最もリアルなもので明かす一冊。
  • 流罪の日本史
    3.3
    日本史上初の流罪は近親相姦の姫、恨みのあまり怨霊になった天皇、親鸞や日蓮の法難、真田昌幸・信繁親子や宇喜多秀家の苦しい流人生活……。流罪は死刑につぐ大罪で、罪状や時代によって、流される場所は細かく規定されていた。誰がどんな罪でどこに流されたか。地位も名誉も財産も剥奪されて遠隔地に追われた罪人と一族は、縁もゆかりもない土地で、どう生き延びたのか。そこには権力闘争や策謀の壮絶なドラマがあった――。古代から近代までの流刑の変遷を辿り、そこに見える刑罰観の変遷を読み解く!
  • 核武装論 当たり前の話をしようではないか
    4.0
    「非核三原則」には嗤いを、「核の傘」には疑いを。核武装に現実味を感じていないのは日本人だけだ。蔓延する偽善的な平和主義に抗して老師ニシベが語る「核」への天下の正論。北朝鮮の拉致問題、核武装問題が騒がれる今日、日本人が避けて通れない議論の核心!!
  • ふたり道三 上
    3.5
    時は乱世。魔剣・櫂(かい)扇を鍛えた刀工・隠岐允(おきのじょう)の末裔、おどろ丸は乱世第一等の将となるべく、盟友・庄五郎の才知を頼りに、美濃の地に立った。粗暴にして自らの力のみを頼りにしたおどろ丸だったが、庄五郎と出会って「友」を知り、将軍家の寵臣・赤松政則の娘・松姫に思いを寄せ「恋」を知る。野生児にして純な魂の男は、魔剣を手にいかな運命を切り開くか。のちに「斎藤道三」と呼ばれた男の、修羅の人生が始まった……!
  • 鉄鎖殺人事件
    3.0
    質屋の殺人現場に遺棄された、西郷隆盛の引き裂かれた肖像画群。その中に残された一枚は、死体の顔と酷似していた……元検事藤枝慎太郎が挑む、著者の本格探偵長篇代表作。
  • 名門校の「人生を学ぶ」授業
    4.0
    ●受験勉強だけでは東大に行けない!? 名門校と呼ばれるほどの進学校ほど、実は受験勉強以外により大きな時間を割いています。しかも、それは流行りのプログラミング教育でも、ネイティブに迫る英語でもありません。「裁縫」や「なわとび」など、一見、大学受験には関係なさそうな授業なのです。 果たしてそれはなんのためにあるのか? 名門校が考える「どんな時代になっても生きていけるための力」の育て方を探ります。 ●16校の授業を実況中継 本書でとりあげる学校は16校。実際に授業を見学・体験し、教室の躍動感そのままに実況中継しています。 ・おりがみで数学の難問を解く・灘 ・65年以上の歴史がある「なわとび」検定・桐朋 ・文庫本の読み聞かせ・東大寺学園 ・レゴブロックで数学理解を深める・聖光学院 ・大運動会で組織力と「個」を育てる・開成 ・「演劇づくり」で正解のない問いに挑む・海城 ・1人1つのバイオリンを使う音楽・芝 ・唱歌の替え歌を作り自己を見つめる・麻布 ・都会の真ん中のたんぼで種から稲作・筑駒 ・リベラルアーツとしての「園芸」・鴎友 ・キャンパスが生きた博物館・早稲田本庄 ・「聖書」と「礼拝」が教育の両輪・女子学院 ・毎日上半身裸でラジオ体操・栄光 ・岩を削り続ける理科実験・武蔵 ・毎朝5分間の裁縫・豊島岡 ・真夜中に8時間の山登り・巣鴨 ●経済サイトで500万ページビューを誇った超人気連載の書籍化!
  • 40代から最短で速くなるマラソン上達法
    3.7
    もともとは、陸上経験のない知識ゼロの酒好き・ヘビースモーカーのメタボおやじ。 かつての著者を知る友人、会社の同僚、それに妻と娘にとってみれば、姿形からしてまるで別人になりました。 振り返ってみると、ただただ効率のよい練習法を模索して、トライアル&エラーを繰り返しつつ、 自分なりに研究開発してきたことが功を奏しています。 なにか1つの練習法に固執するのではなく、走力の成長とともに、そのときの自分に適切な方法論を模索しながら工夫してきたのです。 「私は結構、失敗したり故障したりと遠回りしてきましたが、たどり着いた練習法は、 年齢を問わず、ランニングの初心者がゼロからマラソンを目指すときに、最も効率的ではないかと密かに自負しています」 市民ランナーとしては上級者となったいまの練習法も紹介していますから、幅広いレベルのランナーの参考になります。 遠回りせず、最短距離で故障もなく、フルマラソン完走から自己ベスト更新を繰り返す、 楽しいランニング生活を送るメソッドが詰まっています。
  • さちるデリュージョン: 1
    完結
    3.0
    私立誘凪高校に転入してきたマジメ人間・タケアミだったが、そこは中二病なやつらの巣窟だった――。その中心人物、聖徒会と対立する組織“DOM”を束ねる邪気眼娘のさちるに目をつけられたタケアミは、徐々にさちるたちのペースにのまれていく…。
  • 国が地域医療を滅ぼす日 - 迫りくるデュオ・ピークスの脅威 -
    4.5
    団塊の世代が75歳以上となり高齢者のピークを迎える2025年、その15年後に死亡者数がピークの166万人に達する2040年。 高齢者のピークと死亡者数のピークが重なるデュオ・ピークスを迎えた時、あなたは平穏無事な最期を送ることはできるでしょうか? 「私が勤務する金沢市の城北病院には、外来の患者さんが1日400人~500人程度来られます。8割以上は予約の患者さんですが、予約でも外来診察で1時間以上待っていただくことは稀ではありません。また城北病院のベッド稼働率は93%であり、ほぼベッドは埋まった状態です。いつ退院になるかわからない患者さんが多いことからベッド稼働率が93%だと、入院をお断りしなくてはいけない場面もでてきます。また、特別養護老人ホームに入るためには、3年~5年順番待ちと言われていますが、介護職員の給料が安いために、人材不足となり特別養護老人ホームの部屋は空いているのに、入居することができないといった報道がありました。いったい、現場で何が起こっているのでしょうか? デュオ・ピークスを迎えるにあたり病院でなにが起こっているか? 少しでも知っていただければ幸いです」(本文より)
  • 死ぬまで歩くにはスクワットだけすればいい
    3.8
    自律神経の名医が断言! スクワットは簡単かつ最強の健康法。足腰を鍛えるだけでなく、心身の老化を防ぐ「スクワット6週間プログラム」つき。 誰もがスクワットの方法は知っていて、運動に取り入れている人も多いはず。本書では、自律神経の名医が、なぜスクワットが健康にいいのか、医学的見地から解説した上で、「簡単で正しいスクワット」の方法をお教えします。 「スクワットには、足腰を鍛えるだけではなく、免疫力向上、認知症予防、尿漏れ防止、便秘改善、心を前向きにする作用など、たくさんの驚くべき効果が隠されているのです。」(本文より) <実はすごい! スクワットの効果> スクワットだけで効率よく全身の筋肉を鍛えられる/体脂肪が燃える/若々しくなる/腰痛をケア/血流がよくなり、病気を遠ざける/冷え性を改善/肩コリ・首コリがラクになる/自律神経のバランスが整う/腸を動かすから便秘に効く/「便失禁」「尿漏れ」を防ぐ etc.
  • 13歳からの「学問のすすめ」
    4.2
    新しい地平を切り開いていくのに必要なのは学ぶこと。それではどう学んで、生き方にどう結びつけたらいいだろう。明治初期から読みつがれている日本最強の教育書をもっともわかりやすくコンパクトな現代語訳と解説で伝える。
  • トップスケーターのすごさがわかるフィギュアスケート
    3.5
    テレビ中継や会場での観戦が面白くなる、フィギュアスケートの見方&楽しみ方! 羽生選手、宇野選手、宮原選手など、日本人スケーターが多く活躍するフィギュアスケートは、五輪や世界選手権でもメダルの期待がかかる種目である。 本書は、トップスケーターとして活躍した著者が書く、「もっとフィギュアスケートを知りたい」人のための一冊。 点数のつけ方、スケーターの裏側など、元トップスケーターが書く、フィギュアスケート観戦の決定版!
  • 壁を超える
    3.5
    順風満帆に見えて、実際は今ほど整っていない環境での海外移籍や度重なる怪我など辛い時期を幾度も乗り越えてきた。メンタルが問われるゴールキーパーという特殊なポジションで自分を支え続けるものは何なのか。 はじめに 第1章 苦境のおしえ 第2章 人を育てるということ、組織(チーム)を率いるということ 第3章 リーダーの肖像――指揮官たちに教わったこと 第4章 厳しかった日々と家族の存在 第5章 「現役」であること、「引退」に思うこと
  • すこあら!: 1
    3.5
    ゲーム大好き女子高生・天取こあら(てんとり・こあら)、ゲームセンターの娘・高山みずほ(たかやま・みずほ)、財閥令嬢でかわいいもの大好きでゲームにも興味津々だけど素直になれない・蜂田紗璃奈(はちた・さりな)の3人のゲームライフ!?
  • 三成の不思議なる条々
    4.0
    たかが20万石の身代である石田三成が、なぜ西軍の大将として指揮をとったのか? 西軍、東軍、どちらに道理があったのか? 関ヶ原の合戦から30年、当時を知る人々を訪ね歩く町人がいた。『関ヶ原合戦大名衆振舞ノ子細』としてまとめられた一冊から浮かび上がる歴史の真相とは!? そして、敗軍の将・三成について、町人を使って調べさせた「さるお方」の思惑は!?
  • フランス現代史 隠された記憶 ──戦争のタブーを追跡する
    5.0
    一国の今は過去を抜きに語れない。華やかに語られることが多いフランスも例外ではない。第一次大戦の激戦地では現在も、不発弾と兵士の遺体で住めない村がある。第二次大戦中のユダヤ人の強制連行への加担の事実は、その重さゆえに負い目としてフランス人の心にのしかかる。アルジェリア戦争を戦った現地兵「アルキ」への冷たい処遇は人権の国の根幹を揺るがす。それらが「悪に抵抗した少数の英雄」レジスタンスの記憶にすがりたい心情につながっている。歴史に苦悩するフランスの姿を、多くの証言から紐解くルポルタージュ。
  • 私の仕事 国連難民高等弁務官の10年と平和の構築
    3.9
    63歳で女性初・日本人初の国連難民高等弁務官となり、冷戦後の10年間、世界の難民支援を指揮した緒方貞子氏。当時の貴重な日記を中心に、エッセイ、インタビューなどをまとめたもの。難局に直面したとき、彼女はどう判断し、どう対応したのか。
  • 武士の碑
    4.0
    その男の奏でる調べは、武士の時代への鎮魂歌か――。西郷隆盛と大久保利通の後継者と目されていた村田新八は、岩倉使節団の一員として渡欧、パリにおいて、西郷が大久保と袂を分かって下野したとの報に接する。二人を仲裁するために帰国し、故郷・鹿児島へと向かったものの、大久保の挑発に桐野利秋らが暴発。ここに、日本史上最大にして最後の内戦・西南戦争の火蓋が切って落とされた。著者渾身の長編小説。

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  • 伊達成実 秀吉、家康、景勝が欲した奥羽の猛将
    3.5
    戦場で“不退転”の覚悟を示す「毛虫の前立」の兜を身につけ、人取橋合戦、摺上原合戦などで数多の武功をあげた伊達成実――。独眼龍政宗の「切り札」となったその勇猛ぶりは、天下人の秀吉、家康も配下に欲した。奥州制覇を目指す政宗とは主従を超えた友情で結ばれ、『智』の片倉小十郎と共に『武』で伊達家の双璧を担う。生涯を“伊達の先陣”に捧げた闘将を描く力作小説!

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  • 中学生棋士
    4.3
    日本全土がフィーバーに沸いた中学生棋士・藤井聡太四段の登場と破竹の29連勝。中学生棋士はこれまで5人現れ、これまでその全員がトップ棋士として活躍した。早熟な才能はいかにして生まれるのか、その謎に迫る。
  • 教えてみた「米国トップ校」
    3.7
    研究でも教育でも羨望の眼差しで語られることが多い米国トップ校。だが、その一つであるプリンストンで教えるようになった東大教授は、日本に蔓延する幻想に疑問を投げかける。語られなかった「白熱教室」の内実。
  • なぜ、世界は“右傾化”するのか?
    3.7
    あり得ないことだらけ! ニュースのプロは世界をどう見ているのか? 世界に「昔はよかった」という流れが生まれている一方で、くい止めようとする力も働いている。 イギリスのEU離脱やトランプ政権の混乱が続く中、仏大統領選では極右政党の代表が選ばれなかった。 先が読めない時代を私たちはどのように見ていけばよいのか。 現場取材をしながら独自の視点でニュースを解説する池上彰と増田ユリヤが、複雑化する世界を読み解く。
  • お母さんとやっちゃん
    完結
    3.0
    少女のような母さんと、思春期の息子の、四季の物語。 月刊まんがライフオリジナルで5年に渡り紡いできた人気シリーズがついに1冊に。あなたの心に染み入る珠玉16編。描き下ろし“母子”短編も収録! ★単行本カバー下イラスト収録★
  • 仕事力を上げる「脱疲労」「脱ストレス」の技術 フィジカルエリートが実践する
    4.0
    トップアスリートほど、運動技術の向上と同じくらいに、「疲労を溜めないこと」を大切にします。青学駅伝チームが箱根駅伝で3連覇できたのも、福原愛選手が五輪2大会連続でメダルを取れたのも、何より「疲労を抜く」ことができていたからこそ。どんなにトレーニングしても疲労が溜まっていては、本来のパフォーマンスは発揮できないからです。フィジカル&メンタルの両面から、その指導を行っていたのが著者です。
  • ほんとうの憲法 ──戦後日本憲法学批判
    4.2
    日本の憲法学では「国民が権力を制限することが立憲主義だ」とされ、「抵抗」を英雄視する物語が延々と語られている。あたかも憲法9条が国際法をも超越した存在であるかのようなロマン主義を流布しつつ、自衛隊や日米安保を否定し、安全保障問題を語ってはいけない裏事情であるかのように扱ってきた。なぜこのような憲法学がまかり通るようになったのか。その歴史的経緯を解明し、日本が国際社会の一員として国際協調主義を採り、真に立憲主義国家になるための道筋を問い直す。
  • 中尉
    3.5
    現地民と歩兵の心の闇、緊迫する心理戦、知られざる真実――敗戦間近の英国領ビルマを舞台に、ペスト罹患者の封じ込めにやっきになる村に派遣されてきた日本人の中尉と、その警備にあたる軍曹の心理を描いた戦争小説。
  • 30歳から成長する! 「基礎力」の磨き方
    4.5
    「会議で説得力のあるプレゼンをしたい」「他部門との調整をスムーズにしたい」「後輩をうまく叱るには」など、こうした30代ビジネスパーソンが直面する悩みを解決するために必要な力が「基礎力」だ。我々は今、グローバル化、職業寿命の長期化による転職の可能性の増加、ビジネス環境の激しい変化などへの対応を求められている。そうした中で、ビジネスパーソンにまず必要となる力は、専門知識や資格を身につけることではない。どのような仕事をするにも役立つ、この「基礎力」である。本書は、人材育成の第一人者である著者が「基礎力」の磨き方を解説する。会社から必要とされる人材になるためのヒント満載。

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  • 姜尚中と読む 夏目漱石
    3.5
    『こころ』『吾輩は猫である』『三四郎』……誰もが題名を知っている夏目漱石の小説ですが、じっくりと読んでみたことはありますか? 高校時代から現在まで何度もその著作を読み直してきた著者が、作品に込められた漱石の思いを読み解きます。一〇〇年以上読み継がれてきた、漱石作品の魅力を再発見してみませんか。

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  • 夜型人間のための知的生産術
    3.4
    私は朝の番組を担当していたが実は「夜型人間」だった――。 これまでに500冊以上の著書を出版してきた著者が膨大なアウトプットを生み出す秘密は「夜の過ごし方」にあった。 さまざまな偉人の夜の過ごし方や、著者自身の経験をもとに、夜という素敵な時間を濃密な知的生産の土壌にする方法を紹介します。
  • ロードバイクの作法 やってはいけない64の教え
    3.9
    NHKの自転車番組『チャリダー』にレギュラー出演中で、ロードバイク専門誌の常連でもあり、 アメリカの人気ブランド「SPECIALIZED(スペシャライズド)」の契約アドバイザーを務めるなど、 サイクリストに認知度と信頼感の高い著者が、基礎の基礎からベテランでも目から鱗のノウハウまで、 ロードバイクの作法を指南する。
  • 投資レジェンドが教える ヤバい会社
    3.8
    この企業は買い?売り? □社内結婚が多い □ホームページに役員の顔写真がある □スリッパに履き替える □社長がケチで細かくてメモ魔 □情報開示が頻繁すぎる □社長が30代 □会議室にホワイトボードがない □社名がカタカナ 6500人の社長と会い、成長企業を発掘してきた、「ひふみ投信」ファンドマネジャーが明かす、 ヤバい会社の見極め方。 「投資先として買いの会社」(ヤバいい)、「問題がある要注意の会社」(ヤバ悪い)を見分けるコツを、 豊富な体験とデータに基づき解説。 ベストセラー『投資家が「お金」よりも大切にしていること』の著者が、より実践的な投資哲学・ノウハウを説いた一冊です。
  • 情熱大陸への執拗な情熱
    4.0
    「このシリーズマジでおもしろすぎる」――ぼくのりりっくのぼうよみ(アーティスト) 「感動のラストだった……」――はあちゅう(作家・ブロガー) 人気サイト「オモコロ」で100万PVを達成した、爆笑コミックエッセイ! もし、ドラゴンボールが7つ揃ったら、僕は神龍に土下座してこう頼むだろう。巨万の富や永遠の命、そんなつまらないものではなく、TBS系列局で毎週放送されている人間密着ドキュメンタリー番組、あの「情熱大陸」に自分を出させてくださいと――(冒頭より)。情熱大陸に執拗な情熱を燃やし、いつ出演オファーがきてもいいように、日々「情熱大陸」っぽい生活を送る漫画家・宮川サトシ。情熱大陸に出演することを「上陸」とよび、お酒はアサヒビールのスーパードライ(番組スポンサー)しか飲まず、情熱大陸っぽい食事を「大陸メシ」と表現する、かつてない爆笑偏愛漫画。
  • 義経号、北溟を疾(はし)る
    3.5
    明治天皇が北海道に行幸し、義経号に乗車する。だが、北海道大開拓使・黒田清隆に恨みをもつ屯田兵が列車妨害を企てていた。探索に放った諜者は謎の死を遂げた。警視総監は元新撰組三番隊長・斎藤一こと藤田五郎に探索方を依頼。藤田に従うのは清水次郎長の子分、法印大五郎。札幌入りした二人は、不平屯田兵の妻が黒田に乱暴され首吊り死体となった事件を探る。書下し長篇歴史冒険推理。
  • 蟇屋敷の殺人
    3.3
    車から首なしの遺体が発見されるや、次々に殺人事件が。謎の美女、怪人物、化け物が配される中、探偵作家と警部が犯人を追う。秀逸なプロットが連続する傑作。
  • ワード・オブ・マウス ジャコ・パストリアス魂の言葉
    4.7
    天才ベーシスト、ジャコ・パストリアスの貴重なインタビュー集 エレクトリック・ベースの概念を覆し、今なお多くのフォロワーを生み出し続ける天才、ジャコ・パストリアス。35歳という若さで他界するまでに残した、 数々の常識を打ち破ったベース・プレイは、どのようにして育まれたのか? 未だに謎に包まれた部分が多いのが事実です。そこで本書は、その謎に迫るべく世界各地に散らばったジャコのインタビューを集め、テーマごとに分類。圧倒的な存在感を持つベース・スタイル誕生の秘密を、ジャコ自身の言葉からひも解くとともに、激しく濃密に、そして誰よりも鮮烈に生き抜いたひとりのベーシストの生き様が、再び明らかになります。全ベーシスト/ミュージシャン、すべてのクリエイター必携の1冊です。 ※本書は2010年に弊社より刊行された単行本を、文庫化したものです。
  • Toらいん・あんぐる: 1
    完結
    3.0
    「ふんどしをはいた妹は好きですか?」女性恐怖症の兄の元に、男として育てられた妹がやってきた!? ただでさえ女性が苦手な兄・蒼馬は、漢(おとこ)に憧れる妹・夕雅に悪戦苦闘の日々。蒼馬に想いを寄せる幼なじみの沙智も絡んで、ちぐはぐな兄妹の関係は現在、発展途上中!?
  • 公爵と星明かりの乙女
    3.0
    汚れなき乙女を守るのは、危険な隻眼の公爵。ヒストリカル・ロマンスの新星が紡ぐ、珠玉の歴史絵巻。 両親に命じられた結婚を拒んだせいで縁を切られ、“伯爵家令嬢”からその日暮らしの身へと堕ちたマーガレット。困っている人を見ると放っておけない性格も災いし、ドレス一着買えない慎ましい毎日を過ごしている。そんななか貧困地区へ人助けに向かったマーガレットは暴漢に襲われてしまう。間一髪のところを助けてくれたのは隻眼のレイシャム公爵。傲岸不遜で誰にも心を開かず、ロンドン社交界で最も恐れられる異端児だ。だがマーガレットは公爵を知るにつれ、厳めしい外見の奥に驚くべき真実の姿が隠されていることに気づき……。
  • 江戸の長者番付
    4.0
    江戸幕府の八代“暴れん坊”将軍の年収は、なんと1294億円! その将軍に勝るとも劣らない1000億円超の年収を稼いでいた人物とは? 江戸きっての大豪商である三井越後屋・三井八郎右衛門の驚愕の収入は? いっぽうで、“宵越しの金を持たない”庶民や、内職が欠かせない下級武士の稼ぎは……驚くべき年収ランキングから、江戸のリアルな生活事情が見えてくる、興味津々の一冊!
  • 日露外交 北方領土とインテリジェンス
    3.7
    舞台は四島日本化に移った!! クレムリンを攻略する、対露政策の決定版。 領土問題解決の道筋は見えた。 現役外交官時代、ソ連崩壊期に匿名で緊急出版した幻の論稿を初掲載! 戦後70年を過ぎたが、北方領土交渉は実際には進捗したのか、後退したのか? ソ連時代からあの国と交渉をし、いまも分析を続ける著者が交渉の実態を解説する。 本書には現役外交官時代、ソ連崩壊期に匿名で著した『ソ連の「ほんとう」のホント』を初掲載!!! 外交分析に必要な内在論理は、冷戦期も今も変わっていないのだ。 外交という“戦争”の肝を抑える、インテリジェンスの指南書。 <目次> まえがき 第1部 極東新時代 第2部 毒蛇と毒サソリ 第3部 外交という戦争 第4部 北方領土 特別掲載 ソ連の「ほんとうのホント」  プロローグ いま、「純粋民族衝動」がソ連を襲っている  第一章   なぜ、バルトは泥沼に陥ったのか  第二章   先祖返りする諸民族  エピローグ 難局をどう乗り越える、ゴルバチョフ
  • 「損」を恐れるから失敗する
    3.5
    誰だって、「得」をしたいけれど同じ分だけ「損」もしたくない――。だが著者によれば、心理学の実験では、人間は「得をした」ときよりも「損をした」ときのほうが心理的インパクトは大きく、損を恐れる傾向が強いこと(「損失回避性」の法則)が明らかだという。「損」と「得」に人間はどう反応するのか。その研究が一番進んでいるのが、「行動経済学」という分野だ。行動経済学に貢献した代表的な学者は、2002年にノーベル経済学賞を受賞したダニエル・カーネマンと、同僚のエイモス・トヴェルスキー。ともに心理学者である。二人の研究した心理学の知見が経済現象を説明するのに有効だということで、ノーベル経済学賞が授与された(トヴェルスキーはすでに他界していたので、カーネマンだけの受賞となった)。「心の問題」のプロである著者が、カーネマンらが明らかにした人間の心理特性を紹介しながら、私たちの仕事と人生に役立つ思考法を解説する。

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  • 理想を現実にする力
    4.0
    羽生善治氏を破った20代の新名人はいかにしてその勝利を掴んだのか? そこには理想をイメージする圧倒的な思いの強さ、それを現実化する緻密な思考力があった。将棋ファンからビジネス、人生設計……全ての夢を持つ人に贈る一冊。
  • 誰も知らなかった日本史 その後の顛末
    4.0
    戦国きっての傾奇者・前田慶次は、どこに消えたのか宮本武蔵と対決した吉岡一門の「その後」をめぐる謎忠臣蔵では“卑怯者”とされる二人の男の不可解な行方天才絵師・葛飾北斎の「晩年」をめぐるもうひとつの物語最後の剣客・榊原健吉は維新後の世をいかに生きたか……「その後」から見ると、日本史は面白いほどよくわかる!
  • 今日すべきことを精一杯!
    4.7
    「将来のことをいたずらに思い煩わず、今日すべきことを精一杯やりなさい」――。 医師として多くの患者と交流し、その最期を見届ける中で、身体的に健康であるというだけでなく、人生の充実とは何かを追い求めてきた日野原先生。 現場に立ち続けたからこそ見えてきた真実と、自身が人生をまっとうする中で得た深い気づきからにじみ出る言葉に、私たちは勇気づけられ、こんなふうに歳を重ねられたらと願わずにはいられない。 医師として多くの患者と交流する中で見えてきた真実と自身が人生をまっとうする中で得た深い気づき。 人生の充実とは何かを問う。
  • 最強の地域医療
    4.7
    『死病から生還した「医の超人」が語る、医療、介護、地域、そして私たちの人生のあるべき未来! 』 ――藻谷浩介氏(『里山資本主義』『デフレの正体』著者)激賞! 財政破綻した夕張市で医療改革に尽力した医師が、急性白血病との闘病生活から生還。 患者のためになっていない病院食、高齢者に対するケア不足、無駄に多すぎる病院…… 医師が患者になって見えてきた、医療の問題点とは? 地域医療の最前線で闘う医師が、高齢社会にあるべき新しい医療の形を提言する。 メディアを通じて報じられる「地方消滅」の解決、北海道が抱える「消滅可能性都市」の再生は、医療からはじまる。
  • 本物の思考力(小学館新書)
    4.4
    「数字・ファクト・ロジック」で考えよう。 「日本は大学進学率が高い」「侘び寂びが日本の伝統文化だ」「日本では夫婦同姓が当たり前」――。こうした言説は、新聞やテレビでもなかば“常識”のように語られています。しかし、著者であるライフネット生命会長の出口治明さんは、「『数字、ファクト、ロジック』に基づいて考えれば、そのような“常識”は思い込みや固定観念によるものだ」といいます。たとえばOECDの調査によると、日本の大学進学率は先進国のなかでは低いほうなのです。 ネットなどで聞きかじっただけの情報をもとにしていては、適切な判断などできるわけがありません。日本社会に蔓延するゴシップや流言飛語に惑わされず、物事を正しく判断するには、リテラシー(本質を見極める力)を鍛えて正しい情報と間違った情報を見分け、「人・本・旅」から有用な情報を収集し、先入観にとらわれず物事をゼロから捉え直していくことが重要です。このような、出口さんが実践している「腹に落ちるまで考え抜く」方法を徹底的に解説します。
  • 「お金」で読み解く世界史
    3.3
    1巻880円 (税込)
    「お金(の流れ)」を通して見ると、世界史がこんなに「人間臭く」なる! 元人気予備校講師でベストセラー作家の著者が教える、 教養としてはもちろん、利殖やビジネスのヒントにもつながる有益な世界史。 「賢者は歴史に学び、愚者は経験に学ぶ――。」 19世紀後半、ドイツを統一した鉄血宰相ビスマルクは、そんな至言を残した。 では、教養としての歴史がブームないま、本当に学んでおくべき歴史とは何だろうか? この本では、政治や戦争、文化で語られがちな歴史を、視点を変えて、 個人の蓄財から商売、貿易、金融、商社や国家の財務まで含めた 「お金の流れ」から読み解き、歴史の本質をつかむもの。 本書を読むことで、国家や王室、政権などの栄枯盛衰のパターン、 国家や王室よりも本当は世界を動かしていた存在、 戦争の勝敗を本当に裏側で左右していたこと、 お金をめぐる執着や欲望が時として世界史を揺るがす大きな事件を引き起こしたこと、 現在の資本主義社会のシステム(金融システム)のはじまりなどが理解でき、 古代から産業革命前の人類がいかに財や富を追い求めてきたかを知ることで、 歴史を本当に動かしていたのが「お金の流れ」であることが頷けるはずである。
  • 50代から本気で遊べば人生は愉しくなる
    4.4
    ◎「定年後」も毎日ワクワクする――すべてはモノマネから 私は1954年生まれの62歳ですが、毎朝、起きるのが楽しみでしょうがありません。 やりたいことがあって、毎日時間が足りないくらいです。 ちょっとしたきっかけではじめたことが、人生最大の楽しみになり得ます。 「本気で遊べば人生は愉しくなる」 そのために、まずはモノマネで上達してみてはいかがでしょうか? ◎モノマネ芸人、ボクサー、役者、画家、書家、ヨガ… 幾つもの顔を持つ逸楽の達人に学べ! 人生を楽しむ“ちょっとした練習”をしよう ものまね芸人、プロボクサー、俳優、画家、書家、ヨギ(ヨーガをする人)といくつもの顔を持つ片岡鶴太郎さん。 まるで5人分、6人分の人生を楽しんでいるかのようだ。 62歳になるいまも朝、起きるのが待ち遠しいくらい毎日を謳歌している。 大切なのは「自分の魂は何をすれば歓喜するか」を問いかけてみること。 ワクワクすることだけやればいい。 そんな一番楽しい人生の見つけ方を「悦楽の達人」が教えてくれる。
  • 架空通貨
    3.9
    女子高生・麻紀の父が経営する会社が破綻した――。かつて商社マンだった社会科教師の辛島は、その真相を確かめるべく麻紀とともに動き出した。やがて、2人がたどり着いたのは、「円」以上に力を持った闇のカネによって、人や企業、銀行までもが支配された街だった。 江戸川乱歩賞受賞第1作『M1』を改題
  • K先生の秘密の熱情
    完結
    4.7
    全1巻880円 (税込)
    …死ねよ、俺に喰われて死ね。ゴーマン人気官能小説家×堅物編集者ラブ。「K先生」シリーズ第4弾、ファン大注目の新展開!!官能小説家・鍛治隆生(かじりゅうせい)に押し切られるようにお付き合いをスタートさせたマジメ編集者・小早川翠(こばやかわみどり)。鍛治先生に会いたい気持ちは募るが、恋人は多忙を極めるため、なかなか会えない日が続く。そんなある日、小早川の幼なじみ・昭ちゃんが上京。先生と引き合わせたことが鍛治の逆鱗に触れることとなり二人の関係に最大の転機が訪れる!?大人気「犬恋」シリーズ、今井×あっくん、弟の勝頼の登場からも目が離せない!描き下ろしあり。
  • 新富裕層の研究――日本経済を変える新たな仕組み
    3.5
    近年、不動産や投資ファンド、企業上場などせず、アイデアひとつでビジネスを立ち上げ、短期間で売却、大きな富を得る、これまでにないタイプの富裕層が登場している。ネットを中心とした技術のパラダイム・シフトがあり、資本主義のシステムが変わる可能性も。富のルールがどのように変質するか、どうすれば新しい社会で富を作ることができるか、自らも富裕層となった著者が具体例を交え、分析・紹介する。
  • ヨーロッパがわかる 起源から統合への道のり
    4.5
    古代ギリシャからローマ帝国、十字軍、大航海時代、ルネサンス、フランス革命、二つの世界大戦、ベルリンの壁崩壊を経てEUへと至るヨーロッパの歩みをたどります。文化の違いや格差を乗り越えて統合へ向かう欧州の歴史と今をわかりやすく解説します。

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  • 民族 -つがいの運命と掟-
    3.8
    【情欲に溺れる淫らな掟】民族に伝わるつがいの掟、村の風習――。古より続く運命に身も心も囚われる物語。シリアスからコメディ、褐色男子やボディペイント等、民族ならではの多彩なエロスを貴方に。□表紙:yoha □ラインナップ:yoha/赤星ジェイク/ちしゃの実/ジャガー芋子/渦井/吉田ゆうこ/羽純ハナ/松基 羊/佐々川かのこ □スペシャルショート:イクヤス/斑まだ
  • ギター基礎トレ365日!
    値引きあり
    4.5
    1巻880円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 上達の秘訣は“継続”なり! 毎日続ける基礎トレ集の決定版登場 “ギターがうまくなるにはどうすれば?”という問いには、多くのプロが“ギターを毎日欠かさず弾くこと”と答えるでしょう。『究極のギター練習帳』シリーズをはじめ、多くの教則本を執筆してきた筆者もそのひとり。確実な上達には日々の積み重ねが最重要という信念のもと、1年=365日分の練習を収録した本書を作り上げました。週ごとに練習テーマが設定され、月~土曜日には各4小節の短いフレーズを練習、日曜日にはその週を振り返って復習をするという構成になっています。本書に沿って1年間の練習を続ければ、自分でも驚くほどの基礎力が身についていることは間違いありません! *この電子書籍に対応した全音源は、リットーミュージックのウェブサイト(http://www.rittor-music.co.jp/e/furoku/)から無料でダウンロードできます。
  • 世界から格差がなくならない本当の理由
    3.8
    世界の富裕層上位62人が保有する資産は、人口の半分にあたる下位36億人の資産とほぼ同じ!? 富める者がますます富み、貧しき者がますます貧しくなる「本当の理由」を、克明な現地取材とともに、池上彰が徹底解説! お金持ちがますますお金持ちになる狡猾な仕組みは? 貧しい人がますます貧しくなる残酷な実態は? 触れられなかったタブーに池上彰が斬り込む! 2016年6月に発刊し、好評だった『なぜ、世界から戦争がなくならないのか?』に続く大テーマに挑む第2弾。 ミリオネアなんてまだまだ。世界には資産1100億円以上持っている“ビリオネア”が相当数いることが判明。大富豪のイメージの強いドナルド・トランプ氏など、全米長者番付ではなんと100位にすら入っていない! そんなアメリカでは“お金持ち”が市を作ってどんどん独立していた! そこで、池上彰はウォール街に飛び、瞬時に富が富を生む現場を緊急取材! また、トランプ氏の意外な節税対策が紹介され、スタジオ中から驚きの声が。その対策にはある動物が使われていた! 一方“総中流社会”と言われた日本では生活保護受給者が毎年増加し、その影響を子どもたちが受けている深刻な実態が明らかになる。貧困家庭では、子供に十分な教育を受けさせることができず“教育の格差”が生まれてしまっているのである。そうした子供たちはどんな生活を送っているのか? そもそもなぜ日本で格差が広がったのか? 安倍内閣の掲げる“働き方改革”で格差は解消されるのか? 格差が拡大している世界へ、池上が緊急提言する。
  • 壁と孔雀
    3.3
    警視庁警護課の土壁英朗は35歳になるベテランSPだ。仕事の負傷で休暇を取り、幼い頃両親の離婚で別れたまま2年前に事故死した母の墓参りに赴く。北海道にある母の実家は町を支配する名家で、今は祖父母と小5の異父弟が住んでいた。初めて会う弟は、自ら座敷牢に入り、英朗に「僕がお母さんを殺した」と告げる。その言葉の真意は? さらに町では不審な事故が相次ぐ。英朗は忍び寄る危険から弟達を護ろうとするが……因習にとらわれた町で痛い真実と優しい嘘が交錯する、小路版クイーン・ライツヴィルの本格ミステリ
  • 第4次産業革命! 日本経済をこう変える。
    3.7
    AI、ロボット、IoT、ビッグデータ、シェアリング・エコノミー。製造業や金融業、サービス業における個別の動きを解説する本は多いが、社会を変革するムーブメントの本質に触れているものは少ない。本書では、UberやAirbnb、アマゾンやグーグル、テスラやヤマト運輸など、最先端ビジネスのエピソードを紹介しながら、第4次産業革命の進化の実態を紹介。●財布もいらない、経理部もいらない ●銀行がフィンテックに馴染めない理由 ●クラウドファンディングという新たなエコシステム ●シェアリング・エコノミーでは人材もシェアする ●多様な働き方は第四次産業革命の基本 金融、自動車、電機……業界の枠組みが壊れる日。国・企業・個人は、大チャンスをどう掴むか。大胆に行動するための知恵が満載!
  • やってのける
    4.2
    努力なんて、誰でもできる――。コロンビア大学心理学博士が、科学の最新の知見をもとに、あなたの常識を次々とひっくり返す! 目標を「成し遂げる」方法を説く。
  • セブン-イレブンは日本をどう変えたのか
    3.5
    1974年にセブンイレブン第1号店がオープン。いまや我々の生活に欠かせないコンビニだが、その変化の歴史は、日本社会の変化そのものだった。24時間オープンの店が現われ、おにぎりやおでんは「家庭で作るもの」から「コンビニで買うもの」になり、公共料金を店頭で払えるように、チケットはマルチコピー機で受け取れるようになり、お金はコンビニATMで下ろすのが当たり前になった。その日本人の生活スタイルは、すべてセブンイレブンが作り上げたものだ。「食」「家族」「地域社会」「社会インフラ」などを変え続けるセブンイレブンの進化に迫る一冊。セブン&アイ・ホールディングス前会長・鈴木敏文インタビュー付き。
  • 黄金の世界史
    3.5
    フロイト曰く「黄金は人間の深い潜在意識の中で本能を満足させる」と。エジプトの黄金の王墓、南米の黄金文明、中国の絢爛な王宮……。政治の覇者は必ず金を求めた。古代、大帝国時代を経て、大航海時代の金銀の大流入で、西欧へと覇権が動く近代、産業資本主義の発展と金本位制が崩壊した現代まで、「金」という視座から見たもう1つの世界史を読む。
  • 一番役立つ! ロジカルシンキング
    3.3
    ビジネスでは、自分の考えを分かりやすく説明して、さらに相手に気持ちよく納得してもらえなければ、望む結果は得られない。内容を整理しないで説明したり、言いたいことだけを述べて、「何を言いたいのか、分からない」と、相手から叱られているようだと、納得どころか理解さえも得られないだろう。そこで、相手の納得を引き出すために必須のスキルとなるのがロジカルシンキングだ。本書は「複雑なことはとにかく分解する」「議論に勝つことを目指さない」「理路整然と話すほど理解されない」など、説得力のある主張をつくり、意見を通すための46のセオリーを解説する。プロコン・リストやPERT図など、著者が厳選した本当に使えるフレームワークも紹介しているので、仕事に役立つこと間違いなし。

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  • イケるセックス
    4.7
    「女子SPA!」の人気連載「AV男優・森林原人の性活相談」が待望の書籍化! 経験人数8,000人超のトップ男優である森林原人が、セックスに悩める一般女性の質問に愛をもって答える。 <相談内容> ・彼がゴムを付けてくれません・彼のモノが小さすぎて……好きだけど限界です・彼がひどい早漏で困っています・口ですると彼が萎えてしまうんです・「首を絞めて殺したい」とラブラブな彼に言われました・イヤイヤ舐める夫にイライラします・自分から夫を誘えません・性欲はあるのに私とはしない彼、冷めたということ?・「イク」という感覚がよくわかりません・“30代処女”は重いですか?・いつでもしたくてたまらない……この性欲、どうすれば抑えられますか?・女性もひとりHしすぎるとイキづらくなるんですか?・上になった時、どう動けばいいのかわかりません etc.
  • 棄種たちの冬
    3.4
    災厄による滅亡を免れるため、人類が演算空間に移住した遠未来。棄てられた物理世界で生きる旧人類のシロとサエとショータは、黒のクランの暴力的な支配に怯えていた。一方、クーは安全な演算世界で倦んでいた。蓄積された体験を代謝する時間は、生きていると言えるのか。緩やかに滅びゆく世界で、生と死を問う
  • 武器としての社会類型論 世界を五つのタイプで見る
    4.5
    人と同じように世界もタイプで分けるとわかりやすい。日本社会型(全体共同体)、西洋社会型(上個人下共同体)、中国社会型(上共同体下個人)、インド社会型(資格共同体)、古代ユダヤ〈イスラム〉社会(資格共同体)型。実はいま常識と考えられていること、たとえば「個人の自由が重要」なども西洋社会固有の考え方にすぎない。 第一線で活躍する神学者が類型論によって世界を相対化する。
  • 仁義なきキリスト教史
    4.2
    「おやっさん、おやっさん、なんでワシを見捨てたんじゃ~!」(エリ・エリ・レマ・サバクタニ)──イエスの絶叫から約二千年、人類の福祉と文明化に貢献したキリスト教は、一方できわめて血なまぐさい側面を持つ。イエスの活動、パウロの伝道から、十字軍、宗教改革まで、キリスト教の歴史をやくざの抗争に見立てて描く、一大歴史エンターテインメント!
  • 悪魔の話
    3.5
    悪魔。神の教えと対をなし世界の半分を支配するとされた闇の帝王たち。その誕生から性格、分類、風貌、材質、総数、そして悪魔と契約する方法まで。ヨーロッパが育んだ「悪魔」の観念は、どこから生まれどこへ行くのか。その歴史を追い、人類史上最大の悲劇が生起する過程にまで迫る。人の世のいたるところにいる悪魔たちを凝視した決定版〈悪魔学入門〉。
  • 秩序なき時代の知性
    3.7
    格差が拡大し、自分と異なるものに向かう憎しみが強まる時代、かつてのギリシャの哲学思想がヒントになる――。 このように、哲学、法律、歴史、原発、労働などの観点から、各分野の現場から学識、経験をもって時代をリードする若手知識人と、“知の怪物”佐藤優氏の対話を通して、生き難い時代を考える。 対談相手:開沼博・國分功一郎・木暮太一・水野祐・與那覇潤
  • テレビでは言えない大相撲観戦の極意
    4.0
    ブームの再燃とも言われ、近年観戦人口もどんどん増えている、日本の国技・大相撲。 しかし、ただなんとなく観戦するだけでは、相撲のおもしろさのうちの半分も味わえていない。 本企画は、「相撲が好きで、もっといろいろな事を知りたい」人のための相撲の解説書。 NHK大相撲専属解説者の著者だからこそ書ける、相撲が10倍楽しくなる観戦法を紹介。
  • 大川周明 ある復古革新主義者の思想
    4.5
    「始末に困る」至誠の人の思想形成と生涯。 荘内中学から五高時代、社会主義による変革を目指した青年はやがて日本精神に目覚めアジア主義の理論家となる。指導的宣伝家として戦犯となった大川周明の評伝。

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