甲子園という病(新潮新書)

甲子園という病(新潮新書)

792円 (税込)

3pt

甲子園はいつもドラマに事欠かないが、背後の「不都合な真実」に光が当たることは少ない。本来高校野球は「部活」であり「教育の一環」である。勝利至上主義の指導者が、絶対服従を要求して「考えない選手」を量産したり、肩や肘を壊してもエースに投げさせたりするシステムは根本的に間違っている。監督・選手に徹底取材。甲子園の魅力と魔力を知り尽くしたジャーナリストによる「甲子園改革」の提言。

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甲子園という病(新潮新書) のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    野球に限らずスポーツ全部に言える問題ですね。
    難しい問題だと思う。

    自分も若い頃、結構真剣にスポーツに取り組んでいて上のほうを目指していましたから、監督の気持ち、選手の気持ちはとてもよくわかるつもりです。(親の気持ちは???)

    0
    2022年11月16日

    Posted by ブクログ

    今後の学生スポーツを考える上で、大事なテーマが多く考察されています。関わる多くの人がこの本に書かれているようなことを、考えるべき大事なテーマだと認識することが必要だと感じました。

    0
    2020年12月28日

    Posted by ブクログ

     「甲子園至上主義」の高校野球に対して,もっと高校生らしい野球,部活動,ひいては若者の育成を行うよう,警鐘を鳴らすルポ。けっして甲子園で身体を壊した悲劇のヒーローに焦点を当てるだけではなく,現代にふさわしい監督の指導方法とは何か,文武両立に対する高校生の取り組み方はどんなものか,著者は,複数の事例を

    0
    2019年10月24日

    Posted by ブクログ

    日本の高校野球は、甲子園で戦うという目標が大きく魅力的であり過ぎるがゆえに、多くの問題点を抱えていると筆者は主張する。
    本書で取り上げられている問題点は、「特に投手の酷使による故障」「高校生のうちに結果を求める育成方法」「少し活躍すると、選手をもてはやすメディア」「目先の結果を求め、また、専門的な知

    0
    2024年09月30日

    Posted by ブクログ

    高校野球が好きで毎回各大会を楽しみにしている1人です。
    東京都では、清宮君が出てきた1年生から3年生までは、東京都高野連の対応、メディアの対応は異常なほどでした。両者からは何がなんでも早実を甲子園へという雰囲気が感じられました。本書で指摘しているとおり当時はメディアの力は凄いなと感じていました。

    0
    2023年01月01日

    Posted by ブクログ

    高校野球ファンなので興味深く読みました。

    甲子園での試合は素晴らしい事に異論はないですが、勝利至上主義、投手の酷使やメディアの騒ぎ過ぎなどには以前から疑問を持っていました。

    本書を読んで、指導者やメディアを初めとした周りの大人たちのエゴから問題が引き起こされていると分かりました。

    特に深刻なの

    0
    2021年08月17日

    Posted by ブクログ

    近年、甲子園への注目はすごいものがある。
    地方大会でも、注目選手がいたり、好カードであればプロ野球並みに人が入る。
    そんな中、今年注目の大船渡高校の佐々木朗希投手が、地方大会の決勝でマウンドに上がらなかったことが話題になった。学校にはなぜ投げさせなかったのかと抗議の電話があったようだ。
    投げさせなか

    0
    2019年08月05日

    Posted by ブクログ

    最近、甲子園野球の闇の部分が注目されている。真夏の炎天下での試合、エース投手の過剰な投球数、指導者や学校の勝利最優先主義、高野連の選手軽視などなど。高校野球とはしょせん、部活動の一つのはずなのだが、そこに甲子園というものが存在していることで、青少年教育とはかけ離れた行為が介入し、周囲もそれを異常なこ

    0
    2018年10月04日

    Posted by ブクログ

    15年のフリーランス取材経験があるスポーツジャーナリストが、日本の高校野球界に身を置いたことのある選手や指導者たちへのインタビューを通し、日本の高校野球界にまつわる不合理なシステムや問題点についてあぶりだす。

    0
    2019年10月20日

    Posted by ブクログ

    勝利至上主義の指導者、肩や肘を壊してもエースに投げさせるシステム…。甲子園の魅力と魔力を知り尽くしたジャーナリストが、甲子園の「病理」を徹底解剖し、「甲子園改革」を提言する。

    投手の酷使をはじめ高校野球の弊害はさんざん言われてきたが、今年ようやく延長戦でのタイブレークの導入などがあった。でも米国な

    0
    2018年12月11日

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