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ユーザーレビュー

  • 漂流女子 にんしんSOS東京の相談現場から

    Posted by ブクログ

    小学校の同級生による著書、ということで買って読んでみました。

    まえがき(はじめに)に書かれた
       私たちは、すべての命に付き添います。
       産む、産まない。
       育てる、育てない。
       すべてに、付き添います。
    が、この本のすべてを表しているように思います。

    この本全体を通じて、著者であるかおりさんの(そしておそらくは、にんしんSOS東京のメンバーのみなさんの)、「ひとのいのちに対する思い」をひしひしと感じました。
     ※「ひと」も「いのち」も、あえてひらがなにしました。

    一つでも多くの命が、より幸せになれるように、かおりさんたちの活動を応援しています。

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    2017年12月10日
  • 漂流女子 にんしんSOS東京の相談現場から

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    旅のお共として。←として読むにはハードだよね。でもこれをライブハウスで待ち時間に読む私。中絶するのは若い女子が多いイメージだったけど、既婚者で3人目ができちゃったけど経済的に厳しくて、というのには驚いた。確かに私の周りでも3人子どもいる人いないもんな。1人も多いし。しかしほんと男の頼りなさというか、しょうもない男が多くて腹が立つ。こういう活動をしている人たちはほんと尊敬するわ。

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    2024年03月06日
  • 漂流女子 にんしんSOS東京の相談現場から

    Posted by ブクログ

    出会い系SNSには悪い大人(主に男性)が紛れ込んでいる。
    多感な十代、中には小学生を食い物にしようとしている者たちが。
    一般的には、家族がそういった大人たちから子供のみを守る砦になるはずだが、「優しい大人」に縋らざるを得ない子供たちも、確かに存在する。
    そして彼女たちは望まぬ妊娠、中絶を繰り返し、さらに苦しい境遇に置かれてしまうのだ。

    そんな少女たちに対して、自己責任、の一言で片付けて良いものだろうか。
    妊娠させた大人、男性たちは何の責任も負わずに逃げおおせるのに。
    少女の言葉、
    「死にたいけど死ねないから、誰かに殺してほしいと思うの」
    「これで1人で死ななくてもすむって思ったんだよね」

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    2018年06月17日
  • 漂流女子 にんしんSOS東京の相談現場から

    Posted by ブクログ

    思いがけず妊娠をし、相談先を探しながら孤立している「漂流女子」。
    どのような背景があるにしろ、彼女たちの戸惑いを受け止め、その人自身が納得して道を選択できるように、様々な関係機関と連携しサポートをする相談支援窓口、にんしんSOS東京さんの活動がわかる本。

    助産師として働いていて、身近におられる方々の背景が慮れるとても興味深い内容だった。
    前の職場で、飛び込み分娩でポロンと出産した女性が、「妊娠していることに気づかなかった」と主張し続け、子どもは乳児院へ入るという出来事があった。衝撃だった。親の身勝手に憤りを感じたが、それでも病院へ来ただけましだったのかもしれない、と今でこそ思う。

    気になる

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    2017年11月28日
  • 漂流女子 にんしんSOS東京の相談現場から

    Posted by ブクログ

    驚くべきは、相手の男性たちの無責任さ。腹が立つほどに他人事。未成年相手にすら逃げ打つその姿勢はどこで身につけたのか。こんな男性ばかりではないと思いたいが、実際にそんな人もいること自体がおぞましい。

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    2021年06月21日

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