国内小説 - 双葉社作品一覧

  • イジ女
    3.4
    意地悪な女、意地っ張りな女、イジイジした女、イジらしい女、イジくる女……世の中には「イジ女」がたくさんいる。女性の悪意を書かせたら随一の著者が、女社会のリアルシーンをこれでもかと描き込み、チクチクする気持ちを炙り出す。怖くて楽しい短編集。
  • いちにち8ミリの。
    -
    好きな美澄に会いたくて、1日8ミリずつうごく石と、その石と話のできる恋敵のペットの猿を描いた表題作。他2篇も、どこかにありそうで、どこにもなかったおとなの読む童話のような短編小説です。父・中島らもを超える物語の紡ぎ手の登場!
  • 一流非難 プロ野球スーパースター異説
    4.5
    1巻1,540円 (税込)
    “日本球界の至宝”野村克也氏が、日本を代表する超一流選手たちを一刀両断。長嶋茂雄、王貞治といった球界レジェンドから、大谷翔平、ダルビッシュ有、田中将大といった新時代のスターまで。辛口ながらも野球愛にあふれた“ボヤキ”は、まさに野村氏から球界への「最期のメッセージ」。
  • 「一生介護されない体」になる医者の習慣57
    3.0
    1巻1,650円 (税込)
    将来介護されるのは絶対イヤ!! でも、何をどうしていいものやら――そんな迷える大人世代のために、抗老化の第一人者である医師・山岸昌一先生が「介護されない体」になるための奥の手を伝授。老化の原因物質AGEを「食べ物」から摂っている人はアルツハイマーや認知症になりやすいというデータも。そこで、AGEを溜めない食事術、運動や睡眠、メンタル管理など、ズボラさんでも続けられる生活習慣を大紹介。これで老後は怖くない!! ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • いつかたどりつく空の下
    3.7
    1巻1,980円 (税込)
    葬儀社「せせらぎ典礼」で「湯灌・納棺師」として働く綾乃は、幼いころから母親の愛を十分に受けずに育った。そんな綾乃が、働くことを通して、徐々に生の意味を感じ取っていく感動作。
  • いつか夜の終わりに
    3.3
    1巻517円 (税込)
    山中で迷った僕は、山奥の不思議な村に辿り着く。そこで出会った少女と、ある約束を交わすが……。切なくも希望に満ちたラストが鮮烈な「てのひらたけ」他、3編を収録。
  • 犬棒日記
    3.5
    犬も歩けば棒にあたる――。その故事のごとく、一歩外に出てみれば、そこにあるのは幸運か災難か!? 巧みな人物造形と心理描写で多くの読者から支持される著者が、街で見た人物や光景を日記形式で描く人間観察記。あなたの身近の風景も、著者の手にかかれば、一瞬にして物語になる!
  • イルミネーション・キス
    3.7
    1巻528円 (税込)
    短大を卒業し、デザイン事務所で働く西野は、東京での日々に流されるままに生きてきた。そんな日常の中で、ふと意識しだした年下デザイナー伊藤の存在。どこか不器用な二人がともに歩き始めるには、今この瞬間に交わすキスが必要だった(表題作)。キスにまつわる温かくて切ないシーンを、やわらかな筆致で描いた短編集。
  • イン・ザ・ルーツ
    3.5
    1巻759円 (税込)
    大法螺吹きでラッパ吹きのじーちゃんが遺した精緻なミニチュア。この中に、過去の殺人事件を解く鍵と深い物語が込められているらしいが……。青春小説の名手が描くハートウォーミング家族小説。
  • インタビュー ザ・大関 運と人を味方につける
    4.5
    約700名の力士がいるなか、十両になれれば成功者と言われる大相撲の世界で、ほぼ頂点を極めた大関。そして、上には目指すべき横綱という地位がある……。大相撲において、大関とはどんな存在か? 大関という高みから見える景色は? そして、その重圧は? 本書では大関経験者23名の人気力士から話をきいた。
  • 「インターネットの敵」とは誰か? サイバー犯罪の40年史と倫理なきウェブの未来
    -
    「スマートならば脆弱である」。あなたの携帯電話も、この社会も。 30年以上にわたって最前線でサイバー犯罪と戦い続ける世界的研究者、ミッコ・ヒッポネンの初の日本語訳書。 我々の個人情報やプライバシー、趣味嗜好や思想信条は無料の利便性と引き換えにすっかりGoogleやfacebookに吸い上げられ、世界中の企業に売り渡され、ハッカーに狙われている。家電に車、ロボットに兵器などすべてがネット接続するIoT(モノのインターネット)やスマート技術は、もしかしたら社会のすべてにセキュリティホールをまき散らした「インターネットのアスベスト」として後世から断罪されることになるかもしれない——。 ウェブの主役が若きプログラマーから企業や政府へと移り、個人情報は監視資本主義のエサとなり、かつてあった自由や信頼も失われる中、ハッカーや犯罪者は時代に適応して進化を続ける。この「スマート社会」と、私たちはどう向き合えばいけばいいのか? インターネットが影も形もなかった時代から存在したコンピュータウイルス(最初はフロッピーディスク経由で感染した!)などのマルウェアが、オタクの無害ないたずら程度のものからグローバル企業に破壊的な影響を与えるものになるまでどのように進化してきたか。また、犯罪者や国家機関がそれをいかに駆使してきたか。サイバー犯罪やサイバー攻撃の40年史を自身の経験をもとに振り返りつつ、プライバシーと資本主義、あるいはインターネットの自由と公権力との関係といった現状の問題、さらにAIやメタバース、あるいはサイバー戦争が日常の風景となりインターネットとますます深く結びつくこの先の未来への期待と懸念を記した、必読の一冊。 Mikko Hypponen“If It's Smart, It's Vulnerable”の完訳。 [CHAPTER] 最高で最悪なインターネット/マルウェア全史――あのころ、現在、そして近未来/ヒューマンエラー/スマート社会は穴だらけ/プライバシーの死/暗号通貨の時代/インターネットと諜報、そして戦争/インターネットと私たちの未来
  • インフルエンザ・ワクチンは打たないで!
    4.3
    1巻1,100円 (税込)
    インフルエンザ・ワクチンは効きません!  関係者には常識です  1.日本で接種が始まった当初から関係者にはわかっていました。効かないということが。  2.効果がないので1994年には小中学生への集団接種も中止されてしまったほどです。  3.効かないことは厚労省もわかっています。「流行対策がない」との批判を避けたいだけです。  4.インフルエンザ・ワクチンは血液中にしか抗体を作れず、のどや鼻には抗体ができません。ウイルスはのどや鼻から入るから感染はまったく防げないのです。当然「家族や周囲の人や乳幼児にうつさない」ということも不可能です。  5.インフルエンザ・ワクチンはもともと流行を予測して作られているだけ。そのうえに、インフルエンザ・ウイルスは日々猛スピードで形を変えるので効果は期待できません。  6.インフルエンザ・ワクチンは、製法上、弱い抗体しか作れません。殺したウイルスの、さらにその一部だけを使って作るので、体内で増えず、ウイルスの一部に対する抗体しかできません。  7.高齢者の肺炎や乳幼児の脳症はインフルエンザとは無関係です。「かかっても重症化を防ぐ」も嘘。そのようなデータは全くありません。  8.「打っておいたほうがいい」どころか副作用があるから怖いのです。死亡者も出ています。打たないほうが安全だし安心です。そもそもワクチンは病原菌なのだし薬事法上は劇薬です。接種にはもっと慎重であるべきです。  9.効かないことを知っている医師も多いのですが、患者離れが怖いから言えないのです。  10.インフルエンザ・ワクチンは儲かるからなくならないのです。皆さんも、マスコミやお友達の言うことを真に受けずに、この本で真実を知ってください。  本書には次のようなことも書かれています。  手洗い・うがいはじつはインフルエンザには効果がありません。ウイルスはのどや鼻の粘膜についたとたんに感染してしまうからです。対処法は日頃から健康に気をつけるだけ。  自然にインフルエンザに感染したほうが、ワクチンとは比べ物にならないほどの強い抗体が作られます。多くの人が知らず知らずインフルエンザにかかっているのです。丈夫な体でいれば症状も軽くすみます。  インフルエンザは2,3日寝ていれば自然に治る「かぜの一種」にすぎません。恐ろしい病気ではないのです。  インフルエンザにかかっても熱を下げてはいけません。熱は体がウイルスと闘っている証です。  解熱剤タミフル脳症の原因と疑われています。大人も打つのはやめましょう。  2007年春の若者のはしか流行は、誰もがはしかワクチンを打つようになったせいで起きた皮肉な現象です。はしかのウイルスに接触する機会が減ったので、ワクチンで作られた抗体が強化される機会もなく、弱くなってしまうのです。ワクチンには「絶対」も「安心」もありません......など。
  • W☆ING流れ星伝説 星屑たちのプロレス純情青春録
    4.5
    1巻1,870円 (税込)
    1991年8月7日、後楽園ホール。 のちにプロレス史にその名を刻むインディー団体、「世界格闘技連合 W☆ING」がTAKE-OFF(離陸)した。 だが、わずか3シリーズをもって団体は分裂。 茨城清志は新たな団体、「W☆INGプロモーション」を設立へと動く。 大半のスタッフ、選手と共に同年12月10日、「SKY HIGH AGAIN」を後楽園ホールで開催する。 資金は持ち出し、リングは全日本女子プロレスから10万円で借りるなど、"ないない尽くし"の再旗揚げ戦。 茨城は破格のギャラを払ってミル・マスカラスを招聘。 満員にはならなかったものの、なんとか再スタートを切ることに成功した。 W☆INGのリングに集まった男たちは、誰もが世間的には無名だった。 メジャー団体の選手のようなめぐまれた体格や身体能力がはなかった。 だが、プロレスに憧れ、愛する気持ちだけは誰にも負けていない。 それは、団体の運営を担うフロントの男たちも同様だった。 どうしたら、リングで輝けるのか。どうしたら、世間にW☆INGを知ってもらえるのか。 その煩悶の中、男たちは汗と血と涙を流しながら、きらめきを求めて過激なデスマッチへと身を投じていく。 夜空に一瞬、輝く流れ星のごとく――。 齋藤彰俊、松永光弘、金村ゆきひろ、菊澤光信(元W☆ING練習生)、茨城清志元代表、大宝拓治元リングアナウンサー、畑山和寛元レフェリー、ロッシー小川(当時、全日本女子プロレス広報部長)他。 当事者たちが語る、W☆INGの立ち上げから、崩壊に至るまでの2年7か月。 給料さえほとんど出ない中、男たちはなぜ血を流し、その闘いに観客は熱狂したのか。 当時、週刊プロレスの担当記者としてW☆INGを追い続けた小島和宏記者が描き出す、「世界で最も過激な団体」30年目の真実。 ★茨城清志「そんなこと言われてもさ、俺だって別に好きこのんでデスマッチやインディー団体をやっていたんじゃないんだよ。俺だって、本当はさ、プロレス団体をやるんだったら新日本や全日本みたいなプロレスをやりたかったよ! 」 ★齋藤彰俊「僕が(大迫和義・世界格闘技連合W☆ING元社長に)聞かされたのは近々、コカ・コーラがスポンサーについてくれる、という話。そして、マイク・タイソンを招聘するプランもある、と」 ★松永光弘「せっかく、こうやって一冊の本にまとまるのであれば、それこそ表紙に大きく書いてしまってもいいですよ。『W☆ING崩壊のA級戦犯は松永光弘だ! 』と。実際、そうじゃないですか? 私がW☆INGを潰したんですよ! 」 ★金村ゆきひろ「だって修行期間みたいなもんじゃないですか? 他の団体だったら、入門してから1年から2年はデビューすらできないわけで、お金をもらうという発想すらなかったし。(中略)家庭がある人は別として、会社に金がないんだから、それを求めるのはちょっとどうなの?って思ってました」 ★大宝拓治「よく初期のW☆INGは迷走していたとか言われるんですけど、僕に言わせれば、まったく迷走なんてしていないんですよ。旗揚げシリーズからずっと『コンビニみたいなプロレス団体』という目線で見てもらえれば、なんにもブレていないことはわかってもらえると思うんです」 ★畑山和寛「現地で営業するためにかかるお金を自力でなんとかするしかない。当時はまだ攻略要素のあるパチンコ台が結構、あったんですよ。(中略)その勝ち分で現地でのガソリン代や食費はなんとか工面できましたね。毎回、勝てるとは限らないので、ホテル代でお金を遣ってしまうのは怖くて車中泊は続けていましたけど」
  • ウクライナとともに 涙と笑顔、怒りと感謝の365日
    4.0
    1巻1,980円 (税込)
    突如始まったロシアの侵攻…隣国ポーランドからウクライナ支援を続ける日本人からのメッセージ 2022年2月24日、多くの専門家の予想を裏切る形で突然勃発したロシアの侵攻に、当事国ウクライナだけではなく世界中が驚かされました。本書は、ウクライナ避難民を最も受け入れている隣国ポーランドで支援の前線に立ち続ける1人の日本人による記録です。ポーランドの首都ワルシャワの日本語学校で教頭をつとめる著者は、侵攻直後から避難民の受け入れや、戦地に残る人たちへの支援に奔走してきました。あれから1年、現地では何が起きていて、どんな支援が必要なのか、また日本にいる私たちができることは何かを強く伝える1冊です。 ※本書の売り上げの一部、また著者が得る報酬の全てを「千曲市ウクライナ避難民を支える会」を通じてウクライナ支援に充てさせていただきます。 「私たちはいつどこで突然避難民に、また支援者になるか分からない。それだけ情勢を読むのが難しい世界に私たちは生きている。だから知ってほしい。新聞やテレビを通しては届いてない現実を。ヨーロッパはどうウクライナを支え、ウクライナはどう戦っているのかを」―序章より 第一章 戦前、まやかしの平和 第二章 戦争勃発 第三章 支援の本格化 第四章 世界に届かない小さな声たち 第五章 先細りする支援と帰国の波 第六章 支援疲れを支援慣れに 第七章 越冬支援の開始 第八章 必ず、春は来る
  • ウチの担任が熱すぎて!
    3.0
    都立高1年生の担任になった一文字カオル。クラスには問題児もいれば、陰湿なイジメもあるようだ。教頭は事なかれ主義の官僚タイプで頼りにならない。カオルは熱血指導で荒れた学校を立て直していく。彼は理想とする「金八先生」にどこまで近づけるのか!? 昭和な熱血教師に最初ウンザリ、後でジンワリ。 この作品は2015年8月角川春樹事務所より『熱血教師カオルちゃん』として単行本刊行された作品を文庫化、改題したものです。
  • 「美しい」のものさし
    4.5
    1巻1,650円 (税込)
    「彼女が書いたコスメは必ず売れる」と、女性誌編集者から絶大な人気を誇るビューティライター兼「OSAJI」メイクアップコレクションディレクターの、AYANAさん初エッセイ。独自の視点で、様々な「美しさ」について、「人」「外見」「趣味」「時間」「コンプレックス」の5章で綴ります。コラムでは人生を変えたスキンケア、メイクアイテム、漫画、レシピ本も紹介。
  • 海色の壜
    3.7
    初老のマスターが営むその小さなバーには、酒の種類がひとつしかないという。出されたグラスの美しさに驚いていると、マスターは酒の名前を告げた。口に含んだとたん、目の前に海の景色が広がって――(「海酒」)。不思議なのに懐かしさを感じさせる、現代ショートショートの傑作集。1話5分で楽しめる、夢と驚きに満ちた世界がここに!
  • 海辺の週刊大衆
    3.5
    無人島に週刊大衆しかない!――テレビもない、ラジオもない、車は一切走ってない。あの村より何もない場所。ここは無人島。茫洋と広がる海辺に取り残された男がひとり。傍らには、何故だか“キング・オブ・週刊誌”の『週刊大衆』が一冊。“無気力文学”の鬼才が描く、徹底的に何も起きないサバイバル小説。カンカンと照りつける太陽の光と、『週刊大衆』の表紙の煌びやかな色彩の果てに、彼は何をみるのか。又吉直樹氏主演によるまさかの映画化で奇跡の文庫化。
  • 裏切りのギフト
    値引きあり
    3.6
    1巻1,188円 (税込)
    中国政府が遺伝子操作で秘密裏に生み出していたデザイナーベビー。彼らは「ギフテッド」と呼ばれる天才で、スパイとして各国に送り込まれていた。しかし、中国政府の方針展開により排除されることになった彼らは「ギフト」と名乗り日本への亡命を宣言。警視庁の伊吹警部はCIAの美人捜査官とともにギフトを追うが……新鋭による謀略サスペンス。
  • 「ウルトラQ」の誕生
    3.7
    1巻1,870円 (税込)
    ・誕生50周年! 名作誕生の軌跡を追う、初の本格的ドキュメンタリー ・綿密な取材と緻密な考察で定説を覆す画期的な一冊! 「WOO」はなぜ実現しなかったのか? 映画界とテレビ界の当時の状況は? なぜ「怪獣路線」に変わったのか? 企画室長・金城哲夫の苦闘と成果とは?「特撮」に留まらぬ視点から圧倒的筆力で描く決定版!! ……ちょうど50年前、1966年1月2日、第1話「ゴメスを倒せ! 」の放送から始まった『ウルトラQ』は、テレビ史を変える画期的なシリーズだった。だが、名作誕生までの道のりは決して平坦でなかった。 スタッフは前代未聞の番組を作るため、文字通り暗中模索であった。 そして、番組成立の背景には、テレビの隆盛と映画の衰退という二つの歴史的潮流があった…。 テレビ草創期を活写した2冊(『円谷一 ウルトラQと“テレビ映画"の時代』『飯島敏宏 「ウルトラマン」から「金曜日の妻たちへ」』)の著者が、「特撮」に留まらぬ広い視点から描く画期的ドキュメンタリー。かつてない徹底取材で歴史的事実に限界まで迫る。 いま「伝説」は「歴史」になる!
  • 「ウルトラマンA」の葛藤
    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    『帰ってきたウルトラマン』が高視聴率を獲得し、円谷プロの熱望した続編の制作が始まった。『ウルトラマンA』には、市川森一発案による男女合体変身という野心的なアイディアと、〝超獣〟という新たなコンセプト、それに小学館の学習雑誌で展開された〝ウルトラ兄弟〟の設定が正式に取り込まれることとなった。そして1972年4月7日に放送された第1話『輝け!ウルトラ五兄弟』は見事28.8%の高視聴率を獲得した。しかし、自信を付けた制作陣の前に、思わぬ障害が待ち受けていた…。ファン待望のドキュメンタリー第6弾! 過去5冊のシリーズで圧倒的評価を得た著者が、今回も現存する資料を精緻に分析。スタッフの多くが共通する宣弘社作品『シルバー仮面』にもスポットを当て、『ウルトラマンA』企画の成立から内容の変遷までを丹念に描く!
  • 「ウルトラマンタロウ」の青春
    4.0
    1巻2,420円 (税込)
    祝・放送開始50年。スタッフとキャストの奮闘を描く、新事実満載のドキュメンタリー第7弾! 1973年、円谷プロは創立10周年を迎えた。代表・円谷一の急逝という悲劇を乗り越え、熊谷健、田口成光をはじめとするスタッフは新たなヒーローの創造に邁進した。4月6日にスタートした『ウルトラマンタロウ』は、小学館の学年誌と連携したファミリー路線をさらに推し進め、低年齢層を対象とする娯楽路線を徹底した。そしてフレッシュな青春スター・篠田三郎を主役に迎えることで、シリーズの集大成とも言える番組に成長していく。底抜けに明るい名作はいかにして生まれたのか。揺るぎない評価を得た著者による決定的ドキュメンタリー!
  • 「ウルトラマン」の飛翔
    4.3
    1巻1,870円 (税込)
    ●放送開始50年! 今こそ歴史的事実に迫る。 ●驚きをもたらす決定的ドキュメンタリー。 ●かつてない綿密な考証で定説に挑む!! 「こういうことだったのか…!!」証言と各種資料を丁寧に照合し、ヒーロー誕生の軌跡を再現する。 戦後日本最大のヒーロー「ウルトラマン」は、ちょうど50年前、 1966年7月17日放送の第1話「ウルトラ作戦第一号」でブラウン管にその姿を現した。 銀色に輝く巨大宇宙人という前代未聞のアイディアにたどり着くまで、 金城哲夫をはじめスタッフは文字通り産みの苦しみを味わった。 そして誕生したヒーローの物語は、才能溢れる若者達の情熱によって、驚くべき発展を遂げていく。 各メディアで絶賛された『「ウルトラQ」の誕生』の著者が、 いよいよ本丸「ウルトラマン」誕生の軌跡を追うドキュメンタリー第2弾。 証言と史料をつきあわせ、かつてなく丁寧に、限界まで歴史的事実に迫る。 こうしてウルトラマンは飛び立った。 【伝説から歴史へ。】 ・TBS版「WoO」とは何か? ・第1話誕生までの遠い道のり ・作家・金城哲夫の目覚め ・39話で終了したのはなぜか?
  • 映画ノベライズ orange―オレンジ―
    4.2
    高野苺の大ヒットコミック、2015年12月12日全国東宝系にて実写映画公開の『orange-オレンジ-』脚本ノベライズ版。主演は土屋太鳳、共演は山崎賢人ほか。高校2年生の春、1通の手紙が届いた。差出人は、未来の「私」。10年後からの手紙が、臆病な「イマ」を変えていく――。
  • 映画『プロメア』脚本集 アニメ映画のシナリオができるまで
    3.0
    1巻2,090円 (税込)
    大ヒット劇場アニメーション『プロメア』の脚本が、初期アイデアから最終決定稿に至るまで、どのような変遷をたどったかを記録した制作ドキュメンタリー。『プロメア』脚本を「初稿」「改訂第1稿」「シナリオ決定稿」の3パターンを完全収録するとともに、企画の立ち上げから脚本改稿におけるエピソードや意図などを、今石洋之監督と脚本家の中島かずき氏の対談形式のインタビューで振り返る。インタビュー及び構成はアニメ評論家の藤津亮太氏。
  • エキゾティカ
    3.0
    1巻440円 (税込)
    椰子の実を頭にのせ続けて四十年の高僧。落ちてくるドリアンの実をただ待つだけの青年。喧噪と混沌の街を暴走する命しらずの自転車。香港返還の日に高級レストランで食い続けるふとった男。清濁併せ呑んだガンジスのように、聖と俗が渾然一体となったアジアの真景が乱反射する、著者会心の短編小説集。

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  • エクアドール
    -
    1巻1,980円 (税込)
    大航海時代、琉球王国で役人を務める元倭寇の眞五羅は、最新鋭の大砲を手にいれるべくポルトガル領マラッカを目指す船旅に出る。しかし、マラッカ周辺は3つの国が相争う危険地帯。眞五羅たちも壮絶な戦いに巻き込まれていく。島と大切な人たちを守るため、大砲を手にすることができるのか。手に汗握る冒険歴史小説。
  • SIP 超知能警察
    3.0
    1巻1,870円 (税込)
    戦争と犯罪の境界がなくなった近未来、AI捜査を武器に、敵対国家、テロリスト、犯罪者を取り締まる「超知能警察」が誕生した! 2029年、科警研で情報科学を研究する逆神は、三つの異なる事件の検証を命じられる。だがそれは、東アジアの安全保障をも脅かす危機の端緒にすぎなかった。現役AI研究者の著者が放つ、近未来ハイテク警察小説。
  • 流転 -越境捜査-
    4.0
    1巻2,035円 (税込)
    12年前、富豪一家3人を惨殺し20億円もの資産とともに国外逃亡した男が横浜市内で目撃された。さっそく警視庁捜査一課で継続捜査を担当する鷺沼が捜査に乗り出すが・・・・・・。昨年11月に急逝した著者の代表的シリーズ「越境捜査」、その最新刊にして最終刊。
  • エバーグリーン
    4.1
    漫画家になる夢をもつアヤコと、ミュージシャンを目指すシン。別々の高校に進学することになったふたりは、中学校の卒業式で、10年後にお互いの夢を叶えて会おうと約束をする。そして10年。再会の日が近づく。そのとき、夢と現実を抱えて暮らすふたりの心に浮かぶものは……。単行本刊行時、大反響を呼んだ青春小説の傑作がついに文庫化。恋と夢と現実のはざまで揺れ動くあなたに贈る物語。
  • エンジェルボール : 1
    4.0
    1~4巻561~594円 (税込)
    トラック運転手をしながら小学生の息子二人と広島県因島で暮らすバツイチ41歳の寺谷和章は、ある夜、交通事故に見舞われ、目の前に現れた謎の天使に“思いのままに飛んでいく魔球”を授かる。和章は「カープを日本一にする」という子供の頃の夢を叶えようと、広島カープの入団テストを受けに行くが……。家族とそれを取り巻く人間模様を通して、男の選択と生き様を描く長編エンターテインメント。第六回広島本大賞の小説部門大賞を受賞。
  • エースの遺言
    3.7
    悪夢の甲子園決勝再試合から25年。連投で限界を迎えたエースを登板させて炎上した元監督が辿り着いたマウンドの真実とは何か!? 大エースの苦悩と執念、監督の葛藤と不運――秘められた球児の思いと結末は感涙必至! 人間の真実を描き、予想もつかない真相が待ち受ける珠玉の短篇集。第38回小説推理新人賞を受賞した表題作を含む4篇を収録。
  • Aの旋律 第1回 文芸WEBマガジン・カラフル
    3.0
    1~43巻55円 (税込)
    異質でいて優しい瞳をしたユキさんと出会ったことで、僕は僕の中の「なにか」がカチリと小さな音を立てて変わっていくのを感じたのだった──。懐かしくて切ない気持ちを感じたい人へおくる、青春小説第1回。

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  • 岡村靖幸のカモンエブリバディ
    4.0
    1巻2,090円 (税込)
    2019年から2021年に13回にわたって、NHK-FMとNHKラジオ第一で不定期に放送された音楽家の岡村靖幸がパーソナリティを務めるラジオ番組『岡村靖幸のカモンエブリバディ』の書籍化。放送された内容をもとに再構成、著者のコメントを加えて編集しました。ゲストを迎えて何かを学んだり、一緒にセッションしたり、リスナーからの質問に答えたり、さまざまな「岡村ちゃん」の学びが楽しめる1冊です。〝ボーナストラック〟として書籍のみのゲストとして小林克也さんをお迎えしました。 「ラジオ番組を一緒にやりませんかと声をかけていただいた時に、お! 楽しみができたと思いました。(中略)どういう内容にするかという打ち合わせがあり、僕がいろんなことに挑戦していく模様をドキュメンタリー調に記録できたら面白いんじゃないか、という方向に決まっていきました。(中略)繰り返し番組を聴いてもらえる方法はないかと考えていたので、この番組を書籍として残すことができることをとても嬉しく思います」――岡村靖幸「はじめに」より ■ラジオ放送時出演のゲスト 大貫妙子(ミュージシャン) 神野紗希(俳人) ライムスター・宇多丸(ラッパー) 斉藤和義(ミュージシャン) ケラリーノ・サンドロヴィッチ(劇作家) 犬山イヌコ(俳優、声優) 加賀美幸子(アナウンサー) 河合敦(歴史研究家) 満島ひかり(俳優) ■書籍のみ出演のゲスト 小林克也(DJ) ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 沖縄のことを聞かせてください
    4.4
    1巻2,420円 (税込)
    この島で流れた涙と、この先も流れる歌のために。  「島唄」の三十年、沖縄を生きる十人との対話。  「ヤマトの人間がこの曲を発表していいのだろうか?」  音楽家・宮沢和史が沖縄戦の生存者から聞いた話に衝撃を受け、迷いながらも制作・発表した「島唄」。空前のヒットとなったこの歌は、沖縄の景色と宮沢自身の運命を大きく変えていくことになった。 それから30年、「自分はどんな顔をしてこの歌を歌い、沖縄を語っているのだろう」―― その葛藤を抱えながらも沖縄の島々のことを真摯に学び関わり続けた歳月と、音楽家として計り知れない影響を受けたその歴史や文化への思いを今こそ綴る。 また、「自分の目からは見えない沖縄の姿について話を聞き、沖縄のこれまでとこれからを考えたい」と、20代〜90代まで、それぞれの場所で「沖縄」を生きる10人との対談を収録。 日本“復帰"から50年という節目に「沖縄を語る、この先の言葉」を探す、宮沢と沖縄の対話の書。  1 本人エッセイ(紙書籍版での分量:約150ページ) 沖縄でのシングル発売で火がつき、全国的な大ヒットとなる一方で批判も浴びた代表曲「島唄」から30年。ヤマトの音楽家として沖縄と関わり続ける歳月の中で考えてきたこと、ヤマトと沖縄の近現代を通じて変わらぬ非対称性な関係性に対する思い、沖縄の歴史や芸能文化への尽きせぬ愛情を語った、全10章のエッセイ。  2 対談パート(紙書籍版での分量:約300ページ強) 「自分から見た沖縄の姿を発信するのではなく、さまざまな形で『沖縄』を生きる人々との対談を通して、自分の知らなかった彼らの個人史や、沖縄の歴史の中における思いを知りたい」と、沖縄で生まれ沖縄で活動する人、現在は沖縄を離れた人、生まれ育ってはいないが自らの沖縄ルーツを深く考える人など、20代から90代までの10人と対談。  [対談] ※取材順 具志堅用高(元ボクシング世界王者) 「沖縄人お断り」の時代を生きた人たちのために  山城知佳子(現代美術家) 経験し得ない記憶、語られなかった声を聴く  大工哲弘(八重山民謡歌手) 沖縄の“来たるべき言葉"はどこにあるのか  又吉直樹(お笑い芸人、作家) 記憶と生活に流れ込み、歴史と接続する「沖縄」  中江裕司(映画監督) 野田隆司(桜坂劇場プロデューサー) 「土地から生えている文化」とどう向き合うか  島袋淑子(元ひめゆり学徒隊員・ひめゆり平和祈念資料館前館長) 普天間朝佳(ひめゆり平和祈念資料館館長) 戦争の記憶と何度でも「出会い直す」場所として  平田大一(演出家) 「斜めの景色」を提示し、土地の尊厳を取り戻す  西由良(「あなたの沖縄 コラムプロジェクト」主宰) 個人史が出会うところにある「対話の可能性」を信じて  表紙写真:野村恵子  歴史・文化記述監修:前田勇樹、濱地龍磨、栫大也、古波藏契、秋山道宏  ブックデザイン:加藤賢策、守谷めぐみ(LABORATORIES) 
  • 沖縄の離島 路線バスの旅
    5.0
    1巻1,925円 (税込)
    沖縄の離島の路線バスを乗り尽くし、離島を旅する紀行エッセイ。今回、旅するのは路線バスが運行している久米島、宮古島、石垣島、竹富島、西表島、与那国島、座間味島、伊江島、伊平屋島、粟国島、渡嘉敷島。以前、多良間島の路線バスにも乗っている。島民にとって大切な生活の足である路線バスにのんびり揺られながら、変わりゆく沖縄と、変わらない沖縄の日々の営みに思いを馳せる。バス運転手と会話を交わし、食堂で沖縄そばを啜り、民宿に泊まってビールを飲む――そんな離島の旅の心地よさを再発見する1冊。写真や沖縄料理などのコラムも多数収録。
  • 沖晴くんの涙を殺して
    4.5
    1巻858円 (税込)
    11年前、北の大津波に呑まれた沖晴は死神と取引をしたという。人間の五大感情のうち『悲しみ』『怒り』『嫌悪』『怖れ』を差し出し、『喜び』だけが残されて生還した。高校生となった沖晴が瀬戸内の階段町で出会ったのは余命一年の音楽教師・京香だった。笑うことしかできない沖晴は京香と心を通わせることで次第に感情を取り戻していく。沖晴は京香の命が尽きる前に普通の少年に戻れるのか。感動の傑作青春恋愛小説、待望の文庫化!
  • 落ち着いたあかつきには
    3.0
    1巻1,870円 (税込)
    学校に行けない自粛生活を過ごすなかで、自分の性自認が「女なのかもしれない」と気づいた男子高校生・ゆう。実は大学生になる姉の性自認も男だと発覚し、兄弟で男女逆転の大騒ぎに。いつもと違う「新しい春」を迎える。コロナ禍の高校生の青春と苦悩、春夏秋冬の様々な転機を描いた連作短篇。
  • 夫のカノジョ
    4.0
    1巻660円 (税込)
    夫の浮気を疑った妻が、相手の女性に会いに行く。言い争っているうちに、ふたりの身体が入れ替わってしまった!自分の家族や人間関係を違った視点で見てみると、いままで気づかなかったことが見えてくる……。読んだあと、少し人に優しくなれそうな、Ifの世界をリアルに描いた長編小説。
  • 小津安二郎 老いの流儀
    -
    1巻1,925円 (税込)
    『東京物語』『晩春』など数々の傑作を生んだ世界的名監督・小津安二郎。粋と美学に彩られた60年の生涯において貫き通した”流儀”とは? 「古くならないことが、新しいこと」「品行はなおせても、品性はなおらない」「なんでもないことは流行に従う、重大なことは道徳に従う、芸術のことは自分に従う」……小津自身がインタビューや作品で残した60の名言を手がかりに、人生を深く、豊かに味わうための珠玉の一冊。
  • お父さんはユーチューバー
    4.3
    宮古島のゲストハウス「ゆいまーる」のひとり娘、小学5年生の海香は絵を描くことが大好きで、将来は東京の美術大学に入りたいと思っていた。楽しく毎日を送っていたが、父親の勇吾が突如「俺はユーチューバーになる!」と宣言した――。宮古島の自然とゲストハウスに集う人々を通じて描く、涙なしでは読めない家族小説。
  • 「男らしさ」はつらいよ
    4.3
    まずは、鏡に映る男から変えないか。 なぜ女性や少数者を見下し、なぜ父親を憎みつつ強者に服従し、なぜ他者を攻撃したくなるのか? 男性中心社会を強固に形づくる「男らしさ」の呪縛について著者の個人史から考察する、愛と迷いのジェンダー・エッセイ。英国の人気コメディアン/文筆家、ロバート・ウェッブの半生記を邦訳。 「恐れはダークサイドに通じる」――かつてヨーダはそう言った。 男たちは何を恐れて「男らしさ」の暗黒面に逃げ込み、人を傷つけるのか。 ある時は剣に、ある時は盾にもしてきたその言葉から自由になる勇気を、今こそ。
  • 踊る彼女のシルエット
    3.5
    義母が営む喫茶店を手伝う佐知子と芸能事務所でマネージャーをする実花。出会ってから十六年。趣味にも仕事にも情熱的な実花は、佐知子の自慢の親友だった。だが、実花が生み育てたアイドルグループが恋愛スキャンダルで解散に追い込まれたのをきっかけに、彼女は突然“婚活"を始める。「私には時間がないの」と焦る実花に、佐知子は打ち明けられないことがあり……。幸せを願っているのに、すれ違ってしまう二人が選ぶあしたとは。揺れうごく女の友情を描く長編小説。『デートクレンジング』改題。
  • 親から始まる「正解のない時代」を生き抜く世界基準の子育て
    3.9
    人気YouTuberが提唱する、英語教育を始める前に知っておきたい新たな子育てメソッド本! 登録者数35万人をほこるYouTubeチャンネル「バイリンガルベイビー」。家族の日常を通して英会話が学べる人気チャンネルであるが、その子育て法にも注目が集まっています。 「正解のない時代」を生き抜くために必要な主体性・自己肯定感・考える力を親子で身に付けることのできる子育てメソッドをご紹介します。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 俺達の日常にはバッセンが足りない
    -
    家族で土建業を営むシンジのもとに、中学の同級生・エージが転がり込んできた。周囲に迷惑ばかりかけてきたエージはある日、バッセン(バッティングセンター)を作ろうと言い出す。まともな事業計画もないまま、信用金庫に勤める旧友のミナに高額の融資を申し込むが、馬鹿じゃないのと一蹴される。だがその後、ミナが融資を通したという……。次々と登場する個性溢れる人間たちはなぜ「バッセン」に吸い寄せられるのか。お金を稼ぐよりも名誉を得るよりも大切な「バッセン」とは――。今、私たちに必要なモノやコトが見えてくる長編小説。
  • 俺は駄目じゃない
    4.4
    下着泥棒と間違えられて逮捕され、職も失った35歳の独身男。誤認逮捕の経緯を書いたブログ「俺は何もやってません」が、予想外の反響を呼んで、“エンザイ男”としてちょっとしたヒーローにまつりあげられてしまう。自分にできることだけコツコツやってるだけど、なんとなく、少しずつ、何かが変わってきた……!?『とげ』など、著者の代名詞「巻き込まれ型小説」の決定版!どん底に落ちるまでも、はい上がるまでも、とことん巻き込まれまくって、読後感は爽快!!
  • 終わりまであとどれくらいだろう
    3.5
    2003年4月5日。桜が咲き乱れる東京を、6人の男女がさまよっていた――。子猫を隠れて飼うロッカー、恋人との別れに怯えるレズビアン、セックス中毒の経営コンサルタント……。破格のスタイルとドライヴ感溢れる文章で、人間の純粋さと弱さ、痛ましい希望を描いた現代日本文学。「アヴェ・マリア」も併録。
  • 海岸通りポストカードカフェ
    4.0
    横浜みなとみらいにある風変わりな喫茶店。お客さんから送られてきた絵葉書を大切に保管し、壁一面に張ってある。だから書いた本人はいつでも想い出に出会えるし、知らない人にも楽しんでもらえたりする。今だからこそ、手書きでしか書けないことがある。喫茶店をめぐる人間模様は、温かく、せつなく、さわやか。読んだ後は、大切な人に手紙を書きたくなります。
  • 「怪奇大作戦」の挑戦
    3.5
    1巻1,980円 (税込)
    放送50年、若き才能と時代が生んだ奇跡の名特撮ドラマ、決定的ドキュメンタリー登場。前作『「ウルトラセブン」の帰還』で絶賛された驚異の分析力で定説に挑む! 1968年9月15日、第1話「壁ぬけ男」の放送で円谷プロの新シリーズ「怪奇大作戦」は幕を開けた。怪獣も宇宙人も登場しない新路線に戸惑っていたのは、視聴者だけでなく、金城哲夫をはじめとするスタッフも同様だった。一方で「マイティジャック」の失敗が、若き才能が集う〝梁山泊〟の先行きに暗い影を落としていた。それでも彼らは、切磋琢磨の中から、テレビ史に残る珠玉の傑作を送り出していく…。金城哲夫、上原正三、実相寺昭雄、円谷一、飯島敏宏…60年代後半、夢の映像工房に集った若き才能の角逐と光芒。その足取りを丹念に分析し、「そのとき何があったのか」を再構築する。前3作で圧倒的評価を得た著者が挑む、待望のドキュメンタリー第4弾。今回も史料と証言から、名作の歴史的事実に迫る。
  • 会社を綴る人
    3.9
    普通の人ができることがうまくできない――はたから見ればポンコツのアラサー男子・紙屋がなんとか内定をもらったのは老舗の製粉会社だった。案の定、配属された総務部では仕事のできなさに何もしないでくれと言われる始末。しかし紙屋は唯一の特技「文章を書くこと」で社内で起こる小さな事件を解決していく。すこしずつ自分の居場所を見つけていく一方で、会社は転換期を迎え……。
  • 「帰ってきたウルトラマン」の復活
    4.5
    1巻1,980円 (税込)
    『怪奇大作戦』の終了から2年。 栄光の〝タケダアワー〟からの脱落、金城哲夫の不在、円谷英二の死… 逆風が吹きすさぶ中、円谷一以下のスタッフは、もがき苦しみながら新番組の制作に挑んだ。 そして1971年4月2日、ついにウルトラマンが復活した。 『帰ってきたウルトラマン』第1話「怪獣総進撃」は、巨匠・本多猪四郎を監督に迎え、充実したドラマと特撮で26.4%の高視聴率を獲得した。 円谷プロが、夢の映像工房としての輝きを取り戻した瞬間だった。 だが、それはさらなる苦闘の始まりに過ぎなかった…。
  • 鏡よ、鏡
    3.0
    莉南と英理子は化粧品会社の美容部員。愛想がよく、コミュニケーション力に長けた莉南。自分の価値観を優先し、上っ面の付き合いを嫌う英理子。対照的な二人は自分にないものを持った相手に惹かれ、親交を深める。だが、あることを機に英理子は会社側と対立する。そのとき莉南は――。現代を生きる女性二人の友情と決断の物語。
  • 駆け込み寺の庵主さん 心のモヤモヤ「供養」します
    4.0
    1巻1,595円 (税込)
    姫路の地で300余年続く尼僧庵・不徹寺。現住職の松山照紀さんは「駆け込み寺の庵主さん」として迷える女性たちを受け入れ、体を張って守ってきた。2匹の寺猫ともども傷ついた女性を癒やす庵主さんだが、その半生は激動の連続。学生結婚、シングルマザー、大病を経て看護師となった庵主さんは、なぜ不徹寺へと導かれたのか? そして不倫の恋やパートナーへのモヤモヤ、大切な人との別れなど、しんどい思いをどうとらえればラクに生きられるのか? 実体験に基づく禅の教えに、心がスッと晴れる「読む駆け込み寺」。
  • かごめかごめ
    3.0
    「ゴミ清掃員」として多数メディア出演しているマシンガンズ滝沢秀一。ゴミ清掃業を始めた際、「ゴミは個人情報の宝庫だ」という気付きから執筆された小説が本作である。2013年スマホ小説サイト「E☆エブリスタ」で閲覧数2万人を突破し、ホラーオカルトカテゴリーで最高位2位を記録した『鬼虐め』を改題、今回文庫化にあたり加筆修正した。 とある女性のストーカーを始めた主人公。しかし、いつの間にかその立場は「追う」側から「追われる」側へと逆転していく。それは真の恐怖への序章に過ぎない。童謡『かごめかごめ』の詩に隠された歴史が紐解かれていく――。
  • 家政婦は見た! 紀州のドン・ファンと妻と7人のパパ活女子
    4.0
    1巻1,430円 (税込)
    紀州のドン・ファン怪死事件 第二発見者の家政婦が初めて語る! 「愛なき結婚生活」と「パパ活の館」 2018年5月24日に起きた「紀州のドン・ファン」こと資産家・野崎幸助氏の怪死事件。約30年間 、公私にわたり 野崎氏を支えてきた家政婦が初めて明かす、事件当日の状況とドン・ファンを取り巻いた“パパ活女子”たちの生態。モデル、アイドル、美人アスリート、東大生、お嬢様 “上級プロ彼女”が身を投じた「愛なき SEX 」の末路とは。 肉体の館での夜の営みが、事件解明のカギを握っている――! <家政婦が初めて語る紀州のドン・ファン事件> ★「社長が死んだらお金もらえるんですかね?」 ★若妻との「愛のない結婚生活」 ★手料理を作って自分だけ食べる若妻 ★ドン・ファン結婚に激怒したパパ活女子 ★妻の後釜を狙う女性と「離婚危機」 ★事件当日と最期の晩餐
  • 風になる日
    3.0
    1巻1,320円 (税込)
    恋に破れ故郷を捨てる若者、不意に己の過去を突きつけられた男、失業し家族を失った男、記憶をなくし己の素姓を探す青年、何事にも慎重で冒険しない若者――。人は旅をし、人と出会い、ここではない何処かへと誘われる。そしてその先には新しい景色が待っている。「電車屋赤城」で多くの読者を魅了した著者の最新短編集。
  • 風の向こう、きみへ続く道 第1回 文芸WEBマガジン・カラフル
    -
    1~8巻55円 (税込)
    結婚を控えた千晶は、婚約者の克巳に反対されながら、行き先も告げずに、ひとりバイクで旅にでた。町とそこに住む人たちとふれあいながら、千晶の不思議な旅は続く。ちょっぴり優しい気持ちになりたい人へおくる、青春小説第1回。

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  • 家族往来
    4.0
    1巻528円 (税込)
    姉の家を訪ねた弟が、突然結婚することを報告する。おずおずと切り出したのは「姉ちゃん、悪いんだけど、コロッケ作ってくんない?」。実はコロッケには姑にいじめ抜かれて苦労した今は亡き病身の母と、幼き姉弟との切ない思い出があった。姉が作るコロッケに期する弟の思いとは……。
  • 家族ずっと
    3.8
    1巻528円 (税込)
    男ひとりのやもめ暮らし。近接したマンションからは小さな子どもが二人いる家庭の、賑やかな会話が聞こえてくる。一人で夕飯をつつきながら思う。疎遠になった娘は今どうしているだろうか。「裏窓の食卓」など8編。ラストに光が射し込み、家族の絆を鮮やかに浮かび上がらせる、シリーズ40万部突破の第5短編集。
  • 家族のかたち
    4.0
    1巻825円 (税込)
    家族とは、自然に「ある」ものではなく、「なる」ものではないか。人間の一人一人が持つ希望や悩み。そこには、家族の数だけドラマがあり、笑いもあれば涙もある――。一貫して「家族」のあり方を描いてきた著者の作品から、選び抜かれた7編を収録。ときに切なく、ときにあたたかく。多くの読者の涙を誘った「家族」シリーズのベスト版。
  • 家族の見える場所
    4.5
    1巻528円 (税込)
    45万部突破のベストセラー「家族小説短編集」シリーズ第7弾! 東京の大学に合格して一人暮らしを始める息子は、旅立ち間際になっても愛想がないことこの上ない。物足りなさと一抹の寂しさを覚えた母は一計を案じ……「笑えよな」など、思わずほろりとする珠玉の8編(「最後のお便り」「閉園近し」「夫婦すごろく」「かわいい娘」「イキヌクキセキ」「笑えよな」「柱の傷は」「後出しジャンケン」を収録)。平凡な家族に訪れる「ドラマな」瞬間をどうぞ。
  • 家族の分け前
    4.0
    1巻528円 (税込)
    苦情処理係に異動となり、うつの症状が出て会社を一カ月ほども休んでいる父。息子は父の一番好きな場所に行った。父に会って二人きりで話したかった――「それでも鳥は空を飛ぶ」など、心温まる短編集。累計35万部突破、大評判の家族シリーズ第4弾、待望の文庫化!
  • 活動寫眞の女<新装版>
    4.3
    京大生の<僕>は、古びた映画館で清家忠昭に出会い、彼のつてで映画撮影所のアルバイトをすることになった。ある日、清家は撮影所に現れた美しい女と恋に落ちる。しかし、彼女は三十年前に自殺したはずの女優だった――。清冽な叙情とたおやかな文章で綴る、青春恋愛小説の傑作。
  • 家庭の主婦は昼間なにをしているのか 奥様358人 不倫白書
    -
    スポーツニッポンで連載の人気コラム「淑女のオアソビ」に人妻大衆の「人妻の不倫」に関するすべてデータベースを加えた既婚女性358人の不倫白書。女性の年代別に1不倫のきっかけ2不倫の場所3不倫に都合のよい男のタイプなどの他、「買い物カゴの中身でわかる主婦たちの不倫願望」、「不倫しやすい女性の服装、しぐさ」など、不倫経験のない奥様たちの不倫願望数値まで徹底的に検証。
  • 加藤茶・綾菜の夫婦日記 『加トちゃんといっしょ』
    4.6
    1巻1,320円 (税込)
    加藤茶&綾菜 結婚10周年記念出版! 妻・綾菜が初めてマンガに挑戦 『人生が変わる1分間の深イイ話』(日本テレビ)でも話題となりましたが、結婚して10年間、毎日、夫婦日記をつけていたという妻・綾菜が、ふたりの日常や加藤家での生活を綴るマンガとエッセイに初挑戦! お寿司屋さんでの『出会い』から、別れも考えた『壮絶バッシング』、晴れた日の何気ない『プロポーズ』、これまで語られなかった『子どものこと』まで、赤裸々だけど、コミカルに、愛情たっぷりに描いています。 初公開となる国民的コメディアンとの夫婦生活は、なんでもないけど、たくさん笑えて、いっぱい泣けるほっこりする毎日。2人のやり取りが、コロナ禍での新たな夫婦のあり方も見せてくれます。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 彼方のアイドル
    3.0
    妊娠した。お腹にいる子どもへの愛とつわりへの憎しみを両立させてほしい/「理想のいれもの」。顔の大きなホクロ、ついにコンプレックスから解放される日が来た/「君の線、僕の点」。中学生の息子に髭、母親の頭にはいつしか白いものが/「彼方のアイドル」。誰の身にも起こりうる身体の変化、そこから立ち上がる新たな景色とは――。各話に託されたポジティブなメッセージが、胸に心地よく響く五編。 解説・瀧井朝世 ※本作品は2019年5月に小社より刊行された『魔法がとけたあとも』を文庫化に際し改題したものです。
  • かの・この・はなし
    -
    1巻1,650円 (税込)
    ナチュラル系ファッション誌で絶大な人気を誇るKanocoさんの、オール私服&私物のライフスタイルブック。ファッション、ビューティ、ヘア、お料理など、彼女の日々にまつわるあれこれをフォト&エッセイの形式で紹介します。1冊を通して登場する、Kanocoさんの暮らしに欠かせないしろくまたちにも注目! ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 彼女が花に還るまで
    4.0
    1巻704円 (税込)
    大学生の谷村温人は、ある日、同じ大学に通う学生で、どこか花のような儚さを思わせる花守木綿子と出逢う。一緒に花見をしたり、ナノハナ畑を見に行ったりと、様々な出来事を経験し、その優しい人柄に触れていくうち、徐々に木綿子に惹かれていく温人。しかし、木綿子には人に言うことができないある秘密があった——。切なくも温かく、そしてなにより美しい、唯一無二の愛を描いた落涙必死の感動作!
  • 彼女が私を惑わせる
    4.0
    専業主婦の榎本佐和子は、フードコーディネーターの友人からバイトを頼まれる。手伝いを続けるうちに編集者から声をかけられ、主婦向け生活実用誌のレシピコーナーに出演。これをきっかけに、料理研究家としてデビューする。いきなり有名人となり、暮らしぶりや態度が変化していく彼女の存在に家族や友人は心をざわつかせる。女性の微妙な気持ちが交差する連作短編集。 ※本作品は2017年10月に小社より単行本として刊行された『ざわつく女心は上の空』を文庫化に際し改題し、加筆修正をしたものです。
  • 株は銘柄選びが9割 厳選 狙い目注目成長株50銘柄
    -
    1巻1,650円 (税込)
    2021年8月に発売し好評を博した『株はメンタルが9割』に続く長田式株投資術の第2弾。“株の神様”ウォーレン・バフェットではないが、株で儲ける秘訣は「安く買って高く売る」ことに尽きる。本書では優良株を見極める方法に加え、長田氏注目の厳選50銘柄を詳説する。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 株はメンタルが9割 投資家脳に変わらなきゃ株は一生勝てない
    3.6
    1巻1,760円 (税込)
    なぜ株投資で負け続けるのか? それはあなたが「負ける買い方」をしているからです。筆者も最初は負け組でしたが、投資法を精査し独自理論を構築して以降、資産を増やし続けています。素人でも買いやすい小型成長株の見分け方、投資の具体的ノウハウ、そして最も大切な「メンタル・コントロール」を伝授。推奨銘柄付き。
  • 唐沢家の四本の百合
    3.5
    唐沢慎介の三人の息子たちの嫁と、慎介の後妻の車椅子の美しい連れ子。四人の女性は雪に閉ざされた慎介の別荘で彼の到着を待っていた。そこに不吉な速達が届く。これまで他人同士だが仲良く幸せに暮らしていた彼女たちが、突然、恐怖のどん底に突き落とされる。美しい文章と卓越した心理描写で綴る極上の長篇心理サスペンス!
  • 河嶋希 ヘア本
    -
    1巻1,650円 (税込)
    女性誌で大活躍&タレント指名NO.1の人気ヘアメイク河嶋希さんのヘア本。前髪だけで20通りの印象チェンジ、後れ毛パターンアレンジ等、年間5000以上のスタイルを作るヘアメイクさんならではの、コツやテクを大公開! おしゃれな印象にしたい人、細かいプロセスが苦手な人、美容師さん&美容学生さんも必見‼ ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 川のほとりに立つ者は
    4.1
    1巻1,650円 (税込)
    カフェの若き店長・原田清瀬は、ある日、恋人の松木が怪我をして意識が戻らないと病院から連絡を受ける。松木の部屋を訪れた清瀬は、彼が隠していたノートを見つけたことで、恋人が自分に隠していた秘密を少しずつ知ることに――。「当たり前」に埋もれた声を丁寧に紡ぎ、他者と交わる痛みとその先の希望を描いた物語。
  • 韓国ドラマで楽しくおぼえる! 役立つ韓国語読本
    -
    1巻1,430円 (税込)
    配信サービスなどで韓国ドラマにハマった韓流ファン&韓国語初級者が、好きな作品を通して韓国語の会話や単語を楽しく学ぶための語学読本。実戦的な韓国語レッスンのために韓国ドラマによく出てくるフレーズなどの例文をたくさん掲載。韓国語の解説に加えて、韓国ドラマの見どころなども多数紹介し、「学べる本」であると同時に、「読んで楽しく韓国語の勉強にもなる役立つ本」です。 ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 感染シンドローム
    3.5
    1巻847円 (税込)
    タジキスタンで原因不明の感染症が発生した。フリージャーナリストの御堂万里菜は年下のAD小島と共に現地取材に出発するが、乗り換え地のモスクワで小島がウイルス感染の症状をみせて突然死する。特効薬のないウイルスが全世界で猛威を振るう中、ひとりの女性ジャーナリストが真実を追う! ※この作品は2016年4月に新潮社より刊行された単行本『シスト』に加筆訂正を加え、改題して双葉社より文庫化したものです。
  • カンタン服でいくわ ~銀さんの春夏秋冬~
    5.0
    1巻1,760円 (税込)
    おしゃれでハイセンスな女優・銀粉蝶さんの私服を春夏秋冬、密着撮影! 長年愛用しているコム・デ・ギャルソン、大切な靴、へインズT、ドクターマーチンなど偏愛アイテムも紹介。また、40年以上女優として活躍してきた軌跡や数々の秘話、お洋服を共有するという娘さんとの対談、趣味のサッカーや美の秘訣も初公開! ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 鑑定人 氏家京太郎
    3.6
    1巻1,760円 (税込)
    民間の科学捜査鑑定所〈氏家鑑定センター〉。所長の氏家は、女子大生3人を惨殺したとされる猟奇殺人犯の弁護士から再鑑定の依頼を受ける。容疑者の男は、2人の殺害は認めるが、もう1人への犯行は否認している。相対する警視庁科捜研との火花が散る中、裁判の行く末は——驚愕の結末が待ち受ける、圧巻の鑑定サスペンス!
  • 関東芸人のリーダー お笑いスター131人を見てきた男
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    『M-1グランプリ』の審査員を6度務めるなど、芸能界の第一線で活躍するリーダー・渡辺正行。『ひょうきん族』でのビートたけし、明石家さんまらスターとの日々、後進の育成にも尽力するリーダーが見た、売れっ子芸人(ウッチャンナンチャン、爆笑問題、バナナマン、オードリーetc)の知られざる若き日の姿を語る!
  • 韓ドラ&K-POPファンも魅了する観劇ワールド 今日も韓国ミュージカル日和♪
    -
    1巻1,650円 (税込)
    韓流ブームを牽引してきた著者が「韓国ミュージカル」の世界をナビゲート。絶対に観るべき俳優、ドラマでおなじみのミュージカル俳優、アイドル出身のミュージカルスター等の人気俳優紹介、有名作品や韓国創作ミュージカルの解説、韓ミュー沼にハマる心得、観劇の仕方など、韓ミュー超初心者から韓ミュー沼にどっぷりの上級者までたっぷり楽しめるエッセイガイド! ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
  • 緩和ケア医 がんと生きる40の言葉
    5.0
    1巻1,540円 (税込)
    NHK、朝日新聞等メディアの注目を集める「がんを生きる緩和ケア医」大橋洋平先生の著書第三弾。長引くコロナ禍、免疫系統に打撃を受けるがん患者にとっては厳しい日々が続く。だが、先生は笑顔で語る。「体の免疫力は残念ながら下がる一方でも、心の免疫力は日頃の考え方、行動のしかたひとつで上げることができる」と――。つらい気持ちをスッとほぐす言葉の薬は一生の効き目あり!! 「生きることをあきらめない」ための処方箋。
  • 緩和ケア医 がんを生きる31の奇跡
    4.0
    1巻1,540円 (税込)
    10万人に1人の稀少がん・ジストを患いながらも、”心の免疫力が上がる言葉”を支えに生きる緩和ケア医・大橋洋平先生。昨秋、NHK『ニュースウオッチ9』でその前向きな闘病姿が報じられ、大きな話題を呼んだ。著書第4弾となる本書のテーマは「奇跡」。肝臓転移が判明した日を1日目として数える「足し算命」がついに1000日を突破した背景とは? そして見出した”生きる奇跡”とは? 読むだけで胸の痛みがスッと消える「心の抗がん剤」。
  • 餓狼伝 the Bound Volume.1 【合本版】
    3.8
    1~4巻1,870~1,980円 (税込)
    プロレスラー・梶原年男に完膚なきまでに叩きのめされてから6年…丹羽文七は竹宮流・泉宗一郎に命をかけた野試合で勝利した。「現代の宮本武蔵を描く」というコンセプトのもと始まった不朽の名作、I~IIIと外伝を合本刊行。
  • がんを生きる緩和ケア医が答える命の質問58
    -
    1巻1,430円 (税込)
    「白血病で予後が良くない9歳の女の子に、“わたし、死んじゃうの?”と聞かれたら、何と答えますか?」「セカンドオピニオンをとりたいけれど、主治医を裏切るようで迷っています」――今、まさに苦しんでいる患者さんやご家族、悩める医療関係者からの「いのちの質問」に、がんを生きる緩和ケア医・大橋先生が明るく、正直に、本音で向き合います。最後まで自分らしく、しぶとく生きるための「読む処方箋」です。
  • GF ガールズファイト
    -
    若い女性がそれぞれの世界で頑張る姿を描いた短編集。落ち目のアイドルがかつての栄光を取り戻すべく一発逆転の大勝負に出る。果たして復活できるのか?(「キャッチライト」)や、白バイ隊員になりたかったが、背が伸びず断念したバイク乗りの情熱(「ペガサスの翼」)など、どれを読んでも共感度抜群の5編を収録。
  • 記憶とつなぐ 若年性認知症と向き合う私たちのこと
    4.4
    1巻1,650円 (税込)
    46歳で若年性アルツハイマー型認知症と診断された夫とそれを見守る妻 絶望の淵にさした光、仲間たちとの出会い、当事者とその家族だから伝えられること。 京都市の下坂厚さんは46歳の夏、アルツハイマー型若年性認知症の診断を受けました。 簡単な計算を間違えたり、家に忘れ物をしてきたり、なんだかおかしいな……ということが少しずつ増え、もの忘れ外来を受診。 「病名を聞いたときは、比喩でなく、本当に目の前が真っ暗に……」。 診断後、働いていた鮮魚店を辞め塞ぎ込んでいた下坂さんを、妻の佳子さんは見守り続けました。そんな絶望の淵に光がさします。 認知症当事者を支援する団体との出会いをきっかけに、下坂さんは介護施設でケアワーカーとして働き始めます。 そして、同じ病気の人の姿を見て勇気づけられたように、自分を見て勇気づけられる当事者や家族はきっといるはずという思いから、現在は認知症について広く知ってもらうための啓蒙活動にも尽力しています。 若年性アルツハイマー型認知症と診断された夫とそれを見守る妻が、当事者とその家族だからこそ伝えられることを綴る1冊です。 第一章 46歳、認知症になる 第二章 絶望から希望へ 第三章 当事者だから、できること 第四章 認知症と向き合うということ 第五章 夫婦のこと、写真のこと、これからのこと 関係者に聞く 「認知症の当事者の方に働く場所を提供するという取り組み」
  • 鬼人幻燈抄 ~水泡の日々~ 舞台版シナリオ
    5.0
    2020年3月、時代絵巻AsHによって舞台化された小説「鬼人幻燈抄 葛野編 水泡の日々」の台本を電子書籍化。 江戸から百三十里離れた山間の集落・葛野。そこには、産鉄を生業とし、“いつきひめ”と呼ばれる火の巫女を尊び、穏やかに暮らす人々がいた。しかし、いつしか平安は破られ、鬼が葛野を狙う。いつきひめを守る巫女守として鬼と対峙する青年。「人よ、何故刀を振るう」鬼の問い掛けが、青年の心を揺さぶる。これは終わりの始まりの物語。鬼たちの愛(かな)しみは時を越える。
  • 奇跡の人 The Miracle Worker
    4.3
    盲目で、耳が聞こえず、口も利けない少女が弘前の旧家にいるという。明治二十年、教育係として招かれた去場安は、その少女、介良れんに出会った。大きな苦難を背負った少女と、人間の可能性を信じて彼女の教育に献身する女教師、ふたりの長い闘いがはじまった――。『楽園のカンヴァス』『暗幕のゲルニカ』の著者、渾身の感動傑作!
  • 奇蹟のピアニスト 人生哲学 やがて鐘は鳴る
    3.3
    1巻1,980円 (税込)
    奇蹟のピアニスト、フジコ・ヘミング。幼い頃から才能を発揮し、高く評価されていたにもかかわらず、不遇の時代をすごしてきた天才ピアニスト。1969年、リサイタル直前に風邪で聴力を失い、やむなくすべてのコンサートをキャンセル。その後、耳の治療に専念する傍ら、ピアノ教師として生計を立て、演奏活動を行ってきた。1999年、そんなフジコを取り上げた『フジコ~あるピアニストの軌跡~』(NHK)が放送されたことがきっかけでブレイク。多くの苦難を乗り越えたフジコの演奏は視聴者の魂を揺さぶり、大反響を巻き起こした。ピアノと共に壮絶な人生を歩んできたフジコ。本書では「うまくいかないほうが当たり前」「じぶんらしく生きる」という、偉才ならではの人生観や死生観、生活観に迫った気持ちが軽くなるエッセイです。フジコに密着し続けてきた写真家・中嶌英雄氏の貴重写真も多数掲載。
  • 奇跡のミシン 天国の声、届けます
    3.8
    1巻1,650円 (税込)
    東京のアパレルで働く30歳の中村みどりは、両親の離婚以来、27年間離れていた父が突然死した知らせを受け取る。母も亡き今、遺品整理をするのは一人娘の自分しかおらず、父が暮らしていた佐賀県唐津市へ向かう。テーラーを営む父はどうやら最近、故人の愛用品を小物にリメイクする仕事をしていたようだ。残った注文があり、仕方なく引き継いでいると――信じられないことにミシンの中から遺品の主が語りかけてきた! ある父親が結婚する娘に明かしそびれたこと、野球部の優秀キャプテンの意外な思いなどなど、亡くなった本人の口からは予想を超えてくる真実の数々が。2021年放送のNHKの感動ラジオドラマを脚本家自らが小説に!
  • きっと嫌われてしまうのに
    3.8
    1巻1,144円 (税込)
    高校入学後、充はユキちゃんにひとめぼれした。それまで遊び人キャラだったが、人が変わったように彼女を前にするとまともに話すことも出来なくなってしまう。しかし、周りから「ストーカー」扱いされるほどの猛アタックの末、二人は付き合うことになった。しかし、ふとした瞬間ユキちゃんは寂しそうな無気力なような表情を見せる。彼女にはある秘密があった――。高校生にふりかかる残酷な現実。最終章で世界が一転する二度読み必至のどんでん返し!
  • キッド・ザ・ラビット ナイト・オブ・ザ・ホッピング・デッド
    4.0
    キッド・ラビットが昏睡から目覚めると辺りには人っ子ひとり――というか、兎っ子一匹いなかった。そう、ぼくたちは人間じゃない。兎だ。人間たちはまだ気づいていないけど、兎社会を脅かす大事件が勃発した。死者が甦り生者を襲ってむしゃむしゃ喰っているんだ。いまや森はホッピング・デッドどもの天下で、この兎史上最悪の状況を終わらせるには、死の山に棲む人喰い熊を狩らなければいけないという魔女ラビットのお告げなんだが……いったいなんてこった! 直木賞作家が贈るスラップスティック兎ゾンビ小説。
  • きときと夫婦旅
    3.5
    1巻1,760円 (税込)
    中三の息子が家出した。行き先は氷見。慌てて連れ戻しに向かった母親のみゆきと父親の範太郎だが、息子はまだ帰りたくないという。倦怠期真っ只中の夫婦が、図らずも富山に滞在することに。鉄軌道王国の富山にはしゃぐ鉄道オタクの夫に対し、不満が募る妻……。富山県内の観光名所や鉄道を舞台に描く、夫婦のドタバタロードノベル。
  • きばいやんせ!私
    -
    不倫騒動で週刊誌に叩かれ左遷された女子アナ・貴子は投げやりな日常を過ごしていた。だが、取材先の南の田舎町でひょんなことから「消えようとする伝統の祭り」を再興させるために奮闘することになっていく。ままならぬ日常に元気を与える、夏帆主演、2019年3月9日公開映画の原作本。
  • 君想曲
    -
    アロマショップで働く聖は、人気作詞家の遼と出会う。三年後、恋人になった二人は、仲睦まじく暮らしていた。遼が取り組んでいるのは「君想曲」――君を想う曲。その矢先、遼が交通事故に遭う。一命は取り留めたが、後遺症で人格が変わった遼に、聖は戸惑う。「君想曲」は完成するのだろうか。愛の強さを問う感動長編。
  • 君に光射す
    3.7
    1巻1,815円 (税込)
    僕は三年前に小学校の教師を辞めた。 昼の世界から逃げ込むようにして選んだ仕事は夜勤の警備員。 他人と深く関わらずに生きようと決めていたはずだった。 でも、勤務先で置引未遂を犯した10歳の少女との出会いが、立ち止まっていた僕を動かして……。 自分を犠牲にしてまで誰かを助けることは愚かなことだろうか? 本屋大賞第二位のベストセラー『ひと』の著者が贈る、ひとりで頑張ってしまう人への応援歌!
  • キャッチャー・イン・ザ・トイレット!
    4.0
    1巻550円 (税込)
    web上で絶賛を浴びた青春小説「オナニーマスター黒沢」が、大幅な加筆修正を経て蘇る。中学二年生の黒沢には、絶対人に言えない秘密があった。それは学校の女子トイレで同級生をオカズに自慰にふけること。しかしクラスでイジメに遭っている少女に気づかれてしまい……あの頃のモヤモヤと切なさが胸に迫る傑作!
  • 今日の花を摘む
    3.4
    1巻2,090円 (税込)
    私の趣味は、男性との肉体を伴ったかりそめの恋。それを、私はひそかに「花摘み」と呼んでいる――。出版社に勤めるかたわら茶道を嗜む愉里子は、一見地味な51歳の独身女性。だが人生を折り返し、「今日が一番若い」と日々を謳歌するように花摘みを愉しんでいた。そんな愉里子の前に初めて、恋の終わりを怖れさせる男が現れた。20歳近く年上の茶の湯の粋人、万江島だ。だが彼には、ある秘密があった……。肉体の衰えを感じ始めた世代のリアルな性愛を軸に、自分を偽らずに生きる女たちの姿と、その連帯を描いた著者初の長編小説。
  • 共謀小説家
    NEW
    -
    「女が書いたものなんざ」――日本の文壇にまだ女性の書き手が少なかった明治時代。小説家になることを夢見る十七歳の宮島冬子は、当代一の文学者・尾形柳後雄のもとで女中をしながら執筆に励んでいた。同じ志を持つ男弟子たちが次々と世に出ていく一方、冬子は家事に追われてなかなか筆が進まない。焦りを感じる冬子はある日、尾形からおぞましい誘いを受けて……。女性の直面する社会的な困難を克明に描き、己の道を歩き続ける強さに胸を打たれる。現代を生きる私達に寄り添う、勇気と希望の湧き立つ傑作長編。
  • 教養としてのアントニオ猪木
    4.0
    1巻1,870円 (税込)
    2022年、この世を去った稀代のプロレスラー・アントニオ猪木。猪木は常に「対世間」を掲げ、プロレスというジャンルに市民権を与えようと、文字通り、格闘してきた。他のプロスポーツのように一般紙が報道することもなく、アマスポーツのように五輪があるわけでもない。格闘技でもスポーツでもないこのプロレスの魅力を世間に訴えてきたその言動は、一介のスポーツ選手のそれとは違う、謎をまとっていた。我々、プロレスファンは、猪木から何を学び取ってきたのか。ベストセラー『教養としてのプロレス』に続く、新たなる”思想書”。

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