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男に媚びない、というポリシーで活動してきた5人組女子アイドルグループ「デートクレンジング」。
彼女たちが解散した後、その女性マネージャー・実花が婚活にチャレンジする様子を、親友の既婚者・佐知子の目線から描いたストーリー。
結婚に対する社会的な風潮への疑問視が、きれいごとではなく自然な流れで描かれていて安心しました。
特に、ジェンダー的な目線でアイドルを運営してたことを誇りに思っていた実花が、婚活市場では男ウケを狙わないといけないというジレンマに翻弄されていく場面は本当に胸が痛くなりました。
そして同じように、「独身の女性と、先に結婚してしまった女性の友情は本当に続くのか」というテーマも、身近に感じている悩みだったので、登場人物たちの一緒に悩むことができて、救われた気持ちになりました。
そして、作中に登場するアイドルたちのその後の人生も素敵です。
アイドルのファンである著者だからこそ描ける、祈りのような理想に、しみじみと感動しました。
何かを必死で応援したことがある、悩める女性たちに読んでほしい一冊です。
Posted by ブクログ
大学時からの友人、佐和子と実花。佐和子は義母が営む喫茶店を手伝いながら妊活をしていて、実花は芸能事務所でアイドルグループのマネージャーをしている。
いつものように喫茶店で話す2人だが、実花が急に「婚活する、私には時間がない!」と焦ったように言い出した事から、2人の間の時間が動き出す。
焦って婚活をする実花に違和感を抱く佐和子。
なぜ、こんな気持ちになるの?
既婚と独身の友人関係。
既婚同士の子あり、子なし。
ワーママか主婦か。
女性は常に周りからの「見えない常識、ひ非常識」に振り回されて生きている。
本当に大切なものは何?
自分にとっての幸せって何?
2人と一緒に成長出来る一冊です。
Posted by ブクログ
帯は、
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結婚、妊娠、出産……
人生のステージが
変わるたび
揺さぶられる
女の友情を描く
長編小説。
会えなくなってしまった
ひとがいるあなたへ。
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文庫本の解説は、ジェーン・スーさん。贅沢。
「デートクレンジング」を改題しての文庫化。
ハードカバーで読んでて、
すっかり忘れて文庫読んでました。苦笑
本書では、
デートクレンジングという
アイドルグループが登場するんですが、
このアイドル達の本を
過去に読んだという私の記憶。
怖すぎる、私の記憶。泣
しかも、全く気づかず読み切って、
レビュー書こうとして、
表紙裏の説明を見て気づくという。。。号泣
本書には30代の女友達二人が登場します。
結婚して、妊活しながら、義母の喫茶店を手伝う佐知子。
芸能事務所でアイドルのマネージャーをしていた実花。
実花が婚活を始めたことを佐知子に告げて物語が始まります。
担当していたアイドルグループは、
メンバーの熱愛発覚、スキャンダルとなり、結果解散。
実花が不安に思う気持ち、
迷う気持ちもわかるし、
佐知子が実花に憧れ、
大好きで大切に想う気持ちもわかる。
途中でお互いの状況が違って
すれ違ってしまうんですが、
義母が言う通り、
普通は疎遠になってしまう人が多いのに、
何とか忌まわしい呪い(価値観や圧力)に屈せずに、
理解し受け止め、相手を大切にしようとする、
二人が良いです。
普通なら、環境違うと疎遠になる。
私も、結婚出産して専業主婦してる友達とは、
だんだん連絡とらなくなっちゃったり。
物語に登場する二人は、
丁寧にちゃんと相手と話そうとします。
それが愛しい。
私だったら、こんな話し方できないと思う。
たぶん諦めるか喧嘩するか呑み込んでしまう。
だけど二人はちゃんと話す。
義母同様、いいなあ、と思います。
多様性とか平等とか言うけど、
自分が正しくその言葉を使えている自信がなくて、
そんな時にこの本を読んで、
呪いに縛られずぶっ壊せというのが、
心に残りました。
結婚、妊娠、出産、仕事、
あらゆることがタイムリミットとともに迫ってきて。
一人でいることも不安。
愛したいし、愛されたい。
開き直って俯瞰してみたときに、
ようやく続きが見えるのかなあ。
簡単に手を離さなかった二人の友情が良かったです。
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