社会・政治作品一覧

  • 近代ドイツ公教育体制の再編過程
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 教育への国家関与と財政支援が本格化する第二帝政期における公教育制度の再編過程を、各種法案と議会審議の分析により初めて解明する。 【目次より】 はしがき 序章 本研究の課題と構成 第一節 本研究の課題と先行研究 第二節 本研究の構成 第一章 ドイツ帝国の成立と公教育体制の再編の模索 第一節 ファルク文相の就任と学校監督法(一八七二年)の成立 第二節 ファルク教育法案(一八七七年)と公教育体制の再編構想 第三節 ファルク文相による初等教育の条件整備施策とその矛盾 第二章 一八八〇年代における保守派の台頭と教育行財政制度の再編 第一節 保守派の台頭と初等教育の条件整備をめぐる確執 第二節 プロイセン教育行財政制度の再編とその構造 第三章 「包括的民衆学校法」制定の挫折と初等教育の条件整備 第一節 ゴスラー民衆学校法案(一八九〇年)とその挫折 第二節 ツェドリッツ民衆学校法案(一八九二年)とその挫折 第三節 ボッセ文相による教育条件整備施策 第四章 学校維持法の成立(一九〇六年)と民衆学校の維持・管理機構の法制化 第一節 学校維持法制定に向けた議会活動の高揚とその背景 第二節 「学校妥協」の成立と学校維持法案の特質 第三節 政府原案の修正過程と学校維持法の構造 終章 第二帝政期プロイセンの公教育体制の再編とその構造 付録 III 第二帝政期プロイセン地方教育行政機構図 付録 II 第二帝政期プロイセン文部省主要人名一覧 付録 I プロイセン衆議院(下院)および帝国議会の政党別議席数 主要参考文献 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 遠藤 孝夫 淑徳大学教授。東北大学教育学部卒業、同大学院教育学研究科教育学専攻修士課程修了、同大学院教育学研究科博士課程単位取得退学。博士(教育学)。専門は、ドイツ教育史。 著書に、『近代ドイツ公教育体制の再編過程』『管理から自律へ 戦後ドイツの学校改革』『「主体的・対話的で深い学び」の理論と実践』(共著)『ドイツ 過去の克服と人間形成』 (共著) 『教員養成学の誕生 弘前大学教育学部の挑戦』(共著)などがある。
  • 近代日本外交史 幕末の開国から太平洋戦争まで
    5.0
    1853年にペリーが来航し、日本は開国へと向かう。明治維新後、条約改正や日清・日露戦争、第一次世界大戦を経て、世界の大国となった。だが1930年代以降、満州事変、日中戦争、太平洋戦争に突入し、悲惨な敗戦に終わる。日本は世界とどう関わってきたのか。破局の道を回避する術はなかったのか。国際秩序との関係を軸に、幕末の開国から太平洋戦争まで、日本外交の歩みをたどる。近年の研究をふまえた最新の通史。
  • 近代日本のメディア議員 〈政治のメディア化〉の歴史社会学
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    1巻4,950円 (税込)
    政治の自立性を奪う、《メディアの論理》とは何か?『衆議院議員名鑑』の記述をもとに、メディア出身・関連議員(メディア議員)980余人を抽出しデータベース化。さまざまな観点からの数量的調査を通して、「政治の論理=価値や理念の実現」が「メディアの論理=社会的影響力の最大化」に取り込まれてゆき、世論迎合型(=劇場型)政治へといたる、そのルーツと変遷を検証する。10名の研究者によるポリフォニックな共同研究。
  • 近代日本一五〇年 科学技術総力戦体制の破綻
    3.7
    黒船がもたらしたエネルギー革命で始まる日本の近代化は、以後、国主導の科学技術振興・信仰による「殖産興業・富国強兵」「高度国防国家建設」「経済成長・国際競争」と、国民一丸となった総力戦体制として150年間続いた。明治100年の全共闘運動、「科学の体制化」による大国化の破綻としての福島の事故を経たいま、日本近代化の再考を迫る。

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  • 近代の岡山における社会事業の特質と展開過程 : 済世顧問と公衆衛生活動
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    1巻1,430円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、近代岡山の社会事業の根幹とされた「岡山県済世顧問制度」が、民生委員制度(福祉)の先駆のみでなく、公衆衛生の揺籃であり、岡山県独自の愛育委員制度の源流でもあることを、明治から昭和前期までの時期に焦点を当て、実証するものである。

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  • 近代の終わり 秩序なき世界の現実
    4.0
    ●階級対立、陰謀論の拡散……表出し始めた「世界の歪み」の数々 ●「近代を象徴するシステムの終焉」が意味するものとは? ●8人の碩学に問う、人類を取り巻く残酷な未来と現代への警鐘! 新型コロナウイルス感染症は、世界にさまざまな歪みをもたらしている。各国政府による大規模な財政出動は、富める者と貧しい者の格差を再拡大させ、医療の専門家による感染対策の提言は、経済、社会活動への配慮が不十分だと受け止められ、人々の不満を強める結果となった。先のみえない不安のなかで、偏見、ステレオタイプによる暴力的行為が蔓延し、荒唐無稽な陰謀論が拡散されている。グローバリゼーションや資本主義、自由政治といった近代を特徴づけてきた制度は、はたして今後も続くのか。8人の碩学に問う、人類を取り巻く残酷な未来と現代への警鐘。
  • 近代の政治思想 その現実的・理論的諸前提
    4.3
    近代は、人間が既成の社会から自らを解放する努力によって生み出されたものである。では、その既成の社会とは一体何であり、人間はどのような努力によってそれを打ち破ったのか。中世から近代への転換期における思想の変革と原理形成の過程を鮮やかに描き出し、近代思想の遺産が今日の私たちにとってもつ意義を明らかにする。

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  • 近代の超克
    -
    いかなる党派にも与することなく、戦後思想を支えた著者の代表的評論選。日本の近代史において、いまだに超えることのできないアポリア(難関)の所在をさらけ出した表題作と、それを可能にした若き日の諸論考。さらにそこから大きく飛翔していった独自の知性の中核をなす論究を収める。日本とは何か? アジアとは、世界とは? わが国のあるべき姿を考えるために続けられた、得がたい思想が持つ広大なスケールの発想と展開を跡付けた名著。
  • 近代部落史
    3.5
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 差別は人種主義を基軸として時代ごとに形を変え、現代まで根強く存続するに至る。部落問題から戦後日本の民主主義を問い直す。
  • 近代民主主義の終末
    -
    1巻1,980円 (税込)
    民主主義の根底に流れるものとは何か。著者、葦津珍彦は、俗物主義に依存した民主主義では、日本の理想とする国家は形成できないばかりか自壊する可能性をも内包する点を指摘している。また、現行の民主主義とは、キリスト教神観念の上に存在する思潮であることから、東洋古来の民権思想を学び、日本独自の道を再確認しながら、政治に理想や希望を持てる国家にしなければならないと警告する。そして、その核となるものこそ天皇の祭祀大権の確立と現行の民主主義制度では蔑視しているかのように見える「忠誠」や「神聖性」といった日本人が古くから培ってきた意識と信仰であることを説いている。本書は、我が国伝統の精神潮流と国家意識とは何かを近代の事例を紐解きながら解説する。 また若い世代に対して、憲法をはじめとする日本の現行制度について問題意識が育まれること、更には幕末明治の先人たちが命をささげて国事奔走の中から学びとったのと同様に、すぐれた政治思想と英知ある政治力学の法則を学びとり、日本国家再生に向けた活動を期待する内容となっている。 ■キーワード(目次の構成) ▲はじめに ▲近代民主主義の終末 ▲一票の無力さの実感 ▲近代民主主義破綻の論理 ▲東洋古来の民権思想 ▲典型的な近代民主国アメリカ ▲近代的個人と東洋の人間観▲英雄崇拝と指導権威の拒否 ▲必要悪としての政府の思想 ▲近代民主国と植民地人 種問題 ▲近代民主思想否定の論理 ▲ 日本思想の心理と論理 ▲憲法の思想と政治の力学 ▲憲法思想の形成時代 ▲帝国憲法の思想 ▲帝国憲法と独裁主義 ▲ポツダム憲法の政治力学 ▲将来の憲法についての展望 ▲忠誠とはなにか ▲忠にあこがれる精神伝統 ▲忠誠を不合理とする思想 ▲多様多彩な忠誠の道 ▲楠氏一門忠烈の精神 ▲神聖をもとめる心 ―祭祀と統治との間― ▲近代日本国の思想史 ▲明治維新と日本ナショナリズム ▲明治維新の世界史的意味 ▲尊攘精神とナショナリズム ▲天皇制と民権ナショナリズム ▲明治天皇 ―アジアの栄光― ▲満州事変から大東亜戦争へ ▲満州事変の決行者 ▲反日運動と張学良政権 ▲満州国の建国工作 ▲日華事変 ▲三国同盟から日米会談決裂まで ▲大戦と大東亜共栄圏 ▲関係参考略年譜
  • 近代ロシヤ政治思想史 西欧主義とスラヴ主義
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    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 19世紀のロシアでは、西欧化するか、スラブ主義を貫くかの政治的葛藤があった。維新期の日本さながら、守旧派と革新派の闘争を読む。ヨーロッパに隣接しながら、独自のスラブ的精神風土をもっていたロシア。近代化の波にどのように対処したのかを、政治思想の観点から説き明かす。 【目次】 序 第一部 第一章 西欧文明の挑戦に対するロシヤの応答 第二章 ロシヤ精神史における「西」と「東」、インディヴィドゥアリズムとコレクティヴィズム 第三章 チャアダーエフとその歴史哲学的問題提起 第四章 スラヴ派と西欧派の大論戦 第二部  第五章 西欧派の系譜 第六章 ペリンスキーとその無神論的社会主義 第七章 バクーニンとその無政府主義 第八章 ゲルツェンのナロードニチェストヴォ 第三部 第九章 古典的スラヴ主義 第十章 キレエーフスキー――ロシヤとヨーロッパの精神史的対比 第十一章 ホミヤーコフにおけるスラヴ主義の展開 第十二章 ダニレフスキーの生物学的スラヴ主義 第十三章 附説 ロシヤ帝国主義のイデオロギーとしての汎スラヴ主義 第十四章 レオンチェフの反動的スラヴ主義 註 参考文献について 主要人名索引 勝田 吉太郎 1928~2019年。政治学者。京都大学、奈良県立大学名誉教授。鈴鹿国際大学名誉学長。京都大学法学部卒業。専門は、ロシア政治思想史、ロシア精神史、アナーキズム。法学博士(京都大学)。 著書に、『近代ロシヤ政治思想史―西欧主義とスラヴ主義』『革命とインテリゲンツィヤ』『アナーキスト-ロシア革命の先駆』『ドストエフスキー』『知識人と自由』『革新の幻想-社会主義を問い直す』『革命の神話-社会主義に未来はあるか』『現代社会と自由の運命』『平和憲法を疑う』『平和病日本を撃つ』『敗戦後遺症シンドローム』『神なき時代の預言者 ドストエフスキーと現代』『宰相論』『民主主義の幻想』『時を読む 勝田吉太郎の警世嗟言』『民主教育の落し穴 戦後世俗化の風土を斬る!!』『勝田吉太郎著作集(全8巻)』『思想の旅路 神なき世紀の悲劇を見つめて』『文明の曲がり角』『核の論理再論-日本よ、どこへ行く』『甦るドストエフスキーの世紀 現代日本への警鐘』『ドストエフスキー』などがある。 ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。
  • 筋肉女子 なぜ私たちは筋トレに魅せられるのか
    3.8
    1巻1,386円 (税込)
    近頃、筋肉を鍛える女子が世間を賑わせています。腹筋が割れたお腹、引き締まった二の腕や太ももなど、従来の女らしいカラダとは異なるナイスバディが、女性を魅了してやみません。本書は、女子学を専門とする著者が、女性の筋トレブームを、美意識の変遷から捉えなおす異色の社会文化評論です。なぜ筋肉は女子を魅了するアクセサリーになったのか? なぜこれほど脚光を浴びているのか? クロスフィットトレーナーAYAとの特別対談収載。
  • [緊迫!北朝鮮] 核心的問題点は「世界秩序のため日本はミサイル攻撃を甘受できるかどうか」 【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.51】
    -
    1巻330円 (税込)
    橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。 <橋下徹メッセージ> 『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。
  • 【緊迫・北朝鮮】これが外交にも使える「橋下流」超実践交渉ノウハウだ 【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.99】
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    1巻330円 (税込)
    橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。 <今号の内容> ■なぜゲーム理論は役立たないか? 僕が身に付けた実践的交渉ノウハウ ■重要なのは自分自身の意思と力。アメリカ頼みの強気外交は間違いだ! ■朝日・毎日新聞もついに認めた! 外交に軍事力は必要不可欠 ■カギは自ら力を持つこと。大阪都構想ではこうして公明党を動かした <橋下徹メッセージ> 『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。
  • [緊迫!北朝鮮] 本当に危険なのは北の核兵器保有じゃない!日本の立場で考える核均衡論 【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.52】
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    1巻330円 (税込)
    橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。 <橋下徹メッセージ> 『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。
  • 近未来戦の核心サイバー戦-情報大国ロシアの全貌
    3.5
    1巻2,750円 (税込)
    知らないうちに多大な被害を受け、攻撃国に大きな利益をもたらす「サイバー戦」の根本思想と実践法とは? 大国ロシアをベースに「サイバー戦」の全貌を元在ロシア防衛駐在官がひもとく! 2014年のウクライナ危機で、ロシアはわずかな抵抗を受けたのみで、簡単にクリミア半島を併合してしまったことを覚えているだろうか? 「サイバー戦」の例のひとつである。 2007年にロシアによるエストニアへの大規模なサイバー攻撃事案が起き、2008年にはグルジア紛争が生起するなどの情勢を受け、日露防衛当局間の関係は厳しい状態を迎えることとなった。必然的にロシアとの安全保障問題の最前線で勤務していた筆者にとっては、これらの問題でのロシアの真意がどこにあるのかとの疑問が生じ、ロシア研究を本格的に実施するきっかけとなった。そして、本書執筆に至ったということである。本書では、情報空間(サイバー空間)におけるロシアの安全保障問題(とくにサイバー戦)について、西側の標準的な考え方や慣習に左右されず、ロシアの為政者がどのように考えているのかに軸足を置き考察してきた。……あとがきより
  • 金融再起動 旧体制の崩壊から世界大革命へ
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    令和の新時代を迎え、我々は後世の歴史の教科書に「あの時、人類の未来が変わった」と書かれる大変革の時代の最中にいます。本書は、米経済誌フォーブスの元アジア太平洋支局長ベンジャミン・フルフォードが、混迷を極める国際情勢を見据え、加速するEU解体や中央銀行の国有化など表に出てこない裏の金融情報を解説します。堕ちた平成の巨星、カオス化する国際情勢など、あなたの大切な資産を守り、殖やすための価値ある情報が満載です!
  • 金融審議会 市場ワーキング・グループ報告書「高齢社会における資産形成・管理」をめぐる解説
    -
    老後に2000万円ないと生きていけない!? 2019年6月3日、金融庁の金融審議会、通称〝市場ワーキング・グループ〟がまとめた報告書「高齢社会における資産形成・管理」を発表しました。 この報告書に書かれた内容に関して、マスコミがセンセーショナルに報道し、国会でも与野党の間で白熱の議論となり、国民の多くは戸惑い、そして途方に暮れる事態へと発展したのでした。 はたして市場ワーキング・グループがまとめた報告書には、どのようなことが書かれていたのでしょうか。本書では大きな話題となった報告書を読み解きつつ、私たち日本人が直面している問題の本質と真正面から向き合い、リアルな年金制度の実態を検証していきます。
  • 金曜官邸前抗議
    4.3
    1巻1,496円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 原発再稼働反対を訴え一般市民20万人が集まり、総理との異例の面会にも至った毎週金曜の通称「官邸前デモ」。戦後市民運動の明確な分岐点になったこの運動の経緯と思想を明らかにする。
  • キーウの遠い空 戦争の中のウクライナ人
    -
    2022年2月24日。ロシアの侵攻が始まったあの日から、私たちの生活は一変した。戦争の予感、避難生活の現実、引き裂かれた家族、ロシアの友人への思い……。キーウに生まれ育ち、日本で博士号を取得したウクライナ人の著者が、戦争下で見たこと、考えたことを綴る。
  • 議員と官僚は使いよう(小学館101新書)
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    国家危急の今だからこそ国会政策局の創設を。 特別価格で提供中! 鳩山民主党新政権は、立ちはだかる「官僚の壁」を突き崩せるのか。新設される「国家戦略局」は、十全に機能を発揮しうるのか。環境大臣、内閣府特命担当大臣、防衛大臣と政府の閣僚を歴任し、霞ヶ関の官僚たちと真っ向から渡り合ってきた著者が、旧来の「政治家vs官僚」の対立の構図から脱却して、政官民の英知を結集した、新たな「政治家主導」の政治システムを提言する。 年金、医療、福祉、税制、財源確保、予算配分など、喫緊の課題を解決。天下りを全廃し、税の無駄遣いを無くす究極の処方箋。(2009年10月発行作品)
  • 議院内閣制―変貌する英国モデル
    4.2
    政権交代のある二大政党制、強いリーダーシップ……英国の議院内閣制は、日本など各国から理想的な政治モデルと見られてきた。しかし、スキャンダルや政策の失敗により、保守党と労働党はともに国民の信頼を失い、支持基盤の空洞化が進む。さらにEU離脱をめぐる混乱は世界の失望を招いている。危機に直面した英国は、国家構造を改革し、議院内閣制を変貌させる道を選んだ。この英国の挑戦から日本は何を学ぶか。
  • 議員の品格
    -
    今、「議員の品格」が地に落ちている! 相変わらずの「政治とカネ」の問題や、議論が聞こえないほどの度を越したヤジ、夢中でスマートフォンをいじる姿、そして憲法の軽視……これらの言動・行動には目に余るものがあります。 本書では、政治記者という立場から、メディアとしての政治的公平、不偏不党の姿勢に留意しつつ、「議員の品格」を失った国会議員を大量に生み出す選挙制度の問題点に切り込み、現在の政治家と過去の政治家との比較など歴史面もたどりました。 さらには、はじめて選挙に臨む若い人や候補者選びに悩む人、改めて選挙について考えてみたい人にとってのガイドとなることを心がけています。
  • 議決権の使い方
    -
    これまで見えなかった機関投資家の議決権行使の実態が明らかになった。初の試みで手探りではあるが、投資家と企業の関係の変化や課題が見えてきた。 本書は週刊エコノミスト2017年10月24日号で掲載された特集「議決権行使」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・議決権の使い方 機関投資家ごとに異なる賛否 取締役選任に多数の反対票 ・【インタビュー】伊藤邦雄(一橋大学大学院商学研究科特任教授) ・機関投資家によって賛否が分かれた主な企業の議案 【執筆者】 荒木宏香
  • 疑似科学入門
    3.6
    占い、超能力、怪しい健康食品など、社会にまかり通る疑似科学。そのワナにはまらないためにどうしたらよいか。また地球温暖化問題など、「科学が苦手とする問題」で疑似科学に陥らないためにはどうしたらよいか。さまざまな手口と社会的背景を解き明かし、一人ひとりが自ら考えることの大切さを説く。

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  • 技術大国幻想の終わり これが日本の生きる道
    3.5
    日本のいままで得意だと思ってきた品質・機能がもはや競争力にならなくなった時代、いま求められるのは、消費者の価値観を深く追求すること。そのために必要な技術とはなにか? 日本にあって他国にはない良さとはなにか? 日本を代表する工学者が、これからの日本の産業の方向性を考える渾身の論考! (講談社現代新書)
  • 技術覇権 米中激突の深層
    3.0
    中国が相次いで公表した「一帯一路」「中国製造2025」を自国の経済覇権への挑戦と見なし、その目をつぶすべく動いたアメリカ。この構図は、かつて1980年代に起きた日米経済摩擦、構造協議を彷彿させるものです。米中の摩擦は貿易赤字削減で解決する一過性のものではなく、アメリカが中国を押さえ込んだと納得するまで継続する経済戦争のステージに入っているのです。その本丸となっているのが、技術です。ファーウエイ問題はその典型例です。 本書は、ハイテク摩擦を中心に、米中関係の現状と展望、日本への影響などに関して分析を行います。経済の相互依存関係が非常に進んでいるのに米中では対立が激化しているのか、米国の制裁は中国の半導体ビジネスにどのような影響を与えているのか、経済安全保障のルール作りという観点が日本には不可欠、サイバー空間の覇権争いのカギを握るのは、誰が仕掛けているのかを突き止める「アトリビーション能力」ですが、日本には欠けている――といった様々な論点を提供します。
  • 犠牲者意識ナショナリズム―国境を超える「記憶」の戦争
    4.8
    1巻3,520円 (税込)
    ポーランド、ドイツ、イスラエル、日本、韓国―― 犠牲者なのか、加害者なのか? その疑問から記憶を巡る旅が始まった! 韓国の各メディアが絶賛した話題作、待望の翻訳! ***  2007年1月18日朝、新聞を広げた私は首をひねった。購読する進歩系と保守系の新聞どちらも、『ヨーコの物語』(邦訳:『竹林はるか遠く:日本人少女ヨーコの戦争体験記』を批判する記事が文化面トップを飾っていたのだ。どうということのない本のように思えたが、驚くほど大きな記事だった。  韓国メディアの激しい批判は、「韓国民族イコール被害者」「日本民族イコール加害者」という二分法が揺さぶられたことへの当惑を表すものだったのだろう。避難する日本人女性を脅し、強姦する加害者という韓国人のイメージが日本の植民地支配に免罪符を与え、歴史を歪曲するという憂慮が行間から読み取れた。  その心情は理解できるものの、その二分法が常に正しいわけではない。韓国が日本の植民地主義の被害者だったというのは民族という構図でなら正しいが、個人のレベルでは朝鮮人が加害者に、日本人が被害者になる場合もある。個々人の具体的な行為ではなく、集団的所属によって加害者と被害者を分ける韓国メディアの報道は、「集合的有罪」と「集合的無罪」に対するハンナ・アーレントの批判を想起させた。  それ以上に興味深かったのは、論争の火が遠く離れた米国で広がったことだ。米国で6~8年生向け推薦図書リストにこの本が入り、ボストンとニューヨークに住む韓国系の保護者たちが2006年9月に異議を唱え始めたのが始まりだった。 『ヨーコ物語』騒動を見ながら、私はドイツとポーランド、イスラエルの記憶の戦争を思い出し、「犠牲者意識ナショナリズム」という概念を思いついた。 (はじめにより) *** 【犠牲者意識ナショナリズム】 植民地主義や二度の世界大戦、ジェノサイドで犠牲となった歴史的記憶を後の世代が継承して自分たちを悲劇の犠牲者だとみなし、道徳的・政治的な自己正当化を図るナショナリズム。グローバル化した世界で出会った各民族の記憶は、互いを参照しながら、犠牲の大きさを競い、絡み合う。記憶が引き起こす歴史認識紛争がいま、世界各地で激しさを増している。
  • 偽善エネルギー
    3.6
    1巻770円 (税込)
    日本人がどんなに節約しても、世界各国の大量消費は止まらず、石油は枯渇する。原子力の信用は失墜し、石油頼みのあらゆる分野――工業、農業、漁業、医薬品は大打撃を受けること必至。だが今、将来に備えてやるべきは省エネではない。代替資源を探し、技術革新をすることだ。では何が次世代エネルギーになるのか? 太陽電池や風力か? 地熱や潮力は? 政治と利権、各国のエゴで操作された嘘の情報を看破し、資源なき日本の行く末を模索する。
  • 偽善者の見破り方 リベラル・メディアの「おかしな議論」を斬る
    4.0
    1巻1,650円 (税込)
    憲法改正、安倍政治、安全保障、国際関係……その「正義」が日本を亡ぼす! 新進気鋭の政治学者が教える「ニュースの正しい読み方」 テレビ、新聞、雑誌で報道されていることは、すべてそのメディアや記者の主観的な「ポジショントーク」にすぎない。 そこに込められた偽善と欺瞞を読み解けば、「政治ニュースの正しい読み方」が見えてくる。 なぜ、池上彰さんの話は自分の立場をはっきりさせないのに解りやすいのか? 政治評論と陰謀論の境界線とは? 政治ニュースを読めば社会情勢は正しく理解できるのか? 新進気鋭の政治学者が冷静な視点から斬る。 【目次】 第1章 政治家、評論家の偽善を斬る 第2章 メディアの偽善を斬る 第3章 「憲法改正」ニュースのおかしな議論 第4章 「安倍政治」ニュースのおかしな議論 第5章 「安全保障」ニュースのおかしな議論 第6章 「国際関係」ニュースのおかしな議論 第7章 「イデオロギー」という名の偽善を斬る
  • 偽善の医療
    4.2
    「患者さま」という偽善に満ちた呼称を役人が押し付けたことで、医者は患者に「買われる」サービス業にされた……。医療にまつわる様々な偽善を現役医師が一喝する。「セカンドオピニオンのせいで患者と医者が疲弊する」「インフォームドコンセントは本当に良いことか」「有名人の癌闘病記は間違いだらけ」「病院ランキングは有害である」「安楽死を殺人扱いするな」――。毒と怒りと医者の矜持が詰まった問題提起の書。

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  • 偽装死で別の人生を生きる
    3.5
    詐欺罪で懲役二十二年を言い渡され、刑務所に出頭することになっていた日にハドソン川を望む橋から飛び降りた男。 フィリピンで賭博の最中にトラブルで刺殺されてしまった男。 自宅付近の浜からカヌーで海に出て戻らず、死亡を認められたイギリス人の男性。 彼らは皆、死亡を偽装し、その後も生きていた。はたしてそんなことが可能なのだろうか。 著者自ら、偽装死の実体験者や失踪請負人、偽装の摘発者たちを取材すると共に、自身の死亡証明書を手に入れるため、海外に飛んだ――。
  • 義足ランナー 義肢装具士の奇跡の挑戦
    4.2
    1巻1,408円 (税込)
    義足で走る活動を日本でただ一人切り開いてきた義肢装具士・臼井二美男と、義足のランナー達の奮闘を克明に描くヒューマンストーリー

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  • ギデンズの社会理論 : その全体像と可能性
    3.3
    1巻2,530円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代倫理の混沌を主要な問題群に整理する──生命〈遺伝子治療、再生医療 等〉、環境〈地球温暖化、生物種多様性の減少 等〉、情報メディア〈マスコミの社会的責任、コンピュータ・エシックス 等〉、グローバル化〈多文化主義、マイノリティ 等〉──科学技術と私たちの生命・人生・生活との調和、それに向けての倫理的実践を探求する。/序章:ギデンズ社会理論の全体像を求めて  第1章:ギデンズ社会理論の中心問題  第2章:社会変動と国家パワー  第3章:マクロ社会理論の展開の基本方向  第4章:ライフ・ポリティックスとモダニティ論  第5章:ラディカル・ポリティックスの時代  第6章:ギデンズ社会理論の可能性(1)社会学原論  第7章:ギデンズ社会理論の可能性(2)現代社会論

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  • 疑問をほどいて失敗をなくす 公務員の仕事の授業
    3.7
    役所に入って右も左も分からない新人から、 そろそろ右も左も分からなければならない中堅まで、 役所仕事の「迷子」に贈る、公務員必修基礎知識! ◇「いまいちよくわからない」を放置している…… 先輩にOJT・研修をしてもらって、 役所の内部資料として分厚いマニュアルももらった。 これで完璧に公務員をスタートできる! ……とはなかなかいかないものです。 具体的に仕事を始めて行くと、ちょっとした「疑問」が増えてきます。 なんかOJTで先輩、ここのこと説明してた気がするけど思い出せない……。 先週も似たようなことで悩んだけど、結局よくわかってないな……。 そうなってくると、先輩には聞きづらく、既存の資料では理解が進まない。 まあ、なんとかなるか、と思って放置をしていると…… 落とし穴が待っている、ことがあります。 ◇「疑問」をなくせば仕事はぐっと楽になる! 役所はもちろん、組織で仕事をしていますから、 必要以上に失敗を恐れる必要はありません。 しかし、未然に防げるならば防ぎたいものですし、 何より「何が失敗か」「どこが躓きか」という疑問を理解して紐解いておくことで、 あなたはグッと仕事がしやすく、楽になります。 本書はそんな、新人・若手が出会いがちな役所仕事の「そもそも」の疑問を、 2人の著者がひとつずつ丁寧に紐解きました。 さあ、扉を開いて、公務員の仕事の授業に出かけましょう!

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  • 虐殺のスイッチ ――一人すら殺せない人が、なぜ多くの人を殺せるのか?
    4.8
    ナチスのホロコースト、クメール・ルージュの大量殺戮、関東大震災の朝鮮人虐殺、インドネシア政権による虐殺、ルワンダ・フツ族のツチ族虐殺……、歴史を、世界を見渡すと、虐殺事件は繰り返し起き、あふれている。なぜごく普通の善良な市民が、同じように普通の人をいとも簡単に殺すのか、しかも大量に。キーになるのは、集団と同調圧力。集団が熱狂し変異して起きる虐殺のメカニズムを考える。
  • 逆臣 青木幹雄
    値引きあり
    3.0
    1巻715円 (税込)
    竹下登の一介の秘書に過ぎなかった男は、いかにして「参議院のドン」と畏怖されるようになったのか!? 最初は忠誠心があるような顔をして時の権力者の懐に入り、ゆっくりと主の力が弱まるような包囲網を敷き、一気にその「生命維持装置」をはずして、自身が主君の座を奪い取っていく。青木は相手が死ぬのを待っていたかのようにしてステップアップしてきた――。
  • 逆説のニッポン歴史観
    3.0
    1巻759円 (税込)
    「戦後民主主義」のまやかしを暴き出す! 「戦前は軍事が主流で外交は付録であった。戦後は外交中心で、軍事は付け足しになっている。これはどちらも誤りである。いろいろな要素をバランスよく組み合わせて、価値を守っていくというのが、本当の意味での大人の社会である」(著者あとがきより)事実の正確な検証なくして、ある見方、考え方のみを無批判に受け入れてきたのが戦後過程ではなかったのか。結局“拉致犯罪国家”を放置してきたのは、いったい誰だったのか、を明らかにする。

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  • 逆接の民主主義 ――格闘する思想
    3.6
    止まらない貧困と暴力の連鎖……グローバリゼーションは地獄へと進み続けている。本当にこの道しかないのか? 断じて違う! 気鋭の社会学者が北朝鮮や歴史認識問題の解決策を示し、「新しい共同体」を示す!!
  • 「虐待攻略」おもろい人生の創り方(GalaxyBooks)
    完結
    -
    両親からの執拗な虐待の末に幸せになった少女。大人になった今、心理カウンセラーとなり「虐待の連鎖を終わらせる方法」を理論理屈で綴る。世界で初めて虐待を受けた者が名乗りを挙げ、虐待しない方法を伝授する。 著者プロフィール 1985 年生まれ、大阪府出身、京都市在住。心理カウンセラー兼クリエイター。両親からの虐待の経験を持ち、14 歳の時に「環境と教育で人格は形成されるのだ」と確信。20 年余りどうやったら世界から虐待がなくなるのかを考え続け、去年、「虐待の終焉の仕方」を見つける。17 歳の時に精神病を発病し 12 年間足掻き続け「絶対に変わってやる」と決意し自ら閉鎖病棟に入る。そこで出会った主治医に「心理士にならない?」の一言がきっかけで心理学の道を歩み始めた。心理カウンセラーになってから自らに心理療法を繰り返し精神病はすべて完治。現在、3 回目の結婚を経て 3 児の母親でもある。
  • 虐待された少年はなぜ、事件を起こしたのか
    4.7
    罪を犯した少年たちは、いかにして心が壊れたのか。矯正教育ではどんな取り組みが行われているか。虐待を受けた少年たちの病理と矯正教育の最前線を追った著者渾心のルポ。
  • 虐待死 なぜ起きるのか、どう防ぐか
    4.2
    二〇〇〇年に児童虐待防止法が施行され、行政の虐待対応が本格化した。しかし、それ以降も、虐待で子どもの命が奪われる事件は後を絶たない。長年、児童相談所で虐待問題に取り組んできた著者が、多くの実例を検証し、様々な態様、発生の要因を考察。変容する家族や社会のあり様に着目し、問題の克服へ向けて具体的に提言する。

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  • 逆転の創造力
    -
    1巻829円 (税込)
    日本の「逆転」に向けて、元「ゴールドマン・サックス」執行役員・岡本三成が各界の論客と激論を交わす! ! 【対談】 三浦瑠麗(国際政治学者) デービッド・アトキンソン(日本政府観光局特別顧問) 渋澤 健(実業家、渋沢栄一氏玄孫) ◆岡本三成の地元紹介マップ付き。 2001年9月11日―― 崩壊した世界貿易センタービルが粉塵となってマンハッタンの空を覆い、快晴だった爽やかな朝は、一瞬にして不気味な闇に包まれました。 サイレンが鳴り響く中、粉塵まみれになって歩く現場周辺からの避難者の列は、日本でも連日報道されたと思います。実は私も、その列に連なる1人だったのです。 (中略) 人々が憎しみ合う世の中を変えたい。これまで世界各国で働き、国際金融の最前線で積み重ねてきた経験と培ってきた力は、平和構築のために経済政策や外交分野で必ず生かせるはずだ。 そんな思いを胸に、私は政治の道に進むことを決意しました。(「はじめに」より)
  • 逆境リーダーの挑戦 最年少市長から最年少知事へ
    4.3
    「お前は、とんでもない勘違い野郎だな!」「いや、何事も勘違いから生まれる。後先考えずガムシャラにやるうちに、『勘違い』だと言われていた夢が現実になる。裸ひとつで挑戦する若者を、俺は、殺しはしない」―――石原慎太郎(第三章より) 父親は借金で失踪。高卒で都庁職員へ。夜間の大学で学びつつボクシング部に所属。そして東京都の派遣職員として夕張市に行き、財政再建団体となった夕張市の状況を目の当たりにする。そして東京都職員を退職して夕張市長選挙に立候補、そしていま北海道知事になった著者の行動力、そして反対者をも味方につける巻き込み力を明かす。353億円の赤字を抱えて財政破綻した夕張市の市長に30歳で就任。部長と次長は全員退職し、53人いた管理職は10分の1に。積雪の重みで美術館は潰れ、図書館は運営費を捻出できずに廃止。「全国最低の行政サービス、全国最高の住民負担」といわれたまちを住民の協力を得て「コンパクトシティ計画」「攻めの廃線」などで活性化する。2027年3月には借金を完済し、日本で唯一の財政再生団体から正式に脱却する道筋をつける。38歳で就任した北海道知事では、コロナ対策に奔走。「北海道の再エネを本州へ」「北海道データセンターパーク」「国民の食を支える北海道」と多方面で北海道から日本を変える取り組みを行っている。本書を読めば ●逆境に陥ったリーダーが自らを奮い立たせて、組織を活性化させるためのリーダーシップを学べる ●反対する人をも巻き込む手法、求心力のノウハウを学べる ●夕張市長、北海道知事での改革事例が地方再生の参考になる。自分を変えて熱く生きたい、リーダーとして組織を変えたい、すべての人に贈る一冊。
  • ギャル男でもわかる政治の話
    4.3
    ギャル男×ブロガー議員による、 前代未聞のエンタメ政治入門書! 政治にまったく興味がなかった4人のギャル男を相手に、 人気ブロガーで都議会議員のおときた駿が先生となり、 政治の基本を漫画やアニメ、アイドルに例えながら かつてないわかりやすさと面白さで白熱講義! 「国民的アイドル解散騒動は民主主義?」 「憲法9条は“浮気公認状態”、さあどうする?」 「モテれば天国、モテなきゃ地獄の資本主義」 「年金制度はもうすでにオワコンである」 ほか、全16篇収録。 オシャレ男子のためのWEBマガジン、MTRL(マテリアル|http://mtrl.tokyo/)の人気連載を書籍化! ●もくじ プレトーク「ギャル男、ブロガー議員に政治を学ぶ?」 第一部そもそも政治ってなに?篇 1限目[政治とは]「悪魔の実」はなくとも僕たちには選挙権がある 2限目[民主主義]国民的アイドル解散騒動は民主主義? 3限目[憲法]憲法とは「ジャンプ三原則」である! 4限目[議会]政党政治は海賊団のチーム戦である 第二部実際、政治ってどうなってるの?篇 〈ISSUE1僕らのお金について〉 5限目[資本主義]モテれば天国、モテなきゃ地獄の資本主義 6限目[財政・税金]のび太が作った世界最大の「借金地獄」 7限目[年金]年金制度はもうすでにオワコンである 〈ISSUE2僕らのこの国について〉 8限目[安全保障]憲法9条は「浮気公認状態」、さあどうする? 9限目[エネルギー]エネルギー3姉妹、付き合うなら誰がいい? 10限目[公務員制度]日本の政府がイケてないこれだけの理由 〈ISSUE3僕らの生活について〉 11限目[社会保障]“困ったときのドラえもん”が破産寸前!? 12限目[雇用]もしもあのアイドルに卒業がなかったら 13限目[表現の自由]戦闘モードのベイマックスが表現の自由を奪う!? 第三部じゃあどうやって変えればいいの?篇 14限目[選挙制度]弱小海賊団を救うための究極の選挙活用法 15限目[社会運動]ルカワ応援隊が意味を持つのはどんなとき? 16限目[政治参加]みんな、このまま政治童貞でいいのかよ! 巻末Q&A「おときたさん、僕らの疑問に答えてください!」 アフタートーク「政治がわかったギャル男の話」 「政治をもっと、おもしろく。──あとがきにかえて」(おときた駿)
  • ギャルとギャル男の文化人類学
    3.6
    真っ黒な肌、奇抜なメイクにド派手なファッション。ストリートにたむろし、クラブでパーティー――。日本を席巻し始めたギャル文化の象徴「イベサー」を、かつて集団のトップを務めた男がフィールドワーク。数百人のギャルの肉声から、現代の「未開の部族」の内面に迫る。「やっぱり礼儀と学歴は大事」「いかに早く遊んで落ち着くか」など、その奔放なセックス観から意外に保守的な未来像まで、彼らの素顔を大解剖。

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  • ギャンブル障害回復トレーニングプログラム(SAT-G)活用ガイドブック
    5.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ギャンブル障害治療専門プログラムとして開発されたSAT-Gについて、支援者向けに実施方法をわかりやすく解説した。押さえておきたいギャンブル障害の基礎知識や対応の基本も理解できる。ロールプレイが視聴できるWEB動画、ダウンロードできるワークブック付き。 ※本電子書籍は固定レイアウト型の電子書籍です。 ※本電子書籍は同名出版物(紙版)を底本として作成しました。記載内容は、印刷出版当時のものです。 ※印刷出版再現のため、電子書籍としては不要な情報を含んでいる場合があります。
  • 牛肉安全宣言 BSE問題は終わった
    4.0
    1巻1,500円 (税込)
    牛のBSEは検査によって見つかるか? そうではない。発病の時期、検査技術の限界から、半数以上は見落とす。では「BSE対策の決め手」は何か? それは飼料としての「肉骨粉の禁止」と、食肉としての「特定危険部位の除去」だ。先進国はすべてこの方法で「牛肉の安全」を確保している。日本だけが「全頭検査」という根拠のない「安心対策」を義務づけて、年間30億円を無駄にし、輸入を制限しているのだ。著者の唐木東大名誉教授は、国際的にも著名な「食の安全」研究の第一人者。その学究の人が、内閣府食品安全委員会の専門委員として淡々と「科学的な常識」を口にしたとたん、国会や市民団体、マスコミから、未曾有のバッシングを浴びた。本書は「BSEパニック」の一部始終を目撃し、自らも騒動の渦に巻き込まれた著者が、満を持して書き下ろした「BSE騒動の舞台裏」。日本は早く「全頭検査」をやめなければいけない。BSE問題は終わったのだ。

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  • 「業際」の時代
    -
    技術革新で生活様式がどんどん変わり、社会の環境も人々の価値観も、一八〇度転換しつつある現代。高度成長の時代とはまったく異なった、激動する構造変化と画期的な技術革新が襲う、この混迷の時代を、企業や人はどう乗り切ろうとしているのか? 本書は、専門領域の壁を破る先端的・多角的活動により、いち早い業際化に挑戦し成功した、7つの企業グループの秘密を追った、詳細な現場レポートである。
  • 行政改革を導く 電子政府・電子自治体への戦略 住民視点のIT行政の実現に向けて《韓国と日本》
    3.0
    1巻1,760円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 ネット先進国・韓国はいかにして電子政府実現にこぎつけたか。行政改革推進のツールとしての電子政府・電子自治体の推進の必要性を説き起こし、その具体的な実現のための処方箋を提示する。

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  • 行政学講義 ──日本官僚制を解剖する
    4.0
    1990年代に政治主導に向けたさまざまな政治・行政改革がなされたのに、かえって今や為政者の恣意と統治者への忖度が蔓延してしまっている。我々は悪しき支配から抜け出せないのか。支配・外界・身内・権力の4つの切り口で行政の作動様式を活写。その実相を解明したうえで、現在の官僚制とのつきあい方の心得を提示する。行政に携わる為政者にとっての「行政学の教科書」ではなく、支配と権力にさらされる被治者を読者として想定した、公務員対策たる「行政学の基本書」。
  • 行政とデザイン - 公共セクターに変化をもたらすデザイン思考の使い方
    -
    これからますます増えていくであろう行政組織とデザイナーのコラボレーション。うまく協働できれば大きな実りが生まれるはずですが、現実は、両者の従来のやり方の違いにより様々な問題が生じます。本書は、そのそれぞれのやり方と考え方を整理しながら、両者のギャップを超えて共創するうえでの傾向と対策を、主にオランダでの事例を紐解きながら示します。社会課題である「厄介な問題(Wicked Problem)」に対しての問題解決、より良いシステムチェンジやまちづくりを目指すデザイナーおよび行政機関関係者、必読の一冊です。 ■目次 第1章 公的機関と「厄介な問題」 第2章 デザイン思考とチェンジマネジメント 第3章 デザイン思考と連携の役割 第4章 デザイン思考とステークホルダーマネジメント 第5章 デザイン思考と権力 第6章 公的機関におけるデザインプロセスと連携 日本語版寄稿:中山郁英「日本における、行政組織へのデザイン導入の取り組み」

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  • 行政の解体と再生―ニッポンの“公共”を再構築する
    -
    1巻2,574円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 全国各地の自治体で、動物園、病院、美術館といった公的施設の民間委託が進められている。その最新動向を展望し、役所をスリム化する方法を実例から学ぶ。
  • 行政の経営改革-管理から経営へ-
    3.0
    1巻1,848円 (税込)
    日本の行政経営を、ニュー・パブリック・マネジメントの視点から解説するとともに、海外及び地方公共団体の取組み事例等を紹介した書。わかりやすい内容と豊富な実例によって、行政経営の実態と今後の方向性が理解できる。

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  • 行政の経営分析 大阪市の挑戦
    3.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 経営分析の手法で行政を「見える化」する!多くの自治体の行政改革は、単なる予算や人員の削減か、あるいは逆に性急な民営化や事業の廃止、指定管理者への移行になっていないか。本書は、民間企業の経営改革で使われる「経営分析」の手法を行政改革に応用し、効果を上げつつある大阪市の具体事例を懇切丁寧に分析・解説する。行政・自治体関係者必読の一冊。

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  • 行政法講座
    -
    1~2巻2,156円 (税込)
    国・自治体の行政が抱える様々な問題の解決手法を、身近な問題を具体例に挙げながら、大胆に提示した「行政法講座」。法的解決に向けた考え方や、また政策遂行のための具体的手法を満載した実務書!

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  • 行政マーケティングの時代-生活者起点の公共経営デザイン-
    -
    1巻1,694円 (税込)
    成果志向・顧客起点の行政経営を実現するマーケティングのあり方について、顧客との接点である組織の「窓口」に焦点をあてて解説。組織の顧客思想や窓口のバックヤードとの連携、情報ハブ機能や顧客起点のマネジメントを数多くの具体的事例をもとに幅広く検証。

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  • 仰天!中国に住んでみたらスゴかった!中国・中国人のウソ?ホント!
    -
    1巻440円 (税込)
    お隣の大国、中国。 日常的なことが非日常。非常識が常識。まさに波乱万丈、奇想天外。 「中国ってどんなとこ?中国人ってどうしてそうなの?」 ローカル生活だからこそ見えた、本当の中国・中国人。 イメージと現実の違いや中国人の考え方など、実話を元に綴っています。 本書は中国での生活、ビジネス、文化、恋愛、食生活、町の様子、環境などさまざまな角度から、実際に住んでみたエピソードを通じて読み解く1冊。中国・中国人への見方が変わるかもしれませんよ! 【著者プロフィール】 白石 香代子 1976年生まれ 福岡県出身 管理栄養士 大学卒業後、人材業界の営業職や化粧品業界の美容部員チーフとして働いていたが「独立心>会社員」気質が勝り、2011年、単身で中国大連に渡る。大連ではコンサルタントとして働きながら、料理教室開催、コラム執筆、社員食堂へのアドバイス、大連日本人学校講演会講師などを経験。 帰国後の現在は(株)YAMATOメディアソリューションにてCOO補佐兼管理栄養士として就業中。 フリーランスとしてレシピ作成や大連ローカル誌でのコラム執筆なども行っている。

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  • 行徳独立
    -
    1巻1,320円 (税込)
    本書は、行徳の市川市からの独立を提言するものです。深刻な待機児童問題、高齢者施設問題を独立で解決。
  • 業務の「ヒヤリ!」を解消する!公務員の法的トラブル予防&対応BOOK
    -
    1巻1,980円 (税込)
    【「えっ!? これが懲戒!?」 法的トラブルに「ヒヤリ!」とした人、必見!】 住民のクレームが発展して訴訟になった、公用車で事故を起こして「賠償しろ!」と詰め寄られた、SNSに気付かず住民の個人情報を載せてしまった、同僚がハラスメント被害に遭っている、窓口に弁護士が来た、自分が担当しているSNSが著作権違反だと炎上した……。 公務員の身のまわりに潜む法的な「ヒヤリ!」。昔痛い目に遭ったという方も、今まさに嫌な予感がしている方も多いではないのでしょうか。そして、実はそれぞれの詳しい予防法や対処法が曖昧なまま、まさか自分はそんなことにはなるまいと、目を逸らしているという方もいらっしゃるかもしれません。 【さまざまな不安からあなたを守る、公務員のためのお守り本!】 でも大丈夫。それらの不安がこの1冊で解消します! 法的トラブルを未然に防ぐヒントと、実際に起きてしまった場合も被害の拡大を食い止めるためのコツが満載! 窓口の法的トラブルに繋がりそうなクレーム対応から、審査請求や訴訟に関わってしまったときにすべきことなど、新人からベテランまで抑えておきたい予防&対応法がすっきりわかります。ぜひお守り代わりにこの1冊を本棚に忍ばせてみてください。 【著者コメント】 私たちを脅かす法的トラブルは、法と上手に付き合うことで、備え、防ぎ、解決することができます。本書では、法的トラブルからあなたと自治体と地域を守るための、法との付き合い方のヒントをご紹介します

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  • ギリシャ危機の真実 ルポ「破綻」国家を行く
    4.0
    1巻385円 (税込)
    財政赤字隠しに端を発し、共通通貨ユーロの信用不安を引き起こしたギリシャ。なぜ国家は「破綻」に追い込まれたのか。真相を現地からリポートする。
  • 議論のウソ
    3.6
    「わかる」ことより、「わからない」ことを自覚していることの方が、はるかに重要である。何事にもスピードが要求されてきたこれまでの社会では、すぐに正解を求める。しかし世の中のことは、そう簡単に白黒つけられない。それを無理につけようとすると、どうしても、ありきたりの決まった答えに収まりがちになる。――<本書より>
  • 【議論沸騰「同性婚」】なぜ札幌地裁は司法試験レベルで「ルール違反」の違憲判決を出したか【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.241】
    -
    1巻330円 (税込)
    橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。 <今号の内容> ■札幌地裁の判決「同性婚認めないのは違憲」 ■同性愛者の利益が異性愛者と区別される正当な理由はあるかが論点に ■裁判官による世間に向けての政治アピール ■放置したら賠償義務が生じるという意味か、リップサービスか? ■司法消極主義の「立法裁量論」から一歩踏み出した札幌地裁 ■「人権問題」である同性婚は国会の裁量の範囲内なのか ■政治が最高裁人事に責任を持つ大統領制の利点 ■同性婚を認めるには憲法改正が必要では? ■外国人の地方参政権と同様、憲法の規定は同性婚を禁じていない ■憲法において結婚制度の意義を明確にすべき ■憲法24条を持ち出して同性婚を否定するロジックは止めた方がいい ■親や親戚が反対しようが、2人が合意しさえすれば婚姻は成立する <橋下徹メッセージ> 『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。
  • 『銀河鉄道の夜』の巨大な謎 究極のメシア【アテルイとモレよ、日本人よ】目覚めよ!
    -
    1巻2,530円 (税込)
    ディープステイトの裏を常にかきつづけ、メシアの到来をコントロールしてきた八咫烏の秘密のメッセージを今、ここに、全部告げる! ・ディープステイトの正体は、アーリア人。アーリア人の正体は、星を乗っ取って奴隷にしてきたオリオン座リゲルの犯罪者たち! ・アーリア人は、ドーリア人となりギリシャ人を皆殺しにして、ギリシャ神話を捏造した!? ・世界は略奪と皆殺しを文化(聖書など)にするアーリア人との戦いの歴史である! ・ヒットラーはカネと宇宙技術(UFO)をもらって、アーリア人を称えた! 6度目の滅亡を阻止せよ! 宇宙の仕組みを全部持たせて、シリウス系がアーリア人(DS)に対抗するために地球に送り込んだイヒンこそが、究極のメシア日本人の正体である! (『オアスペ全訳1、2、3巻』を見よ) 宮沢賢治の遺言は「イーハトーブ(理想郷)を岩手県につくる」 これがアテルイとモレだ! イーハトーブとは、得意の意味の十八番(おはこ)のこと。 イーハトーブが京都・清水寺で、アテルイとモレを祀り、終末のメシア弥勒菩薩を見ている構図で、八咫烏の秘密の仕組みである! 目次紹介 第1章:なぜ日本人が究極のメシアだというのか?! 第2章:地球を乗っ取り奴隷化しているのはリゲルからのアーリア人! 第3章:オリオン、リゲル、アーリア DSは日本人が選ばれた民であるという証拠を全部消したい! 第4章:ペルーの地下宮殿で発見! 「黄金の板」に刻まれていた出雲文字が、日本最大の秘密を暴露していた!?

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  • 銀行VS.証券 腐敗の構造と新展開
    -
    金融スキャンダルは、その病巣を取り除くことなく幕となった。バブル経済の崩壊で、行政・大企業・金融が一体となった「もたれあい構造」が露呈した。大蔵省との癒着関係など、馴れ合い資本主義を脱却しない限り、金融市場の健全化はやってこない。信用破綻を招いた現在、すさまじい生き残り競争が始まった。警告の書! ……病根が残された金融スキャンダルの幕切れで、もはや通用しなくなった日本的ル-ル。大蔵省を解体しなければ金融界の一人立ちはできない!
  • 銀行消滅
    -
    メガバンクから地銀まで「厳しい」という声しか聞こえてこない。もう銀行は「いらない」のか――。 本書は週刊エコノミスト2018年6月26日号で掲載された特集「銀行消滅」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・人口減少・資産規模も小 地銀統合でもイバラの道 ・キーマンインタビュー 大庫直樹 ・不動産で反転攻勢? ・メガ3行の「挑戦」 ・ふくおかFG・十八銀の「寡占」今夏にも公取委が是非判断 ・稼げない銀行店舗 ・一時は地銀トップ ・どうなる金融庁人事 ・ネット銀行 ・122行「稼ぐ力」ランキング ・「資金需要がない」? ・厳しい国際部門 【執筆者】 花谷 美枝、池田 正史、桐山 友一、長門 武蔵、加藤 精一郎、林 史哉、高橋 克英、山本 大輔、鷲尾 香一、高橋 勉、野崎 浩成、廉 了、週刊エコノミスト編集部 【インタビュー】 大庫直樹
  • 銀行問題の核心
    3.0
    日本金融システムの中心メンバーであるメガバンクが好業績を続ける一方で、中小企業への融資がなかなか進まないのはなぜか? 銀行と金融庁との関係とは? 銀行と反社会勢力との関係とは? 資金繰りで苦労するまじめな中小企業を潰す検察の失敗とは? 日本の銀行のいまについて、現場の支店長を経験した作家と、日本の企業社会に精通する弁護士のふたりが議論する。(講談社現代新書)
  • クイズ化するテレビ
    4.0
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 いまテレビは無数の問いかけと答え=クイズであふれている。啓蒙・娯楽・見せ物化というクイズの特性がテレビを覆い尽くし、情報の提示そのものがイベント化している現状を、韓国の留学生が具体的な番組を取り上げながら読み解く「テレビの文化人類学」。
  • クイズ de 地方自治
    -
    あなたの知識と情熱が、いま試される。100問の障壁を乗り越え、めざせ自治の達人(マエストロ)! 「退職後も課される地方公務員法上の義務は?」「謝罪記者会見での注意点は?」「トランスジェンダーでない人を何と呼ぶ?」「ナッジとAIを融合した最新の手法は?」--。 自治体職員が、日々、職務を遂行していく中で必要とされる、多種多様な知識。ゆりかごから墓場までをカバーする自治体の職員には、担当する職務の法制度についてはもちろん、関連する最新情報、広く自治全般にわたる知識まで、幅広い知見が求められます。 『クイズde地方自治』は、23のジャンルごと厳選したクイズを掲載。担当外の職員でも知っておいてほしい基礎的な知識から、理論・実務を知悉した職員のみぞ知るカルト級(?)の知識まで、楽しみながら自然と身につけることができます。 大好評だった月刊『地方自治職員研修』(休刊)の同名の臨時増刊号を、アップデート×リブートした決定版!
  • クイズでわかる あなたは裁判員
    -
    裁判員制度の始まりとともに、法廷の在り方は大きく変わっていくことになる。その流れを作っていく主役は、法律の専門家ではない一般の人たち。しかし、もし裁判員になったらと誰もが不安を感じているのも事実。裁判員についてのクイズを通じて、前向きに裁判員制度に向き合っていくための手軽なナビゲーションブック。 (底本発行日:2009/04/26)
  • 悔いなし介護
    5.0
    1巻1,540円 (税込)
    【電子版のご注意事項】 ※一部の記事、画像、広告、付録が含まれていない、または画像が修正されている場合があります。 ※応募券、ハガキなどはご利用いただけません。 ※掲載時の商品やサービスは、時間の経過にともない提供が終了している場合があります。 以上、あらかじめご了承の上お楽しみください。 元おニャン子新田恵利さんによる介護記。自身の介護体験をもとに介護でイラつかない、病まない、後悔しないための向き合い方。 元おニャン子クラブ新田恵利さんによる介護記。 6年半に及ぶ実母の介護を経験してわかった 「介護は抱え込まずに人に話すことで精神的に楽になる」こと。 イラつかない、病まない、後悔しないための向き合い方を解説。 介護中の人はもちろん、介護を経験し、看取ったあとで 「ああしておけばよかった」「あんなことしなければよかった」と 今なお後悔している人へ。頑張りすぎず、溜め込まず、 でもやり残した後悔が残らないようにするために。 新田 恵利(ニッタエリ):1968年3月17日生まれ。埼玉県出身。1985年社会現象にもなった伝説のテレビ番組『夕やけニャンニャン』(フジテレビ)に出演。おニャン子クラブの会員番号4番として一躍人気を博す。1986年「冬のオペラグラス」でソロデビュー。おニャン子クラブ解散後もタレント、女優、執筆業だけでなく、2014年実母が介護4と認定され介護生活が始まると、企業などにも赴き、自身の経験に基づいた介護に関する講演なども多数行っている。

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  • 空海のことば
    -
    1巻980円 (税込)
    ※本書はリフロー型の電子書籍です 【今を、明日を大事に生きる弘法大師の金言】 「空海はすばらしい」 精神科医が語る人生が変わる言葉との出会い 空海の言葉は、理論や理屈ではありません。修行の中からつかんだ実際に役立つものばかり。 ですから、現代においても私たちの心に響き、感情を整えて、明るい道に導いてくれます。 人は誰もが苦闘しながら成長していくものです。 そんな人生の折々に、空海の言葉は私たちに寄り添ってくれる、あるいは「苦しみを突破する力」として働くでしょう。 空海の言葉には、私たちの人生の苦しみや悩みを救ってくれる「大きな力」があります。 本書は、空海が残した手紙を中心にして珠玉の言葉を選び、多くの人に「心の杖」としてもらうことを願って書きました。 空海生誕千二百五十年という節目である2023年に悩める方々の少しでも力になれたら幸いです。 〈本書の内容〉 ■第一章 心が軽くなる言葉 無理せず、流れにまかせる 明るいほうに顔を向ける 静かに座って落ち着く 人はそれぞれ考えも違う 「心の声」に耳を傾ける ありのままを見せる あなたは一人ではない コラム 空海の生涯    ■第二章 前向きに生きる言葉 「明るく、前向き」が奇跡を生む つらいときこそ、仕事に打ち込む まず初めの一歩を踏み出す 相手を許す心を持つ 残された人は元気に生きる 人生を充実させる自分探し 決めたらやり通す コラム 仏教の開祖  ■第三章 迷いが消える言葉 どうにもならないなら一度やめてみる 周囲の目を気にしない 失敗は新たな挑戦のきっかけ モヤモヤやイライラは捨て去る お金に執着しない 間違いを素直に認める ぶれない気持ちで最善を尽くす 相手も自分も同じ人間同士 コラム 四国八十八カ所お遍路    ■第四章 自分を磨く言葉 言うだけではなく動いてみる つらいのはあなただけではない 悪口と自慢は口にしない 一日・一時間・一分を大切にする わきまえて生きる 知識は世のため、人のために 他人の話を聞く余裕を持つ コラム 空海伝説 ■第五章 今日を大事に生きる言葉 かぎりある命を大事に生きる 今日を頑張れば明日が来る 知識は力になる 最後まで最善を尽くす たいていのことは許す 相手を思いやる 積み重ねの努力が天才を生む ひたむきに生きる 〈プロフィール〉 保坂 隆(ほさか・たかし) 保坂サイコオンコロジー・クリニック院長。1952年、山梨県生まれ。慶應義塾大学医学部卒業後、同大学精神神経科入局。1990年より2年間、米国カリフォルニア大学へ留学。東海大学医学部教授(精神医学)、聖路加国際病院リエゾンセンター長、聖路加国際大学臨床教授を経て、現職。『精神科医が教える 心が軽くなる「老後の整理術」』『精神科医が教えるお金をかけない「老後の楽しみ方」』『プチ・ストレスにさよならする本』(以上、PHP研究所)、『精神科医が教える 人間関係がラクになる すぐできるコツ』『人間、60歳からが一番おもしろい!』(以上、三笠書房)、『精神科医が教えるすりへらない心のつくり方』(大和書房)、『精神科医が教えるちょこっとずぼら老後のすすめ』(海竜社)など著作多数。最近刊に『精神科医が教える こじらせない心の休ませ方』(大和書房)、『老いも孤独もなんのその「ひとり老後」の知恵袋』(明日香出版社)がある。また、59歳で高野山大学院で密教を学び、空海の生きざまに魅了され、空海に関する著作も手がけている。『空海に出会った精神科医』(大法輪閣)、『苦悩力 精神科医が明かす空海の生と死』(さくら舎)。

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  • 空間と統治の社会学 住宅・郊外・ステイホーム
    -
    1巻2,200円 (税込)
    1990年代以降、バブル経済の崩壊とリーマンショックに象徴される経済的な危機や社会的な停滞のなか、都市空間や住居空間はどのように変容して、私たちはそのなかでどのような経験をしてきたのか。また、それを支えるテクノロジーは、私たちの身体にどのような影響を与えているのか。 開発と金融資本の結び付きや東京の再開発をたどることで「空間の動産化」を浮き彫りにして、集住空間のセキュリティやスマートシティの事例から住空間と統治のテクノロジーの関係を分析する。加えて、郊外の現在のありようやコロナ禍でのステイホームから、住まう空間が私たちに何を経験させているのかを明らかにする。 アンリ・ルフェーブルやミシェル・フーコーの議論を補助線にしながら、1990年代から現在までの空間の変容を具体的な事例からひもとき、流動性や利便性を求める空間の「不自由さ」を批判的に検証する。
  • 空気が支配する国(新潮新書)
    4.0
    “それ”はいつの間にか場を支配し、事が決まっていく。その圧力に抗うことは困難だ。日本では法よりも総理大臣よりも上位に立つ存在、それが「空気」である。あの戦争の時も、コロナ禍においても、国家、国民を支配したのは「空気」だった。なぜそうなるのか。メディアやネットはどう作用しているか。息苦しさを打ち破る手立てはあるのか。豊富な事例から得体の知れぬものの正体をロジカルかつ鮮明に解き明かす。
  • 空気の検閲~大日本帝国の表現規制~
    4.0
    絶対悪の代名詞「検閲」。しかしその実態は? ブラック労働的な現場、検閲官とマスコミの驚くべき一体ぶり、官僚的セクショナリズムによる検閲の暴走、法外の手段を用いた非正規の検閲と、忖度による自主規制、世間との共振……。1928年~1945年のエロ・グロ・ナンセンスから日中戦争・太平洋戦争時代まで、大日本帝国期の資料を丹念に追いながら、一言では言い尽くすことのできない、摩訶不思議な検閲の世界に迫っていく。
  • 「空気」の構造
    3.8
    【目次】  はじめに--日本人は特殊か  序章  「空気」が原発を止めた 首相からの突然の「お願い」/玄海原発の失敗/「空気」が法律より重い国 第一章 日本人論の系譜  罪の文化と恥の文化/講座派と労農派/敗戦と悔恨共同体/文明の生態史観 唯物史観と「水利社会」/タテ社会とヨコ社会/人と人の間/安心社会と信頼社会 「水社会」の同調圧力/灌漑農業のボトムアップ構造 日本人の肖像--福沢諭吉  第二章  「空気」の支配 「日本教」の特殊性/自転する組織/日本軍を動かした「空気」/公害反対運動と臨在感 アニミズムから一神教へ/一揆と下克上/動機の純粋性 日本人の肖像--北一輝 第三章 日本人の「古層」 超国家主義の構造/無責任の体系/国体という空気/フィクションとしての制度 つぎつぎになりゆくいきほひ/永遠の今と「世間」/キヨキココロの倫理 「まつりごと」の構造/天皇制というデモクラシー/全員一致とアンチコモンズ ボトムアップの意思決定/「古層」とポストモダン/近代化なき成長の終わり 日本人の肖像--南方熊楠 第四章 武士のエートス 日本のコモンロー/徳川の平和/自然から作為へ/尊王攘夷の起源/開国のインパクト 惑溺と自尊 日本人の肖像--岸信介 第五章  日本軍の「失敗の本質」  目的なき組織/曖昧な戦略/短期決戦と補給の軽視/縦割りで属人的な組織 心情が戦略に先立つ/心やさしき独裁者/両論併記と非決定/大日本帝国の密教と顕教 日本人の肖像--石原莞爾 第六章 日本的経営の神話  外国人の見た日本企業/日本的経営の黄金時代/勤勉革命の伝統/日本的労使関係の起源 日本企業は町工場の集合体/協力と長期的関係/共有知識としての「空気」/村から会社へ 日本的雇用がデフレを生んだ/年功序列の終焉/グローバル資本主義の試練 日本人の肖像--中内功 第七章 平和のテクノロジー 殺し合う人間/集団淘汰と平等主義/偏狭な利他主義/戦争が国家を生んだ 「無縁」とノマド/飛礫の暴力性/古層と最古層/なぜ「古層」は変わらないのか 日本人の肖像--昭和天皇 第八章 日本型デモクラシーの終わり 空虚な中心/多頭一身の怪物/霞が関のスパゲティ/「政治主導」の幻想 日本型経営者資本主義の挫折/約束を破るメカニズム/セーフティ・ネットが檻になるとき 閉じた社会から開かれた社会へ 注 人名索引
  • 「空気」を読んでも従わない 生き苦しさからラクになる
    4.2
    「個性」が大事というけれど、集団の中であまり目立つと浮いてしまう、他人の視線を気にしながら、本当の自分は抑えつけていかないと……。この社会はどうしてこんなに息苦しいのだろう。もっと自分らしく、伸び伸びと生きていきたい! そんな悩みをかかえるアナタにとっておきのアドバイス。「空気」を読んでも従わない生き方のすすめ。

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  • 空港の大問題がよくわかる
    4.3
    JAL破綻による路線減便で、さらに経営が厳しくなる空港。赤字空港不要論も叫ばれるが、本当に即ムダと言えるのか。本書では不毛な断罪を斥け、日本の空港の活路を考える。
  • 空爆・テロ・欧州
    -
    米中朝編と欧州編に分け、テロや紛争が日本に与える影響やEUの行方、英国フランスドイツの排外主義まで徹底解説する。 本書は週刊エコノミスト2017年4月25日号で掲載された特集「空爆 テロ 欧州」の記事を電子書籍にしたものです。 目 次: はじめに ・米国vs北朝鮮でリスクオフの円安到来/米国の北朝鮮の核開発封じ/米中首脳会談 「100日計画」阻む多くの壁/「ミュンヘン会談」の轍を踏まなかったトランプ ・仏大統領選で始まる政治の季節 市場かく乱する「ルペンリスク」/英国EU離脱 出だしから紛糾 「時間切れ」に現実味/インタビュー 小野塚知二(東京大学経済学研究科教授) 内政の行き詰まりを「外敵」に転嫁する危険 ・インタビュー 浜矩子(同志社大大学院教授) EUの行くべき道は? 統合にこだわらず新たな結束の形を ・インタビュー 水野和夫(法政大学教授) 海の国・英国無き後のEUはドイツ覇権の“中世フランク王国” ・英国EU離脱 過熱する金融機関誘致合戦 パリ「100年に一度のチャンス」/製薬 規制当局がなくなる英国 「新薬販売できない」事態も ・英国 チャーチルが目指した「欧州合衆国」 EU離脱選んだ英国の悲しい末路 ・インタビュー 寺島実郎(日本総合研究所会長) EU離脱させたシルバー民主主義 ・今は難民をせき止めるトルコ EUとの関係悪化で役割放棄も ・フランス 極右の資金源となった欧州議会 各国の「懐疑派」躍進の舞台に ・ドイツ 隠された排外主義なのか? ルター派教会に逃げ込む人々 ・ユーロ相場 ルペンリスク回避がメインシナリオ 「まさか」ならドル、円に対してユーロ安 ・金融政策 インタビュー 白井さゆり(慶応義塾大学総合政策学部教授) 秋に資産買い入れ縮小宣言か ・今さら聞けないEUの基礎知識 【執筆者】 ポール・ゴールドスタイン、安井 明彦、福富 満久、種市 房子、花谷 美枝、吉田 健一郎、細谷 雄一、坂口 裕彦、深井 智朗、山口 曜一郎、田中 理 【インタビュー】 小野塚 知二、浜 矩子、水野 和夫、寺島 実郎、白井 さゆり
  • 空母を持って自衛隊は何をするのか 朝鮮半島危機後の安全保障を再考する
    4.0
    1巻1,782円 (税込)
    自衛隊がついに空母を保有する方針を打ち出した。『いずも』型護衛艦を改造すれば垂直離着陸可能な「F-35B」を搭載する空母はすぐにも実現できる。しかし、『いずも』には弱点が……。『拡大しらね』型護衛艦を軽空母として活用すれば、より効果的に南シナ海などにおける中共の軍事活動を封じることが可能となる。朝鮮半島危機以後の安全保障やAI技術の動向など激変する環境を先取りし、日本がサバイバルできる自衛隊の装備とは何かを提言する。
  • くじ引き民主主義~政治にイノヴェーションを起こす~
    3.6
    民主主義=選挙とは限らない。そして、選挙による「代表制民主主義」は、政策実現までの「時間的制約」、有権者と議員との「格差」といった欠点をもつ。21世紀に入って、世界中の市民が自国の政治家や政党を信頼しなくなってきている今、先進国の政治不信は過去最高の水準に達している。選挙によらない民主主義の形態を歴史的に振り返りつつ「くじ引き」の可能性を示す本書は、傷ついた民主主義をアップデートする希望の書である。
  • クジラコンプレックス 捕鯨裁判の勝者はだれか
    -
    2014年3月31日の国際司法裁判所の判決により、日本は、南極での調査捕鯨の中止を命ぜられ今後の捕鯨政策の見直しを迫られている。 国はあらためて捕鯨を開始する意向を示したが、世界から厳しい目で見られることが予想される。 このニュースに接し、国内では、「反捕鯨」に対する「反・反捕鯨」の感情が高まりつつある。 しかしそれは適切な感情なのか、あるいは間違っているのか。この問題は、様々な思考が錯綜し、問題をとらえるのが難しい状況となっている。 いまここで、より中立的な視点で問題をとらえ、皆で考えていく必要がある。 「推進派」対「反対派」という2項対立という構図を超えた議論を進めるにはどうすればよいのか。本書では過去に公刊された資料、また実際の裁判記録を精査して冷静な立場で捕鯨問題に向き合い、捕鯨論争についてオンブズマン型の視点にたち、中立的・批判的検証を行う。 その中で、今後日本はどう世界と向き合い、つきあっていくべきか、解決策を探る。そもそも人とクジラはどうかかわってきたのか、捕鯨は日本の文化なのか、調査捕鯨とは何か、世界はどう見ている(考えている)のか、日本人が知っておきたい多様な項目をわかりやすく整理する。

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  • 崩れる政治を立て直す 21世紀の日本行政改革論
    3.8
    安倍晋三政権に不利な情報が記載されている公文書の廃棄、官邸に居座る官僚の専横など、政治と行政の崩落は国民を失意のどん底に陥れている。一部の政治家や官僚の首をすげ替えても、事態は好転しそうもない。政と官の制度設計は事前に考えられたものか、制度作動は順調かの原則論に基づきつつ、戦後の歴代首相の政治手腕とその成果、小泉純一郎政権の成功、民主党政権の失敗から、現安倍政権の政治主導、行政崩壊の核心に迫る。
  • くたばれパヨク
    3.0
    皆、戻っておいで! 理想やきれいごとに流されて、 日本を不幸にするのはもうやめよう! 桜井誠日本第一党党首との対談も収録、 ここでしか言えない芸能界の裏話もあり! 綺麗事の陰にデマと暴力……、 チバレイの実体験に基づくパヨクの実態 パヨク震撼、止めの一撃! 〈目次〉 第1章 芸能界とパヨク 第2章 教育とパヨク 第3章 若者とパヨク 第4章 チバレイ式、日本再生への処方箋 特別対談 桜井誠×千葉麗子 日本第一! 若者達の未来に光を! 〈著者プロフィール〉 千葉麗子、愛称チバレイ。大阪生まれ、福島育ち。平成3年アイドル女優としてデビュー。「電脳アイドル」としても有名に。20歳で芸能界を引退、ベンチャー企業を立ち上げる。結婚、出産・育児を機にヨーガをはじめ、インドでの修行などを経て「インテグラル・ヨーガ」のメソッドを確立、ヨーガの普及にも務めている。パソコン・ヨーガ関連の著書多数。東日本大震災での原発事故をきっかけに反原発運動に参加するも疑問を持ち、離れる。現在はそのときの体験をもとに、日本のための活動や情報発信を行っている。今年、4月に新著「さよならパヨク」(青林堂)を出版。パヨク(=劣化左翼)という言葉が話題になり、2016年上半期のネット流行語大賞にもノミネートされた。

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  • 下り坂をそろそろと下る
    3.9
    成長社会に戻ることのないいま、私たちは、そろそろ価値観を転換しなければならないのではないか。あたらしい「この国のかたち」を模索し、私たち日本人のあり方を考察した、これからの日本論!/絶賛の声、続々! 内田樹氏:背筋のきりっと通った「弱国」への軟着陸を提案する"超リアリスト"平田オリザの「立国宣言」。/藻谷浩介氏:避けてきた本質論を突きつけられた。経済や人口に先立つのは、やはり「文化」なのだ。
  • 朽ちるマンション 老いる住民
    4.0
    管理会社「更新拒否」、大規模修繕工事の水増し請求、認知症の住民の増加等といった、建物と住民の「老い」に直面した人々の事例を通し、マンションという共同体をどう再生していくのかを提示する。「朝日新聞」大反響連載、待望の書籍化。
  • 苦闘 元の街に住みたいんや! : 神戸市湊川町・住民主体の震災復興まちづくり
    -
    1巻2,310円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 本書は、阪神・淡路大震災で大規模被災した老朽住宅密集市街地での住民主体のまちづくりの完成までの過程を通して、事業に関わった人々の役割をまとめたものです。
  • 国が地域医療を滅ぼす日 - 迫りくるデュオ・ピークスの脅威 -
    4.5
    団塊の世代が75歳以上となり高齢者のピークを迎える2025年、その15年後に死亡者数がピークの166万人に達する2040年。 高齢者のピークと死亡者数のピークが重なるデュオ・ピークスを迎えた時、あなたは平穏無事な最期を送ることはできるでしょうか? 「私が勤務する金沢市の城北病院には、外来の患者さんが1日400人~500人程度来られます。8割以上は予約の患者さんですが、予約でも外来診察で1時間以上待っていただくことは稀ではありません。また城北病院のベッド稼働率は93%であり、ほぼベッドは埋まった状態です。いつ退院になるかわからない患者さんが多いことからベッド稼働率が93%だと、入院をお断りしなくてはいけない場面もでてきます。また、特別養護老人ホームに入るためには、3年~5年順番待ちと言われていますが、介護職員の給料が安いために、人材不足となり特別養護老人ホームの部屋は空いているのに、入居することができないといった報道がありました。いったい、現場で何が起こっているのでしょうか? デュオ・ピークスを迎えるにあたり病院でなにが起こっているか? 少しでも知っていただければ幸いです」(本文より)
  • 国の死に方
    4.2
    そんなに国を死なせたいのか? 歴史はやはり繰り返すのか? リーダー不在と官僚組織の弊害、出口の見えない不況、未曾有の震災と東北の苦境……鬱積する国民の不満を受けとめられない政治は、相次ぐ国難にも右往左往を繰り返すばかり。近年、この国の有り様は、あの戦争前後の混迷に驚くほど通底している。国家が自壊してゆくプロセスを精察し、暗雲漂う現代の「この国のかたち」を浮き彫りにする。

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  • 国を愛する心(小学館新書)
    4.0
    “今を生きる”私たちの魂に響くエッセイ集。  『氷点』『塩狩峠』『銃口』――。数々の名作を発表してきた三浦綾子はまた、多くの良質のエッセイも書き遺している。幅広いテーマのなかから、戦争や平和、人権、教育といった社会問題について書かれたものを厳選してまとめた一冊。大半が単行本未収録の、“今を生きる”私たちの魂に響く提言集になっている。  三浦綾子は、戦争中に教師という立場にあった自らの罪を認めながら、次代を生きる者たちのために、さまざまな問題に言及する。太平洋戦争を「侵略戦争」と言い、「過ちを過ちとしない限り、幸いな次代をもたらすことはできない」と書く。平和憲法を評価し、安保条約や国家機密法、自衛隊の海外派兵に異を唱える。原子力発電所については、「一日も早くこの世界から原発のなくなる日を」と結ぶ。また、「愛のないところに、真の教育が成り立つはずがない」と、人間が人間を教えることに心を寄せ続ける。  本書で取り上げられた多くのテーマは、解決できていない。原発事故を経験し、安保関連法案が成立、憲法改正も現実味を帯びてきた今だからこそ、胸に鋭く突き刺さる言葉の数々。つねに弱者の立場に立ち、キリスト者のまなざしで語られたエッセイ集。 【ご注意】 このコンテンツには、小学館より配信中の「三浦綾子電子全集」と、一部重複する内容が含まれます。同全集をご購入済みの方は、試し読みで目次をご確認いただくことをお勧めします。
  • 国を愛する地方議会づくりへ!――翔んで春日部・熱烈正論
    -
    1巻660円 (税込)
    埼玉県の春日部市議会においてくりひろげられている、マスコミが取り上げない議事録を中心にとりあげ、日本が今かかえている、教科書問題、慰安婦問題、選挙問題、LGBT条例と夫婦別姓・生活保護問題、フェイクニュースの背、エネルギー問題、沖縄問題、改憲にまで至る様々な問題を、市議達がどのような意見を持ち、主張をし、行動しているのかを、一市議会議員の視点から、具体的にリアルに伝える書。梅澤昇平尚美学園大学名誉教授、推薦の言葉「意外と知られていない、地方議会の実態を書いた書物は希少です。是非ご一読ください」。
  • 国をつくるという仕事
    4.2
    1巻1,650円 (税込)
    【前・世界銀行副総裁が語る リーダーシップの真実】 貧困のない世界を夢見て・・・23年間の闘いから見えてきたもの ◆初めて訪れたエジプトの貧民街。少女ナディアが自分の腕のなかで息をひきとったとき、自分の人生が決定的に変わった――。基本的な医療があれば救える病気で命を落とす子どもたち。想像を絶する貧困の一方で、富があふれる都会があり、貧しい人々の苦しみを気にもかけない政治がある・・・。衝撃と怒りで一睡もできなかった帰路、著者は貧困と闘う仕事に取り組むことを決意する。 世界銀行に入った著者は、南アジア各国、アフガニスタン、パキスタン、バングラデシュなど数多くの途上国を担当。貧困地域に自らホームステイして現場の問題を探り出し、安易に援助を行うのではなく、地元のリーダーを支援することで自律的な貧困脱却を促す。民衆を顧みない権力者には、「それでもあなたは政治家か」と怒り、一歩も引かずに闘い抜く。現場を軽視した施策は改め、ほんとうに必要な支援を追求する。 貧困や悪政と闘いつづけた23年間。それは、この世界を変えたいと願う、あらゆる職場のリーダーたちと共に歩んだ道のりだった。農民や村長、貧民街の女性たちや売春婦、学生、社会起業家、銀行家、ジャーナリスト、政治家、中央銀行総裁、将軍や国王に至るまで――。本書は、「国づくり」の現場で出会った本物のリーダーたちの姿を情感込めて綴った回想記であり、今なお貧困や悪政の渦巻く世界を変えていくための、未来に向けたメッセージである。 ◆著者・西水美恵子氏は、女性としても日本人としても初めて世界銀行地域担当副総裁となった人物です。貧困との闘いにおいて、現地の人々自身のリーダーシップを支援することで成果をあげた他、自ら貧村にホームステイを行うなど、つねに「現場」に根ざした「国づくり」を推進しました。また、各国の為政者と信頼関係を築き、時には喧嘩も挑むなど積極的に政治改革を支援。ブータン国王・雷龍王4世やパキスタンのムシャラフ元大統領はじめ、多くのリーダーのエピソードが本書に綴られています。貧困との闘いの一方で、世銀内部の組織改革にも取り組み、その手法はピーター・センゲ教授はじめ経営学界でも高く評価されています。 ◆著者の意向により本書の印税はすべて「雷龍の国」ブータンのタラヤナ財団に寄付され、貧しい家庭の児童の教育費等に役立てられます。
  • 国を守る責任 自衛隊元最高幹部は語る
    4.0
    本書は中国漁船衝突事件、東日本大震災など国防の危機において自衛隊のトップを務めた折木氏が、やむにやまれぬ思いで綴った一冊である。氏は語る。「なぜあれほど聡明な日本人がこと安全保障に関しては、誤解を恐れずにいえば稚拙ともいえる議論しかできないのか」。なかでも安保法制を「戦争法案」だという声に、これほどまでに自らの身を捧げた活動が理解されていないのか、とむなしさすら覚えたという。戦後70年享受してきた平和をこれからも維持するためには、感情的な議論ではなく「相手からみた視点」が必要となるにもかかわらず。本書で折木氏が、中国はいま日本のことをどうみているのか、極東のパワーバランスを各国はいかに認識しているか、などの議論を行なうのは、まさにそのためである。新興国の台頭、「力の空白」を埋めるテロ組織……。「元統幕長の目」に、冷戦終結以降、ますます不安定化する世界情勢はどう映っているのか。そうした状況を踏まえてはじめて、集団的自衛権、日米ガイドライン改定、自衛隊の果たすべき役割についても議論のスタート地点に立てるはず。「昭和の自衛隊」と「平成の自衛隊」の違いとは何か。「いま研究すべきは、じつはアメリカだ」と折木氏がいう、その真意はどこにあるのか。安保法制に賛成の人にも、反対の人にもぜひ手にとってもらいたい、命を賭して国家に尽くした男が語る「戦争と平和」の本質。

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  • 【熊本・球磨川大水害】蒲島郁夫知事による12年前の川辺川ダム「建設中止」プロセスには何が不足していたか【橋下徹の「問題解決の授業」Vol.206】
    -
    1巻330円 (税込)
    橋下徹公式メールマガジン「学者やコンサルでは伝えられない橋下徹の「問題解決の授業」」を号毎に電子書籍化。 <今号の内容> ■最も危険なのは「イラク戦争後のイラク」のようになることだ ■「原発廃止」「米軍基地移設」も具体的な行政計画があってこそ ■ダムによらない治水計画ができないなら、蒲島知事は「中止」の決断を翻しダム建設を進めるべきだ ■これが大阪府知事時代に「槇尾川ダム」中止を成功させた内幕だ <橋下徹メッセージ> 『独裁者』『民主主義の破壊者』と散々な言われ方をされてきた僕ですが、私人に戻った今だからこそ、皆さんにお話したいことがたくさんあります。府知事、市長在任中に、メディアで報じられたことは全体の中のほんの一部。しかも、いちいち訂正するのが間に合わないほどに好き勝手に報じられました。僕が何を考え、大阪府、大阪市の改革、そして大阪都構想を目指したのか。小さな弁護士事務所の代表から38歳で政治家に転身した僕が、いかにして数万人規模の役所組織をマネジメントしたのか。資金も組織もない中でいかにして政党を作り上げ、マネジメントしたのか。それまでの役所の常識・行動様式とぶつかり合い、いかにして前例のない大胆な改革を実行したのか。そういった本当に価値のある話は、メディアは報じてくれないんです。だから自慢話を織り交ぜながら(笑)、皆さんのビジネスに少しでもお役に立ててもらえればという気持ちで全てを話すためにメールマガジンを始めます。僕を散々に批判してくれた人たちとも、今まで以上に議論を戦わせていきたいと思っていますので、どうぞよろしく。
  • 熊本地震 いのちを守る! 老人総合福祉施設グリーンヒルみふね 全証言I
    -
    1巻1,188円 (税込)
    熊本地方は、2016年(平成28年)4月14日21時26分の前震、同年4月16日1時25分の本震と2度にわたる大地震(震度7)に見舞われた。 本書は、この熊本地震において、熊本県上益城郡御船町にある「老人総合福祉施設グリーンヒルみふね」の中で実際に起きた出来事を、施設長である著者がフェイスブック(Facebook)を通じて、現場から発信した内容をもとにまとめたものである。全国でこれから起こり得る地震などの災害において、福祉施設がどのような体制をとれるのかを提言した。 「何を心構えとして持っておかなければいけないのか」 「指揮官としてどうあるべきなのか」 「最善の策は何なのか」 著者はその時、その時に起きた問題や課題に、現場の責任者としてどう対処していったのか、どのようにして職員のモチベーションを維持することができたのか――これらの事実を伝えるとともに、30人の職員の証言も掲載した。大災害時における社会福祉法人や地域の防災体制のあり方を問う。
  • 熊本地震 復旧から復興へ 老人総合福祉施設グリーンヒルみふね 全証言II
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    1巻1,188円 (税込)
    2016年(平成28年)4月14日と同年4月16日に発生した熊本大地震における社会福祉法人の実状や証言をまとめたシリーズ3部作の第2弾。 「いのちを守る」活動の次に待っていたのは、復旧や復興までの長い道のりをどのように対処するかであった。インフラの復旧とともに「平時」となりはするが、実際は生活物資やマンパワーは足りず、社会福祉法人の職員には大きな負担がかかっていく。 本書は第I部と同じように、現場責任者である施設長と職員の証言から構成されている。大災害時における社会福祉法人やその組織体制、地域の防災体制のあり方を考える。
  • 熊本地震 未来への提言 老人総合福祉施設グリーンヒルみふね 全証言III
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    1巻1,188円 (税込)
    熊本地震を体験した社会福祉法人が、どのように入所者や職員のいのちを守り(第1作)、震災被害から復旧・復興を果たし(第2作)、それらの教訓をどのようにして未来に生かしていくかを提言した(第3作)。著者は被災体験を全国の社会福祉法人で講演するとともに、全国の社会福祉法人と災害時の相互支援協定を結んでいく。
  • くまモンの秘密 地方公務員集団が起こしたサプライズ
    4.0
    平成22年「くまもとサプライズ」キャラクターとして登場したくまモン。 商品売上は1年で293億円、熊本のブランド価値向上への貢献は計り知れない。 ゆるキャラ・くまモンを「売るキャラ」に育て上げたのは、PRもキャラクタービジネスも経験ゼロの、しがない地方公務員集団・チームくまモン。 くまモン失踪事件などの物語戦略、利用料フリーで経済を活性化させる楽市楽座戦略等々、公務員の常識を打ち破る自由な活動を展開し、自治体史上例のない成功を遂げた奇跡のプロジェクトの全貌。
  • 雲へのぼる坂道
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    1巻1,100円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 重度の障害を持って生まれ、日本で初の公立の肢体不自由児向け養護学校「東京市立光明学校」に通った著者自らが、1930年代半ばの障害児たちの生活ぶりを、彼をとりまく教師、家族、市井の人びとの姿とともに、いきいきとした筆致で描いた歴史的価値の高い自伝的ノンフィクション。
  • クラウドサイン導入・活用ハンドブック―電子契約の社内定着実践プロセス―
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    電子契約サービス「クラウドサイン」を社内に導入した経験のある企業内弁護士・法務担当者の全面協力のもと、サービス選定・試験導入から全社展開に至るまでの実践的な手法を描いた書籍。

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