「空気」の構造

「空気」の構造

作者名 :
通常価格 1,540円 (1,400円+税)
紙の本 [参考] 1,760円 (税込)
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作品内容

【目次】
 はじめに--日本人は特殊か 

序章  「空気」が原発を止めた
首相からの突然の「お願い」/玄海原発の失敗/「空気」が法律より重い国

第一章 日本人論の系譜 
罪の文化と恥の文化/講座派と労農派/敗戦と悔恨共同体/文明の生態史観
唯物史観と「水利社会」/タテ社会とヨコ社会/人と人の間/安心社会と信頼社会
「水社会」の同調圧力/灌漑農業のボトムアップ構造

日本人の肖像--福沢諭吉 

第二章  「空気」の支配
「日本教」の特殊性/自転する組織/日本軍を動かした「空気」/公害反対運動と臨在感
アニミズムから一神教へ/一揆と下克上/動機の純粋性

日本人の肖像--北一輝

第三章 日本人の「古層」
超国家主義の構造/無責任の体系/国体という空気/フィクションとしての制度
つぎつぎになりゆくいきほひ/永遠の今と「世間」/キヨキココロの倫理
「まつりごと」の構造/天皇制というデモクラシー/全員一致とアンチコモンズ
ボトムアップの意思決定/「古層」とポストモダン/近代化なき成長の終わり

日本人の肖像--南方熊楠

第四章 武士のエートス
日本のコモンロー/徳川の平和/自然から作為へ/尊王攘夷の起源/開国のインパクト
惑溺と自尊

日本人の肖像--岸信介

第五章  日本軍の「失敗の本質」 
目的なき組織/曖昧な戦略/短期決戦と補給の軽視/縦割りで属人的な組織
心情が戦略に先立つ/心やさしき独裁者/両論併記と非決定/大日本帝国の密教と顕教

日本人の肖像--石原莞爾

第六章 日本的経営の神話 
外国人の見た日本企業/日本的経営の黄金時代/勤勉革命の伝統/日本的労使関係の起源
日本企業は町工場の集合体/協力と長期的関係/共有知識としての「空気」/村から会社へ
日本的雇用がデフレを生んだ/年功序列の終焉/グローバル資本主義の試練

日本人の肖像--中内功

第七章 平和のテクノロジー
殺し合う人間/集団淘汰と平等主義/偏狭な利他主義/戦争が国家を生んだ
「無縁」とノマド/飛礫の暴力性/古層と最古層/なぜ「古層」は変わらないのか

日本人の肖像--昭和天皇

第八章 日本型デモクラシーの終わり
空虚な中心/多頭一身の怪物/霞が関のスパゲティ/「政治主導」の幻想
日本型経営者資本主義の挫折/約束を破るメカニズム/セーフティ・ネットが檻になるとき
閉じた社会から開かれた社会へ

人名索引

カテゴリ
ビジネス・実用
ジャンル
社会・政治 / 社会学
出版社
白水社
掲載誌・レーベル
アゴラi文庫
ページ数
246ページ
電子版発売日
2013年11月22日
紙の本の発売
2013年05月
コンテンツ形式
EPUB
サイズ(目安)
2MB

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「空気」の構造 のユーザーレビュー

    Posted by ブクログ 2013年11月24日

    ブログで有名な池田信夫氏の本。「空気の構造」という題名だが、内容は、いわゆる日本人論、空気で決定する日本人関係、日本人の古来からの気質、戦争における失敗の本質、日本的経営の光と影なども含めた、現在の日本人)についてのダイジェスト、まとめ版であると感じた。

    引用は、古典的名著の作者である、山本七平、...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年10月12日

    日本人の行動様式として「空気」というものに左右されるというのは山本七平さんの本でも読んでいたが、天皇制に象徴されるように実権をもたないトップを戴き、それを輔弼するという形で実権を持つ者がその下にいる、そして結果だれも責任を取らない構造だというのは説得力があった。
    内なる組織の中で限られた固定された人...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年06月07日

    官民問わず意思決定不全による失敗を繰り返してきた日本の歴史を神話や古事記の時代から振り返り、丸山真男や山本七平といった過去の学者や思想家による論考も引用・解釈しつつ、「空気」という概念を軸に問題の本質を明らかにした集大成的な日本人論。

    著者は、日本が地政学的な特性によって、歴史的に外部からの侵...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年11月04日

    福島の事故以降、法律的根拠も科学的根拠もなく原発が止められ、再開もできない状況から本書は書き始められる。著者は、閉塞感といら立ちとともに、その原因が日本人の「空気」によって動くことだと批判する。

    先行する研究事例である山本七平(『「空気」の研究』という著作もある)や丸山眞男、『失敗の本質』などを通...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年06月30日

    丸山眞男、山本七平などを紐解き日本人を間を漂う「空気」について鋭く分析し、日本の政治や企業経営にバッサリと切り込む厳しい考察、ほとんどが既知の話ですが、池田氏の手に掛かるとその切れ味は名刀いや妖刀の如しです。

    『あなたたちはいつまで下請けをやろうとするんですか。うちの社員があれも作ってくれ、これも...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2015年03月17日

    最近、テレビにも出る池田信夫による、古来から日本を支配する「空気」の構造を分析する一冊。

    色んな角度から分析するのは素晴らしいし勉強にもなるのだけど、結論は割とありふれた感が。

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    Posted by ブクログ 2014年02月16日

    空気の構造、というタイトルからもっと軽いのりの本かと思ったが、様々な日本人論を参照しながら、決められない日本人について学問的に迫った本。

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    Posted by ブクログ 2014年01月24日

    空気をよむことが重要である日本の社会と
    いうか民族の成り立ちを歴史や文化を軸に
    解き明かしていく本。たしかに空気をよむことを
    重要視するようになった理論は間違いないと思いますが。

    空気をよむことが罪悪のようにいうのはいかがなものか
    と思いました。
    たとえば逆に空気をよむことが苦手な人々を
    障害とい...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2013年07月04日

    大学で学んでから、かれこれ20年の「意思決定論」絡み。文化論的アプローチでの考察に惹かれて、リスティング。

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    ネタバレ

    Posted by ブクログ 2013年09月15日

    日本人の特質を、山本七平や丸山真男の論を活用しながら、歴史学・考古学・哲学などの知識を駆使して、解説した著作。

    結論を言えば、日本人だけにしかない特質を、中国大陸から適度に離れた日本列島の距離感によって、民族の危機に陥るレベルの戦争を経験しなかったために「空気」に支配される日本人(日本列島に定住し...続きを読む

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