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管理会社「更新拒否」、大規模修繕工事の水増し請求、認知症の住民の増加等といった、建物と住民の「老い」に直面した人々の事例を通し、マンションという共同体をどう再生していくのかを提示する。「朝日新聞」大反響連載、待望の書籍化。
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Posted by ブクログ
『国土と日本人』(大石和久)や『絶望の林業』(田中淳夫)を読んで【土地権】について気になったのに何故か手に取った『朽ちるマンション 老いる住民』(朝日新聞取材班)。 何から手に取ったらいいかわからなくてとりあえず!が私には多いのです。 後々「いろんな意味で自分のマンションに対する【見方】を変えた...続きを読むい」と思えてきたので結果オーライかな。 慣れない分野で読み進めるのに時間がかかったけれど、 読後の今ではマンションに対する見方は「ただの建物」から変わった気がする。 マンションという村の問題は大きく深い。
マンションも戸建ても大変ですね。日本は1960年から1970年代が一番多い。高齢化ですべての人間関係が変化していきますから、なかなか難しい。
私自身マンションの管理員の仕事を11年続けており、また分譲マンションの住民でもある。 この本で書かれている内容は、私自身が日頃から強く感じている事で、大変勉強になった。 いま大手の管理会社は、採算の合わない物件は契約を止めたり、契約内容を強引に変えている。 私なりに、それで良いのか疑問に思っている事...続きを読む柄も、居住者並びに管理組合の無関心によって放置されているのが実情だ。 現在の政治状況と同じで、自分の事として考えず、全て対岸の火事として流されている状況は如何ともしがたいもの。
マンションが抱える歪みや課題を述べた本。もはや放置できない重要な社会問題を突きつけている。後半にはコミニティ再建の明るい話題を提供。他の住宅問題にも応用できそうだ。解決策は人のつながりに帰する。
第一章「管理会社の管理拒否」の内容から衝撃的。そんな事があるんだとも思ってもおらず、さらには最近増えているとの事。 あまりにも無関心であったことを少し反省し、これからは関わりを持っていきたいと思うこと
ずっと賃貸だと老後ホームレスになるのも困るなと思って購入考えたけど、認知症などの理由で住むのを拒否されることもでてきたりするんだな。 何が正解か分からない。マンション自体が歴史の浅い住み方だから…
朝日新聞デジタルのマンション管理をめぐる連載。 マンション管理の専門家やマンションの住人、元住人への取材をまとめています。 マンションは戸建てと違って庭木の手入れや外壁・屋根の補修の手間がないのがいいところと思っていましたが、そんなことはなく、むしろほかの住人と話し合うという段階を踏んでから行うため...続きを読む、どっちもどっちだな…と思い知りました。 マンションに住むなら、自分のマンションの資産価値を高めたいはずなので、その目標に向かって管理組合がひとつになるのが理想だと思います。 管理組合自体を外注する動きもあるようなので、マンションの管理を人任せにすることの危険さに、より多くの人が気づかなければならないと思いました。 近々、新築マンションに引っ越す身なので、いろいろ考えさせられました。
ちまちました日本らしい近未来の現実。 住宅問題は社会福祉だと学んだ。 現にUR賃貸は地方によっては生活保者のと化している。 この本はそういった部分ではなく、管理というコアな事情に重点を置いて考え問うている。 管理会社はその業務に旨味が無いと手を引くとは当然でありつつ、気を回せなかった問題。 管理員...続きを読むに雇用に関する定年問題があることも気が付いていなかった。65歳とは! そして都会にとみに増えている機械式駐車場の問題はかなり深刻。 住民が抱える多彩な状況を普遍化して 共有出来るほど甘くないと実感できた。 コミュニティ・・大事、重要出る反面 裏側に潜む温度差や各人事情の普遍化が難しすぎる。
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