作品一覧

  • 「在日特権」の虚構 増補版
    4.5
    1巻1,408円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 在特会が廃止を主張する「在日韓国・朝鮮人がもつ特権=在日特権」。じつは「在日特権」という言葉自体が実態なきヘイト・スピーチであることを、膨大な資料と取材により暴き出した名著。
  • 金曜官邸前抗議
    4.3
    1巻1,496円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 原発再稼働反対を訴え一般市民20万人が集まり、総理との異例の面会にも至った毎週金曜の通称「官邸前デモ」。戦後市民運動の明確な分岐点になったこの運動の経緯と思想を明らかにする。
  • 3.11後の叛乱 反原連・しばき隊・SEALDs
    5.0
    1巻748円 (税込)
    70年安保闘争以来、およそ半世紀近くの時を経て、路上が人の波に覆いつくされた。議会制民主主義やマスメディアへの絶望が、人々を駆り立てたのか。果たしてそれは一過性の現象なのか――。新左翼運動の熱狂と悪夢を極限まで考察した『テロルの現象学』の作者・笠井潔と、3.11後の叛乱の“台風の眼”と目される野間易通が、反原連、しばき隊、SEALDsを始めとする現代の蜂起に託された、時代精神を問う! 【目次】はじめに/第1章 「8・30」の光景を前に 笠井 潔/第2章 雲の人たち 野間易通/第3章 「何者かである私」と「何者でもない私」 笠井 潔/第4章 国民なめんな 野間易通/第5章 ピープルとネーション 笠井 潔/第6章 レイシストをしばき隊のこと 野間易通/第7章 大衆蜂起と結社 笠井 潔/第8章 人々を路上へとドライブするもの 野間易通/第9章 <2011>と「左翼」の終わり 笠井 潔/第10章 Struggle For Pride 野間易通/あとがき

ユーザーレビュー

  • 3.11後の叛乱 反原連・しばき隊・SEALDs

    Posted by ブクログ

    はじめに 野間さん
    フェラ・クティ MOP
    Movement of the People
    70年代ブラックアフリカ
    80年代末の東欧
    21世紀のアラブの春2010アラブ世界
    と歴史的連続性の上にある3.11後の叛乱
    中核をなすのは民衆の運動Movement of the People

    1章 笠井さん
    反原連 しばき隊 SEALDs
    社民共産系旧左翼と無党派市民団体による総掛かり行動実行委員会
    反原発・反排外主義・反安倍


    0
    2025年07月28日
  • 「在日特権」の虚構 増補版

    Posted by ブクログ

    読みはじめてわかったけど、この本は差別に対抗するための本であると同時に、まだフェイクニュースという言葉が一般的でなかった頃にフェイクニュースに対抗すべく事実を描き出した先駆的な本だったんだ。

    0
    2023年01月09日
  • 金曜官邸前抗議

    Posted by ブクログ

    著者は首都圏反原発連合の名付け親にして主要メンバーである。当初300人で始まった総理官邸前における原発再稼動反対デモ活動は10万人に膨れ上がり、大きな社会現象となっている。この本はそんな経緯を記したものだ。しかし今なお大飯原発は再稼動したままだ。デモは無駄なのだろうか。いや全くそんなことはない。当初なし崩し的に再稼動がされると思われていた原発は、その後は一機も稼動していない。さらに原子力規制委員会は既存の原発下に活断層があることを次々と公表し、日本に原発が不向きであることを証明して見せた。デモの影響は間違いなく存在している。そもそも電気が不足していないのに原発の追加は有り得ない。とは言え自民党

    0
    2015年01月27日
  • 金曜官邸前抗議

    Posted by ブクログ

    東日本大震災と同時に起きた福島第一原発事故。事故後に始まった毎週金曜日の官邸前抗議を、中心から見てきた著者が詳細に振り返ったドキュメント。
    それまでの市民運動とは違った、“ふつうの”個人個人が原発を再稼働させようとする政府に対する怒りをもって集まってきた。その数はどんどん膨れあがり、最初の声かけ人たちはいかに一人の逮捕者も出さずに抗議行動を実行するか、警察と必死で対峙する。明石の花火大会での事故のように、“主催者”として責任を問われる恐怖を味わいながらも、それぞれがスキルを持ち寄って毎週の抗議行動を支えてきた、その過程はスリリングで各人の努力には頭が下がる。
    右翼の街宣車対策で国会周辺では騒音

    0
    2013年06月05日
  • 金曜官邸前抗議

    Posted by ブクログ

    金曜夜の官邸前抗議行動(主催者は決して「デモ」と表現しないので敢えてそう書く)についてのドキュメントと呼ぶべき一冊か。
    起きていた事実を淡々と記述しているので、何が起きていたのかを知るには非常に分かり易い。

    昨年の夏は一種のムーブメントとなっていたが、最近は1000人弱まで人数が落ち着いてきているようだ。
    これを一時的なブームの終焉と評することは容易いが、実際問題大飯原発の再稼働後、どの原発も再稼働していないので、大衆を引き付ける強いメッセージ性のある論点が今は無い、というのが実態だろう。

    もちろん東電の断罪であるとか、福島県民への補償・移住支援など、やるべきことはまだまだあるが、それらの

    0
    2013年02月13日

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