野間易通のレビュー一覧

  • 「在日特権」の虚構 増補版
    読みはじめてわかったけど、この本は差別に対抗するための本であると同時に、まだフェイクニュースという言葉が一般的でなかった頃にフェイクニュースに対抗すべく事実を描き出した先駆的な本だったんだ。
  • 金曜官邸前抗議
    著者は首都圏反原発連合の名付け親にして主要メンバーである。当初300人で始まった総理官邸前における原発再稼動反対デモ活動は10万人に膨れ上がり、大きな社会現象となっている。この本はそんな経緯を記したものだ。しかし今なお大飯原発は再稼動したままだ。デモは無駄なのだろうか。いや全くそんなことはない。当初...続きを読む
  • 金曜官邸前抗議
    東日本大震災と同時に起きた福島第一原発事故。事故後に始まった毎週金曜日の官邸前抗議を、中心から見てきた著者が詳細に振り返ったドキュメント。
    それまでの市民運動とは違った、“ふつうの”個人個人が原発を再稼働させようとする政府に対する怒りをもって集まってきた。その数はどんどん膨れあがり、最初の声かけ人た...続きを読む
  • 金曜官邸前抗議
    金曜夜の官邸前抗議行動(主催者は決して「デモ」と表現しないので敢えてそう書く)についてのドキュメントと呼ぶべき一冊か。
    起きていた事実を淡々と記述しているので、何が起きていたのかを知るには非常に分かり易い。

    昨年の夏は一種のムーブメントとなっていたが、最近は1000人弱まで人数が落ち着いてきている...続きを読む
  • 金曜官邸前抗議
    官邸前デモの当事者による貴重な記録。必読.。
    自分も1回だけ参加したことがあるけど、その場を作り、そして続けるために汗をかき続けている方々の苦労の一旦を伺える。
    一人でも多くの人に読んでいただきたい。
  • 「在日特権」の虚構 増補版
    増補されたのは、主に最後の第8章の部分で、ここでは桜井誠が「在特会」の会長を辞めるまでの動きを軽くまとめてある。主張されている内容の大半に同意できるところがあったし、ネットでの排外主義の歴史も学ぶことができたので、読んで良かったと思う。
  • 金曜官邸前抗議
     タイトルどおり,フクシマ後に起こった反原発運動の顛末(といってもこれからも続くだろうが…)を内部から描いた力作です。当事者であるからこそわかる集会の問題点などをクリアに描き出しています。労働組合の旗を掲げるのはどうなのか,日の丸の旗を掲げるのはいいのか…マイクを持って自説を展開する人に対してどうす...続きを読む
  • 金曜官邸前抗議
    毎週金曜日の夜、国会議事堂周辺、総理大臣官邸近くに通っていた。
    原発事故に終息宣言をだし、早々と原発再稼働を決めた前政権に対して、自分の意思を伝えたいと思ったから。
    その政権は、すでに斃れた。次の政権は、事故終息宣言だけは取り消したが、前の政権がかろうじて出した廃炉への道筋は見直すと早々に決定した。...続きを読む
  • 金曜官邸前抗議
    自分も立ち会った数々の現場、舞台裏での出来事。
    恒例の・・・、などとも言われる首相官邸前抗議、別名金曜デモですが、毎回スタッフの必死の努力によって維持されている貴重な場であることを忘れてはいけません。
    自民党政権になって原子力の巻き返しが激しくなってくるでしょう。
    市民からの圧力がさらに必要とされる...続きを読む