上村敏之の作品一覧
「上村敏之」の「空港の大問題がよくわかる」「消費増税は本当に必要なのか?~借金と歳出のムダから考える日本財政~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
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「上村敏之」の「空港の大問題がよくわかる」「消費増税は本当に必要なのか?~借金と歳出のムダから考える日本財政~」ほか、ユーザーレビューをお届けします!
Posted by ブクログ
イギリスにいたときにJALの破綻での関空・ロンドン便の廃止やANAのロンドンオフィスの大リストラなどを目の当たりにしたことがあったほか、イギリスではフルにお世話になっていたイージー・ジェットタイプのLCCがいよいよ日本でも登場し、先日「ガッチリ・マンデー」でも放送されていたこと、また、伊丹と関空の経営統合なども話題もあったため、ちょっと興味を引かれて読んでみました。
今まで知らない世界でしたが、この本を読んで、日本の航空業界や空港経営の直面している問題が、結構クリアにわかったような気がしました。
単にこれまでの航空政策を批判するだけでなく、地方空港の赤字も、それを住民一人当たりの額に直すと数百
Posted by ブクログ
空港の大問題が良くわかりました。
現在の空港は、赤字だらけ。ほとんど黒になっているところはありません。でも、筆者はそれでいいとおっしゃる。なぜなら、空港はインフラだから。
ただし、その赤字幅は最大限に減らすべき、とも言っている(はず)。赤字を減らす方法はなかなかないが、海外の例に学べば、空港ターミナルビルで稼ぐことがいいようだ。
空港ターミナルに人を呼ぶような仕組みになっていれば、ビル自体は儲かるので、空港と連結決算になっていれば空港本体の赤字幅も解消できる。能登空港のように、行政機能を持たせたり周辺地域の活性化を主目的にチャーター便を飛ばすなどのさまざまな「工夫」が必要である。
全
Posted by ブクログ
(なぜ消費税が選ばれるのか?)……「中立」「公平」、税収を確保できる。法人税や所得税は✖ 人頭税……所得の有無にかかわらず、国民一人に対して一定額を課税する租税。所得のない人でも負担せざるを得ず、公平でないという批判があった。消費税は人々の消費行動はそれほど大きく変わらないことから、消費税は中立な租税だということになります(税率引き上げ時は駆け込み需要があり中立とは言えない)。消費税から得る税収によってまかなわれる社会保障4経費は、年金、医療、介護、少子化対策であり、これらは誰でもが一生に一度は受けるサービスです。
(公債はどんな特徴を持つの?)……公債は自発的、短期間での財源確保が容易です、
Posted by ブクログ
5/26:またも政治の3流ぶりを知ることになりました。
以下、分かった問題点
・国も自治体もどんぶり勘定で、会計が全く不透明。どの空港の赤字がどれなのかすら満足に分からない。
・航空事業に関する国策がない。遅い。よって既得権益を多分に抱えるJAL/ANAの負債をふくらませることになった。
・JAL/ANAを国が保護する必要は世界の例を見ても全く無く、つぶして外資や第三者が再建する英断に踏み切れなかった
・世界の空に対する日本の空港の相対的な位置の低下を認識していないので韓国/シンガポール/中国に食われて、日本パッシングが進む。
ホント嫌になります。