作品一覧

  • 小泉今日子と岡崎京子
    4.5
    1巻1,672円 (税込)
    大人の女には、道をはずれる自由も、堕落する自由もある――。 「少女マンガを超えたマンガ家」が種を蒔き、 「型破りのアイドル」が開花させた“別の”女の生き方 気鋭の社会学者が豊かに読み解く! ・カリアゲショートで「理想の彼女」としてのアイドル像を拒否した小泉今日子 ・女の子の夢と憧れでなく、不安と絶望、「女の子のあがき」を描いた岡崎京子 ・「なんてったってアイドル」とアイドルを演じる「私」を歌い、新しいアイドル像を打ち出した小泉今日子 ・『東京ガールズブラボー』のサカエはじめ、「強くなりたい」と願う女の子を生み出した岡崎京子 ・「むすめたち、よりよく生きよ」と舞台プロデュースに後輩たちへのメッセージを込めた小泉今日子 ・運命の男性が「私の居場所」を作ってくれるわけではないと教えてくれた岡崎京子 ふたりのキョウコの自由への渇望とその実践に迫る!
  • 奥行きをなくした顔の時代―イメージ化する身体、コスメ・自撮り・SNS―
    4.5
    1巻2,530円 (税込)
    ※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 現代社会に溢れる、人格、感情、記憶、社会的関係などが排除された顔――「奥行きをなくした顔」。 テクノロジーが進化し、ヴァーチャルとリアルが共存する今、 この「奥行きをなくした顔」はどのような役割を果たすのか、 「アフターコロナ」の身体について視覚文化論的に考察する。
  • 筋肉女子 なぜ私たちは筋トレに魅せられるのか
    3.8
    1巻1,386円 (税込)
    近頃、筋肉を鍛える女子が世間を賑わせています。腹筋が割れたお腹、引き締まった二の腕や太ももなど、従来の女らしいカラダとは異なるナイスバディが、女性を魅了してやみません。本書は、女子学を専門とする著者が、女性の筋トレブームを、美意識の変遷から捉えなおす異色の社会文化評論です。なぜ筋肉は女子を魅了するアクセサリーになったのか? なぜこれほど脚光を浴びているのか? クロスフィットトレーナーAYAとの特別対談収載。
  • おしゃれ嫌い 私たちがユニクロを選ぶ本当の理由
    3.6
    日本の国民服となったユニクロ。長く無視していたファッション誌も今ではユニクロの虜だ。ここまで普及した理由は、服は特別なもの、おしゃれは難しいという思い込みを解き、服で個性を競うことに疲れた人々の心を掴んだから。もう誰もが服に余計なお金も時間も使いたくない。ユニクロはその変化にいち早く気づき、「見た目」をよくするための服ではなく、「くらし」をよくするための服を提案し続けてきた。それは世界をも席巻している。これまで指摘されることのなかったユニクロのメッセージと消費の変化を気鋭の社会学者が鮮やかに読み解く。

ユーザーレビュー

  • 小泉今日子と岡崎京子

    Posted by ブクログ

    キョンキョンの長い長い芸能生活と少しずつ上手に転生してきた事や心情変化、挑戦などがよく分かった。ピエタ観たかったが、気付くとソールドアウトで残念でした。小泉今日子さんプロデュース作を生で見てみたい。

    0
    2025年02月15日
  • 奥行きをなくした顔の時代―イメージ化する身体、コスメ・自撮り・SNS―

    Posted by ブクログ

    面白かった。日本の正面顔文化、面白い。

    「変わりたい」願望に関する話も面白かった。変身の結果に対する願望ではなく変身そのものへの願望。「なりたい」は現在の自分に戻らないノーリターンの願望であり、「変わりたい」はイメチェンする身近な願望だという記述が印象に残った。
    また、女性が自分の行き着く先にある顔を収集・好む傾向にあるというのもなるほど、確かに…と感じた。

    作り込まれた顔を批判する声は今はほぼない、という話に実感があった。SNSに流れてくる提示された世界観にあっている、プロデュースされた顔を私は普通に楽しんでいたなと思った。また、あえて雑多で生活感のある背景の自撮りにどことなく二次元感を

    0
    2023年12月28日
  • おしゃれ嫌い 私たちがユニクロを選ぶ本当の理由

    Posted by ブクログ

    日本のファッションと絡めた時代の流れがよく分かります。タイトルも良き

    私もおしゃれ嫌いだし、大学生活を機にユニクロ生活しようかしら‪ ·͜·

    0
    2023年11月25日
  • おしゃれ嫌い 私たちがユニクロを選ぶ本当の理由

    Posted by ブクログ

    ユニクロがなぜ受けるのかを語りながら、戦後ファッションの流れ、服飾業界の流れが簡単明解に理解できる。

    この本を読んで、なるほど、ユニクロの狙いは、世の中の流れと絶妙にあっているんだなとしみじみ感じました。

    なぜ、今ユニクロが全盛なのか。
    少し前は、ユニバレを気にしていた時代もあったが、いまやどのファッション雑誌も「ユニクロでいいんじゃない」となっている。

    本書にもあるように、ファッションに対して求めるものが変わっているから
    「服が差異化の道具ではなく、共感の道具へと変わったことを示している。服を着ることで差異化するのではなく、お互いに共感したい。共感されたい。つながりたい。」

    SNS時

    0
    2021年01月08日
  • おしゃれ嫌い 私たちがユニクロを選ぶ本当の理由

    Posted by ブクログ

    サステナブルやESG、ファッションやライフスタイルを気軽に読める本を探していたら、ドンピシャだった。

    無印との違い、自己表現の変化、生活重視など、なるほどと感じた。個人的にはコモディティなユニクロを着ることがひねた視点からの選択だったが、最近の人はそんなどうでもいいことは抜きに、自然にスマートにユニクロを着ていると思う。

    一昔前のファッション雑誌では、海外の人は普通の服をおしゃれに着ているという記事があったが、日本も追いついたのであれば喜ばしいと思う。子供服も、ユニクロができておしゃれで安いものが普及したと思う。

    ユニクロのビジネスモデルを知りたいような人には向かないと思う。また、断捨離

    0
    2019年09月29日

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