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「わかる」ことより、「わからない」ことを自覚していることの方が、はるかに重要である。何事にもスピードが要求されてきたこれまでの社会では、すぐに正解を求める。しかし世の中のことは、そう簡単に白黒つけられない。それを無理につけようとすると、どうしても、ありきたりの決まった答えに収まりがちになる。――<本書より>
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Posted by ブクログ
表題と内容はやや異なる感じがあるが、とても面白い本。著者の主張としては、「自分でものを考えよ。」の一言に尽きると思う。この著者が展開する議論に疑問を持つところも少なくは無いが、とても面白い本。
「あるある」事件後の今まさにタイムリーな本。 この本に書かれているような、「周りに流されずに本質を見抜く」ことをみんな実践できたらどんなにすばらしいことか。 ただ、それを常に続けることは大変だし疲れる。だからワイドショーやみのもんたのように、物事を断定してくれるものが必要とされるのかも。 でも現実に...続きを読むはそのように一面的に捉えられるものってのはほとんどないんだよね。そのことを(難しいけど)常に心に留めておくことが大切。
議論のウソ
世の中に流れている情報は、誘導されてウソになっているものもあるが、実は深く紐解いてみると、ウソとは完全に決められないものがあったりもする、だから、自分の見方を鍛えましょう、ということ。 分かりやすさが求められる風潮に一言物申す、という感じが良かった。
色んな騙し方を検証してあって、日常の中でのニュースの読み方とか、参考に出来るってかしなきゃならないことも多い。逆に上手く使いこなせば、自分のプレゼンテーションを高める武器にもなりそうだけど、そういうことではなくて。でもこの方法論が自分のモノになれば、逆に騙されることも少なくなるんじゃないか、と。騙す...続きを読むためじゃなく、騙されないために、騙すことの勉強をするのは、きっと大いにアリなんですよね。そんな感じで、タメになった本でした。
とくに真新しいことは無いような気もするが、時折こうしたものを読んで、議論、統計、報道に関する発信者の意図を推察して考えることの重要さを確認するのは大事かと。
これはかなりくどいですぞ。 読書注意。 ですが、今の時代に求められているのは こういう情報にふらふらと惑わされない 一つ下がったものの見方なんだと思います。 特にメディアの情報にかじりつきがちになる 私たちにとっての一種の警告と言える本でしょう。 ある本に関しての理論的な批判は その最たる例。 (...続きを読む現実に私も引っかかった) 必要なのは自分の考えを きちんともって 与えられた情報をといていく 力なんだと思います。
[ 内容 ] ベストセラー『大学生のためのレポート・論文術』で論理の組み立て方をわかりやすく解説した著者が「情報に騙されない」方法を平易に懇切に論じる。 [ 目次 ] 第1章 統計のウソ―ある朝の少年非行のニュース評論から(統計の魔力を読み解く 少年非行の実態を読む ほか) 第2章 権威のウソ―『...続きを読むゲーム脳の恐怖』から(「虚偽」論法 科学的よそおいの危なさ―権威に訴える虚偽 ほか) 第3章 時間が作るウソ―携帯電話の悪影響のうつりかわり(電車の中で携帯の電源は切るべきか 携帯電話と医用機器の調査研究―総務省の調査報告の「方針」 ほか) 第4章 ムード先行のウソ―「ゆとり教育」批判から(短絡的な議論 学力は下がったのか ほか) 第5章 ウソとホントの境―少し長い「あとがき」(これまでの議論 「ウソ」と「ホント」の境を越えて ほか) [ POP ] [ おすすめ度 ] ☆☆☆☆☆☆☆ おすすめ度 ☆☆☆☆☆☆☆ 文章 ☆☆☆☆☆☆☆ ストーリー ☆☆☆☆☆☆☆ メッセージ性 ☆☆☆☆☆☆☆ 冒険性 ☆☆☆☆☆☆☆ 読後の個人的な満足度 共感度(空振り三振・一部・参った!) 読書の速度(時間がかかった・普通・一気に読んだ) [ 関連図書 ] [ 参考となる書評 ]
恣意的な統計の利用(新聞記事)、権威を纏った虚偽(ゲーム脳)、状況変化の無視(総務省調査)、ムードに流された感情論(ゆとり教育批判)の4パターンを紹介。結局、簡単に白黒付けたがる自分にこそ要注意。
少年犯罪の凶悪化,携帯電波の医療機器への影響などを通じて,「なんとなくそうらしい」という風潮になっている主張・社会通念について,検証する視点を提供する本。各論から総論へ流れる話の展開や,オチの付け方など,構成力も素晴らしい。 ただ,検証過程をじっくり読むと疲れる。
「下流社会」の統計を疑って読めるようになると思います。文春新書の「統計のウソ リサーチリテラシーのすすめ」も同系列でいい本だと思います。
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小笠原喜康
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