無罪作品一覧
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4.2郵便不正事件で無実の罪に問われながら、虚偽の調書にサインをせずに164日間拘留された著者。極限状態にありながら、なぜそれに耐え抜いて無罪を獲得することができたのか。その「あきらめない心」の秘密を、半生を振り返りながら解き明かします。 著者のメッセージは「どんな悪いことがあってもめあきらめない。人生に何が起こってもリカバリーできる」。 日経ウーマンの読者である働く女性をコアとなるターゲット層としながら、震災後も力強く生きるための今の日本の指針の書として、また、ビジネスパーソン向けの「生き方、働き方」の啓発本として男性にも訴求する内容です。
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-ロッキード事件で田中角栄元首相が袋叩きに逢っていたころ、元首相のお膝元新潟で建設省元局長の汚職事件が警察に摘発された。被告は無罪を主張したが、田中人脈につながる高級官僚イコール悪として、耳を貸すものは誰もいなかった。最高裁で有罪が確定、失意のうちに元局長は世を去る。しかし、事件の真相は不可解なものだった。自殺した悪徳捜査官、証人間の愛憎関係、思い込みの捜査、供述調書の無理な解釈…まるでフィクションのようなストーリーだった。ロッキード事件の嵐が去ってみると、冷静さを失っていた捜査、裁判の穴がぽっかり開いていた。それは、大阪地検特捜部の厚生労働省元局長冤罪事件に見られたと同じ見込み捜査の筋書きだった。 関係者を取材して虚構の裁判を暴いたノンフィクション。
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-安倍狙撃事件の犯人を生み出したのは“反アベ無罪”を煽った空気だ! 「命が狙われて初めて政治家」と言った安倍晋三の覚悟。 「安倍をたたき斬ってやる」と言った人たちの屈折した心理。 世界で通用しない珍奇な日本の「偽リベラル」の深層。 偉大な政治家の本当の値打ちを鮮烈に描き出す衝撃の一冊! 安倍元首相が著者に遺した未公開の言葉も掲載。 <出版社より> 『歴代総理の通信簿』『日本の上流階級』『江戸300藩最後の藩主』などの執筆で知られる著者は、「安倍=岸」という近代日本を代表する名門を語らせては最高の人である。 安倍元首相本人の遺言とも言える未公開インタビューも交えながら明らかにする、世界が尊敬した偉大な政治家の本当の値打ちを鮮烈に描き出す衝撃の一冊。
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4.0山手(やまて)署に配属された、若きエリート警部・嘉月滉(かづきこう)。彼には同僚に明かせない秘密があった。有名な大財閥、KAZUKIグループの会長の息子なのだ。かつて恋人を殺された経験を持つ滉は、犯罪を憎み平穏な生活を捨て、警官になったのだった。着任早々、殺人事件が起こった。被害者は美人モデル。容疑者として浮上した被害者の恋人・池田。彼に、かつての自分の姿を見出し、彼の無罪を直感する滉。捜査を続ける滉は、彼女の所属するモデルクラブに聞き込みに訪れる。そこで滉は、同僚の刑事の妹でモデルの咲良(さくら)に出会う。被害者の親友である咲良は滉に、重要な事実を告げるのだが…。 ●収録作品 甘くみんなよ!
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-イングリッド・バーグマンの不倫騒動やマリリン・モンローの謎の死、疑惑のまま無罪となった妻殺し事件など、華やかなアメリカ映画界の裏にあるスキャンダルの数々。その60年近くにわたるハリウッドの裏面史を、詳細な調査の基にまとめあげた貴重な一冊。映画ファンのみならず、ショッキングな現実に誰しもが驚かされることでしょう。
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3.5
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-罪を犯しても正義を貫く囚人たちの異世界ファンタジー! 「あたしね、運命の人の味がどんなものかなぁって気になってるの。いただきます!」 記憶喪失で尚且(なおか)つ《史上最悪の指名手配犯》とされた俺は目覚めていきなり《人を食らう罪》をもつナギサと名乗る美少女に食べられてしまった……物理的に。 ここは自分の罪状に基(もと)づいた偉人・大罪人の魂を憑依(ひょうい)させる異能力「アニマウェア」が実装された異世界監獄。<ハンニバル・レクター><宮本武蔵(みやもとむさし)><ジャンヌ・ダルク>などの魂を憑依させた囚人たちと友達になりながら俺は記憶を取り戻しつつあったが、突如(とつじょ)監獄の運営が終わり、異世界全種族奴隷(どれい)化計画が始動。《史上最悪の指名手配犯》に隠された真実が明らかとなった時、俺がとった行動とは!?
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-被告人から名指しされた、凄惨な連続レイプ事件の弁護。 それは葬った過去からの罠だった―― 世界的ベストセラー作家が放つ、震撼ノンストップ・スリラー。 2021年アトランタ。 大手法律事務所に勤める弁護士リーは、大企業の御曹司による陰惨なレイプ事件の担当を突如命じられる。 残忍な犯行を裏付ける複数の証拠が揃い、類似事件の犯行も疑われるなか、男は無罪を主張していた。 しかし大事な公判直前になって、なぜ自分を指名したのか? 依頼人に面会したリーは衝撃とともに悟る。 23年前、完璧に葬ったはずの過去が報復に訪れたのだ――。 ■カリン・スローターの好評発売中既刊 一話完結作品 『グッド・ドーター 上・下』 『彼女のかけら 上・下』 『プリティ・ガールズ 上・下』 〈グラント郡〉シリーズ 『開かれた瞳孔』 『ざわめく傷痕』 『凍てついた痣』 〈ウィル・トレント〉シリーズ 『ハンティング 上・下』 『サイレント 上・下』 『血のペナルティ』 『罪人のカルマ』 『ブラック&ホワイト』 『贖いのリミット』 『破滅のループ』
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4.0失踪した夫そっくりの男性と出会ったオーブリー。恋に落ちるが、いったい彼は何者なのか――? RITA賞ノミネート作家が描くハラハラドキドキのジェットコースター・サスペンス! 友人の結婚を祝うパーティに出かけた夜、オーブリーの夫ジョシュが行方不明になった。自宅で大量の血痕が見つかり、夫に五百万ドルの死亡保険金がかけられていたことから、オーブリーは殺人の容疑者となる。だが証拠不十分で無罪の判決がくだり、5年が経って失踪宣告が出され正式に未亡人となった日、彼女はある男性と出会った。夫に生き写しなだけでなく、しぐさや酒の好みまで似たその男に懐かしさを覚え結局夜をともにするが、男はキスや愛撫の仕方まで夫に似ていた。いったい、彼は誰――? 原題:No One Knows
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3.8第18回『このミステリーがすごい! 』大賞・隠し玉作品。前代未聞のホラーサスペンス! 大阪市内の小学校で35名が虐殺される襲撃事件が起こった。犯人はアリアと名乗る女。彼女が鈴を鳴らすと、人々の体がひとりでに浮かび上がり、生きたままばらばらに引き裂かれる。その場にいた誰もがパニックになる中、警察官・夏木には見えていた。アリアの口から生み出された巨大な犬の張り子が、人々を嚙み殺し、蹂躙するさまが――。一部の人間にしか視認することのできない犬の張り子の思念物体を用い、人を殺したと自白したアリア。しかし、科学的に証明できない殺害方法をとった彼女を、裁くことはできない。「無罪になり出所したら殺戮を繰り返す」と公言するアリアを止めるため、夏木は彼女の犯行を証明しようと奔走するが……。
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3.9【Innocence:[名]無罪、潔白】 音海星吾は美術サークルに所属する大学生。中学生時代、不良に絡まれた星吾は、彼を助けようとして身代わりに刺された青年を見捨てて逃げてしまう。青年はその後死亡したため、星吾はネット社会を中心とした世間の誹謗中傷を浴び続ける。 大学入学後も星吾は心を閉ざして生きていたが、ある日、ホームから飛び降りようとした中年男性に「そんなに死にたいなら、夜にやってよ。朝やられると迷惑なんだ」と心無い言葉をぶつけてしまう。現場を目撃していた同じ大学の学生・紗椰にその言葉を批判されるが、それがきっかけで星吾は彼女と交流を持つようになる。星吾は心惹かれるようになった紗椰に思いを告げようとするが、自らの過去の重みのため、踏み出すことができない。コンビニのバイト仲間の吉田光輝、美術サークルの顧問・宇佐美ら周囲の人間との交流を通して、徐々に人間らしい心を取り戻しかける星吾。 そんななか、星吾を狙うように美術室の花瓶が投げ落とされ、さらに信号待ちの際、車道に突き飛ばされるという事件が起こる。星吾を襲う犯人の正体は? そして星吾の選択とは――。 一度過ちをおかした人間は、 人を好きになってはいけないのだろうか。 魂を揺さぶるラストが待ち受ける、慟哭のサスペンス!
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5.0インターネット上のビジネスに欠かせないP2P(ピア・ツー・ピア)技術。その可能性を開拓した「Winny」の開発者・金子勇は、2004年、「著作権法違反幇助」の疑いで逮捕・起訴され、無罪判決が確定するまでに7年半もの年月がかかりました。 本書は、「Winny事件」弁護団の事務局長を務めた壇俊光氏が自身のブログを元に小説としてまとめたものです。日本のインターネット技術の発展に負の影響を残したと言われる裁判の経緯を追いながら、壇弁護士が見た金子氏の人物像、Winnyの核心を語ります。 推薦文は、2ちゃんねる開設者・ひろゆき氏から寄せられました。
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4.0霞ヶ関・法務省で起こった立てこもり事件――。死刑囚が無罪を訴え、数人の幹部を人質に立てこもっている。 警視庁に所属する交渉人の兼坂鴻一は、犯人説得のすえ、自らも人質となり、事件現場に潜入することに成功した。しかし、死刑を宣告されるほどの凶悪犯である悠木は、ひどく冷静で、駆け引きの主導権を握るため、鴻一に快楽の拷問を繰り返す。 そうして強制されるまま、鴻一は悠木の起こした殺人事件を調べ直すことになったのだが、そこに潜む残酷な陰謀は、鴻一の身も危険に晒し…。壮絶な心理戦ののち、お互いが手に入れた真実とは…。 地下オークションを暴く番外編『悦楽の限界(リミット)』大幅収録!
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4.0「お前は昔から、嘘にまみれている――」限りなく嘘に近い証拠も利用し、無罪を勝ち取る敏腕弁護士・周藤啓人(すどうけいと)。ある日突然、14年前に行方を絶った幼馴染みの吾形(あがた)が現れた!! 幼い頃に両親を亡くした啓人と同じ施設で育った吾形は、初めて自分を抱いた男だ。――今さら何が目的で、僕の前に現れたんだ!? 戸惑う啓人に、裁判の有利な情報を渡す吾形。その報酬として強引に唇を奪い、「お前と一緒にここに住む」と言い放つが!?
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4.7※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 DNAの2重らせん構造のように、捜査や鑑定、裁判のミスが複雑に絡み合い17年半もの自由が奪われた冤罪事件。地元紙記者が執念で悲劇の真実に迫った長期連載ルポ待望の書籍化。「菅家さんを支える会・栃木」代表の西巻糸子さんがこれまでメディアに語ることのなかった自身の生い立ちや市民運動に関わるようになった経緯を追録したほか、一審から再審無罪までの各判決要旨や取り調べ録音テープの詳細、警察庁と最高検の内部検証結果を巻末資料に網羅した、裁判員裁判時代の必読書。日本版ピュリツァー賞の第16回平和・協同ジャーナリスト基金賞奨励賞受賞。
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-監獄で目覚めた春秋千石。 狐の仮面を被ったびん子と名乗る女が言う。 「犯罪者のあなたにチャンスをあげましょう。 これからとある遊園地の様々なアトラクションに挑み、勝利すれば無罪放免です」 「違う、俺は冤罪なんだ!」 さらに現れたのは、被害者の莇リナだった。 舞台は、無人の遊園地『ユルキルランド』。 そこには千石の他にも、4組の犯罪者と被害者がいた。 犯罪者を『囚人』、被害者を『執行人』と呼び、 ペアを組んでアトラクションに臨む。 囚人は無罪を勝ち取りたい。 執行人は勝てば望んだものが手に入る。 恨みを晴らすこともできる――。 アトラクションに挑むなかで明かされていく、それぞれの秘密。 残酷で狡猾なこのユルキルランドで勝ち残るのは、誰か。 赦スor殺ス 狂気のエンターテインメント、開幕!
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3.8「キッシンジャーにやられた」 オヤジは言った。 そして 日本は「田中角栄」を失った。 逮捕から40年! 側近中の側近がはじめて明かす! 「田中軍団の青年将校」としてロッキード裁判に深くかかわり、 米国の敏腕弁護士招致のため、 また、フォード元大統領やロッキード社のコーチャン、クラッターを追って、 アメリカをも走り回った著者。 アメリカの真意、事件の真相、間近で見た角栄という人物。 自らも「郵便不正事件」で特捜部による「冤罪」を 目の当たりにした著者が、あの事件の司法、 マスコミに改めて問う角栄の無実。 【主な内容】 はじめに――あれから四十年 第一章 オヤジの側近として事件の渦中に 第二章 ロッキード裁判は間違っていた 第三章 真相を求め米国へ 第四章 米国の「陰謀」――その構図 第五章 何がオヤジを「闇将軍」にしたか 第六章 苦悩のゴルフとオールドパー 第七章 オヤジが枕元に置いた小冊子 33年前、「オヤジ」が枕元から離さなかった 著者作成の「極秘資料」全文を初公開! 《冤罪事件には、共通する構造があります。……私が故なく巻き込まれた郵便不正事件を改めて考えた時、それがロッキード事件の捜査と裁判に酷似していることに、私は気がついたのです。事件の底流には何者かによる政治的意図が働いている。……一貫して無罪を主張した田中角栄と、やはり無実の訴えを貫いた村木厚子。裁判の結果は全く逆になりましたが、私には二つの事件がダブって見えるのです。》(「はじめに」より)
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3.718歳の少年が死刑判決を受けたのち逆転無罪となった〈二俣事件〉をはじめ、戦後の静岡で続発した冤罪事件。その元凶が、“拷問王”紅林麻雄である。検事総長賞に輝いた名刑事はなぜ、証拠の捏造や自白の強要を繰り返したのか? アダム・スミスからベイズ統計学、進化心理学まで走査し辿りついたのは、〈道徳感情〉の恐るべき逆説だった! 事実を凝視することで昭和史=人類史を書き換え、人間本性を抉る怪著。解説/宮崎哲弥
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4.02009年6月、郵便不正事件に関連して、厚労省のエリート女性局長が虚偽有印公文書作成・同行使容疑で逮捕された。「あなたがウソをついているか、ほかの全員がウソをついているかのどちらかだ」完璧なまでに整えられた検察ストーリー。すべての関係者証言は彼女の犯行を指し示していた。日本の裁判は有罪率99.9%。絶対不利の法廷に、「無罪請負人」で知られる百戦錬磨の弁護士が立ち上がった。
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3.0冤罪防止に尽力されていた故・小嶌信勝氏が、一般の方に向けて裁判員の心得や証拠の判断等について解説した遺稿「冤罪防止のための必読書『誰が読んでもよくわかる裁判員読本』」から生まれた一冊。 裁判員裁判の仕組み、裁判員裁判の前提となる公判前整理手続の概要、裁判員裁判における無罪事例の紹介、取調べの可視化の問題等をQ&Aでわかりやすく解説。 殺人事件裁判の留意点や、その捜査方法、刑事裁判の仕方や、最も重要な刑事裁判の証拠の見方について、過去の無罪事件等も引用しながら、わかりやすい問答形式で解説。 著者が実際に直面した冤罪事件についても紹介。
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-全社員、必携! 昨日燃えてたあの案件、明日は我が社で起こるかも…。 そんな不安を一刀両断。 ・炎上した投稿は消してはいけない!? まさに「鉄壁」の対策法を、炎上対応のスペシャリストが 実例をベースに徹底解説。 この一冊があれば「炎上しても安心! 」です。 社員の私生活や勤務外での振る舞いにまで、 リスク管理を求められるようになった時代! 安心して企業広報を行うために必要な知識と考え方とは。 ・謝罪には「使ってはいけない」NGワードがある。 ・「対応しなくて良い」炎上もある? ・わが社がネット炎上? よし、明日朝イチで会議を招集 ……では遅すぎる!!! ・火消しの鉄則、3要素。 ・申告すればセーフの原則の導入を。 などなど、知っているといないのとでは、その後の業績にも 大きな影響を与える、現場で効果絶大なヒントが満載。 ネット炎上対応は決断の連続。 ――その対応で本当に大丈夫ですか!? 【目次】 ◆第1章 炎上は避けられない ・ネット炎上の定義とは? ・何が違う? 企業のネット炎上 ・なんでも「炎上」に ・まさか、花見の場所取りで…… ・ネットは○○化する道具 ・残念な少数派 ・見えすぎ社会(他) ◆第2章 炎上を見極めろ ・企業炎上の分類 1残当型 2身内型 3業務外型 4火に油型 5濡れ衣型 6非実在型 7自爆型 8斜め上型 ・「炎上させるな」の間違い(他) ◆第3章 炎上したらどうする ・「謝罪系」と「説明系」 ・沈黙は金じゃない ・プロと暇人 ・報告無罪 ・爆速連絡網 ・謝罪か?説明か? ・謝罪で勝つ ・B主任の憂鬱 ・消すと増える ・相談してね、消す前に(他) ◆第4章 炎上、その前に ・絶対バレるから ・限定でも、匿名でも ・研修はルールに通ず ・あそこに貼れる? ・素晴らしき多様性の世界 ・君の眉間にブーメラン ・反撃の狼煙を(他)
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3.7
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4.3冤罪に巻き込まれた夫のために、家族は何ができるのか?有罪率99.86%の日本の裁判制度と闘い、逆転無罪を勝ち取った家族の、苦悩と愛情に満ちた感動の手記。
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-α、β、Ω…人々はこの3種のいずれかに分類される世界。 αには権力者が多く社会の上流を占める。βは人口が最も多い、中間層。 その中でΩは発情期という特性を持つことから差別を受けていた。 BLの可能性を広げ続ける「オメガバース」。 もしもの世界で描かれる珠玉の物語をお楽しみください。 【新作 連載】 唄が生まれてからというもの、古池はその可愛さにすっかり夢中。 <有休オメガ 子守唄[最終話]/藤峰 式> 突然協力関係の終わりを告げられ困惑する一磨。 話をするため遥の家を訪ねると、そこには見知らぬαがいて…。 <結婚なんてしてあげない[最終話]/桃宮ちょこ> 速津家から逃げると約束したにも関わらず、光は臣に会いに行くことを決意する。 <蜘蛛神さまのΩ[第5話・最終話]/山冨> 審問会で無罪を出張するササキ。しかし、ルーアルスの過去の行いが明るみに出てしまい…。 <異世界出張で運命の王子に出会いました[最終話]/三乗あき> 【長編シリーズ】 春太はひょんなことからテトラルキアの集まりに参加することに。 しかし、そこには危険が潜んでいた…。 <私立帝城学園-四逸-[第23話]/夏下冬> ※6巻に『Ωにだけはなりたくない!!~異世界転生したら姉のBL漫画の中でした~』『さよなら恋人、またきて友だち~宮内ユキについて~』は収録されていません。
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3.6元判事、ベストセラー『絶望の裁判所』著者による、 司法批判の集大成! 平成の司法制度改革は大失敗!? 政府と電力会社に追随した根拠なき「原発再稼働容認」、 カルロス・ゴーン事件で改めて露見した世界的に特異な「人質司法」、 参加者の人権をないがしろにした「裁判員裁判」、 国家が犯人1人に責任を押し付ける「死刑制度」…… 閉ざされ歪んだ司法の世界にメスを入れ、改善への道を示す! ● 出世コースに乗れば生涯収入7億超えも! 「天下り」もあり、国家に逆らえない。 ● 無罪判決や行政に不利な判決を出した判事たちは 人事や異動で報復を受けた。 ● 在野の法律家から判事を選任する「法曹一元制度」を 活用し、“市民のための司法”を取り戻せ! 〈目次〉 第1章 個人としての裁判官とその問題 第2章 官僚・公人としての裁判官 第3章 裁判官の仕事とその問題点 第4章 裁判官の本質と役割――儀礼と幻想の奥にあるもの 第5章 戦後裁判官史、裁判官と表現 第6章 法曹一元制度と裁判官システムの未来
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4.5やってない強盗殺人事件で罪を着せられて、 無罪と認められるまで43年7カ月。 そのうち29年間を獄中で過ごした。 現在、74歳。 一昨年に癌が見つかり、医師からは余命1年と宣告された著者が、 獄中で書き綴った自作の詩とともに、今伝えたい思いをまとめた。 絶望しながら、 人の優しさに触れ、 人を想う心を知った 苦しみに耐えた人が もし強くなれるのならば 私の強さは無類だろう 自由を縛られた刑務所の中で 二十代を失い 三十代を失って 今、四十五歳 ひたすらに耐えてきた二十五年 苦しみに耐えてきた人が強くなれるのならば 私の強さは無類だ 悲しみに耐えた人が もし優しくなれるのならば 私の優しさは底なしだろう 人間の心をも断ち切る刑務所の中で 母も失い 今、父も失って 何もできないままに ひたすらに耐え続ける歳月 悲しみに耐えた人が優しくなれるのならば 私の優しさは底なしだ (中略) もし私に強さと優しさがあるとすれば それは耐え忍んだ月日によるものではない 人間の人間として強さが 人間の人間として優しさが どこにあるかを教えてくださる人によるのだ きっと 私に強さと優しさを与えてくれたものは 人間の祈りと願いの力だ (「強さと優しさに」1992年3月より) 20歳の秋に始まった冤罪(えんざい)との闘い。 43年7カ月に及んだ歳月は、無駄ではなかった。 自分にとって必要な時間だった
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3.8「冤罪なんて簡単に起きる」。この言葉の本当の意味を、あなたは知らない。 二俣事件、幸浦事件、小島事件、そして現在もなお審理が続く袴田事件――。 警察と司法が手を組んで行われた犯人捏造の実態とは? この国の闇に踏み込む、事実に基づく衝撃作。 昭和二十五年(1950年)一月。静岡県二俣町にて一家殺害事件が発生した。のちに死刑判決が覆った日本史上初の冤罪事件・二俣事件である。捜査を取り仕切ったのは、数々の事件を解決に導き「県警の至宝」と呼ばれた刑事・赤松完治。だが彼が行っていたのは、拷問による悪質な自白強要と、司法さえ手なずけた巧妙な犯人捏造であった――。 拷問捜査を告発した現場刑事、赤松の相棒であった元刑事、昭和史に残る名弁護士・清瀬一郎。正義を信じた者たちが繋いだ、無罪判決への軌跡。 そして事件を追い続けた著者だけが知りえた、「真犯人」の存在とは?
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4.0滅びつつある大陸。荒涼たる砂漠を旅するひとりの若者がいた。頭巾からのぞくその顔は女とみまごう美貌。人を魅了してやまぬ紫と緑の瞳はどこか遠くを見つめていた。華奢なその身の裡に大いなる力を秘めた青年アウル・トバティーエ。何処へ、何をめざすのか、孤独な旅を続ける彼は、月の光の導きのまま、ひとりの男装の美少女と出会った……。「月刊ドラゴンマガジン」で絶賛を受けた『風の大陸』。その主人公三人、ティーエ、ラクシ、ボイス、それぞれの秘められた悲しい過去と三人の出会いを描き、壮麗なるロマンの開幕を告げる特別書き下ろし長編、待望の登場。
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-その証言、嘘か本当か。 裁判の世界はこんなに面白い! 裁判員制度が導入され、冤罪報道が新聞やテレビを賑わせている。また法廷を舞台にしたドラマやゲームの大ヒットもあり、ここにきて裁判への関心が急速に高まっている。 しかし一方で、検事と弁護士は法廷でどのようなやりとりを交わしているのか、裁判官はどのように双方の証言をきき、その真偽を判断しているのか、私たちは意外とよくわかっていない。 世界文学の最高峰『カラマーゾフの兄弟』のクライマックスは、裁判シーンである。カラマーゾフ家の父であるフョードルが殺害され、容疑者として長男ミーチャが逮捕される。ミーチャは容疑を否認するが、状況証拠からは彼が殺したとしか思えない。さまざまな証言が行き交うなかで、裁判は進んでいく――。 本書のテーマは、『カラマーゾフの兄弟』の裁判シーンを通じ、裁判における「事実認定」の基本的な部分を知っていただくことにある。事実認定というと難解で専門的に聞こえるが、平たくいうと「嘘と本当の見分け方」である。 裁判というのは、とどのつまり、「当事者の話が嘘か本当か」という点に議論が集約されることが多い。そして法律家は、人の話の真偽を見極めるノウハウを学んでいる。本書を読んでいただければ、その基本的な部分を理解できるはずだ。「嘘と本当の見分け方」を身につけることは、人間関係のトラブルや男女の悲劇を防ぐためにも役立つことだろう。 読者のみなさまには、ぜひ、被告人ミーチャが有罪か無罪かを判断する陪審員になったつもりで読み進めていただきたい。
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3.3心にもない「死刑判決文」を書かされた熊本は懊悩(おうのう)し、裁判官を辞め、やがて行方不明となる。事件から40年以上が経ち、突然マスコミの前に現れて「あの裁判は間違っていた」と語り出す。償いなのか、売名行為なのか? 大幅加筆で[完全版]として緊急出版!!
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-牢屋敷に捕らわれの身の、世之介ばりの色男・瓢六と、無骨な同心・篠崎弥左衛門との凸凹コンビが、難事件を次々に解決する痛快時代小説!シリーズ全5冊がこの1冊に。 【あらすじ】 『あくじゃれ 瓢六捕物帖』 絶世の色男、粋で頭も切れる目利きの瓢六が、つまらぬことで小伝馬町の牢屋敷に放り込まれた。 ところが丁度同じ頃起きた難事件解決に瓢六の知恵を借りるため、与力・菅野一之助は日限を切っての解き放ちを決める。 『こんちき あくじゃれ瓢六捕物帖』 晴れて無罪放免となった瓢六だが、お袖と熱々の平和な日々も長くは続かない。 わけありの母子を匿ったり、瓦版を作ったり、そして今度はお袖が牢に入れられる……!? 粋で愉快でほろりとする六篇を収録。 『べっぴん あくじゃれ瓢六捕物帖』 売れっ子芸者のお袖との仲も円満、親友に恋の指南もするとびきりの色男・瓢六。智恵と愛嬌を買われ駆り出されたある事件の聞き込みで、致命的なミスを犯してしまう。 自分には何かが欠けている――お袖とも離れ、重い心を抱えた瓢六は、事件の陰にいる謎の美女を追い詰められるのか。 『再会 あくじゃれ瓢六捕物帖』 天保の大火でお袖を失い自堕落な生活をおくる色男・瓢六。 しかし老中・水野忠邦と“妖怪”鳥居耀蔵の陰謀に苦しむ人々を見ていられず、また謎の武家女性・お奈緒の魅力に導かれるように、相棒の堅物同心・篠崎弥左衛門と幕政の理不尽に立ち向かう。 『破落戸 あくじゃれ瓢六捕物帖』 文化人を弾圧し悪名高い「天保の改革」。 瓢六は弥左衛門やお奈緒らと陰に陽に立ち向かうが、やがて圧政者たちも決して一枚岩ではないことに気付く。 「妖怪」こと鳥居耀蔵の裏切り、それによる水野越前守の失脚と復活。一方瓢六は勝家の若き当主・麟太郎と親交を深める。
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5.0「外務省機密漏洩事件」に材をとり、構想10年・毎日出版文化賞特別賞受賞の傑作「運命の人」全4巻が電子書籍の合本として登場。 第1巻/毎朝新聞政治部記者の弓成亮太は、自他共に認める花形記者。昭和46年春、大詰めを迎えた沖縄返還交渉の取材中、弓成は日米間にある密約が結ばれようとしていることに気づいた。しかし物証がない。熾烈なスクープ合戦の中、弓成に蠱惑的な女性の影が……。 第2巻/警視庁地下の取調室に響いた声は「弓成亮太、逮捕状を執行する」。強大な国家権力と「報道の自由」を訴えるジャーナリズムの全面戦争に沸騰する世論。ペンを折られ、苦悩する弓成。スキャンダル記事に心を乱し、家族を守ろうとする妻・由里子。弓成の不倫相手と注目され被告席でぐったりと目を伏せる元外務省の三木昭子と、それをじっと見つめる夫。そしてついに、運命の初公判──。 第3巻/東京地裁の判決は、2人の被告の明暗を分けた。毎朝新聞記者の弓成亮太は無罪、元外務省高官付き事務官・三木昭子は有罪に。その直後、弓成は新聞社に退職届を出し、とある週刊誌には昭子の赤裸々な告白手記が掲載された。傷ついた弓成の妻・由里子はある決意をかためる。判決後、検察側はただちに控訴。「知る権利」を掲げて高裁で闘う弁護団の前に立ちふさがるのは、強大な国家権力。機密は誰のためのものなのか? 第4巻/国家権力に叩きのめされた弓成は、すべてを失って沖縄へ辿り着き、様々な島の人々と出会う。アメリカに蹂躙されつづける現実に直面した彼は、ゆっくりと甦り、ふたたびペンを手にする。そのとき、あの密約を立証する公文書が米国立公文書館で発見されたというニュースが飛び込んできて……。感動の巨篇、ここに完結。電子版には、この作品に寄せる著者の談話と沖縄取材記を特別収録。
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-警官という仕事に誇りを持ち、仕事に従事していたマリアだったが、ある日上司殺害の罪で捕らえられてしまう。 もちろん無罪を主張するがマリアの主張は誰も聞いてくれず、途方に暮れていた時ある特殊機関から取引をもちかけられる。 その鋭い洞察力をかわれ、ある任務を完遂できれば無罪にしてやるというのだ。 その内容は監獄に潜入捜査をしているある人物と接触すること。 任務のため、孤島の監獄に潜り込んだマリアだったがそこは欲望と策略が渦を巻いていて──!? 【※本作品は『孤島の監獄~えん罪をかけられた女警官~』1~6話を収録した合本版です。重複購入にはご注意ください。】
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-俺の名は山鹿善行。自分でいうのもなんだが、かなり有能な弁護士だ。逆転無罪――この輝ける戦歴を残せるのは、世間広しといえ俺の他にそうはいない。ある日、俺のもとに、1本の電話があった。かけてきたのは水澄雪奈。可愛くて、優しい、俺の幼なじみだ。だが――。あろうことか、その雪奈に殺人の嫌疑がかかっているという。どこのどいつだ? そんなタワケたことをぬかすのは!? 雪奈を悲しませる奴は、泣いてごめんなさいというまで後悔させてやる。この裁判、何がなんでも奪うぜ、逆転無罪っ!! 第2回富士見ヤングミステリー大賞準入選作。 特典としてカバーイラストセレクションを収録! ※本作品は『タクティカル・ジャッジメント』シリーズ全9巻と『タクティカル・ジャッジメントSS』シリーズ全4巻を収録しています。 ※本商品は1冊に全巻を収録した合本形式での配信となります。あらかじめご了承ください。
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4.3弁護士生命を絶たれかねない窮地に立たされた男が打った妙手とは――。四年前、殺人罪に問われた女性の無罪判決を勝ち取り、脚光を浴びた弁護士の大石中也。医療過誤の裁判で、彼は依頼人である原告・長瀬の尋問に向け、準備を整えていた。しかし当日、時間になっても長瀬が法廷に現れず、大石は裁判官や相手の弁護士に頭を下げる破目に。大石が原告の自宅を訪ねると、そこにいた「長瀬」は、昨日まで打ち合わせをしていた原告とは似ても似つかぬ、全くの別人だった。弁護士生命さえ危うい事態に、真相究明に乗り出した大石だったが……。現役弁護士にして、『このミステリーがすごい!』大賞・優秀賞受賞作家が、「法の裏側」と「司法の闇」を抉る! 驚愕のリーガル・サスペンス。
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-2021年12月29日(水)にTBS系で放送されるスペシャルドラマ『99.9-刑事専門弁護士- 完全新作SP 新たな出会い篇 ~映画公開前夜祭~』。 これは翌日の2021年12月30日(木)に全国公開される映画『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』とつながる物語となっています。 最高に痛快なリーガル・エンタテインメントとして多くのファンを獲得する『99.9』の世界に新たな息吹を吹き込む新作2作を、 新作スペシャルドラマと映画の公開から2週間後に、完全ノベライズ化して発売いたします。 映画につながるTVスペシャル版を完全ノベライズ! 深山大翔が横入りした下着泥棒事件から、建設業界の癒着が明るみに。 そんな深山の手腕に惚れ込んだ新米弁護士・河野穂乃果は、祖父のコネで斑目法律事務所に入り込み、刑事事件を担当する。 タッグを組むことになった二人が臨むのは、ある政治家の収賄事件。すでに贈賄側の裁判では有罪が確定している難題で、逆転無罪の前例はほぼない――。違和感だらけの関係者の動向から、深山は0.1%の事実にたどり着けるか!? ©TBS
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-2021年12月29日(水)にTBS系で放送されるスペシャルドラマ『99.9-刑事専門弁護士- 完全新作SP 新たな出会い篇 ~映画公開前夜祭~』。これは翌日の2021年12月30日(木)に全国公開される映画『99.9-刑事専門弁護士- THE MOVIE』とつながる物語となっています。 最高に痛快なリーガル・エンタテインメントとして多くのファンを獲得する『99.9』の世界に新たな息吹を吹き込む新作2作を、新作スペシャルドラマと映画の公開から2週間後に、完全ノベライズ化して発売いたします。 今度の法廷は、映画館だ。深山、ついに敗れる――!? 99.9%逆転不可能と言われる刑事裁判で無罪を勝ち取ってきた刑事専門弁護士・深山大翔。彼が所属する斑目法律事務所へ、15年前にワインが名産の村で起きた「天華村毒物ワイン事件」に関する依頼が舞い込んでくる。その事件の依頼人はかつて対立した弁護士・南雲恭平の娘・エリだった――。天華村に出向き、徹底的な調査をする深山だが、ある罠が彼を待ちかまえていた。深山たちは斑目法律事務所に訪れた最大のピンチを乗り越えられるか!? ©2021『99.9-THE MOVIE』製作委員会
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4.0■ギリシアの名門の男たちの、なんと残酷なことか。彼らに翻弄されて、エマは……。■レオン・キリアキスの婚約を知ったとき、エマの世界は音をたてて崩れた。わたしへの愛を誓い、愛を交わしているあいだにも、レオンは別の女性との結婚準備を進めていた。傷心のエマを支えてくれたのは、レオンの弟タキだった。一族の経営する銀行で役職についていたタキにプロポーズされ、エマは彼の妻となるが、幸せは訪れなかった。夫は強盗に襲われて命を落とし、その直後、銀行の不正が発覚。名ばかりの財務部長だったエマは、わけがわからないまま逮捕されてしまう。無罪を主張する彼女に、耳を傾ける人はいない。もちろん、レオンも。それどころか彼は、エマに向かって、とどめの一撃ともいうべき通告を口にした。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 【内容紹介・目次・著者略歴】 本書は、新発見の幕府評定所民事判例集を素材にして享保改革期における金銭債権保護の特質を明らかにするとともに、「〈伺・指令型〉司法」、「秘密法・問答法・くり返し法など法の特殊な存在形態」、「民事司法における金銭債権の特異な取扱い・内済に対する江戸人の評価・裁判機関に持ち込まれた民事紛争の終わり方」、「刑事司法における〈無罪〉の多発・日本的特質の連続性論」、「行政庁への訴願の訴状・手続」など、多方面に亙り江戸時代の訴訟と法の実態に迫った著者渾身の作。 【目次より】 目次 序論 第一編 総論編 第一章 伺・指令型司法 第二章 法が生まれるとき 第二編 民事編 第一章 江戸幕府評定所民事判例集と相対済令 第二章 「金公事」債権の保護 第三章 内済と裁判 第四章 「出入」の終了 第五章 判決が出たあと 付論 書評・神保文夫著「江戸幕府出入筋の裁判における本公事・金公事の分化について」 第三編 刑事編 第一章 刑事裁判と「無罪」 第二章 「精密司法」と江戸幕府の刑事手続 付論 書評・山田勉著「延岡藩の刑事内済」 第四編 訴願編 第一章 訴願と訴状 第二章 訴願の手続 結論 あとがき ※この商品は紙の書籍のページを画像にした電子書籍です。文字だけを拡大することはできませんので、タブレットサイズの端末での閲読を推奨します。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能も使用できません。 大平 祐一 1946年生。法政史学者。東北大学法学部卒。同助手、立命館大学法学部助教授、同教授を経て、立命館大学法学部特別任用教授。専攻、日本法制史。 著書に、『「日本型社会」論の射程』(共著)『目安箱の研究』『近世日本の訴訟と法』『近世の非合法的訴訟』などがある。
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4.8ポーランド、ドイツ、イスラエル、日本、韓国―― 犠牲者なのか、加害者なのか? その疑問から記憶を巡る旅が始まった! 韓国の各メディアが絶賛した話題作、待望の翻訳! *** 2007年1月18日朝、新聞を広げた私は首をひねった。購読する進歩系と保守系の新聞どちらも、『ヨーコの物語』(邦訳:『竹林はるか遠く:日本人少女ヨーコの戦争体験記』を批判する記事が文化面トップを飾っていたのだ。どうということのない本のように思えたが、驚くほど大きな記事だった。 韓国メディアの激しい批判は、「韓国民族イコール被害者」「日本民族イコール加害者」という二分法が揺さぶられたことへの当惑を表すものだったのだろう。避難する日本人女性を脅し、強姦する加害者という韓国人のイメージが日本の植民地支配に免罪符を与え、歴史を歪曲するという憂慮が行間から読み取れた。 その心情は理解できるものの、その二分法が常に正しいわけではない。韓国が日本の植民地主義の被害者だったというのは民族という構図でなら正しいが、個人のレベルでは朝鮮人が加害者に、日本人が被害者になる場合もある。個々人の具体的な行為ではなく、集団的所属によって加害者と被害者を分ける韓国メディアの報道は、「集合的有罪」と「集合的無罪」に対するハンナ・アーレントの批判を想起させた。 それ以上に興味深かったのは、論争の火が遠く離れた米国で広がったことだ。米国で6~8年生向け推薦図書リストにこの本が入り、ボストンとニューヨークに住む韓国系の保護者たちが2006年9月に異議を唱え始めたのが始まりだった。 『ヨーコ物語』騒動を見ながら、私はドイツとポーランド、イスラエルの記憶の戦争を思い出し、「犠牲者意識ナショナリズム」という概念を思いついた。 (はじめにより) *** 【犠牲者意識ナショナリズム】 植民地主義や二度の世界大戦、ジェノサイドで犠牲となった歴史的記憶を後の世代が継承して自分たちを悲劇の犠牲者だとみなし、道徳的・政治的な自己正当化を図るナショナリズム。グローバル化した世界で出会った各民族の記憶は、互いを参照しながら、犠牲の大きさを競い、絡み合う。記憶が引き起こす歴史認識紛争がいま、世界各地で激しさを増している。
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3.0大分と宮崎の間にある日豊市。この市ではリゾート開発を進める建設会社が、反対派NGOの切り崩しをもくろもうとしていた。その矢先、当の建設会社社長・安田が工事現場で殺害された。安田は一人で事務所にいるところを、窓を叩く奇妙な音で外に誘い出され、そこに、頭上からコンクリート片が落下。何者かが仕組んだ、策を弄した方法で殺害されたのだ。数日後、房野千枝という美貌の中年女性が地元署へ出頭してきた。千枝は、安田から過去の愛人関係復活をもちかけられたことが原因で殺害に至ったと自供。ありふれた痴情のもつれによる事件と思われた。朝日岳之助弁護士のもとへ、千枝の娘である麻紀子と、その恋人の深貝が訪れた。麻紀子と深貝は、大学で自然保護活動を行っており、安田ら建設推進勢力へ対決姿勢を示していた。朝日は老齢ながら硬骨感でならした弁護士で、冤罪を晴らすことを信念としている。麻紀子らは朝日を見込んで、千枝の弁護を頼みに来たのだ。千枝は、麻紀子が真犯人らしいと思い込み、身代わり自首をしたようだ。その後千枝は公判を通じて、自然を破壊する安田と背後の政治勢力をあばこうとする目的もあると朝日に語った。麻紀子が犯人でないと朝日から聞かされた千枝は、公判で一転して無罪を主張し、同時に安田の旧悪をあばこうともくろむ。朝日は千枝の主張に沿った無罪弁護を行い、あくまで千枝犯人を立証しようとする検察側との攻防が続いたが、形勢は不利であった。そして第二回目の公判中、麻紀子は突然傍聴席から、自分が真犯人であると爆弾発言を行った。麻紀子は自らが犯人である証拠を次々と法廷に提出。千枝の無罪は確定した。さらに今度は麻紀子を被告とする、安田殺害事件の公判が行われた。だがその罪状認否の際、麻紀子の口からはまたもや法廷を激震させる言葉が――。混乱する法廷、弁護側の朝日も検察側も判事も驚愕を隠せない。美形母娘の狙いは何か。そして殺害犯人はどこに。法律の裏の裏をかこうとする手段は許されるのか。法廷ミステリーの力作。『無罪の方程式』改題。
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4.0異議あり! 新人弁護士・成歩堂龍一が挑む初めての裁判は親友がかけられた殺人容疑!! 友を信じ、検事とのバトルを繰り広げる成歩堂だが…!? 証言と証拠の矛盾を見抜き、真実を暴いて逆転無罪を勝ち取る法廷劇が、ここに開幕!!
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-逆転はなぜ起こせた? 著者が実例を基に手の内を明かし、逆転のノウハウを紹介! 著者が受任した民事事件と刑事事件を題材に、逆転のポイントや教訓を解説する。 民事事件では、負け筋の事件から依頼者を救えた労働事件、一審敗訴から二審で逆転勝訴となった貸金請求事件等を、刑事事件では、憲法問題を最高裁まで争った事件、ちかん冤罪で無罪を勝ち取った事件を取り上げる。 事実のどこに目をつけたのか、裁判官をどう説得したのか、何を考えて事件に臨んでいたのか等、ノウハウを真率に語る。 不利な事件に向き合っている弁護士、依頼者を救うために悩んでいる弁護士にヒントを提示する1冊!
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-刑事の過酷な取り調べに"偽りの自白"をした少年たちは、婦女暴行殺人犯にされてしまった。アリバイも血液型の不一致も、法廷では無視され有罪判決。無実を訴える彼らの叫びを追い、新聞記者はていねいな取材をつづける。失われた青春の悲惨をたどり、「冤罪ほど残酷な人災はない」実態を克明に明かすルポ。
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4.0弁護士パトリック・バトラーはテイラー夫人殺害の容疑で捕われた娘ジョイスの弁護を引き受けた。夫人はジョイスと二人きりの邸内で毒殺されたのだ。絶対不利な状況にもかかわらず、バトラーは見事に無罪判決を勝ち取る。だがその直後、今度は夫人の甥が毒殺された。当地に滞在中のフェル博士とバトラー、二人の名探偵が突き止めた真相とは? 巧妙きわまる心理トリックを駆使したバトラー初登場作。改訳決定版。
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-警視庁・志垣警部の知人、戸部光晴の息子・修太は三十歳のエリート社員。三週間後に上司・安養寺昇一の娘・果穂との結婚を控えていた。だが、二年前に大きな事故で頭部を負傷し、その後遺症からなのか、記憶が時折欠落することがある。息子の様子がおかしいと父親の光晴から相談を受けた志垣が修太に話を聞くと「九州の黒川温泉で女を殺した気がする」と衝撃の告白が! 記憶の場所に殺人の痕跡はなかったが、修太の笑顔を携帯の待ち受け写真にした女の死体が意外な場所で見つかった……。記憶障害に苦しむ男は犯人か、それとも無罪か!? 女性に人気ナンバーワンの温泉・黒川温泉を舞台に描く、警視庁温泉殺人課シリーズ File 26。
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-「東京カラス」「リュウマのガゴウ」の宮下裕樹が放つ中世ファンタジー巨編!17世紀初頭、神聖ローマ帝国。この地では、原告と被告の決闘で有罪無罪が決まる「決闘裁判」が広く行われていた。神は正しい方の人間を勝利に導く、という教えのもとに‥‥。少年ニコが姉と暮らす南西の町ブライザッハでも決闘裁判が日々行われていた。決闘裁判を嫌う姉をよそに、ニコは特に何も考えていなかった。姉が死んだその日までは‥‥。
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4.5当代きってのミステリー作家7人、華麗なる競作!昭和三十九年十月――。 オリンピックに沸く東京を舞台に、ミステリーの最前線を走る七人の思惑が交錯する。 かわりゆく街の中で、男たちは何を目指したのか。究極のミステリー・アンソロジー、ついに文庫化。 激動の昭和史をひもとく競作シリーズがここに開幕。 【収録作、作家】 ・「不適切な排除」 大沢在昌 八ミリフィルムの技術者は、なぜ殺されたのか!? ・「あなたについてゆく」 藤田宜永 二十一年前のあの日、私も日の丸を背負っていた。 ・「号外」 堂場瞬一 特ダネは、よりによって開会式の日にぶつかった。 ・「予行演習(リハーサル)」 井上夢人 国立競技場に持ち越された、幽霊屋敷の死体騒動。 ・「アリバイ」 今野 敏 五輪の輪が四つ――死刑求刑は一転して無罪に。 ・「連環」 月村了衛 黒澤明が降りたオリンピック記録映画を狙え! ・「陽のあたる場所」 東山彰良 華やいだ街の片隅で、おれは死の淵に立っていた。
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4.0たまかさんほど被害者目線に立って性暴力について書いてきた人を知らない。 もう社会は変わらなければいけない。 ――長田杏奈(ライター) 日本では、多くの女性が痴漢に遭う。 みんな、あまりにも日常的すぎて、なんでもないことのようにやり過ごしてしまう。 日本では、レイプに遭ったら、必ずしも法律が被害者を守ってはくれない。長い間、これはおかしいと声を上げてきた人たちがいるが、その声はかき消されてきた。 性犯罪や性暴力に対して声を上げてもなかなか信じてもらえない。 単に告発だと受け取られる。 でも、その声からは、内省も、やさしさも、前に行こうと信じる力も感じられるはずだ。 2017年性犯罪刑法が改正され、#metoo が続き、2019年4つの性犯罪裁判が立て続けに無罪となり、フラワーデモが起こった。 本書は、まだ社会に届かない小さな声の集積だ。 あなたの隣人、友人、家族も当事者になりうる。 性犯罪、性暴力への偏見や誤解をほぐし、やさしい社会を築くため、2017年から2021年、女性たち、支援者たちの声の記録。 ___________________ 【もくじ】 はじめに 1 性犯罪刑法と#me tooとフラワーデモ 2 高校生が、電車で、性暴力被害にあう 3 キメツけられる 4 人はフェミニストになる 5 女は怖いのか 6 境にいる人 7 未来のことを考え隊 8 男社会の門番 9 痴漢は短いスカートのせい 10 痴漢が「お客様」だった頃 あとがき
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3.8人は自由意志に基づいて行動している、と誰もが思い込んでいる。しかし、実は選べないことの不自由さを人間は本源的に抱えているのだ。自分の性別や容姿だけでなく、心をコントロールすること―─例えば、劣等感や羞恥心を容易に断ち切ることの難しさを感じたりはしないだろうか。本書は、発達心理学と供述分析の視点から、自由と不自由の間で絡み合う心のメカニズムを解明する。著者は一九七四年の「甲山事件」という冤罪事件の弁護団との出会いをきっかけに、「なぜ無罪の人が自白をするのか」という問題を三十年にわたって追及してきた。取調室という空間では、たとえ拷問がなくとも、人間の心理は思いもしない方向に引き込まれてしまう、という。また、著者は福祉学部の教員として、身体障害や発達障害の子供たちと長年ふれ合ってきた。それらエピソードを通して、人間の自由を妨げる「見えない壁」を浮き彫りにする。従来の心理学の盲点をついた好著である。
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3.0警官という仕事に誇りを持ち、仕事に従事していたマリアだったが、ある日上司殺害の罪で捕らえられてしまう。もちろん無罪を主張するがマリアの主張は誰も聞いてくれず、途方に暮れていた時ある特殊機関から取引をもちかけられる。その鋭い洞察力を買われ、ある任務を完遂できれば無罪にしてやるというのだ。その内容は監獄に潜入捜査をしているある人物と接触すること。任務のため、孤島の監獄に潜り込んだマリアだったがそこは欲望と策略が渦を巻いていて──!?
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-花で人の願いを叶える聖花術師のエリスは、感情が昂ると幻の花を咲かせる特異体質もち。そんな彼女は、第一王子ウィラードの誕生祭で王子を呪い殺そうとしたとして囚われの身に! ウィラードの助けもありなんとか無罪を証明するけれど、呪いを受けた彼には獣耳ともふもふなしっぽがはえてしまった!! 唯一の解呪方法はエリスとのキス!? そのうえ「キスをしたからには責任をとる」とウィラードがエリスを婚約者にすると言い出して……!? 落ちこぼれと蔑まれた花咲き体質が、半獣化した王子を惹きつけて離さない!? 溺愛まったなしの胸キュンラブファンタジー! ※電子版はショートストーリー付。
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2.0冒険者・ディオンは攻略中の超巨大ダンジョンで、最強のモンスター黒龍と遭遇する。黒龍から、ダンジョンのメンテナンス中の少女・メイアと街を守るため、ディオンは戦い、黒龍を退け、勇者となった。しかし、その代償はあまりにも大きく、ダンジョンを壊した罪──「ダンジョン破壊罪」で投獄されてしまう。罪とともに多額の賠償金を負うはずだったディオンだが、街の人々の嘆願によって無罪放免となる。とはいえ、冒険者の資格を失い……つまるところ無職に。再々々就職するも上手くいかず途方にくれていたところ、偶然メイアと再会。メイアは迷宮を製作・管理する会社「ダンジョン屋」の社長だった。メイアの厚意でディオンは見習い社員になるも、ダンジョン屋は売上がダダ下がり中で、クセの強い社員ばかり……ディオンのダンジョンメイキングアドベンチャーは開幕できるの? できないの!?
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-累計40万部突破の大人気「連続殺人鬼カエル男」シリーズ、新連載開始です! 埼玉県飯能市で起きた、残忍な手口と五十音順しか手がかりがつかめないことから世間を震撼させた、連続殺人鬼カエル男事件。 そのキーマンである有働さゆりは医療刑務所から脱走し、山手線で目撃されて以来、一切の消息が不明だった――。 そんな時、埼玉県内で残忍な殺人事件が発生する。稚拙な文章の犯行声明と残虐な手口。 殺されたのは人権派で知られる烏森弁護士。 彼は精神疾患を患って罪を犯した被告を無罪にしたことで名を上げていた。 渡瀬刑事と小手川はカエル男の再来を視野に入れながら捜査をすすめると、第二の被害者が……。 電子連載特別エッセイは〈才能は悪魔の証明〉。 本シリーズはデジタル限定で全4回連載。本書vol.1以降、3か月毎に新刊を配信予定です(次回vol.2の発売は2024年3月下旬を予定しております)。
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-『戦争論』に続く国家・歴史シリーズ。 今年は日本の戦争が裁かれた東京裁判の判決60周年の年です。1948年、東京裁判によって、いわゆるA級戦犯への処刑が言い渡されましたが、この際、国際法の権威だったインドのパール判事は「日本無罪論」をただ一人主張し、1235枚に及ぶ「反対意見書」を書きました。東京裁判60周年の節目に、このパール判決に歴史論争の焦点が集まっております。日本は有罪か、無罪か。法の真理と裁きは国家にとっていかなる意味を持つか。パール判決のデマを流しているのは誰か……本書は小林よしのり氏の「もうひとつの戦争論」です。『戦争論』『台湾論』『靖国論』『いわゆるA級戦犯』と話題と波紋を呼んできた小林氏の国家・歴史論シリーズ。(2008年6月発表作品) フィックス型EPUB79.7MB(校正データ時の数値)。 【ご注意】※レイアウトの関係で、お使いの端末によっては読みづらい場合がございます。タブレット端末、PCで閲覧することを推奨します。
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-何よりもつらいのは、彼を愛してしまったこと……。ダイアナ・パーマーの真骨頂、虐げられた純情! 地味な装いに身を包み、司法長官の事務所で働くジョセットは、上司に命じられて殺人事件の捜査に協力することになった。担当捜査官はマーク・ブラナン――2度にわたって彼女を地獄に突き落とした男だ。15歳のとき、パーティで少年に襲われた彼女は裁判を起こしたが、当時警察官だったマークの証言によって少年は無罪となり、彼女は嘘つきという汚名を着せられた。そのうえ2年前に再会したとき、彼はジョセットの恋心を踏みにじったのだ。今も彼の目に浮かぶ蔑みに傷つきながら、ジョセットは彼に心を許すまいと決意した。 ■テキサスを舞台にした物語を書かせたら右に出る者はいない、偉大なる作家ダイアナ・パーマー。そんな彼女が“テキサス”を冠して描いた名作をお届けします! 傲慢なヒーローはダイアナ・パーマーの代名詞でもありますが、今作のヒロイン、ジョセットの傷つけられ方は半端ではありません。15歳のときに少年に襲われて裁判を起こしますが、ヒーロー、マークの証言によって彼女は嘘つきというレッテルを貼られ、家族はばらばらに…。そして再会したとき、ジョセットは彼に恋をしますが、またもや信じられないような形で踏みつけにされます。自分の過ちに気づいたマークがどう彼女の信頼を取り戻していくのか――。じっくりとお楽しみください。マークの妹がヒロインを務める『砂漠の君主』も合わせてどうぞ。
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4.5俺は貴方に、屠られたい 一騎当千の部隊長と、孤児から地位を得た無私の騎士。電撃職場結婚した二人に降りかかる誤解と誘惑!? 甘えないのに甘すぎる騎士×騎士夫婦の新婚生活! 騎士の身分を剥奪され謹慎生活を送っていたダリオにもたらされた、元上官アルバートからの帰還命令。一刻の猶予もなく歩き通しで王都に戻った彼を待っていたのは無罪の証明と騎士団への復帰、そしてアルバートからの求婚だった! 行動規範は軍の規律、上官命令は絶対のダリオだが、想い人からの思わぬ申し出に一も二もなく承諾し、そのまま初夜を迎えることに。だが、ダリオが保護し育てている希少なドラゴンを巡ってある懸念が生まれて…。 紙書籍発売時、フェア用に書き下ろされたSSを収録した特別版!
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3.0二十歳にして史上二番目の若さで司法試験を合格、全ての依頼で無罪を勝ち取る無敗の弁護士・聖沢ウタ。彼女が法曹界の異端と言われる所以、それは殺人を犯した被告人を無罪にしてしまうことにあった――!! 謎多き女弁護士の過去には何が? 彼女の真の目的は!? 真実殺しの劇場型法廷ストーリー、ここに開演!!!
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4.0年間30万人に通知!裁判員に選ばれるあなたのための決定版裁判マニュアル――本書1冊で判決は下せます! 元裁判長が明かす超極秘スキル 有罪・無罪の決め手となる証拠は、ズバリ何か 「本当に犯人なのか…」と不安になったときの場合死刑かどうかを決める基準とは? 「どうしても自分に、死刑判決は下せない」となった時。 目次 序章 裁判員はどれだけ大変? 第1章 裁判の流れをつかむ技術 第2章 犯人かどうかを決める技術 第3章 懲役年数を決める技術 第4章 死刑かどうかを決める技術 第5章 本当に困ったときの危機回避の技術 最終章 裁判員を断る技術
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-611円 (税込)朴槿恵氏の弾劾訴追案が可決された韓国。その真の姿を明らかにします。日本ではほとんど知られていない「韓国軍のベトナム戦争での虐殺」「韓国軍の慰安婦」「韓国人の在日差別」「天皇コンプレックス」など多岐にわたって解説した1冊です。 ※電子版には付録はつきません。 ※電子版からは応募できない懸賞などがございます。 ※電子版では、掲載されないページや、一部マスキングしている写真、掲載順序が違うページなどがある場合がございます。 表紙 目次 韓国「破裂」 第1部 韓国軍の蛮行 告発ルポ 韓国軍のベトナム人 強姦 放火 殺戮 虐殺 この戦争犯罪に時効なし! 性暴行 韓国軍兵士は村の女性を輪姦し、ナイフで乳房を切り取った 発掘スクープ 北から連行された若き女性が韓国兵の「性奴隷」にされていた 悲劇ふたたび 韓国男がまたやっている! ベトナム女性を「全裸チェック」で品定め 嫁にした後は殴る、蹴るの暴虐 現地ルポ 韓国軍慰安所では10代のベトナム少女が連夜、乱暴な兵士の相手をさせられていた 特別企画 韓国大激震! 緊急対談 櫻井よしこ×呉善花 朴槿恵後の韓国は北朝鮮と化し、日本に牙を剥く 図解 朴槿恵を窮地に追い込んだ「崔順実ゲート」全関係図 実像 朴槿恵への期待も裏切られた 第2部 反日は止まらない 「日韓合意」のその後 史上最凶の反日映画 『鬼郷』が韓国で公開された! 特別対談 井沢元彦×加藤達也 「それでも、韓国の反日は止まらない」 工作 韓国が世界に広げた「虚言」を暴く! 国際ロビー活動 韓国で盛り上がる「憲法9条にノーベル賞を」運動の目的は“竹島不法占領継続”か 差別 韓国政府はいつまで「福島産水産物」の禁輸を続けるのか 新たな中傷 なぜ韓国の新聞は無罪となった私に文句を言い続けるのか 報道検証 韓国メディアの記事は「日本の不幸は蜜の味」ばかり 侮日 韓国メディアがオバマ広島訪問を絶対に許せない理由 第3部 希望なき「ヘル朝鮮」 現地レポート 韓国の若者たちが「ヘル朝鮮」で苦しんでいる 生活実態 糞尿まみれの共同トイレ、カビ臭い地下倉庫で生活 「漢江の奇跡」の成れの果ては世界一の貧困率だった 経済悪化 サムスンがけっぷちでお先真っ暗 韓国企業8万社が「ゾンビ企業」になっている 観光業界 日本人観光客激減、中国人客激増で韓国の高級ホテルが泣いている 次のリーダー候補 韓国次期大統領を狙う潘基文・国連事務総長を世界のメディアが「無能・無策」と酷評 韓国の苦境 日韓合意の「反日封印」で捌け口を失った不満の矛先が在日に向けられている ロッテ叩き 韓国で血祭り! “在日企業”ロッテに浴びせられた罵詈雑言 第4部 悲しき韓国社会 男尊女卑 20代女性23人が被害! 韓国芸能界の「性接待」はなぜなくならないのか 提言 整形天国を生んだ「容貌差別」に、厳しい「地域差別」…… 日本が韓国社会の歪みから「学ぶべきこと」 整形 KARAになるつもりが常に「アッカンベー」国策で推進する美容整形でトラブル続出 中国嫌悪 韓国人の本音は中国人大嫌い? 「中国人弾圧政策」でチャイナタウンが消滅した 学力 「世界一優れた文字を守れ」ハングル至上主義で漢字を忘れた韓国人は「大韓民國」が書けない 韓国軍 ロッカーは化粧品の山、訓練中にSNS、ゲーム 韓国版“ゆとり世代”兵士では国を守れない 原発ビジネス 品質保証書を偽造、廃棄処分予定の部品を納入“ケンチャナヨ原発”のぞっとする大暴走 皇室 微妙で複雑な韓国人の「天皇コンプレックス」 本音 韓国人女性赤裸々座談会 「私たち日本人男性のほうが 好きなんです」 韓国内の対立 元慰安婦の熊本支援に韓国世論が大反発 韓国人を精神分析するキーワード
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-暴動が起きた日から、世界は「あたしたち」と「あいつら」のふたつに分かれた―― 1992 年、アメリカ・ロサンゼルス。私立高校での生活も終わりにさしかかり、アシュリーと友人たちは、学校よりもビーチで過ごす時間が長くなっていた。 4 月のある日の午後、ロドニー・キングという黒人男性を半殺しにした4人の警察官に無罪判決が下され、すべてが一瞬にして変わってしまう。激しい暴動・抗議活動が起き、生まれ育ったLA の街が燃え広がるなか、ただの女の子だったはずのアシュリーは「黒人の子」になった。白人の幼なじみとの不協和音、家族のなかの対立、自分への軽蔑……。 ブラック・ライヴズ・マター(BLM)の源流となったロサンゼルス暴動という、じっさいの歴史的事件に着想を得た長編小説。NYタイムズ・ベストセラー選出、ウィリアム・C・モリス賞ファイナリスト。 宇垣美里さん推薦! 「自分自身を知るために、関係ないけど関係なくなんかない、貧富・性別・自分のルーツ。30年前を舞台にしながら、今と何ら変わらない問題を前に、等身大の少女の成長が眩しい」 「ときどき、女の子でいることはきついし、黒人でいることもきつい。その両方だと、二重の負担がかかってるのに、不平は言わせてもらえないようなものだ。自分の在り方について憶えておくべきことが多すぎる――」(本文より)
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