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Posted by ブクログ
こういうジャンル、なんていうんだろう?
本の紹介文にはSFって書いてあるけど、「サイエンス」フィクションってのがどうもしっくりこない。科学というより文芸的な匂いがする。
「ちょめ」や「panpanya」好きと言ったら紹介された作家で、ライトファンタジーっていうのが正しいのかどうか、ひょっとしたら現実にあるんじゃないかというお伽話チックな作品群。
はっきり言って絵も内容もクセ強よなので、おすすめしづらいが、たとえばちょっと残酷めな昔話がイケるなら、この世界をのぞいてみてもいいかも。とっつきにくさの反面、妙なリアルさと哲学的な奥深さはなかなかに味わい深い。
そこまで勇気がない方は先ほどあげた「室外機室(ちょめ)」や「動物たち(panpanya)」あたりがオススメ。
ちなみにこの作者のもう一冊「有罪無害玩具」もほぼ同じテイストなので、どちらから読んでもいいし、気に入ったら二冊とも読んだらいいと思う。
Posted by ブクログ
"猫というものは死者の顔を盗み自分の顔にする
これは生物学的には擬態のようなもので
哺乳類ならばどの種もできることだ
ただ猫はそれに長けていて 死者の肉を食わずともその顔を自分のものにできる
(おそらくこの猫は病室の近くにいたのだ)"[p.102_姉の顔の猫]
「日曜は水の町に」
「人魚川の天景」
「人間のように立つ」
「姉の顔の猫」
「現代路上神話」
「偽史山人伝」
「存在集」
Chapter1 蝶の魂
Chapter2 羽虫の瓶詰め
Chapter3 風の風体
Chapter4 猫の脱皮
Chapter5 烏の声
Chapter6 鵺の剥製
Chapter7 記憶の犬
Chapter8 おぼろ通り
Chapter9 ゆめくさ
2巻目。
姉の顔の猫はホラーかと最初は思ったけど、読み終えるとなんだかほっこりするものだったなぁと思ったことを思い出した。
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