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Posted by ブクログ 2020年08月16日
『カラマーゾフの兄弟』はドストエフスキーが死の直前まで執筆していて、本来は続編が予定されていたという。これを日本人の著者が独自に読み解き、解釈し、勝手に続編を書いたのが『カラマーゾフの妹』だ。と言っても、ドストエフスキー自身が構想していたとされる設定も引き継がれている(アレクセイが革命家を志している...続きを読む
Posted by ブクログ 2016年02月15日
日本の小説家が『カラマーゾフの妹』という小説を出したとしたら、まずは日本を舞台にした小説で『カラマーゾフの兄弟』にアリョーシャ、いやいや、アリュージョンがあるようなもの、と推測されるではないか。それが『カラマーゾフの兄弟』の続編とは大胆不敵。なぜ100年以上も続編が書かれなかったのかといえば、ドス...続きを読む
Posted by ブクログ 2020年06月11日
本家ドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』は高校生の頃に読んで
大人というか、大台超えた60代の2005年になってから読み直したのと
追ってすぐ亀山新訳の話題に引かれ2008年にまた読んだのと
都合3回読んでいる
高校生の頃はわかったのか?わからないままでも
登場人物たちの饒舌な会話が気にいった...続きを読む
Posted by ブクログ 2019年12月29日
読みたいと思って待っていたらやっと回ってきた。昔読んだがぼんやりしか覚えていない「カラマーゾフの兄弟」。今あらためて読んでも大丈夫解るのだろうか。先にアノ長い長い本編を読んだほうがいいのだろうか。迷っているうちに手元に来てしまった。
こういうのを杞憂と言うのだろう。読んでみたら、もう面白くて最後まで...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年12月10日
カラマーゾフと聞けば、いつかは読まずにはいられないかと。
ロシア文学の巨匠の作品。書かれなかった続編を想像するのは、楽しいことだと思うけど、まさか自分で書いてしまうとは!
イワンの人格形成については、考えさせられることがあるけど、アリョーシャの神性についてはイメージが合うかもしれない。
よく調べます...続きを読む
Posted by ブクログ 2014年08月20日
あのドストエフスキーが、死によって書き上げられなかった『カラマーゾフの兄弟』の続編!
原作を損なう事なく、そして、とても納得の行くものでした。
全ての謎が、「妹」をキーにして、きれいに納まる感じです。
普通に文学としてだけでなく、ミステリとしても、SFとしても、心理学としても楽しめました。
そうか...続きを読む
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