【感想・ネタバレ】カラマーゾフの妹 のレビュー

ユーザーレビュー

Posted by ブクログ 2016年02月15日

 日本の小説家が『カラマーゾフの妹』という小説を出したとしたら、まずは日本を舞台にした小説で『カラマーゾフの兄弟』にアリョーシャ、いやいや、アリュージョンがあるようなもの、と推測されるではないか。それが『カラマーゾフの兄弟』の続編とは大胆不敵。なぜ100年以上も続編が書かれなかったのかといえば、ドス...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年08月16日

果敢にもドストエフスキーの『カラマーゾフの兄弟』に挑戦し、独自の答えを描いてみせた第58回江戸川乱歩賞受賞の力作。

原作を損なうことなく、ミステリーとして続編を描くという面白いアイデアと力量には驚かされた。どのような着想からこの作品を描くに至ったのか非常に興味深かったが、巻末の高野史緒と亀山郁夫、...続きを読む

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Posted by ブクログ 2019年12月29日

読みたいと思って待っていたらやっと回ってきた。昔読んだがぼんやりしか覚えていない「カラマーゾフの兄弟」。今あらためて読んでも大丈夫解るのだろうか。先にアノ長い長い本編を読んだほうがいいのだろうか。迷っているうちに手元に来てしまった。
こういうのを杞憂と言うのだろう。読んでみたら、もう面白くて最後まで...続きを読む

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Posted by ブクログ 2016年03月19日

カラマーゾフ+ミステリー+スチームパンク。『カラマーゾフの兄弟』のその後を妄想した架空続編小説です。
カラマーゾフ事件の真犯人は誰なのか? 暴かれるのは封印された記憶、秘められた欲望。濁らない無垢も潔癖な正しさも、過ぎればそれは"狂気"なのだ。白黒つかない灰色の日々を凡庸に生きて行こう…。

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Posted by ブクログ 2015年01月03日

実に細部まで『カラマーゾフの兄弟』を読み込んであるのに感心した。アリョーシャが犯人だとはいまいち腑に落ちない。また兄弟には妹がいたとの発想は面白い。もっと妹が育っていてほしかった。それも妹ではなく弟で。『カラマーゾフの兄弟』読んだことある人には賛美半分失望半分だろうが十分楽しめた。

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Posted by ブクログ 2014年12月10日

カラマーゾフと聞けば、いつかは読まずにはいられないかと。
ロシア文学の巨匠の作品。書かれなかった続編を想像するのは、楽しいことだと思うけど、まさか自分で書いてしまうとは!
イワンの人格形成については、考えさせられることがあるけど、アリョーシャの神性についてはイメージが合うかもしれない。
よく調べます...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年09月07日

「カラマーゾフの兄弟」の続編でもあり、ミステリーでもある。
多重人格等新しい要素も加えて、見事に謎解きをしているのである。
ちょっと分かりにくい小説の解説にもなっており、二重三重に得した気分だ。

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Posted by ブクログ 2014年08月20日

あのドストエフスキーが、死によって書き上げられなかった『カラマーゾフの兄弟』の続編!

原作を損なう事なく、そして、とても納得の行くものでした。
全ての謎が、「妹」をキーにして、きれいに納まる感じです。
普通に文学としてだけでなく、ミステリとしても、SFとしても、心理学としても楽しめました。
そうか...続きを読む

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Posted by ブクログ 2017年07月13日

カラマーゾフの兄弟を読んだことがあったので大丈夫かと思い読んでみたけど、
昔のことなのでほんっとーに大筋でしか憶えておらず、
もっと細かく憶えていたなら、数倍楽しめ、こんな解釈が!と思えたと思う。。。

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Posted by ブクログ 2016年06月03日

1606 ロシア古典カラマーゾフの兄弟のその後を描いた作品。兄弟の方は読んだ事無いが、本書だけも独立して読めました。前半が少々退屈でした。。。第58回江戸川乱歩賞受賞

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Posted by ブクログ 2015年10月23日

かの未完の大作の続編をミステリータッチで描いた野心作。誰が書いても批判を受ける作品を、あえて書いた作者に拍手。原著を知らずに読んでも理解できるような構成は、ありがたい。
しかしながら、、、ロシアが舞台の小説は、地名や人名がすんなり入ってこなくて辛い(^o^;A

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Posted by ブクログ 2014年10月16日

一応カラマーゾフの兄弟のアフターストーリーということのようである。「カラマーゾフの兄弟」の中でのヒョードル・カラマーゾフ殺害の犯人探しである。どうしても多重人格とかは、ドストエフスキーリスペクトかも知れないが、推理小説としては禁じ手であるように思える。なんとでもできるやないかと。

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Posted by ブクログ 2014年09月29日

「カラマーゾフの兄弟」のパロディ続編。書かれなかった二つ目の物語。
乱歩賞のSFミステリ作家だし気楽に読めればいいかな、程度だったせど意外と読み応えあった。
あくまでも楽しめるパロディとしてだけど。

巻末の鼎談にもあったけど、ドストエフスキーの作品はミステリではなく純文学だから、と誰もがスルーして...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年09月26日

フョードル殺しの真相も、アリョーシャの皇帝暗殺計画の部分も、上手くまとめられている。
著者が『カラマーゾフの兄弟』をよく読み込んでいることが分かる。

ただ、それは「読めるレベルにした」くらいの話。
『カラマーゾフの兄弟』の続編として本気で読むとひどいことになる。

アリョーシャやイワンの性格が変わ...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年09月13日

亀山郁夫さんの新訳が爆発的に流行ったときに読みたいと思い、舞台化やテレビ化されたものを見て更に原作に興味が出たものの、未だに読んでいない「カラマーゾフの兄弟」。お話の筋は知っているので、順番があべこべになることに抵抗感はあったけれど、この「続編」を読んでみることにした。
私の中で、人間の内面に迫る、...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年09月09日

自分は「カラマーゾフの兄弟」も ドストエフスキーの作品も読んだ事がない。
どんなものかと思ったが、旧ソビエトの人名は覚え辛かったが割りと面白く読めた。
ちょっとコスミズム辺りは違和感を感じるが、まあ良しとしよう。知っているという事が増えた一冊となったかな、、、
あ、あとやはり江戸川乱歩賞を受賞した作...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年09月06日

残念ながら原作は読んでいませんし、今後も読まないと思いますが、去年?カラマーゾフの兄弟の現代版をテレビドラマでやってましたよね。イワンは市原隼人だったな。ドミートリーは佐藤工でアリョーシャは林遣都。
それはさておき、原作を知らなくても推理小説として楽しめるなかなか面白い展開でした。トロヤノフスキーい...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年09月12日

世界文学史上もっとも有名な殺人事件の盲点を衝き、真犯人を明らかにしようという意欲作。原作では錯乱したまま舞台から姿を消してしまったイワンが犯罪捜査官として帰還するという設定からして、わくわくさせるには十分。ミステリーとしての面白さだけでなく、原作の世界観もきちんと踏まえたうえ、ファンタジー・SFの高...続きを読む

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Posted by ブクログ 2014年08月30日

あのドストエフスキーの書き上げた大傑作、カラマーゾフの兄弟
その続編に挑戦するという勇気は賞賛に値したい。
絶対にどんなものを書き上げても文句を言う輩はいるのだから。

着眼点や原作への解釈はずば抜けていた。
だからこそ、この続編を書き上げることができたのだろうが。
恐れていては何も進まない。作家と...続きを読む

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