グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船

グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船

1,034円 (税込)

5pt

別の宇宙で生きる夏紀と登志夫。二人を繋ぐ巨大な飛行船とは?月と火星開発が進みながらWindows2021が発売されたばかりの夏紀の宇宙。そして登志夫の2021年では光量子コンピュータが異常を示す。

...続きを読む

詳しい情報を見る

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船 のユーザーレビュー

\ レビュー投稿でポイントプレゼント / ※購入済みの作品が対象となります
レビューを書く

感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    すこし不思議。夏というものは不思議なもので幻想などの作品が多くなるものである。「あの夏」の飛行戦、グラーフ・ツェッペリン号がキーとなり、二つの世界が交差する。量子力学的や途中仏教の話もあったりと世界に没入して一気読み。

    0
    2025年06月28日

    Posted by ブクログ

    土浦には子どもの頃に行ったことがある。30年くらい前に筑波に行くことが多かった時には土浦を通って行ったけど、読みながら思い出そうとしていたのは子どもの頃の記憶。この本の主人公の一人、トシオもそんな風に土浦を訪れる。一ヶ所だけ、私の記憶に重なる部分があって驚いたのだけれど、もちろん物語そのものは私に関

    0
    2025年01月22日

    Posted by ブクログ

     青春小説でSF。「SFが読みたい! 2024年度版」ベストSF2023国内編第1位の作品。

     以前から読みたいと思っていたのだが、なぜか踏ん切り(?)がつかずズルズルと積読状態だった。パラレルワールド物で、しかもガールミーツボーイ物だ。夏紀と登志夫、やはりラストは切ない。

     そのうちアニメにな

    0
    2024年03月13日

    Posted by ブクログ

    この表紙だけを見て面白そうと思った人を跳ね飛ばしそうな「パラレル」「史実」「茨城SF」
    宇宙開発が進んだ2021年、インターネットが実用化されたばかりの夏紀と
    量子コンピュータが実現している2021年、宇宙開発は発展途上の登志夫
    2人の共通点は子供の頃に飛行船グラーフツェッペリンを見た記憶があること

    0
    2025年11月14日

    Posted by ブクログ

    さらっと読める青春SF……なんだけど、エンタメではない。エンタメの皮被った私小説、純文学寄りだ。後書きまで読むと、より尚更。
    二つ別々の世界を生きる女の子と男の子。グラーフ・ツェッペリン号を中心に、茨城は土浦を舞台に繰り広げられるひと夏。ハードSFでも、単なる青春SFともエンタメとも違う、この独特な

    0
    2024年01月21日

    Posted by ブクログ

    ベストSF 2023に選ばれ手にとったものの積んだままになっており、ようやく読むことができました。同じ時代を生きているはずなのに、どこか微妙に異なる世界にいる男女2人が互いに干渉しあっていく様子は、どこか「君の名は」に近い雰囲気があり、中盤までは先の展開が気になりすぎてページを捲る手が止まらなかった

    0
    2024年08月30日

    Posted by ブクログ

    まさかの、茨城県土浦SF。
    のっけから、知った地名がバンバン出て来てビビったが、著者がここの出身らしい。

    表紙の感じから、「君の名は」かよと思ってしまったが、まあ、そんな感じかもしれない。

    今、日本のSFってこんな感じなの?
    科学の最先端ワンアイデアと、設定がそのまま構成になって作品になるみたい

    0
    2024年01月25日

    Posted by ブクログ

    所謂パラレルワールド・ラブストーリー。しかも主人公は十代の少年少女と来れば、アニメっぽい話だなあと思ってしまうのは仕方がない。パラレルワールドの描写は歴史改変された近現代の日本を思わせるもので、この辺は作者さんの得意とするところ。とはいえ如何にも面白そうなネタが途中でぶった切られるようにして終ってし

    0
    2023年08月25日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    女子高生の夏紀と大学生の登志夫(年齢は夏紀と同じ)は異なる宇宙(並行世界)にいる。土浦に到着する飛行船グラーフ・ツェッペリンを介して出会う。この二人は量子の性質である情報のあるなしが同時に存在しているのと同様な存在である。この二人の関係は恋人になるものではなく、恋人でもあり兄弟でもあり本人でもあるよ

    0
    2023年09月24日

    Posted by ブクログ

    ネタバレ

    こういった話に趣を感じるのは、やはり人間が過去から現在、未来へ流れていく『時間』の中に意味を見出す生き物だからなのだろうか?
    『時間』は、人間の経験のなかでも取り戻したいと切望しても叶わない儚さがあるのに対して(青春)、サイエンス的にそもそも時間とはなんだろうか?存在しているのか?『流れる』ものなの

    0
    2025年09月03日

グラーフ・ツェッペリン あの夏の飛行船 の詳細情報

閲覧環境

  • 【閲覧できる環境】
  • ・ブックライブ for Windows PC(アプリ)
  • ・ブックライブ for iOS(アプリ)
  • ・ブックライブ for Android(アプリ)
  • ・ブックライブ PLUS for Android(アプリ)
  • ・ブラウザビューア

※アプリの閲覧環境は最新バージョンのものです。

この本をチェックした人は、こんな本もチェックしています

ハヤカワ文庫JA の最新刊

無料で読める SF・ファンタジー

SF・ファンタジー ランキング

高野史緒 のこれもおすすめ

同じジャンルの本を探す