確信犯

確信犯

704円 (税込)

3pt

3.3

かつて広島で起きた殺人事件の裁判で、被告人は真犯人であったにもかかわらず、無罪を勝ち取った。13年後、当時の裁判長が殺害され、事態は再び動き出す。事件の関係者たちが辿りつく衝撃の真実とは!?

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確信犯 のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ 2022年09月16日

    響子は答えずに歩み寄ると、無言で高遠の大きな背にもたれかかっていた。高遠は驚いた様子だったが振り向くことはなかった。わたし、何やってるんだろう……その思いが少しだけあった。 「正木くん、君は……」  高遠は初めてこちらを向いた。悲しそうな目をしている。やはり気づいていたのだ。だがそんなこと、責める理...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年05月23日

    裁判員制度など、現代の司法制度の課題や問題点にテーマを当てた社会派ミステリー。

    『このおっさんが父さんを殺したんだ!』
    広島で起きた殺人事件、唯一の目撃者であるまだ幼い息子の悲痛の叫びも虚しく、被告人は無罪となった。

    14年後、当時の裁判で無罪を言い渡した元裁判長が、判決を誤ったとして、何者かに...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2023年01月21日

    裁判員制度、司法制度改革をテーマとした物語ですが、登場人物が多く、かつ、主人公が誰なのかよく分からなくなってしまった(笑)

    主人公なのかなと思っていた人が途中で殺されてしまい、え?っとなりました。
    広島を舞台にした物語ですが、マツダスタジアムとか、その必要性もよくわからん(笑)

    ストーリとしては...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2022年07月30日

    「確信犯」の言葉の意味、司法制度の問題点、人が人を裁く難しさ...。重めのテーマで、前半は読み進めるのがかったるい(良い意味で)。
    設定上、あぁそうなるよね、とある程度は想像できてしまうが、スカッとしないのが著者らしさでしょう。そう、本書はきっかけに過ぎないのだ。

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    Posted by ブクログ 2021年05月10日

    腹黒いやつばっかり。

    なかなか主語(行動を取ってる人)の名前が出てこないから、頭の中に映像が浮かんでくるまでに時間がかかる。

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    Posted by ブクログ 2021年02月18日

    中川幹夫  65歳、被告人、吉岡殺害で無罪判決
    吉岡政志  41歳、被害者、吉岡部品会社社長
    吉岡拓実  政志の息子、中川を目撃したと証言、10歳
    穂積直行  未特例判事補、30歳→43歳講師
    正木響子  特例判事補、30歳→43歳法テラス弁護士
    末永六郎  広島高裁判事、元裁判長、中川を無罪判決
    ...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2019年07月12日

    物語は、広島で起きた殺人事件の公判シーンから始まる。
    目撃者である被害者の息子の証言も空しく、被告人に無罪が言い渡される。
    14年後、無罪判決を言い渡した当時の裁判長が、判決は誤りだったと認めた後、何者かに殺されたことから事件が再び動き出す。
    切れ者の女性弁護士・正木響子、エリートコースには乗り損ね...続きを読む

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    Posted by ブクログ 2017年03月08日

    真犯人が死の間際に残した過去の罪の告白。
    だが、「一事不再理」によって二度と同じ事件で罪を問うことはできない。
    司法というものに正面から向き合おうとした物語だった。
    構成は悪くないと感じたけれど、登場人物がどうにも好きになれなかった。
    後半部分で中心となる高遠と穂積だけれど、いまひとつ深みがないよう...続きを読む

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