刑法的思考のすすめ~刑法を使って考えることの面白さを伝えたいんだよ!

刑法的思考のすすめ~刑法を使って考えることの面白さを伝えたいんだよ!

1,870円 (税込)

9pt

法を使って問題を解決していく、
論理的かつクリエイティブな<思考戦>を体験せよ!

ポップでエキサイティングな法学講座開講!

有罪か? 無罪か?
刑法の現場ではギリギリの思考戦が繰り広げられている。
「刑法的思考」とはその数多の思考戦の中から抽出された
ロジカルシンキングの結晶のようなもの。
物事を論理的に考え、批判的に検討し、多角的に分析する、
そのような思考の補助ツールとなってくれる。
本書では、実際の事件や事例から
刑法を使って考えることの面白さを熱量たっぷりにお伝えします!

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刑法的思考のすすめ~刑法を使って考えることの面白さを伝えたいんだよ! のユーザーレビュー

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感情タグBEST3

    Posted by ブクログ

    すごい。面白いのはもちろんだけどめちゃくちゃ勉強になった。こんなに丁寧に時間をかけて考えながら読んだ本は初めてかも。

    誰の目にも明らかな犯罪であれば話は早いんだけど、実際には微妙なものもある。

    人を殺した時の罪には2つあって 殺人罪と過失致死罪

    人間違えで殺してしまった時は 殺人罪なのか 過失

    0
    2024年07月16日

    Posted by ブクログ

    刑法の勉強はしたことなかったので、初めて知ることばかりだったが、実際にあった事件と類似するケースについて、どのように刑法を当てはめるかを教えてくれて、大変興味深く読み応えがあった。テレビで流れる裁判の結果で疑問に思うこともあるけど、判決を出す時には複雑な思考の末に出された結論なんだろう。正しいかは置

    0
    2024年04月03日

    Posted by ブクログ

    あくまでも法律は「手段」であって、それをどのように使うのかを刑法を題材に分かり易い言葉で解説した本。そして、どこか哲学チックなところがあり掴みにくい刑法の入門書(の手前の本かも)として、めちゃくちゃ読みやすく、理解しやすかった。
    特に、「法の論理を一貫させると、社会にとっての最適な状態が達成されない

    0
    2024年02月12日

    Posted by ブクログ

    論理的に考えられている刑法。様々な状況で刑法を使って考えて、この場合はどうなるのか、定義はどうするのかなど初めて刑法と向き合って面白かった!悩んだら刑法が何のために存在しているか考えることが大切。1つ思うのは、刑法と関わることのない人生を送りたいということ…。

    0
    2024年03月13日

    Posted by ブクログ

    刑法には全く縁がなかったが、人を罰するという点でとてもシビアに考えなければいけないことがわかった。
    誰にでも納得できる基準と根拠、罰した後の社会的な影響まで考慮しなければならない。多角的な視点、批判的な視点を織り交ぜながら理論を構築する刑法的な思考方法は仕事を行う上でもとても参考となった。
    本書は刑

    0
    2023年03月02日

    Posted by ブクログ

    刑法を通じて、法律的な考え方、法律がどう作られたかを理解できる一冊。

    早稲田大学とコラボした本らしく、法学部生の初学者向けの内容。法律に縁がない人が親しみをわくような平易さではないが、かじったことがある人にはいいと思う。

    縁がない人には、理不尽と感じるような判決の背景を知る機会になると感じた。そ

    0
    2023年01月13日

    Posted by ブクログ

    普通の刑法の入門書とは一味違って、実際に起こった事件などを用いたケーススタディ形式により、刑法を使って考えること=刑法的思考の面白さを伝えようという趣旨の本。
    本書を読み進めるのは法的な頭の体操という感じで、確かに刑法的思考の知的なエキサイティングさを感じられた。
    刑法を「使う」という解釈面だけでな

    0
    2023年01月06日

    Posted by ブクログ

    私たちは法治国家に暮らしている。さまざまな法律が制定されており、いわば社会・国家が決めたルールの中で暮らしている。その中の刑法について考えてみませんか?という本でした。刑法の具体的な条文と、今までの判例を元にした事例とを対比していろんな角度から法律の解釈について考察する。
    最後は死刑についても避けて

    0
    2022年12月03日

    Posted by ブクログ

    タイトルの通り刑法がテーマですが、非常に汎用性のある内容になっている本だと思います。
    例えば「故意」と「過失」の違いの線引きといったテーマを取り上げて、論理的に矛盾がないか、根拠は明確か、抜け穴になるケースはないかといった多角的な視点から、かつ丁寧なプロセスを経て議論か進められます。
    この本書のアプ

    0
    2022年07月24日

    Posted by ブクログ

    学問や実務として踏破するのはたいそう骨が折れるに違いないが、刑法というものの基底に確かに存在する思考形態に触れておくことで、万能たる法は存在しない条件の元でコミュニティの規律や権利を保全するために刑法がいかに組まれているか、というままらなない故の面白さが表題の通り感じられた。

    0
    2022年07月15日

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