国境作品一覧
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4.2敵国の厳格な公爵騎士×ひたむきな令嬢の国境を越える極上ラブ・ロマンス! 辺境伯令嬢のシャーリーは家族から虐げられる日々。ついには義理の妹に殺されそうになり、敵対している隣国に踏み入ってしまう。「極悪残忍と噂の敵国、容易には帰してもらえない。それに…帰る場所もない」途方に暮れていると敵国の公爵騎士・オリバーとの婚約を提案されて!? (C)青季 ふゆ (C)ネコピ・ザ・キャット/フレックスコミックス
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3.7スケッチブックに、世界中のあらゆるものを記録するのが趣味なエルフ、エコー。彼女は、魔王復活の予兆を受けて選ばれた勇者だった! しかし、そんなシリアスな使命はどこ吹く風、エコーは嬉々として各地の風土やモンスターを記録しながら、諸国を気ままに旅していく。そんな中、全身鎧の謎の戦士、ドーベルと出会う。二人の出会いは、更なる驚きと発見に満ちた冒険の始まりだった──!
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4.8鉄道漫画の旗手・池田邦彦が挑む新境地!! 『カレチ』『甲組の徹』『グランドステーション』など、 数多くの鉄道漫画を生み出してきた池田邦彦が 新たに挑むのは「仮想戦後活劇」! 物語の舞台は、太平洋戦争末期に本土決戦を経て 「1946年1月」に敗戦を迎えた日本。 ソ連を含む各国軍によって分割占領された日本は、 やがて「日本民主共和国」と「日本国」として独立。 それぞれが東西陣営に属する国家となり、 列島には鉄のカーテンが降ろされることとなる。 両国の境界には強固な壁が建設され、 国境の街となった東京は東西に分断されてしまう。 1962年の東トウキョウ。 押上で暮らす19歳の杉浦エミーリャは 十月革命駅(旧上野駅)の人民食堂で働く女性。 その彼女が持つもうひとつの顔、 それは東から西へ人々を逃がす脱出請負人としての顔。 若くして危険な橋を渡る彼女を待つ未来は果たして!? “可能性としての東京”を舞台に、 壁の街で自分の道を模索する人々の物語、ここに開幕。
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3.8これが「脱北」だ! 豆満江を渡って平然と南北を行き来する、飢えた子供たち。ハンディカム片手に北へ潜入する不思議な男――「母国」北朝鮮から指名手配を受けながらも取材活動を続ける在日ジャーナリストが、「脱北の町」で見た真実とは? どこか緩くて滑稽な、それでいてリアルで哀しい、初めて登場した等身大の北朝鮮・脱北ルポ!
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4.0イーロン・マスクが「月の大統領」就任を宣言したらどうなるのか。 「気候変動」による海や河川の変化は「境界線」を移動させるのか。 「スマートボーダー」は収益性の高い国境ビジネスを生み出すのか。 「新型コロナ」は「資源の争奪戦」を加速させるのか。 人新世で激化する「国境紛争」に地政学研究の第一人者が迫る。 現代における国境の意味とは何か。 国境はどのように作られてきたのか。 市民と政府にとって国境の意味とは? 世界各地における従来型国境紛争から気候変動、南極、宇宙、サイバー空間、感染症をめぐる新しい国境紛争まで、世界中で想定される地政学的対立について、政治的な過去や外交面から見た未来を考察する。 日本についても、米中の地政学的対立が増す中で、対韓国、中国、ロシアの国境問題から、日本の防衛力強化と宇宙大国戦略についても触れられている。 〈気候変動が焦眉の急となり、新型コロナウイルスのパンデミックが発生したこの新時代においては、国境閉鎖や戦争の可能性がますます高まっている。国家や地域社会が、「ウイルス性の他者」や「見えない敵」から自らを隔離しつつ、競争上の優位を得ることを望むからだ〉(「序章」より)
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4.3米国とメキシコを隔てる3200キロの国境に世界中の移民が集まっている。中南米のみならず、アジア、アフリカからもやって来るのはなぜか? 麻薬組織が支配する砂漠、猛獣が棲むジャングルを越えて向かう理由の中に、私たちが知るべき世界の真実がある。2019年度ボーン・上田記念国際記者賞受賞の迫真ルポルタージュ。
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3.0※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 旧ユーゴスラヴィア(現セルビア)に生まれ、子供の頃から実際に書き換えられる国境や境界線を目の当たりにしてきた生粋の境界マニアによる、複雑で普通ではない、人間が引いた国境・境界を集めた世界地図集。飛地や複雑な境界線の見せ方に工夫を凝らしたカラー主題図と、簡にして要を得た解説で、世界各地約50か所の国境や境界を紹介。地理学・地図学はもちろん、現代の世界を知るうえで有益な知識や視点に満ちた異色の地図集。
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4.8ポーランド、ドイツ、イスラエル、日本、韓国―― 犠牲者なのか、加害者なのか? その疑問から記憶を巡る旅が始まった! 韓国の各メディアが絶賛した話題作、待望の翻訳! *** 2007年1月18日朝、新聞を広げた私は首をひねった。購読する進歩系と保守系の新聞どちらも、『ヨーコの物語』(邦訳:『竹林はるか遠く:日本人少女ヨーコの戦争体験記』を批判する記事が文化面トップを飾っていたのだ。どうということのない本のように思えたが、驚くほど大きな記事だった。 韓国メディアの激しい批判は、「韓国民族イコール被害者」「日本民族イコール加害者」という二分法が揺さぶられたことへの当惑を表すものだったのだろう。避難する日本人女性を脅し、強姦する加害者という韓国人のイメージが日本の植民地支配に免罪符を与え、歴史を歪曲するという憂慮が行間から読み取れた。 その心情は理解できるものの、その二分法が常に正しいわけではない。韓国が日本の植民地主義の被害者だったというのは民族という構図でなら正しいが、個人のレベルでは朝鮮人が加害者に、日本人が被害者になる場合もある。個々人の具体的な行為ではなく、集団的所属によって加害者と被害者を分ける韓国メディアの報道は、「集合的有罪」と「集合的無罪」に対するハンナ・アーレントの批判を想起させた。 それ以上に興味深かったのは、論争の火が遠く離れた米国で広がったことだ。米国で6~8年生向け推薦図書リストにこの本が入り、ボストンとニューヨークに住む韓国系の保護者たちが2006年9月に異議を唱え始めたのが始まりだった。 『ヨーコ物語』騒動を見ながら、私はドイツとポーランド、イスラエルの記憶の戦争を思い出し、「犠牲者意識ナショナリズム」という概念を思いついた。 (はじめにより) *** 【犠牲者意識ナショナリズム】 植民地主義や二度の世界大戦、ジェノサイドで犠牲となった歴史的記憶を後の世代が継承して自分たちを悲劇の犠牲者だとみなし、道徳的・政治的な自己正当化を図るナショナリズム。グローバル化した世界で出会った各民族の記憶は、互いを参照しながら、犠牲の大きさを競い、絡み合う。記憶が引き起こす歴史認識紛争がいま、世界各地で激しさを増している。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 国際関係における思想・理論から先端科学・技術ガバナンスのようなニューフロンティアまで,幅広い分野にわたり政治と法を架橋する視座から,今あらためてグローバル秩序の本質を問う.現代はグローバリゼーションや科学・技術の発展によって,時間の中で積み重ねられてきた人間社会の価値観が揺らぎ,国際関係の支柱である主権概念にまで変化が生じている.そのような状況のなか,本書はこれまでグローバル秩序がどのように現れ,機能してきたのか,また,どのような主体が秩序を形成し,そして,現代ではそれらにどのような変化が起こっているのかを国際政治学・国際関係法学を架橋する視座から検討する.
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-2016年米大統領として初の広島訪問を果たしたオバマ氏との抱擁で知られる森重昭氏は8歳で被爆。一命を取り留めた。会社勤めをしながら、原爆投下時、米兵捕虜12人が被爆死した事実を知り、その遺族を突き止めた。核の前に「敵も味方もない」との一心から遺族探しと慰霊に捧げた半生を妻・佳代子氏とともに語り尽くす。
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5.0難民、パンデミック、気候変動……すべては国境問題につながる。人類にとって「国境」とは何か。古代の戦跡から、パレスチナ、トランプの壁、解ける氷河まで、歴史的転換点の現場で考える。 侵攻、移民、 パンデミック、気候変動…… すべてはここにつながる 「境界線」は いかに世界を 動かしてきたのか―― 歴史的瞬間の現場を めぐるドキュメント。 [メディア絶賛!] 「歴史、旅行記、ルポルタージュを駆使した野心的な探究」 ――米ニューヨーク・タイムズ紙 「過去・現在の国境での抒情的な旅」 ――米ワシントン・ポスト紙 「豊穣なエッセイで綴られた旅行記」 ――英ガーディアン紙 ●本文より 「本書を執筆する過程で、私は昔からある国境も新しい境界線も探して旅をした。(中略)私の目論見は、これら現代の旅だけでなく、過去の旅や、そこでの会話や、物語を使って、国境とは何かを理解しようと試みることだ。境界がいかにつくられ、つねに動き、どう曲げられ、断ち切られる一方となっているかを」 ●原題 THE EDGE OF THE PLAIN: How Borders Make and Break Our World(2022年刊)
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4.0鬼才パラジャーノフの弟子が、平和を求めて日本から世界の紛争地に芸術の種を蒔く! 「私は、1964年に内戦の国コロンビアに生まれた。映画を学ぶためにソ連にわたりパラジャーノフ監督に出会った。彼と彼の作品は、私に民族と宗教の問題への洞察力、芸術は国境を超えるという真理、そして子どもの芸術の尊重を教えてくれた。また、ソ連はイデオロギーの終焉とそれによってナショナリズムが再現されていく過程を見せてくれた。そして、私が『平和の秘訣』を求めてやって来た日本は、平和とはなにかということをあらためて考えさせてくれた。本書は、そんな私の経験をベースに、世界で起こっている紛争について、そしてその紛争の被害者へのNGO『国境なきアーティストたち』の活動についてまとめたものである」(本文より)
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4.2劣等生だった著者は「国境なき医師団」で、難民救助の活動に助産師として八回参加。貧困、病気、女性の地位の低さ、レイプなど、難民の現実は厳しい! でも、必ずまた参加したくなる。この不思議な魅力をぜひ伝えたい。日本と世界の見方が変わるはず。
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4.1ヤマザキマリの名言満載、体験的人生論! 14歳で1か月間、欧州を一人旅。17歳でイタリアに留学し、どん底のビンボー生活も経験。様々な艱難辛苦を経験しながらも、明るく強く生きてこられたのは、本と旅、人との出会いのおかげでした! この新書に登場する本は、三島由紀夫に安部公房、『百年の孤独』のマルケスに、『蜘蛛女のキス』のブイグ、漫画界からは手塚治虫に藤子・F・不二雄、つげ義春に高野文子など。 旅は、欧州一人旅に始まって、キューバ、ブラジル、ヴェトナム、沖縄、地獄谷のサルの温泉などが登場。 膨大な読書経験と、旅の記憶、強烈な半生に支えられたヤマザキマリの人生論は強くて熱い! 本書に登場する、ヤマザキマリの名言をさわりだけ紹介します(一部、要約しています)。 「ガンガン傷ついて、落ち込んで、転んでは立ち上がっていると、かさぶたは厚くなる。その分、たくましくなる」 「他人の目に映る自分は、自分ではない」 面白くて、勇気が湧き出る体験的人生論です!
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-せっかくこの地球上に生を受けたのだから、旅してみないわけにはいかない 24歳のときに2年余り務めた会社を辞め、アメリカで働き始めた著者。その後、北米、中米、南米、欧州、中近東、アジアなど四十ヶ国・地域を旅した。それは、寄り道のない一直線の人生に疑問を感じたからであった。 インドとの国境から移動するときに寒いトラックの荷台から見た、幻想的なヒマラヤの夜明け。街中がサンバのリズムに包まれ、一晩中踊り明かすリオ・デ・ジャネイロのカーニバル。 日本を飛び出して、地球にはあまりに多様な人、文化に溢れていることを知った。地球に生まれたからには、知っておかなくてはもったいない。そんな体験をつめ込んだ一冊。 〈著者紹介〉 松原悟朗(まつばら・ごろう)一九四七年に鹿児島県に生まれる。都市計画コンサルタント。技術士(都市及び地方計画)。株式会社 国際開発コンサルタント代表取締役社長、 一般社団法人 都市計画コンサルタント協会会長、早稲田大学非常勤講師などを歴任。都市計画・まちづくりに係わる著書、論文、講演多数。二〇〇八年度土木学会デザイン賞優秀賞受賞。二〇一五年国土交通大臣表彰(建設事業関係功労都市計画事業関係)
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3.5「何があっても日本以外の国の代表になるわけにはいかないと思った」。かつてリーチマイケルはそう語った。ラグビーは、代表選手の国籍を問わない。居住年数など一定の条件を満たせば、国籍と異なる国の代表としてプレーできる。多様なルーツを持つ選手たちは、なぜ「日本代表」となることを選んだのか。 最初期の留学生として来日したノフォムリ・タウモエフォラウやラトゥ志南利、ニールソン武蓮傳。外国人初の代表キャプテンとなったアンドリュー・マコーミック。日本の生活・文化に魅せられたというトンプソンルーク。成績優秀ゆえに留学生に選ばれ、ラグビーに関してはほぼ素人で来日したホラニ龍コリニアシ。韓国代表を断って日本代表を目指した金喆元。日本代表が憧れだったという具智元。そして、日本の高校・大学で受けた恩をラグビーで返したいと言ったリーチマイケル……。さまざまな選手がさまざまな背景を背負って、日本代表チームに集ってきた。 異文化の地で道を拓いた外国人選手たち、そして彼らを受け入れたチームメイトと関係者の奮闘があってこそ、今の日本代表がある。その歴史は、多様な人々との共生をさぐる日本社会とも重なってみえる。それぞれのライフヒストリーと、秘められた熱い思いをたどる
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4.3自らの殻を破る50冊! 本書は一般的な意味でのブックガイドとは異なる。 本書は、日本最大の公的国際交流機関である、国際交流基金の職員が、自分たちの「愛読書」を取り上げ、それらを通じて、国際文化交流に懸ける自らの思いを語っている。 今、世界は著しく変化している。 ウクライナ戦争やコロナ禍、新冷戦はじめ、国際社会において対立が深まり、人類が悲惨な戦争の教訓から得た国際協調の精神が大きく揺らいでいる。 そもそも、グローバリゼーションの時代にあって国境を越えることが容易になったと考えられていたが、私たちは本当に〈越境〉していたのだろうか? ただ、自己の意識を肥大化させていただけではないのか? はたして他者と出会っていたのか? これが本書の問題関心である。 加速し続ける現代社会において、私たちは立ち止まって、じっくり考えることができなくなっている。 しかし、複雑化し続ける今の社会において本当に求められているのは、より長いスパンで社会を見通す目ではないだろうか。 「書評=ブックガイド」という方法を取ることで、こうしたより根源的な問いにアプローチすることができる。国境を越えて生きるための50冊!
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-テレビ朝日『激レアさんを連れてきた。』への出演で話題となった気鋭の研究者が、もっともわかりやすい安全保障の例として「三匹の子ぶた」を用い、非軍事的な7つのテーマに分けてほぼ専門用語抜きで解説! 国境を守るには、軍事力以外にも目を向ける必要がある―― 専門用語が多すぎたり、戦争のイメージと結びつきやすい「安全保障」という単語。 たしかに、安全保障とは「国家が脅威をもたらす敵から領土・国民を守る」ことであり、戦争が身近ではない日本人にとっては、関係ないと思ってしまうでしょう。 しかし、「戦争が身近ではない」ことと「安全保障が身近ではない」ことはイコールの関係ではありません。 なぜなら、脅威とは軍事力だけではなく、 エネルギー、経済、文化 なども含まれるからです。 令和も戦争のない時代にするために、すべての日本人が考えるべきトピックが詰まった一冊です。 【著者プロフィール】 加藤ジェームズ (かとう じぇーむず) 1978年東京都生まれ、ロサンゼルス育ち。高校卒業後日本に帰国し、横浜国立大学卒業、東京大学大学院学際情報学府博士課程単位取得退学。国際安全保障メディアの観点から研究している。 2003年には修士論文「米国の潰州観」で東洋英和女学院大学長野賞を受賞。 2006年に産経新聞社「私の正論」で第二回年間賞を受賞。 著書に『教科書から読み解く日本の未来』、『日本人が知らない日本の安全保障』(ともにマイナビ新書)など。
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-え……なんでこんなところに県境が?国境が?境界線とは、歴史ミステリーの宝庫である!・毎年、綱引きで県境を決めている県・県境をまたぎながら参拝できる神社とは?・厚木にないのに”厚木基地”?・寝返りで国境を越えられるホテル・ベルリンの壁は、”勘違い”で崩壊した!?・一人の男が勝手に作った独立国家日本地図、世界地図をよくよく眺めてみると……そこには、なんとも不思議な県境、国境、飛び地、さらには謎の「自称独立国家」まであるんです!「こんなところに境界線があるの!?」その理由や事の発端となった歴史的背景を、図版や写真とともにわかりやすく解説!「へえ~」がとまらない至極の一冊。すぐに誰かに話したくなる、県境・国境・飛び地に関するおもしろ雑学がここに集結!!
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 アフガン内戦、湾岸戦争、メキシコ・インド大地震-日本における「国際緊急援助隊」の第一号となった医師が、大災害に見舞われた世界各地の人びとと向かい合い、その救助活動に尽力した十七年間の汗と涙の体験記。
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5.0斎藤家の執事・八木進右エ門の元に、海を越えて執事見習いとしてやってきたミュンスは、進右エ門にのせられて『執事ポイント』を貯めることに!? 日本かぶれのヤンキー執事が奮闘する勢い系☆執事コメディ!!
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-「飛んでイスタンブール」の大ヒットで、その名を知られるようになった庄野真代。 来年で、歌手生活35周年を迎える庄野真代には、もう一つの素顔がある。 それは、10年前から続けているボランティアだ。 その名は、「国境なき楽団」。 病院や施設にいる人たちに音楽を届ける訪問コンサートをはじめ、家庭で眠っている楽器を途上国の子どもたちに届ける活動、9・11をきっかけにニューヨークで始まった「セプテンバーコンサート」の日本主催者など、音楽を通したボランティア活動を続けている。 ヒット曲に恵まれ、歌手として波にのっている真っ最中に、突然休業宣言をして世界一周の旅に出かけた25歳のときから、やりたいこと、自分にできることを一つずつ実現させてきた庄野真代の生き方と、「国境なき楽団」の取り組みについて綴った一冊。
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-※この商品はタブレットなど大きいディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字だけを拡大することや、文字列のハイライト、検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。 豪雪が削り出し、研ぎ上げた個性的な山々が連なる上越・信越国境。 長野・群馬・新潟の県境周辺は百名山級の有名山岳だけでなく、 知る人ぞ知る隠れた名山も多く、古くから登山者に愛されてきました。 信越国境の山村に暮らす写真家がこれらの山々「国境山脈」をめぐり、 その表情を写真とエッセイにまとめました。 これら上越・信越の国境に連なる山々を旅するためのコースガイドも紹介しています。 ●掲載している山 谷川連峰 馬蹄形縦走・主脈縦走/平標山~仙ノ倉山/三国峠~稲包山/ 三坂峠~白砂山/大源太山/巻機山/平ヶ岳/金城山/荒沢岳/ 越後三山/丹後山~中ノ岳/佐武流山~苗場山/苗場山~小松原湿原/ 白砂山/鳥甲山/信越トレイル/鍋倉山・斑尾山/菱ヶ岳/戸隠山/ 高妻山/黒姫山/飯縄山/堂津岳/妙高山~火打山/焼山/雨飾山/ 海谷駒ヶ岳/明星山/権現岳~鉾ヶ岳
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-今も戦後が終わらない北方領土、見ることのできない島・沖ノ鳥島、民族的聖地となった竹島、上陸を禁じられ政治的秘境となった尖閣諸島。そこには、国境で暮らす人、かつて暮らしていた人、国境を守ろうと運動する人、取り返そうと運動する人がいた。僕たちは、この国のリアル(真の姿)をどこまで知っているのだろうか? 国境問題の現状と、戦争や政治によって膨張し収縮する国境問題に振り回されている人々を描くノンフィクション。 文庫刊行時に追加された尖閣諸島へのルポ(2012年)および、文庫化の際に削除された「硫黄島」と「小笠原諸島」の章を復活して収録。さらに資料写真もカラーにして再収録した完全版。 プロローグ……膨張と収縮のヒストリー 一 北方領土I……渡航を禁じられた島 二 沖ノ鳥島……国家が守る見えない島 三 竹島I……民族的聖地への上陸記 四 対馬……隣国と向き合う交流の島 五 硫黄島……国家に裏切られた島 六 小笠原諸島……日米の間で揺れ続けた島 七 与那国島……国境の手前でもがく島 八 竹島II……奪われた島をめぐる記憶 九 北方領土II……歴史が止まったままの島 十 尖閣諸島……政治的な秘境となった島 エピローグ……日本の中心から遠く離れて ●西牟田靖(にしむた・やすし) 1970年、大阪府生まれ。神戸学院大学法学部卒業。就職し8ヵ月間IT企業で働いたあと、地球一周の船旅を体験。以降、ライターとしての道を歩む。近年は骨太なノンフィクション作品に取り組んでいる。著書に『本で床は抜けるのか』(本の雑誌社)、『わが子に会えない 離婚後に漂流する父親たち』(PHP研究所)『ニッポンの穴紀行 近代史を彩る光と影』(光文社)、『ニッポンの国境』(光文社)など。
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4.0尖閣事件は決して突発的に起こったものではない。日本の国力低下に比例するかのように領土・領海を巡る攻防は近年激しさを増している。“海上の国境”を巡る日本、中国、台湾、韓国、北朝鮮、ロシアそれぞれの思惑と攻防を描き、日本の選ぶべき道を提言する。 2001年12月、冬の日本海に北朝鮮不審船が出現。海上保安庁は戦後50余年の禁を破り、初めて“敵性艦”に対して発砲、交戦状態となりました。以来10年、日本の海を巡る情勢は大きく動きました。尖閣諸島、竹島、北方領土といった領土と周辺領海は、常に一触即発の状況下にありますが、""海の上の国境""は一般の人々の目に触れることもなく、それを巡る攻防もまた、これまであまり多くは語られてきませんでした。領海を入れれば世界第6位の面積を誇る海洋国家日本の全容と、“海の上の国境”を巡る周辺諸国の利権とプライド。先見無き日本政治の迷走と、各国のしたたかな戦略。尖閣問題でマスコミから引っ張りだことなった著者が、これまで知られることのなかったさまざまな現実と、海洋国家として日本が取るべき戦略などについて、すべてを語っています。
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-第1章 「領土」、「領海」、そして「国境」ってなに? ◎日本の領土の輪郭は? ◎日本の東西南北の端はどうなっているのか? 第2章 尖閣諸島とは、どんなところか?中国が奪いに来る、その狙いとは? ◎中国は、いつから尖閣を中国領と言い出したのか? ◎日中国境戦争の行方はどうなるのか? 第3章 韓国って、どんな島?韓国とどんな攻防があるのか? ◎サンフランシスコ平和条約で竹島はどうなった? ◎韓国人が「独島はわが領土」と叫ぶ本当の理由は? 第4章 「北方領土問題」とは何か?ロシアとの間で、解決の糸口はあるのか? ◎「北方4島は日本の領土」とロシアも認めていた? ◎ロシアは何を根拠に北方4島を占拠しているのか? 第5章 日本の海を守り、日本人の生活を守る ◎領土問題を法的に解決する国際機関はないのか?
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5.0尖閣から日本漁船が消える日。 最前線では毎日なにが起きているのか? 漁業から日中台の国境紛争の現実が見える。 現地調査を続ける漁業経済学者による、渾身の論考! 漁業は国際情勢を映し出す鏡だ。 尖閣諸島での「唯一の経済活動」、それが漁業である。 海の上に線は引けない。漁業活動は食糧安全保障に直結しているばかりか国土維持活動ともなっている。 日本の排他的経済水域(EEZ)は世界有数とされているが、実は東シナ海では関係国と相互承認している日本のEEZはほとんどない。 東シナ海だけではない。日本海でも、オホーツク海でも水域の画定はされていないのだ。 尖閣諸島水域を中心に東シナ海の操業は中国、台湾に席巻されてままならず、そもそもインドネシア人に日本の漁業界は既に人材も依存してしまっている。 なぜ危機的な状況に陥ったのか? 日々の食卓の裏にある国境産業の現実を赤裸々に描く! ■国境産業は国家の化粧、国力を測るリトマス試験紙である ■日本漁船団は排他的経済水域すら失いかねない ■遠洋漁業は「流動的国土」。中国は遠洋強国となった ■日本は台湾に尖閣諸島の排他的経済水域を明け渡した ■東シナ海には二〇〇カイリ時代は到来しなかった ■外国人船員が国境の最前線に立っている ■外国人依存が日本漁業の思考停止を加速させた ■華僑・華人の漁業は南洋で拡大している ■日本漁業国有化論という問題提起 【目次】 まえがき 東シナ海での出会い 序章 日本の生命線 第一章 追いつめられる東シナ海漁業 第二章 東シナ海で増す中国・台湾の存在感 第三章 東シナ海に埋め込まれた時限爆弾 第四章 日本人が消える海 第五章 軍事化する海での漁業 終章 日本漁業国有化論 あとがき――さまよう小舟 主要参考文献
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-1991年春、イギリスとフランスをつなぐ海底トンネル「ドーバー海峡鉄道トンネル」が貫通した。ヨーロッパを陸続きにする、ナポレオン以来の壮大な夢を実現させたのは、「鉄のモグラ」といわれる巨大なトンネル掘削機だった。最難関といわれたのはフランス側の海底部。軟弱な地盤と無数の断層、高い水圧の中、16キロを僅か3年で掘り抜くという前代未聞の計画だった。挑んだのは川崎重工の技術者。世界中で最も難しいといわれる日本の地下を掘りつづけてきた男達だった。リーダーの宇賀克夫は、100人の技術者を総動員して最先端技術を駆使したマシーンを完成させる。しかし海底での工事は想像をはるかに超えるものだった。チョーク層と呼ばれる独特な地盤との闘い。予期せぬカッターヘッドの亀裂事故。そして文化の違いから生まれるフランス人技術者との葛藤。メンバーは、不眠不休でマシーンの改良を重ね、フランス人に粘り強く技術指導を続ける。チームワークで「世界最強のモグラ」へと生まれ変わったマシンは、工期をはるかに上回る驚異的な速さでプロジェクトを成功へと導く。ヨーロッパの夢をかけた世紀の大工事を成し遂げた日本人技術者の意地と執念のドラマを描く。
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-携帯電話、モバイルコンピューター。急速に進行するIT革命になくてはならない装置がある。省エネルギーで、軽量 。夢のディスプレイ装置「液晶」である。 世界で初めて、「液晶」の実用化に成功したのは、シャープの研究所で、日の当たらない場所にいた技術者たち。 リーダーの和田富夫はかつて、壁掛けテレビの開発にたずさわり、挫折。管理部門に回されていた。偶然、テレビで実験段階の液晶を見た和田は上司に開発を進言。しかし、プロジェクトに集まったのは、同じように開発に失敗した技術者と何も知らない新入社員たちだった。 和田は、メンバーを鼓舞し、アメリカの大手企業も実用化をあきらめた「液晶表示装置」の開発に打ち込む。そして、1万回を超える執念の実験の末に、電卓の表示装置として、世界で初めて「液晶ディスプレイ」の実用化に成功する。 番組は、サラリーマン人生をかけて開発に打ち込んだ技術者たちの執念のドラマを描く。
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-カンボジアの首都プノンペンに、人々からこよなく愛されている一つの巨大な橋がある。 通称、日本橋。1994年、日本の援助で作られたこの橋の完成で、ずたずたになっていたカンボジアの大動脈が復活、地元の人々にこれほど喜ばれた支援はないといわれる。 湾岸戦争の際、国際貢献の拙さで、非難の集中砲火を浴びた日本が、その汚名をすすぐために、全力を注いだカンボジアの復興支援。その最初のプロジェクトが、日本橋の建設だった。 日本の名誉を回復するため、命を賭けて戦場に巨大な橋を作った日本人技術者たちの知られざるドラマ。 大河の中に橋脚を築くために、戦火の続くカンボジアに乗り込んだ大林組の技術者の苦闘。 仕事を引きうけたのは、アジアの途上国ばかりを回ってきた技術者、40歳の田辺勝義だった。しかし、勇躍乗り込んだカンボジアは、銃声が響く、本物の戦場。内戦で技術者は殺され、作業員すらいなかった。 そこに、雇って欲しいとやってきたのが、元工兵部隊の兵士たち。壊すことには長けていても、ものを「作る」ことを知らないカンボジア兵士に、田辺は一から技術を教え始める。 文化の違いから、頻発する衝突。深まる亀裂。かつて難民として日本に逃れたカンボジア人通訳が懸命に溝を埋めようと走り回り、両者は次第に心を許しあうようになる。しかし、その途上、ポルポト派による、日本橋への攻撃予告が流れた。戦火が迫り、プロジェクトは中止の危機に立つ。
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-日本と中国、かつて戦火を交えた両国が、国境を超えて協力しあった壮大なプロジェクトがある。戦争の悲劇の象徴と言われた『中国残留孤児』の身元捜しのプロジェクトである。史上例のない、日中協力の一大プロジェクトのドラマ。 昭和48年3月。壮大なプロジェクトの発端となる会が生まれた。『日中友好手をつなぐ会』。それは、一人の男の執念が生み出したものだった。長野県阿智村で寺を営む住職、山本慈昭、73歳。昭和20年5月、最後の満蒙開拓団の教員として、満州に赴いた男である。敗戦の混乱の中、山本はシベリアに抑留、妻と二人の娘は、極寒の満州で亡くなった。330人の開拓団のうち、生きて日本に帰ったのは、わずか42人だった。昭和44年夏、山本は驚くべき事実を知る。中国で死んだと聞かされていた娘の啓江は、中国人に預けてきた、生きているかもしれないというのである。山本は、一人、中国に残された娘を捜し始めた。 孤軍奮闘する山本の周りには、同じ思いの32人が集まった。『日中友好手をつなぐ会』の誕生だった。しかし、時の中国は文化大革命の真っ只中。孤児たちと自由に連絡を取り合うことも出来なかった。しかし、会のメンバーたちは、執念で孤児捜しへの闘いを続けていく。そして、その執念は、最後、感動の奇跡を呼び込むことになった。
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-現在、世界一低い新生児死亡率を誇る日本。世界で最も安全に出産できる国である。 しかし僅か40年ほど前まで、出産は、赤ん坊にとって人生最大の危機だった。 産婦人科医は母胎に関する知識しかなかった。小児科医は生後一ヶ月以降の赤ん坊しか診られなかった。生まれた直後の新生児専門の医者はいなかった。そのため、30人に1人が出産時に死亡した。生まれ出ても、難産の影響で、脳性麻痺などの身体障害になる者も多かった。 「子供の危機を救いたい」。立ち上がったのが、京都府立医科大学教授の小児科医・三宅廉だった。 三宅はまず、出産に立ち会わせてほしいと訴えたが、産婦人科の領域と断られた。縦割り医療の限界を感じた三宅は、47歳で大学を辞職。昭和31年、ひとりの若い産婦人科医、椿四方介を引き連れて、神戸市内に小さな診療所、パルモア病院を設立した。 しかし日本初の新生児医療は困難の連続だった。どれくらいの量の薬を与えて良いのか。どんな注射をすればいいのか。刺激の少ない人工呼吸の方法は・・・。分からないことだらけだった。更に、苦悩するパルモア病院を経営危機が襲う。名もない小さな病院で出産する患者は少なかった。3週間全く出産がないこともあった。 三宅たちは、次々と襲いかかる困難な壁を、どのように乗り越えていくのか・・・。 これは、小さな命を守ろうと奮闘し、日本の医療界に革命を起こした医師たちの感動のドラマである。
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-1990年8月20日の夕方、旧ソ連のサハリンで、3歳の男の子が大やけどを負った。誤って熱湯が入ったバケツを倒したためだった。コンスタンチンくんの親は、医療技術が進んだ日本で手術が受けられないかと知り合いに相談。北海道庁に連絡を取った。その一本の電話がきっかけで、前例のない超法規的措置が、外務省、法務省、海上保安庁の間で検討されていく。「ビザはどうするのか」「飛行経験のないソ連領空を安全に飛べるのか」「手術に失敗したら日本の恥にならないか」…しかし、関係者は様々な思惑を超えて、見知らぬ幼児の命を救うことを最優先に掲げる。最初の電話からわずか17時間後、海上保安庁の輸送機がサハリンへ飛び、コンスタンチンくんは札幌医科大で手術を受けた。両親は涙ながらに日本人への感謝を述べ、ゴルバチョフ大統領も謝意を表明した。 小さな命を救おうと、東西冷戦末期、日本とソ連との間で交わされた、「善意」のバトンタッチを描く。
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4.5ルネサンスはペストと経済危機からの再生だった!? あのルノワールはフリーランス処世術の達人だった!? 人々の知恵と工夫が経済を動かし、 さまざまな困難を乗り越えてきた! 名画を通して学ぶ画期的な世界史入門。 登場するのは神父、軍人、商売人、国王、高級娼婦、画家に画商・・・ レオナルド・ダ・ヴィンチもナポレオンも! 有名無名の彼らが悩みながら奮闘し、 切り拓いてきた世界史の舞台裏へご案内します。 ナビゲーターは、講演などでひっぱりだこの人気公認会計士。 愛と情熱をもって縦横無尽に絵画と経済の関係を解説していきます。 名画に隠された経済再生のヒントもお見逃しなく!
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3.5生粋の日本人である著者がパリで出会い、結婚することになった相手。はじめは単なるアメリカ人と思っていたが、その父親はアラブ人風のユダヤ人(イラク出身)、母親は北欧がルーツのモルモン教アメリカ人だった。その息子である夫との間には一男一女。この国籍不明の一家に起こる、さまざまな日常的な葛藤や冒険の物語は、ささやかなようで、そこから大きく時空を飛び越えて、世界史的規模を持って西へ東へ広がっていく――。
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3.7
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-日本には陸の国境がないため国境問題を意識しにくいが、一方で尖閣諸島や竹島、さらには対馬や沖ノ鳥島など、領土を巡る隣国との国際問題への関心が高まっている。ロシアのウクライナ侵攻は、陸上で国境を接することの意味を改めて日本人に痛感させた。海上の国境は目に見えないが、陸の国境を越える体験は一般の日本人でも国境の存在を容易に体感できる貴重な機会である。そして、国際列車はその体験が可能な絶好の空間であり、隣り合う別の国同士の人々が狭い空間で乗り合わせる独特の場面であり、その乗客たちの多くは国境を挟んだ2国間に横たわる雰囲気の体現者たちといえる。 世界にはさまざまな背景を持つ国境が各地に存在し、国家と国家の境目がどのような雰囲気や環境の中にあるのか、千差万別である。そうした多様な国境を列車で横断する紀行文を通じて、日本人には縁遠い「国境」という存在を巡る問題を考える契機を提供する。
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-1994年から98年にかけてウラジオストクやモスクワに、NHK特派員として駐在した著者が、ソ連の崩壊そしてその後の苦渋に満ちたロシアの歩みを、地域的な視点と好奇心を持って取材し描いた。取材を重ねる中で、著者は混乱や矛盾の裏側に隠れ、なかなか見えにくいロシアという国の潜在力や懐の大きさを感じる。読者は、テレビ国際報道の最前線で何が行われているのか、その一端に触れることができるだろう。
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-沖縄県発・おきなわ文庫シリーズ第10弾。 「本書は、ホテル経営に従事するかたわら、あくことのない好奇心、書物を愛する心をリュックに詰めて、ひとびとの出会いを求め行動する著者のフィールド・ノートである。このノートに書きこまれた沖縄の描写は、ともすれば我々が見失いがちな「沖縄のさりげない世界」を照らし出してくれる。しかも、目標を掲げるや、じっくりそれを達成する静かな情熱が著者の底にはあるようだ。ヤマトから沖縄に来て、沖縄をマイペースで観察したところの表現が、本書には充実している。-1987年作品紹介文-」 著者は沖縄都ホテル3代目社長の桑原守也氏。本格的なホテルを沖縄で創業するための主要スタッフとして近畿鉄道から沖縄へやってきた。社長就任の1976年から1988年までの12年間に及ぶ沖縄での「経験」を詰め込んだ一冊が電子書籍として復刻。 本書は「沖縄との出会い」「ホテル経営者として」「沖縄雑感」「本をめぐる楽しみ」「離島めぐり」「ペリー提督の料理の再現」「台湾をめぐる話題」という7つの経験から構成されている。中でも『ペリー提督の料理の再現』では1853年ペリー艦隊が琉球に来航した時、旗艦サスケハナ号において琉球側高官を招き振舞われた豪華な料理を見事に再現していく過程が描写されていて興味深い。この時再現された料理は1987年にアメリカ海軍長官が沖縄を訪問した際、沖縄都ホテルでのパーティーで提供された。海軍長官はペリー提督が琉球から贈与された梵鐘を戦争により多くの文化財を失った沖縄に寄贈するために訪れており、このペリー料理は沖縄側の感謝の気持を表すために役立ったという。 付録として「ペリー提督料理のメニュー」と「ペルリ来朝歓迎宴料理献立」を巻末に掲載。
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3.8誰かのために、世界のために、何かしたい。――でも、どうやって?「国境なき医師団」で働くのは医師や看護師だけではない! ハイチ、ギリシャ、フィリピン、ウガンダ、南スーダンをめぐる現地ルポと日本人スタッフへのインタビューで迫る、「人道主義」の最前線。 * * *MSFってどんな組織? どんな人が働いているの?どこに派遣されるの? 危なくないの?給料はどれくらい? …私でもなれるの?知っているようで知らないMSFのリアルを、稀代のクリエーターが徹底取材で明らかに! * * *[目次]はじめに第一章 「国境なき医師団」ってどんな組織?第二章 MSF日本インタビュー1 アドミニストレーター ロジスティシャン 人事部リクルートメントオフィサー第三章 現地ルポ1 ハイチ ギリシャ フィリピン第四章 MSF日本インタビュー2 国境なき医師団日本会長 活動責任者 ファンドレイジング部ディレクター+シニア・オフィサー第五章 現地ルポ2 ウガンダ 南スーダンおわりに
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4.0人生でもっとも大切な「命の使い方」とは? スーダン、シリア、イラク、イエメン……人道支援の現場10年、 ハーバード大学大学院で学んだ著者がいま伝えたいこと 世界の紛争地区、避難する人々は、着のみ着のまま逃れてきます。 そして、ようやく逃れてきても、家はない。学校もない。 でも、命はある――。 そんな世界一過酷な場所で、生き抜いている人々を目の当たりにしてきた 国境なき医師団 日本の事務局長である村田氏。 国際人道支援の現場で活動してきた中で気づいたことは、 限りある命こそ、一番大事。 でも、生きる上ではその命の使い方こそが重要だといいます。 とくに、日本のような国にいる私たちに伝えたいことは、 「夢をもたない、追いかけないのはモッタイナイ!」 「自分の命を大きく使って生きよう」 ということ。 この命の使い方について 本書では以下の6つのポイントから考えます。 1.世界……世界の現実を知る 2.アイデンティティ……「自分が何者であるか」の問いに決着 3.夢……「これができれば本望」という夢をもつ 4.戦略……夢を“ぼんやりとした夢”で終わらせない 5.リーダーシップ……組織や社会を改善するためのアクション 6.パブリック……一人ひとりができる世界をよくする方法 本書では、この6つのポイントごとに、 スーダン、シリア、イラク、イエメンなど、 国際人道援助の最前線で著者が目の当たりにしてきた紛争地でのエピソードと、 ハーバード・ケネディスクール人気No.1 ロナルド・ハイフェッツ教授から学んだ教えの一部を紹介しながら、 生きる上で重要な命の使い方について解説していきます。
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3.0生きることは難しい。けれど人間には仲間がいる。――大地震の傷跡が残るハイチで、中東・アフリカから難民が集まるギリシャの島で、フィリピンのスラムで、南スーダンからの難民が100万人を超えたウガンダの国境地帯で。作家・いとうせいこうが「国境なき医師団」の活動に同行し、世界のリアルな現場を訪ねて描いた傑作ルポルタージュ。日本の小説家がとらえた、「世界の今」と「人間の希望」とは? 生きることは難しい。けれど人間には仲間がいる。――大地震の傷跡が残るハイチで、中東・アフリカから難民が集まるギリシャの難民キャンプで、フィリピンのスラムで、南スーダンからの難民が100万人を超えたウガンダの国境地帯で。作家・いとうせいこうが「国境なき医師団」の活動に同行し、世界のリアルな現場を訪ねて描いた傑作ルポルタージュ。日本の小説家がとらえた「世界の今」と「人間の希望」とは?
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3.6世界の矛盾が凝縮された場所――パレスチナ。そこで作家は何を見て、何を感じたのか? 同時代の「世界のリアル」を伝える傑作ルポルタージュ! 抗議デモで銃撃されるガザの若者たち、巨大な分離壁で囲まれたヨルダン川西岸地区、中東全域から紛争被害者が集まるアンマンの再建外科病院ーー。 「国境なき医師団」に同行して現地を訪ねた作家が、そこに生きる人たちの困難と希望を伝える好評シリーズ最新刊。 文庫版では、新たに「南スーダン編」「日本編」を追加。 「見つめるほうも、見つめられるほうも、その瞬間を生きている。戸惑いの中から漏れる言葉に吸い寄せられた。」 ――武田砂鉄さん(ライター) 「いとうさんだからかけた、ニュースでは見えない人間のドラマ。最前線のリアルが立体的に伝わる一冊です。」 ――白川優子さん(「国境なき医師団」看護師)
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4.0医療事情が世界最悪の国で奮闘する医師の姿 平均寿命34歳(2002年)、日本のわずか半分以下。世界で最も医療事情が悪い国、西アフリカのシエラレオネ共和国。十年以上も内戦が続き、病院の建物は壊れ、医師や看護師も国外に逃げ出している。この医療システムが崩壊した、世界で一番いのちの短い国に派遣された医師が、寝食を忘れ、力を尽くして、目の前のいのちを救っていく……。そして、その国の未来のため、帰国したあとの医療レベルが維持されることを願い、さまざまな困難を乗り越え、現地スタッフへの教育にも取り組む。「本当に意味のある国際協力」を求め続ける医師の涙と笑いの奮闘の記録。 ●山本敏晴(やまもと としはる) 1965年宮城県仙台市生まれ。医師・医学博士・写真家・国際協力師。南アフリカにて人種差別問題に衝撃を受け、中学校の頃から数十か国を撮影。「本当に意味のある国際協力」について考え続ける。2000年より数々の国際協力団体に所属、アフリカや中東で医療援助活動を行う。2003年より2年間、国境なき医師団・日本理事。2004年、都庁からNPO法人の認証を受け「宇宙船地球号」を創設。「持続可能な世界」の実現を目指し、世界に目を向ける人々の育成を行う。 ※お使いの端末によっては、一部読みづらい場合がございます。お手持ちの端末で立ち読みファイルをご確認いただくことをお勧めします。
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4.5「なぜ紛争地に行くのか?」――何度となく尋ねられた問いへの答えがここにある。「国境なき医師団(MSF)」看護師として海外派遣18回を経験した著者が、現場で交流した市民や仲間の姿をいきいきと描く。活動中の暮らしや人道援助のエキスパートたちの素顔など、意外なエピソードも満載。国際貢献したい人が本当に知りたいこと、紛争なんて異世界のことだと思っている人に知ってほしいことが詰まった、紛争地医療のリアルが鮮やかに見えてくる1冊!
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4.3『ガザ、西岸地区、アンマン 「国境なき医師団」を見に行く』刊行記念として、第一章「ウェルカム・トゥ・ガザ!」を無料で試し読みいただけます。 さらに特典として、いとうせいこう氏と、国境なき医師団の看護師である白川優子氏の対談も収録! ☆『ガザ、西岸地区、アンマン 「国境なき医師団」を見に行く』内容紹介 いとうせいこうが「国境なき医師団」に同行して世界の現場を訪ねる好評ルポルタージュ最新刊。 世界の矛盾が凝縮された場所・パレスチナで、イスラエルに対する返還デモに参加して銃撃される若者たちや、巨大な分離壁に囲まれたヨルダン川西岸地区、中東全域から紛争被害者が集まるアンマンの再建外科病院を取材。 作家の眼がとらえた「世界のリアル」を、等身大の言葉で深く伝える感動作。 写真:横田徹、MSF
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4.0池上 彰氏が初めて責任編集をする、明日の自信になる教養シリーズ。 第1弾に刊行するのは、「国境学」。 ロシアによるウクライナ侵攻、イスラエルとパレスチナ・ガザ地区の襲撃、 いずれも国境や土地の境をめぐって争いが続いています。 時々刻々と変化し、伝えられるニュースについて、その背景や洞察を説明してくれる著者は、 現地取材を豊富に行っているジャーナリストの増田ユリヤ氏。 周囲を海に囲まれている日本にいると感じにくい「国境」ですが、 実は私たちにもいかに関係が深いかをわかりやすくお伝えします。 世界で起きていることを知り、日本の置かれている状況を理解するために 最適な、今までにない「国境学」の本です。 <目次> CHAPTER1 国境は戦争によって決まりました CHAPTER2 国境は話し合いで決まりました CHAPTER3 国境は自然地形で決まりました CHAPTER4 国境は他所の人が勝手に決めました CHAPTER5 国境はイデオロギーで決まりました CHAPTER6 国境はまだ決まっていません など
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3.0暴君のような父の居る家を飛び出し、病気の母の治療費を稼ぐため傭兵として生きることを選んだ貴族令嬢のルスト。 彼女は特殊技術『精術』の力を手に、腕自慢の屈強な男たちが居並ぶ傭兵の世界でその名声を高めていく―― 少女傭兵と仲間たちの、人生をかけた熱き戦いのドラマ。
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-涙が出るほど純であり、 ぶれずに生きる彦馬を愛してください。 ―― 十代目 松本幸四郎 愛した妻は、敏腕くノ一だった!? 狭い江戸ですれ違い続ける二人に目が離せない、 時代小説の金字塔が読みやすく進化した「完全保存版」になって登場! 平戸藩御船手方書物天文係の雙星彦馬は、天体好きの変わり者。 そんな彦馬の下に、織江という嫁がやってきた。 彦馬は、美しく気が合う織江を生涯大切にすると誓うも、わずかひと月で新妻は失踪してしまう――織江は平戸藩の前藩主・松浦静山の密貿易疑惑を探るため、幕府が送り込んだくノ一だったのだ。 そうとは知らない彦馬は、織江の行方を追って江戸へ。 様々な謎を解きながら愛する妻を捜す、彦馬の新たな暮らしが始まった! ★加筆・修正をした“最終版”。 ★第1巻には執筆裏話満載の書き下ろし「あとがき」を収録。
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-真珠湾に停泊する日本帝国海軍第一艦隊の各艦では、総員起こしのラッパが鳴り響いた。1941年12月7日の早朝のことであった。米国本土西海岸を飛び立った16機の重爆撃機B-19編隊に対して、邀撃戦闘に向かうのは、九七式戦闘機、一式戦闘機隼、そして試製重戦闘機……。1939年、王政復古に成功し再独立するハワイを背後から支援するため、日英両国はハワイ王国と防共協定を結ぶ。その目的は、太平洋での勢力拡大をはかるアメリカの牽制だった。翌年大統領に就任したルーズベルトは、戦略的価値のあるハワイを奪還すべく、奇襲による先制攻撃を決意する。「布哇大戦記」シリーズ、第1弾。 ●高貫布士(たかぬき・のぶひと) 1956年生まれ。神奈川県出身。和光大学人文学部芸術学科卒業。学生時代より軍事評論家・小山内宏氏、航空評論家・青木日出雄氏らが創設した「軍事学セミナー」で軍事学を修得。出版社勤務を経て、軍事アナリスト兼作家として活躍。『図解・ドイツ装甲師団』『大日本帝国海兵隊戦記』シリーズなど、ノンフィクション、小説の著書多数。
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-〈闇の国々〉――それは、我々の現実世界と紙一重の次元にある謎の都市群。 保険会社に勤めるアルベールは、若く美しい妻を得て、公私ともに順風満帆な生活を送っていた。しかしある時から彼は恐ろしい悪夢に悩まされるようになる。次第に仕事や夫婦関係にも支障をきたすようになり、彼は画期的な新薬を試してみることにした。悪夢は消え去ったかに見えたが、事態はさらに悪化していた。なんと、彼の影に色がついてしまったのだ……。 (この作品は『闇の国々Ⅲ』に収録されています。重複購入にご注意ください)
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3.9押し寄せる難民、繰り返されるテロ、そして甦る国境……。日本人がいま絶対に知らなければならないことは何か? ドイツ在住30年のベストセラー作家による現地レポート! かつてEUが誕生したとき、ギリシャに「国境なき医師団」が入り、「ドイツ帝国」の復活が危ぶまれ、テロの嵐が吹き荒れることを誰が想像しただろうか。第二次世界大戦の反省を経て、「ヨーロッパは一つ」という理想を掲げたはずのEUは、どこかで道を踏み外した。それも取り返しがつかないほどに。それどころか著者が現地で目にしたのは、ますます右傾化し、国境線を高くして内部に閉じこもる、理念と乖離した加盟国の姿だった……。難民とテロによってギリシャで生まれ、フランス革命を経てヨーロッパの自負となった民主主義は終焉を迎えるのか? その先にあるのはナショナリズムの膨張? それとも戦争? そしてこの惨状は、日本にとって決して「対岸の火事」ではない。そこで学ぶべきはグローバル化の止まらない世界で、TPPなど「国境を超える枠組み」とどう向き合えばいいのか、ということだ。テロ、難民、ギリシャ問題、EUと世界情勢の行方、日本の選択までが一挙にわかる著者渾身の一冊が緊急発刊。内容例:ワイマール共和国の制度を逆手にとったヒトラー/離脱をほのめかしてEUをつくり変えたいイギリス/選挙を経ない人たちが政治を司る不思議/40パーセントも削減されたギリシャの医療費/「チプラスは無能」と書き立てたドイツメディア/ドイツ経済圏に自主的隷属するフランス/フォルクスワーゲン不正ソフト事件が与える衝撃/難民にとっていちばんの魅力は医療/日本海が現在の地中海のようになる……ほか
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-彼は14歳だった。ブロークンな英語を話し、ちょっとした詩を書き、私の腕にぶら下がるのが好きな少年だった。彼、リチャードはマニラのストリートチルドレン、つまり路上で生活する子どもだった。 リチャードは、マニラの街角で車に轢かれ14年の生涯を閉じた。事故のときも恐らくシンナーなどで泥酔していたのだろうと思われる。 もっと別の世界で、別の街で、別の人びとに囲まれていたなら。リチャードは生き続けることができるはずだった。誰かが愛情をもって彼に接していたなら。リチャードは死なずに済むはずだった。 彼の命の重みを思いながら、この本を書き進めたい。(本文より)
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4.5ニートでヒキコモリ、だがネット上では都市伝説とまで囁かれる天才ゲーマー兄妹・空と白。世界を「クソゲー」と呼ぶ二人は、ある日“神”を名乗る少年に異世界へ召喚される。そこは神により戦争が禁じられ、全てがゲームで決まる世界だった――そう、国境線さえも。二人のダメ人間は、異世界で人類の救世主となりえるのか?
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4.5その料理魔法、国宝級! でも仕事なし!? ド天然令嬢が“おいしいご飯”で異種族と世界を席巻していく 絶品グルメファンタジー! コミカライズ第1巻! 原作・みたらし団子先生による書き下ろしSS&描き下ろし特別漫画をW収録! 【あらすじ】 仕事漬けの公爵令嬢ソフィアは婚約者を奪われた上に国外追放された。 命からがら辿り着いたのは、大都市・マンデリン。 居候先の狼娘に知らされたのは、自分の調理魔法が“国宝級”という新事実だった!? 彼女の力をめぐり各国が動き始めているとは露知らず、厨房で働きたいソフィアは面接での再起を図るが……? 才能に無自覚な少女が“おいしいご飯”で異種族の胃袋を次々握り、果ては国境を越えて世界を席巻していく! 人も魔物もやみつきの絶品グルメファンタジー!
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4.8仕事帰りに突然異世界に転移して二年。恋愛不器用なアラサー立花凛は魔剣士団の事務方として働き穏やかな日々を過ごしていた――はずが、国王と国境警備団団長から極秘の依頼が舞い込んだ。 「リンよ。そなたにある男への奉仕を頼みたいのじゃ」 ある男とは、実直で勇猛果敢、老若男女問わず魅了する美貌の魔剣騎士オスカー・ガーランド! 凜にとっては『二度と会いたくない超絶無礼な男』。 そんな最悪な男に奉仕するって――しかもあの部分? え、やらないと命にかかわる? なんで私が!? 容赦なく拒否しようとした凜だが、治療行為と説得されしぶしぶ引き受けることに。しかし女嫌いのはずのオスカーが見せる艶めいた反応に、枯れたはずの凜の心もざわめいていつしか『奉仕』にのめり込み――。
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3.0「小樽、大スキ~ィィィッ!!」〈ジャポネス歴史資料館〉の地下で冷凍カプセルで眠っていた女のコ、ライム。彼女は人間ではなく、この男だけの惑星テラツーで女性の変わりに作られた存在「マリオネット」だった。普通のマリオネットにはついていない「乙女回路」を装備したライムは、普通の女のコのように泣いたり笑ったり、時には怒ったり。小樽がそんな幸福(?)を味わっている時、隣国ゲルマニアが国境を越え、ジャポネスに攻め込んできた。世界征服をくわだてるゲルマニアの独裁者ファウストの野望を砕け小樽! そしてライム! 疾風の作家、あかほりさとるが描く、禁断の愛の姿! 怒涛の登場!!
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4.3インド人・サッシーと結婚した漫画家・流水りんこ。異国の地・ニッポンで生活をはじめたサッシーとの夫婦生活は、戸惑いと爆笑の連続! 出産&育児に国境の壁はあるのか!? アットホームで笑える国際結婚異色ルポ!
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